JP2006042478A - 配線用保護装置 - Google Patents

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宏一 山添
Tomoyuki Sawada
知行 澤田
Takuya Kagawa
卓也 香川
Takashi Ineji
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Abstract

【課題】開閉器における突入電流での接点溶着を防止し、しかもブレーカや開閉器の大型化を防止することができる配線用保護装置を提供する。
【解決手段】分岐ブレーカ12にリレー41の接点42を介して負荷15が接続される。分岐ブレーカ12とリレー41との間には限流ユニット13が挿入される。限流ユニット13は、1個の分岐ブレーカ12と少なくとも1個のリレー41の接点42との間に挿入されリレー41の接点42への突入電流を限流する限流要素を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ブレーカの負荷側にリレー接点を介して負荷が接続される電源供給経路において突入電流を限流する配線用保護装置に関するものである。
一般に、容量性負荷が接続される電源供給経路あるいは白熱電球のような発熱抵抗線(フィラメントやヒータ)を含む負荷への電源供給経路においては、電源投入直後においては負荷の定常動作時に比較して大電流である突入電流が流れることが知られている。すなわち、容量性負荷では、容量成分への充電電流として突入電流が流れ、容量成分の充電が完了すれば定常動作になって定常電流が流れる。また、発熱抵抗線を含む負荷では発熱抵抗線が低抵抗である低温時に突入電流が流れ、発熱抵抗線の温度が上昇して高抵抗になると定常動作になって定常電流が流れる。
負荷への電源供給経路に挿入される開閉器のうち、複数の負荷の電源供給経路をまとめて開閉するブレーカは、接点の電流容量の余裕度が大きいから、定常電流に比較して大電流である突入電流が通過しても接点に溶着が生じることはないが、各負荷ごとの電源供給経路を開閉するスイッチやリレーは、負荷の定格に合うように接点の電流容量が定められ、接点の電流容量の余裕度が小さいから、突入電流の通過時において接点に溶着が生じる可能性がある。すなわち、負荷ごとの電源供給経路を開閉する開閉器は、電流容量に余裕を持たせるとコスト高になるから電流容量の余裕度が小さく、突入電流による接点の溶着が生じやすくなっている。
大電流を抑制する技術としては、限流要素を電源供給経路に挿入する技術が知られている。たとえば、突入電流を対象にしたものではないが、回路遮断器において短絡電流を限流するために、電源側と負荷側との端子間に遮断器要素と限流素子要素との直列回路を接続し、端子間を短絡電流が通過したときに限流素子要素が高抵抗になって遮断器要素に流れる電流を限流する構成が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。限流素子要素は、限流素子と抵抗体との並列回路であって、限流素子にはナトリウムやカリウムなどを用いて短絡電流のような大電流が流れたときに高抵抗になるものが採用されている。
実公昭50−25325号公報
ところで、特許文献1に記載された限流素子要素は、回路遮断器のモールドケースの外側面に一体かつ分離不能に付設されており、回路遮断器が大型化するという問題を有している。しかも、他の回路遮断器とは異なる形状になるから、分電盤などに収納する際に、他の回路遮断器と同様の取付方法を採用することができないという問題もある。
さらに言えば、特許文献1に記載された技術は、回路遮断器において短絡電流が流れたときに限流しかつ回路遮断器をトリップさせるために限流素子要素を用いるものであり、負荷への電源供給路に挿入されるスイッチやリレーのような小容量の開閉器での接点溶着の可能性を低減させる目的に用いることについて考慮されていない。したがって、負荷ごとに接続されるスイッチやリレーのような電流容量の小さい開閉器における突入電流での接点溶着の可能性を低減するものではない。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、スイッチやリレーのような小型の開閉器における突入電流での接点溶着を防止し、しかもブレーカや開閉器の大型化を防止することができる配線用保護装置を提供することにある。
請求項1の発明は、ブレーカの負荷側に開閉器の接点を介して負荷が接続される電源供給経路において、開閉器の接点への突入電流を抑制する限流機能を有した限流ユニットを備え、限流ユニットは、複数の開閉器が該限流ユニットを共有するように設けられ、1台のブレーカに接続される電源側端子と、複数の開閉器の接点に接続される負荷側端子と、電源側端子と負荷側端子との間に挿入され開閉器の接点への突入電流を限流する限流要素とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、ブレーカと開閉器とにそれぞれ接続される電源側端子と負荷側端子とを限流ユニットに設けているから、限流ユニットが開閉器よりも電源側に挿入されることによって開閉器の接点溶着を防止することができるのはもちろんのこと、限流ユニットをブレーカおよび開閉器とは独立して設けることができ、従来構成のようにブレーカに限流要素を内蔵している場合に比較すると、ブレーカの大型化を防止することができる。しかも、限流ユニットに対して負荷側に設けられる開閉器が複数個存在する場合であっても、1個の限流ユニットを共用することができるから、開閉器の個数が多い場合には省スペースになる。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、前記負荷側端子は複数本の負荷端子片の組からなり、前記限流ユニットは複数の開閉器の接点に接続されるように複数組の負荷側端子を備え、各組の負荷側端子を構成する負荷端子片のうち同極性の負荷端子片はそれぞれ極性毎に設けた連結片から分岐し、限流要素を接続しない連結片には電源側端子となる電源端子片が連続していることを特徴とする。
この構成によれば、複数個の開閉器を用いる場合に開閉器間の送り配線が不要になり、結線が容易になる。
請求項3の発明では、請求項1の発明において、前記限流要素が、自己発熱するとともに突入電流の通過時における発熱温度では高抵抗であり定常電流の通過時における発熱温度では低抵抗になる感温素子からなる限流素子を含むことを特徴とする。
この構成によれば、突入電流を抑制する効果を高めながらも定常電流が通過する際の電力損失を抑制することができる。
請求項4の発明では、請求項3の発明において、前記限流要素が、前記限流素子に並列接続され前記開閉器の接点が投入された後であって突入電流が流れなくなってからオンにされるスイッチ要素と、スイッチ要素をオンにするタイミングを制御するタイミング制御回路とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、突入電流が通過するときには限流素子を接続して突入電流を十分に抑制し、定常電流が通過するときにはスイッチ要素をオンにして限流素子を含まない電路を通して負荷に給電することで無駄な電力損失を防止することができる。
請求項5の発明は、ブレーカの負荷側に開閉器の接点を介して負荷が接続される電源供給経路において、開閉器の接点への突入電流を抑制する限流機能を有した限流ユニットを備え、電源は交流電源であり、開閉器はリレーであって、限流ユニットは、前記電源に接続される電源端子と、少なくとも1個のリレーに接続されリレー接点の開閉を指示するリレー端子と、電源端子に接続された電源の電圧位相を監視し突入電流を抑制する電圧位相でリレー接点をオンにする限流制御回路とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、突入電流を限流させるのではなく負荷に印加する電圧の電圧位相によってリレー接点をオンにするタイミングを制御し、そのタイミングを突入電流を抑制する電圧位相としているから、突入電流を抑制する効果が高く、しかも限流要素を用いないから無駄な電力消費が生じない。また、突入電流を抑制するから、リレーの接点溶着を防止することができるのはもちろんのこと、限流ユニットをブレーカおよびリレーとは独立して設けることができ、従来構成のようにブレーカに限流要素を内蔵している場合に比較すると、ブレーカの大型化を防止することができる。しかも、リレーが複数個存在する場合であっても、1個の限流ユニットを共用することができるから、リレーの個数が多い場合には省スペースになる。
請求項6の発明では、請求項5の発明において、前記限流制御回路は、電源の電圧波形におけるゼロクロス点を監視し、ゼロクロス点でリレー接点がオンになるタイミングでリレー接点のオンを指示することを特徴とする。
この構成によれば、ゼロクロス点でリレー接点をオンにするから、リレー接点をオンにしてから負荷への印加電圧が立ち上がるに従って負荷へ電流がしだいに流れることになり、突入電流を大幅に低減することができる。
請求項1の発明の構成によれば、ブレーカと開閉器とにそれぞれ接続される電源側端子と負荷側端子とを限流ユニットに設けているから、限流ユニットが開閉器よりも電源側に挿入されることによって開閉器の接点溶着を防止することができるのはもちろんのこと、限流ユニットをブレーカおよび開閉器とは独立して設けることができ、従来構成のようにブレーカに限流要素を内蔵している場合に比較すると、ブレーカの大型化を防止することができるという利点がある。しかも、限流ユニットに対して負荷側に設けられる開閉器が複数個存在する場合であっても、1個の限流ユニットを共用することができるから、開閉器の個数が多い場合には省スペースになるという利点がある。
請求項6の発明の構成によれば、突入電流を限流させるのではなく負荷に印加する電圧の電圧位相によってリレー接点をオンにするタイミングを制御し、そのタイミングを突入電流を抑制する電圧位相としているから、突入電流を抑制する効果が高く、しかも限流要素を用いないから無駄な電力消費が生じないという利点がある。また、突入電流を抑制するから、リレーの接点溶着を防止することができるのはもちろんのこと、限流ユニットをブレーカおよびリレーとは独立して設けることができ、従来構成のようにブレーカに限流要素を内蔵している場合に比較すると、ブレーカの大型化を防止することができるという利点がある。しかも、リレーが複数個存在する場合であっても、1個の限流ユニットを共用することができるから、リレーの個数が多い場合には省スペースになるという利点がある。
(実施形態1)
本実施形態では、図2に示すように、分電盤10において本発明の技術思想を適用する場合について説明する。図示する分電盤10は、単相三線の商用電源から主幹ブレーカ11および分岐ブレーカ12を通して負荷15(図1参照)に電源を供給する構成であって、分電盤10には複数個の分岐ブレーカ12が収納される。各分岐ブレーカ12により幹線から分岐された分岐線は、負荷15ごとに設けたリレー41の接点42(図1参照)を通して負荷15に接続される。つまり、各負荷15への電源の供給は接点42の開閉により入切される。リレー41は遠方制御が可能であって、図示する構成では各負荷15ごとの電源の供給を遠方制御により入切することができる。分岐線上において分岐ブレーカ12とリレー41との間には、リレー41の接点42への突入電流を限流する限流ユニット13が挿入される。図示例では、1台の分岐ブレーカ12の分岐線に1台の限流ユニット13が設けられ、さらに1台の限流ユニット13には開閉器14としての4個のリレー41が並列に接続される。つまり、本実施形態では、1台の分岐ブレーカ12に対して4個の負荷15を接続することができる。
負荷15は容量性負荷であって、電源投入直後には充電電流が突入電流として流れるものを想定している。この種の容量性負荷には、たとえば、放電灯点灯装置として用いるインバータ回路がある。インバータ回路にはチョッパ回路からなる力率改善回路を備えるものが多く、チョッパ回路において平滑用に設けられるコンデンサに充電電流が流れることによって突入電流が流れるのであある。
限流ユニット13は、突入電流によるリレー41の接点42の溶着を防止するために設けられている。限流ユニット13には、1台の分岐ブレーカ11に接続するための1組の電源側端子31(図3参照)と、リレー32に接続するための少なくとも1組の負荷側端子32(図3参照)とを備える。分岐ブレーカ12から負荷15までの分岐線は単相二線であり、したがって、限流ユニット13において、電源側端子31と負荷側端子32とはそれぞれ2個ずつ設けられる。また、限流ユニット13から各負荷15への電源供給経路にはそれぞれリレー41の接点42が挿入される。つまり、各リレー41の接点42は、限流ユニット13の一方の負荷側端子32と各負荷15の一方の電源端子との間に挿入され、限流ユニット13の他方の負荷側端子32と各負荷15の他方の電源端子とは直接接続される。限流ユニット13は、電源側端子31と負荷側端子32との間に挿入され突入電流を限流する限流要素16(図4参照)を備えている。限流要素16の具体例については後述する。
図1に示す構成において、4個のリレー41の接点42のうちのいずれかが外部からの指示によってオンになったとする。負荷15が容量性負荷である場合や負荷15が抵抗発熱線を備える場合には、接点42がオンになった電源供給経路では、分岐ブレーカ12を通して電源から負荷15に突入電流が流れようとするが、本実施形態の構成では、分岐ブレーカ12とリレー41の接点42との間に限流ユニット13を挿入しているから、限流ユニット13に設けた限流要素16の限流作用によって突入電流の電流ピーク値が抑制され、リレー41の接点42に大電流が流れるのを防止でき、接点42の溶着や溶断を防止することができる。
ところで、本実施形態において用いる限流ユニット13は、図3および図4に示すように、直方体状の器体30を有している。器体30は、図4における上面に長手方向の全長に亘る2条の収納溝33を有したボディ30aと、収納溝33の長手方向の中間部を覆う形でボディ30aに嵌着されるカバー30bとを結合して形成される。ボディ30aとカバー30bとは、収納溝33以外の部位でボディ30aを通してカバー30bに螺合する組立ねじ34により一体化される。カバー30bは、収納溝33に2本ずつ挿入される4本の挿入脚30cを備える。また、カバー30bは、収納溝33の長手方向の両端部を残す形で収納溝33を覆い、各収納溝33に挿入される各2本の挿入脚30cの間に収納空間を形成する。
一方の収納溝33には接続板35が収納され、他方の収納溝33には限流要素16および2枚の端子板36が収納される。限流要素16は上述した挿入脚30cの間の収納空間に収納され、挿入脚30cが限流要素16と端子板36との間に位置することによって限流要素16を収納する空間がボディ30aとカバー30bとにより閉塞され、異物の侵入が防止される。限流要素16と端子板36との間は編組線からなる接続線38を介して電気的に接続される。また、接続板35および端子板36は収納溝33の長手方向の両端部に設けた位置決め突起33aにより位置決めされる。
接続板35の長手方向の各一端部であってカバー30bから露出する部位および各端子板36にはそれぞれ端子ねじ37aが挿入される。また、各端子ねじ37aの頭部と接続板35あるいは端子板36との間には座金37bが挟まれる。すなわち、接続板35または端子板36と端子ねじ37aおよび座金37bとによりねじ付きの端子が構成されるのであって、収納溝33の長手方向の一端部の端子は電源側端子31となり、他端部の端子は負荷側端子32となる。
しかして、図3に示すように、限流ユニット13の電源側端子31には分岐ブレーカ14を電気的に接続し、限流ユニット13の負荷側端子32にはリレー41を電気的に接続する。リレー41は、電源側端子43と、負荷側端子44と、制御端子45とを1対ずつ備え、一方の電源側端子43と一方の負荷側端子44との間に接点42が挿入されている。また、制御端子45に制御信号を与えることによって接点42が開閉する。リレー41の電源側端子43は限流ユニット13の負荷側端子32に電気的に接続され、リレー41の負荷側端子44にはそれぞれ負荷15(図1参照)が接続される。ここに、本実施形態では4個のリレー41を用いており、限流ユニット13は負荷側端子32を1組しか備えていないから、各リレー41間では電源側端子43の間で送り配線が施される。つまり、各リレー41の電源側端子41は並列接続され、1台の限流ユニット13で複数台のリレー41に対応可能になる。
ところで、限流要素16は回路基板16aを備え、回路基板16aは固定ねじ16bを用いてボディ30aに固定される。回路基板16aには限流機能を持たせるために、抵抗、インダクタ、感温素子のいずれかである限流素子が実装される。また、限流素子だけではなく、限流素子と並列にスイッチ要素を接続したものを用いることができる。つまり、限流要素は、リレー41の接点42への突入電流を限流することができれば、どのような構成でも採用可能である。
ここでは、図5に示すように、限流素子として感温素子61を用いる場合を例示する。感温素子61としては、自己発熱するとともに突入電流の通過時における発熱温度では高抵抗であり定常電流の通過時における発熱温度では低抵抗になるものを用い、電源側端子31と負荷側端子32との間に直列に挿入する。ここに、電源側端子31と負荷側端子32とは1対ずつ設けられているが、本実施形態では、感温素子61は1個ずつの電源側端子31と負荷側端子32との間に挿入してある。一般的な突入電流では、電源投入直後に瞬時に電流値が立ち上がるから、感温素子61としては、図6に示すように、抵抗温度特性が負であって温度上昇に伴って抵抗値が減少するNTC素子を用いる。図6は常温(25℃)での抵抗値に対する各温度の抵抗値の比(抵抗変化比)で表してある。この種の感温素子61は、常温では高抵抗であり、常温よりも高温では低抵抗になる。
したがって、NTC素子からなる感温素子61を限流素子に用いた限流ユニット13では、リレー41の接点42が投入された時点では常温であって高抵抗であるから、突入電流のピーク値を抑制することになる。その後、負荷15に定常電流が流れるようになると、感温素子61の自己発熱によって感温素子61の温度が上昇し、結果的に感温素子61は低抵抗になるから、限流ユニット13による電力損失を抑制することができる。なお、突入電流の波形によってはNTC素子に代えて抵抗温度特性が正であるPTC素子を用いることができる場合もある。いずれの場合も、突入電流の通過時には高抵抗であり、定常電流の通過時には低抵抗になっていればよい。
限流素子としては、抵抗あるいはインダクタを用いることも可能であるが、抵抗あるいはインダクタを限流素子を用いると、突入電流のピーク値を抑制することができるものの定常電流に対しても電力損失が生じるから、定常電流に対する損失を考慮すると高抵抗ないし高インピーダンスのものを用いることができず、突入電流の限流効果が十分に高いとは言えない。これに対して、NTC素子は突入電流の通過時に高抵抗であっても定常電流に対しては低抵抗になるから、突入電流に対する高い限流効果を得ることができる。
上述したように、本実施形態では、限流ユニット13をリレー41に対して電源側であって分岐ブレーカ12に対して負荷側に設けているから、複数個の負荷15についてそれぞれリレー41を用いて電源供給経路を入切する場合に、各リレー41に共通する1個の限流ユニット13を設けるだけで、すべての負荷15に対して突入電流を抑制することができ、リレー41の接点42の溶着を防止することができる。しかも、限流ユニット13はリレー41とは別に設けられるから、リレー41に限流要素16を内蔵する場合に比較すると、リレー41を小型かつ安価に作製することができる。すなわち、分電盤10を全体として安価に作製することができ、しかも省スペースになる。
なお、上述した実施形態では4個のリレー41を用いる例を示したが、限流要素16の電流容量に応じてリレー41の個数は適宜に選択することができ、リレー41の個数が多くなれば限流ユニット13を共通に用いる効果が一層顕著になる。また、限流ユニット13を設ける代わりに限流要素16を分岐ブレーカ12に内蔵する構成を採用すれば、限流ユニット13の器体30が不要になり、分電盤10を一層省スペースにすることが可能である。ただし、限流要素16を分岐ブレーカ12に設けるために分岐ブレーカ12のケースが大型化したり、通常の内器として分電盤10に取り付けることができなくなる場合には、この構成は採用できない。
(実施形態2)
実施形態1では、限流ユニット13に負荷側端子32を1組だけ設けていたから、リレー41において送り配線を施す必要があったが、本実施形態では、限流ユニット13に複数組の負荷側端子32を設けることによりリレー41における送り配線を不要にしたものである。
すなわち、本実施形態の限流ユニット13は、図7に示すように、分電盤協約寸法における単位寸法のハウジング40を有したリレー41を4個まで接続可能に形成してある。リレー41を限流ユニット13に接続する場合に、リレー41は幅方向において互いに接触させた形で配列される。この状態においてリレー41の電源側端子43は4対が一列に並ぶことになる。
本実施限流ユニット13は、リレー41を4個並べた状態の幅寸法に等しい幅寸法を有した器体30を備える。器体30は、リレー41のハウジング40において電源側端子43が配列された側面に当接するボディ30aとボディ30aに嵌合するカバー30bとを結合して形成される。ボディ30aは一面の全面が開口である直方体状であり、カバー30bはボディ30aの開口を塞ぐように配置される。ボディ30aとカバー30aとに囲まれる収納空間には、平面視においてL字状となるように連続する電源端子片35aおよび連結片35bを備えるとともに連結片35bから分岐する4本の負荷端子片35cを備える接続板35と、限流要素16および2枚の端子板36とが収納される。限流要素16は実施形態1と同様に回路基板16aを備え、回路基板16aはボディ30aの内周面に一体に突設された取付片30dに固定ねじ16bで固定される。2枚の端子板36のうちの一方は短冊状に形成された電源端子片36aであって、端子板36の他方は連結片36bから分岐する4本の負荷端子片36cを有する櫛歯状に形成される。電源端子片36aおよび連結片36bは接続線38を介して限流要素16に電気的に接続される。要するに、各極毎に設けた連結片35b,36bから4本ずつの負荷端子片35c,36cが分岐する。
電源端子片35a,36aの一部はカバー30bに設けた端子台30eに露出し、露出部位には端子ねじ37aが挿通される。また、端子ねじ37aの頭部と電源端子片35aa,36aとの間には座金37bが介装され、限流ユニット13の電源側端子31となるねじ付きの端子が形成される。一方、負荷端子片35c,36cは、ボディ30aの底壁に挿通され、先端部が器体30の外部に露出して限流ユニット13の負荷側端子32になる。したがって、8本の負荷端子片35c,36cからなる4組の負荷側端子32が設けられる。負荷端子片35c,36cの先端縁には切欠溝が形成されており、リレー41の電源側端子43に接続される。つまり、リレー41の電源側端子43はねじ付き端子であって、切欠溝を電源側端子43の端子ねじに嵌合させた状態で端子ねじを締め付けることにより、限流ユニット13の負荷側端子32がリレー41の電源側端子43に接続される。
他の構成および機能は実施形態1と同様であって、本実施形態の構成では限流ユニット13の内部で電路を分岐しているから、リレー41の送り配線が不要になる。また、限流ユニット13の負荷側端子32がリレー41の電源側端子43を構成する端子ねじを用いて電源側端子43に接続されるから、限流ユニット13とリレー41との間で電線による結線作業が不要であり、接続用の電線のほか端子ねじの個数も削減することができる。
(実施形態3)
実施形態1、2において用いた限流要素16は、電源供給経路に常時挿入される限流素子を有しており、突入電流が生じる期間だけではなく負荷15に定常電流が流れる期間においても限流素子には電流が流れ続けるから、負荷15に定常電流が流れている期間において限流素子による電力損失が生じる。
本実施形態は、負荷15に定常電流が流れる期間において限流要素16による電力損失が生じないようにするものである。すなわち、本実施形態において用いる限流要素16は、図8に示すように、限流素子としての感温素子61にスイッチ要素62を並列接続した構成を有する。スイッチ要素62はタイミング制御回路(図示せず)からの制御信号によりオンオフが制御される。感温素子61には実施形態1と同様にNTC素子を用いている。
タイミング制御回路は、リレー41の接点42がオンになった時点ではスイッチ要素62を開放しており、突入電流が流れなくなってからスイッチ要素62をオンにするように制御信号を生成する。つまり、タイミング制御回路は、リレー41の接点42のオンに連動してスイッチ要素62のオンのタイミングを決定する。ここに、スイッチ要素62はリレーのような機械式の接点を備えるものを用いるのが望ましい。
本実施形態の動作を図9に従って説明する。図9(a)のようにリレー41の接点をオンにする投入信号S1が発生した時点で図9(b)のようにスイッチ要素62をオフにし、図9(c)のようにリレー41の接点をオンにする。この時点で、負荷15に突入電流が流れようとするが、スイッチ要素62がオフであるから、負荷15への電源供給経路は感温素子16を通る経路のみであり、この時点において感温素子16は高抵抗であるから、図9(d)のように負荷電流のピーク値は抑制される。つまり、リレー41の接点42には突入電流はほとんど流れない。
その後、突入電流が流れなくなる程度の時間が経過すると、図8(b)のように、タイミング制御回路はスイッチ要素62をオンにする制御信号を出力し、スイッチ要素62を通して負荷15に電源を供給する。したがって、感温素子61を通して負荷15に電源を供給する場合のような限流要素16での電力損失はなくなる。
一方、リレー41の接点42をオフにするには、図9(a)のように開放信号S2をリレー41に与える。この開放信号S2を受けたリレー41は、図9(c)のように接点42をオフにする。ここにおいて、本実施形態では、リレー41の接点42をオフにしてもスイッチ要素62をオフにせず、次にリレー41の接点42をオンにする投入信号S1が発生すると、スイッチ要素62をオフにする構成を採用している。この構成はスイッチ要素62としてラッチング型のリレーなどを用いると簡単に実現することができる。また、スイッチ要素62を常時オンにしておくことにより、分電盤10の内器の結線を行った後の導通試験などの際に感温素子61を通さない経路で試験ができるから、利便性が高くなる。なお、スイッチ要素62のオンオフをリレー41の接点42のオンオフに連動させ、リレー41の接点42のオン時には遅延してスイッチ要素62をオンにし、リレー41の接点42のオフ時には遅延させずにスイッチ要素62をオフにする構成を採用してもよい。他の構成および動作は実施形態1、2と同様である。
(実施形態4)
実施形態1〜3においては、分岐ブレーカ12と開閉器14としてのリレー41との間に限流要素16を挿入し、限流要素16により突入電流のピーク値を低減させる構成を採用したが、本実施形態は、突入電流のピーク値を低減させる限流要素16を用いのではなく、商用電源のような交流電源ACを電源に用いていることを利用し、電源電圧がゼロクロス点付近であるときにリレー41の接点をオンにすることによって、負荷15に突入電流を流れにくくした構成を採用している。要するに、電源電圧が上昇するときに負荷15への電源の供給を開始すれば、負荷15に流れる電流も電源電圧の上昇に伴って上昇するから、突入電流が流れにくくなるのである。
本実施形態の構成では、図10に示すように、限流ユニット13を分岐ブレーカ12と開閉器14であるリレー41との間に挿入するのではなく、リレー41の接点42をオンにするタイミングを限流ユニット13で制御することにより、突入電流のピーク値を抑制しようとするものである。
限流ユニット13は、分岐ブレーカ12の入力側である交流電源と同じ電源である交流電源ACの電圧位相を監視する電圧位相検出回路51を有し、さらに電圧位相検出回路51において電圧位相のゼロクロス点を検出した時点から時限動作を開始するタイマ回路52を有し、タイマ回路52の出力はトランジスタからなるスイッチング素子53を介してリレー41のコイル47に与えられる。また、スイッチング素子53は外部信号(上述した投入信号S1と開放信号S2とに相当する信号)によりオンオフが制御される。つまり、タイマ回路52の出力がHレベルである期間に外部信号によってリレー41の接点42のオンが指示されると、スイッチング素子53が導通することによりコイル47に通電され、リレー41の接点42がオンになる。上述した電圧位相検出回路51とタイマ回路52とスイッチング素子53とにより限流制御回路が構成される。
本実施形態の限流ユニット13には、図11に示すように、交流電源ACを接続する1対の電源端子54、外部信号が入力される4個の信号端子55、リレー41のコイル47に接続される4対のリレー端子56を備える。電圧位相検出回路51、タイマ回路52、スイッチング素子53は限流ユニット13の器体に収納される回路基板に実装される。リレー41との接続に際して、リレー41の電源側端子43は送り配線が施される。また、限流ユニット13のリレー端子56がそれぞれリレー41の制御端子45に接続される。
いま、スイッチの操作などによって限流ユニット13のいずれかの信号端子55に外部信号が入力されたとすると、外部信号によって電圧位相検出回路51が起動され、交流電源ACの特定の電圧位相(通常はゼロクロス点)を検出し、検出時点でタイマ回路52にトリガを与える。タイマ回路52ではトリガされると所定の時限時間を時限し、時限時間の満了時にタイマ回路52の出力をHレベルにする。外部信号はタイマ回路52の出力がHレベルになるときまでHレベルに保たれており、したがってタイマ回路52の出力がHレベルになると、スイッチング素子53が導通してコイル47が励磁される。つまり、リレー41の接点42がオンになる。スイッチング素子53はリレー41のコイル47ごとに接続され、タイマ回路52は各スイッチング素子53に各別に電圧を印加するから、各リレー41のコイル47は各別に励磁される。
ところで、リレー41においてコイル47を励磁してからリレー41の接点42がオンになるまでの時間には遅れがあるから、リレー41の接点42を電圧位相のゼロクロス点に一致させようとすれば、ゼロクロス点よりも前でリレー41のコイル47を励磁する必要がある。そこで、本実施形態では、タイマ回路52を用いてリレー41のコイル47を励磁するタイミングを制御しているのであって、電圧位相検出回路51により交流電源ACの電圧位相のゼロクロス点が検出されると、タイマ回路52では次のゼロクロス点で接点42が投入されるようにスイッチング素子53のオンのタイミングを決定する。
上述したように、本実施形態では、リレー41の接点42をオンにするタイミングを電源電圧のゼロクロス点に合わせているから、負荷15への電流が瞬時に立ち上がるのではなく交流電源ACの電圧の立ち上がりに併せてしだいに増加する。その結果、突入電流の発生が抑制されることになる。
本実施形態の構成は実施形態1〜3とは異なるが、リレー41とは別に限流ユニット13を設けていることによって突入電流を抑制する機能をリレー41に内蔵する場合のようなリレー41の大型化を防止でき、さらには、複数個のリレー41に1個の限流ユニット13で対応することができるから、コスト増を抑制することができるという実施形態1〜3と同様の効果が得られる。
(実施形態5)
実施形態4の構成では、リレー41ごとにスイッチング素子53を設け、タイマ回路52はスイッチング素子53で共用しているが、本実施形態では、図12に示すように、各リレー41ごとにタイマ回路52を設け、スイッチング素子53を省略した構成を採用している。また、信号端子55から入力される外部信号を電圧位相検出回路51に入力するのではなく、外部信号を各タイマ回路52にそれぞれ入力する構成としている。したがって、電圧位相検出回路51は交流電源ACの電圧位相のゼロクロス点を検出する機能のみを有し、ゼロクロス点の検出毎に各タイマ回路52に検出時点を通知する。各タイマ回路52では、リレー41の接点42をオンにする指示を行う外部信号が入力されている間に、電圧位相検出回路51からゼロクロス点の検出が通知されると、通知時点から時限動作を開始する。また、時限時間が満了するとリレー41のコイル47を励磁する。他の構成および動作は実施形態4と同様である。
本実施形態の構成では、リレー41ごとにタイマ回路52を設けているから、リレー41ごとに時限時間を設定することができ、リレー41の応答時間のばらつきに対してタイマ回路52の時限時間を調節すれば対応することができ、各リレー41の応答時間にばらつきがあっても接点42を交流電源ACのゼロクロス点でオンにすることが可能になる。
なお、実施形態4、5における電圧位相検出回路51、タイマ回路52、スイッチング素子53を個別部品で構成する代わりにマイクロコンピュータを用いて構成してもよい。さらに、リレー41のコイル47に通電する電源を定電圧化あるいは定電流化すれば、リレー41の応答時間を安定にすることができ、リレー41の接点42を交流電源ACのゼロクロス点でオンにするという目的を高い精度で実現することが可能になる。
本発明の実施形態1を示すブロック図である。 同上を分電盤に適用する場合の構成図である。 同上の結線関係を示す要部配線図である。 同上に用いる限流ユニットの分解斜視図である。 同上に用いる限流ユニットの回路図である。 同上に用いる限流ユニットの動作説明図である。 本発明の実施形態2に用いる限流ユニットの分解斜視図である。 本発明の実施形態3に用いる限流ユニットの回路図である。 同上の動作説明図である。 本発明の実施形態4を示す回路図である。 同上の結線関係を示す要部配線図である。 本発明の実施形態5を示す回路図である。
符号の説明
11 主幹ブレーカ
12 分岐ブレーカ
13 限流ユニット
14 開閉器
15 負荷
16 限流要素
31 電源側端子
32 負荷側端子
41 リレー
42 接点
54 電源端子
56 リレー端子
51 電圧位相検出回路
52 タイマ回路
53 スイッチング素子
61 感温素子
62 スイッチ要素
AC 交流電源

Claims (6)

  1. ブレーカの負荷側に開閉器の接点を介して負荷が接続される電源供給経路において、開閉器の接点への突入電流を抑制する限流機能を有した限流ユニットを備え、限流ユニットは、複数の開閉器が該限流ユニットを共有するように設けられ、1台のブレーカに接続される電源側端子と、複数の開閉器の接点に接続される負荷側端子と、電源側端子と負荷側端子との間に挿入され開閉器の接点への突入電流を限流する限流要素とを備えることを特徴とする配線用保護装置。
  2. 前記負荷側端子は複数本の負荷端子片の組からなり、前記限流ユニットは複数の開閉器の接点に接続されるように複数組の負荷側端子を備え、各組の負荷側端子を構成する負荷端子片のうち同極性の負荷端子片はそれぞれ極性毎に設けた連結片から分岐し、限流要素を接続しない連結片には電源側端子となる電源端子片が連続していることを特徴とする請求項1記載の配線用保護装置。
  3. 前記限流要素が、自己発熱するとともに突入電流の通過時における発熱温度では高抵抗であり定常電流の通過時における発熱温度では低抵抗になる感温素子からなる限流素子を含むことを特徴とする請求項1記載の配線用保護装置。
  4. 前記限流要素が、前記限流素子に並列接続され前記開閉器の接点が投入された後であって突入電流が流れなくなってからオンにされるスイッチ要素と、スイッチ要素をオンにするタイミングを制御するタイミング制御回路とを備えることを特徴とする請求項3記載の配線用保護装置。
  5. ブレーカの負荷側に開閉器の接点を介して負荷が接続される電源供給経路において、開閉器の接点への突入電流を抑制する限流機能を有した限流ユニットを備え、電源は交流電源であり、開閉器はリレーであって、限流ユニットは、前記電源に接続される電源端子と、少なくとも1個のリレーに接続されリレー接点の開閉を指示するリレー端子と、電源端子に接続された電源の電圧位相を監視し突入電流を抑制する電圧位相でリレー接点をオンにする限流制御回路とを備えることを特徴とする配線用保護装置。
  6. 前記限流制御回路は、電源の電圧波形におけるゼロクロス点を監視し、ゼロクロス点でリレー接点がオンになるタイミングでリレー接点のオンを指示することを特徴とする請求項5記載の配線用保護装置。
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