JPH04176930A - 屋根の構造 - Google Patents

屋根の構造

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JPH04176930A
JPH04176930A JP30494890A JP30494890A JPH04176930A JP H04176930 A JPH04176930 A JP H04176930A JP 30494890 A JP30494890 A JP 30494890A JP 30494890 A JP30494890 A JP 30494890A JP H04176930 A JPH04176930 A JP H04176930A
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roof
braces
truss
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plane
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Kazushige Kurihara
栗原 和茂
Shoji Fukushi
福士 昭治
Hisanori Taniguchi
尚範 谷口
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、たとえば体育館等の大規模施設に適用して好
適な屋根の構造に関するものである。
「従来の技術およびその課題」 体育館等の無柱大空間を有する建築物に適用する屋根の
構造として、第6図および第7図に示すものが提案され
ている。これは、第8図ないし第10図に簡略化して模
式的に示すように、上弦材1、下弦材2、ラチス材3か
ら構成される略円弧状の平面アーチトラス4を、鉄骨も
しくは鋼管からなる小梁5およびブレース6により軸線
方向に多数連結することによって、円筒面の一部をなす
ような形状の平面視矩形の骨組を形成し、その上に屋根
材としての膜材(図示せず)を取り付けるようにしたも
のである。
ところで、上記従来の構造の屋根は、屋根の全面にわた
って小梁5が設けられ、開口部の確保のためにごく一部
を除いてブレース6も全面にわたって設けられる場合が
多く、しかも、ブレース6は交差状態で設けられるので
、鋼材量が膨大となって建設コストの点で不利なもので
あるし、屋根面を内部から見上げたときにはブレース6
が見た目に煩わしくて美観上好ましくない、という指摘
があった。
しかも、この屋根に第1θ図に示すような水平外力Kが
加わったときには、その水平外力Kが主に端部に位置す
るトラス41に対する引抜力T!となり、中間部のトラ
ス4に加わる引抜力Tと比べると、端部に位置するトラ
ス41の軸力Ra(引抜力に対する抵抗力)は中間部に
位置する他のトラス4の軸力Rに比して自ずと小さいの
で、ブレースとしての働きは小さく、中間部の方に引抜
力をもっていく方がブレースとしての効果は高い。
なお、たとえばフィーレンデルトラスや立体トラスを採
用すればブレース6は省略できるが、その場合はトラス
の接合部デイテール及び鉄骨の製作、加工性、鉄骨建方
等が複雑となり、また、部材が大きくなって経済的に不
利となる。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、建設コス
トの削減を図ることができるとともに、美観に優れ、し
かも構造的にも合理的で単純明解な屋根の構造を提供す
ることを目的とする。
「課題を解決するための手段」 本発明は、アーチ状もしくは山形状の平面トラスを小梁
およびブレースにより軸線方向に多数連結することによ
って形成される平面視矩形の屋根の構造において、前記
小梁はこの屋根の全面にわたって設けられる一方、前記
ブレースは、この屋根の両端最頂部から中央両側部に向
かう方向に沿って連続する一連のものとしてこの屋根の
平面視における四隅部にのみ設けられていることを特徴
とするものである。
「作用」 本発明では、ブレースが屋根の四隅部にのみ設けられて
いて屋根中央部の略菱形の範囲内においてはブレースが
省略されたものとなっており、これにより、鋼材量が削
減されるとともに美観的にはすっきりとしたものとなり
、しかも、屋根に加わる水平外力は一連のブレースによ
って中間部のトラスに伝達され、かつ、それら一連のブ
レースによりトラスの基部が關いてしまうような変形を
拘束する効果がある。
「実施例」 以下、本発明の一実施例を第1図ないし第5図を参照し
て説明する。
第1図および第2図は本実施例の構造の屋根の外観を示
し、第3図ないし第5図はその屋根を簡略化して模式的
に示したものである。
これらの図に示されるように、本実施例の屋根は上述し
た従来の構造の屋根と同様に、上弦材1、下弦材2、ラ
チス材3により構成される平面アーチトラス4が、小梁
5およびブレース6により連結されることによって円筒
面の一部をなすような平面視矩形の骨組が形成され、そ
の上に膜材が取り付けられるようにされたものである。
そして、本実施例の屋根においては、各トラス4を連結
する小梁5は従来の場合と同様に屋根の全面にわたって
取り付けられているが、ブレース6は、この屋根の平面
視における四隅部分においてのみこの屋根の両端最頂部
から中央両側部に向かう方向に沿って連続する一連のも
のとして設けられている。つまり、屋根中央部の略菱形
の範囲内にはブレース6が設けられないものとなってい
るとともに、ブレース6どうしが交差することがないよ
うにされている。
上記のように、屋根の中央部におけるブレース6を省略
し、かつ各ブレースが交差しないようにしたことにより
、この屋根における鋼材量が大幅に削減されることは勿
論のこと、屋根面がすっきりとした美観的に好ましいも
のとなっている。
そして、この場合、第5図に示すように、屋根に加わる
水平外力にはそれら一連のブレース6によって中間部の
トラス4の基部に対して直接的に伝達されることになり
、したがって、水平外力には主としてそれら中間部のト
ラス4の基部に対して引抜力Tとして作用し、端部のト
ラス4の基部に対して加わる引抜力T1は捻来の場合に
比して低減することになる。そして、既に述べたように
中間部のトラス4の軸力R(引抜耐力)は端部のトラス
41の軸力Raに比して大きいので、構造的に合理的で
あって十分な耐力を発揮できるものである。また、各ト
ラス4は自重によりその基部が開く方向へ変形しようと
するが、上記の一連のブレース6は特に端部に位置する
トラス4のそのような変形に対する抵抗力も発揮するか
ら、この点においても合理的である。
なお、上記実施例では略円弧状のアーチトラスを用いた
場合の例である、山形のトラスを採用した場合において
も同様に適用可能である。
「発明の効果」 以上で詳細に説明したように、本発明は、アーチ状もし
くは山形状の平面トラスを連結するためのブレースを、
屋根の両端最頂部から中央両側部に向かう方向に沿って
連続する一連のものとしてこの屋根の平面視における四
隅部にのみ設けた構造であるから、屋根全面にブレース
を設ける従来の場合に比して鋼材量が削減されることは
勿論のこと、屋根内面がすっきりとした美観的に好まし
いものとなる。また、それら一連のブレースによって屋
根に加わる水平外力が中間部のトラスの基部に対して直
接的に伝達されるので端部のトラスに作用する引抜力が
低減するとともに、それら−連のブレースはトラスの基
部が開いてしまうような変形に対して抵抗力を発揮する
ので、構造的に合理的である。
【図面の簡単な説明】
@1図ないし第5図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は本実施例の屋根の外観を示す斜視図、第2図は
その側面図、第3図ないし第5図はこの屋根を模式的に
示すものであって、第3図は正面図、第4図は平面図、
第5図は側面図である。 第6図ないし第1O図は従来例を示すもので、第6図は
屋根の外観を示す斜視図、第7図はその側面図、第8図
ないし第10図はこの屋根を模式的に示すものであって
、第8図は正面図、第9図は平面図、第10図は側面図
である。 4・・・・・・トラス、5・・・・・・小梁、6・・・
・・・ブレース。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アーチ状もしくは山形状の平面トラスを小梁およびブレ
    ースにより軸線方向に多数連結することによって形成さ
    れる平面視矩形の屋根の構造において、前記小梁はこの
    屋根の全面にわたって設けられる一方、前記ブレースは
    、この屋根の両端最頂部から中央両側部に向かう方向に
    沿って連続する一連のものとしてこの屋根の平面視にお
    ける四隅部にのみ設けられていることを特徴とする屋根
    の構造。
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