JPH0278228A - 電界効果トランジスタ - Google Patents

電界効果トランジスタ

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JPH0278228A
JPH0278228A JP23047088A JP23047088A JPH0278228A JP H0278228 A JPH0278228 A JP H0278228A JP 23047088 A JP23047088 A JP 23047088A JP 23047088 A JP23047088 A JP 23047088A JP H0278228 A JPH0278228 A JP H0278228A
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JP
Japan
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film
conductive layer
region
drain
mask
Prior art date
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Application number
JP23047088A
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English (en)
Inventor
Akio Kawamura
川村 昭男
Katsuji Iguchi
勝次 井口
Masahiko Urai
浦井 正彦
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は半導体集積回路の主要部を構成するMO8型電
界効果トランジスタに関する。
〈従来技術〉 ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM
)やスタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SR
AM)等に代表される超LSIは、3年に4倍の割合で
容量が増大しており、DRAMでは256kb、 I 
Mbが現在主に生産されている。
また、今後の主流となる4Mb、+6Mbに関しても脱
色検討が進められており、さらには64 Mb。
256Mbと発展していくものと予想される。
限られたチップ面積内でのこのような集積度の向上は、
集積回路を構成する各素子の微細化によりらたらされた
ものである。例えば、現在IMbDRAMに使用されて
いるMOSトランジスタの最小寸法はおよそ1μm弱で
あり、今後0.5μm。
0.25μmと、さらに微細化されているのは確実であ
る。
しかし、こういった素子の微細化に伴い、新たな問題が
生じてきた。その一つは、ゲート電極材料に関する問題
で、従来のゲート電極材料として用いられてきた多結晶
シリコンは、その高い抵抗率(≧IXI/10−3Ωc
m)のために、抵抗−容贋て決定される遅延時間が増大
して、回路の高速化の妨げとなっている。このため、高
い抵抗率を持つ多結晶シリコンに代わり、抵抗率の低い
タングステン(W)やモリブデン(Mo)等の金属、あ
るいはそれら金属のンリザイドをゲート電極材料として
用いることや、これらの材料と多結晶シリコンとの積層
構造でゲート電極を構成することが検討され、それらの
実用化が図られている。
また、MOSトランジスタにおいては、サイズの縮小に
より、耐圧の低下、ポットエレクトロン効果による短寿
命化、短チヤネル効果による特性劣化などの問題が顕在
化してきた。これらの問題は、トランジスタサイズの縮
小に比べて駆動電圧が減少されないために、トランジス
タ構造に高電界が生じることに起因している。
特にドレイン近傍では非常に高い電界が発生ずるため、
この対策として、「ドレインエンジニアリング」と呼ば
れるドレイン近傍の不純物プロファイルを工夫したトラ
ンジスタ構造が提唱されている。ダブル・ディフユーズ
ド・ドレイン(DDD)構造あるいはライトリ−・ドー
プド・トレイン(LDI))構造はその一例である。
DDD構造とは、第2図に示すように、ヒ素による口“
領域51の周辺を、緩傾斜型不純物プロファイルを持つ
リンによるロー領域52が取り囲むドレイン構造で、こ
のリンネ鈍物の緩傾斜型プロファイルによりドレイン近
傍の電界抑制を図ろうとするものである。このDDD構
造においては、一般にn−のリン濃度の増加に伴いドレ
イン耐圧は向上するが、リンの拡散深さも増加するため
、実効チャネル長が短くなり、微細加工性が失われてし
まう。したがって、トレイン耐圧の向上に限界があると
いう問題がある。
一方、LDD構造は、第3図に示すように、ヒ素による
n+領域62のヂャン不ル側に、抵抗部として低濃度の
リンのn−領域61を設けて、トレイン端に発生ずる高
電界を抑制しようとするものである。このLDD構造は
次のようにして製作されたものである。まず、ゲート電
極63をマスクとしてリンのイオン打ち込みをして、上
記抵抗部としてドレイン端の電界を弱める働きを持つn
−領域61を形成する。次に、ゲート電極63の側面に
側壁酸化膜64.64を形成した後に、この側壁酸化膜
64.64をマスクとしてヒ素のイオン打ち込みを行っ
て上記n“領域62を形成したものである。このLDD
構造においては、DDD構造とは逆に、n−領域61の
低いリン濃度でドレイン耐圧は向上するため、拡散深さ
を浅くでき、微細加工性を損なうことはない。
〈発明が解決しようとずろ課題〉 しかしながら、上記LDD構造においては、耐圧を向上
させるためn−抵抗を高くすると、オン電流の低下、伝
達コンダクタンスの低下という問題が生じる。さらに、
n−抵抗部61には比較的高い電界がかかっているため
、ホットエレクトロンが発生し、これが側壁酸化膜64
へ注入、捕獲され、その結果、n−領域61をピンチオ
フするというLDD構造特有の問題がある。
これは、高電界緩和を目的とするn−領域61が、ゲー
ト電極63により覆われていないことに起因する。n−
領域61にはゲート電極63からの垂直方向への電界が
かからず、そのため、上述のようなn−抵抗によるトラ
ンジスタ特性の劣化、ロー領域上部の側壁酸化膜64へ
のホットエレクトロンtF人による劣化が引き起こされ
るのである。
そこで、本発明の目的は、1μm未満に微細化された電
界効果トランジスタにおいて、オン電流の低下や伝達コ
ンダクタンスの低下といったトランジスタ特性の劣化な
らびに側壁酸化膜へのホットエレクトロン注入による劣
化を引き起こすことなくドレイン耐圧を向上させて、高
性能、高信頼性を実現することである。
〈課題を解決するための手段〉 LDD構造におけろn−領域をゲート電極で被覆するこ
とが可能となれば、トランジスタサイズにはロー領域に
おいてら電子が誘起されるためn−抵抗が低減し、オン
電流、伝達コンダクタンスの低下を防ぐことが可能とな
るはずである。また、n−領域で発生するホットエレク
トロンも、n−領域をゲート電極が覆っていれば、側壁
酸化膜への注入、捕獲現象は解消され、トランジスタの
信頼性向上を達成できろはずである。
しかし従来のゲート電極をマスクとして自己整合的にn
−領域を形成するのでは、ゲート電極下にn−領域が存
在する構造を実現するのは非常に困難である。この場合
、イオン注入時には、ゲート電極下には不純物が添加さ
れないため、熱拡散によりn−領域をデー1−フri極
下に広げることが考えられる。だが、これでは前述のD
 I) D構造と同様に、拡散深さとの兼合いからトラ
ンジスタの微細化に限界が生じてしまう。また、n−領
域形成後に、この領域を覆うゲー)71極を形成するこ
とら考えられるが、このようにずれぼりソゲラフイエ程
の追加が必要になるのみならず、O1μm未満でのマス
ク位置合わせ技術が要求されるため、生産性を考慮すれ
ば非現実的である。
本発明は以上のような思索を経てなされたもので、ソー
スとドレインのうち少なくともドレインは、半導体基板
表面に高い濃度で不純物を添加して形成された高濃度領
域と、上記高濃度領域のチャンネル側に接続されると共
に、低い濃度で上記不純物と同族の不純物か添加された
低濃度領域とからなり、ゲート電極は上記ヂャンネルお
よびドレインの低濃度領域の一部らしくは全域を覆う第
1導電層と上記第1導電層上にこの第1導電層に対して
選択的に加工し得る材料で形成された第2導電層とを汀
することを特徴としている。
まノこ、上記第1導電層は少なくとし多結晶シリコン膜
を含み、上記第2導電層は少なくとも抵抗率の低いモリ
ブデン膜、タングステン膜等の金属薄膜あるいはこれら
金属のノリサイド薄膜を含むのか好ましい。
まノこ、」二記第2導7[層に接する第1導電層の表面
は、チタンタングステン膜らしくは窒化チタン膜よりな
るのが好ましい。
〈作用〉 この発明の電界効果トランジスタは、通常のl7DD型
トランジスタと同様に、ドレイン端に低濃度領域すなわ
ちn−領域を有することにより、この低濃度領域が直列
抵抗として動き、高いソース、ドレイン耐圧が得られる
。また、トランジスタオン時には、低濃度領域の一部も
しくは全域を覆うゲート電極の第1導電層からこの低濃
度領域に垂直方向に電界がかかるため、その抵坑値が低
減される。したがって、伝達コンダクタンス、オン電流
は低下しない。つまり、LDD構造では背反関係にあっ
たドレイン耐圧の向上と、高い伝達コンダクタンスの両
立が達成される。また、低濃度領域を覆うゲート電極の
第1導電層により、側壁酸化膜へのポットエレクトロン
の注入、捕獲現象が抑制され、ポットエレクトロンに起
因するトランジスタ特性の経時劣化が少なくなり、高い
信頼性が得られる。
また、第1導電層が少なくとも多結晶シリコン膜を含み
、第2導電層が少なくとも、抵抗率の低いモリブデン膜
、タングステン膜等の金属薄膜あるいはこれら金属のシ
リサイド薄膜を含む場合は、上記第2導電層の低抵抗に
より配線抵抗が低減し、回路での高速動作が実現される
。また、多結晶シリコン単層での配線に比べ、薄い配線
膜厚とすることができる。これにより、隣接する配線間
に生ずる寄生容量が低減され、抵抗低減と同様に回路の
高速化に寄与するほか、配線間雑音の低減も可能となる
また、本発明の構成の電界効果トランジスタにおけるゲ
ート電極の総ての加工は、1回のりフグラフィによって
自己整合的に行うことが可能である。したがって、新た
なフォトマスクの追加を必要とけず、容易に製作できる
〈実施例〉 以下、本発明を図示の実施例により詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例であるnチャンネルMO9型
電界効果トランジスタ(以下、MOSFETと言う。)
の断面を模式的に示した図である。
この図において、lはP型シリコン基板、D、Sはそれ
ぞれ上記P型シリコン基板lに形成されたトレインとソ
ース、Gはゲート絶縁膜4を介して上記P型シリコン基
板!上に形成されたゲート電極である。
上記ドレインDとソースSにおいて、2は上記P型シリ
コン基板lの表面にヒ素が高濃度に添加されたn′″頭
域、3は上記n“領域のチャンネル5側に接続されると
共に、ヒ素と同族の元素であるリンが低濃度に添加され
たn−領域である。この実施例のMOSFETの実効チ
ャンネル長は0゜5μmである。
また、ゲート電極Gにおいて、6はゲート絶縁膜4を介
して上記チャンネル5とドルインD、ソースSにおける
n−領域2.2の全域を覆って形成された多結晶シリコ
ン膜、7は上記多結晶シリコン膜6の上に形成され、耐
エツチング性を有する窒化チタン膜でこれら2つの膜6
.7とで第1導電層8をなす。また、9は上記第1導電
層8の上に形成され上記チャンネル5と同じ幅を有する
第2導電層としてのタングステン膜、1oはタングステ
ン膜9の上に形成されたシリコン酸化膜である。
上記タングステン膜9とシリコン酸化膜1oの側壁には
シリコン酸化膜からなる側壁絶縁膜すなわちゲート側壁
酸化膜11が形成されている。そして、」二足ドレイン
DとソースSには保護絶縁膜12を開口して金属配線1
3が形成されている。
」二足構成のMOSFETは第4図に概略的に示した工
程によって製作されたものである。以下、この製作工程
の説明を第4図(a)〜(g)に対応させて行う。
(a)  膜堆積とりソグラフィ まず、P型シリコン基板lの上に、熱酸化法によりゲー
ト絶縁膜4を12nm形成する。続いて、威圧CVD法
を用いて多結晶シリコン膜6を30nm堆積させ、さら
にスパッタ法を用いて窒化チタン膜7をIOnm堆積さ
せる。この多結晶ノリコン膜6と窒化チタン膜7とで第
1導電層8を構成−4〜る。さらに、スパッタ法を用い
て第2導電層であるタングステン膜9を200nm形成
した後、CVD法によりシリコン酸化膜IOを堆積させ
る。
次に、電子ピー、ム描画装置を用いてリソグラフィを行
ってレジストパターン15を形成する。このレジストパ
ターン15をマスクとして、リアクティブ・イオン・エ
ツチング(RI E)法によりシリコン酸化膜10をエ
ツチング加工する。
(b)  第2導電層の加工 レジスト15の除去後、今度はシリコン酸化膜lOをマ
スクとして第2導電層であるタングステン膜9をHIE
法によりエツチング加工する。このときのエツチングは
第2導電層9に接触している第1導電層8の窒化チタン
膜7で停止される。
これは、窒化チタン膜7が耐エツチング性を有するため
である。つまり、タングステン膜9はこの窒化チタン膜
7に対して選択的に加工し得るわけである。
(c)  リンのイオン注入 次に、ソースS、トレインDのn−領域3.3を形成す
るために、リンのイオン注入を行う。このイオン注入は
タングステン膜9をマスクとして自己整合的に行われる
もので、リンイオンは第1導電層8およびゲート絶縁膜
4を通してP型シリコン基板■の表面に注入される。イ
オン注入時の加速エネルギーは75〜85keV、最大
濃度は0゜5〜2 X I O17cm−’である。こ
のように、n−領域3,3はタングステン膜9をマスク
として形成するので、チャンネル5の長さはタングステ
ン膜9の幅と同じになる。したがって、チャンネル5の
長さは(a)の工程においてレジストパターン15を調
節することにより任意の長さにすることができる。
(d)  ゲート側壁酸化膜の形成 次に、CVD法によりシリコン酸化膜を全面に堆積した
後、RIE法によりシリコン酸化膜に対して垂直に異方
性エツチングを行う。この結果、第4図(d)に示すよ
うに、第2導電層9およびノリコン酸化膜10の段差部
にゲート側壁酸化膜11が残される。このようにして、
n−領域3,3を決定するゲート側壁酸化膜11が形成
される。
(e)  第1導電層の加工 次に、上記ゲート側壁酸化膜11をマスクとしてRIE
法により第1導電層8である窒化チタン膜7および多結
晶ノリコン膜6をエツチング加工する。
(f)  ヒ素のイオン注入 続いて、第1導電層8をマスクとして自己整合的に高濃
度のヒ素のイオン注入を行う。この結果、第1導電層8
の開口部8aからゲート絶縁膜4を通してシリコン基板
lの表面に高濃度に添加され、ソースSおよびドレイン
Dの14領域2.2が形成される。
(g)  金属配線の形成 最後に、保護絶縁膜12の堆積、ならびにAI。
AlSi、WSi、MoSi等の金属による配線13を
通常のプロセスに従って形成する。
以上の工程により第1図のMOSFETが完成する。
このM OS F E ’rを測定した結果、同じ実効
チャンネル長(0,5μ)を有するL I) D型トラ
ンジスタに比べて、ドレイン耐圧で約2V、パンチスル
ー耐圧で約3V高い電圧を得た。また、オン電流および
伝達コンダクタンスとも約1.3倍になった。
このように、上記実施例によれば、第3図に示したL 
D D構造と同様に、ドレインDの端部に抵抗部として
のn−領域3を有ずろために、高いドレイン耐圧を得る
ことができた。しかも、LDD構造ではドレイン耐圧の
向上に反比例して伝達コンダクタンスが低下するという
問題かあったが、上記実施例ではn−領域3をゲート電
極Gの第1導電層8が被覆しているため、ゲート電極G
からの垂直方向への電界がn−領域3にかかることによ
って、その抵抗を低減するため、高い伝達コンダクタン
スを維持することが可能となった。また、ゲート電極か
らの垂直電界は、空乏層を押し広げるため、n−領域の
基板表面に集中する水平方向への強電界を分散して、よ
り高いドレイン耐圧を得ることができた。また、このよ
うな水平方向への強電界の低減は、トランジスタ特性時
にソースS1 ドレイン0間が導通してしまうパンデス
ルー電圧を高めるため、短ヂャンネルトランノスタでし
きい値電圧が低下する短チャンネル効果も抑制された。
さらに、n−領域3がゲート電極Gの第1導電層8によ
って完全に覆われているため、ホットエレクトロンのゲ
ート側壁酸化膜11への注入、捕獲現象が起こらず、劣
化の少ない高い信頼性を有するトランジスタ特性が得ら
れた。
また、ゲート電極Gは、第2導電層9を低抵抗率を持つ
タングステンで形成したため、CR時定数として働く配
線抵抗が低減でき、回路の高速化が可能となった。さら
に、ゲート電極配線の薄層化により、隣接配線間での信
号雑音および寄生客用を低減することができた。
また、−1−記実施例のMOSFETは、第4図の製作
]二程よりも明らかなように、従来のL D D型l・
ランジスタに比べて導電膜の堆積工程および加工工程が
多いが、ゲート電極の加工ならびにイオン注入は、リソ
グラフィを最初に1回行うだけで、後は堆積された膜自
身をマスクとして働かせて自己整合的に行えるため、新
たなフォトマスクの追加を必要と仕ず、容易に実現でき
る。また、正確な不純物濃度制御が要求されるドレイン
n−領域3は、第1導電層8を通してイオン注入される
ため、その層IIに対して高い精度が要求されるのであ
るが、上記実施例では第2導電層9の加工に対して耐エ
ツチング性を有する窒化チタン膜を第1導電層表面に形
成したために、第11?u層8は第2導電層9の加工時
に損なわれることなく、堆積時の層厚が維持される。
このように、上記実施例のM OS F E Tは微細
化の進む半導体集積回路の主要部を構成するMOSFE
Tとして、高性能、高信頼性かつ高生産性を実現するも
のである。
なお、上記実施例においては、第1導電層8の第2導電
層9と接する側に窒化チタン膜7を形成したが、チタン
タングステン膜であってもよい。
また、第2導電層9はタングステンを用いたが、モリブ
デンを用いてもよく、また、これらの金属のノリサイド
を用いてもよい。
また、リソグラフィは電子ビーム装置を用いたが、ンン
クロトロン・オービタル・レソナンス(SOR)X線や
エキシマレーザ等の他の露光技術を用いて乙よい。
また、上記実施例のnチャンネルMO8FETは第4図
に示す工程にしたがって製作したが、製作方法は言うま
でもなくこれに限るものでない。
また、nチャンネルではなく、pチャンネルであってら
よい。
く効果〉 以上より明らかなように、本発明によれば、ソースとト
レインのうち少なくともドレインにおいて、半導体基板
に不純物が高濃度に添加された高濃度領域のヂャンネル
側に、低い濃度で上記不純物と同族の不純物が添加され
た低濃度領域が接続されると共に、ゲート電極か上記低
濃度領域の一部もしくは全域を覆っているので、1μm
より小さく微細加工されても、オン電流および伝達コン
ダクタンスを低下さけることなく、高いドレイン耐圧を
確保できる上、経時特性劣化の大きい要因であるホット
エレクトロン効果が抑制でき、高い信頼性が得られる。
また、本発明の電界効果トランジスタは、ゲート電極を
第1導電層と第1導電層に対して選択的に加工し得る材
料からなる第2導電層によって形成しているため、ゲー
ト電極の膜加工や不純物の添加を自己整合的に行い得る
ため、従来のLDD型トランジスタの製作プロセスに対
して、若干の工程の追加で対応でき、したがって、今後
さらに高集積化していく半導体集積回路への適用は容易
であり、高い生産性を確保できるため、極めて高い産業
的、社会的効果を有する。
また、第1導電層が少なくとも多結晶シリコン膜を含み
、第2導電層が少なくとも、抵抗率の低いモリブデン膜
、タングステン膜等の金属薄膜あるいはこれら金属のン
リサイド薄膜を含む場合は、上記第2導電層の低抵抗に
より配線抵抗が低減し、回路での高速動作が実現できる
。また、多結晶シリコン単層での配線に比べ、薄い配線
膜塵とすることがてきるので、隣接する配線間に生ずる
寄生容量を低減でき、したがって、回路を高速化できる
と共に、配線間雑音の低減も可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電界効果トランジスタの一実施例であ
るnチャンネルMO9型電界効果トランジスタの断面模
式図、第2図は従来のDDD型トランジスタ構造を示す
断面模式図、第3図は従来のL D D型トランジスタ
構造を示す模式図、第4図は第1図のMO9型電界効果
トランジスタの製作工程図である。 1・・P型シリコン基板、2・・・高濃度領域、3・・
・低濃度領域、4・・・ゲート絶縁膜、5・・チャンネ
ル、8・・第1導電層、9・・・第2導電層、IO・・
・シリコン酸化膜、11・・ゲート側壁酸化膜、12・
・・保護絶縁膜、13・・金属配線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ソースとドレインのうち少なくともドレインは、
    半導体基板表面に高い濃度で不純物を添加して形成され
    た高濃度領域と、上記高濃度領域のチャンネル側に接続
    されると共に、低い濃度で上記不純物と同族の不純物が
    添加された低濃度領域とからなり、 ゲート電極は上記チャンネルおよびドレインの低濃度領
    域の一部もしくは全域を覆う第1導電層と上記第1導電
    層上にこの第1導電層に対して選択的に加工し得る材料
    で形成された第2導電層とを有することを特徴とする電
    界効果トランジスタ。
JP23047088A 1988-09-14 1988-09-14 電界効果トランジスタ Pending JPH0278228A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5102815A (en) * 1990-12-19 1992-04-07 Intel Corporation Method of fabricating a composite inverse T-gate metal oxide semiconductor device
US5291322A (en) * 1991-03-25 1994-03-01 Hitachi, Ltd. Supertwisted, nematic liquid crystal display device with LC birefringence at least 0.2 and LC retardation at least 1 micrometer

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