JPH042901A - ひずみゲージ - Google Patents
ひずみゲージInfo
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- JPH042901A JPH042901A JP10168190A JP10168190A JPH042901A JP H042901 A JPH042901 A JP H042901A JP 10168190 A JP10168190 A JP 10168190A JP 10168190 A JP10168190 A JP 10168190A JP H042901 A JPH042901 A JP H042901A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ひずみゲージ、特に高感度で小型のひずみゲ
ージに関するものである。
ージに関するものである。
小型のひずみゲージとして、第3図(A)。
(B)に示すものが知られている。同図において、1は
耐熱性樹脂、例えばフェノール樹脂、ポリイミドからな
るベースで、20μm程度の厚さを有する。2は該ベー
ス1の表面に金属箔3を接着する接着剤である。該金属
箔3は、抵抗素子となるグリッド部4及びゲージタブ5
,5 を構成するもので、例えばニッケルあるいはニッ
ケルクロム合金からなる。該金属箔3は、圧延によって
箔状にされたうえで接着剤2によってベース1の表面に
接着され、フォトエツチングによりパターニングされる
ことによってグリッド部4及びゲージタブ5.5を形成
している。6,6は例えば銅からなるゲージリードで、
ハンダ付けによりゲージタブ5.5に接続されている。
耐熱性樹脂、例えばフェノール樹脂、ポリイミドからな
るベースで、20μm程度の厚さを有する。2は該ベー
ス1の表面に金属箔3を接着する接着剤である。該金属
箔3は、抵抗素子となるグリッド部4及びゲージタブ5
,5 を構成するもので、例えばニッケルあるいはニッ
ケルクロム合金からなる。該金属箔3は、圧延によって
箔状にされたうえで接着剤2によってベース1の表面に
接着され、フォトエツチングによりパターニングされる
ことによってグリッド部4及びゲージタブ5.5を形成
している。6,6は例えば銅からなるゲージリードで、
ハンダ付けによりゲージタブ5.5に接続されている。
ところで、従来のひずみゲージは、抵抗素子を金属箔に
より形成していたので、厚さを薄くすることに限界があ
り、そのため小型化が難しいという問題を有していた。
より形成していたので、厚さを薄くすることに限界があ
り、そのため小型化が難しいという問題を有していた。
この問題について詳しく説明すると、金属箔は、圧延に
より形成するが、箔の厚さを薄くするとピンホールが生
じるので、実際上2μm以下の厚さにすることは極めて
難しい。そのため、抵抗素子の抵抗値Rを充分な大きさ
にすることはひずみゲージを大きくするほかない。何と
なれば、抵抗素子の抵抗値Rは、下記の式 %式% により表わされ(但し、ρ冨比抵抗、L;長さ、t;厚
さ、W;幅)る。すなわち、厚さtに反比例し、厚くて
も充分な抵抗値Rが得られるようにするには抵抗素子の
幅Wを細くするか、抵抗素子の長さLを長くするかしか
ない。しかし、化学エツチングによりパターニングを行
う限り、幅Wは10μm以下にすることは実際上難しい
。従って、充分な抵抗値Rを得るには、抵抗素子の長さ
Lを長くすることが必要であり、そのためゲージベース
は2 ran X 2 mn程度の大きさになってしま
うのが実状である。
より形成するが、箔の厚さを薄くするとピンホールが生
じるので、実際上2μm以下の厚さにすることは極めて
難しい。そのため、抵抗素子の抵抗値Rを充分な大きさ
にすることはひずみゲージを大きくするほかない。何と
なれば、抵抗素子の抵抗値Rは、下記の式 %式% により表わされ(但し、ρ冨比抵抗、L;長さ、t;厚
さ、W;幅)る。すなわち、厚さtに反比例し、厚くて
も充分な抵抗値Rが得られるようにするには抵抗素子の
幅Wを細くするか、抵抗素子の長さLを長くするかしか
ない。しかし、化学エツチングによりパターニングを行
う限り、幅Wは10μm以下にすることは実際上難しい
。従って、充分な抵抗値Rを得るには、抵抗素子の長さ
Lを長くすることが必要であり、そのためゲージベース
は2 ran X 2 mn程度の大きさになってしま
うのが実状である。
しかしながら、これでは、例えばICピンのように小さ
なものの応力測定ができない。ところが、ICピン等の
ように小さなものの応力測定の必要性が強くなる一方で
あり、その要請に応えられるひずみゲージの開発が強く
要望されているところである。
なものの応力測定ができない。ところが、ICピン等の
ように小さなものの応力測定の必要性が強くなる一方で
あり、その要請に応えられるひずみゲージの開発が強く
要望されているところである。
また、従来のひずみゲージは、金属箔3が接着剤2を介
してゲージベース1に接着されていたため、抵抗素子の
表面の高さが均一になるように接着することが難しく、
またひずみ伝達効率が良くできず、クリープやヒステリ
シスが住し易いという問題を有していた。
してゲージベース1に接着されていたため、抵抗素子の
表面の高さが均一になるように接着することが難しく、
またひずみ伝達効率が良くできず、クリープやヒステリ
シスが住し易いという問題を有していた。
本発明は、このような問題点を解決するためのもので、
第1の目的は、抵抗素子の厚さを薄くできるようにする
ことにあり、第2の目的は、抵抗素子表面の高さの不均
一性をなくすことにあり、第3の目的は、ひずみ伝達効
率の向上を図ることにあり、第4の目的は、グリッド部
への応力集中を防止することにある。
第1の目的は、抵抗素子の厚さを薄くできるようにする
ことにあり、第2の目的は、抵抗素子表面の高さの不均
一性をなくすことにあり、第3の目的は、ひずみ伝達効
率の向上を図ることにあり、第4の目的は、グリッド部
への応力集中を防止することにある。
請求項1に記載のひずみゲージは、上記の第1〜第3の
目的を達成させるために、耐熱性材料からなるベースの
表面にグリッド部とゲージタブを成す抵抗薄膜をスパッ
タリングにより直接形成したことを特徴とする 請求項2に記載のひずみゲージは、上記第1〜第4の目
的を達成させるために、抵抗薄膜を、ゲージタブによっ
てグリッド部を分断部を介して囲繞するパターンに形成
したことを特徴とする。
目的を達成させるために、耐熱性材料からなるベースの
表面にグリッド部とゲージタブを成す抵抗薄膜をスパッ
タリングにより直接形成したことを特徴とする 請求項2に記載のひずみゲージは、上記第1〜第4の目
的を達成させるために、抵抗薄膜を、ゲージタブによっ
てグリッド部を分断部を介して囲繞するパターンに形成
したことを特徴とする。
請求項1に記載のひずみゲージによれば、グリッド部と
ゲージタブを薄膜形成技術であるスパッタリングによっ
て形成される抵抗薄膜によって構成するので、きわめて
膜厚を薄く形成することができる。具体的には、0.2
μm程度あるいはそれ以下にすることができる。従って
、抵抗素子の長さを短かくしても充分な抵抗値を得るこ
とが可能になり、延いてはひずみゲージの小型化が可能
になる。
ゲージタブを薄膜形成技術であるスパッタリングによっ
て形成される抵抗薄膜によって構成するので、きわめて
膜厚を薄く形成することができる。具体的には、0.2
μm程度あるいはそれ以下にすることができる。従って
、抵抗素子の長さを短かくしても充分な抵抗値を得るこ
とが可能になり、延いてはひずみゲージの小型化が可能
になる。
そして、抵抗薄膜を直接に、即ち接着剤を介することな
くベース表面に形成したので、ベースからグリッド部へ
のひずみの伝達効率が高くなるし、また、抵抗薄膜表面
の高さの均一性も高くすることができ、信頼性を高くす
ることができる。
くベース表面に形成したので、ベースからグリッド部へ
のひずみの伝達効率が高くなるし、また、抵抗薄膜表面
の高さの均一性も高くすることができ、信頼性を高くす
ることができる。
また、抵抗薄膜が薄いので、そのエツチングによりパタ
ーニングする際のエツチングのキレが良くなる。
ーニングする際のエツチングのキレが良くなる。
請求項2記載のひずみゲージによれば、グリッド部のま
わりをゲージタブで分断部を介して囲繞しているので、
極めて細いグリッド部への応力集中を防止することがで
き、延いては耐久性を増大させることができる。
わりをゲージタブで分断部を介して囲繞しているので、
極めて細いグリッド部への応力集中を防止することがで
き、延いては耐久性を増大させることができる。
以下、本発明を、図面に示した実施例に従って詳細に説
明する。
明する。
第1図(A)、(B)は、本発明の一つの実施例を示す
もので、同図(A)は平面図、同図(B)は同図(A)
のY−Y線矢視方向断面図である。
もので、同図(A)は平面図、同図(B)は同図(A)
のY−Y線矢視方向断面図である。
同図において、1は例えばポリイミド、フェノール樹脂
等の耐熱性樹脂からなるゲージベースであり、250〜
350°Cの耐熱性を有している。
等の耐熱性樹脂からなるゲージベースであり、250〜
350°Cの耐熱性を有している。
3は例えばニッケルあるいはニッケルクロムからなる抵
抗薄膜で、スパッタリングにより上記ベース1に直接形
成されている。スパッタリングは、ベルジャ内にアルゴ
ン等の不活性ガスを入れ、抵抗薄膜材料を陰極とし、陽
極側にゲージベース1を配置し、アルゴンイオンによっ
て陰極である抵抗薄膜材料からスパッタされてくる原子
をゲージベース1の表面に堆積されるものであり、薄く
てもピンホールがなく膜厚、膜質が均一な膜を形成する
ことができる。実際に0.2μm程度の膜厚の抵抗薄膜
3をピンホールが生じない高い信頼度で形成することが
できる。
抗薄膜で、スパッタリングにより上記ベース1に直接形
成されている。スパッタリングは、ベルジャ内にアルゴ
ン等の不活性ガスを入れ、抵抗薄膜材料を陰極とし、陽
極側にゲージベース1を配置し、アルゴンイオンによっ
て陰極である抵抗薄膜材料からスパッタされてくる原子
をゲージベース1の表面に堆積されるものであり、薄く
てもピンホールがなく膜厚、膜質が均一な膜を形成する
ことができる。実際に0.2μm程度の膜厚の抵抗薄膜
3をピンホールが生じない高い信頼度で形成することが
できる。
該抵抗薄膜3の形成後、ひすみゲージを例えば150℃
の温度で例えば240時間程度エージングする。これは
、抵抗値の安定化を図るためである。特に、本発明のひ
ずみゲージにおいては、抵抗薄膜3を直接ベース1の表
面に形成するとき高温度(300〜350℃)に晒され
るため、この抵抗素子に残留ひずみが生じる虞れがある
ので、上記安定化処理を施すのである。尚、抵抗薄膜3
のスパッタリング後、その表面を逆スパツタ後、エージ
ングを行うとより安定化を早めることができる。
の温度で例えば240時間程度エージングする。これは
、抵抗値の安定化を図るためである。特に、本発明のひ
ずみゲージにおいては、抵抗薄膜3を直接ベース1の表
面に形成するとき高温度(300〜350℃)に晒され
るため、この抵抗素子に残留ひずみが生じる虞れがある
ので、上記安定化処理を施すのである。尚、抵抗薄膜3
のスパッタリング後、その表面を逆スパツタ後、エージ
ングを行うとより安定化を早めることができる。
この抵抗薄膜3は、フォトエツチングにより第1図(A
)に示すような形状にパターニングされる。尚、抵抗薄
膜3は、薄くできるので、エツチングのきれが良い。
)に示すような形状にパターニングされる。尚、抵抗薄
膜3は、薄くできるので、エツチングのきれが良い。
4はひずみを検出するグリッド部、5,5はゲージタブ
で、グリッド部4のまわりを囲繞するように形成されて
いる。
で、グリッド部4のまわりを囲繞するように形成されて
いる。
本発明のひずみゲージのパターンに関し、ゲージタブ5
は、配線の都合上、小型化には限界があるがグリッド部
4は、極小に形成できるため、ゲージベース1上におけ
るゲージパターンがアンバランスになり、グリッド部4
に応力集中が生じ易い。そこで、第1図(A)に示すよ
うに、ゲージタブ5,5によってグリッド部4を囲繞す
ることによりその剛性によってグリッド部4への応力集
中を阻むようにしているのである。ゲージタブ5゜5の
グリッド部4を囲繞する部分の幅は、広い程剛性が大き
くなり、応力集中防止効果が大きく、グリッド部4の幅
よりも広いことが好ましい。
は、配線の都合上、小型化には限界があるがグリッド部
4は、極小に形成できるため、ゲージベース1上におけ
るゲージパターンがアンバランスになり、グリッド部4
に応力集中が生じ易い。そこで、第1図(A)に示すよ
うに、ゲージタブ5,5によってグリッド部4を囲繞す
ることによりその剛性によってグリッド部4への応力集
中を阻むようにしているのである。ゲージタブ5゜5の
グリッド部4を囲繞する部分の幅は、広い程剛性が大き
くなり、応力集中防止効果が大きく、グリッド部4の幅
よりも広いことが好ましい。
グリッド部4の両端間が両側のゲージタブ5゜5によっ
て短絡されないように該ゲージタブ5゜5が分断されて
いる。7,7はその分断部である。
て短絡されないように該ゲージタブ5゜5が分断されて
いる。7,7はその分断部である。
8.8はゲージリードを接続するための電極薄膜である
。例えば金をスパッタして形成する。
。例えば金をスパッタして形成する。
6.6は例えば金からなるゲージリードで、基端が電極
薄膜8,8に超音波溶接により接続されている。
薄膜8,8に超音波溶接により接続されている。
このようなひずみゲージによれば、抵抗素子(グリッド
部)4が薄く形成できるので、同じ大きさの場合であれ
ば、抵抗素子の抵抗値Rを大きくすることができ、また
、同じ抵抗値Rで良いならば抵抗素子の長さLを短かく
することができ、延いてはひずみゲージの小型化を図る
ことができる。因に、実際にQ、4.Xo、8nmの大
きさのひずみゲージをつくるこができた。
部)4が薄く形成できるので、同じ大きさの場合であれ
ば、抵抗素子の抵抗値Rを大きくすることができ、また
、同じ抵抗値Rで良いならば抵抗素子の長さLを短かく
することができ、延いてはひずみゲージの小型化を図る
ことができる。因に、実際にQ、4.Xo、8nmの大
きさのひずみゲージをつくるこができた。
このような極小のひずみゲージによれば、従来不可能だ
ったICピンの応力測定も可能になる。
ったICピンの応力測定も可能になる。
また、ひずみゲージが小さくできるので被測定物に対す
る拘束力も弱くでき、例えば、プラスチックのような軟
質の材料からなるもののひずみの検出も可能となる。
る拘束力も弱くでき、例えば、プラスチックのような軟
質の材料からなるもののひずみの検出も可能となる。
そして、本ひずみゲージは抵抗薄膜3とベース1との間
に接着剤が介在していないので、抵抗薄膜3の表面の平
担性、表面高さの均一性が高くなり、また、ひずみのゲ
ージベース1からグリッド部4へのひずみの伝達効率が
大きく向上する。
に接着剤が介在していないので、抵抗薄膜3の表面の平
担性、表面高さの均一性が高くなり、また、ひずみのゲ
ージベース1からグリッド部4へのひずみの伝達効率が
大きく向上する。
そして、ゲージタブ5,5によってグリッド部4を囲繞
したので、グリッド部4への応力集中を防止することが
できる。
したので、グリッド部4への応力集中を防止することが
できる。
尚、抵抗薄膜3のパターニングは、膜3をスパッタリン
グによりゲージベース1表面に全面的に形成し、その後
フォトエツチングすることにより行っても良いが、複雑
なパターンでない場合、スパッタリングをするときベー
ス1表面を金属マスクで覆っておき、スパッタリング後
その金属マスクを外すことによりパターニングすること
ができる。このようにすれば、工程数の多いフォトエツ
チングを行わなくても済み、製造コストの低減を図るこ
とができる。
グによりゲージベース1表面に全面的に形成し、その後
フォトエツチングすることにより行っても良いが、複雑
なパターンでない場合、スパッタリングをするときベー
ス1表面を金属マスクで覆っておき、スパッタリング後
その金属マスクを外すことによりパターニングすること
ができる。このようにすれば、工程数の多いフォトエツ
チングを行わなくても済み、製造コストの低減を図るこ
とができる。
第2図は、本発明の別の実施例を示す平面図である。
この第2図に示す実施例は、グリッド部4を2個パラレ
ルに設けたものであるが、それ以外の点では第1図に示
したひずみゲージと共通する。
ルに設けたものであるが、それ以外の点では第1図に示
したひずみゲージと共通する。
請求項]に記載のひずみゲージによれば、抵抗素子をス
パッタリングにより抵抗薄膜によって形成することがで
き、従来の箔により形成した場合に比較して相当に薄く
形成することができる。従って、同じ抵抗値を得るため
に必要な長さを短かくすることができ、延いてはひずみ
ゲージの小型化を図ることができる。依って、ICピン
のごとききわめて小さなものの応力測定等も可能になる
。
パッタリングにより抵抗薄膜によって形成することがで
き、従来の箔により形成した場合に比較して相当に薄く
形成することができる。従って、同じ抵抗値を得るため
に必要な長さを短かくすることができ、延いてはひずみ
ゲージの小型化を図ることができる。依って、ICピン
のごとききわめて小さなものの応力測定等も可能になる
。
そして、ひずみゲージの被測定物に対する拘束力も弱く
できる。
できる。
そして、抵抗薄膜を直接し3、即ち接着剤を介すること
なくベースの表面に形成したので、ベースからグリッド
部へのひずみの伝達効率をよくすることが可能になり、
また、抵抗薄膜の表面の高さの均一性も高くすることが
でき、信頼性を高くすることができる。
なくベースの表面に形成したので、ベースからグリッド
部へのひずみの伝達効率をよくすることが可能になり、
また、抵抗薄膜の表面の高さの均一性も高くすることが
でき、信頼性を高くすることができる。
また、抵抗薄膜が薄いので、そのエツチングによりパタ
ーニングする際のエツチングのキレが良くなる。
ーニングする際のエツチングのキレが良くなる。
請求項2に記載のひずみゲージによれば、グリッド部を
ゲージタブで分断部を介して囲繞しているので、グリッ
ド部への応力集中をゲージタブによって阻むことができ
る。
ゲージタブで分断部を介して囲繞しているので、グリッ
ド部への応力集中をゲージタブによって阻むことができ
る。
第1図(A)、(B)は、本発明の一つの実施例を示す
もので、このうち、同図(A)は平面図、同図(B)は
同図(A)のY−Y線矢視方向断面図、第2図は、本発
明の他の実施例を示す平面図、第3図(A)’、(B)
は、従来例を示すもので、同図(A)は平面図、同図(
B)は同図(A)のX−X線矢視方向断面図である。 1・・・・・ゲージベース。 3・・・・・抵抗薄膜、 4・・・・・・グリッド部、 5・・ゲージタブ、 6・・・・ ゲージリード、 7・・・・・・分断部、 8・・・・・・電極薄膜。 第 ] 図 第 図 第 図 (A) (B)
もので、このうち、同図(A)は平面図、同図(B)は
同図(A)のY−Y線矢視方向断面図、第2図は、本発
明の他の実施例を示す平面図、第3図(A)’、(B)
は、従来例を示すもので、同図(A)は平面図、同図(
B)は同図(A)のX−X線矢視方向断面図である。 1・・・・・ゲージベース。 3・・・・・抵抗薄膜、 4・・・・・・グリッド部、 5・・ゲージタブ、 6・・・・ ゲージリード、 7・・・・・・分断部、 8・・・・・・電極薄膜。 第 ] 図 第 図 第 図 (A) (B)
Claims (2)
- (1)耐熱性材料からなるベースの表面にグリッド部と
ゲージタブを成す抵抗薄膜をスパッタリングにより直接
形成して超微細に構成したことを特徴とするひずみゲー
ジ。 - (2)抵抗薄膜を、ゲージタブによって微小幅のグリッ
ド部を分断部を介して囲繞するパターンに形成したこと
を特徴とする請求項1記載のひずみゲージ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10168190A JPH042901A (ja) | 1990-04-19 | 1990-04-19 | ひずみゲージ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10168190A JPH042901A (ja) | 1990-04-19 | 1990-04-19 | ひずみゲージ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH042901A true JPH042901A (ja) | 1992-01-07 |
Family
ID=14307089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10168190A Pending JPH042901A (ja) | 1990-04-19 | 1990-04-19 | ひずみゲージ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH042901A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06102143A (ja) * | 1992-02-03 | 1994-04-15 | Teledyne Ind Inc | 歪みセンサ |
CN109825809A (zh) * | 2019-03-29 | 2019-05-31 | 华南理工大学 | 一种聚酰亚胺基电阻式薄膜应变传感器及其制备方法与应用 |
-
1990
- 1990-04-19 JP JP10168190A patent/JPH042901A/ja active Pending
Cited By (2)
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