JPH0429354A - 半導体集積回路装置の製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置の製造方法

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JPH0429354A
JPH0429354A JP13383390A JP13383390A JPH0429354A JP H0429354 A JPH0429354 A JP H0429354A JP 13383390 A JP13383390 A JP 13383390A JP 13383390 A JP13383390 A JP 13383390A JP H0429354 A JPH0429354 A JP H0429354A
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film
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誠一郎 東
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修 笠原
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体集積回路装置に関するもので、特にU溝
アイソレーションによる素子分離構造の改良を図ったバ
イポーラトランジスタに関する。
〔従来の技術〕
半導体集積回路装置の素子分離構造の1つとして、バイ
ポーラトランジスタ、MOSFET等の能動素子が形成
されるべき能動領域を囲むように、半導体基板の主面に
溝を堀り、該構内にポリシリコンを充填するようにした
溝アイソレーション構造が、例えば1982年3月29
日発行[日経エレクトロニクス」 (第94頁〜第95
頁)に記載されている。
上述の従来技術の溝アイソレーション構造の製造方法と
しては、例えば、シリコンからなる半導体基板の主面を
エツチングして溝を形成し、この溝内のシリコン表面を
酸化して、酸化シリコン膜を形成した後、前記溝内を含
む半導体基板の全面上にポリシリコンを厚く堆積した後
、前記ポリシリコンをエッチバックすることによって半
導体基板の主面に形成された前記溝内にポリシリコンを
埋込形成している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら上述の従来技術のように溝にポリシリコン
を埋め込む手法を採用すると、当該充填されたポリシリ
コンにより溝内における誘電率が大きな値(〜11)と
なり、アイソレーション領域と能動素子の間に形成され
る寄生容量やアイソレーション領域と配線との間に形成
される寄生容量が大きくなってLSIの高速動作を妨げ
ることになる。
上述した誘電率の増大を防ぐためにポリシリコンに代え
て誘電率の低い(3〜4 ) (ChemicalVm
pcr Deposilion (CVD)で形成され
た絶縁膜を溝に充填することが考えられる。
上述したCVD絶縁膜で溝を埋め込む場合、理論的には
埋め込もうとする溝幅の1部2以上のCVD絶縁膜を半
導体基板上に堆積させれば、溝は完全にCVD絶縁膜に
よって埋め込まれることになる。
しかしながら、CVD絶縁膜同士の結合性(密着力)は
ポリシリコンに比して弱く、上述したポリシリコンを埋
め込む場合のように、−且CVD絶縁膜を堆積させた後
、エッチバックを行うと、溝の両側面に堆積したCVD
絶縁膜の結合界面が露出し、該界面に沿って溝の中心部
のみが容易にエツチングが進行してしまい、溝を平坦に
埋め込むことができないというプロセス不良が生じてし
まう。
一方、溝内におけるCVD絶縁膜同士の結合界面を露出
させないように、半導体基板上に堆積したCVD絶縁膜
をエッチパックバックしないでそのまま残しておくこと
も考えられるが、その場合には、溝部以外の、例えば、
能動素子形成領域の半導体基板上にかなり厚く絶縁膜が
残存することになる。
しかし、このようにCVD絶縁膜を厚く堆積するとすれ
ば、その堆積に要する時間が長くなるという不具合があ
る。このように、半導体基板上にCVD絶縁膜を厚く残
すとすれば、後に半導体基板の主面に形成されるべき能
動領域としての拡散層の形成や、前記CVD絶縁膜上に
形成されるべき配線層と前記半導体基板の主面に形成さ
れる拡散層とのコンタクトの形成が困難になる。
本発明は斬る事情に鑑みてなされたもので、誘電率が低
く、しかも信頼性の高い溝アイソレーション構造を可能
ならしめ、もって集積度の向上、更には製造工程の簡略
化をも可能とする半導体集積回路装置の製造方法を提供
することを主たる目的とする。
この発明の目的と新規な特徴については、本明細書の記
述および添付図面から明らかになるであろう。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、半導体集積回路装置の製造方法は、以下の工
程を含むことを特徴とする。
(a)半導体基板の主面を選択的にエツチングすること
によって、第1の浅い溝を形成する工程、前記第1の浅
い溝は、能動素子が形成されるべき能動領域を囲むよう
に形成される; (b)前記第1の浅い溝の底面の1部を選択的にエツチ
ングすることによって、第2の深い溝を形成する工程、
前記第2の溝の幅は、前記第1の溝の幅よりも小さい; (c)前記第1及び第2の溝上を含む、半導体基板の主
面状にCVD法により絶縁物を堆積し前記第1及び第2
の溝内及び前記能動領域上に絶縁膜を形成する工程; (d)前記絶縁膜を異方性エツチングによりエッチバッ
クして、前記能動領域上の前記絶縁膜を除去し、前記第
1及び第2の溝内に前記絶縁膜を残す工程。
〔作 用〕
上述した手段(製造方法)によれば、実際にアイソレー
ション溝となる第2の深い溝が、第1の浅い溝の底面に
形成されるので、前記絶縁膜のエッチバック時に、前記
第2の深い溝のほぼ中心に形成される絶縁膜の結合(接
合)界面が露出しないので、前記第1の深い溝内に、平
坦に絶縁膜を埋め込むことが可能である。また、能動素
子が形成されるべき領域は、前記第1の浅い溝の形成に
より前記第1の浅い溝の底面より突出して形成されるた
め、前記絶縁膜が能動領域上に厚く残存することはない
。したがって、能動領域上に形成される拡散層や前記拡
散層と配線層とを接続するためのコンタクトの形成が困
難になることはないので、半導体集積回路装置の信頼性
を向上することが可能である。
〔実施例〕
以下、本発明が適用された半導体集積回路装置の製造方
法を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第17図は、本実施例の半導体集積回路装置
の製造工程を説明するための要部断面図である。
以下、具体的にその製造工程を説明する。
先ず第1に示すように、N−型単結晶シリコンからなる
エピタキシャル層1a、N+埋込層1b及びP−型単結
晶シリコンからなる半導体基板ICからなる半導体気体
1を準備し、前記エピタキシャル層1aの主面上に酸化
膜2を形成し、更に能動素子が形成されるべき素子形成
領域を覆うフォトレジスト膜3を選択的に形成する。
次に、第2図に示すように、前記フォトレジスト膜3を
エツチングマスクとして、酸化膜2をエツチングしてパ
ターニングする。この後、前記フォトレジスト膜3を除
去した後、前記バターニングされた酸化膜2をエツチン
グマスクに用いて半導体気体1  (N−型エピタキシ
ャル層1a)のエツチングを行いアイソレーション領域
となる第1の浅溝IFa及びIFbを形成する。
次に、第3図に示すように、酸化膜2を除去し、前記第
1の浅溝IFa、IFbを含む前記半導体基体l上にC
VD法により、絶縁物例えばシリコン酸化物を堆積し、
絶縁膜4を形成させる。
次に、第4図に示すように、前記絶縁膜4上に、フォト
レジスト膜5を形成し、ホトリソグラフィー及びエツチ
ング技術により開口OPIを形成する。前記開口○P1
の幅は、例えば、本実施例で使用されるフォトリソグラ
フィーの最小加工寸法である1、0μmに加工される。
次に該フォトレジスト膜5をエツチングマスクとして絶
縁膜4を選択的にエツチングし、前記絶縁膜2中に、幅
1゜0μm程度の開口4aを形成する。
次に、フォトレジスト5を除去した後、第5図に 示す
ように、前記開口4aを含む絶縁膜4上に前記開口4a
の幅(1,0pm)の半分以下例えば、0.3pm程度
の厚さにて、CVD法により、酸化珪素膜からなる絶縁
膜6を形成する。
次に、第6図に示すように、気体1に垂直方向の異方性
エツチングを前記絶縁膜6に施し、前記開口48部の絶
縁膜4の側壁に絶縁膜6からなるサイドウオールスペー
サ6aを形成し、実質的な幅が0.5μm以下の開ロア
を形成する。このように、サイドウオールスペーサによ
り、フォトリソグラフィー以上の微細なパターンを形成
するこトラサイドフィルム処理と称する。
次に、第7図に示すように、前記サイドウオールスペー
サ6a及び絶縁膜4をエツチングマスクとして、異方性
エツチングにより前記開ロアから露出する気体1を所望
の深さにエツチングし、半導体基板ICに達するサブミ
クロン幅を有する第2の深い溝8を得る。この後、前記
第2の深い溝8の底面部9に、p型不純物、例えば、ボ
ロンを導入し、ストッパー領域9aを形成する。前記p
型不純物は、例えばイオン打込み法により導入する。
次に、第8図に示すように、CVD絶縁膜4゜6aを例
えばウェットエツチングにより、完全に除去する。
次に、第9図に示すように前記第2の深い溝8が形成さ
れたシリコン気体1の全面上に前記第1のの浅い溝IF
a、IFbの深さと略同程度の厚さに絶縁物(CVD酸
化膜12)を堆積させる。
尚、本実施例では絶縁膜12を形成する前に、先ずシリ
コン気体1の表面に熱酸化法により下地としてのシリコ
ン酸化膜10を形成し、更に半導体気体1の耐酸化性及
び耐応力性を確保するために前記酸化膜10上にシリコ
ン窒化膜11を例えば、CVD法により形成しておく。
次に第10図に示すように、前記酸化膜12を覆うよう
に平坦化用のレジスト膜(有機膜)13を形成し、前記
第1の洩い溝IFa、IFbに起因する段差をほぼなく
す。
次に第11図に示すように、レジスト膜13、酸化膜1
2、酸化膜10、シリコン窒化膜11を順次、異方性エ
ツチングによってシリコン気体1が露出するまでエツチ
ングバックし、前記第2の深い溝8及び第1の浅い溝I
Fa、IFbに絶縁膜12を埋込み形成する。前記エッ
チバックの終点検出としては、気体1のシリコンを使用
したが、前記シリコン窒化膜11を終点検出(エツチン
グストッパ)として使用してもよい。
尚、第11図中、Is、及び1s2は、実際に、能動素
子が形成されるべき能動領域の主面を示している。この
ように、前記第2の深い溝8及び第1の浅い溝IFa、
IFbに、前記絶縁膜12を同じに埋め込むことによっ
て、実際に半導体基板ICに達してアイソレーションの
溝となる第2の深い溝内に、平坦に前記絶縁膜12を埋
め込むことが可能となる。ここで注目すべき点は前記絶
縁膜12をエッチバックし、平坦化する時に、前記第2
の深い溝8の表面(具体的には、前記第1の浅い溝IF
aの底面)が露出しないため、先に説明した従来技術の
ように、CVD絶縁膜同士の接合界面(結合海面)が露
出することがなくなるゆえに接合海面に治って、エツチ
ングが進行し、平坦化が困難になるという問題を解決で
きる。
次に第12図から第17図を用いて前記第11図で説明
した平坦化されたアイソレーション構造に囲まれるよう
に形成された能動領域IS1゜Is2の主面上に形成さ
れるべき能動素子であるバイポーラトランジスタの製造
方法を説明する。
ここで、図示しないが第11図の工程の後に能動領域、
Is2には、高濃度のn型不純物、例えば、リン(p)
が導入され、前記N+型埋込層1bに達するコレクタ引
出し領域が形成される。また、前記能動領域IS1は前
記バイポーラトランジスタのエミッタ領域、ベース領域
及び真性コレクタ領域(実際にはN−エピタキシャル層
1a)が形成されるべき領域である。第12図から第1
7図は、前記能動領域IS1のみを示し、主にエミッタ
領域、ベース領域を形成する工程を説明し、コレクタ引
出し領域が形成された前記能動領域IS2については図
示を省略する。
先ず、第12図に示すように、能動領域IS1の表面に
酸化膜(SiO2膜)36を形成し、次いで酸化膜36
上にシリコン窒化膜37を堆積し、さらに前記シリコン
窒化膜37の表面に例えば、CVD法によりノンドープ
ポリシリコン38を形成し、更にその上面にシリコン酸
化膜39およびシリコン窒化膜40を順次に形成する。
次に、通常のホトリソグラフィ及びエツチング技術によ
りホトレジストマスク41をマスクとしてその直下のシ
リコン窒化膜40を選択的にエツチングし、その後、上
記ホトレジストマスク41を不純物導入のマスクとして
n型不純物、例えばボロン(B)を前記ノンドープポリ
シリコン38中にイオン打ち込みする。ここまで終了し
た状態が、第12図に示されている。
その後、フォトレジスト41を除去し、第13図に示す
ように前記導入されたn型不純物に、アニールを施す。
これにより、シリコン窒化間つく40の外側部分がボロ
ンドープシリコン38a(ノンドープポリシリコン38
と区別するため符号38aを用いる)となり、一方、シ
リコン窒化膜の下側にはそのままノンドープポリシリコ
ン38が残ることになる。次いで、上記シリコン窒化膜
40をマスクにして前記酸化膜39を例えば、ト■F系
エツチング液によりウェットエツチングする。
このとき第13図に示すように、シリコン窒化膜40の
下の酸化膜39がサイドエツチングされる。
次いで、マスクとなったシリコン窒化膜4oを除去した
後、第14図に示すように、下側に位置した残部の酸化
膜39をエツチングマスクとしてヒドラジンによりノン
ドープポリシリコン38の選択エツチングを行うことに
より、前記エツチングされたノンドープポリシリコン3
8の下側のシリコン窒化膜37のい一部が露出させる。
その後、前記選択エツチングに使用したマスクとしての
酸化膜39を除去してから、第15図に示すように、ノ
ンドープポリシリコン38とボロンドープポリシリコン
38aをエツチングマスクとして前記露出した窒化膜3
7をエツチングした後、マスクとされたノンドープポリ
シリコン38を除去する、ついで、前記シリコン窒化膜
37を不純物導入のマスクとして、バイポーラトランジ
スタの外部ベース領域を形成するためのp型不純物、例
えばボロン(B)をN−エピタキシャル層1aの主面上
にイオン打ち込みする。次に、前記シリコン窒化膜37
から露出するシリコン酸化膜37をウェットエツチング
により除去し、N−エピタキシャル層1aの表面を露出
させる。
次いで、ノンドープポリシリコンを第16図に示すよう
に、前記シリコン窒化膜37上を含む気体1上に堆積さ
せてアニールを施す。すると、ボロンドープポリシリコ
ン38a及び外部ベース領域に打ち込んだp型不純物(
ボロン)の拡散(油上がり)が起こり、前記ノンドープ
ポリシリコンは前記シリコン窒化膜37上を除いてボロ
ンドープポリシリコン43aに変じる。このとき、外部
ベース領域GBも形成される。次いで、ヒドラジン等を
用いて前記シリコン窒化膜37上に残存するノンドープ
ポリシリコンを選択エツチングし、ボロンドープポリシ
リコン38a、43aからなるベース引出し電極34を
形成する。
その後、熱酸化によってボロンドープポリシリコン43
aの表面を酸化させて酸化膜44を形成した後、これを
エツチングマスクとしてエミッタ開口EOの内側の窒化
膜37と酸化膜36をエツチングによって除去する。
次に、第17図に示すように、エミッタ開口EOによっ
て露出したN−型エピタキシャル層1aの表面コンタク
トするように、工、ミッタ引出し電極35としてのポリ
シリコンを形成し、前記エミッタ引出し電極35中にp
型及びN型不純物を順次導入し、熱拡散させることによ
り、真性ベース領域IB及びエミッタ領域Eを形成する
。このように、n型エミッタ領域E、p型真性ベース領
域IB及び真性コレクタ領域)(N−型エピタキシャル
層1a)を主な動作領域とするNPNバイポーラトラン
ジスタがほぼ完成する。
次に、前記第1図〜第11図で説明した本発明のアイソ
レーション用溝の幅を0.5μm以下にし、さらにCV
D絶縁膜によって溝を埋め込んだアイソレーション構造
の具体的な作用効果について説明する。以下、本発明に
関するアイソレーション溝をU溝という。
第1に、本発明に係るU溝の溝幅は0.5pm以下であ
るため、U溝埋込に必要なCVD絶縁膜の膜圧自体が薄
くてすむ。即ち、従来の溝幅例えば、1μmを有するU
溝にCVD絶縁膜を埋め込む手法では窪みが生じるため
CVD絶縁膜を例えば3μm程度と厚く堆積する必要が
あったが、本発明のサブミクロンU溝の埋込時には従来
の如き凹みがほとんど生じないため堆積する膜圧が薄く
ても平坦化が達成される。又、CVD絶縁膜が薄いので
堆積に要する時間も大幅に短縮される。
ここで、U溝上に形成される窪みの凹み度合いを表す平
坦度dとU溝の溝幅Wとの関係について本発明老若らが
検討した事項を以下説明する。
第18図は、溝幅WのU溝に膜厚りだけCVD絶縁膜膜
を堆積した図である。U溝上に形成されるCVD絶縁膜
の凹み部Gの最深部にと、溝肩Mとを結ぶ直線りが垂線
Nとなす角をαとすると、平坦度d(紐縁膜の平坦面か
ら最深部Kまでの距H)は、下記の(1)式で表される
、W/2 また、α玉    と表せるから、これを(1)D 式に代入して下記の(2)式を得る。
”8D ・・・・・・(2) 従って、平坦度dは、溝@Wの2乗で変化することが判
り、 FRaWを微細化すれば平坦性は急激に改善され
ることになる。仮にサブミクロンU溝(溝@W= 0 
、2 p m)にCVD絶縁膜を1.0μm堆積させた
場合を考えると平坦度dは上記(2)式よりd#0.0
05μmとなる。
第2に、第19図に示すように本発明に係るU溝は埋込
用の絶縁膜のエッチバックを不要、あるいはエッチバッ
ク量が微小で十分なため埋込用のCVD絶縁膜同士の接
合界面(結合界面)  I、 Faceが露出する恐れ
がないので、前記界面んI。
Faceに沿って、オーバーエッチされる不良を防止す
ると共に、U溝内に形成された空洞SPを応力緩和に積
極的に利用することができる。
第3に、本実施例の如くシリコン気体1に浅い溝を有す
る半導体集積回路装置(バイポーラトランジスタ)では
浅い溝と深いU溝の絶縁物の充填を同時に行うことがで
き、集積回路装置の製造工程が簡略化される。
このように工程が簡略化がなされると、アイソレーショ
ン膜厚のウェハ内約−性が高くなる。
具体的には、従来行われていたポリシリコンを用いた溝
アイソレーションにおいてポリシリコンの堆積膜圧のバ
ラツキが5%、エッチバックのバラツキが5%である場
合を考えると、このときポリシリコンの膜厚が4μm、
エッチバック量が3μmであれば、0.25μm (v
′(4,umX5%)2+(3μmX5%)2)なる誤
差が生じることになる。これに対し、本発明基に係るU
溝アイソレーションでは、CVD絶縁膜(1μm)形成
時のバラツキによる誤差が0.05μmとなるだけで従
来のものに比してウェハ内約−性が格段価れる。
また、本発明者が検討した結果、U溝をシリコン基体上
に能動領域を囲むように形成する際U溝の平面パターン
のコーナ一部の溝幅CWが拡大することが判った。即ち
、第20図に示すようにこのコーナ一部の溝幅CWの拡
大は曲げ角θに応じるもので、その度合いを示す溝幅拡
大率Yは曲げ角θをパラメータとして以下のように表わ
される(Yが大きいほど溝幅拡大効果大となる)9Y=
 (X−a)see 0/2−a  、、、、、、 (
3)−2a ここでXは、前述のサイドフィルム処理を施す前の溝幅
、aは前述のサイドフィルム処理によって形成されるサ
イドウオールスペーサ6aの肉厚であり、(X−2a)
が微細化後のサブミクロンU溝の溝幅Wに相当する。
前記(3)式からも明らかなようにコーナーの曲げ角θ
を小さくすればするほど溝幅拡大効果は小さくなる。
従って、本実施例では溝幅拡大効果によるU溝埋込時の
平坦性の劣化を防ぐべくU溝加工用ホトレジヌトのレイ
アウトを曲げ角θの小さい8か矩形ループアイソレーシ
ョンパターンにした。
第21図は前記8角形ループパターンのU溝パターン平
面レイアウト図を示し、U溝パターン20のコーナ一部
の曲げ角θは全て45°とされ、全てのコーナ一部の溝
幅拡大効果を均等に低下させている。
又、U溝パターンフォトマスクの丁字形の交点部の溝幅
拡大効果に関しては、第7図に示すようなパターンを形
成することによりその溝幅拡大効果を低下させることが
できる。
第23図は、浅い溝のないシリコン基板に本発明に係る
アイソレーションを行なう他の実施例を示す断面図であ
る。この場合、U溝上の凹部23゜24は無視できるほ
ど小さく (絶縁膜12をlpm、溝幅0.2μmのと
き平坦度dは前記(2)式より0805μmとなる)、
従って、薄膜化のためのエッチバンク工程がほぼ不要と
なる。
第24図及び第25図は本発明に係るU溝アイソレーシ
ョンをシリコン基板−酸化膜−シリコン基板からなるS
 OI (Silicon On In5ulalot
)基板に適用した実施例を示すものであり第1図〜第1
1図及び第23図にそれぞれ示した実施例とまったく同
様の作用効果がそれぞれ得られる。このように、本発明
に係るアイソレーションは製造工程が複雑化するsor
基板又はS OS (Silicon onSapph
ire)基板を用いた半導体集積回路に対し特に有効で
ある。
尚、第24図、第25図において、25は酸化膜、26
はシリコン基板を示す。
尚、本実施例では、1μmの溝幅のU溝パターンの壁面
にサイドウオールスペーサを形成してU溝パターンのサ
ブミクロン化を図ったが、これに限ることなく、例えば
、シリコン基板上にCVD酸化膜を堆積させ、この上に
ノンドープポリシリコンを堆積させ、次いでこのノンド
ープポリシリコン中に1μmの溝幅のU溝パターンをマ
スクとしてボロンを注入し、アニールによって当該ポリ
シリコン中のボロンを横方向に拡散させた後にノンドー
プポリシリコン部をエツチングすることによってサブミ
クロンU溝パターンを形成するようにしてもよい。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば下記のとおりである
即ち、本発明の半導体集積回路装置の製造方法によれば
、半導体集積回路の角素子間の分離が溝幅0.5μm以
下のU溝によって行なわれ、当該U溝内に絶縁物が充填
されるので、半導体集積回路のアイソレーションの誘電
率を小さくして低容量化をを図るとともに素子分離距離
を小さくして集積回路の微細化・高集積化を図ることが
できる。
更に、CVD絶縁膜の堆積によってU溝の埋込を行なう
場合、薄いCVD絶縁膜にて平坦化が行なわれ製造工程
の簡略化が図られる。又、浅い溝を有するセルファライ
ン型のダブルポリシリコン構造のバイポーラトランジス
タに本発明を適用する際、浅い溝内にU溝を形成して当
該浅い溝の埋込とU溝の埋込を同時に行なうことができ
、更なる製造工程の簡略化が図られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第11図は本発明に係る半導体集積回路装置の
素子分離工程を説明するだめの断面図、第12図〜第1
7図は第1図〜第11図の工程により形成された素子分
離領域を有する半導体集積回路装置の能動領域にバイポ
ーラトランジスタを形成する製造工程を説明するための
要部断面図、第18図は本発明者らの検討にもとづくU
溝の溝幅Wとデバイス表面の平坦度dとの関係を説明す
るための要部断面図、 第19図は本発明に係るサブミクロンU溝に絶縁物が堆
積した様子を説明するための断面図、第20図は本発明
者の検討にもとづくU溝のパターンのコーナ一部の曲げ
角0と溝幅拡大効果との関係を説明するための平面図、 第21図は本発明に係るサブミクロンU溝パターンホト
マスクを示す平面図、 第22図は本発明者らによって、検討された丁字形の交
点部の溝幅拡大効果を低減させたU溝パターンフォトマ
スクを示す平面図、 第23図は浅い溝を有していない半導体集積回路装置に
本発明に係るアイソレーションを適用した例を示す断面
図、 第24図は本発明に係るアイソレーションをSO■基板
を用いた半導体集積回路装置に適用した例を示す断面図
、 第25図は浅い溝を有していないSol基板を用いた半
導体集積回路装置に本発明のアイソレーションを適用し
た例を示す縦断面図。 1 シリコン単結晶基体、2・シリコン酸化膜、3・素
子領域形成用フォトレジスト膜、4 ・CVD絶縁膜、
4a・・U溝、5 U溝加工用フォトレジストパターン
、6・CVD絶縁膜、6a サイドウオールスペーサ、
7・サブミクロンU溝開口、8 サブミクロンU溝、1
0 シリコン酸化膜、11・・シリコン窒化膜、12 
CvD酸化膜、20・サブミクロンU溝平面パターン。 区 マ〜− 派 区 へ 憾 区 〜 派 区 \す 法

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体集積回路装置の製造方法は、以下の工程を含
    むことを特徴とする; (a)主面を有する半導体基板を準備する工程;(b)
    前記半導体基板の主面を選択的にエッチングし、第1の
    浅い溝を形成する工程、前記第1の浅い溝は、能動素子
    が形成されるべき能動領域を囲むように形成される; (c)前記第1の浅い溝の底面の1部を選択的にエッチ
    ングし、第2の深い溝を形成する工程、前記第2の溝の
    幅は、前記第1の溝よりも小さい溝幅を有する; (d)前記第1及び第2の溝上を含む前記半導体基板の
    主面上に、CVD法により、絶縁物を堆積し、前記第1
    及び第2の溝内及び前記能動領域上に絶縁膜を形成する
    工程; (e)前記絶縁膜をエッチバックして、前記能動領域上
    の前記絶縁膜を除去し、前記第1及び第2の溝内に前記
    絶縁膜を残す工程。
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