JPH04290708A - 面ファスナーを一体に有する成形品の製造方法 - Google Patents

面ファスナーを一体に有する成形品の製造方法

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JPH04290708A
JPH04290708A JP3080900A JP8090091A JPH04290708A JP H04290708 A JPH04290708 A JP H04290708A JP 3080900 A JP3080900 A JP 3080900A JP 8090091 A JP8090091 A JP 8090091A JP H04290708 A JPH04290708 A JP H04290708A
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JP
Japan
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hook
loop fastener
fastener
curved surface
cavity
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Akio Kiryu
秋男 桐生
Yoshihiro Kamiya
神谷 佳宏
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Inoac Corp
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Inoue MTP KK
Inoac Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C33/00Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/12Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with incorporated means for positioning inserts, e.g. labels
    • B29C33/14Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with incorporated means for positioning inserts, e.g. labels against the mould wall
    • B29C33/16Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with incorporated means for positioning inserts, e.g. labels against the mould wall using magnetic means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、面ファスナーを一体
に有する成形品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車用の座席等にあっては、発
泡成形品よりなるクッション体に表皮材を被せた構造か
らなるが、着座姿勢の維持あるいは装飾のために座席表
面を凹陥形状とすることがある。
【0003】このような座席にあっては、前記凹陥形状
部で表皮材がクッション体から浮き上がるのを防ぐため
に、図1に示すように、クッション体Pの陥没形状部A
に面ファスナーF,Fを固着し、該面ファスナーFに図
示しない表皮材の裏面を係合固定する工夫がなされてい
る。
【0004】しかるに、上記のような面ファスナーを一
体に固着した成形品の簡便な製造方法として、図6に示
すように、成形品キャビティ90を有する型91の所定
キャビティ面に凹所130を設けて該凹所130内に磁
石135を配設するとともに、面ファスナー100には
磁性体105を取付けて、その表面の係合子102側が
型キャビティ110に対接するように配置し、しかる後
キャビティ110内に液状発泡プラスチック原料120
を注入成形することが行なわれている。図6において、
符号101は面ファスナー100の基材、103は基材
裏面側に形成されたアンカー部、104は成形材料が面
ファスナー表面部へ侵入することを防ぐ保護フィルム、
109は面ファスナーと保護フィルムとの接合部である
【0005】そして、面ファスナーと一体成形された成
形品は、図7のように、面ファスナー表面部に配された
保護フィルム104および磁性体105を剥ぎ取ること
によって所期の製品が得られる。上述した製造方法にあ
っては、成形品の成形と同時かつ一体に面ファスナーの
形成ができるので、簡便で効率がよい。
【0006】しかしながら、この従来方法にあっては、
図8に示されるように、磁性体105として通常細長い
金属板が使用されているのであるが、面ファスナー取付
け部位が図のような曲面である場合には金属板の有する
剛性のために面ファスナー100が該曲面形状に沿わな
いという問題があった。特に、座席クッション体等は複
雑な凹凸曲面を有しており、しかも、面ファスナーの裏
面には成形材料が裏打ちされるので、面ファスナー部分
が平面的に成形されると他の成形表面と違和感を生じ、
商品価値も上がらない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明はこのような
点に鑑み、面ファスナーを成形品の成形と同時かつ一体
に成形品表面に形成するに際し、成形品表面の所定曲面
に沿って面ファスナーを取付けることができる新規な方
法を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
成形品表面の所定曲面に沿って面ファスナーを成形と同
時かつ一体に形成するに際し、成形品キャビティの面フ
ァスナー形成部対応位置に磁石を前記所定曲面にならう
曲面形状に配設するとともに、前記面ファスナーには面
状の磁性体を前記曲面形状に概ね沿うように分断状に取
付けて該面ファスナーを前記磁石の磁力によって所定曲
面形状にキャビティに配置し、しかる後、成形材料をキ
ャビティ内に導入することを特徴とする面ファスナーを
一体に有する成形品の製造方法に係る。
【0009】
【実施例】以下添付の図面に従ってこの発明を詳細に説
明する。図2はこの発明方法によって得られた成形品の
一例を示す要部断面図、図3はこの発明に用いられる磁
性体を取付けた面ファスナーの一例を示す断面図、図4
はその分解斜視図、図5はこの発明の製造方法を示す概
略断面図である。
【0010】図2に示されるように、この発明によって
得られた成形品50は、その曲面に沿って面ファスナー
10が一体に形成されている。
【0011】図3および図4にこの発明に用いられる磁
性体を取付けた面ファスナー10の一例を示す。この実
施例の面ファスナー10は、ファスナー基材11と磁性
体12と保護フィルム13とから構成されていて、前記
ファスナー本体11の基材11a表面には表皮材と係着
されるループ状の係合子14が形成されるとともに、成
形品キャビティ側となる裏面には成形品と一体に埋設さ
れる枝状のアンカー部15が形成されている。なお、前
記係合子14はループ状に限定されるものではなく、フ
ック状その他表皮材と係着する係合手段を有するもので
あればよい。
【0012】磁性体12は金属の薄板などからなり、面
ファスナー10が成形品の曲面に概ね沿うように、該面
ファスナー10の表面側に設けられたキャリアフィルム
16の表面に分断されて配設されている。前記磁性体1
2の分断長さおよびキャリアフィルム16への配置間隔
は、成形品の曲面形状によって適宜決定されるが、面フ
ァスナー10が曲面形状に正確にならって屈曲するため
に、曲面形状の頂点を境に分断されることが好ましい。 この実施例において前記磁性体12は20ミリの長さに
形成され、前記キャリアフィルム16上に2ミリの間隔
を設けて配されている。
【0013】このキャリアフィルム16は、前記磁性体
12が成形品キャビティの曲面形状に沿い易いように薄
く柔軟性のある材質で形成されることが好ましい。
【0014】また、保護フィルム13は成形時に成形材
料が面ファスナー表面側に流入しないように保護するた
めのもので、面ファスナー10の表面側全体を被覆する
ように設けられ、ホットメルトあるいは高周波接着など
の接着部17によってファスナー本体11に接合されて
いる。
【0015】次に、この発明の製造方法を図5に示す。 成形品キャビティ21を有する成形型20において、面
ファスナー形成位置となる所定曲面形状の型キャビティ
22に凹部23が設けられているとともに、その底部2
4には前記所定曲面にならう曲面Rが形成されていて、
該曲面Rに沿って磁石25が配置されている。
【0016】前記磁石25は曲面Rの形状を正確に表現
するために、可撓性のマグネットシート等が好適に用い
られる。
【0017】前述した面ファスナー10を、図のように
、前記キャビティ21の型キャビティ22に対接すると
ともに前記磁性体12を凹部23側にして載置される。
【0018】この時、前記面ファスナー10には曲面R
の頂点Tで分断されるように配設された磁性体12が取
付けられているので、凹部23に設けられた磁石25の
磁力によって前記面ファスナー10の曲げ応力が吸収さ
れ、曲面Rの形状に沿って正確かつ強固に吸着される。
【0019】しかる後、図示しない注入機のノズルより
ウレタンなどの成形材料が前記キャビティ21内に導入
され一体に成形される。成形後は前述した図7のように
、保護フィルム13および磁性体12を剥ぎ取って製品
となす。
【0020】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
製造方法によれば磁性体の分断部において面ファスナー
の曲げ応力が吸収されるので、面ファスナーが所定の曲
面形状に配設され、成形品の曲面の凸凹状態が正確に実
現される。従って、面ファスナー形成表面は他の成形表
面との違和感がなく、表皮材を貼着した際にも外観美麗
となり高い商品価値を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のクッション体の斜視図である。
【図2】この発明方法によって得られた成形品の要部を
示す概略断面図である。
【図3】この発明に用いられる磁性体を取付けた面ファ
スナーの一例を示す断面図である。
【図4】その分解斜視図である。
【図5】この発明の製造方法を示す概略断面図である。
【図6】従来の製造方法を示す概略断面図である。
【図7】磁性体を剥ぎ取る際の成形品の要部斜視図であ
る。
【図8】従来の製造方法の他の例を示す概略断面図であ
る。
【符号の説明】
10  面ファスナー 11  ファスナー本体 12  磁性体 13  保護フィルム 16  キャリアフィルム 20  成形型 21  成形品キャビティ 25  磁石 R  曲面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  成形品表面の所定曲面に沿って面ファ
    スナーを成形と同時かつ一体に形成するに際し、成形品
    キャビティの面ファスナー形成部対応位置に磁石を前記
    所定曲面にならう曲面形状に配設するとともに、前記面
    ファスナーには面状の磁性体を前記曲面形状に概ね沿う
    ように分断状に取付けて該面ファスナーを前記磁石の磁
    力によって所定曲面形状にキャビティに配置し、しかる
    後、成形材料をキャビティ内に導入することを特徴とす
    る面ファスナーを一体に有する成形品の製造方法。
  2. 【請求項2】  請求項1において、面状磁性体が曲面
    形状の頂点部で分断されて配設されていることを特徴と
    する面ファスナーを一体に有する成形品の製造方法。
  3. 【請求項3】  請求項1において、分断状の面状磁性
    体がキャリアフィルムに配設されてなることを特徴とす
    る面ファスナーを一体に有する成形品の製造方法。
  4. 【請求項4】  請求項1において、磁性体が面ファス
    ナーの表面側に配置されかつ該磁性体を含む面ファスナ
    ー表面側全体が保護フィルムによって被覆されてなるこ
    とを特徴とする面ファスナーを一体に有する成形品の製
    造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0679731A (ja) * 1992-09-02 1994-03-22 Umeya Kanamono Kk 薄板被覆成形品の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0679731A (ja) * 1992-09-02 1994-03-22 Umeya Kanamono Kk 薄板被覆成形品の製造方法

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