JPH11508039A - 物体の表面検査 - Google Patents

物体の表面検査

Info

Publication number
JPH11508039A
JPH11508039A JP9502739A JP50273997A JPH11508039A JP H11508039 A JPH11508039 A JP H11508039A JP 9502739 A JP9502739 A JP 9502739A JP 50273997 A JP50273997 A JP 50273997A JP H11508039 A JPH11508039 A JP H11508039A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output signal
signal
radiation
beams
pellets
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP9502739A
Other languages
English (en)
Inventor
クェンティン クラーク、マーク
Original Assignee
ブリテイツシユ・ニユクリアー・フユールズ・ピー・エル・シー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ブリテイツシユ・ニユクリアー・フユールズ・ピー・エル・シー filed Critical ブリテイツシユ・ニユクリアー・フユールズ・ピー・エル・シー
Publication of JPH11508039A publication Critical patent/JPH11508039A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C17/00Monitoring; Testing ; Maintaining
    • G21C17/06Devices or arrangements for monitoring or testing fuel or fuel elements outside the reactor core, e.g. for burn-up, for contamination
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/95Investigating the presence of flaws or contamination characterised by the material or shape of the object to be examined
    • G01N21/952Inspecting the exterior surface of cylindrical bodies or wires
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Abstract

(57)【要約】 回動する物体(1)の表面を検査する装置であって、物体を保持し、かつ回動させる物体保持手段と、同物体保持手段が物体を保持し、かつ回動させた際、光学放射線からなる第1のビームを物体の表面に対して照射する手段(3)と、物体保持手段が物体を保持し、かつ回動させた際、光学放射線からなる第2のビームを物体の表面に対して照射する手段(5)と、第2のビームは第1のビームとは異なる種類のビームとして検出可能であることと、物体の表面で反射された第1のビームからの放射線を検出し、かつ物体の表面で反射された第2のビームからの放射線を検出する検出器手段(7)と、検出器手段が形成した信号を受信し、かつ同信号を分析するための信号プロセッサ(15)と、第1のビーム及び第2のビームはそれぞれ互いに異なる波長であるか、またはそれぞれ互いに異なる波長帯に属し、検出器手段は物体の表面の同一の照射領域から伝搬された第1のビーム及び第2のビームからの放射線を同時に受け取り、かつ検出し、さらには第1の出力信号及び第2の出力信号をそれぞれ形成可能であり、第1の出力信号は物体の照射領域内の複数の面積単位からの第1のビームの反射の変化を示す成分を有し、第2の出力信号は物体の照射領域内の複数の面積単位からの第2のビームの反射の変化を示す成分を有し、信号プロセッサは第1の出力信号の成分を第2の出力信号の成分に対して関連付けることにより、物体の表面の複数の面積単位における反射率に関する情報を強調することに適合していることを含む装置。

Description

【発明の詳細な説明】 物体の表面検査 本発明は物体の表面を検査する装置及び方法に関する。 複数の製品表面検査プロシージャが各種産業において広く使用されている。慎 重な表面検査を必要とする産業の1つとしては、核燃料の生産が挙げられる。核 燃料ペレットは常には高い品質基準で製造される。更に、同核燃料ペレットは製 造及び検査の後で燃料棒または燃料ピンと称されるチューブ内に挿入される。複 数の燃料棒または燃料ピンは原子炉内で使用すべく一緒に組み立てられ、かつ炉 心内に収容される。燃料ペレットをピン内へ挿入する前に、全ての燃料ペレット を検査することを顧客は要求している。この検査は欠陥ペレットを供給する可能 性を低減し、同欠陥ペレットは使用時に高温及び高圧に露出された際にピンの損 傷を招来する。 現時点では、核燃料ペレット検査は訓練された検査官がペレットをトレイ上に 保持して行っている。この手作業による検査は複数の問題点、即ち、 (a)検査基準が各検査官の主観的判断に基づいて変化し得るとともに、オペ レータによるエラーを避けられないことと、 (b)検査官は燃料ペレットに接近する必要があり、同燃料ペレットが酸化ウ ラン及び酸化プルトニウムの混合物等を含むMOX(混合酸化物)燃料ペレット を有する場合、検査官が燃料ペレットに接近することは安全上の問題から許容で きないことと、 (c)検査を実施するために必要とされる時間及び人件費が大きいこと を含む。 核燃料ペレット等の物体を自動検査するための光学技術は当該技術分野におい て既に知られている。例えば、本願出願人による欧州特許出願公開第05830 92号は被検査物体からのレーザ・ビーム・スポットの反射を利用した自動検査 技術を開示している。 光線の反射を利用した従来の技術が解決できない主な問題点としては、複数の 種類の表面欠陥が光線を同じようにそれぞれ反射する点が挙げられる。これは、 反射された光線が提供する欠陥に関する情報が制限され得ることを意味する。幾 つかのケースでは、検出システムが異なる種類の欠陥を識別すること、または表 面の外観の正常な範囲内のばらつき及び欠陥を識別することは困難である。 本発明では、回動する物体の表面を検査する装置であって、物体を保持し、か つ回動させる物体保持手段と、物体保持手段が物体を保持し、かつ回動させた際 、光学放射線からなる第1のビームを物体の表面に対して照射する手段(以下、 第1の照射手段と称する)と、物体保持手段が物体を保持し、かつ回動させた際 、光学放射線からなる第2のビームを物体の表面に対して照射する手段(以下、 第2の照射手段と称する)と、第2のビームは第1のビームとは異なる種類のビ ームとして検出可能であることと、物体の表面で反射された第1のビームからの 放射線を検出し、かつ物体の表面で反射された第2のビームからの放射線を検出 する検出器手段と、検出器手段が形成した信号を受信し、かつ同信号を分析する ための信号プロセッサと、第1のビーム及び第2のビームはそれぞれ互いに異な る波長であるか、またはそれぞれ互いに異なる波長帯に属し、検出器手段は物体 の表面の同一の照射領域から伝搬された第1のビーム及び第2のビームからの放 射線を同時に受け取り、かつ検出し、さらには第1の出力信号及び第2の出力信 号をそれぞれ形成可能であり、第1の出力信号は物体の照射領域内の複数の面積 単位(Units of area)からの第1のビームの反射の変化を示す成分を有し、第 2の出力信号は物体の照射領域内の複数の面積単位からの第2のビームの反射の 変化を示す成分を有し、信号プロセッサは第1の出力信号の成分を第2の出力信 号の成分に対して関連付けることにより、物体の表面の複数の面積単位における 反射率に関する情報を強調することに適合していることを含む装置を提供する。 本発明に基づく装置は異なる波長であるか、または異なる波長帯に属する光学 放射線からなるビームをそれぞれ物体の表面に照射する1つ以上の別の手段を任 意で有し、前記の各ビームは他のビームとは異なる種類のビームとして検出可能 であり、検出器手段は表面によって反射された各ビームからの放射線を同時に検 出し、かつ同ビームに関する出力信号を形成可能であって、同出力信号は物体の 照射領域内の複数の面積単位からの各ビームの反射の変化を示す成分を有する。 本発明の装置は亀裂、チップ、ピット、介在物及び未浄化表面領域等の表面欠 陥を検出すべく物体の表面を検査するために提供し得る。 第1のビームは赤色等の第1の色の光線を有し、第2のビームは緑色等の第2 の色の光線を有し得る。他のビームは他の色の光線を有し得る。 更に、第1のビーム及び第2のビームはその異なる偏光によって識別可能であ る。また、第1のビーム及び第2のビームをパルス・ビームとして照射する場合 、第1のビーム及び第2のビームはパルス長またはパルス・コードによって識別 できる(以下に詳述する検出システムは異なる複数のパルスを認識するために同 期信号を受信すべく形成されている)。 前記の複数のビームのうちの少なくとも1つは20度以下の角度発散を有する ことが望ましい。本発明の1つの実施の形態において、複数のビームのうちの別 の1つは20度を越す角度発散(例:45度を越す角度発散)を有する。同実施 の形態において、前記の角度発散の大きい方のビームは物体の表面を拡散照射し 、同拡散照射の範囲は光源において90度を越す角度範囲に及ぶ。前記の角度発 散の小さい方のビームは物体の表面に対する接線に対して30度未満の入射角度 で同物体の表面に入射させ得る。この実施の形態において、入射点において表面 に垂直に延びる垂線にほぼ平行をなす方向に沿って反射された放射線は以下に詳 述する方法で検出される放射線である。 本発明の別の実施の形態では、最初に述べたビームの他に、第2の放射線ビー ムは20度以下の角度分散を有する。同実施の形態において、前記の低い発散角 度を有する2つのビームは同ビームが入射する物体の表面に対して垂直に延びる 垂線に対して45度未満の角度で入射させることが望ましい。この実施の形態で は、前記のビームが入射するポイントにおいて物体の表面に対して垂直に延びる 垂線に対して0〜60度(例えば、20〜60度)等の角度をなす方向に沿って 反射された放射線は以下に詳述する方法で検出される放射線である。 前記の第1の照射手段は矩形等の長形またはペンシル形等の卵形の横断面を備 えたビームを形成する光源を含む。更に、第1の照射手段はビームを物体上にフ ォーカスし、これによって照射された線を物体の表面上に形成するフォーカス手 段を任意で有し得る。前記の別の実施の形態において、別の照射手段は照射され た線を同じように物体の表面上に形成し得る。 第1の照射手段及び第2の照射手段、並びに任意の他の照射手段は従来の色付 き光源をそれぞれ有し得る。色付き光源の例としては、カラー・フィルタを備え た白色光源と、水銀灯等のガス放電灯に代表される色付き光源と、1つ以上の半 導体発光ダイオード(LED)と、ルミネッセント光源と、直流エレクトロルミ ネッセント光源等のエレクトロルミネッセント光源と、1つ以上のプラズマ・パ ネル・セル・エミッタとのうちのいずれか1つが挙げられる。カラー・フィルタ を備えた白色光源を有する照射手段の場合、形成された光線は物体の表面を拡散 照射すべく配向可能である。光ファイバ・ガイドは光源からの光線を、物体の表 面の照射に光線を必要とする領域まで伝搬すべく使用できる。 異なる複数の光源から放射された放射線の強度は調整可能であることが望まし い。この結果、ユーザが用途に適したシステムに基づいて選択した出力強度とし て、異なる複数の出力強度を提供できる。異なる複数の光源から放射された放射 線の波長帯は適切な照射装置の選択を可能にすべく変更できることが望ましい。 被検査物体の同一表面を同時に照射する2つ以上の装置を提供することにより 、表面に関する情報の2つ以上のチャネルを同時に得ることができる。そして、 同2つ以上のチャネルは任意の1つのチャネルよりも更に大きな情報の出力を提 供すべく以下に詳述する方法によって互いに関連付けできる。これは表面欠陥の 種類を従来の信号認識技術を用いて更に簡単に認識できるようにする。更に、任 意の欠陥に関する更に大量の情報を含む情報のチャネルを選択するか、または異 なる複数のチャネル内でそれぞれ検出された複数の信号を比較及び対比すること に より、任意の欠陥に関する情報を最大限にできる。これらのオペレーションは以 下に詳述する方法で従来の信号処理技術を用いることにより実施できる。 2色の光線を使用する複数の検査システムが既に知られているが、同システム は他の目的に使用されてきた。このため、同システムは本明細書に開示する方法 に基づいて物体の表面から反射された複数のマルチカラー・ビームからの情報を 検出し、処理し、かつ互いに関連付けできない。 本発明は核燃料ペレットの自動検査に特に使用できる。ペレットは中空または ソリッドのほぼ直円柱体等のよく知られた形状を有し得る。ペレットの複数の端 面は平坦面であるか、または凸状湾曲を有し得る。例えば、ペレットはAGR( 改良型ガス冷却炉)型原子炉またはLWR(軽水炉)型原子炉に使用するペレッ トであり得る。ペレットは酸化ウランを含むことが可能であって、同酸化ウラン は任意にてニオビア(Niobia)またはガドリニア(Gadolinia)等の従来の1 つ以上の添加物をドープできる。これに代えて、ペレットは前記のようにMOX ペレットを含み得る。この場合、ペレットは酸化プルトニウムを格納するグロー ブボッタス等の格納容器(Containment)内に常には収容され、これにより外部 汚染を防止する。本発明に基づく装置の部品は格納容器の外側に配置可能である 。格納容器は高純度ガラス等から形成された窓を有し得る。窓は格納容器内に収 容されたペレットを検査すべく格納容器の内側及び外側への光学放射線の通過を 可能にする。任意の1回の検査を実施するために、格納容器内へ配置する必要の あるペレットの数量は僅かである。このため、窓は放射線シールドとして機能す る必要はない。中性子及びガンマ線をシールドする従来の材料を本発明の装置の 部品の周囲に配置でき、同装置の部品は被検査ペレットを収容した格納容器の外 側に位置する。 本発明の装置において、ディテクタ手段、即ち検出器手段はフォトディテクタ を有し得る。フォトディテクタは第1のビームから反射された放射線(第2のビ ームからの放射線を含まない)のみを検出する複数のフォトディテクタ・セルの 第1のセットと、第2のビームから反射された別の任意の波長帯に属する光線の みを検出する複数のフォトディテクタ・セルの第2のセットとを有する。任意に て、第3のビームから反射された更に別の波長帯に属する光線のみを検出すべく 複数のフォトディテクタ・セルの第3のセットを提供し得る。特に、フォトディ テクタ・デバイスに詳しい当業者にとって明らかであるように、複数のフォトデ ィテクタ・セルは互いに分離した複数のセルであるか、または1つの一体式ディ テクタ上の複数の領域であり得る。 検出器手段は複数の感光セルを並べた1つ、2つまたは3つの列を有するライ ンスキャン・フォトディテクタを含み得る。検出器手段は被検査物体上の線から 反射された放射線をラインスキャン・フォトディテクタ上にフォーカスすべく、 1つのレンズと、複数のレンズからなる組立体とのうちのいずれか一方を含むこ とができ、これによりフォトディテクタの列内の各セルは被検査物体の線上の1 つのポイントに対応する。 ラインスキャン・フォトディテクタがフォトディテクタ・セルの列を2つ有す る場合、一方の列は第1のビームから反射された放射線のみを検出するセルを有 し、他方の列は第2のビームから反射された放射線のみを検出するセルを有し得 る。ラインスキャン・フォトディテクタがフォトディテクタ・セルの列を1つ有 する場合、第1のビームから反射された放射線のみを検出するセルと、第2のビ ームから反射された放射線のみを検出するセルを同列内において交互に配置し得 る。例えば、前記の交互に配置された複数のセルのうちの一方を赤色光線ディテ クタとし、他方を緑色光線ディテクタとし得る。更に、別の色に感応する別のセ ルを各対を構成する赤色光線ディテクタ及び緑色光線ディテクタの間にそれぞれ 配置し得る。 被検査物体が実質的な直円柱を含む場合、同物体を自身の軸線の周囲において 10mm/秒より大きい表面回動速度、例えば、50mm/秒より大きい表面回 動速度、例えば、約75mm/秒の表面回動速度で回動させ得る。ラインスキャ ン・フォトディテクタを使用して前記の方法で検査された表面上の複数の線は順 番に撮影された互いに隣接する異なる複数の線であって、かつ完全な回動面を形 成する。従って、回動面の完全なイメージ、即ち全体イメージは順次撮影された 複数のイメージ線(例:数百本のイメージ線)から構成され、各線は同線上に並 んだ複数のポイントからなる列に関する情報を示す。従って、完全なイメージは 表面上に形成された線上に並べられた複数の独立したポイントである複数の独立 したピクセルをそれぞれ示す複数の信号のセットを有する。 本発明に基づく装置において、被検査物体の同時に行われる回動及び直動は水 平面に対して傾斜したトラックに沿って移動させ得る連続ベルトと、同ベルトの 表面を横断して延びるプレートとを有する装置を使用することによって従来の方 法で行い得る。ベルトの側縁に対するプレートの角度は調整可能であることが望 ましい。円柱核燃料ペレット等の物体はプレートの上方においてベルト上に供給 され、かつプレートによってベルト上で支持される。ベルトの移動は物体を同物 体の軸線の周囲において回動させる。更に、ベルトを横断して延びるプレートの 側縁が水平面からずれて傾斜していることにより、物体の横方向への直動を側方 への物体の滑動によって達成し得る。直動の方向はプレートが左側または右側の いずれの側に傾斜しているかに基づいて正または負となり得る。物体の回動速度 はベルトの速度を調整することによって調整できる。更に、直動はベルトの側縁 に対するプレートの角度を調整することによって調整できる。 これに代えて、プレートの固定位置に対するベルトの進路の角度を変更するこ とにより、直動を形成し得る。これら両方の選択肢において、直動の大きさはベ ルト及びプレート間の角度によって決定される。 本発明の別の実施の形態において、物体を回動させる手段は本願出願人による 欧州特許出願公開第0583092号に開示されている互いに隣接する複数のロ ーラーと、同複数のローラーを同様に回動させることによって同ローラー上に配 置された物体を同物体の軸線の周囲において複数のローラーとともに回動させる 手段とを含む。複数のローラーはベース上に取付け可能であり、同ベースは適切 なリニア・アクチュエータ(Linear actuator)によって従来の方法で軸線に沿 って一定速度で移動し得る。適切なリニア・アクチュエータの例としては、リー ドスクリュ(Leadscrew)が挙げられ、同リードスクリュはローラの軸線と、同 ローラ上の物体の軸線とに対して平行に延びる軸線に沿った移動を提供する。ア タチュエータによる直動の最期において、同直動の方向は逆方向へ切り替えられ る。これにより、ベースは再スタート位置へ戻される。 複数の物体(例:2乃至5つの物体)は複数のローラを含む本発明の装置によ る検査を実施すべく同一の複数のローラ上に配置可能である。専用の検査ステー ション及び検査装置か各物体に提供されており、同検査装置はプロジェクション 手段及び検出手段を有する。複数の物体を一緒にローラ上へ配置し得る。これに 代えて、1つの検査装置を2つ以上の物体間で共用し得る。例えば、1つの物体 をローラ上で検査する間に、別の物体を取り除き、かつ新たな物体と置換する等 といったことが可能である。 複数のローラを含む本発明の装置では、複数の物体はピック・アンド・プレイ ス装置(Pick and place machine)によってローラ上へ配置され、次いで同ロ ーラ上から取り除かれる。物体をローラ上へ配置し、次いで同物体をローラ上か ら取り除く際、物体はピックアップ位置において把持され、かつローラの軸線に ほぼ直交する方向へ移動される。物体は検査され、検査結果は同物体をローラ上 から取り除く前に得られる。物体が基準に適合していることを検査結果が示す場 合、同物体をピック・アンド・プレイス装置によって取り除き、かつ合格品位置 へ搬送し得る。物体が基準に適合していないことを検査結果が示す場合、物体を ピック・アンド・プレイス装置によって取り除き、かつ不合格品位置へ搬送し得 る。物体を蓄える場所の選択を制御するために、検査装置からの適切な信号はプ ログラマブル・ロジック・コントローラ(Programmable logic controller;略し てPLC)等の従来の適切なコントローラを通じてピック・アンド・プレイス装 置を動作させるべく使用できる。複数の物体は適切な合格品位置及び/または不 合格品位置において一緒に蓄え得る。 核燃料ペレットの自動ハンドリングでは、本発明に基づく検査を実施すべくペ レットは“クッション・トランスファ(Cushion Transfer;商標名)”技術と 称される技術によりペレット検査装置まで搬送できる。クッション・トランスフ ァ技術の詳細はイギリス国特許出願公開第2223998号に開示されている。 複数のローラを含む本発明の装置では、クッション・トランスファ・コンベヤ を使用することにより、核燃料ペレットをピックアップ位置へ搬送し、さらには 核燃料ペレットを合格品位置から離間する方向へ搬送し得る。 ペレットをベルト及びプレートによって回動及び直動させる本発明の装置では 、1つのクッション・トランスファ搬送トラック(Cushion Transfer conveyi ng track)は複数のトラック(例:5つのトラック)に分割可能であり、各トラ ッタはペレットを同トラックに付随する独立した検査ステーションへ供給する。 各ステーションは同ステーションに付随する独立したペレット回動及び直動手段 、並びにプロジェクション及び検出手段を有し得る。異なる複数のトラックに沿 ってそれぞれ移動する複数のペレットは検査後に1つのトラック上へ再び集め得 る。その一方で、検出された欠陥を有するペレットは検査装置を通過した後でト ラックから自動的に除去可能であり、例えば、同除去はシュート(Chute)を動 作させることによって行い得る。このオペレーションは検査装置内へ供給された ペレットの数量を数え、次いで欠陥ペレットの数量を記録し、さらには検査装置 から送り出されるペレットの数量を欠陥ペレットに達するまで数えることによっ て行い得る。これらのオペレーションはカウンタ及びカウント・レコーダを使用 することにより自動的に実施できる。この種のシステムは“先入れ先出し(Fir st in first out;略してFIFO)”として知られている。 各検査装置は欠陥の無い表面を有する既知の寸法の較正用ペレットと、既知の 寸法の欠陥を有する既知の寸法の較正用ペレットとを使用して運転時に時々較正 することが望ましい。 本発明の実施の形態を本発明の例示を目的として添付図面に基づいて以下に詳 述する。 図1は本発明の検査装置の概略図であり、同検査装置の回路を部分的にブロッ ク図として示す。 図2は図1の装置に使用する別のライティング装置を示す概略図である。 図3は図1または図2に示す装置を使用して物体を回動及び直動させるための 装置を示す側面図である。 図4は図3の装置の正面図(図3のIV−IV方向からの正面図)である。 図1は本発明の実施の形態に基づく検査装置を含む装置のレイアウトを示す。 核燃料ペレット等の実質的に直円柱をなす物体1は図3及び図4に基づいて以下 に詳述する装置によって自身の軸線の周囲で回動され、かつ軸線に沿ってX方向 へゆっくりと移動される。物体1は第1の光源3及び第2の光源5からそれぞれ 放射された光線によって照射される。第1の光源3は第1の色(例:赤色)の光 線を比較的狭いビーム(例:光源3において5度未満の角度内に存在するビーム )として放射する。光源3から放射された光線は物体上へ、その軸線に対して狭 い角度(例:30度未満の角度)で入射する。第2の光源5は第2の色(例:緑 色)の光線を広い角度のビーム(例:光源5において90度を越す角度内に内在 するビーム)として提供し、これによって殆どの光線は物体1上へ軸線に対して 30度を越す角度で入射する。従って、光源3は高コントラスト・ライティング を提供し、光源5は拡散する低コントラスト・ライティングを提供する。2つの 光源3,5は形成された光線が適切な狭い波長帯内に存在することを保証すべく フィルタ(図示略)をそれぞれ有し得る。照射された物体1のイメージはカメラ 7によって撮影される。カメラ7において、レンズ9は物体1から反射した光線 をラインスキャン・フォトディテクタ11上へフォーカスする。カメラ7の視野 は照射された物体1上の任意の線からの光線のみを入射させるべく意図的に制限 されている。従って、前記の線のイメージはフォトディテクタ11上に形成され る。 フォトディテクタ11は複数のフォトセルを並べた列を有する。列内において 、赤色光線に感応するフォトセル及び緑色光線に感応するフォトセルが交互に配 置されている。従って、列内の幾つかのフォトセルは物体1上の選択された線の 赤色イメージのみを検出し、同列内の別の幾つかのフォトセルは物体1上の選択 された線の緑色イメージのみを検出する。 フォトディテクタ11はコントローラ13によって制御されており、同コント ローラ13はフォトディテクタ11からの出力を受信し、かつ同出力を数値化す る。コントローラ13からの出力は信号プロセッサ15によって処理され、処理 結果はディスプレイ17上に表示される。実用する際、信号プロセッサ15はデ ィジタル・パーソナル・コンピュータを含み、コントローラ13はコンピュータ に接続するための印刷回路基板を有し得る。コンピュータ信号処理速度を高める べくアクセラレータ・ボード等の1つ以上の別の回路基板を加え得る。例えば、 フォトディテクタ11はデータ・トランスレーションDT2856ラインスキャ ン・コントローラ・ボード(Data Translation DT 2856 Linescan Contro ller Board)とともに使用するE&GレティコンLC1922ラインスキャン ・カメラ(E&G Reticon LC1922 Linescan Camera)を有し得る。DT2 856はDTコネクト(DT-Connect)をサポートしている。DTコネクトは DT2856ボードと、コンピュータに接続された他のボードとの間におけるデ ータの高速転送を行うバスである。アラクロンFT200(Alacron FT 200 )はアクセラレータ・ボードとして使用し得る。パーソナル・コンピュータは8 0386または486のCPUを使用するIBMパーソナル・コンピュータ等を 含み得る。 物体1の曲面全体のイメージを形成すべく、複数の線イメージのシーケンスが 前記のようにフォトディテクタ11上で形成される。物体1の回動中、形成され た複数の線イメージは物体1の軸線に平行な方向に沿って同物体1を横切って延 びる連続した複数の線に対応している。最終的に、前記の複数の線は1回転分、 即ち一周分の曲面を含むエリア・スキャンをカバーする。 撮影された各線イメージ内の最小の面積単位はピクセルであり、かつカメラ7 によって検出された物体1の線上の面積単位に対応している。ピクセルの幅はフ ォトディテクタ内のフォトセルの幅と、カメラ7の倍率とによって決定される。 線イメージ内の各ピクセルの高さは物体1の回動速度と、コントローラ13によ るフォトディテクタ11の走査速度とに基づいて決定される。 図1に示す装置を核燃料ペレット(即ち、同ペレットは図1に示す物体1)の 表面上の欠陥または同表面に隣接する欠陥を検出すべく使用する場合、表面亀裂 の検出は特に重要である。亀裂はペレットを形成するための焼結中に発生する内 部応力によって生じる。ペレットは亀裂によって複数の部分に分裂し得るまで脆 弱になる。これは原子炉内性能に対して悪影響を及ぼし得る。従って、全てのペ レットは亀裂について検査する必要があり、安全な範囲を越えた亀裂ペレットは 不良品として処分する必要がある。 “エンド・キャッピング(End capping)”と称される亀裂は核燃料ペレット の端部付近に発生する亀裂であって、かつペレットの周方向に沿って延びる複数 の周方向亀裂を特徴的に有する。これはペレットの残りの部分に対するペレット 端部の結合を弱める。 光線ビームを用いて検査する表面亀裂の最も顕著な特徴としては、亀裂の幅よ りも亀裂の深さが大きいことにより、亀裂が暗く見える点が挙げられる。亀裂内 に入射した光線は同亀裂から出射する前に複数の反射を繰り返す。各反射は光線 強度を大幅に低減させる。最も信頼できる亀裂検出では、亀裂は撮影されたイメ ージにおいて可能な限り暗く見える必要がある。ピクセル・サイズを減少させる ことにより、更に狭い亀裂を検出できる。この検出は更に多くのデータ処理を行 い、かつ更に長い撮影時間をかけることによって達成される。ピクセルを横切る サブピクセル幅のクラックは同ピクセルの平均光線強度を低減する。この値が亀 裂検出閾値より小さい場合、同ピクセルは亀裂ピクセルと見なされる。閾値を正 常なペレットから得られる信号レベルに更に近い値に設定することにより、更に 狭い亀裂を検出できる。閾値の設定は可能な限り多くの情報をイメージから引き 出すことと、亀裂をノイズと間違えないことの間における妥協といえる。ノイズ ・レベルが低い場合、更に多くの情報をイメージから安全に獲得できる。 閾値化されたイメージ(Thresholded image)に含まれるノイズはライティン グ装置によって左右される。光源3からの高コントラスト・ライティングは照射 /検査された表面の配向に関する情報を提供すべく使用される。これは表面配向 が変化することによってチップのエッジの検出を可能にする。高コントラストの 明るいイメージは各グレイン・ファセット(Grain facets)の配向に関する情 報を有する。これはイメージをディスプレイ17上の画像として見た際に粒子の 粗いイメージ、即ちノイズの多いイメージを形成する。 光源5からの低コントラスト・ライティングによって、正常なペレット表面は 撮影されたイメージ中において僅かなノイズをともなう滑らかな表面として見え る。前記のように、ノイズが減少することにより、欠陥閾値の設定をペレット表 面の平均レベルに更に近づけ得る。これは更に小さい亀裂の検出を可能にする。 ドライ・グラウンド・ペレット(Dry ground pellets)の場合、低コントラス ト・ライティングは亀裂を隠す。そして、図2に基づいて以下に詳述する別の実 施の形態を代わりに使用できる。 図1に示す装置は亀裂の軸線方向長さ成分及び周方向長さ成分を測定し、かつ 亀裂の範囲を確定すべく同軸線方向長さ成分及び周方向長さ成分を組み合わせる ために使用できる。以下に詳述する他の複数の種類のペレット表面欠陥を本発明 の装置を用いて認識及び測定できる。 チップ チップは常にはペレットの表面に存在する材料が損失した浅い領域である。チ ップの異なる複数の部分は光源の位置に基づいて異なる反射を形成する。 NCU 表面処理が施されていないために滑らかであるペレットの表面領域はNCUと 称される。ライティング・システムに基づいて、NCUは正常な表面より明るく 見えるか、または暗く見える。 ピット及び孔 ピットはペレットの表面に形成された円形またはほぼ円形のキャビティである 。ピットは視認可能なキャビティの底によって孔と区別される。本発明の装置は ピット及び孔の両方を検査し得る。ピット及び孔はほぼ一定の高さ/幅アスペク ト比を有するため、亀裂との区別が可能である。亀裂のアスペクト比は更に大き い。 介在物 介在物はペレット母材とは異なる材料の領域である。この材料は常には加工中 に形成されたU38または金属ウランである。これらの材料はイメージ中におい て母材より更に暗くまたは更に明るく見え、かつ視認可能である。従って、プロ セッサ15はイメージ内の更に暗い反射率の領域または更に明るい反射率の領域 を識別すべく使用される。 以下の検査、欠陥識別及び制御プロシージャは図1の装置を使用して実施し得 る。最初に、イメージをフォトディテクタ11及びコントローラ13を用いて撮 影する。次いで、イメージの複数のピクセル成分を所定の閾値と信号プロセッサ 15内で比較する。そして、従来の3x3ローカル・オペレータ・ファンクショ ン(3 by 3 local operator function)をプロセッサ15内において形成された イメージ信号に対して適用する。これは任意の亀裂状の特徴を僅かに拡張(拡大 )する一方で、個々のノイズ・ピクセルを除去する効果を有する。ローカル・オ ペレータ・ファンクションは各ピクセルの前の値と、同ピクセルの周囲に位置す る8個のピクセルの前の値とに基づいて新たな明度または暗度を各ピクセルに対 して割り当てる。次いで、イメージ信号を亀裂、チップ、ピット、孔、NCU及 び介在物の各軸方向成分及び周方向成分に関してプロセッサ15内で分析する。 これらの各種欠陥は信号プロセッサ15によって以下の方法で認識及び測定され る。 最初に、複数の種類の欠陥は一緒に使用する異なる2つのライティング及びイ メージング・システムからの各結果、即ち、赤色光源3による物体1の照射によ ってフォトディテクタ11内で形成されたイメージからの結果と、緑色光源5に よる物体1の照射によってフォトディテクタ11内で形成されたイメージからの 結果とを信号プロセッサ15内で比較することによって識別される。例えば、 (a)亀裂及びピットは両方のライティング・システムの下で暗く見え得る。 (b)介在物は両方のライティング・システムの下で明るく見え得る。 (c)NCUは一方のライティング・システム(赤色)の下で暗く見え、かつ 他方のライティング・システム(緑色)の下で明るく見え得る。 (d)チップの前縁は一方のライティング・システム(赤色)の下で明るく見 え、かつ他方のライティング・システム(緑色)の下で灰色(即ち、明及び暗の 中間)に見え得る。 (e)チップの後縁は一方のライティング・システム(赤色)の下で暗く見え 、かつ他方のライティング・システム(緑色)の下で灰色に見え得る。 (f)正常なペレット表面(即ち、欠陥を全く含まない)は両方のライティン グ・システムの下で灰色に見え得る。 従って、物体1の表面にほぼ正接する方向からの照射を行う第1のライティン グ・システム(赤色)はチップ検出に適する。第2のライティング・システム( 緑色)は表面仕上げ及び損傷の影響を低減する柔らかな低コントラストのイルミ ネーションを形成する。これは異なる情報を提供し、同情報は複数の種類の欠陥 をプロセッサ15が簡単に識別できるようにすべく第1のシステムからの情報と 対比可能である。 検出された複数の種類の欠陥のうちの任意の1つの複数のサイズまたは寸法の うちの任意の1つが所定の閾値を越えた場合、信号プロセッサ15は不合格品信 号を形成する。不合格品信号は従来の不合格品コントローラ(Reject controll er)19へ入力される。不合格品コントローラ19は検査されたペレットをペレ ットのストリームから選択的に除去する。不合格品信号が形成されなかった場合 、ペレットを燃料ペレット・ピンを含むチューブ内へ挿入すべく、同ペレットは メイン・ストリーム内に存続可能である。 図2は図1の検出装置、即ち、カメラ7、フォトディテクタ11、コントロー ラ13及び信号プロセッサ15との併用が可能な別のライティング装置を示す。 図2において、カメラ7は異なる2つの光源S1,S2からの光線によって形成 された物体1の表面上の線を軸線X1に沿って見るために配置されている。軸線 X1は照射された線が位置する表面上において同表面に垂直方向に延びる垂線N に対して角度θでオフセットしている。2つの光源S1,S2は高コントラスト ・ライティング・ビームB1,B2をそれぞれ形成する。ビームB1を垂線Nに 対して角度θで提供し、かつ同ビームB1を物体1の表面からビームB3として カ メラ7に向けて鏡面反射させるべく、複数の光源のうちの1つS1は配置されて いる。ビームB2を垂線Nに対して小さい角度(例:10度未満)で提供すべく 別の光源S2は配置されており、これにより光線はビームB2からの非鏡面反射 によってカメラ7に到達するのみである。 図2に示す装置を使用して、ピット、チップ、亀裂及び孔等のペレット1の表 面から材料が失われた領域は光源S1から伝搬された光線によって形成されたイ メージ内において暗く見え、かつ簡単に閾値化できる。NCUは非常に明るく見 える。光源S2から伝搬された光線によって形成されたイメージ内において、チ ップは部分的に視認可能であり、NCUは更に暗いか、または平均光線強度を有 する。輝介在物(Bright inclusions)は両方のイメージ内において更に明るく 見える。 第3の光源は第3の色の光線を提供すべく図1及び図2に示すライティング装 置内に任意で使用できる。第3の光源から伝搬された光線は各装置内の別の2つ の光源から伝搬された光線に符合する線イメージを物体1の表面上に形成する。 第3の光源を使用することにより、フォトディテクタは同第3の光源からの光線 に対して前記の複数の方法のうちの1つにて感応する。 図3及び図4は物体1を回動及び直動させる装置の1つの形態を示し、同装置 は図1または図2に示す装置と併用される。 サーボ・モータ(図示略)によって一定速度で駆動される連続したゴム・ベル ト23は複数のローラ25,27の周囲を矢印Qの方向へ移動する。ベルト23 はローラ25より高い位置にあるローラ27によって傾斜されている。被検査物 体1はプレート29によってベルト23上に支持されている。ベルト23の複数 の側縁に対するプレート29の角度は調整可能である。しかし、図4において、 同角度は一端29aが他端29bより低くなるように調整されている。ベルト2 3の移動によって物体1は回動する。更に、物体1がプレート29上において横 方向へ滑り落ちることにより、同物体1は自身の軸線に対して平行な方向Xに沿 って横方向へ移動、即ち直動する。プレート29の角度が変化することによって 端29aが端29bより上に配置された場合、物体1の横方向への移動は逆方向 に行われる。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1997年7月31日 【補正内容】 請求の範囲 1.回動する物体の表面を検査する装置であって、 前記物体を回動中に保持するための物体保持手段と、 光学放射線からなる第1のビームを物体の表面に照射する手段と、光学放射線 からなる第2のビームを物体の表面に照射する手段と、前記光学放射線からなる 第1のビーム及び第2のビームは両者間に検出可能な違いがあり、前記第1のビ ーム及び第2のビームは互いに異なる波長または波長帯を有することと、 物体の表面から反射された第1のビームの放射線を検出し、かつ物体の表面の 同一の照射領域から反射された第2のビームの放射線を検出する検出器手段と、 前記検出器手段は第1の出力信号及び第2の出力信号を形成し、前記第1の出力 信号は前記照射領域内の複数の面積単位からの第1のビームの反射の変化を示す 成分を有し、前記第2の出力信号は前記照射領域内の複数の面積単位からの第2 のビームの反射の変化を示す成分を有することと、 前記第1の出力信号及び第2の出力信号を受信し、かつ分析するための信号プ ロセッサと、前記第1の出力信号及び第2の出力信号の各成分は前記物体の複数 の面積単位の反射率に関する情報を強調すべく互いに関連付けられ、前記関連付 けられた出力反射率情報は欠陥か照射領域内に存在するか否かを示すこと を含む装置。 2.連続する複数の線イメージが検出器手段上に形成され、前記複数の線イメー ジは複数の面積単位、即ち複数のピクセルからなる請求項1に記載の装置。 3.前記ピクセルの光線強度が確定され、かつ閾値と比較され、閾値より暗いピ クセルは亀裂ピクセルと見なされる請求項2に記載の装置。 4.前記物体は高コントラスト・ビーム及び低コントラスト・ビームによってそ れぞれ照射される請求項1乃至3のいずれか一項に記載の装置。 5.高コントラスト・ビームは物体の表面に対する接線に対して30度未満の入 射角度で前記物体の表面に入射するビームによって提供する請求項4に記載の装 置。 6.前記低コントラスト・ビームは45度より大きい角度分散を有するビームに よって提供する請求項4または5に記載の装置。 7.検出されたピクセルは信号プロセッサによって暗、明または灰色(即ち、中 間)であると確定され、欠陥の種類の確定は前記第1の出力信号及び第2の出力 信号に基づいて行われたピクセルの確定に基づいて実施される請求項4乃至6の いずれか一項に記載の装置。 8.高コントラスト・ビーム及び低コントラスト・ビームの両者における暗ピク セルは亀裂またはピットを示すものとして取り扱われる請求項7に記載の装置。 9.高コントラスト・ビームからの暗ピクセル及び低コントラスト・ビームから の明ピクセルはNCUを示すものとして取り扱われる請求項7または8に記載の 装置。 10.高コントラスト・ビーム及び低コントラスト・ビームの両者における明ピ クセルは介在物を示すものとして取り扱われる請求項7乃至9のいずれか一項に 記載の装置。 11.高コントラスト・ビームからの明ピクセル及び低コントラスト・ビームか らの灰色ピクセルはチップの前縁を示すものとして取り扱われる請求項7乃至1 0のいずれか一項に記載の装置。 12.高コントラスト・ビームからの暗ピクセル及び低コントラスト・ビームか らの灰色ピクセルはチップの後縁を示すものとして取り扱われる請求項7乃至1 1のいずれか一項に記載の装置。 13.高コントラスト・ビーム及び低コントラスト・ビームの両者からの灰色ピ クセルは正常な表面を示すものとして取り扱われる請求項7乃至12のいずれか 一項に記載の装置。 14.前記ピクセルは所定の閾値と比較され、従来の3x3オペレータ・ファン クションは各ノイズ・ピクセルを除去し、かつ亀裂の特徴を拡大すべく適用され 、前記ローカル・オペレータは新たな明値または暗値を各ピクセルの前の値と、 同ピクセルを取り囲む8個のピクセルの前の値とに基づいて前記各ピクセルに対 して割り当てるとともに、亀裂の軸線方向成分及び周方向成分を分析し、かつ欠 陥の種類を確定する請求項4乃至13のいずれか一項に記載の装置。 15.前記物体は第1の高コントラスト・ビーム及び第2の高コントラスト・ビ ームによってそれぞれ照射される請求項1乃至3のいずれか一項に記載の装置。 16.前記検出器手段は照射された表面の一部分に対して垂直に延びる垂線に対 して角度Aをなす軸線X1上に位置し、前記第1の光線ビーム源は検出器手段と は反対側において前記垂線に対して角度Aをなす位置に配置され、前記第2の光 線ビーム源は検出器手段とは反対側において前記垂線に対して角度Bをなす位置 に配置され、角度Bは前記垂線に対して45度未満であって、かつ角度Aより小 さい請求項15に記載の装置。 17.検出されたピクセルは信号プロセッサによって暗、明または灰色(即ち、 中間)であると確定され、欠陥の種類の確定は前記第1の出力信号及び第2の出 力信号に基づいて行われたピクセルの確定に基づいて実施される請求項15また は16に記載の装置。 18.第1の光線ビームからの暗ピクセル及び第2の光線ビームからの明ピクセ ルはピット、チップ、亀裂または孔等といった表面から材料が失われている状態 を示すものとして取り扱われる請求項17に記載の装置。 19.第1の光線ビームからの明ピクセル及び第2の光線ビームからの灰色ピク セルまたは暗ピクセルはNCUを示すものとして取り扱われる請求項17または 18に記載の装置。 20.第1の光線ビーム及び第2の光線ビームの両者からの明ピクセルは輝介在 物を示すものとして取り扱われる請求項17乃至19のいずれか一項に記載の装 置。 21.請求項1乃至20のいずれか一項に記載の装置の使用を含む物体の表面を 検査する方法。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 内の複数の面積単位からの第1のビームの反射の変化を 示す成分を有し、第2の出力信号は物体の照射領域内の 複数の面積単位からの第2のビームの反射の変化を示す 成分を有し、信号プロセッサは第1の出力信号の成分を 第2の出力信号の成分に対して関連付けることにより、 物体の表面の複数の面積単位における反射率に関する情 報を強調することに適合していることを含む装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.回動する物体の表面を検査する装置であって、物体を保持し、かつ回動させ る物体保持手段と、前記物体保持手段が物体を保持し、かつ回動させた際、光学 放射線からなる第1のビームを物体の表面に対して照射する手段と、前記物体保 持手段が物体を保持し、かつ回動させた際、光学放射線からなる第2のビームを 物体の表面に対して照射する手段と、前記第2のビームは第1のビームとは異な る種類のビームとして検出可能であることと、物体の表面で反射された第1のビ ームからの放射線を検出し、かつ物体の表面で反射された第2のビームからの放 射線を検出する検出器手段と、検出器手段が形成した信号を受信し、かつ同信号 を分析するための信号プロセッサと、第1のビーム及び第2のビームはそれぞれ 互いに異なる波長であるか、またはそれぞれ互いに異なる波長帯に属し、前記検 出器手段は物体の表面の同一の照射領域から伝搬された第1のビーム及び第2の ビームからの放射線を同時に受け取り、かつ検出し、さらには第1の出力信号及 び第2の出力信号をそれぞれ形成し、前記第1の出力信号は物体の照射領域内の 複数の面積単位からの第1のビームの反射の変化を示す成分を有し、前記第2の 出力信号は物体の照射領域内の複数の面積単位からの第2のビームの反射の変化 を示す成分を有し、前記信号プロセッサは第1の出力信号の成分を第2の出力信 号の成分に対して関連付けることにより、物体の表面の複数の面積単位における 反射率に関する情報を強調することに適合していることを含む装置。 2.異なる波長であるか、または異なる波長帯に属する光学放射線からなるビー ムをそれぞれ前記表面に照射する1つ以上の別の手段を有し、前記各ビームは他 のビームとは異なる種類のビームとして検出可能であり、前記検出器手段は表面 によって反射された各ビームからの放射線を同時に検出し、かつ同ビームに関す る出力信号を形成可能であって、同出力信号は物体の照射領域内の複数の面積単 位からの各ビームの反射の変化を示す成分を有する請求項1に記載の装置。 3.物体の表面上に位置する亀裂、チップ、ピット、介在物及び末浄化表面領域 等の表面欠陥を検出すべく物体の表面を検査する請求項1または2に記載の装置 。 4.ほぼ直円柱体を含む被検査物体を有する請求項1乃至3のいずれか一項に記 載の装置。 5.前記物体は核燃料ペレットを含み、前記ペレットはソリッドまたは中空のの 円柱体である請求項4に記載の装置。 6.前記ペレットはMOX燃料ペレットであって、かつ前記装置による検査中は シールドされた格納容器の内側にある請求項5に記載の装置。 7.前記複数のビームは互いに異なる色を有する複数の光線ビームを含む請求項 1乃至6のいずれか一項に記載の装置。 8.前記複数のビームは一致した線を物体の表面上に形成すべく配置されている 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の装置。 9.前記検出器手段はラインスキャン・フォトディテクタを有し、同ラインスキ ャン・フォトディテクタは物体によって反射された互いに異なる色の光線を形成 する複数の光源からの光線を検出し得る請求項8に記載の装置。 10.前記フォトディテクタは視野を有するカメラ内に組み込まれ、前記視野は 検査下にある物体の表面上の線にほぼ限定され、前記線は複数の光源から伝搬さ れた互いに異なる色の光線によって同時に照射される請求項9に記載の装置。 11.前記物体は同物体の軸線の周囲を回動され、かつ前記線によって照射され る請求項10に記載の装置。 12.前記物体は同物体の軸線にほぼ平行をなす方向へ直動される請求項11に 記載の装置。 13.前記検出器手段の出力を処理するための信号プロセッサを有し、前記出力 信号は検査下にある物体によって反射された互いに異なる色の光線の検出に符合 し、前記プロセッサは欠陥の種類を前記信号から検出し、かつ検出された欠陥の 寸法またはサイズを確定し、さらには確定された寸法及びサイズを予め記録され た閾値と比較し、前記確定された寸法またはサイズが対応する閾値を越えた際に 不合格品信号を形成することに適合している請求項1乃至12のいずれか一項に 記載の装置。
JP9502739A 1995-06-15 1995-06-15 物体の表面検査 Ceased JPH11508039A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/GB1995/001394 WO1997000438A1 (en) 1995-06-15 1995-06-15 Inspecting the surface of an object

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11508039A true JPH11508039A (ja) 1999-07-13

Family

ID=10768502

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9502739A Ceased JPH11508039A (ja) 1995-06-15 1995-06-15 物体の表面検査

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5991017A (ja)
EP (1) EP0838026B1 (ja)
JP (1) JPH11508039A (ja)
KR (1) KR19990022929A (ja)
DE (1) DE69530007D1 (ja)
WO (1) WO1997000438A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013231662A (ja) * 2012-04-27 2013-11-14 Mitsubishi Chemicals Corp 積層体の検査方法、積層体の製造方法、及び積層体の検査装置
JP2020122738A (ja) * 2019-01-31 2020-08-13 株式会社野毛電気工業 欠陥検査装置および欠陥検査方法

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6092032A (en) * 1997-03-12 2000-07-18 Nitto Kogyo Co., Ltd. Electroconductive roller and apparatus and method for testing it
FR2762678B1 (fr) * 1997-04-24 1999-07-23 Franco Belge Combustibles Dispositif et procede d'inspection optique de pastilles cylindriques
DE19809790B4 (de) 1998-03-09 2005-12-22 Daimlerchrysler Ag Verfahren zur Ermittlung einer Drallstruktur in der Oberfläche eines feinbearbeiteten zylindrischen Werkstücks
SE516096C2 (sv) * 1999-08-11 2001-11-19 Westinghouse Atom Ab Förfarande och anordning för inspektion av och mätning vid ett föremål
US20010030744A1 (en) * 1999-12-27 2001-10-18 Og Technologies, Inc. Method of simultaneously applying multiple illumination schemes for simultaneous image acquisition in an imaging system
US7792419B2 (en) 2005-11-02 2010-09-07 Microscan Systems, Inc. Illuminator-especially for cylindrical curved surfaces
WO2007056090A1 (en) * 2005-11-02 2007-05-18 Siemens Energy & Automation, Inc. Illuminator-especially for cylindrical curved surfaces
US8661671B2 (en) 2006-09-12 2014-03-04 Benteler Automotive Corporation Method for making catalytic converters with automated substrate crack detection
EP2158447A1 (en) * 2007-06-13 2010-03-03 Aktiebolaget SKF A surface inspection device and an arrangement for inspecting a surface
WO2016025593A1 (en) * 2014-08-12 2016-02-18 Mectron Engineering Company, Inc. Video parts inspection system
JP6766526B2 (ja) * 2016-08-30 2020-10-14 住友ゴム工業株式会社 研磨目向き判定方法およびその装置

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2057675B (en) * 1979-07-20 1983-11-16 Hitachi Ltd Photoelectric detection of surface defects
US4806776A (en) * 1980-03-10 1989-02-21 Kley Victor B Electrical illumination and detecting apparatus
US4377238A (en) * 1980-08-27 1983-03-22 The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy Flaw detection and evaluation
US4496056A (en) * 1982-03-25 1985-01-29 General Electric Company Automated inspection system
DE3437580C2 (de) * 1983-10-28 1995-11-16 Hauni Werke Koerber & Co Kg Vorrichtung zum optischen Prüfen eines Zigarettenstrangs
JPS6238348A (ja) * 1985-08-14 1987-02-19 Mitsubishi Metal Corp 光学的表面欠陥検査方法
US4675730A (en) * 1985-09-06 1987-06-23 Aluminum Company Of America Video surface inspection system
DE3641863A1 (de) * 1986-12-08 1988-06-09 Bosch Gmbh Robert Oberflaechenpruefvorrichtung
JPS6428509A (en) * 1987-07-23 1989-01-31 Nippon Kokan Kk Apparatus for measuring thickness of film
DE68929481T2 (de) * 1988-05-09 2004-06-09 Omron Corp. Vorrichtung und Verfahren zur Anzeige der Ergebnisse einer Leiterplattenprüfung
NL8901380A (nl) * 1989-02-14 1990-09-03 Heuft Qualiplus Bv Simultane dubbele inspectie.
JPH04122839A (ja) * 1990-09-14 1992-04-23 Sumitomo Metal Ind Ltd 表面検査方法
GB9215832D0 (en) * 1992-07-24 1992-09-09 British Nuclear Fuels Plc The inspection of cylindrical objects

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013231662A (ja) * 2012-04-27 2013-11-14 Mitsubishi Chemicals Corp 積層体の検査方法、積層体の製造方法、及び積層体の検査装置
JP2020122738A (ja) * 2019-01-31 2020-08-13 株式会社野毛電気工業 欠陥検査装置および欠陥検査方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR19990022929A (ko) 1999-03-25
DE69530007D1 (de) 2003-04-24
EP0838026A1 (en) 1998-04-29
EP0838026B1 (en) 2003-03-19
US5991017A (en) 1999-11-23
WO1997000438A1 (en) 1997-01-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100301976B1 (ko) 비접촉표면결함검출방법및장치
US5926268A (en) System and method for stress detection in a molded container
FR2656684A1 (fr) Systeme d'inspection des munitions des armes portatives.
US5147047A (en) Pellet inspection system
JPWO2004036198A1 (ja) ガラス壜の検査装置における基準画像の作成方法及び装置
JPH11508039A (ja) 物体の表面検査
JP3767695B2 (ja) 空瓶の検査システム
JP3083364B2 (ja) 核燃料ペレットの周面検査装置
DE10297337T5 (de) Automatischer Inspektionsapparat und Verfahren zur Erkennung von Anomalien in einem 3-dimensionalen transluzenten Objekt
JP2000180382A (ja) 外観検査装置
JPH10132537A (ja) U字溝形状を有する部品表面の検査方法
US6216432B1 (en) Method for inspecting spinning bobbins and system for implementing such method
JPH0634573A (ja) 瓶検査装置
JPH02257044A (ja) びん検査装置
JPH11248643A (ja) 透明フィルムの異物検査装置
JPH04216445A (ja) 瓶検査装置
JPH10253547A (ja) 基板外観検査システム
JP2789606B2 (ja) 錠剤の外観不良検知方法および装置
JP3986534B2 (ja) 空瓶の検査システム
JP3592615B2 (ja) 物品の内面検査装置
JP5367358B2 (ja) 容器の外観検査装置
JPH0470555A (ja) 球体表面検査装置
JPH06249785A (ja) ペレット端面検査方法及び装置
JP3214943B2 (ja) ペレット端面検査方法
JPH03226696A (ja) 核燃料ペレットの周面検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040720

A313 Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A313

Effective date: 20041129

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050607