JPH0429011Y2 - - Google Patents

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JPH0429011Y2
JPH0429011Y2 JP1986178374U JP17837486U JPH0429011Y2 JP H0429011 Y2 JPH0429011 Y2 JP H0429011Y2 JP 1986178374 U JP1986178374 U JP 1986178374U JP 17837486 U JP17837486 U JP 17837486U JP H0429011 Y2 JPH0429011 Y2 JP H0429011Y2
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JP
Japan
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membrane
mounting
plate
mounting plates
mounting plate
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JP1986178374U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、プール、体育館等のスポーツ施設、
シヨツピング施設、展示場等に利用できる張力膜
構造における膜端部の取付け装置に関する。
(従来の技術) 一般に、張力膜構造は、屋根膜を各点でまたは
線状に吊り体によつて吊り、膜に対して一定の張
力を与えているものである。従来、屋根膜端部を
支持する手段としては、例えば2枚の平板を用い
て、両板を重ね合わせてある膜端部に上下から当
ててボルトで止めて、膜端部を挟持固定するもの
があつた。
この従来例によると、下方の平板が膜下面に位
置するために、この平板が全長にわたつて室内空
間に露出することになつて、膜構造の長所である
開放空間や軽快感が損われ、そして例えばプール
に適用した場合には下方の平板に貯水に含まれる
殺菌剤が蒸発して付着したり、結露によつてこの
平板が錆びやすく、そのメンテナンスが面倒とな
る問題があつた。
これらの問題を解決する手段として、実開昭49
−148718号公報記載のシート取付け装置や実公昭
58−29949号公報記載のテントの吊り具が考えら
れる。上記シート取付け装置は、枠体内にシート
の端部を差入れてボルトで固定するものである。
また上記テントの吊り具は、1対の吊り片間でテ
ント材を挟持して吊り片を貫通するボルトで固定
するものである。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来のシート取付け装置及びテント吊り具
は、いずれも温室等のように簡易膜構造の膜端部
の取付け装置としては適用できても、大型の膜構
造の膜端部の取付け装置としては十分なものでは
なく、そして従来のシート取付け装置における枠
体と膜端部が、従来のテント吊り具における吊り
片下端部と膜部とが、経時的に摩擦により損傷す
るおそれがある。また上記シート取付け装置で
は、枠体内に膜端部を差し入れる構成であるの
で、シートの取付け作業が大型の膜構造になれば
なるほど面倒となる不都合が生じる。
本考案の目的は、大型の膜構造にも適用でき
て、経時的に膜の損傷を押え、膜の取付けを容易
にする膜端部の取付け装置を提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、吊り体と、1対の取付け板と、支持
板と、ボルトとを具備しているものである。上記
各取付け板は互いに対向位置しかつ下部が互いに
対向側とは反対側に湾曲されている。上記両取付
け板は、対向内面間で膜端部全長を連続して挟持
しており、両取付け板を貫通する上記ボルトによ
り結合固定されている。上記支持板は、上記取付
け板の対向内面と反対側の外面にこの外面と直交
する方向に外面に沿つて固着されていると共に、
かつ取付け板の長さ方向に所定間隔を置いて配置
されている。上記支持板の高さは、上記取付け板
の上端部から下端部に及ぶものである。上記吊り
体は、上記支持板を介して取付け板を吊り下げて
いる。
(作用) 支持板は、取付け板を吊り体に支持するための
支持手段の一部を兼ねると共に取付け板の補強板
として機能する。膜端部は、取付け板の下部の湾
曲形状に沿つて張設される。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
まず張力膜構造の建物の屋根の構造を説明して
から、本考案の具体的構成について説明する。
第3〜5図において、屋根は片流れ屋根にして
あり、屋根の骨組を構成する支持フレーム1を第
5図左右方向に所定間隔を置いて配設し、支持フ
レームの下方に屋根膜2を張設し、この屋根膜周
辺は梁3に固定されている。各支持フレーム1に
は、屋根膜の吊り体4を所定ピツチを置いて複数
個垂下し、下部の取付け部41(第1図)で屋根
膜2を吊つている。屋根膜2は、吊り体4に設け
た膜張力調整体5によつて、膜張力が調整されて
いる。屋根膜2はその上面を支持フレーム1間に
かつ支持フレームに沿つて配設してある押えケー
ブル6によつて下方に向けて押圧されている。
さて、上記吊り体4における取付け部41の具
体的構成を第1図及び第2図を参照して説明す
る。
対となる取付け板42,42は互いに対向し、
各取付け板の形状は、その下部が対向側と反対側
に向けて湾曲しており、これらを屋根膜2の外側
で支持フレーム1に沿つて連続的に配設してあ
る。各取付け板42には、その長さ方向に所定ピ
ツチを置いて対向内面と反対側の外面に直交する
ようにかつこの外面に沿つて支持板43,…を溶
接により固着してある。各支持板は、その高さが
取付け板42の上端部から下端部に及ぶものであ
り、取付け板の補強を兼ねている。各支持板43
には取付け孔43aを開けてあり、この取付け孔
を介して吊り体4の二股状の下部脚部4aで取付
け板42を吊持している。両取付け板42の対向
内面間では屋根膜2の端部全長を合せた状態で弾
性板44,44を介して密着状態に挟持してい
る。対向する取付け板42には、対向位置関係に
取付け孔42aを貫通してあり、両取付け孔にボ
ルト45を貫通してナツト46と共に両取付け板
を固定的に結合し、同時に膜端部を取付け板に固
定している。弾性板44は膜端辺の全長にわたつ
て配設してあり、長手方向に隣り合う取付け板4
2の隙間を封止して水密性を確保している。また
取付け板42間上部から室内への漏水の防止を図
るために、屋根膜2と胴材質のまたはゴムシート
からなるカバー47で取付け板の上方の間隙を覆
つている。
また膜張力調整体5は、第1図に示すように逆
ねじ部51,52とナツト53を備えたターンバ
ツクルで構成したものである。この調整体5を回
すことによつて、屋根膜2の固定位置が上下動し
て、膜張力が調整される。
なお、屋根の形状は第3図示の例のものに限ら
れず、また膜張力調整体も上例のようにターンバ
ツクル方式のものに限定されない。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、取付け板に支持
板を設け、この支持板が取付け板の補強を兼用し
ているので、取付け板の剛性が上がり、大型の膜
構造にも適用できる。そして取付け板の下部が湾
曲しているので、膜が湾曲状に張設されて、取付
け板の下部と膜との摩擦が少なくなり、経時的に
膜の損傷を押えることがきる。1対の取付け板の
対向内面間で膜端部全長を連続して挟持固定する
ので、従来例に比較して膜の取付けが容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は断面図、第2図は取付け板の一部の斜
視図、第3図は建物の断面図、第4図は第3図
−線断面図、第5図は第4図の平面図である。 2……屋根膜、4……吊り体、42……取付け
板、43……支持板、45……ボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 吊り体と、1対の取付け板と、支持板と、ボル
    トとを具備しており、 上記各取付け板は互いに対向位置しかつ下部が
    互いに対向側とは反対側に湾曲されており、 上記両取付け板は、対向内面間で膜端部全長を
    連続して挟持しており、両取付け板を貫通する上
    記ボルトにより結合固定されており、 上記支持板は、上記取付け板の対向内面と反対
    側の外面にこの外面と直交する方向に外面に沿つ
    て固着されていると共に、かつ取付け板の長さ方
    向に所定間隔を置いて配置されており、支持板の
    高さは上記取付け板の上端部から下端部に及ぶも
    のであり、 上記吊り体は、上記支持板を介して取付け板を
    吊り下げている ことを特徴とする張力膜構造における膜端部の取
    付け装置。
JP1986178374U 1986-11-21 1986-11-21 Expired JPH0429011Y2 (ja)

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JPS6383354U JPS6383354U (ja) 1988-06-01
JPH0429011Y2 true JPH0429011Y2 (ja) 1992-07-14

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ID=31120444

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5829949U (ja) * 1981-08-21 1983-02-26 紀伊産業株式会社 容器キヤツプ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49148718U (ja) * 1973-04-18 1974-12-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5829949U (ja) * 1981-08-21 1983-02-26 紀伊産業株式会社 容器キヤツプ

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JPS6383354U (ja) 1988-06-01

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