JPH04292231A - 照明制御装置 - Google Patents

照明制御装置

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JPH04292231A
JPH04292231A JP3056877A JP5687791A JPH04292231A JP H04292231 A JPH04292231 A JP H04292231A JP 3056877 A JP3056877 A JP 3056877A JP 5687791 A JP5687791 A JP 5687791A JP H04292231 A JPH04292231 A JP H04292231A
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Tsutomu Shiomi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はすれ違いビームと走行
ビームとを有する車両用前照灯の点灯を制御する照明制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5にすれ違いビームと走行ビームとを
有する車両用前照灯の点灯を制御する従来の照明制御装
置の一例の回路図を示す。図5において、Eはバッテリ
、HL4は左側前照灯、HR4は右側前照灯である。 D1は高圧放電ランプからなるすれ違いビーム(ロービ
ーム)用光源、D2は高圧放電ランプからなる走行ビー
ム(ハイビーム)用光源で、これらは左側前照灯HL4
に設けられている。D3は高圧放電ランプからなる走行
ビーム用光源、D4は高圧放電ランプからなるすれ違い
ビーム用光源で、これらは右側前照灯HR4に設けられ
ている。B1,B2,B3,B4は、それぞれすれ違い
ビーム用光源D1,走行ビーム用光源D2,走行ビーム
用光源D3,すれ違いビーム用光源D4を点灯させるた
めの点灯装置である。SW0はすれ違いビームと走行ビ
ームとを切り替える切替型の点灯スイッチである。
【0003】以上のような構成の照明制御装置において
、点灯スイッチSW0をa側に切り替えると、バッテリ
Eから点灯装置B1,B4に給電され、すれ違いビーム
用光源D1,D4がそれぞれ点灯する。走行ビーム用光
源D2,D3には、給電されないので点灯しない。また
、点灯スイッチSW0をb側に切り替えると、バッテリ
Eから点灯装置B2,B3に給電され、走行ビーム用光
源D2,D3がそれぞれ点灯する。すれ違いビーム用光
源D1,D4には、給電されないので点灯しない。
【0004】図6にすれ違いビームと走行ビームとを有
する車両用前照灯の点灯を制御する従来の照明制御装置
の他の例の回路図を示す。図6において、SW1はすれ
違いビーム用の点灯スイッチ、SW2は走行ビーム用の
点灯スイッチであり、これらは図5の点灯切替スイッチ
SW0に代わるものである。その他の構成は図5のもの
と同様である。この照明制御装置では、すれ違いビーム
用光源D1,D4と走行ビーム用光源D2,D3とを同
時に点灯させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図5の照明制御装置に
おいて、例えば点灯スイッチSW0をa側に切り替えて
すれ違いビーム用光源D1,D4を点灯させた状態で走
行している途中において、すれ違いビーム用光源D1,
D4および点灯装置B1,B4の何れかが故障して、左
右いずれかの前照灯HL4またはHR4のすれ違いビー
ム用光源D1またはD4が不点灯となった場合、点灯ス
イッチSW0をa側に切り替えたままの状態では一方の
前照灯HR4またはHL4を点灯させるのみで車両を走
行させることになり、車両の前方照度が不足し、運転者
にとっては大変危険である。
【0006】また、前照灯HL4またはHR4が不点灯
となった場合に点灯スイッチSW0をb側に切り替える
と左右両方の前照灯HL4,HR4を点灯させて車両を
走行させることができる。このとき、前照灯HL4,H
R4は走行ビーム状態で点灯することになり、車両の前
方照度が過大となり、運転者にとっては好ましいが、交
通量の多い道路においては、対向車両の運転者に対して
眩惑感を与えることになり、やはり危険である。なお、
この問題は、すれ違いビーム用の光源D1,D4が不点
となった場合に大きな問題となる。
【0007】図6の照明制御装置においても、図5の照
明制御装置と同様の問題がある。前照灯の光源に交換の
容易なハロゲンランプ(沃素ランプ)を用いたものにあ
っては、バルブ切れ時に、車両を停車させ、手持ちの予
備バルブに交換したり、危険ではあるがサービスステー
ションあるいは自動車用品店まで走行してバルブを交換
することが可能である。これは、ハロゲンバルブが一般
運転者でも比較的簡単かつ安全に取り替え作業を行うこ
とができるものであり、市場入手性の高い商品であるた
めである。
【0008】一方、放電ランプ式の前照灯では、放電ラ
ンプを瞬時に点滅させるために、高電圧(数十kVのパ
ルス等)を点灯装置から発生させるため、交換作業には
熟練が要求され、一般運転者による対応は不可能である
。したがって、この発明の目的は、故障によってすれ違
いビーム用光源および走行ビーム用光源の何れか一方が
不点となったときの車両の運転者および対向車両の運転
者の両方の安全を確保することができる照明制御装置を
提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の照明制御装置
は、車両の左右両側に設けられてすれ違いビーム用光源
および走行ビーム用光源を有する一対の前照灯の点灯を
制御するものであり、一対の前照灯の各々についてそれ
ぞれ、すれ違いビーム用光源および走行ビーム用光源の
何れか一方の点灯スイッチ投入時における不点灯を検出
する不点灯検出回路を設け、この不点灯検出回路の出力
に応答して一対の前照灯のうち不点灯が検出された方の
みすれ違いビーム用光源および走行ビーム用光源の何れ
か他方を点灯させる強制点灯回路を設けている。
【0010】この場合、使用頻度の高いすれ違いビーム
用光源を例えば放電ランプとし、使用頻度の低い走行ビ
ーム用光源を例えば白熱ランプとし、不点灯検出回路で
放電ランプの不点灯を検出させ、強制点灯回路で白熱ラ
ンプを強制点灯させるようにしている。
【0011】
【作用】すれ違いビーム用光源および走行ビーム用光源
の何れか一方が点灯スイッチを投入しても点灯しなくな
ったときに、すれ違いビーム用光源および走行ビーム用
光源の何れか他方が強制的に点灯することになり、左右
両方の前照灯を点灯状態とすることができる。したがっ
て、すれ違いビーム用光源および走行ビーム用光源の何
れか一方が点灯しなくなったときにおいて、必要な前方
照度を得ることができ、車両走行時の車両運転者の安全
を確保することができる。また、故障した方の前照灯に
ついてのみ残っている方を点灯させるだけであるので、
対向車の運転者に対して与える眩惑感も少なくすみ、対
向車両の運転者の安全も確保することができる。
【0012】また、使用頻度の高いすれ違いビーム用光
源に放電ランプを使用したときにおいて、放電ランプが
故障しても、交換用ランプが手に入りにくく、しかも放
電ランプの点灯回路が高電圧回路を含むので、放電ラン
プの交換は簡単には行えないが、それまでの間白熱ラン
プを点灯させることにより、運転に必要な前方照度を得
ることができる。一方、白熱ランプの方は不点になって
も交換が容易で、放電ランプの不点時のように危険な状
態が続くことは少ない。さらに、このときは、すれ違い
ビーム用光源である放電ランプの点灯モードに切り替え
ればよい。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照しなが
ら説明する 第1の実施例 図1にこの発明の第1の実施例の照明制御装置の回路図
を示す。この照明制御装置は、図1に示すように、車両
の左右両側に設けられてすれ違いビーム用光源D1,D
4および走行ビーム用光源H2,H3をそれぞれ有する
一対の前照灯HL1,HR1の点灯を制御するものであ
る。そして、一対の前照灯HL1,HR1の各々につい
てそれぞれ、すれ違いビーム用光源D1,D4の点灯ス
イッチSW1の投入時における不点灯を検出する不点灯
検出回路ID1,ID2を設け、この不点灯検出回路I
D1,ID2の出力に応答して一対の前照灯HL1,H
R1のうち不点灯が検出された方のみ走行ビーム用光源
H2,H3を点灯させる強制点灯回路TN1,TN2を
設けている。
【0014】この場合、使用頻度の高いすれ違いビーム
用光源D1,D4をそれぞれ高圧放電ランプとし、使用
頻度の低い走行ビーム用光源H2,H3をそれぞれハロ
ゲンランプ(白熱ランプ)とし、不点灯検出回路ID1
,ID2で高圧放電ランプの不点灯を検出させ、強制点
灯回路TN1,TN2でハロゲンランプを強制点灯させ
るようにしている。
【0015】上記の構成以外に、バッテリEと、高圧放
電ランプからなるすれ違いビーム用光源D1,D4につ
いて点灯装置B1,B4と、点灯スイッチSW1,SW
2が設けられている。上記の不点灯検出回路ID1の具
体的な回路構成は図示していないが、例えばランプ電流
の通電の有無を検出する回路等が考えられる。また、強
制点灯回路TN1は、図1では、不点灯検出回路ID1
の出力を増幅する増幅器AMP1と、この増幅器AMP
1の出力レベルに応じてオンオフが切り替わるトランジ
スタQ1と、トランジスタQ1によって駆動されるリレ
ーRy1とからなり、不点灯検出回路ID1がすれ違い
ビーム用光源D1の不点灯を検出したときに、接点ry
1のオンによって走行ビーム用光源H2に対する給電路
を形成することになる。なお、上記不点灯検出回路ID
1および強制点灯回路TN1に対する電源は点灯スイッ
チSW1が投入されているときのみ供給される構成であ
り、すれ違いビーム用光源D1を点灯させるべき状態に
おいてのみ、不点灯検出回路ID1および強制点灯回路
TN1が作動することになる。
【0016】不点灯検出回路ID2および強制点灯回路
TN2についても上記と同様の構成であり、強制点灯回
路TN2は、増幅器AMP2と、トランジスタQ2と、
接点ry2を有するリレーRy2とからなる。以上のよ
うな構成の照明制御装置において、点灯スイッチSW1
をオンにしている状態では、バッテリEから点灯装置B
1,B2に給電され、高圧放電ランプからなるすれ違い
ビーム用光源D1,D4がそれぞれ点灯し、走行ビーム
用光源H2,H3は消灯している。このときに、不点灯
検出回路ID1,ID2に給電され、すれ違いビーム用
光源D1,D4が点灯しているかどうかを検出している
【0017】このような状態において、すれ違いビーム
用光源D1,D4の何れか一方、例えば左側の前照灯H
L1のすれ違いビーム用光源D1が不点灯(立ち消え等
)となったとすると、不点灯検出回路ID1が不点灯検
出信号を発生し、増幅器AMP1がトランジスタQ1を
オンにする。この結果、リレーRy1が励磁され、その
接点ry1がオンとなり、バッテリEから点灯スイッチ
SW1および接点ry1を通して走行ビーム用光源H2
であるハロゲンランプに給電され、それが点灯する。
【0018】このとき、右側の前照灯HR2の走行ビー
ム用光源H3は点灯しない。したがって、左側の前照灯
HL1はすれ違いビーム用光源D1が不点灯となっても
、代わりに走行ビーム用光源H2が点灯するため、走行
に必要な照度を得ることができ、しかも右側の前照灯H
R1については走行ビーム用光源H3は点灯せず、すれ
違いビーム用光源D4が点灯しているのみであるので、
対向車両の運転者へ与える眩惑感は少なく抑えることが
できる。
【0019】右側の前照灯HL2のすれ違いビーム用光
源D4が不点灯(立ち消え等)となったときは、上記と
同様の動作でもって走行ビーム用光源H3が点灯するこ
とになる。また、点灯スイッチSW2をオンにしている
状態では、バッテリEからハロゲンランプからなる走行
ビーム用光源H2,H3に給電され、走行ビーム用光源
H2,H3が点灯し、すれ違いビーム用光源D1,D4
が消灯している。
【0020】なお、この照明制御装置では、走行ビーム
用光源H2,H3が不点灯になったときに、すれ違いビ
ーム用光源D1,D4を強制点灯させる構成にはしてい
ないが、このときは点灯スイッチSW1をオンにすれば
走行に必要な照度を確保でき、しかも対向車両を眩惑さ
せることもないので、問題はない。走行ビーム用光源H
2,H3が不点灯になったときに、すれ違いビーム用光
源D1,D4を強制点灯させる構成としてもよいのは当
然である。
【0021】この実施例の照明制御装置は、左右の前照
灯HL1,HR1のすれ違いビーム用光源D1,D4が
点灯スイッチSW1を投入しても点灯しなくなったとき
に、走行ビーム用光源H2,H3が強制的に点灯するこ
とになり、左右両方の前照灯HL1,HR1を点灯状態
とすることができる。したがって、すれ違いビーム用光
源D1,D4のいずれかが点灯しなくなったときにおい
ても、必要な前方照度を得ることができ、車両走行時の
車両運転者の安全を確保することができる。また、故障
した例えば前照灯HL1についてのみ走行ビーム用光源
H2を点灯させるだけであり、正常な前照灯HR1につ
いては走行ビーム用光源H2を点灯させないので、対向
車両の運転者に対して与える眩惑感も少なくすみ、対向
車両の運転者の安全も確保することができる。
【0022】また、使用頻度の高いすれ違いビーム用光
源D1,D4に高圧放電ランプを使用したときにおいて
、高圧放電ランプが故障しても、交換用ランプが手に入
りにくく、しかも高圧放電ランプの点灯回路が高電圧回
路を含むので、高圧放電ランプの交換は簡単には行えな
いが、それまでの間ハロゲンランプからなる走行ビーム
用光源H2,H3を点灯させることにより、運転に必要
な前方照度を得ることができる。
【0023】なお、上記実施例では、走行ビーム用光源
H2,H3としてハロゲンランプを用いているが、すれ
違いビーム用光源D1,D4と同様の放電ランプを用い
てもよいのは当然である。上記実施例でハロゲンランプ
を走行ビーム用光源H2,H3として使用しているのは
、ハロゲンランプの入手が容易で、ランプ交換も容易で
あって、利便性が高いからである。
【0024】第2の実施例 図2にこの発明の第2の実施例の照明制御装置の回路図
を示す。この照明制御装置は、すれ違いビーム用光源お
よび走行ビーム用光源をそれぞれ複数とし、各々一つが
不点灯となると隣接した他の一つを点灯させる構成を図
1の実施例に対して追加したものである。
【0025】図2において、Eはバッテリである。HL
2は左側前照灯であり、高圧放電ランプからなる複数の
すれ違いビーム用光源D11〜D1mと、高圧放電ラン
プからなる1個以上の走行ビーム用光源D1(m+1)
〜D1nと、ハロゲンランプからなる1個の走行ビーム
用光源H11からなる。B11〜B1nはそれぞれすれ
違いビーム用光源D11〜D1mおよび走行ビーム用光
源D1(m+1)〜D1nを点灯させる点灯装置である
【0026】ID11〜ID1nはそれぞれすれ違いビ
ーム用光源D11〜D1mおよび走行ビーム用光源D1
(m+1)〜D1nの不点灯を検出して不点灯検出信号
を発生する不点灯検出回路であり、各々図1における増
幅器AMP1,トランジスタQ1,リレーRy1のコイ
ル部分に相当する回路を内蔵している。不点灯検出回路
ID11〜ID1nは点灯装置B11〜B1nとそれぞ
れ電源が共通しており、点灯装置B11〜B1nへ給電
されていないときは、不点灯検出回路ID11〜ID1
nも対応するものが動作しないようになっている。
【0027】ry11〜ry1nはそれぞれ不点灯検出
回路ID11〜ID1nに応動するリレーの接点である
。SW11は左側前照灯HL2用のすれ違いビームの点
灯スイッチであり、SW21は左側前照灯HL2用の走
行ビームの点灯スイッチである。HR2は右側前照灯で
あり、その構成は左側前照灯HL2と同様の構成を有し
ている。また、回路ブロックX2は回路ブロックX1と
同様の構成である。
【0028】以上のような構成の照明制御装置において
、点灯スイッチSW11を投入すると、通常は点灯装置
B11に給電されてすれ違いビーム用光源D11が点灯
する。このとき、不点灯検出回路ID11がすれ違いビ
ーム用光源D11が点灯しているかどうかを検出してい
る。また、点灯スイッチSW12を投入すると、通常は
走行ビーム用光源D1mが点灯する。このとき、走行ビ
ーム用光源D1mに対応した不点灯検出回路が走行ビー
ム用光源D1mの点灯・不点灯を検出している。
【0029】点灯スイッチSW11を投入してすれ違い
ビーム用光源D11を点灯させている状態において、何
らかの故障によってすれ違いビーム用光源D11が不点
灯となると、不点灯検出回路ID11が不点灯検出信号
を発生し、接点ry11をオンにして点灯装置B12へ
給電し、すれ違いビーム用光源D12を点灯させる。こ
のすれ違いビーム用光源D12が不点灯となると、不点
灯検出回路ID11が不点灯検出信号を発生し、隣接し
たすれ違いビーム用光源を点灯させる。以降、すれ違い
ビーム用光源が不点灯となる毎に隣接したすれ違いビー
ム用光源が点灯することになる。
【0030】また、点灯スイッチSW12を投入して走
行ビーム用光源D1(m+1)を点灯させている状態に
おいて、何らかの故障によって走行ビーム用光源D1(
m+1)が不点灯となると、それに対応した不点灯検出
回路が不点灯検出信号を発生し、対応した接点をオンに
して隣の走行ビーム用光源D1(m+2)を点灯させる
。このすれ違いビーム用光源D1(m+2)が不点灯と
なると、これに対応した不点灯検出回路が不点灯検出信
号を発生し、隣接したすれ違いビーム用光源を点灯させ
る。以降、すれ違いビーム用光源が不点灯となる毎に隣
接したすれ違いビーム用光源が点灯することになり、最
終的にはハロゲンランプからなる走行ビーム用光源H1
1が点灯することになる。
【0031】また、点灯スイッチSW11を投入した状
態において、すれ違いビーム用光源D11〜D1mの全
てが不点灯となると、今度は走行ビーム用光源の点灯装
置へ給電を開始し、走行ビーム用光源D1(m+1)以
降を順次点灯させることになり、最終的にハロゲンラン
プからなる走行ビーム用光源H11を点灯させることに
なる。
【0032】この実施例では、例えばすれ違いビーム用
光源D11が不点灯となると、隣接したすれ違いビーム
用光源D12が点灯するので、片目走行を防止し、かつ
対向車両へ眩惑感を与えることもなく、第1の実施例に
比べて安全性が高い。また、例えば走行ビーム用光源D
1(m+1)が不点灯となると、隣接した走行ビーム用
光源D1(m+2)が点灯するので、片目走行を防止し
、高速走行も安全である。その他の効果は第1の実施例
と同様である。
【0033】第3の実施例 図3にこの発明の第2の実施例の照明制御装置の回路図
を示す。この照明制御装置は、図3に示すように、左側
前照灯HL3を高圧放電ランプからなるすれ違いビーム
用光源D1と高圧放電ランプからなる走行ビーム用光源
D2とすれ違いビームおよび走行ビームの中間の配光を
有する補助光源H21とで構成し、右側前照灯HR3も
左側前照灯HL3と同様に構成している。すれ違いビー
ム用光源D1および走行ビーム用光源D2はそれぞれ高
圧放電ランプからなり、補助光源H21はハロゲンラン
プからなる。
【0034】図4にこの実施例における前照灯HL3を
設けた車両の左前部の概略斜視図を示す。図4において
、11は車両、12は走行ビーム用光源、13はすれ違
いビーム用光源である。14は補助光源であり、走行ビ
ーム用光源12とすれ違いビーム用光源13との中間に
配置している。そして、バッテリEから点灯スイッチS
W11を介して点灯装置B1に給電し、点灯装置B1に
よりすれ違いビーム用光源D1を点灯させるようにして
いる。同様に、バッテリEから点灯スイッチSW12を
介して点灯装置B2に給電し、点灯装置B2により走行
ビーム用光源D2を点灯させるようにしている。
【0035】また、点灯装置B1への給電時に作動して
すれ違いビーム用光源D1の点灯・不点灯を検出する不
点灯検出回路ID21を設けるとともに、点灯装置B2
への給電時に作動してすれ違いビーム用光源D2の点灯
・不点灯を検出する不点灯検出回路ID22を設けてい
る。さらに、不点灯検出回路ID21,ID22からの
不点灯検出信号の発生にそれぞれ応答してオンとなるト
ランジスタQ11,Q12を設け、このトランジスタQ
11,Q12の直列回路を点灯装置B1,B2に電源入
力端子間に接続し、その中点から補助光源H21に給電
する構成となっいる。
【0036】また、補助光源H21の点灯・不点灯を検
出する不点灯検出回路ID23を設け、不点灯検出回路
ID23からの不点灯検出信号に応答してオンとなる接
点Ry2を点灯装置B1,B2に電源入力端子間に接続
している。回路ブロックY2は回路ブロックY1と同様
の構成である。以上のような照明制御装置においては、
点灯スイッチSW11を投入すると、点灯装置B1に給
電され、すれ違いビーム用光源D1が点灯し、点灯スイ
ッチSW12を投入すると、点灯装置B2に給電され、
走行ビーム用光源D2が点灯する。すれ違いビーム用光
源D1の点灯時は不点灯検出回路ID21が作動し、走
行ビーム用光源D2の点灯時は、不点灯検出回路ID2
2が作動する。
【0037】すれ違いビーム用光源D1が不点灯となる
と、不点灯検出回路ID21からの不点灯検出信号によ
りトランジスタQ11がオンとなって補助光源H21が
点灯し、不点灯検出回路ID23が作動する。一方、走
行ビーム用光源D2が不点灯となると、不点灯検出回路
ID22からの不点灯検出信号によりトランジスタQ1
2がオンとなって補助光源H21が点灯し、不点灯検出
回路ID23が作動する。
【0038】例えば点灯スイッチSW11を投入した状
態において、すれ違いビーム用光源D1が不点灯となっ
て、補助光源H21が点灯した後、補助光源H21も不
点灯となると、不点灯検出回路ID23からの不点灯検
出信号により接点ry2がオンとなり、点灯装置B2へ
給電され、走行ビーム用光源D2が点灯する。逆に、点
灯スイッチSW12を投入した状態において、走行ビー
ム用光源D2が不点灯となって、補助光源H21が点灯
した後、補助光源H21も不点灯となると、不点灯検出
回路ID23からの不点灯検出信号により接点ry2が
オンとなり、点灯装置B1へ給電され、すれ違いビーム
用光源D2が点灯する。
【0039】この実施例は、1個の補助光源H12を設
けるだけで、すれ違いビーム用光源D1および走行ビー
ム用光源D2の何れの不点灯時にも、補助光源H21を
点灯させることができ、車両の運転者の安全を確保する
ことができる。また、補助光源H21の配光を走行ビー
ム用光源D2とすれ違いビーム用光源D1との中間に設
定しているので、補助光源H21を点灯させたときに対
向車両の運転者に対して与える眩惑感を減少させること
ができる。また、走行ビーム用光源D2より光軸が低い
分前方照度が少ないが、走行速度を抑えれば補助光源H
21を走行ビーム用光源としても使用可能である。
【0040】その他の効果は前記第1の実施例と同様で
ある。なお、補助光源H21を高圧放電ランプで構成し
てもよいのは当然である。
【0041】
【発明の効果】この発明の照明制御装置によれば、すれ
違いビーム用光源および走行ビーム用光源の何れか一方
が点灯スイッチを投入しても点灯しなくなったときに、
すれ違いビーム用光源および走行ビーム用光源の何れか
他方が強制的に点灯することになり、左右両方の前照灯
を点灯状態とすることができる。したがって、すれ違い
ビーム用光源および走行ビーム用光源の何れか一方が点
灯しなくなったときにおいても、必要な前方照度を得る
ことができ、車両走行時の車両運転者の安全を確保する
ことができる。
【0042】また、故障した方の前照灯についてのみ残
っている方を点灯させるだけであるので、対向車の運転
者に対して与える眩惑感も少なくすみ、対向車両の運転
者の安全も確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の照明制御装置の構成
を示す回路図である。
【図2】この発明の第2の実施例の照明制御装置の構成
を示す回路図である。
【図3】この発明の第3の実施例の照明制御装置の構成
を示す回路図である。
【図4】図3の実施例が適用される車両の左前部の概略
斜視図である。
【図5】従来の照明制御装置の一例の構成を示す回路図
である。
【図6】従来の照明制御装置の他の例の構成を示す回路
図である。
【符号の説明】
E    バッテリ SW1,SW2    点灯スイッチ B1,B2    点灯装置 HL1,HR1    前照灯 D1,D4    すれ違いビーム用光源H1,H2 
   走行ビーム用光源 ID1,ID2    不点灯検出回路TN1,TN2
    強制点灯回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  車両の左右両側に設けられてすれ違い
    ビーム用光源および走行ビーム用光源を有する一対の前
    照灯の点灯を制御する照明制御装置であって、前記一対
    の前照灯の各々についてそれぞれ、すれ違いビーム用光
    源および走行ビーム用光源の何れか一方の点灯スイッチ
    投入時における不点灯を検出する不点灯検出回路を設け
    、この不点灯検出回路の出力に応答して前記一対の前照
    灯のうち不点灯が検出された方のみ前記すれ違いビーム
    用光源および走行ビーム用光源の何れか他方を点灯させ
    る強制点灯回路を設けたことを特徴とする照明制御装置
  2. 【請求項2】  すれ違いビーム用光源を放電ランプと
    し、走行ビーム用光源を白熱ランプとし、不点灯検出回
    路で前記放電ランプの不点灯を検出させ、強制点灯回路
    で前記白熱ランプを強制点灯させるようにした請求項1
    記載の照明制御装置。
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