JP3082570B2 - コーナリングランプ兼クリアランスランプ点灯制御装置 - Google Patents
コーナリングランプ兼クリアランスランプ点灯制御装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コーナリングランプと
クリアランスランプを備えた自動車におけるランプの点
灯制御装置に関し、ランプバルブ及び回路の簡素化を企
図したものである。
クリアランスランプを備えた自動車におけるランプの点
灯制御装置に関し、ランプバルブ及び回路の簡素化を企
図したものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、図5に示すように、大型観光バ
ス1の前面の両側には、コーナリング時に曲がる方向を
明るく照らすコーナリングランプ2が備えられているも
のがある。このコーナリングランプ2は、夜間などに前
方へ車の存在(車幅)を表示するためのクリアランスラ
ンプ3と一緒のレンズ4内に収められている。レンズ4
内にはコーナリングランプ2とクリアランスランプ3の
バルブがそれぞれ独立して設けられ、回路も独立して設
けられている。そして、コーナリングランプ2はターン
シグナルランプ5と連動して点灯操作されるようになっ
ている(例えば、特開平4−85144号公報参照)。
コーナリングランプ2を備えたことで、曲がる方向が明
るく照らされるようになり、安全にコーナリングを行う
ことができる。
ス1の前面の両側には、コーナリング時に曲がる方向を
明るく照らすコーナリングランプ2が備えられているも
のがある。このコーナリングランプ2は、夜間などに前
方へ車の存在(車幅)を表示するためのクリアランスラ
ンプ3と一緒のレンズ4内に収められている。レンズ4
内にはコーナリングランプ2とクリアランスランプ3の
バルブがそれぞれ独立して設けられ、回路も独立して設
けられている。そして、コーナリングランプ2はターン
シグナルランプ5と連動して点灯操作されるようになっ
ている(例えば、特開平4−85144号公報参照)。
コーナリングランプ2を備えたことで、曲がる方向が明
るく照らされるようになり、安全にコーナリングを行う
ことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のコーナリングラ
ンプ2のバルブは、クリアランスランプ3のバルブと独
立して設けられているので(一般には1つのランプバル
ブ内にフィラメントが2つ存在する)、回路や配線がそ
れぞれに必要になって複雑になる。また、1つのランプ
バルブ内にフィラメントが2つ存在した場合、一方のフ
ィラメントが切れるとランプバルブ全体を交換する必要
がある。
ンプ2のバルブは、クリアランスランプ3のバルブと独
立して設けられているので(一般には1つのランプバル
ブ内にフィラメントが2つ存在する)、回路や配線がそ
れぞれに必要になって複雑になる。また、1つのランプ
バルブ内にフィラメントが2つ存在した場合、一方のフ
ィラメントが切れるとランプバルブ全体を交換する必要
がある。
【0004】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、コーナリングランプとクリアランスランプを一つの
フィラメントで兼用することができるコーナリングラン
プ兼クリアランスランプ点灯制御装置を提供し、もって
ランプバルブ及び回路の簡素化を図ることを目的とす
る。
で、コーナリングランプとクリアランスランプを一つの
フィラメントで兼用することができるコーナリングラン
プ兼クリアランスランプ点灯制御装置を提供し、もって
ランプバルブ及び回路の簡素化を図ることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成は、単一のフィラメントからなる左右の
コーナリングランプ兼クリアランスランプと、ターンシ
グナルを点滅させるターンシグナル操作スイッチと、電
源と前記各コーナリングランプ兼クリアランスランプと
の間に配置されたライティングスイッチと、該ライティ
ングスイッチと直列に前記電源と前記各コーナリングラ
ンプ兼クリアランスランプとの間に配置された制御回路
とを備え、該制御回路は、前記ターンシグナル操作スイ
ッチの操作に応じて対応する側の前記コーナリングラン
プ兼クリアランスランプを点灯させるコーナリングラン
プ制御部と、前記電源の電圧を低く変換して前記各コー
ナリングランプ兼クリアランスランプを点灯させるクリ
アランスランプ制御部とが並列に配置されていることを
特徴とする。
の本発明の構成は、単一のフィラメントからなる左右の
コーナリングランプ兼クリアランスランプと、ターンシ
グナルを点滅させるターンシグナル操作スイッチと、電
源と前記各コーナリングランプ兼クリアランスランプと
の間に配置されたライティングスイッチと、該ライティ
ングスイッチと直列に前記電源と前記各コーナリングラ
ンプ兼クリアランスランプとの間に配置された制御回路
とを備え、該制御回路は、前記ターンシグナル操作スイ
ッチの操作に応じて対応する側の前記コーナリングラン
プ兼クリアランスランプを点灯させるコーナリングラン
プ制御部と、前記電源の電圧を低く変換して前記各コー
ナリングランプ兼クリアランスランプを点灯させるクリ
アランスランプ制御部とが並列に配置されていることを
特徴とする。
【0006】また、前記コーナリングランプ制御部は、
前記ターンシグナル操作スイッチの操作に応じて作動す
る左右一対のリレーを備え、前記クリアランスランプ制
御部は、前記電源の電圧を低く変換する電圧制御回路及
び該電圧制御回路から前記各コーナリングランプ兼クリ
アランスランプ側への電流の流れのみを許容する左右一
対のダイオードを備え、前記制御回路は、前記各リレー
と前記各ダイオードとが左右で対応する側の前記コーナ
リングランプ兼クリアランスランプに電圧を低下させる
手段を介して並列に接続されてなることを特徴とする。
前記ターンシグナル操作スイッチの操作に応じて作動す
る左右一対のリレーを備え、前記クリアランスランプ制
御部は、前記電源の電圧を低く変換する電圧制御回路及
び該電圧制御回路から前記各コーナリングランプ兼クリ
アランスランプ側への電流の流れのみを許容する左右一
対のダイオードを備え、前記制御回路は、前記各リレー
と前記各ダイオードとが左右で対応する側の前記コーナ
リングランプ兼クリアランスランプに電圧を低下させる
手段を介して並列に接続されてなることを特徴とする。
【0007】
【作用】ライティングスイッチの操作により、クリアラ
ンスランプ制御部を介して電源の電圧が低く変換されて
各コーナリングランプ兼クリアランスランプが点灯し、
各コーナリングランプ兼クリアランスランプがクリアラ
ンスランプとして機能する。この状態でターンシグナル
操作スイッチを操作すると、コーナリングランプ制御部
によってターンシグナル操作スイッチの操作に対応する
側、即ち曲がる側のコーナリングランプ兼クリアランス
ランプが点灯され、クリアランスランプとして機能する
と共にコーナリングランプとして機能する。
ンスランプ制御部を介して電源の電圧が低く変換されて
各コーナリングランプ兼クリアランスランプが点灯し、
各コーナリングランプ兼クリアランスランプがクリアラ
ンスランプとして機能する。この状態でターンシグナル
操作スイッチを操作すると、コーナリングランプ制御部
によってターンシグナル操作スイッチの操作に対応する
側、即ち曲がる側のコーナリングランプ兼クリアランス
ランプが点灯され、クリアランスランプとして機能する
と共にコーナリングランプとして機能する。
【0008】
【実施例】図1には本発明の一実施例に係るコーナリン
グランプ兼クリアランスランプ点灯制御装置の回路構
成、図2には電圧制御回路の一例、図3にはコーナリン
グランプ兼クリアランスランプ取付き部の正面、図4に
は図3中のIV-IV 線矢視を示してある。
グランプ兼クリアランスランプ点灯制御装置の回路構
成、図2には電圧制御回路の一例、図3にはコーナリン
グランプ兼クリアランスランプ取付き部の正面、図4に
は図3中のIV-IV 線矢視を示してある。
【0009】図3、図4に示すように、大型観光バスの
前面側部のバンパ11の部位には前照灯12がそれぞれ
設けられ(図3には左前方を示してある)、各前照灯1
2の側部にはそれぞれコーナリングランプ兼クリアラン
スランプ(以下単にランプと称す)13が設けられてい
る。各ランプ13は単一のフィラメントからなる1つの
バルブ14で構成されている。尚、図4中の符号で15
はレンズである。
前面側部のバンパ11の部位には前照灯12がそれぞれ
設けられ(図3には左前方を示してある)、各前照灯1
2の側部にはそれぞれコーナリングランプ兼クリアラン
スランプ(以下単にランプと称す)13が設けられてい
る。各ランプ13は単一のフィラメントからなる1つの
バルブ14で構成されている。尚、図4中の符号で15
はレンズである。
【0010】図1に基づいてランプの点灯制御装置の回
路構成を説明する。電源16にはライティングスイッチ
17及びキースイッチ18が並列につながれ、左右一対
のランプ13L,13Rはコーナリングランプ制御部で
ある左右一対のリレー19L,19Rを介してライティ
ングスイッチ17及びキースイッチ18に連結されてい
る。即ち、ライティングスイッチ17はリレー19L,
19Rのコイル20L,20Rを介してターンシグナル
操作スイッチ21に連結されている。また、リレー19
L,19Rの接点は、一方側の端子22L,22Rがキ
ースイッチ18に連結されると共に他方側の端子23
L,23Rがランプ13L,13Rにそれぞれ連結され
ており、更に、基端側の端子24L,24R同士が互い
に連結されている。そして、コイル20L,20Rが励
磁されていない時は図示のように基端側の端子24L,
24Rと一方側の端子22L,22Rとがつながり、コ
イル20L,20Rが励磁された時に基端側の端子24
L,24Rと他方側の端子23L,23Rとがつながる
ようになっている。つまり、ターンシグナル操作スイッ
チ21の操作によりリレー19L,19Rのコイル20
L,20Rの一方側、例えばリレー19Lのコイル20
Lが励磁された場合、端子24L,23Lが接続され、
キースイッチ18を通る電流が、リレー19Rの端子2
4R,22R及びリレー19Lの端子24L,23Lを
経由してランプ13Lに送られ、ランプ13Lが点灯さ
れる。
路構成を説明する。電源16にはライティングスイッチ
17及びキースイッチ18が並列につながれ、左右一対
のランプ13L,13Rはコーナリングランプ制御部で
ある左右一対のリレー19L,19Rを介してライティ
ングスイッチ17及びキースイッチ18に連結されてい
る。即ち、ライティングスイッチ17はリレー19L,
19Rのコイル20L,20Rを介してターンシグナル
操作スイッチ21に連結されている。また、リレー19
L,19Rの接点は、一方側の端子22L,22Rがキ
ースイッチ18に連結されると共に他方側の端子23
L,23Rがランプ13L,13Rにそれぞれ連結され
ており、更に、基端側の端子24L,24R同士が互い
に連結されている。そして、コイル20L,20Rが励
磁されていない時は図示のように基端側の端子24L,
24Rと一方側の端子22L,22Rとがつながり、コ
イル20L,20Rが励磁された時に基端側の端子24
L,24Rと他方側の端子23L,23Rとがつながる
ようになっている。つまり、ターンシグナル操作スイッ
チ21の操作によりリレー19L,19Rのコイル20
L,20Rの一方側、例えばリレー19Lのコイル20
Lが励磁された場合、端子24L,23Lが接続され、
キースイッチ18を通る電流が、リレー19Rの端子2
4R,22R及びリレー19Lの端子24L,23Lを
経由してランプ13Lに送られ、ランプ13Lが点灯さ
れる。
【0011】ライティングスイッチ17と左右一対のラ
ンプ13L,13Rとの間には電圧を低下させる手段と
しての電圧制御回路25と、電圧制御回路25から各ラ
ンプ13L,13R側への電流の流れのみを許容する左
右一対のダイオード26L,26Rとが連結され、電圧
制御回路25とダイオード26L,26Rとによってク
リアランスランプ制御部が構成されている。電圧制御回
路25は、図2に示すように、電圧を例えば24Vから
20Vに低く変換するツェナーダイオード27で構成さ
れ、電源16の電圧を低くして各ランプ13L,13R
を点灯させるようになっている。尚、電圧制御回路25
としては、電源16の電圧を低くするものであれば、直
流を交流に変えて周波数で電圧を低く制御するもの等、
他の回路を適用することも可能である。ターンシグナル
操作スイッチ21の操作に応じて対応する側のランプ1
3L,13Rを点灯させるコーナリングランプ制御部
と、電源16の電圧を低く変換してランプ13L,13
Rを点灯させるクリアランスランプ制御部とは並列に配
置されており、コーナリングランプ制御部とクリアラン
スランプ制御部とによって制御回路が構成されている。
また、各リレー19L,19Rと各ダイオード26L,
26Rとは、左右で対応する側のランプ13L,13R
に並列に接続された状態になっている。
ンプ13L,13Rとの間には電圧を低下させる手段と
しての電圧制御回路25と、電圧制御回路25から各ラ
ンプ13L,13R側への電流の流れのみを許容する左
右一対のダイオード26L,26Rとが連結され、電圧
制御回路25とダイオード26L,26Rとによってク
リアランスランプ制御部が構成されている。電圧制御回
路25は、図2に示すように、電圧を例えば24Vから
20Vに低く変換するツェナーダイオード27で構成さ
れ、電源16の電圧を低くして各ランプ13L,13R
を点灯させるようになっている。尚、電圧制御回路25
としては、電源16の電圧を低くするものであれば、直
流を交流に変えて周波数で電圧を低く制御するもの等、
他の回路を適用することも可能である。ターンシグナル
操作スイッチ21の操作に応じて対応する側のランプ1
3L,13Rを点灯させるコーナリングランプ制御部
と、電源16の電圧を低く変換してランプ13L,13
Rを点灯させるクリアランスランプ制御部とは並列に配
置されており、コーナリングランプ制御部とクリアラン
スランプ制御部とによって制御回路が構成されている。
また、各リレー19L,19Rと各ダイオード26L,
26Rとは、左右で対応する側のランプ13L,13R
に並列に接続された状態になっている。
【0012】一方、電源16とターンシグナル操作スイ
ッチ21との間には、点滅制御回路28及び点滅リレー
29L,29Rのコイル30L,30Rが設けられ、点
滅リレー29L,29Rの接点31L,31Rは電源1
6とターンシグナルランプ32L,32Rとの間に設け
られている。つまり、ターンシグナル操作スイッチ21
の操作により点滅リレー29L,29Rのコイル30
L,30Rの一方側、例えば点滅リレー29Lのコイル
30Lが励磁された場合、接点31Lがつながってター
ンシグナルランプ32Lが点滅するようになっている。
尚、図中の符号で33はライティングスイッチ17につ
ながるテールランプ、34はハザードスイッチである。
ッチ21との間には、点滅制御回路28及び点滅リレー
29L,29Rのコイル30L,30Rが設けられ、点
滅リレー29L,29Rの接点31L,31Rは電源1
6とターンシグナルランプ32L,32Rとの間に設け
られている。つまり、ターンシグナル操作スイッチ21
の操作により点滅リレー29L,29Rのコイル30
L,30Rの一方側、例えば点滅リレー29Lのコイル
30Lが励磁された場合、接点31Lがつながってター
ンシグナルランプ32Lが点滅するようになっている。
尚、図中の符号で33はライティングスイッチ17につ
ながるテールランプ、34はハザードスイッチである。
【0013】コーナリングランプ兼クリアランスランプ
点灯制御装置の作用を説明する。図1の状態からライテ
ィングスイッチ17及びキースイッチ18をONにする
と、テールランプ33が点灯すると共に、電圧制御回路
25によって電源16の電圧が低く変換されてダイオー
ド26L,26Rを介してランプ13L,13Rが点灯
する(例えば12W)。これにより、ランプ13L,1
3Rはクリアランスランプとして機能する。この状態
で、ターンシグナル操作スイッチ21を例えば左側に操
作すると、点滅リレー29Lのコイル30Lが励磁され
て接点31Lがつながれ、ターンシグナルランプ32L
が点滅する。同時に、リレー19Lのコイル20Lが励
磁されて接点の端子24L,23Lが接続され、キース
イッチ18を通る電流が、リレー19Rの端子24R,
22R及びリレー19Lの端子24L,23Lを経由し
て左側のランプ13Lに送られ、ランプ13Lが電圧が
低く変換されない状態で点灯する(例えば35W)。こ
れにより、ターンシグナル操作スイッチ21の操作に対
応する側、即ち曲がる側のランプ13Lはクリアランス
ランプとして機能すると共にコーナリングランプとして
機能し、曲がる側を明るく照らすことができる。ターン
シグナル操作スイッチ21を逆に操作した場合も前述同
様に、リレー19Rによってキースイッチ18を通る電
流が右側のランプ13Rに送られるようになり、ランプ
13Rが電圧が低く変換されない状態で点灯する。
点灯制御装置の作用を説明する。図1の状態からライテ
ィングスイッチ17及びキースイッチ18をONにする
と、テールランプ33が点灯すると共に、電圧制御回路
25によって電源16の電圧が低く変換されてダイオー
ド26L,26Rを介してランプ13L,13Rが点灯
する(例えば12W)。これにより、ランプ13L,1
3Rはクリアランスランプとして機能する。この状態
で、ターンシグナル操作スイッチ21を例えば左側に操
作すると、点滅リレー29Lのコイル30Lが励磁され
て接点31Lがつながれ、ターンシグナルランプ32L
が点滅する。同時に、リレー19Lのコイル20Lが励
磁されて接点の端子24L,23Lが接続され、キース
イッチ18を通る電流が、リレー19Rの端子24R,
22R及びリレー19Lの端子24L,23Lを経由し
て左側のランプ13Lに送られ、ランプ13Lが電圧が
低く変換されない状態で点灯する(例えば35W)。こ
れにより、ターンシグナル操作スイッチ21の操作に対
応する側、即ち曲がる側のランプ13Lはクリアランス
ランプとして機能すると共にコーナリングランプとして
機能し、曲がる側を明るく照らすことができる。ターン
シグナル操作スイッチ21を逆に操作した場合も前述同
様に、リレー19Rによってキースイッチ18を通る電
流が右側のランプ13Rに送られるようになり、ランプ
13Rが電圧が低く変換されない状態で点灯する。
【0014】従って、上述したコーナリングランプ兼ク
リアランスランプ点灯制御装置によると、単一のフィラ
メントからなる1つのバルブ14で構成されたランプ1
3L,13Rをコーナリングランプ及びクリアランスラ
ンプとして機能させることができる。このため、バルブ
14が単純になると共に、車体側の配線を減少させるこ
とができ、ランプバルブ及び回路を簡素化することがで
きる。通常、ランプバルブの寿命はフィラメントへの印
加電圧の2乗に逆比例するが、上記構成によると、1つ
のバルブ14は単一のフィラメントからなり、常時は減
光された状態のクリアランスランプとして機能してフィ
ラメントに印加される電圧が下げられているので、ラン
プバルブとしての寿命が向上する。また、コーナリング
ランプ制御部として左右一対のリレー19L,19Rを
用い、クリアランスランプ制御部として電圧制御回路2
5と一対のダイオード26L,26Rとを用い、更に、
各リレー19L,19Rと各ダイオード26L,26R
とは、左右で対応する側のランプ13L,13Rに並列
に接続したので、簡単な回路構成でランプ13L,13
Rをコーナリングランプ及びクリアランスランプとして
機能させることができる。
リアランスランプ点灯制御装置によると、単一のフィラ
メントからなる1つのバルブ14で構成されたランプ1
3L,13Rをコーナリングランプ及びクリアランスラ
ンプとして機能させることができる。このため、バルブ
14が単純になると共に、車体側の配線を減少させるこ
とができ、ランプバルブ及び回路を簡素化することがで
きる。通常、ランプバルブの寿命はフィラメントへの印
加電圧の2乗に逆比例するが、上記構成によると、1つ
のバルブ14は単一のフィラメントからなり、常時は減
光された状態のクリアランスランプとして機能してフィ
ラメントに印加される電圧が下げられているので、ラン
プバルブとしての寿命が向上する。また、コーナリング
ランプ制御部として左右一対のリレー19L,19Rを
用い、クリアランスランプ制御部として電圧制御回路2
5と一対のダイオード26L,26Rとを用い、更に、
各リレー19L,19Rと各ダイオード26L,26R
とは、左右で対応する側のランプ13L,13Rに並列
に接続したので、簡単な回路構成でランプ13L,13
Rをコーナリングランプ及びクリアランスランプとして
機能させることができる。
【0015】
【発明の効果】本発明のコーナリングランプ兼クリアラ
ンスランプ点灯制御装置は、ターンシグナル操作スイッ
チの操作に応じて対応する側のコーナリングランプ兼ク
リアランスランプを点灯させるコーナリングランプ制御
部と、電源の電圧を低く変換して各コーナリングランプ
兼クリアランスランプを点灯させるクリアランスランプ
制御部とを並列に配置したので、クリアランスランプ制
御部を介して電源の電圧が低く変換されて各コーナリン
グランプ兼クリアランスランプを点灯させてクリアラン
スランプとして機能させると共にターンシグナル操作ス
イッチを操作することで、コーナリングランプ制御部に
よってターンシグナル操作スイッチの操作に対応する側
のコーナリングランプ兼クリアランスランプを点灯させ
て、コーナリングランプとして機能させることができ
る。この結果、単一のフィラメントからなる1つのラン
プバルブでコーナリングランプとクリアランスランプを
兼用させることが可能になり、ランプバルブ及び回路を
簡素化することができる。
ンスランプ点灯制御装置は、ターンシグナル操作スイッ
チの操作に応じて対応する側のコーナリングランプ兼ク
リアランスランプを点灯させるコーナリングランプ制御
部と、電源の電圧を低く変換して各コーナリングランプ
兼クリアランスランプを点灯させるクリアランスランプ
制御部とを並列に配置したので、クリアランスランプ制
御部を介して電源の電圧が低く変換されて各コーナリン
グランプ兼クリアランスランプを点灯させてクリアラン
スランプとして機能させると共にターンシグナル操作ス
イッチを操作することで、コーナリングランプ制御部に
よってターンシグナル操作スイッチの操作に対応する側
のコーナリングランプ兼クリアランスランプを点灯させ
て、コーナリングランプとして機能させることができ
る。この結果、単一のフィラメントからなる1つのラン
プバルブでコーナリングランプとクリアランスランプを
兼用させることが可能になり、ランプバルブ及び回路を
簡素化することができる。
【0016】また、コーナリングランプ兼クリアランス
ランプは単一のフィラメントからなり、常時は減光され
た状態のクリアランスランプとして機能してフィラメン
トに印加される電圧が下げられているので、ランプバル
ブとしての寿命が向上する。
ランプは単一のフィラメントからなり、常時は減光され
た状態のクリアランスランプとして機能してフィラメン
トに印加される電圧が下げられているので、ランプバル
ブとしての寿命が向上する。
【0017】また、コーナリングランプ制御部として左
右一対のリレーを用い、クリアランスランプ制御部とし
て電圧制御回路と一対のダイオードとを用い、更に、各
リレーと各ダイオードとは左右で対応する側のコーナリ
ングランプ兼クリアランスランプに並列に接続したの
で、コーナリングランプ兼クリアランスランプをコーナ
リングランプ及びクリアランスランプとして機能させる
ための回路構成が簡単になる。
右一対のリレーを用い、クリアランスランプ制御部とし
て電圧制御回路と一対のダイオードとを用い、更に、各
リレーと各ダイオードとは左右で対応する側のコーナリ
ングランプ兼クリアランスランプに並列に接続したの
で、コーナリングランプ兼クリアランスランプをコーナ
リングランプ及びクリアランスランプとして機能させる
ための回路構成が簡単になる。
【図1】本発明の一実施例に係るコーナリングランプ兼
クリアランスランプ点灯制御装置の回路構成図。
クリアランスランプ点灯制御装置の回路構成図。
【図2】電圧制御回路の一例を表す回路図。
【図3】コーナリングランプ兼クリアランスランプ取付
き部の正面図。
き部の正面図。
【図4】図3中のIV-IV 線矢視図。
【図5】コーナリングランプを備えた大型バスの外観
図。
図。
13L,13R コーナリングランプ兼クリアランスラ
ンプ(ランプ) 14 バルブ 16 電源 17 ライティングスイッチ 18 キースイッチ 19L,19R リレー 20L,20R コイル 21 ターンシグナル操作スイッチ 22L,22R 一方側の端子 23L,23R 他方側の端子 24L,24R 基端側の端子 25 電圧制御回路 26L,26R ダイオード 27 ツェナーダイオード 28 点滅制御回路 29 点滅リレー 30L,30R コイル 31L,31R 接点 32L,32R ターンシグナルランプ
ンプ(ランプ) 14 バルブ 16 電源 17 ライティングスイッチ 18 キースイッチ 19L,19R リレー 20L,20R コイル 21 ターンシグナル操作スイッチ 22L,22R 一方側の端子 23L,23R 他方側の端子 24L,24R 基端側の端子 25 電圧制御回路 26L,26R ダイオード 27 ツェナーダイオード 28 点滅制御回路 29 点滅リレー 30L,30R コイル 31L,31R 接点 32L,32R ターンシグナルランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60Q 1/32 B60Q 1/34
Claims (2)
- 【請求項1】 単一のフィラメントからなる左右のコー
ナリングランプ兼クリアランスランプと、ターンシグナ
ルを点滅させるターンシグナル操作スイッチと、電源と
前記各コーナリングランプ兼クリアランスランプとの間
に配置されたライティングスイッチと、該ライティング
スイッチと直列に前記電源と前記各コーナリングランプ
兼クリアランスランプとの間に配置された制御回路とを
備え、該制御回路は、前記ターンシグナル操作スイッチ
の操作に応じて対応する側の前記コーナリングランプ兼
クリアランスランプを点灯させるコーナリングランプ制
御部と、前記電源の電圧を低く変換して前記各コーナリ
ングランプ兼クリアランスランプを点灯させるクリアラ
ンスランプ制御部とが並列に配置されていることを特徴
とするコーナリングランプ兼クリアランスランプ点灯制
御装置。 - 【請求項2】 前記コーナリングランプ制御部は、前記
ターンシグナル操作スイッチの操作に応じて作動する左
右一対のリレーを備え、前記クリアランスランプ制御部
は、前記電源の電圧を低く変換する電圧制御回路及び該
電圧制御回路から前記各コーナリングランプ兼クリアラ
ンスランプ側への電流の流れのみを許容する左右一対の
ダイオードを備え、前記制御回路は、前記各リレーと前
記各ダイオードとが左右で対応する側の前記コーナリン
グランプ兼クリアランスランプに電圧を低下させる手段
を介して並列に接続されてなることを特徴とする請求項
1に記載のコーナリングランプ兼クリアランスランプ点
灯制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14893694A JP3082570B2 (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | コーナリングランプ兼クリアランスランプ点灯制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14893694A JP3082570B2 (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | コーナリングランプ兼クリアランスランプ点灯制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0811625A JPH0811625A (ja) | 1996-01-16 |
JP3082570B2 true JP3082570B2 (ja) | 2000-08-28 |
Family
ID=15463977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14893694A Expired - Fee Related JP3082570B2 (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | コーナリングランプ兼クリアランスランプ点灯制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3082570B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3064951B2 (ja) * | 1997-04-24 | 2000-07-12 | 村田機械株式会社 | 糸通し装置 |
JP2011110973A (ja) * | 2009-11-24 | 2011-06-09 | Honda Motor Co Ltd | 車両用灯火器 |
CN109795402A (zh) * | 2019-03-21 | 2019-05-24 | 沈阳万顺达科技有限公司 | 一种车用灯具系统及车辆 |
-
1994
- 1994-06-30 JP JP14893694A patent/JP3082570B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0811625A (ja) | 1996-01-16 |
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