JPH04291037A - 光ディスクの汚染防止構造 - Google Patents
光ディスクの汚染防止構造Info
- Publication number
- JPH04291037A JPH04291037A JP3057001A JP5700191A JPH04291037A JP H04291037 A JPH04291037 A JP H04291037A JP 3057001 A JP3057001 A JP 3057001A JP 5700191 A JP5700191 A JP 5700191A JP H04291037 A JPH04291037 A JP H04291037A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical disc
- cartridge
- hub
- optical disk
- spindle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims abstract description 114
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 13
- 238000011109 contamination Methods 0.000 claims description 12
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 6
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 5
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims 7
- 239000000428 dust Substances 0.000 abstract description 13
- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 15
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 13
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 9
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 8
- 235000019504 cigarettes Nutrition 0.000 description 4
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 4
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 2
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000001364 causal effect Effects 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 239000000356 contaminant Substances 0.000 description 1
- 210000003746 feather Anatomy 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 239000000741 silica gel Substances 0.000 description 1
- 229910002027 silica gel Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Packaging For Recording Disks (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクの汚染防止
構造に関し、特に、光ディスクの回転を利用した光ディ
スクの汚染防止構造に関するものである。
構造に関し、特に、光ディスクの回転を利用した光ディ
スクの汚染防止構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は従来の光ディスクの平面図、図
14は光ディスクと該光ディスクが装填されるスピンド
ルとの関係を示す概念図、更に図15は光ディスクを収
納する従来のカートリッジの斜視図である。光ディスク
2は、透明な基板2aとこの一側面に形成された記録膜
2bとから構成され、該記録膜2bの部分が記録領域R
となる。この光ディスク2の中央部にはディスク下面に
突出し、断面が凹状体のハブ22が設けられ、このハブ
22の中央には下記の中央ピン24dが嵌挿される中央
穴22dが設けられている。
14は光ディスクと該光ディスクが装填されるスピンド
ルとの関係を示す概念図、更に図15は光ディスクを収
納する従来のカートリッジの斜視図である。光ディスク
2は、透明な基板2aとこの一側面に形成された記録膜
2bとから構成され、該記録膜2bの部分が記録領域R
となる。この光ディスク2の中央部にはディスク下面に
突出し、断面が凹状体のハブ22が設けられ、このハブ
22の中央には下記の中央ピン24dが嵌挿される中央
穴22dが設けられている。
【0003】一方、ディスク装置のスピンドル24の上
端は上記ディスク下面に突出したハブ22が嵌合するハ
ブ受凹部32が設けられ、該ハブ受凹部32の中央には
中央ピン24dが突設されている。一方、上記のような
構成の光ディスク2を回転自在に内蔵するカートリッジ
3は図15に示すように光ディスク102をクランプす
るためのクランプ用開口部5と、アクセス用開口部6と
を設けると共に、該クランプ及びアクセス用開口部5、
6を開閉するシャッター機構7を備えた構成とされてい
る。
端は上記ディスク下面に突出したハブ22が嵌合するハ
ブ受凹部32が設けられ、該ハブ受凹部32の中央には
中央ピン24dが突設されている。一方、上記のような
構成の光ディスク2を回転自在に内蔵するカートリッジ
3は図15に示すように光ディスク102をクランプす
るためのクランプ用開口部5と、アクセス用開口部6と
を設けると共に、該クランプ及びアクセス用開口部5、
6を開閉するシャッター機構7を備えた構成とされてい
る。
【0004】このような構成において、光ディスク10
2がカートリッジ103とともにディスク装置に装着さ
れると、上記シャッター機構7が開き、ハブ22がスピ
ンドル24の上端に設けられた上記ハブ受凹部32に嵌
挿されるとともに、ハブ受凹部32の中央の突設ピン2
4dがハブ中央の中央穴22dに挿入され、スピンドル
24上に光ディスク102が装着されることになる。こ
のように装着された光ディスク102に対して図面上下
の方向から記録用あるいは再生用のレーザ光が入射され
るようになっている。
2がカートリッジ103とともにディスク装置に装着さ
れると、上記シャッター機構7が開き、ハブ22がスピ
ンドル24の上端に設けられた上記ハブ受凹部32に嵌
挿されるとともに、ハブ受凹部32の中央の突設ピン2
4dがハブ中央の中央穴22dに挿入され、スピンドル
24上に光ディスク102が装着されることになる。こ
のように装着された光ディスク102に対して図面上下
の方向から記録用あるいは再生用のレーザ光が入射され
るようになっている。
【0005】上記構成の光ディスク102は記録、再生
にレーザ光を用いるところから、ゴミ等の汚れが基板2
a上に付着すると記録あるいは再生に悪影響を及ぼすこ
とになるので、上記したようにカートリッジ103に内
蔵して使用されるようになっている。このカートリッジ
103は、光ディスク102を回転自在に囲撓する構造
となっているが、レーザ光をレーザ光入射面に照射する
必要上、光ディスク装置に装填されたときには上記シャ
ッター機構7を作動させてクランプ及びアクセス用開口
部5、6から光ディスク102がのぞめるようになって
いる。従ってカートリッジ103は非ドライブ時には閉
鎖空間となり、外気から遮断されるが、ドライブ時には
、シャッター機構7が開いたままとなるので、前記クラ
ンプ及びアクセス用開口部5、6から外部空気が導入さ
れ、外部空気中の微細な塵埃がカートリッジ103内に
侵入し、長時間の使用によって光ディスク102のレー
ザ光入射面に予想以上の塵埃(たばこの煙等に含まれる
タール等による汚れも含む)が付着し、再生不能になる
事態が発生することがある。
にレーザ光を用いるところから、ゴミ等の汚れが基板2
a上に付着すると記録あるいは再生に悪影響を及ぼすこ
とになるので、上記したようにカートリッジ103に内
蔵して使用されるようになっている。このカートリッジ
103は、光ディスク102を回転自在に囲撓する構造
となっているが、レーザ光をレーザ光入射面に照射する
必要上、光ディスク装置に装填されたときには上記シャ
ッター機構7を作動させてクランプ及びアクセス用開口
部5、6から光ディスク102がのぞめるようになって
いる。従ってカートリッジ103は非ドライブ時には閉
鎖空間となり、外気から遮断されるが、ドライブ時には
、シャッター機構7が開いたままとなるので、前記クラ
ンプ及びアクセス用開口部5、6から外部空気が導入さ
れ、外部空気中の微細な塵埃がカートリッジ103内に
侵入し、長時間の使用によって光ディスク102のレー
ザ光入射面に予想以上の塵埃(たばこの煙等に含まれる
タール等による汚れも含む)が付着し、再生不能になる
事態が発生することがある。
【0006】そこで、本願出願人は、特願平2ー200
925号において、図15に破線で示すように、カート
リッジ103に少なくとも1つの排気用開口部104を
設け、該排気用開口部104から巻き込んだ汚れた空気
を速やかに外部に排気することによって、光ディスク1
02の基板2aへの塵埃の付着を最小限に止めようとし
た構造を提案しており、これによってある程度の効果を
得ることができる。
925号において、図15に破線で示すように、カート
リッジ103に少なくとも1つの排気用開口部104を
設け、該排気用開口部104から巻き込んだ汚れた空気
を速やかに外部に排気することによって、光ディスク1
02の基板2aへの塵埃の付着を最小限に止めようとし
た構造を提案しており、これによってある程度の効果を
得ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記カート
リッジ103は非使用時にも上記排気用開口部104が
開いているので、非作動時でも上記排気用開口部104
から侵入した塵埃が光ディスク102のレーザ光入射面
に付着するため悪環境に長時間置かれると上記と同様再
生不能となることがある。そこでこの欠点を解決するた
めには、上記排気用開口部104に開閉可能なシャッタ
ーを設け、作動時に該シャッターを開き、非作動時には
該シャッターを閉じる構成とする必要があり、構造が複
雑で、かつ、高価になる欠点があった。
リッジ103は非使用時にも上記排気用開口部104が
開いているので、非作動時でも上記排気用開口部104
から侵入した塵埃が光ディスク102のレーザ光入射面
に付着するため悪環境に長時間置かれると上記と同様再
生不能となることがある。そこでこの欠点を解決するた
めには、上記排気用開口部104に開閉可能なシャッタ
ーを設け、作動時に該シャッターを開き、非作動時には
該シャッターを閉じる構成とする必要があり、構造が複
雑で、かつ、高価になる欠点があった。
【0008】この発明は上記従来の事情に鑑みて提案さ
れたものであって、簡単な構成で光ディスク面の汚染を
防止できる構造を提供することを目的とするものである
。
れたものであって、簡単な構成で光ディスク面の汚染を
防止できる構造を提供することを目的とするものである
。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、例えば図1、図2に示すようにディスク駆
動部に備えたスピンドル24の上端に、光ディスク2の
中央部のハブ22を利用して該光ディスク2をスピンド
ル24上に装着するクラッピング機構を備えた光ディス
ク装置において、光ディスク2側あるいはスピンドル2
4側のいずれかの、記録・再生に障害とならない領域に
、光ディスク2のレーザ光入射面側の空気を所定の速度
で移動させるための複数板の羽根10を設けた構成とし
たものである。
するために、例えば図1、図2に示すようにディスク駆
動部に備えたスピンドル24の上端に、光ディスク2の
中央部のハブ22を利用して該光ディスク2をスピンド
ル24上に装着するクラッピング機構を備えた光ディス
ク装置において、光ディスク2側あるいはスピンドル2
4側のいずれかの、記録・再生に障害とならない領域に
、光ディスク2のレーザ光入射面側の空気を所定の速度
で移動させるための複数板の羽根10を設けた構成とし
たものである。
【0010】具体的には図1に示すように、上記羽根1
0が、光ディスク2の記録領域Rの内端と上記ハブ22
との間に設けられた構成あるいは、図3に示すように上
記羽根10が、上記スピンドル24の外周に設けられた
構成が考えられる。更に、図4、図5に示すように、光
ディスク2の中央部に該光ディスク2の下面側に突出し
た断面が凹型のハブ22を備えるとともに、光ディスク
装置のスピンドル24の上端に上記ハブ22に符合する
ハブ受凹部32を備えて、上記ハブ22をハブ受凹部3
2に嵌挿することによって光ディスク2をスピンドル2
4上に装着するクラッピング機構を備えた光ディスク装
置において、上記ハブ受凹部32の底部22aに羽根1
0を形成するとともに、ハブ22の外周壁に送風用開口
22cを設けておき、更に、クラッピング時にそのハブ
22が嵌装されるスピンドル24側のハブ受凹部32の
周壁24aに上記送風用開口22cに符合する通風路2
4bを設ける構成とすることも可能である。この場合、
上記凹型のハブ22の上部にはフィルタ25を備えると
本発明の目的をより有効に達成することが出来る。
0が、光ディスク2の記録領域Rの内端と上記ハブ22
との間に設けられた構成あるいは、図3に示すように上
記羽根10が、上記スピンドル24の外周に設けられた
構成が考えられる。更に、図4、図5に示すように、光
ディスク2の中央部に該光ディスク2の下面側に突出し
た断面が凹型のハブ22を備えるとともに、光ディスク
装置のスピンドル24の上端に上記ハブ22に符合する
ハブ受凹部32を備えて、上記ハブ22をハブ受凹部3
2に嵌挿することによって光ディスク2をスピンドル2
4上に装着するクラッピング機構を備えた光ディスク装
置において、上記ハブ受凹部32の底部22aに羽根1
0を形成するとともに、ハブ22の外周壁に送風用開口
22cを設けておき、更に、クラッピング時にそのハブ
22が嵌装されるスピンドル24側のハブ受凹部32の
周壁24aに上記送風用開口22cに符合する通風路2
4bを設ける構成とすることも可能である。この場合、
上記凹型のハブ22の上部にはフィルタ25を備えると
本発明の目的をより有効に達成することが出来る。
【0011】また、本発明の目的はカートリッジ3側の
構成を変更することによっても達成できる。例えば、図
6に示すように、光ディスク2を回転自在に内蔵し、光
ディスク2のクランプ用開口部5と、アクセス用開口部
6とを設けると共に該クランプ用開口部5とアクセス用
開口部6を開閉するシャッター機構7を設けたカートリ
ッジ3において、前記カートリッジ3の側部に、該カー
トリッジ3の内部に空気を取り入れる取入口26と取り
入れた空気を排出する排気用開口部29を設けるように
することも可能である。
構成を変更することによっても達成できる。例えば、図
6に示すように、光ディスク2を回転自在に内蔵し、光
ディスク2のクランプ用開口部5と、アクセス用開口部
6とを設けると共に該クランプ用開口部5とアクセス用
開口部6を開閉するシャッター機構7を設けたカートリ
ッジ3において、前記カートリッジ3の側部に、該カー
トリッジ3の内部に空気を取り入れる取入口26と取り
入れた空気を排出する排気用開口部29を設けるように
することも可能である。
【0012】この場合上記取入口26の外側吸込口面積
Sと内側排出口面積S’との面積比が10:1乃至10
:6である場合がもっとも効果的である。更に、上記カ
ートリッジ3の内周面3aに層流板28を設けることも
、この発明の目的をより効果的に達成する。更に、図8
に示すように、上記羽根10を設けた構成と取入口26
と排気用開口部29とを設けた構成とを組み合わせる構
成とすることもできる。
Sと内側排出口面積S’との面積比が10:1乃至10
:6である場合がもっとも効果的である。更に、上記カ
ートリッジ3の内周面3aに層流板28を設けることも
、この発明の目的をより効果的に達成する。更に、図8
に示すように、上記羽根10を設けた構成と取入口26
と排気用開口部29とを設けた構成とを組み合わせる構
成とすることもできる。
【0013】
【作用】本発明は上記羽根10を光ディスク2側あるい
はスピンドル24側のいずれかに設ける構成によって光
ディスク2の回転によってレーザ光入射面に沿った空気
の流れ(層流)を形成することができ、空気中に含まれ
る塵埃は光ディスク2のレーザ光入射面に付着する機会
が少なくなり、また、たとえ付着したとしても、常に発
生している上記層流によって、光ディスク面より吹き飛
ばされる。
はスピンドル24側のいずれかに設ける構成によって光
ディスク2の回転によってレーザ光入射面に沿った空気
の流れ(層流)を形成することができ、空気中に含まれ
る塵埃は光ディスク2のレーザ光入射面に付着する機会
が少なくなり、また、たとえ付着したとしても、常に発
生している上記層流によって、光ディスク面より吹き飛
ばされる。
【0014】また、上記羽根10を凹型のハブ22内に
収納する構成では、光ディスク2の上面からハブ22の
周壁24aの上記送風用開口22cとスピンドル24の
通風路24bと更に光ディスク2のレーザ光入射面に至
る層流が形成され上記と同様の作用が生じる。この場合
、ハブ22の上面にフィルタ25を設けることによって
該フィルタ25が塵埃除去作用を発揮し、光ディスク2
のレーザ光入射面にはより清浄な空気が吹付けられるこ
となる。
収納する構成では、光ディスク2の上面からハブ22の
周壁24aの上記送風用開口22cとスピンドル24の
通風路24bと更に光ディスク2のレーザ光入射面に至
る層流が形成され上記と同様の作用が生じる。この場合
、ハブ22の上面にフィルタ25を設けることによって
該フィルタ25が塵埃除去作用を発揮し、光ディスク2
のレーザ光入射面にはより清浄な空気が吹付けられるこ
となる。
【0015】更に、上記のようにカートリッジ3周壁に
、該カートリッジ3の内部に空気を取り入れる取入口2
6と空気を排出する排気用開口部29を設けておくと、
このカートリッジ3の内部でディスク2の回転によって
上記層流を形成することができる。この場合上記取入口
26の外側吸込口26aの面積Sと内側排出口26bの
面積S’との面積比が10:1乃至10:6にすること
によって、排出口26bからのカートリッジ3の内部へ
の空気の吹き出し速度を大きくすることができ、塵埃除
去効果をより一層大きくすることが出来る。
、該カートリッジ3の内部に空気を取り入れる取入口2
6と空気を排出する排気用開口部29を設けておくと、
このカートリッジ3の内部でディスク2の回転によって
上記層流を形成することができる。この場合上記取入口
26の外側吸込口26aの面積Sと内側排出口26bの
面積S’との面積比が10:1乃至10:6にすること
によって、排出口26bからのカートリッジ3の内部へ
の空気の吹き出し速度を大きくすることができ、塵埃除
去効果をより一層大きくすることが出来る。
【0016】更に、上記羽根構造とカートリッジの開口
構造を組み合わせることによって、上記作用を一層効果
的に発揮することになる。
構造を組み合わせることによって、上記作用を一層効果
的に発揮することになる。
【0017】
【実施例】図1は本発明の1実施例を示す光ディスクの
レーザ入射面側から見た斜視図、図2は本発明に使用す
るカートリッジ3の斜視図であり、図13、図14、図
15に示す光ディスク102、カートリッジ103と共
通の構成部分には共通の符号を付して説明を省略する。
レーザ入射面側から見た斜視図、図2は本発明に使用す
るカートリッジ3の斜視図であり、図13、図14、図
15に示す光ディスク102、カートリッジ103と共
通の構成部分には共通の符号を付して説明を省略する。
【0018】記録膜2bを形成した部分である記録領域
Rの内縁からハブ22の外縁との間の中間領域Mであっ
て、レーザ入射面側(すなわち、記録膜2bに対向する
面)に、複数枚の送風用の羽根10が設けられている。 この羽根10は光ディスク2の回転にともなって前記ク
ランプ用開口部5及び前記アクセス用開口部6から空気
を吸引し、前記光ディスク2の表面に空気を吹付けるこ
とになり、粉塵が光ディスク面2に付着するのが防止さ
れることになる。
Rの内縁からハブ22の外縁との間の中間領域Mであっ
て、レーザ入射面側(すなわち、記録膜2bに対向する
面)に、複数枚の送風用の羽根10が設けられている。 この羽根10は光ディスク2の回転にともなって前記ク
ランプ用開口部5及び前記アクセス用開口部6から空気
を吸引し、前記光ディスク2の表面に空気を吹付けるこ
とになり、粉塵が光ディスク面2に付着するのが防止さ
れることになる。
【0019】尚、上記この発明の光ディスク2を使用す
る場合には、カートリッジ3のクランプ用開口部5に羽
根10が嵌り込む必要があるので、該クランプ開口部5
は図2に示すように従来より大きく形成されている。 〔環境試験■〕 上記のように構成した光ディスク2
を装填したカートリッジ3と、従来の光ディスク102
を装填したカートリッジ103とを、タバコの煙で充満
させたデシケータ中に置いた駆動装置内に装填し、36
00rpmの速度で回転させた状態で1時間保持するこ
とによって環境試験を行った。
る場合には、カートリッジ3のクランプ用開口部5に羽
根10が嵌り込む必要があるので、該クランプ開口部5
は図2に示すように従来より大きく形成されている。 〔環境試験■〕 上記のように構成した光ディスク2
を装填したカートリッジ3と、従来の光ディスク102
を装填したカートリッジ103とを、タバコの煙で充満
させたデシケータ中に置いた駆動装置内に装填し、36
00rpmの速度で回転させた状態で1時間保持するこ
とによって環境試験を行った。
【0020】その後カートリッジを装置から取り出し、
ビットエラーレートを測定したところ、従来のカートリ
ッジ103に入れた光ディスク102ではトラッキンク
サーボもかからず、エラーレートを測定できないほど表
面が汚れていた。一方、図2に示したカートリッジ3に
入れた光ディスク2は、支障なくトラッキングサーボが
かかり、ビットエラーレートも初期値の2倍以上には増
加しなかった。
ビットエラーレートを測定したところ、従来のカートリ
ッジ103に入れた光ディスク102ではトラッキンク
サーボもかからず、エラーレートを測定できないほど表
面が汚れていた。一方、図2に示したカートリッジ3に
入れた光ディスク2は、支障なくトラッキングサーボが
かかり、ビットエラーレートも初期値の2倍以上には増
加しなかった。
【0021】〔環境試験■〕 次に上記デシケータ中
の空気を攪拌することでデシケータ中に粒径5μmのシ
リカゲルパウダーを舞わせた状態の雰囲気中で同様の実
験を行ったところ、従来のカートリッジ103に入れた
光ディスク102は、実験後、付着した汚れのためにト
ラッキングサーボがかからなかった。一方、本願のカー
トリッジ3に入れた光ディスタ2では支障がなくサーボ
がかかり、ビットエラーレートの増加も初期値の2倍程
度であった。
の空気を攪拌することでデシケータ中に粒径5μmのシ
リカゲルパウダーを舞わせた状態の雰囲気中で同様の実
験を行ったところ、従来のカートリッジ103に入れた
光ディスク102は、実験後、付着した汚れのためにト
ラッキングサーボがかからなかった。一方、本願のカー
トリッジ3に入れた光ディスタ2では支障がなくサーボ
がかかり、ビットエラーレートの増加も初期値の2倍程
度であった。
【0022】上記羽根10は図3に示すようにスピンド
ル24の上端に設ける構成であってもよい。この場合も
上記羽根10を、記録膜2bを形成した部分である記録
領域Rの内縁からハブ22の外縁との間の中間領域Mに
収まる大きさとして、レーザ入射面側(すなわち、記録
膜2bに対向する面)へのレーザの入射の障害にならな
いようにする必要がある。
ル24の上端に設ける構成であってもよい。この場合も
上記羽根10を、記録膜2bを形成した部分である記録
領域Rの内縁からハブ22の外縁との間の中間領域Mに
収まる大きさとして、レーザ入射面側(すなわち、記録
膜2bに対向する面)へのレーザの入射の障害にならな
いようにする必要がある。
【0023】〔環境試験■〕 図9は図3に示す実施
例の光ディスクカートリッジを用いた環境試験を示すも
のである。カートリッジ3の側面に試験用の空気導入口
20と空気排出口21を形成しておき、煙草の煙を充満
したデシケータ18内に配置したドライバ1に装填する
。 上記空気導入口20からはデシケータ18の外の清浄な
空気が導入されるようにし、また導入された空気は排出
口21より排出されるようになっている。この構成でド
ライバ1を作動させたときの上記羽根10による空気攪
拌効果を光ディスク2の表面の汚れ具合から判断するこ
とができる。
例の光ディスクカートリッジを用いた環境試験を示すも
のである。カートリッジ3の側面に試験用の空気導入口
20と空気排出口21を形成しておき、煙草の煙を充満
したデシケータ18内に配置したドライバ1に装填する
。 上記空気導入口20からはデシケータ18の外の清浄な
空気が導入されるようにし、また導入された空気は排出
口21より排出されるようになっている。この構成でド
ライバ1を作動させたときの上記羽根10による空気攪
拌効果を光ディスク2の表面の汚れ具合から判断するこ
とができる。
【0024】図10は、上記図9に示す環境試験の結果
を示すグラフであって、従来の羽根10を有しない光デ
ィスク102を内蔵したカートリッジ103と図3に示
すスピンドル24に羽根10を備えた実施例とについて
の放置時間に対するエラーレートの変化を示す。試験は
、光ディスク2の回転数を、1000rpmとして24
時間行い、光ディスク2の表面に対する塵埃の付着程度
は、エラーレートが1×10−5以下の場合には、塵埃
の付着がないものと判断した。その結果本発明の光ディ
スク2は、前記所定の時間のエラーレートが1×10−
5以下であったのに対し、従来構造の光ディスク103
の場合、放置時間に比例して漸次増大することになる。
を示すグラフであって、従来の羽根10を有しない光デ
ィスク102を内蔵したカートリッジ103と図3に示
すスピンドル24に羽根10を備えた実施例とについて
の放置時間に対するエラーレートの変化を示す。試験は
、光ディスク2の回転数を、1000rpmとして24
時間行い、光ディスク2の表面に対する塵埃の付着程度
は、エラーレートが1×10−5以下の場合には、塵埃
の付着がないものと判断した。その結果本発明の光ディ
スク2は、前記所定の時間のエラーレートが1×10−
5以下であったのに対し、従来構造の光ディスク103
の場合、放置時間に比例して漸次増大することになる。
【0025】次に、図4、図5は本発明の別の実施例を
示す側断面図と要部平面図であり、図4は、カートリッ
ジ3を除いた状態で、光ディスク2を駆動装置23のス
ピンドル24から外した状態を示す。光ディスク2の断
面凹型のハブ22の底部22aに複数枚の羽根10が設
けられる一方、この凹型ハブ22の周壁22bに複数の
送風用開口22cが設けられている。スピンドル24は
、上記したように前記凹型のハブ22に嵌合させるよう
ハブ受凹部32が形成されていると共に該スピンドル2
4のハブ受凹部32の周壁24aに前記送風用開口22
cに連通する通風路24bが設けられている。そして、
上記凹型ハブ22の上部には、押さえリング25’によ
ってフィルタ25が設けられている。更に、前記スピン
ドル24のハブ受凹部32の下端には位置決め用の凹部
24cが設けられており、上記凹型ハブ22の底部に設
けた位置決め用突起22eと嵌合され、以て、上記送風
用開口22cと通風路24bとの位置が合うように構成
とされている。
示す側断面図と要部平面図であり、図4は、カートリッ
ジ3を除いた状態で、光ディスク2を駆動装置23のス
ピンドル24から外した状態を示す。光ディスク2の断
面凹型のハブ22の底部22aに複数枚の羽根10が設
けられる一方、この凹型ハブ22の周壁22bに複数の
送風用開口22cが設けられている。スピンドル24は
、上記したように前記凹型のハブ22に嵌合させるよう
ハブ受凹部32が形成されていると共に該スピンドル2
4のハブ受凹部32の周壁24aに前記送風用開口22
cに連通する通風路24bが設けられている。そして、
上記凹型ハブ22の上部には、押さえリング25’によ
ってフィルタ25が設けられている。更に、前記スピン
ドル24のハブ受凹部32の下端には位置決め用の凹部
24cが設けられており、上記凹型ハブ22の底部に設
けた位置決め用突起22eと嵌合され、以て、上記送風
用開口22cと通風路24bとの位置が合うように構成
とされている。
【0026】本実施例に対して上記■■の環境試験を、
行ったところ、そのエラーレートは、初期値の2倍を超
えることはなかった。次に、本発明の更に別の実施例に
ついて、図6及び図7に基づいて詳述する。この実施例
においては、カートリッジ3が光ディスク2を内蔵し、
該光ディスク2のクランプ用開口部5と、アクセス用開
口部6とを設けると共に該アクセス用開口部5を開閉す
るシャッター機構7を設けた点においては従来のカート
リッジ103と同じである。そして、前記カートリッジ
3の側部に、カートリッジ3内に空気を取り入れる取入
口26を設けるとともに、カートリッジ3の他の側部(
図面上取入口26と対角の位置)に排気用開口部29を
設ける構成としている。この取入口26は、図7に示す
ように、その断面が外側吸込口26aの面積Sが内側排
出口26bの面積S’よりも大きい所謂ラッパ状に形成
され、その内側排出口26bの付近において強い吹き出
しが形成できる層流部27が設けられている。このよう
に、前記取入口26の外側吸込口26aの面積Sと内側
排出口26bの面積S’との面積比を変更したことによ
って、吸引空気のカートリッジ3の内部への吹き出しを
大きくすることができる。更に、上記カートリッジ3の
内周面3aに複数の層流板28を周方向所定間隔をもっ
て設けられており、これによって上記層流部27によっ
てカートリッジ3内部に吹き込まれた空気は内部へ吹き
込まれてディスク面の洗浄効果が大きくなる。
行ったところ、そのエラーレートは、初期値の2倍を超
えることはなかった。次に、本発明の更に別の実施例に
ついて、図6及び図7に基づいて詳述する。この実施例
においては、カートリッジ3が光ディスク2を内蔵し、
該光ディスク2のクランプ用開口部5と、アクセス用開
口部6とを設けると共に該アクセス用開口部5を開閉す
るシャッター機構7を設けた点においては従来のカート
リッジ103と同じである。そして、前記カートリッジ
3の側部に、カートリッジ3内に空気を取り入れる取入
口26を設けるとともに、カートリッジ3の他の側部(
図面上取入口26と対角の位置)に排気用開口部29を
設ける構成としている。この取入口26は、図7に示す
ように、その断面が外側吸込口26aの面積Sが内側排
出口26bの面積S’よりも大きい所謂ラッパ状に形成
され、その内側排出口26bの付近において強い吹き出
しが形成できる層流部27が設けられている。このよう
に、前記取入口26の外側吸込口26aの面積Sと内側
排出口26bの面積S’との面積比を変更したことによ
って、吸引空気のカートリッジ3の内部への吹き出しを
大きくすることができる。更に、上記カートリッジ3の
内周面3aに複数の層流板28を周方向所定間隔をもっ
て設けられており、これによって上記層流部27によっ
てカートリッジ3内部に吹き込まれた空気は内部へ吹き
込まれてディスク面の洗浄効果が大きくなる。
【0027】この実施例においては、上記外側吸込口2
6aの面積Sが内側排出口26bの面積S’の面積比を
10:9乃至10:1に変化させて内側排出口26bの
流速を測定したところ、図11のグラフに示す結果を得
た。また、内側排出口26bの流速と光ディスク2の塵
埃付着に起因するエラーレートとの因果関係を調べたと
ころ、同図に示すような結果となった。即ち、内側排出
口26bから吹き出す空気の流速は、内側排出口26b
が小さいほど大きく、それだけエラーレートも小さくな
ることが判る。図中、実線で示すデータは、カートリッ
ジ3の内周面3aに複数の層流板28を設けた場合を示
し、破線で示すデータは、この層流板28を設けていな
い場合を示し、層流板28を設けた方が効果が大きいこ
とが判る。
6aの面積Sが内側排出口26bの面積S’の面積比を
10:9乃至10:1に変化させて内側排出口26bの
流速を測定したところ、図11のグラフに示す結果を得
た。また、内側排出口26bの流速と光ディスク2の塵
埃付着に起因するエラーレートとの因果関係を調べたと
ころ、同図に示すような結果となった。即ち、内側排出
口26bから吹き出す空気の流速は、内側排出口26b
が小さいほど大きく、それだけエラーレートも小さくな
ることが判る。図中、実線で示すデータは、カートリッ
ジ3の内周面3aに複数の層流板28を設けた場合を示
し、破線で示すデータは、この層流板28を設けていな
い場合を示し、層流板28を設けた方が効果が大きいこ
とが判る。
【0028】また、図12のグラフは、エラーレートに
ついて、上記外側吸込口26aの面積Sと内側排出口2
6bの面積S’の面積比を10:2に設定したカートリ
ッジ3と従来のカートリッジ103との対比を示す。こ
の試験においては、光ディスク102は、その回転数が
1800rpmとされ、24時間駆動された。この試験
から明らかなように、従来のカートリッジ103を使用
した場合には時間経過と共にエラーレートが比例して増
大するのに対し、本発明のカートリッジ3を使用した場
合には略1×10−5に抑えることができた。
ついて、上記外側吸込口26aの面積Sと内側排出口2
6bの面積S’の面積比を10:2に設定したカートリ
ッジ3と従来のカートリッジ103との対比を示す。こ
の試験においては、光ディスク102は、その回転数が
1800rpmとされ、24時間駆動された。この試験
から明らかなように、従来のカートリッジ103を使用
した場合には時間経過と共にエラーレートが比例して増
大するのに対し、本発明のカートリッジ3を使用した場
合には略1×10−5に抑えることができた。
【0029】更に、図8は上記図1に示した羽根10を
ディスク3に設けたタイプと、図6に示したカートリッ
ジ側面に空気取入口26と空気排出口29を設けるタイ
プを組み合わせたものである。ただし、この例では空気
取入口26は単なる穴として空気導入量を羽根10でか
せぐようにしている。このように、上記2つのタイプの
構成を組み合わせることによっても、上記2つのタイプ
と同様の効果が得られることはもちろんである。
ディスク3に設けたタイプと、図6に示したカートリッ
ジ側面に空気取入口26と空気排出口29を設けるタイ
プを組み合わせたものである。ただし、この例では空気
取入口26は単なる穴として空気導入量を羽根10でか
せぐようにしている。このように、上記2つのタイプの
構成を組み合わせることによっても、上記2つのタイプ
と同様の効果が得られることはもちろんである。
【0030】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明は、光ディ
スクあるいはスピンドルのいずれかの側に羽根を設けて
いるので、光ディスクが回転することによて、カートリ
ッジ内に空気を導入し、しかも、その空気が光ディスク
のレーザ光入射面上に吹き付けられるので、光ディスク
のレーザ光入射面に汚染物質が付着しにくく、また例え
付着しても上記吹付けられる空気によってすぐに吹き飛
ばされる。従って雰囲気環境の悪い空間でも光ディスク
装置を使用することができる効果がある。上記羽1をデ
ィスクの凹状のハブの底部に形成することによって、ス
ペース的なメリットを得ることができる。
スクあるいはスピンドルのいずれかの側に羽根を設けて
いるので、光ディスクが回転することによて、カートリ
ッジ内に空気を導入し、しかも、その空気が光ディスク
のレーザ光入射面上に吹き付けられるので、光ディスク
のレーザ光入射面に汚染物質が付着しにくく、また例え
付着しても上記吹付けられる空気によってすぐに吹き飛
ばされる。従って雰囲気環境の悪い空間でも光ディスク
装置を使用することができる効果がある。上記羽1をデ
ィスクの凹状のハブの底部に形成することによって、ス
ペース的なメリットを得ることができる。
【0031】上記のように、カートリッジに空気を導入
する取入口と空気を排出する排気用開口部を設けること
によっても、上記と同様、光ディスクレーザ光入射面上
に吹付けられる空気層を形成するので、上記例と同様の
効果を得ることができる。更に、上記羽根を設ける構造
と、空気の取入口及び排出口を設ける構成とを組み合わ
せることによっても、上記同様の効果を得ることができ
る。
する取入口と空気を排出する排気用開口部を設けること
によっても、上記と同様、光ディスクレーザ光入射面上
に吹付けられる空気層を形成するので、上記例と同様の
効果を得ることができる。更に、上記羽根を設ける構造
と、空気の取入口及び排出口を設ける構成とを組み合わ
せることによっても、上記同様の効果を得ることができ
る。
【図1】本発明の一実施例を示す光ディスクのレーザ入
射側から見た斜視図である。
射側から見た斜視図である。
【図2】本発明のカートリッジの部分断面斜視図である
。
。
【図3】本発明の他の実施例の側面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す側面図である。
【図5】図4のハブの部分を示す平面図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す平面図である。
【図7】図6の部分拡大図である。
【図8】本発明の更に他の実施例を示す平面図である。
【図9】図3に示す実施例の環境試験の様子を示す説明
図である。
図である。
【図10】図3の実施例の試験結果を示すグラフである
。
。
【図11】図6、図7の実施例の試験結果を示すグラフ
である。
である。
【図12】図6、図7の実施例の試験結果を示すグラフ
である。
である。
【図13】従来例の光ディスクの平面図である。
【図14】従来例のハブ及びスピンドルの側面図である
。
。
【図15】従来例の光ディスクカートリッジの斜視図で
ある。
ある。
2 光ディスク
3 カートリッジ
3a 内周面
5 クランプ用開口部
6 アクセス用開口部
7 シャッター機構
10 羽根
22 ハブ
22a ハブ底部
22b ハブ内周壁
22c 送風用開口
24 スピンドル
24b 通風路
26 取入口
28 層流板
29 排気開口部
32 ハブ受凹部
S 外側吸込口面積
S’内側排出口面積
Claims (9)
- 【請求項1】 ディスク駆動部に備えたスピンドル(
24)の上端に、光ディスク(2) の中央部のハブ(
22)を利用して該光ディスク(2) をスピンドル(
24)上に装着するクラッピング機構を備えた光ディス
ク装置において、光ディスク(2) 側あるいはスピン
ドル(24)側のいずれかの、記録・再生に障害となら
ない領域に、光ディスク(2) のレーザ光入射面側に
空気を吹付けるための複数枚の羽根(10)を設けた構
成としたことを特徴とする光ディスクの汚染防止構造。 - 【請求項2】 上記羽根(10)が、光ディスク(2
) の記録領域(R) の内端と上記ハブ(22)との
間に設けられた請求項1に記載の光ディスクの汚染防止
構造。 - 【請求項3】 上記羽根(10)が、上記スピンドル
(24)の外周に設けられた請求項1に記載の光ディス
クの汚染防止構造。 - 【請求項4】 光ディスク(2) の中央部に該光デ
ィスク(2) の下面側に突出した断面が凹型のハブ(
22)を備えるとともに、光ディスク装置のスピンドル
(24)の上端に上記ハブ(22)に符合するハブ受凹
部(32)を備えて、上記ハブ(22)をハブ受凹部(
32)に嵌挿することによって光ディスク(2) をス
ピンドル(24)上に装着するクラッピング機構を備え
た光ディスク装置において、上記凹型のハブ(22)の
底部(22a) に複数枚の羽根(10)を備えるとと
もに、上記ハブ(22)の内周壁(22b) に複数の
送風用開口(22c) を設けた構成とし、一方スピン
ドル(24)の上端に設けたハブ受凹部(32)の周壁
(24a) に上記送風用開口(22c)に符合する通
風路(24b) を設けたことを特徴とする光ディスク
の汚染防止構造。 - 【請求項5】 上記凹型のハブ(22)の上部にはフ
ィルタ(25)を備えた請求項4に記載の光ディスクの
汚染防止構造。 - 【請求項6】 光ディスク(2) を回転自在に内蔵
し、光ディスク(2) のクランプ用開口部(5) と
、アクセス用開口部(6) とを設けると共に、該クラ
ンプ用開口部(5) とアクセス用開口部(6) を開
閉するシャッター機構(7) を設けたカートリッジ(
3) において、前記カートリッジ(3) の側部に、
該カートリッジ(3) の内部に空気を取り入れる取入
口(26)と取り入れた空気を排出する排気用開口部(
29)を設けた光ディスクの汚染防止構造。 - 【請求項7】 上記取入口(26)の外側吸込口面積
(S) と内側排出口面積(S’)との面積比が10:
1乃至10:6である請求項6に記載の光ディスクの汚
染防止構造。 - 【請求項8】 上記カートリッジ(3) の内周面(
3a)に層流板(28)を設けた請求項7に記載の光デ
ィスクの汚染防止構造。 - 【請求項9】 上記、レーザ光入射面側に空気を吹付
けるための複数枚の羽根(10)を設けた構成とし請求
項1に記載の光ディスク(2) を、カートリッジ(3
)の側部に、該カートリッジ(3) の内部に空気を取
り入れる取入口(26)と取り入れた空気を排出する排
気用開口部(29)を設けた請求項6に記載のカートリ
ッジ(3)に収納したことを特徴とする光ディスクの汚
染防止構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3057001A JPH04291037A (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 光ディスクの汚染防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3057001A JPH04291037A (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 光ディスクの汚染防止構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04291037A true JPH04291037A (ja) | 1992-10-15 |
Family
ID=13043244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3057001A Withdrawn JPH04291037A (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 光ディスクの汚染防止構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04291037A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7227717B1 (en) * | 2001-06-18 | 2007-06-05 | Seagate Technology Llc | Asymmetric disk surface properties in one head disk drives |
-
1991
- 1991-03-20 JP JP3057001A patent/JPH04291037A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7227717B1 (en) * | 2001-06-18 | 2007-06-05 | Seagate Technology Llc | Asymmetric disk surface properties in one head disk drives |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2509013Y2 (ja) | ディスクカ―トリッジ | |
JPH04291037A (ja) | 光ディスクの汚染防止構造 | |
US7836463B2 (en) | Optical disk drive comprising dust removing apparatus | |
US7815715B2 (en) | Mounting configuration for a filtration canister | |
JPH0528740A (ja) | 光デイスク装置 | |
JPH05104055A (ja) | スピンナーヘツド | |
JPS62279588A (ja) | 密封型磁気デイスク装置 | |
JPS6079575A (ja) | 磁気デイスク装置 | |
JPH05135562A (ja) | 磁気デイスク装置のスポイラー | |
JPH06267257A (ja) | 光学的情報記録・再生装置 | |
JP2615888B2 (ja) | 磁気ディスク装置用除塵ダクト接続体 | |
JPS6070569A (ja) | 磁気デイスクカ−トリツジ | |
JP2982978B2 (ja) | クリーニングディスク | |
JPH05166330A (ja) | ディスク・カートリッジ | |
JPS60212885A (ja) | 磁気デイスク装置における磁気デイスクのセルフクリ−ニング機構 | |
JPH05151766A (ja) | 光学的記録再生装置 | |
JP2009140602A (ja) | 光ディスク装置 | |
JPH07334857A (ja) | 光記録/再生装置、クリーニングディスク及びクリーニングディスクカートリッジ | |
JP2003151198A (ja) | ディスク装置 | |
JPS63104280A (ja) | 光デイスクカ−トリツジ | |
JPH0624057Y2 (ja) | デイスクカ−トリツジ | |
JP2001023331A (ja) | ディスクカートリッジ | |
JPH04243082A (ja) | ディスク駆動装置 | |
JP2009503759A (ja) | 空気流案内素子を有するディスクドライブ | |
JPH04182980A (ja) | 光ディスク用カートリッジ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980514 |