JPH05135562A - 磁気デイスク装置のスポイラー - Google Patents

磁気デイスク装置のスポイラー

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Publication number
JPH05135562A
JPH05135562A JP29691691A JP29691691A JPH05135562A JP H05135562 A JPH05135562 A JP H05135562A JP 29691691 A JP29691691 A JP 29691691A JP 29691691 A JP29691691 A JP 29691691A JP H05135562 A JPH05135562 A JP H05135562A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spoiler
magnetic disk
disks
activated carbon
present
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP29691691A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Hirama
宏幸 平間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Ibaraki Ltd
Original Assignee
NEC Ibaraki Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Ibaraki Ltd filed Critical NEC Ibaraki Ltd
Priority to JP29691691A priority Critical patent/JPH05135562A/ja
Publication of JPH05135562A publication Critical patent/JPH05135562A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 D.E.内に発生したガス及び浮遊する微細
な塵埃を吸着かつ補足し除去する。 【構成】 複数のディスク2はディスククランプ3を介
して積層されている。そして、櫛状のスポイラー5がデ
ィスク2間に所定の間隙を有して配置されている。この
スポイラー5は中空構造をなし、この中空部にはディス
ク2の回転方向と対面する部分には吸入口7が設けら
れ、また、ディスク2より外の部分には排出口8が設け
られている。ここで、ディスク2が回転するとディスク
2間に空気流が発生し、空気は吸入口7から進入し中空
部を通過して排出口8より排出される。また、スポイラ
ー5の中空部に活性炭や乾燥剤(例えば、シリカゲル
等)を充填してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスク装置のスポ
イラーに関し、特にスポイラーの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気ディスク装置は、磁気ディス
ク媒体(以下ディスクという)を空気中の塵埃から保護
し、高密度な記録を可能にするため、ディスク及び磁気
ヘッド等を密閉容器(ディスクエンクロージャ(以下
D.E.という))内に収納し、外気と隔離している。
また、ディスクの回転を利用してD.E.内の空気を循
環させ、その経路中にフィルターを設け、内部に浮遊す
る塵埃を除去している。
【0003】更に、ディスク間に櫛状のアーム構造をな
すスポイラーを設けディスク間の塵埃を排出している。
スポイラーのアームはディスクと接触しないように若干
の隙間を設けて配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の磁気デ
ィスク装置のスポイラーは、空気がスポイラーに衝突し
てスポイラーに沿って流れる際に、スポイラーのアーム
とディスクとの間に隙間があるため、空気がディスク外
に排出されるまでに隙間から大量の空気が洩れ出てしま
う。すなわち、塵埃は再びディスクの周辺に戻ってしま
うという欠点がある。
【0005】更に、磁気ディスク装置を長時間作動させ
ると、D.E.の温度が上昇し、D.E.内部に使用し
ている溶剤やシール材より微量のガスが放出され、これ
がディスクや磁気ヘッドに悪影響を与えるという欠点が
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、積層された複
数の磁気ディスク媒体間のヘッド近傍に櫛状のアーム群
構造をなし、前記複数の磁気ディスク媒体間の半径方向
に配置してなる磁気ディスク装置のスポイラーにおい
て、前記スポイラーが中空部を有し、かつ前記スポイラ
ーの前記磁気ディスク媒体の半径内及び半径外の部分に
前記中空部に通じる通気口部をそれぞれ備えている。
【0007】また、前記スポイラーの中空部に活性炭又
はフィルタにより覆った活性炭を内蔵してもよく、前記
活性炭を乾燥剤に代えてもよい。
【0008】更に、前記ディスクの半径外に設けた前記
通気口部の近傍に配置され、前記活性譚と前記乾燥剤と
を搭載する支持部材を備えてもよい。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0010】図1は本発明の第1〜第4の実施例を示す
斜視図であり、図2は図1の部分側面図である。なお、
以降の図中に示す矢印は空気の流れを示す。
【0011】そして、図3は本発明の第1の実施例を示
す図のBB断面図である。
【0012】本発明の第1の実施例は、ディスク2とス
ペーサ4とを交互に積層し、最上部のディスク2の上に
ディスククランプ3を載せ、それらをねじ6aにて固定
する。スポイラー5のアーム部を空洞構造とし、この空
洞部のディスクの回転方向Aの直角に当る面に吸気口を
設け、更に、ディスク外の部分に排出口8を設ける。そ
して、スポイラー5のアーム部をディスク間に挿入し、
ねじ6bによりベース1に固定する。これにより、ディ
スク2の回転に伴って生じた空気流は、その一部がスポ
イラー5の吸入口7より進入し排出口8より排出され
る。
【0013】図4は本発明の第2の実施例を示す図2の
BB断面図である。
【0014】本発明の第2の実施例は、第1の実施例の
スポイラー5のアーム先端部に穴を設け、その穴より活
性炭9aを入れた布10を挿入して蓋14にて入り口を
固定し、更に、スポイラー5のアーム部をディスク2間
に挿入してねじ(図示せず)によりベース1に固定した
ものである。
【0015】図5は本発明の第3の実施例を示す図2の
BB断面図である。
【0016】本発明の第3の実施例は、第1の実施例の
スポイラー5のアーム先端部に穴を設け、その穴より活
性炭9aを入れたフィルター11aを挿入して蓋14に
て入り口を固定し、更に、スポイラー5のアーム部をデ
ィスク2間に挿入してねじ(図示せず)によりベース1
に固定したものである。
【0017】図6は本発明の第4の実施例を示す図2の
BB断面図である。
【0018】本発明の第4の実施例は、第1の実施例の
スポイラー5のアーム先端部に穴を設け、その穴より活
性炭9bを入れたフィルター11bと乾燥剤12a、例
えば、シリカゲルを入れたフィルター11cと挿入して
蓋14にて入り口を固定し、更に、スポイラー5のアー
ム部をディスク2間に挿入してねじ(図示せず)により
ベース1に固定したものである。
【0019】図7は本発明の第5の実施例を示す部分側
面図であり、図8は図7のCC断面図である。
【0020】本発明の第5の実施例は、第4の実施例に
おいて、スポイラー5の近傍にケース13をねじ6にて
固定する。このケース13内には3つのフィルター11
a〜11cにより内部が2室に分れており、一方には1
2活性炭9c、もう一方には乾燥剤12bが入ってい
る。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、スポイラ
ーのアームに空洞部を設け、それに吸排気口を設けるこ
とにより、吸気口より進入した塵埃は、各アームの空洞
内を通って各排出口より吐き出されるため、ディスク間
に浮遊する塵埃を確実にディスクの半径外に吐き出すこ
とができ、除去時間を短縮することができる。また、空
洞内に活性炭を搭載することによりD.E.の温度上昇
時に発生する微量のガスを取り除くことができる。
【0022】更に、活性炭入りフィルターを用いること
によって活性炭による発塵を防ぎ、ディスク間のダスト
も空洞内にて捕捉することができると共に、乾燥剤を入
れたフィルターを加えるとディスク間の湿度を最適に保
てる効果がある。また、スポイラー近傍に活性炭,乾燥
剤入りのケースを設置することにより、スポイラーによ
って大量の空気がケース内に流れるため、捕捉漏れの塵
埃,ガス,水分を取り除くことができ、D.E.内を清
浄に保てるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1〜第4の実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】図1の部分側面図である。
【図3】本発明の第1の実施例を示す図2のBB断面図
である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す図2のBB断面図
である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す図2のBB断面図
である。
【図6】本発明の第4の実施例を示す図2のBB断面図
である。
【図7】本発明の第5の実施例を示す部分側面図であ
る。
【図8】図7のCC断面図である。
【符号の説明】
1 ベース 2 ディスク 3 ディスククランプ 4 スペーサ 5 スポイラー 6a〜6c ねじ 7 吸入口 8 排出口 9a〜9c 活性炭 10 布 11a〜11f フィルター 12a,12b 乾燥剤 13 ケース 14 蓋

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層された複数の磁気ディスク媒体間の
    ヘッド近傍に櫛状のアーム群構造をなし、前記複数の磁
    気ディスク媒体間の半径方向に配置してなる磁気ディス
    ク装置のスポイラーにおいて、前記スポイラーが中空部
    を有し、かつ前記スポイラーの前記磁気ディスク媒体の
    半径内及び半径外の部分に前記中空部に通じる通気口部
    をそれぞれ備えることを特徴とする磁気ディスク装置の
    スポイラー。
  2. 【請求項2】 前記スポイラーの中空部に活性炭を内蔵
    することを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置
    のスポイラー。
  3. 【請求項3】 前記活性炭がフィルタにより覆われてい
    ることを特徴とする請求項2記載の磁気ディスク装置の
    スポイラー。
  4. 【請求項4】 前記活性炭を乾燥剤に代えたことを特徴
    とする請求項2又は3記載の磁気ディスク装置のスポイ
    ラー。
  5. 【請求項5】 前記磁気ディスク媒体の半径外に設けた
    前記通気口部の近傍に配置され、前記活性炭と前記乾燥
    剤とを搭載する支持部材を備えることを特徴とする請求
    項1記載の磁気ディスク装置のスポイラー。
JP29691691A 1991-11-13 1991-11-13 磁気デイスク装置のスポイラー Withdrawn JPH05135562A (ja)

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JP29691691A JPH05135562A (ja) 1991-11-13 1991-11-13 磁気デイスク装置のスポイラー

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Publication Number Publication Date
JPH05135562A true JPH05135562A (ja) 1993-06-01

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ID=17839835

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29691691A Withdrawn JPH05135562A (ja) 1991-11-13 1991-11-13 磁気デイスク装置のスポイラー

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JP (1) JPH05135562A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6989959B2 (en) * 2000-06-14 2006-01-24 Seagate Technology Llc Drive level flow-field conditioning to reduce flow field turbulence
US7830636B2 (en) 2006-12-27 2010-11-09 Hitachi Global Storage Technologies, Netherlands, B.V. Spoiler and method for using the spoiler having a perforation there through for reducing particle accumulation in a hard disk drive

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6989959B2 (en) * 2000-06-14 2006-01-24 Seagate Technology Llc Drive level flow-field conditioning to reduce flow field turbulence
US7830636B2 (en) 2006-12-27 2010-11-09 Hitachi Global Storage Technologies, Netherlands, B.V. Spoiler and method for using the spoiler having a perforation there through for reducing particle accumulation in a hard disk drive

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Legal Events

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Effective date: 19990204