JPH04294323A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH04294323A
JPH04294323A JP3059837A JP5983791A JPH04294323A JP H04294323 A JPH04294323 A JP H04294323A JP 3059837 A JP3059837 A JP 3059837A JP 5983791 A JP5983791 A JP 5983791A JP H04294323 A JPH04294323 A JP H04294323A
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JP
Japan
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display device
crystal cell
cell
nematic liquid
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JP3059837A
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Osamu Ito
理 伊東
Katsumi Kondo
克己 近藤
Junichi Hirakata
純一 平方
Naoki Kikuchi
直樹 菊地
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Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • G02F2413/02Number of plates being 2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスーパーツイステッドネ
マチック型液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶層のツイスト角を従来のツイステッ
ドネマチック型液晶の90度から、180度以上とした
スーパーツイステッドネマチック型液晶素子は、急峻な
しきい値特性を有する。そのためXY電極を用いた高時
分割駆動が可能であり、ラップトップ型のワードプロセ
ッサ、パーソナルコンピュータ等の画面表示装置として
広く用いられている。
【0003】非選択時の実効電圧VOFFと選択時の実
効電圧VONの比は、時分割駆動を行う際のXY電極(
マトリクス電極)の走査線数Nにより一義的に定まる。 その関係を次式〔2〕に示す。
【0004】
【数3】
【0005】前記ネマチック型液晶表示装置の2枚の基
板によって挾持された液晶層は、複屈折性を有する液晶
分子からなり、入射光の偏光状態を変える特性を有して
いる。電圧を印加しない状態においては、液晶分子の分
子軸は基板面とほぼ平行に配向している。印加電圧があ
る値を超えると液晶分子の配向に変化が生じ、液晶分子
は立上がる。この時の電圧をしきい値電圧(Vth=(
ε0−εa+αVa)/α)と云う。
【0006】液晶分子の配向が変化すれば、透過光の偏
光状態も変化する。スーパーツイステッドネマチック型
液晶表示装置は、非選択時の透過光の偏光状態と、選択
時の透過光の偏光状態の違いを利用して表示を行ってい
る。液晶分子の配向変化に伴う透過光の偏光状態の変化
量は、液晶分子の光学異方性Δnとセルギャップdの積
によって定まり、Δndが増大するにつれて大きくなる
【0007】応答速度と表示品質は、液晶表示装置の性
能を評価する上での重要な因子である。スーパーツイス
テッドネマチック型液晶表示装置の応答速度とコントラ
スト比はVOFFに依存する。印加電圧の変化に伴う液
晶分子の配向変化量は印加電圧に依存し、VONとVO
FFの比を一定にすると、選択時と非選択時の間での配
向変化はVOFF=Vthのときに最大となり、VOF
FがVthより高電圧側になるにつれて小さくなる。そ
のため、応答時間はVOFF=Vthにおいて最も長く
(遅く)なり、VOFFがVthより高電圧側になるに
つれて短く(速く)なる。
【0008】一方、表示品質は選択時と非選択時の透過
偏光の違いが大きいほど良好になる。表示品質としては
コントラスト比と明るさが挙げられるが、VOFF=V
thにおいて明るさとコンストラス比は両立される。V
OFFをVthよりも高電圧側に設定すると、明るさを
得るためにはコントラスト比を犠牲にしなければならな
い。逆にコントラスト比を上げようとすれば明るさは低
下し、いずれにしても良好な表示品質は得られない。こ
のように応答時間と表示品質は印加電圧値に対してトレ
ードオフの関係にある。
【0009】従来のスーパーツイステッドネマチック型
液晶表示装置では、Δnd値の異なる補償用液晶セルを
用いて応答時間の短縮が試みている(特開昭64−49
021号公報)。しかし、この方法は表示品質を犠牲に
しなければならなかった。
【0010】従来のスーパーツイステッドネマチック型
液晶表示装置はコントラスト比を優先させており、VO
FFをVthの近傍に設定している。例えば、スーパー
ツイステッドネマチック型液晶に補償用液晶を加えてコ
ントラスト比の向上を図っている(特開平2−1305
32号公報)が、VOFFは従来と同様にVthの近傍
に設定している。
【0011】また、ツイステッドネマチック型液晶の上
下に位相板を配置し、しきい値を急峻にし、コントラス
ト比の向上を図っている(特開昭61−89521公報
)。
【0012】先にも述べたように、液晶分子の配向変化
に伴う透過光の偏光状態の変化量はΔndが増大するに
つれて大きくなる。従ってΔndを大きくすれば液晶分
子の配向変化が小さくなる高電圧領域においても高コン
トラスト比が得られるはずである。特開平2−1185
16号公報においてはΔndを1.1μm以上としてい
る。しかし、印加電圧値および光学補償体と駆動用液晶
のΔnd値の関係については特定されていない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来のスーパーツイス
テッドネマチック型液晶表示装置の応答速度は400m
s程度で、テレビ等の動画表示には応答速度が遅く、ワ
ードプロセッサやパーソナルコンピュータの表示装置と
して用いた場合においても、スクロールができない。ま
た、マウスを速く動かすと画面から表示マウスが消失す
ると云う問題があった。
【0014】本発明の目的は、マトリクス電極による高
時分割駆動が可能で、高コントラスト比と明るい表示が
得られ、かつ、前記のマウス表示等が可能な応答速度の
速い液晶表示装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成する本
発明の要旨は、次のとおりである。
【0016】(1)  対向配置した一対の電極を有す
る基板、ネマチック液晶を該基板によって挾持した液晶
セル、該液晶セル内の前記ネマチック液晶のツイスト角
が180度以上、該液晶セルを挾んで配置された一対の
偏光板を有する液晶表示装置であって、前記液晶セルと
入射光側偏光板との間および該液晶セルと出射光側偏光
板との間の少なくとも一方に光学異方性体が配置され、
前記ネマチック液晶の光学異方性Δnとセルギャップd
との積Δndが1μm以上で、かつ、該Δndと前記光
学異方性体のΔnd値の差が0.2μm以上であり、ネ
マチック液晶の光学異方性Δnが0.2以上であること
を特徴とする液晶表示装置。
【0017】(2)  対向配置した一対の電極を有す
る基板、ネマチック液晶を該基板によって挾持した液晶
セル、該液晶セル内の前記ネマチック液晶のツイスト角
が180度以上、該液晶セルを挾んで配置された一対の
偏光板を有する液晶表示装置であって、前記液晶セルと
入射光側偏光板との間および該液晶セルと出射光側偏光
板との間の少なくとも一方に光学異方性体が配置され、
前記ネマチック液晶の光学異方性Δnとセルギャップd
との積Δndが1μm以上で、かつ、該Δndと前記光
学異方性体のΔnd値の差が0.2μm以上であり、ネ
マチック液晶の光学異方性Δnが0.2以上であること
を特徴とする液晶表示装置で、該液晶表示装置は表示マ
ウスによる表示機能を備え、該表示マウスの表示は、前
記液晶セルがノーマリーオープンの場合表示マウスが暗
状態で表示され、ノーマリークローズの場合表示マウス
が明状態で表示されるように構成したことを特徴とする
液晶表示装置。
【0018】前記において、ネマチック液晶層のツイス
ト角は180〜300度が好ましい。
【0019】応答が速くなる高電圧領域においてコント
ラストと明るさを得るためにはΔndが大きいことが望
ましい。なお、Δndを大きくするにはΔnまたはdを
大きくできればよいわけでであるが、dを大きくすると
応答速度の低下につながるので、Δnを大きくするのが
よい。
【0020】前記において、特に、前記液晶層を挾持し
ている基板がマトリクス電極を備えた時分割機能を有す
る液晶表示装置は、高速応答で、かつ、高コントラスト
比、高透過率のものが得られる。
【0021】また、前記マトリクス電極を有する液晶表
示装置のコントラストをより高めるために、前記基板に
はブラックマトリクスを形成したものが好ましい。
【0022】なお、前記ネマチック液晶としては、トラ
ン骨格(R−C6H4−C≡C−−C6H4−R´)を
有する液晶分子を含むものが特に好ましい。
【0023】また、本発明において、マウス表示する場
合にはノーマリーオープンではマウス表示を暗状態にし
て表示し、ノーマリークローズにおいては明状態で表示
することにより、マウスを速い速度で移動しても表示画
面上の表示マウスが消失すると云うこともない。但し、
表示マウスは移動中尾を引くが、これは移動中のマウス
を見失うことがないので、かえって好都合である。
【0024】上記は、マウス表示の点灯に要する時間が
、消滅に要する時間よりも短ければ、表示画面上の表示
マウスの移動速度を速めてもマウスは消えにくいと云う
ことに起因している。この場合消滅に要する時間が長け
れば表示マウスは残像を残しながら移動することになる
。即ち、後述のように応答の立上り時間(tR)が立下
り時間(tF)よりも速いためである。この場合のtR
+tF≦300msが好ましい。
【0025】なお、ノーマリーオープンとは、液晶ディ
スプレイに2つの電圧VON、VOFF(VON>VO
FFとする)を印加して明状態と暗状態とを表示する場
合、VONで暗状態、VOFFで明状態のときを云う。 また、ノーマリークローズとは、VONで明状態、VO
FFで暗状態のときを云う。
【0026】現在一般に実用化されているワードプロセ
ッサやラップトップ型コンピュータに用いられているS
TN型液晶表示装置においては、液晶セルのギャップd
は約6μmに設定され、光学異方性Δnは約0.13の
液晶材料が用いられている。従ってΔndは約0.8μ
m程度である。そのため、透過率の印加電圧依存性を1
kHzの交流電場を用いて測定すると、最大透過率10
%以上となるような条件では、透過率5%を境にした増
加(または減少)が1回起るだけである。反射型の表示
装置として用いるためには、明状態の透過率が20%以
上必要であり、バックライトを備えた透過型として用い
る場合でも10%以上の透過率が必要である。
【0027】現状のSTN型液晶表示装置において、コ
ントラスト比のピーク値が2つ以上の印加電圧値におい
て得られる場合でも、実用上十分な透過率が得られるの
は何れか一方においてのみである。本発明においては、
Δndを1μm以上としているため、前記透過率の印加
電圧依存性が透過率5%を境に増加(または減少)する
過程が2つ以上現われ、いずれのコントラスト比のピー
ク値も実用上十分な透過率を示すものである。
【0028】なお、前記ワードプロセッサやラップトッ
プ型コンピュータに用いられている液晶表示装置は、温
度変化に伴うしきい値の変動に合わせてユーザが任意に
設定できる印加電圧のシフト機構を備えている。日本国
内の室内温度の年変化はおよそ0〜40℃である。これ
に対し本発明の液晶表示装置のコントラスト比−印加電
圧曲線の半値幅は十分に広く、上記の温度変化によるし
きい値の変動をカバーすることができる。
【0029】なお、本発明において、光学補償層として
光学異方性体を前記液晶セルと入射光側偏光板との間お
よび該液晶セルと出射光側偏光板との間の少なくとも一
方に配置しているが、該光学異方性のΔndは、前記ネ
マチック液晶層のΔndとの差が0.2μm以上である
ものを用いる。こうした光学異性体としては、例えば一
軸延伸されたポリカーボネートフィルムを用いることが
できる。
【0030】
【作用】前記の液晶表示装置において、VOFFをしき
い値Vthよりも高電圧側(好ましくはVthの1.0
5倍以上)に設定し、液晶分子の配向変化の小さい印加
電圧領域で駆動することにより、応答速度が速くなる。 また液晶セルのΔndを1μm以上にし、かつ、光学補
償層の光学特性と偏光板の吸収軸方向を最適化したため
、上記の条件のもとで高時分割駆動を行った際にも十分
なコントラスト比を得ることができる。
【0031】応答時間には印加電圧をVONからVOF
Fに上げたときの立上り時間tRと、VONからVOF
Fに下げたときの立下がり時間tFとがあるが、特に、
VOFFを高電圧側に設定することによりtRを著しく
短縮することができる。
【0032】
【実施例】〔実施例  1〕電極幅0.8mm,電極間
隙0.2mmのストライプ状の電極を備えたガラス基板
に、日立化成製LQ1800をスピンコート法によって
塗布し、250℃で1時間かけて硬化し、膜厚700Å
の配向膜を形成した。該膜に対して400rpm、送り
速度10cm/分、切込み0.4mmで配向処理を施し
、プレチルト角4度の電極付き基板を得た。該基板の2
枚をツイスト角240度で対向させ、ミクロビーズ(積
水ファインケミカル社製)を配合したシール剤を用いて
貼り合わせ、基板間隙6.5μmの液晶セルを作成した
。なお、前記ストライプ状電極は対向することによって
XY(マトリクス)電極を構成するように形成した。
【0033】前記液晶セルにΔn=0.23の液晶材料
RDP−00844(ロディック社製)にカイラル剤S
−811(メルク社製)を約0.9重量%配合したもの
を注入した。ドメイン等のない均一なスーパーツイステ
ッドネマチック液晶セルが得られた。該液晶セルの前後
に偏光板を置き、1kHzの交流電場を用いてしきい値
電圧(Vth)を測定したところ2.35Vであった。
【0034】前記式〔1〕で定義したVOFFを上記し
きい値電圧に設定し、同じく1kHzの交流電場を用い
て1/200デューティで駆動し、22℃における応答
時間を測定したところ立上り時間tR=350ms、立
下り時間tF=180msであった。なお、前記tRと
tFは次の様に定義した。
【0035】(非選択時の透過率TOFF)<(選択時
の透過率TON)のとき実効電圧値をVOFFからVO
Nに変えてから透過率が〔TOFF+(TON−TOF
F)×0.9〕になるまでに要する時間、または、TO
FF>TONのとき実効電圧値をVOFFからVONに
変えてから透過率が〔TON+(TOFF−TON)×
0.9〕になるまでに要する時間をtRとした。
【0036】同様に、TOFF<TONのとき実効電圧
値をVONからVOFFに変えてから透過率が〔TOF
F+(TON−TOFF)×0.1〕になるまでに要す
る時間、または、TOFF>TONのとき実効電圧値を
VOFFからVONに変えてから透過率が〔TON+(
TOFF−TON)×0.1〕になるまでに要する時間
をtFとした。なお、図1にはTOFF<TONの場合
についてのtRとtFの関係を示す。
【0037】次に、図2に示すように前記液晶セル1と
入射光側の偏光板2との間に光学補償層としてリタデー
ション(Δnd)値450nmの位相板(光学異性体)
4を挿入し、出射光側の偏光板3との間に同様にリタデ
ーション値550nmの位相板(光学異性体)5を挿入
した液晶表示装置を作成した。なお、前記位相板4,5
はポリカーボネートフィルム(日東電工社製)を用いた
【0038】該液晶表示装置を用いて、液晶セル1の入
射光側基板6近傍における液晶分子の配向方向をLQ1
、出射光側基板7近傍における液晶分子9の配向方向L
Q2を、光源8の反対側8´から観測した。それぞれの
方向を図3の模式図に示す。
【0039】なお、図3において偏光板2の吸収軸をP
2、偏光板3の吸収軸をP3、位相板4の光学軸(延伸
方向)F4、位相板5の光学軸(延伸方向)F5とする
【0040】上記液晶表示装置を用い1kHzの交流電
場を用いて1/200デューティで駆動した際のコント
ラスト比を図4に示す。261V(Vth×1.11)
において、コントラスト比のピーク値は15,透過率は
20%である。また、VOFFをVth×1.11に設
定して22℃における応答時間を測定したところ、立上
り時間tR=70ms、立下り時間tF=200msで
ある。
【0041】〔実施例  2〕液晶セル基板6,7間の
ツイスト角220度、液晶材料中のカイラル剤の濃度0
.85重量%と設定した以外は前記実施例1と同様にし
て本発明の液晶表示装置を作成した。Vthは2.37
Vであり、VOFF=Vthとして応答時間(22℃)
を測定したところ、tR=250ms、tF=200m
sである。
【0042】図2の位相板4としてリタデーション50
0nmを、また、位相板5としてリタデーション550
nmのものを用いた。これらの方向を図5に示す。1k
Hzの交流電場を用いて、1/200デューティで駆動
した際の透過率の印加電圧値の依存性を図6に示す。
【0043】コントラスト比のピーク値は2.68V(
Vth×1.13)で9,透過率は16%ある。また、
VOFF=Vth×1.13に設定して測定した応答時
間tR=90ms、tF=130msである。
【0044】〔実施例  3〕ツイスト角260度、液
晶材料中のカイラル剤の濃度を約1重量%と設定した以
外は、前記実施例1と同様にして本発明の液晶表示装置
を作成した。Vthは2.38Vであり、VOFF=V
thとして応答時間(22℃)を測定したところtR=
500ms、tF=210msである。
【0045】位相板4としてリタデーション660nm
を、また、位相板5としてリタデーション550nmの
ものを用いた。これらの方向を図7に示す。1kHzの
交流電場を用いて、1/200デューティで駆動した際
の透過率の印加電圧値の依存性を図8に示す。
【0046】コントラスト比のピーク値は2.59V(
Vth×1.09)で13,透過率は16%ある。また
、VOFF=Vth×1.09に設定して測定した応答
時間は、tR=60ms、tF=200msである。
【0047】〔実施例  4〕ツイスト角200度、液
晶材料中のカイラル剤の濃度を約0.8重量%と設定し
た以外は前記実施例1と同様にして本発明の液晶表示装
置を作成した。Vthは2.35Vであり、VOFF=
Vthとして応答時間(22℃)を測定したところtR
=200ms、tF=190msである。  位相板4
としてリタデーション580nmを、また、位相板5と
してリタデーション410nmのものを用いた。これら
の方向を図9に示す。1kHzの交流電場を用いて、1
/200デューティで駆動した際の透過率の印加電圧値
の依存性を図10に示す。
【0048】コントラスト比のピーク値は2.66V(
Vth×1.13)で6,透過率は15である。また、
VOFF=Vth×1.13に設定して測定した応答時
間は、tR=90ms、tF=100msである。
【0049】〔実施例  5〕ツイスト角240度、液
晶材料としてRDP−00844とRDP−91206
−1(いずれもロディック社製)とを重量比で4:1の
混合物(Δn=0.21)を用いた以外は前記実施例1
と同様にして本発明の液晶表示装置を作成した。Vth
は2.13Vであり、VOFF=Vthとして応答時間
(22℃)を測定したところ、tR=330ms、tF
=190msである。
【0050】位相板4としてリタデーション350nm
を、位相板5としてリタデーション550nmのものを
用いた。これらの方向を図11に示す。1kHzの交流
電場を用いて、1/200デューティで駆動した際の透
過率の印加電圧値の依存性を図12に示す。
【0051】コントラスト比は2.34V(Vth×1
.10)でピーク値は10,透過率は19%である。ま
た、VOFF=Vth×1.10に設定して測定した応
答時間は、tR=100ms、tF=180msである
【0052】〔実施例  6〕ツイスト角240度、同
セルギャップ7.2μm、液晶材料としてRDP−00
844とRDP−91206−1とを重量比で3:2の
混合物(Δn=0.18)を用いた以外は前記実施例1
と同様にして本発明の液晶表示装置を作成した。Vth
は2.01Vであり、VOFF=Vthとして応答時間
(22℃)を測定したところ、tR=400ms、tF
=210msである。
【0053】位相板4,5としてリタデーション500
nmのものを用いた。これらの方向を図13に示す。1
kHzの交流電場を用い、1/200デューティで駆動
した際の透過率の印加電圧値の依存性を図14に示す。
【0054】コントラスト比は2.19V(Vth×1
.09)でピーク値は12,透過率は21%である。ま
た、VOFF=Vth×1.09に設定して測定した応
答時間は、tR=90ms、tF=190msである。
【0055】〔実施例  7〕ブラックマトリクスを設
けた液晶セルを用いた以外は前記実施例1と同様にして
本発明の液晶表示装置を作成した。Vthは2.35V
であり、VOFF=Vthとして応答時間(22℃)を
測定したところ、tR=380ms、tF=180ms
である。
【0056】位相板4,5も実施例1と同じものを用い
た。これらの方向を図3に示す。1kHzの交流電場を
用い、1/200デューティで駆動した際の透過率の印
加電圧値の依存性を図15に示す。
【0057】コントラスト比は2.61V(Vth×1
.11)でピーク値は18,透過率17%である。また
、VOFF=Vth×1.11に設定して測定した応答
時間は、tR=70ms、tF=210msである。
【0058】〔実施例  8〕ブラックマトリクスを設
けた液晶セルを用いた以外は前記実施例2と同様にして
本発明の液晶表示装置を作成した。Vthは2.36V
であり、VOFF=Vthとして応答時間(22℃)を
測定したところ、tR=250ms、tF=200ms
である。
【0059】位相板4,5も実施例2と同じものを用い
た。1kHzの交流電場を用い、1/200デューティ
で駆動した際の透過率の印加電圧値の依存性を図16に
示す。
【0060】コントラスト比は2.67V(Vth×1
.13)でピーク値は12,透過率は13%である。ま
た、VOFF=Vth×1.13に設定して測定した応
答時間は、tR=90ms、tF=130msである。
【0061】〔実施例  9〕ブラックマトリクスを設
けた液晶セルを用いた以外は前記実施例3と同様にして
本発明の液晶表示装置を作成した。Vthは2.38V
であり、VOFF=Vthとして応答時間(22℃)を
測定したところ、tR=510ms、tF=210ms
である。
【0062】位相板4,5も実施例2と同じものを用い
た。1kHzの交流電場を用い、1/200デューティ
で駆動した際の透過率の印加電圧値の依存性を図17に
示す。
【0063】コントラスト比は2.59V(Vth×1
.09)でピーク値は16,透過率は13%である。ま
た、VOFF=Vth×1.09に設定して測定した応
答時間は、tR=60ms、tF=200msである。
【0064】なお、前記実施例の液晶表示装置の駆動電
圧は、従来のスーパーツィステッド液晶表示装置の1.
05〜1.3倍程度であるから、従来使用されている駆
動回路をそのまま用いることができる。
【0065】〔実施例  10〕セルギャップが6.5
μmであるノートブック型パーソナルコンピュータ用液
晶表示装置の液晶セルに光学異方性Δnが0.13の液
晶材料RDX−7011(ロディック社製)にカイラル
剤S−811(メルク社製)を約0.9重量%配合した
ものを注入した。Vthは2.25Vであった。
【0066】この液晶セルの前後に偏光板2,3を配置
した。偏光板2の吸収軸P2,偏光板3の吸収軸P3と
液晶セル1の入射光側基板6近傍における液晶分子の配
向方向LQ1、出射光側基板7の近傍における液晶分子
の配向方向LQ2が成す角度を図18に示す。
【0067】1kHzの交流電場を用い、1/200デ
ューティで鼓動した際の透過率の印加電圧依存性を図1
9に示す。コントラスト比のピーク値は2.29V(V
th×1.02)において得られ、その値は7である。 VOFFをコントラスト比のピーク値が得られる電圧値
に設定して、応答時間を測定したところ、tr=280
ms、tF=130msであった。
【0068】この液晶素子をノートブック型パーソナル
コンピュータに接続してマウス装置を駆動させた。画面
上の表示マウスの移動速度を変えて水平および垂直方向
に移動させ、表示画面上のマウスの画像の状態を調べた
【0069】画面上の表示マウスの移動速度をおよそ3
cm/sとした場合、該表示マウスは静止像と変わらな
かった。次に、移動速度をおよそ6cm/sとしたとこ
ろ、該表示マウスは不鮮明となり、10cm/sでは表
示されなかった。
【0070】また、3行/sでスクロールしても該表示
画面は静止像と変わらなかったが、7行/sでは該表示
画面は不鮮明となり、10行/sでは表示画面は全く識
別できなかった。
【0071】〔実施例  11〕次に、前記ノートブッ
ク型パーソナルコンピュータの液晶セルに前記光学異方
性Δnが0.23の液晶RDP−00844(ロディッ
ク社製)にカイラル剤S−811(メルク社製)を約0
.9重量%配合したものを注入した。該セルのVthは
2.35であり、VOFF=Vthとして応答時間(2
2℃)を測定したところ、tr=300ms.tF=1
30msであった。
【0072】リタデーション580nmのもので位相板
4を、また、リタデーション500nmのもので位相板
5を作成した。液晶セル1、偏光板2,3、位相板4お
よび5のそれぞれの方位角度を図20に示すように配置
した。この液晶表示装置を1kHzの交流電場を用い、
1/200デューティで駆動した際の透過率の印加電圧
依存性を図21に示す。
【0073】コントラスト比のピーク値は2.65V(
Vth×1.12)において得られ、その値は15であ
る。VOFFをコントラストのピーク値が得られるVt
h×1.12に設定して測定した応答時間は、tr=8
0ms、tF=140msである。該液晶表示装置を前
記ノートブック型パーソナルコンピュータに接続してマ
ウス装置を駆動した。画面上での表示マウスの移動速度
を3cm/sとした場合、表示マウス像は静止時と変わ
りはなかった。移動速度を6cm/sとした場合、表示
マウス像に約1cmの長さの尾を引いたが、マウス像そ
のものが不鮮明になることはなかった。更に、移動速度
を10cm/sとしたところ、表示マウス像の尾がさら
に長く伸びたがマウス像そのものは、特に、異常は認め
られなかった。
【0074】また、3行/sの速度でスクロールしたと
ころ、表示画面は見掛け上、静止時と変わりはなかった
。7行/sでスクロールした場合、行間の非選択部分の
表示が完全な明状態に戻らず、薄暗い表示となった。 しかし、表示の読取りはできた。更に、10行/sでス
クロールしたところ前記行間の非選択部分は更に暗くな
ったが、表示自体は読取ることができた。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、駆動電圧をしきい値電
圧(Vth)よりも高電圧側に設定することにより液晶
表示装置の応答時間を短縮することができる。また、高
コントラスト比の表示を得ることができる。特に、表示
装置にマウス使用が可能なワードプロセッサ,パーソナ
ルコンピュータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の応答時間の定義を示すグラフである。
【図2】実施例1における液晶セル、位相板、偏光板、
光源等の配置を示す模式図である。
【図3】図2の出射光側から見た各部品の光吸収軸の関
係を示す模式図である。
【図4】実施例1の液晶表示装置の印加電圧に対する透
過率とコントラスト比の関係を示すグラフである。
【図5】実施例2における液晶セルの出射光側から見た
各部品の光吸収軸の関係を示す模式図である。
【図6】実施例2の液晶表示装置の印加電圧に対する透
過率とコントラスト比の関係を示すグラフである。
【図7】実施例3における液晶セルの出射光側から見た
各部品の光吸収軸の関係を示す模式図である。
【図8】実施例3の液晶表示装置の印加電圧に対する透
過率とコントラスト比の関係を示すグラフである。
【図9】実施例4における液晶セルの出射光側から見た
各部品の光吸収軸の関係を示す模式図である。
【図10】実施例4の液晶表示装置の印加電圧に対する
透過率とコントラスト比の関係を示すグラフである。
【図11】実施例5における液晶セルの出射光側から見
た各部品の光吸収軸の関係を示す模式図である。
【図12】実施例5の液晶表示装置の印加電圧に対する
透過率とコントラスト比の関係を示すグラフである。
【図13】実施例6における液晶セルの出射光側から見
た各部品の光吸収軸の関係を示す模式図である。
【図14】実施例6の液晶表示装置の印加電圧に対する
透過率とコントラスト比の関係を示すグラフである。
【図15】実施例7の液晶表示装置の印加電圧に対する
透過率とコントラスト比の関係を示すグラフである。
【図16】実施例8の液晶表示装置の印加電圧に対する
透過率とコントラスト比の関係を示すグラフである。
【図17】実施例9の液晶表示装置の印加電圧に対する
透過率とコントラスト比の関係を示すグラフである。
【図18】実施例10における液晶セルの出射光側から
見た各部品の光吸収軸の関係を示す模式図である。
【図19】実施例10の液晶表示装置の印加電圧に対す
る透過率とコントラスト比の関係を示すグラフである。
【図20】実施例11における液晶セルの出射光側から
見た各部品の光吸収軸の関係を示す模式図である。
【図21】実施例11の液晶表示装置の印加電圧に対す
る透過率とコントラスト比の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1…液晶セル、2,3…偏光板、4,5…位相板、6,
7…基板、8…光源、9…液晶分子、10…電源、LQ
1…基板6近傍の液晶分子の配向方向、LQ2…基板7
近傍の液晶分子の配向方向、P2…偏光板2の吸収軸、
P3…偏光板2の吸収軸、F4…位相板4の光学軸(延
伸方向)、F5…位相板5の光学軸(延伸方向)。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向配置した一対の電極を有する基板、ネ
    マチック液晶を該基板によって挾持した液晶セル、該液
    晶セル内の前記ネマチック液晶のツイスト角が180度
    以上、該液晶セルを挾んで配置された一対の偏光板を有
    する液晶表示装置であって、前記液晶セルと入射光側偏
    光板との間および該液晶セルと出射光側偏光板との間の
    少なくとも一方に光学異方性体が配置され、前記ネマチ
    ック液晶の光学異方性Δnとセルギャップdとの積Δn
    dが1μm以上で、かつ、該Δndと前記光学異方性体
    のΔnd値の差が0.2μm以上であり、ネマチック液
    晶の光学異方性Δnが0.2以上であることを特徴とす
    る液晶表示装置。
  2. 【請求項2】前記ネマチック液晶層のツイスト角が18
    0〜300度であることを特徴とする請求項1に記載の
    液晶表示装置。
  3. 【請求項3】前記対向配置された電極がマトリックス電
    極であることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装
    置。
  4. 【請求項4】前記液晶セル内のネマチック液晶のツイス
    ト角が180〜300度、前記対向配置された電極がマ
    トリックス電極で、基板面にブラックマトリクスが形成
    されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示
    装置。
  5. 【請求項5】前記ネマチック液晶がトラン骨格を有する
    液晶分子を含むことを特徴とする請求項1に記載の液晶
    表示装置。
  6. 【請求項6】対向配置した一対の電極を有する基板、ネ
    マチック液晶を該基板によって挾持した液晶セル、該液
    晶セル内の前記ネマチック液晶のツイスト角が180度
    以上、該液晶セルを挾んで配置された一対の偏光板を有
    する液晶表示装置であって、前記液晶セルと入射光側偏
    光板との間および該液晶セルと出射光側偏光板との間の
    少なくとも一方に光学異方性体が配置され、前記ネマチ
    ック液晶の光学異方性Δnとセルギャップdとの積Δn
    dが1μm以上で、かつ、該Δndと前記光学異方性体
    のΔnd値の差が0.2μm以上であり、ネマチック液
    晶の光学異方性Δnが0.2以上であり、該表示装置の
    周波数1kHzの交流電場中でのV=0のときの誘電率
    がε0,該誘電率が最大となるときの電圧Va,該誘電
    率をεa,そのときの誘電率の変化率をαとするとき、
    前記表示装置の駆動電圧が式〔1〕で定められるしきい
    値電圧Vthよりも高電圧側に設定されていることを特
    徴とする液晶表示装置。 【数1】 Vth=(ε0−εa+αVa)/α      …〔
    1〕
  7. 【請求項7】対向配置した一対の電極を有する基板
    、ネマチック液晶を該基板によって挾持した液晶セル、
    該液晶セル内の前記ネマチック液晶のツイスト角が18
    0度以上、該液晶セルを挾んで配置された一対の偏光板
    を有する液晶表示装置であって、前記液晶セルと入射光
    側偏光板との間および該液晶セルと出射光側偏光板との
    間の少なくとも一方に光学異方性体が配置され、前記ネ
    マチック液晶の光学異方性Δnとセルギャップdとの積
    Δndが1μm以上で、かつ、該Δndと前記光学異方
    性体のΔnd値の差が0.2μm以上であり、ネマチッ
    ク液晶の光学異方性Δnが0.2以上であることを特徴
    とする液晶表示装置で、該液晶表示装置は表示マウスに
    よる表示機能を備え、該表示マウスの表示は、前記液晶
    セルがノーマリーオープンの場合表示マウスが暗状態で
    表示され、ノーマリークローズの場合表示マウスが明状
    態で表示されるように構成したことを特徴とする液晶表
    示装置。
  8. 【請求項8】前記表示装置の周波数1kHzの交流電場
    中でのV=0のときの誘電率がε0,該誘電率が最大と
    なるときの電圧Va,該誘電率をεa,そのときの誘電
    率の変化率をαとするとき、前記表示装置の駆動電圧が
    式〔1〕で定められるしきい値電圧Vthよりも高電圧
    側に設定されていることを特徴とする請求項7に記載の
    液晶表示装置。 【数2】 Vth=(ε0−εa+αVa)/α      …〔
    1〕
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