JPH0429043A - 球体表面傷検査装置 - Google Patents

球体表面傷検査装置

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JPH0429043A
JPH0429043A JP13618690A JP13618690A JPH0429043A JP H0429043 A JPH0429043 A JP H0429043A JP 13618690 A JP13618690 A JP 13618690A JP 13618690 A JP13618690 A JP 13618690A JP H0429043 A JPH0429043 A JP H0429043A
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JP
Japan
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image
sphere
signal
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light
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Pending
Application number
JP13618690A
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English (en)
Inventor
Takeshi Mori
健 森
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は主としてボールベアリング等に使用されるセラ
ミンク製等の球体における表面傷の有無を検査する装置
に関する。
〔従来の技術〕
通常ボールベアリング用の球体は摩擦によるエネルギ損
失を可及的に低減するために形状が真球であり、また表
面傷がないことが必須の要件となる。そこで従来にあっ
ては球体の表面傷を検出するため、例えば鋼製の球体等
の場合には鏡面仕上げされた表面からの反射光量を捉え
て傷の有無を検査する装置が種々提案されている。
第10図は従来の球体表面傷検査装置の模式図、第11
図は検査時における球体31の回転により移動するスポ
ット光の軌跡を示す説明図であり、図中31は球体、3
2は搬送回転部、34は検査部を示している。
搬送回転部32は球体31を複数のロール上に支持して
球体31の全表面を検査部34に対向せしめるべく第1
1図に示す如く球体31を垂直面内、水平面内で夫々回
転させ得るよう構成されている。
一方、検査部34は光源41、反射鏡42、センサ43
を備えており、光源41から直径1■程度のスポット光
を反射鏡42を経て第11図に示す如く回転している球
体310表面に直角、又は所定の角度で入射させる。こ
れによって第11図に示す如く球体1の表面に矢符31
aで示す如くスポット光が走査され、球体31表面の各
位置からの反射光をセンサ43にて捉え、予め求めであ
る基準光量に対する光量変化の有無を検出するようにな
っている。
球体31の表面は鏡面仕上げになっているため、無傷の
球体31表面からは全反射に近い光が反射されるが、表
面傷が存在すると光がこの傷部分で乱反射され、センサ
43が捉える光量が減少するから、この光量変化を検出
することにより傷の有無が検出されることとなる。
このような従来装置にあっては、反射光量の変化の検出
手段を比較的筒車なアナログ回路、ディジタル回路で構
成することが可能となり、また球体31の回転数(30
00回転/秒)を高速にしてリアルタイムで3個/秒程
度の割合で検査が可能となっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで近年、鋼製球体に比較して耐熱性、耐久性に優
れたセラミック製球体が使用され始めているが、このセ
ラミック製球体は鋼製球体に比較して反射率が低いため
傷の有無による光量変化が小さく、十分なS/N比が得
られないこと、またセラミック製球体は陶器質の色を有
するため傷の色が白色又は黒色となり、白色傷では傷が
存在するために逆に反射率が高くなる場合が発生し、単
純に正反射と乱反射との光量変化を捉えるのみでは表面
傷の検出が難しい。
そこで通常は傷のないときの球体表面からの反射光を捉
えて球体の2次元画像を得、この基準画像の各部分に対
する検出画像の各部分の輝度の変化を検出する方法が開
発されているが、球体の材料表面状態の変化、或いは球
体表面へ光を投射する光源の経年変化に依る光量変化等
検出能が変化すると、安定した検査性能が得られない等
の問題かあった。
本発明はかかる事情に鑑みなされたものであって、その
目的とすることろは傷のない球体表面からの乱反射光を
捉えて画像を得、この画像における各部の輝度を基準画
像のそれと対比して高精度に傷の検出を行い得るように
した球体表面傷検査装置を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る球体表面傷検査装置は、回転する球体表面
に光を照射しつつ球体表面を撮像し、撮像した球体表面
から乱反射光を2次元画像として捉え、この2次元画像
に基づいて球体の表面傷を検出することを特徴とする。
本発明に係る他の球体表面傷検査装置は、回転する球体
表面に光を照射しつつ球体表面を撮像し、撮像した球体
表面の画像と、予め求めた球体表面基準画像との比較に
基づき球体表面の傷を検査する装置であって、前記球体
の回転速度に対応させて前記球体表面の画像を得る手段
を有することを特徴とする。
〔作用〕
本発明にあってはこれによって球体表面からの乱反射光
を2次元的に捉え、球体の表面を重複することなく撮像
し得て検査を効率的に行い得る。
〔実施例〕
以下本発明をその実施例を示す図面に基づき具体的に説
明する。
第1図は本発明に係る球体検査装置を示す模式図であり
、図中1は球体、2は搬送回転部、4は検査部を示して
いる。
搬送回転部2は制御器3の制御のもとで球体1を回転さ
せてその全表面を検査部4側に対向させ得るように構成
されている。制御器3はその制御信号を搬送回転部2へ
出力すると共に、検査部4における画像処理装置8へ出
力するようになっている。
検査部4は平行(非平行でもよい)光線を発する光源5
、ハーフミラ等で構成される同軸落射装置6、撮像カメ
ラ7及び画像処理装置8を備えている。第2図は光学系
の配置を示す説明図であり、光源5は搬送回転部2の真
上に配置された同軸落射装置6の側方に配設されており
、光源5からの光は同軸落射装置6にて直角下向きに転
向されて球体lに投射される0球体工からの反射光は同
軸落射装置6を経て撮像カメラ7に入射し、ここで2次
元的に撮像され、その画像データは画像処理装置8へ出
力される。
画像処理装置8からは前記撮像カメラ7及び制御器3に
対して同期的に制御信号が出力されており、球表面に対
する撮像位置が重複しないよう、球体1がその回転方向
に先に撮像された領域に相当する寸法だけ回転移動せし
められたとき、撮像カメラ7による次の撮影画像を取り
込むよう設定されている。
第3図は画像処理装置8のブロック図であり、撮像カメ
ラ7から画像処理装置8へ入力された画像信号は先ずA
/D(アナログ/ディジタル)変換部11に入力され、
ここで量子化されたディジタル値(画像データ)として
画像メモリ12へ出力される。
画像メモリ12へ入力された検出画像データはマスク処
理装置13に入力され、第4図(a)に示す如く画像デ
ータのうち傷検査領域(ハツチングを付して示す領域の
信号)以外の部分の信号を除去された画像データが輝度
補正装置14へ入力される。
第4図(a)はマスク処理装置13から出力される画像
信号域を示す模式図であり、画像メモリ12を経て入力
される画像データのうち、ハツチングを付して示す傷検
査領域aを除く、非検査領域す。
Cをマスク処理にて除去し、傷検査領域aの画像データ
のみを輝度補正装置14へ出力するようになっている。
非検査領域すは乱反射光量に比較して正反射光量が極め
て大きく、また非検査領域Cは逆に正反射光量に比較し
て乱反射光量が極めて大きく、いずれも傷の有無を検出
するうえでのS/N比が小さく正確な検査を期待し得な
いことから非検査域としである。
なおこの傷検査領域a、非検査領域す、cは球体1の条
件により変化するから球体1の種類に応して適正に設定
されるこ七は勿論である。
ところでこのマスク処理装置13から出力される傷検出
領域aの画像信号は第4図(b) 、 (c) 、 (
d)に示す如き輝度分布を備えている。第4図(b) 
、 (C)(d)はいずれも横軸に撮像カメラ7の光軸
からの距離を、また縦軸に輝度をとって示しである。こ
のグラフから明らかなように傷のない部分の輝度(第4
閲仰))、白色傷を含む部分の輝度(第4図(C))、
黒色傷を含む部分の輝度(第4図(d))のいずれにつ
いても球体1の表面が3次元曲面であることによって中
心からの距離が大きくなるに従って塚度が低下する輝度
分布をもつため、そのまま所定値で2値化しても表面傷
の正確な検出は出来ない。そこで輝度補正装置14によ
って球体1の3次元曲面による反射光量の違いを補正す
る。
第5図は輝度補正装置14を示すブロック図であり、図
中21は較正装置、22は基準画像記録装置、23は画
像メモリ、24は減算器を示している。
輝度補正装置14についての準備段階で行われる較正時
と、検査時との動作を第7,8図に示すフローチャート
に基いて説明する。
l)較正時 第6図は較正時の+要過程を示すフローチャートであり
、輝度補正装W14は予め撮像カメラ7によって得た傷
のない各種の材料別、サイズ別の球体についてその表面
の画像信号をマスク処理装置13によるマスク処理を施
さない状態で取り込み、これを画像メモリ23に記憶さ
せた後(ステップSl)画像メモリ23に記憶させた画
像信号に基づいて球体l夫々のサイズを検出しくステッ
プS2)、このサイズに基づいて非検査領域す、cの大
きさを求め(ステップS3)、これをマスク処理装置1
3に入力する(ステップS4 )と共に、球体lが3次
元曲面であることによる球体表面の輝度分布を解消すべ
く輝度変換曲線を較正しくステップS5)、検査領域a
についての輝度基準画像を作成し、これを予め基準画像
記憶装置22へ記憶しておくようになっている(ステッ
プS6)。
勿論、各球体1の製造時のロフト毎にその検査に先立っ
て傷のない球体1を選別し、これを用いて輝度基準画像
を求め、これを用いて検査を行うこととしてもよいこと
は言うまでもない。
11)検査時 検査開始に際しては検査対象となる球体lの材質、サイ
ズに対応する輝度基準画像を選定し、これを画像記録装
置22から画像メモリ23に移しておく0次に搬送回転
部2上に載置された球体lからの反射光を撮像カメラ7
にて所定のタイミングで撮像し、これを検査部4の画像
処理装置8に取り込む、この画像処理装置8への画像の
取り込みは第7図に示す過程で行う、第7図は画像入力
動作タイミングを示すフローチャートであり、制御器を
通じて球体1の回転数が所定値となるよう搬送回転装置
を制御しつつ、そのときの回転数を検出しくステップ5
21)、撮像カメラ7の視野内に位置する球体lの表面
が先に入力した画像の位置と重複しないか否かを判断し
くステップ522)、重複しているときはステップS2
1に戻って再度光に撮像したときからの回転数を検出し
、重複しない位置であると判断されたときは画像入力ト
リガ出力器からトリガ信号を出力する(ステップ523
)。
これによって画像処理装置8が撮像カメラ7から画像を
取り込み、画像処理を行う(ステップ524)。
球体lの全表面について検査が終了したか否かを判断し
くステップ525)、終了していないときはステップS
21に戻って前述した過程を反復し、また終了したとき
はこのルーチンを終了する。
画像処理装置8へ取り込まれた画像信号はA/D変換部
11、画像メモリ12を経、マスク処理装置13に通し
てマスク処理を施した後、輝度補正装置14の減算器2
4へ入力される。その後は第8図のフローチャートに示
す如く、減算器24は入力されたマスク処理を施した画
像信号から画像メモリ1に記憶されている輝度基準画像
の信号を減算しくステップ531)、その差信号を2埴
化器15へ出力する(ステップ532)。
2 (f花器15は一定の闇値により画像の差信号を2
値化し、傷検査領域a内の傷信号を抽出する。
しかし傷信号中には電気的雑音のため誤検出信号が含ま
れているため、得られた各傷信号が生じた領域について
面積計測装置16により画像上における面積を求め、面
積が一定値以下の傷信号は微小雑音として、また一定収
上の面積を占める領域も同様に雑音として除去する。
傷信号がない場合には画像処理装置8から′R送送回転
2の制御器3への制御信号に合わせて撮像位置が重なら
ないように次の画像を取り込み、前述したのと同様にし
て傷検出を行う。
傷が検出されたときは検査途中においても検査を停止し
、次の球体lと交換して検査を続行する。
傷が検出されないときは球体1の全周にわたって検査を
継続し、それでも傷が検出されないときは良品と判定さ
れることとなる。
第9図は本発明装置に依った場合の球体表面に対する光
の軌跡を示す説明図であり、第11図に示す従来の場合
と比較すれば明らかな如〈従来装置に依る場合は直径1
m+程度のスポット光によって検査を行うのに対し、本
発明装置では球体lの半径又はそれに近い大きさの半径
を持つスポット光によって走査を行うから検査領域が広
くなっており、従来装置に依った場合には球体の回転数
を数千回転とする必要があるのに対し、本発明装置によ
った場合には数回転で済むこととなり、効率的である。
〔効果〕
以上の如く本発明にあってはボールベアリング等に使用
される球体の表面傷を重複することなく効率よく検査す
ることが出来、検査効率が大幅に向上し、また画像の輝
度を予め求めた基準画像の輝度と対比することによって
傷の有無を検出するから、高い検出精度が得られる等、
本発明は優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の模式図、第2図は本発明装置にお
ける光学系の説明図、第3図は同しく画像処理装置のブ
ロック図、第4図はマスク処理装置によるマスク処理領
域(非検査領域)及び検査領域の輝度分布を示す説明図
、′@5図は第3図に示す画像処理装置における輝度補
正装置のプロ・ンク図、第6図は較正時の主要過程を示
すフローチャート、第7図は撮像カメラから画像処理装
置への画像取り込み過程を示すフローチャート、第8図
は検査時の主要過程を示すフローチャート、第9図は本
発明装置における球体表面の検査軌跡を示す説明図、第
10図は従来装置の模式図、第11図は検査時における
球体表面に対するスポット光の軌跡を示す説明図である
。 1・・・球体 2・・・搬送回転部 3・・・制御器4
・・・検査部 5・・・光源 6・・・同軸落射装置7
・・・撮像カメラ 8・・・画像処理装置11・・・A
/D変換器 12・・・画像メモリ 13・・・マスク
処理装置 14・・・輝度補正装置 15・・・2値化
器16・・・面積計測装置 21・・・較正装置 22
・・・画像記録装置 23・・・画像メモリ 24・・
・減算4特 許 出願人  住友金属工業株式会社代理
人 弁理士  河  野  登  失策 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回転する球体表面に光を照射しつつ球体表面を撮像
    し、撮像した球体表面からの乱反射光を2次元画像とし
    て捉え、この2次元画像に基づいて球体の表面傷を検出
    することを特徴とする球体表面傷検査装置。 2、回転する球体表面に光を照射しつつ球体表面を撮像
    し、撮像した球体表面の画像と、予め求めた球体表面基
    準画像との対比に基づき球体表面の傷を検査する装置で
    あって、前記球体の回転速度に対応させて前記球体表面
    の画像を得る手段を有することを特徴とする球体表面傷
    検査装置。
JP13618690A 1990-05-25 1990-05-25 球体表面傷検査装置 Pending JPH0429043A (ja)

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