JPH04289787A - モーター起動回路 - Google Patents
モーター起動回路Info
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- JPH04289787A JPH04289787A JP5112491A JP5112491A JPH04289787A JP H04289787 A JPH04289787 A JP H04289787A JP 5112491 A JP5112491 A JP 5112491A JP 5112491 A JP5112491 A JP 5112491A JP H04289787 A JPH04289787 A JP H04289787A
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- winding
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- relay contact
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Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 53
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000002035 prolonged effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 4
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 4
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 4
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- 238000010891 electric arc Methods 0.000 description 1
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- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Motor And Converter Starters (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主巻線及び補助巻線を
有するモーターを起動するための回路であって、特に、
電磁リレー及び正特性サーミスタ素子(以下、PTC素
子と略す)を用いて構成されたモーター起動回路に関す
る。
有するモーターを起動するための回路であって、特に、
電磁リレー及び正特性サーミスタ素子(以下、PTC素
子と略す)を用いて構成されたモーター起動回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図2に、従来のモーター起動回路の一例
を示す。モーター1は、主巻線2及び補助巻線3を有し
、該モーター1に電流型電磁リレー4が接続されている
。すなわち、電流型電磁リレー4のリレー巻線4aが主
巻線2に直列に、リレー接点4bが補助巻線3に直列に
接続されている。なお、5は起動用コンデンサを、6は
電源を、7はスイッチを示す。しかしながら、図2のモ
ーター起動回路では、比較的大きな電流がリレー接点4
bに流れることになるため、接点の焼きつき等の不良が
生じがちであった。
を示す。モーター1は、主巻線2及び補助巻線3を有し
、該モーター1に電流型電磁リレー4が接続されている
。すなわち、電流型電磁リレー4のリレー巻線4aが主
巻線2に直列に、リレー接点4bが補助巻線3に直列に
接続されている。なお、5は起動用コンデンサを、6は
電源を、7はスイッチを示す。しかしながら、図2のモ
ーター起動回路では、比較的大きな電流がリレー接点4
bに流れることになるため、接点の焼きつき等の不良が
生じがちであった。
【0003】そこで、図3に示すように、PTC素子を
用いたモーター起動回路が用いられてきている。図3の
モーター起動回路では、補助巻線3に直列にPTC素子
8及び起動用コンデンサ5が接続されている。ここでは
、スイッチ7を閉成することにより主巻線2及び補助巻
線3に電流が流れるが、PTC素子8が自己発熱し、そ
の抵抗値が急激に上昇する。従って、PTC素子8の急
激な抵抗上昇に伴って、補助巻線3に流れる電流が急激
に減少されるように構成されている。
用いたモーター起動回路が用いられてきている。図3の
モーター起動回路では、補助巻線3に直列にPTC素子
8及び起動用コンデンサ5が接続されている。ここでは
、スイッチ7を閉成することにより主巻線2及び補助巻
線3に電流が流れるが、PTC素子8が自己発熱し、そ
の抵抗値が急激に上昇する。従って、PTC素子8の急
激な抵抗上昇に伴って、補助巻線3に流れる電流が急激
に減少されるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、PTC
素子8を用いたモーター起動回路においても、図4に示
すようにPTC素子に流れる電流は定格運転に入っても
ゼロにはならず、残留電流として流れ続ける。従って、
残留電流がPTC素子8に流れ続けるため、余分に電力
を消費するという問題があった。また、上記残留電流が
流れ、PTC素子8の発熱状態が継続するため、スイッ
チ7をオフ状態としても、PTC素子8が冷却するまで
再起動することができなかった。すなわち、再起動まで
に比較的長い復帰時間が必要であるという問題があった
。
素子8を用いたモーター起動回路においても、図4に示
すようにPTC素子に流れる電流は定格運転に入っても
ゼロにはならず、残留電流として流れ続ける。従って、
残留電流がPTC素子8に流れ続けるため、余分に電力
を消費するという問題があった。また、上記残留電流が
流れ、PTC素子8の発熱状態が継続するため、スイッ
チ7をオフ状態としても、PTC素子8が冷却するまで
再起動することができなかった。すなわち、再起動まで
に比較的長い復帰時間が必要であるという問題があった
。
【0005】さらに、上記のようにPTC素子8が発熱
状態にある期間が継続するため、PTC素子8の周囲に
配置された部品に熱的な悪影響を生じることもあった。 のみならず、PTC素子8に電圧が印加される時間が長
いため、PTC素子8の寿命を短くする要因となってい
た。
状態にある期間が継続するため、PTC素子8の周囲に
配置された部品に熱的な悪影響を生じることもあった。 のみならず、PTC素子8に電圧が印加される時間が長
いため、PTC素子8の寿命を短くする要因となってい
た。
【0006】よって、本発明の目的は、PTC素子を用
いた従来のモーター起動回路の欠点を解消し、消費電力
及び周囲の部品への熱的悪影響を低減することができ、
再起動までの復帰時間の短縮及びPTC素子の寿命の延
長を図ることができ、さらに従来の電磁リレーを用いた
モーター起動回路のような接点不良が生じ難い構造を備
えたモーター起動回路を提供することにある。
いた従来のモーター起動回路の欠点を解消し、消費電力
及び周囲の部品への熱的悪影響を低減することができ、
再起動までの復帰時間の短縮及びPTC素子の寿命の延
長を図ることができ、さらに従来の電磁リレーを用いた
モーター起動回路のような接点不良が生じ難い構造を備
えたモーター起動回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、主巻線及び補
助巻線を有するモーターを起動するための回路であり、
下記の構成を備えることを特徴とする。すなわち、補助
巻線に直列に接続されたリレー接点及び主巻線に直列に
接続されたリレー巻線を有する電磁リレーが設けられて
いる。この電磁リレーは、主巻線に流れる電流の変化を
検知することにより、リレー接点の状態を開状態及び閉
状態の間で切り換え得るように構成されている。すなわ
ち、主巻線に流れる電流が所定の値以上にあるときには
、リレー接点を閉状態とし、所定の値を下回ると、リレ
ー接点を開状態とするように構成されている。また、上
記電磁リレーのリレー接点には、正特性サーミスタ素子
が直列に接続されている。
助巻線を有するモーターを起動するための回路であり、
下記の構成を備えることを特徴とする。すなわち、補助
巻線に直列に接続されたリレー接点及び主巻線に直列に
接続されたリレー巻線を有する電磁リレーが設けられて
いる。この電磁リレーは、主巻線に流れる電流の変化を
検知することにより、リレー接点の状態を開状態及び閉
状態の間で切り換え得るように構成されている。すなわ
ち、主巻線に流れる電流が所定の値以上にあるときには
、リレー接点を閉状態とし、所定の値を下回ると、リレ
ー接点を開状態とするように構成されている。また、上
記電磁リレーのリレー接点には、正特性サーミスタ素子
が直列に接続されている。
【0008】
【作用】本発明は、電流型電磁リレーとPTC素子とを
組み合わせて用いたことに特徴を有する。すなわち、電
磁リレーのリレー接点に直列にPTC素子が接続されて
いるため、起動後に電磁リレーのリレー接点が開状態と
されることにより、PTC素子に流れる電流が遮断され
、それによってPTC素子に電流が流れ続けることによ
る従来の起動回路の問題点が解消される。他方、電磁リ
レーのリレー接点に直列にPTC素子が接続されている
ため、リレー接点に流れる電流が低減され、それによっ
て電磁リレーのみを用いた従来の起動回路における接点
不良の問題も解消される。
組み合わせて用いたことに特徴を有する。すなわち、電
磁リレーのリレー接点に直列にPTC素子が接続されて
いるため、起動後に電磁リレーのリレー接点が開状態と
されることにより、PTC素子に流れる電流が遮断され
、それによってPTC素子に電流が流れ続けることによ
る従来の起動回路の問題点が解消される。他方、電磁リ
レーのリレー接点に直列にPTC素子が接続されている
ため、リレー接点に流れる電流が低減され、それによっ
て電磁リレーのみを用いた従来の起動回路における接点
不良の問題も解消される。
【0009】
【実施例の説明】図1は、本発明の一実施例のモーター
起動回路を示す図である。モーター11は主巻線12及
び補助巻線13を有し、該モーター11に電流型電磁リ
レー14が接続されている。すなわち、電流型電磁リレ
ー14のリレー巻線14aが主巻線12に直列に接続さ
れており、リレー接点14bが補助巻線13に直列に接
続されている。この電流型電磁リレー14は、主巻線1
2に流れる電流量をリレー巻線14aで検出し、該電流
量が所定の値以上にあるときには、リレー接点14bを
閉成し、該所定値を下回ると、開状態とするように構成
されている。また、リレー接点14bに直列にPTC素
子15及び起動用コンデンサ16が接続されている。な
お、17は電源を、18はスイッチを示す。
起動回路を示す図である。モーター11は主巻線12及
び補助巻線13を有し、該モーター11に電流型電磁リ
レー14が接続されている。すなわち、電流型電磁リレ
ー14のリレー巻線14aが主巻線12に直列に接続さ
れており、リレー接点14bが補助巻線13に直列に接
続されている。この電流型電磁リレー14は、主巻線1
2に流れる電流量をリレー巻線14aで検出し、該電流
量が所定の値以上にあるときには、リレー接点14bを
閉成し、該所定値を下回ると、開状態とするように構成
されている。また、リレー接点14bに直列にPTC素
子15及び起動用コンデンサ16が接続されている。な
お、17は電源を、18はスイッチを示す。
【0010】次に、本実施例のモーター起動回路の動作
を説明する。まず、起動前の状態では、リレー接点14
bは開状態とされている。スイッチ18を閉成すること
により、起動電流が主巻線12に流れる。この主巻線1
2に流れた起動電流をリレー巻線14aが検出し、それ
によってリレー接点14bを閉状態に切り換える。その
結果、補助巻線13側にも電流が流れ出し、PTC素子
15が自己発熱を開始する。PTC素子15は、発熱に
伴ってその抵抗値が急激に上昇する。その結果、補助巻
線13に流れる電流が減少され、同時に主巻線12に流
れる電流も減少される。そして、この主巻線12に流れ
る電流量が所定値を下回ると、リレー巻線14aがリレ
ー接点14bを開状態とし、補助巻線13及びPTC素
子15側への電流供給を遮断する。
を説明する。まず、起動前の状態では、リレー接点14
bは開状態とされている。スイッチ18を閉成すること
により、起動電流が主巻線12に流れる。この主巻線1
2に流れた起動電流をリレー巻線14aが検出し、それ
によってリレー接点14bを閉状態に切り換える。その
結果、補助巻線13側にも電流が流れ出し、PTC素子
15が自己発熱を開始する。PTC素子15は、発熱に
伴ってその抵抗値が急激に上昇する。その結果、補助巻
線13に流れる電流が減少され、同時に主巻線12に流
れる電流も減少される。そして、この主巻線12に流れ
る電流量が所定値を下回ると、リレー巻線14aがリレ
ー接点14bを開状態とし、補助巻線13及びPTC素
子15側への電流供給を遮断する。
【0011】従って、PTC素子15は、起動完了後に
は電流の供給を遮断されるため、PTC素子15におい
て起動完了後に電力が消費されることはない。また、電
流の遮断により、PTC素子15の発熱も停止するため
、PTC素子15の温度が徐々に低下されることになる
。よって、定格運転終了後に、再度モーター11を起動
するまでの復帰時間を短縮することができる。また、P
TC素子15が発熱状態にある期間が短縮されるため、
周囲の部品への熱的悪影響を及ぼす恐れが少なく、さら
にPTC素子15自体の寿命も延長される。
は電流の供給を遮断されるため、PTC素子15におい
て起動完了後に電力が消費されることはない。また、電
流の遮断により、PTC素子15の発熱も停止するため
、PTC素子15の温度が徐々に低下されることになる
。よって、定格運転終了後に、再度モーター11を起動
するまでの復帰時間を短縮することができる。また、P
TC素子15が発熱状態にある期間が短縮されるため、
周囲の部品への熱的悪影響を及ぼす恐れが少なく、さら
にPTC素子15自体の寿命も延長される。
【0012】図1に示した本実施例のモーター起動回路
は、該回路を実現し得る限り、種々の構造の装置として
構成することができるが、例えば図5に示すように、電
磁リレー及びPTC素子を一体化した部品として構成す
ることもできる。すなわち、図5においてはケース20
内に電磁リレー14及びPTC素子15が収納されてい
る。ここでは、電磁リレー14のリレー接点14bとP
TC素子15の下面の電極(図示せず)とが、接続導電
材21によりケース20内において電気的に接続されて
いる。なお、PTC素子15の上面の電極15aにも接
続導電材22が接続されている。この接続導電材22は
、ケース20外に引き出され、図示しない起動用コンデ
ンサの一方の電極に接続される。もっとも、起動用コン
デンサを、同一のケース20内に組み込み、上記接続導
電材22により該コンデンサの一方の電極に接合し、起
動用コンデンサの他方の電極に引き出し端子を接続して
もよい。
は、該回路を実現し得る限り、種々の構造の装置として
構成することができるが、例えば図5に示すように、電
磁リレー及びPTC素子を一体化した部品として構成す
ることもできる。すなわち、図5においてはケース20
内に電磁リレー14及びPTC素子15が収納されてい
る。ここでは、電磁リレー14のリレー接点14bとP
TC素子15の下面の電極(図示せず)とが、接続導電
材21によりケース20内において電気的に接続されて
いる。なお、PTC素子15の上面の電極15aにも接
続導電材22が接続されている。この接続導電材22は
、ケース20外に引き出され、図示しない起動用コンデ
ンサの一方の電極に接続される。もっとも、起動用コン
デンサを、同一のケース20内に組み込み、上記接続導
電材22により該コンデンサの一方の電極に接合し、起
動用コンデンサの他方の電極に引き出し端子を接続して
もよい。
【0013】図1に示した実施例では、CSIR起動方
式に適用した回路を示したが、本発明は、他の起動方式
を採用したモーター起動回路にも適用することができる
。このような例を図6〜図8に示す図6は、CSR起動
方式に適用した実施例の回路を示す図である。ここでは
、電流型電磁リレー14のリレー接点14b、PTC素
子15及び起動用コンデンサ16に並列に、運転用コン
デンサ23が接続されている。図7はRSIR起動方式
に適用した実施例の回路図である。このRSIR起動方
式では、リレー接点14bにPTC素子15が接続され
ているが、図1の回路とは異なり、起動用コンデンサ1
6が省略されている。図8は、PSC起動方式に適用し
た実施例の回路図である。図8の回路では、PTC素子
15に直列に起動用コンデンサが接続されておらず、他
方、リレー接点14b及びPTC素子15に並列に運転
用コンデンサ23が接続されている。上述した図6〜図
8の各起動方式の実施例においても、補助巻線に直列に
電磁リレー14のリレー接点14b及びPTC素子15
が接続されており、主巻線12にリレー巻線14aが直
列に接続されているため、図1に示した実施例と同様に
PTC素子15に流れる残留電流をリレー接点14bに
より遮断することができる。従って、図1に示した実施
例と同様の効果を奏し得る。
式に適用した回路を示したが、本発明は、他の起動方式
を採用したモーター起動回路にも適用することができる
。このような例を図6〜図8に示す図6は、CSR起動
方式に適用した実施例の回路を示す図である。ここでは
、電流型電磁リレー14のリレー接点14b、PTC素
子15及び起動用コンデンサ16に並列に、運転用コン
デンサ23が接続されている。図7はRSIR起動方式
に適用した実施例の回路図である。このRSIR起動方
式では、リレー接点14bにPTC素子15が接続され
ているが、図1の回路とは異なり、起動用コンデンサ1
6が省略されている。図8は、PSC起動方式に適用し
た実施例の回路図である。図8の回路では、PTC素子
15に直列に起動用コンデンサが接続されておらず、他
方、リレー接点14b及びPTC素子15に並列に運転
用コンデンサ23が接続されている。上述した図6〜図
8の各起動方式の実施例においても、補助巻線に直列に
電磁リレー14のリレー接点14b及びPTC素子15
が接続されており、主巻線12にリレー巻線14aが直
列に接続されているため、図1に示した実施例と同様に
PTC素子15に流れる残留電流をリレー接点14bに
より遮断することができる。従って、図1に示した実施
例と同様の効果を奏し得る。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明では、起動後にP
TC素子に流れる電流が電磁リレーのリレー接点を開状
態とすることにより遮断されるため、消費電力を節減す
ることが可能となる。また、PTC素子への電流供給遮
断により、PTC素子の発熱状態が停止するため、従来
のPTC素子を用いたモーター起動回路に比べて、再起
動に至るまでの復帰時間を短縮することができる。しか
も、PTC素子が高温状態にある時間が短縮されるため
、周囲の部品への熱的な悪影響を低減することができる
と共に、PTC素子自体の寿命の延長も期待することが
できる。
TC素子に流れる電流が電磁リレーのリレー接点を開状
態とすることにより遮断されるため、消費電力を節減す
ることが可能となる。また、PTC素子への電流供給遮
断により、PTC素子の発熱状態が停止するため、従来
のPTC素子を用いたモーター起動回路に比べて、再起
動に至るまでの復帰時間を短縮することができる。しか
も、PTC素子が高温状態にある時間が短縮されるため
、周囲の部品への熱的な悪影響を低減することができる
と共に、PTC素子自体の寿命の延長も期待することが
できる。
【0015】また、従来のPTC素子を用いずに電磁リ
レーのみを用いたモーター起動回路では、大電流が流れ
ることにより接点の焼きつき等の不良が生じがちであっ
たが、本発明では、電磁リレーにPTC素子が組み合わ
されているため、接点ブレーク時のアーク放電や火花放
電を防止することができ、従って電磁リレーの接点が焼
きつくといった不良を防止し、それによって接点寿命を
延長することも可能である。さらに、電流型電磁リレー
のみを用いたモーター起動回路に比べて、PTC素子自
体の抵抗分を付加した形となるため、モーターの補助巻
線のコストダウンも図ることができる。
レーのみを用いたモーター起動回路では、大電流が流れ
ることにより接点の焼きつき等の不良が生じがちであっ
たが、本発明では、電磁リレーにPTC素子が組み合わ
されているため、接点ブレーク時のアーク放電や火花放
電を防止することができ、従って電磁リレーの接点が焼
きつくといった不良を防止し、それによって接点寿命を
延長することも可能である。さらに、電流型電磁リレー
のみを用いたモーター起動回路に比べて、PTC素子自
体の抵抗分を付加した形となるため、モーターの補助巻
線のコストダウンも図ることができる。
【図1】本発明の一実施例のモーター起動回路を示す図
である。
である。
【図2】従来のモーター起動回路の一例を示す回路図で
ある。
ある。
【図3】従来のモーター起動回路の他の例を示す回路図
である。
である。
【図4】図3のモーター起動回路におけるPTC素子に
流れる電流の時間的変化を示す図である。
流れる電流の時間的変化を示す図である。
【図5】図1の実施例のモーター起動回路を部品として
構成した例を説明するための部分切欠斜視図である。
構成した例を説明するための部分切欠斜視図である。
【図6】CSR起動方式に適用した実施例のモーター起
動回路を示す図である。
動回路を示す図である。
【図7】RSIR起動方式に適用した実施例の回路図で
ある。
ある。
【図8】PSC起動方式に適用した実施例の回路図であ
る。
る。
11…モーター
12…主巻線
13…補助巻線
14…電流型電磁リレー
14a…リレー巻線
14b…リレー接点
15…PTC素子
Claims (1)
- 【請求項1】 主巻線及び補助巻線を有するモーター
を起動するための回路であって、補助巻線に直列に接続
されたリレー接点及び主巻線に直列に接続されたリレー
巻線とを有し、主巻線に流れる電流が所定の値以上のと
きにリレー接点を閉状態とし、所定の値を下回るとリレ
ー接点を開状態とする電磁リレーと、前記リレー接点に
直列に接続された正特性サーミスタ素子とを備えること
を特徴とする、モーター起動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5112491A JPH04289787A (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | モーター起動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5112491A JPH04289787A (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | モーター起動回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04289787A true JPH04289787A (ja) | 1992-10-14 |
Family
ID=12878061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5112491A Pending JPH04289787A (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | モーター起動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04289787A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7663335B2 (en) | 2004-09-15 | 2010-02-16 | Lg Electronics Inc. | Single-phase induction motor |
-
1991
- 1991-03-15 JP JP5112491A patent/JPH04289787A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7663335B2 (en) | 2004-09-15 | 2010-02-16 | Lg Electronics Inc. | Single-phase induction motor |
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