JPH04289524A - 光学的情報記録再生装置 - Google Patents

光学的情報記録再生装置

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Publication number
JPH04289524A
JPH04289524A JP5500791A JP5500791A JPH04289524A JP H04289524 A JPH04289524 A JP H04289524A JP 5500791 A JP5500791 A JP 5500791A JP 5500791 A JP5500791 A JP 5500791A JP H04289524 A JPH04289524 A JP H04289524A
Authority
JP
Japan
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focus
error signal
servo
phase compensation
signal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5500791A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Suzuki
康浩 鈴木
Shizuo Nagata
永田 静男
Tsutomu Tabata
田畑 努
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP5500791A priority Critical patent/JPH04289524A/ja
Publication of JPH04289524A publication Critical patent/JPH04289524A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク上にデータ
を記録再生する追記型や再生専用型の光ディスク装置、
あるいは再書込み可能な光磁気ディスク装置等の光学的
情報記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の分野の技術としては、例
えば図2に示されるものがあった。以下、その構成を説
明する。
【0003】図2は、従来の光学的情報記録再生装置の
1つである光磁気ディスク装置の一構成例を示す構成ブ
ロック図である。
【0004】この光磁気ディスク装置は、例えばスピン
ドルモータ1で回転する光ディスク2の近傍に、光ピッ
クアップ3が設けられている。この光ピックアップ3は
、光ビームを光ディスク2上に照射し、その反射光より
、フォーカスサーボ制御用の検出信号FE及びトラッキ
ングサーボ制御用の検出信号TEを出力すると共に、光
ディスク2の記録情報の再生検出信号(図示しない)を
出力する機能を有している。光ピックアップ3は、アク
チュエータ3a、検出信号TEを出力するための2分割
型フォトディテクタ3b及び検出信号FEを出力するた
めの2分割型フォトディテクタ3cを備え、その内のア
クチュエータ3aは、フォーカシング用駆動コイル3a
−1、トラッキング用駆動コイル3a−2、及び光学ヘ
ッド3a−3で構成されている。
【0005】さらに、光ピックアップ3の出力側には、
サーボエラー信号生成回路4が接続されている。サーボ
エラー信号生成回路4は、フォトディテクタ3b,3c
にそれぞれ接続された差動増幅器4a,4bと、差動増
幅器4a,4bの出力側にそれぞれ接続された増幅器4
c,4dとで構成されている。そして、増幅器4dは、
位相補償部5を介してトラッキング駆動切換部6が接続
され、増幅器4cは、位相補償部7及びノッチフィルタ
8を介してフォーカシング駆動切換部9に接続されてい
る。各位相補償部5,7は、位相遅れ及び位相進みの補
償を行う回路であり、ノッチフィルタ8は、フォーカス
高次共振防止用の狭帯域フィルタで、フォーカスサーボ
信号F1を出力する働きを有している。そして、フォー
カシング駆動切換部9の出力側が、駆動部10を介して
フォーカシング用駆動コイル3a−1に接続され、トラ
ッキング駆動切換部6の出力側は、駆動部11を介して
トラッキング用駆動コイル3a−2に接続されている。 駆動部10,11は、フォーカシング駆動切換部9及び
トラッキング駆動切換部6からの出力信号を電圧/電流
変換して、フォーカシング駆動電流FI及びトラッキン
グ駆動電流TIを生成する回路である。
【0006】一方、増幅器4cの出力側が焦点引込み制
御部12を介してフォーカシング駆動切換部9に接続さ
れ、増幅器4dがアクセス制御部13及びジャンプ制御
回路14に接続されている。焦点引込み制御部12は、
コントロール部15からのフォーカスサーチ命令FCC
を受け、駆動切換制御部16を介して、フォーカシング
駆動切換部9への選択信号をフォーカスサーチ信号F2
とすることで焦点引込み動作であるフォーカスサーチを
行う機能を有し、アクセス制御部13は、コントロール
部15からのアクセス命令ACCを受け、駆動切換制御
部16を介してトラッキング駆動切換部6への選択信号
をアクセス信号T2とすることでトラック計測動作であ
るアクセス動作を制御する機能を有している。
【0007】さらに、焦点引込み制御部12及びジャン
プ制御回路14の各入力側にはそれぞれフォーカスサー
チ命令FCC、アクセス命令ACC、及びジャンプ命令
JCCを介してコントロール部15にそれぞれ接続され
ている。その上、焦点引込み制御部12、アクセス制御
部13、ジャンプ制御回路14の出力側が駆動切換制御
部16を介してトラッキング駆動切換部6及びフォーカ
シング駆動切換部9に接続され、アクセス制御部13の
出力側がトラッキング駆動切換部6に接続されている。 さらに、ジャンプ制御回路14の出力側がトラッキング
駆動切換部6及び駆動切換制御部16に接続されている
【0008】ジャンプ制御回路14は、コントロール部
15からのジャンプ命令JCCを受信してトラックジャ
ンプを制御する回路であり、ジャンプ切換タイミング部
14−1、ジャンプ切換制御部14−2、ジャンプ信号
生成部14−3及びディジタル/アナログ変換部14−
4(以下、D/A変換部という)で構成されている。ジ
ャンプ切換タイミング部14−1は、トラッキングエラ
ー信号TSを監視し、ジャンプ信号の加減速切換タイミ
ング及びジャンプ終了タイミングを生成する働きを有し
、ジャンプ切換制御部14−2はジャンプ命令JCCを
受け、駆動切換制御部16を制御し、トラッキング駆動
切換部6の選択信号をジャンプ信号とする機能を有して
いる。さらに、ジャンプ信号生成部14−3は、前記加
減速切換タイミングよりジャンプ信号を生成する機能が
あり、D/A変換部14−4は、ジャンプ信号をD/A
変換してアナログジャンプ信号T3を出力する機能があ
る。トラッキング駆動切換部6は、駆動切換制御部16
の制御によりトラッキングサーボ信号T1、アクセス信
号T2及びアナログジャンプ信号T3のいずれか1つを
選択する機能があり、フォーカシング駆動切換部9は、
駆動切換制御部16の制御により、フォーカスサーボ信
号F1及びフォーカスサーチ信号F2のいずれか1つを
選択する機能を有している。
【0009】このように構成される光ディスク装置は、
光学ヘッド3a−3からレーザー光を光ディスク2に照
射し、その光ディスク2で反射した反射光によりサーボ
制御用のフォーカスエラー信号FS及びトラッキングエ
ラー信号TSを生成する。これらの信号でフォーカスサ
ーボループ及びトラッキングサーボループを形成し、常
時一定の大きさに集光された光ビームを、光ディスク2
上のトラックに照射している。この光ディスク装置は、
光学ヘッド3a−3を所定の位置へ移動するためのジャ
ンプ制御機能が設けられている。ジャンプ制御は、アク
セス時における粗シーク動作後の密シーク動作で、光学
ヘッド3a−3を内周方向または外周方向の所定のトラ
ックへ1トラック、移動するようなときに実施される。
【0010】この様なジャンプ制御を行うために、コン
トロール部15からジャンプ制御回路14にジャンプ命
令JCCが出力されると、ジャンプ切換制御部14−2
は、駆動切換制御部16を介してトラッキング駆動切換
部6がジャンプ信号を選択するように制御する。その結
果、トラッキングサーボが停止され、オフサーボ状態と
なる。このトラックジャンプ時において、ジャンプ切換
タイミング部14−1は、トラッキングエラー信号TS
を監視し、トラックジャンプの加減速切換タイミング及
びジャンプ切換タイミングを生成する。ジャンプ信号生
成部14−3では、前記加減速切換タイミングよりジャ
ンプ信号を生成し、そのジャンプ信号をD/A変換部1
4−4がディジタル/アナログ変換してアナログジャン
プ信号T3としてトラッキング駆動切換部6へ出力する
。そして、トラックジャンプの終了タイミングとなった
時点で、ジャンプ信号生成部14−3は、アナログジャ
ンプ信号をゼロとする。その結果、トラッキング駆動切
換部6では、位相補償部5からのトラッキングサーボ信
号T1を選択し、本装置は、再びトラッキングサーボ状
態に戻り、オンサーボ状態となる。
【0011】図3は、従来の他の光学的情報記録再生装
置である光ディスク装置の構成ブロック図である。
【0012】この光ディスク装置が図2に示す装置と異
なる点は、ジャンプ制御回路14を除去した点にあり、
他の構成要素は同一である。フォーカスサーボ動作の前
に実施される焦点引込み動作を制御する機能を詳細する
ために、焦点引込み制御部12内の構成が明らかになっ
ている。即ち、焦点引込み制御部12は、焦点位置を検
出するためのゼロクロスディテクタ等からなる焦点検出
部12−1と、焦点引込み動作を制御するためのフォー
カスサーチ制御部12−2と、フォーカスサーチ制御部
12−2の制御によりフォーカスサーチ信号F2を生成
するフォーカスサーチ信号生成部12−3とで、構成さ
れている。
【0013】この光ディスク装置の焦点引込み時には、
コントロール部15からのフォーカスサーチ命令FCC
に従ってフォーカスサーチ制御部12−2が焦点引込み
動作の制御を行うため、フォーカスサーチ信号生成部1
2−3及び駆動切換制御部16へ制御信号を出力する。 その結果、フォーカスサーチ信号生成部12−3におい
て、光学ヘッド3a−3をフォーカシング方向に上下移
動させるフォーカスサーチ信号F2が生成され、フォー
カシング駆動切換部9は、駆動切換制御部16からの制
御によりフォーカスサーチ信号F2を選択し、駆動部1
0からのフォーカシング駆動電流FIにより光学ヘッド
3a−3がフォーカシング方向に移動する。
【0014】この光学ヘッド3a−3の移動により、サ
ーボエラー信号生成回路4で生成されたフォーカシング
エラー信号FSを焦点検出部12−1に入力することに
より焦点位置が検出され、焦点検出信号FDが出力され
る。この焦点検出信号FDを受けてフォーカスサーチ制
御部12−2はフォーカスサーチ信号F2を“0”の非
活性状態になるように制御し、同時にフォーカシング駆
動切換部9がフォーカスサーボ信号F1を選択すること
により焦点引込み動作が終了し、フォーカスサーボ動作
に移行する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の光学的情報記録再生装置では、次のような課題があ
った。
【0016】(1)トラックジャンプが開始されてトラ
ッキングサーボがオフサーボとなるトラックジャンプ開
始時において、光ディスク2の偏芯が大きいため、光学
ヘッド3a−3の位置誤差や初速度が零とはならず、無
視できないほど大きくなる。このため、光学ヘッド3a
−3のジャンプ位置誤差や終速度が大きくなり、トラッ
クジャンプを終了してオンサーボとしたときに、安定し
てトラッキングサーボに移行することができず、光学ヘ
ッド3a−3が安定するまでの整定時間が長びいてしま
う。これにより、光学ヘッド3a−3が振動したり、最
悪の場合はトラッキングサーボ状態に移行できず、暴走
したりするという問題があった。これは、上記の装置が
前述したような外乱を考慮せずにゲインを設定している
ことにより、外乱時にトラッキングループのゲインが不
足し、その結果、トラッキングサーボ状態への即応性が
不十分となるからである。
【0017】(2)焦点引込み動作からフォーカスサー
ボへの移行時に光ディスク2の面振れが大きかったり、
あるいは褶動型の光学ヘッド3a−3の場合にフォーカ
ス方向の軸受け部の摩擦等の非線形要素の影響があると
、光学ヘッド3a−3の光ディスク2に対する相対速度
がばらつき、設計時の典型的相対速度よりも大きくなっ
た場合、フォーカスサーボループのゲインが不足する。 その結果、フォーカスサーボへの移行の即応性が不十分
となり、安定にフォーカスサーボへ移行することができ
ず、整定時間が長引いてしまう。これにより、光学ヘッ
ド3a−3が振動したり、最悪の状態ではフォーカスサ
ーボ状態に移行できずにフォーカスはずれが発生したり
する等の問題があった。
【0018】本発明は前記従来技術の持っていた課題と
して、トラックジャンプ時からトラッキングサーボへの
移行が安定していない点、及び焦点引込み動作からフォ
ーカスサーボへの移行が安定していない点について解決
した光学的情報記録再生装置を提供するものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、前記課題
を解決するために、光ディスクにレーザ光を照射してそ
の反射光に基づき、フォーカスサーボ及びトラッキング
サーボを制御するための検出信号を出力する光ピックア
ップと、前記検出信号に基づきフォーカスエラー信号F
S及びトラッキングエラー信号TSを出力するサーボエ
ラー信号生成回路と、所定の位相補償定数で前記トラッ
キングエラー信号及びフォーカスエラー信号Sの位相補
償を行う位相補償回路と、前記位相補償回路の出力に基
づき、前記光ピックアップをフォーカス方向及びトラッ
キング方向に移動させるための駆動部と、前記光ピック
アップを外周方向または内周方向へトラックジャンプさ
せるためのジャンプ制御回路とを、備えた光学的情報記
録再生装置において、前記トラックジャンプ時から該ト
ラックジャンプを終了して前記トラッキングサーボに移
行した後の一定時間にわたり、定数切換信号を出力する
位相補償制御部と、前記定数切換信号に基づき、前記ト
ラッキングエラー信号における高周波帯域のゲイン及び
カットオフ周波数を所定値に上昇させるように前記位相
補償定数を切換える定数切換部とを、設けたものである
【0020】第2の発明では、光ディスクにレーザ光を
照射してその反射光に基づき、フォーカスサーボ及びト
ラッキングサーボを制御するための検出信号を出力する
光ピックアップと、前記検出信号に基づきフォーカスエ
ラー信号S及びトラッキングエラー信号を出力するサー
ボエラー信号生成回路と、所定の位相補償定数で前記ト
ラッキングエラー信号及びフォーカスエラー信号の位相
補償を行う位相補償回路と、前記位相補償回路の出力に
基づき、前記光ピックアップをフォーカス方向及びトラ
ッキング方向に移動させるための駆動部と、前記フォー
カスサーボ前の焦点引込み動作を制御するための焦点引
込み制御回路とを、備えた光学的情報記録再生装置にお
いて、前記焦点引込み動作時から該焦点引込み動作を終
了して前記フォーカスサーボに移行した後の一定時間に
わたり、定数切換信号を出力する位相補償制御部と、前
記定数切換信号に基づき、前記フォーカスエラー信号に
おける高周波帯域のゲイン及びカットオフ周波数を所定
値に上昇させるように前記位相補償定数を切換える定数
切換部とを、設けたものである。
【0021】
【作用】第1の発明は、以上のように光学的情報記録再
生装置を構成したので、位相補償制御部は、オフサーボ
状態にあるトラックジャンプ時から、該トラックジャン
プを終了してオンサーボ状態であるトラッキングサーボ
に移行した後の一定時間にわたり、定数切換信号を出力
する。その定数切換信号により、定数切換部は、トラッ
キングエラー信号における高周波帯域のゲイン及びカッ
トオフ周波数を所定値に上昇させるように位相補償回路
の位相補償定数を切換える。その後、再び定常のトラッ
キングサーボ用の定数に戻す。これにより、トラックジ
ャンプ時からトラッキングサーボ状態へ移行する即応性
が向上し、安定してトラッキングサーボに移行すること
ができる。
【0022】第2の発明では、焦点引込み動作により焦
点位置が検出されて焦点引込み動作が終了し、フォーカ
スサーボに移行する際、位相補償制御部は、焦点引込み
動作時から該焦点引込み動作が終了してフォーカスサー
ボに移行した後の一定時間にわたり、定数切換信号を出
力する。その定数切換信号により、定数切換部は、フォ
ーカシングエラー信号における高周波帯域のゲイン及び
カットオフ周波数を所定値に上昇させるように位相補償
回路の位相補償定数を切換える。その後、再び定常のフ
ォーカスサーボ用の定数に戻す。これにより、焦点引込
み動作時からフォーカスサーボへ移行する即応性が向上
し、安定してフォーカスサーボに移行することができる
。したがって、前記課題を解決できるのである。
【0023】
【実施例】図1は、本発明の第1の実施例を示す光学的
情報記録再生装置の1つである光磁気ディスク装置の構
成ブロック図であり、図2と共通の要素には同一の符号
が付されている。
【0024】この光磁気ディスク装置が、図2の従来装
置と異なる点は、位相補償制御部14−5及び定数切換
部5aを設けた点にあり、その他の構成要素である光ピ
ックアップ3、サーボエラー信号生成回路4、位相補償
部5,7、トラッキング駆動切換部6、ノッチフィルタ
8、フォーカシング駆動切換部9、駆動部10,11、
、焦点引込み制御部12、アクセス制御部13、ジャン
プ制御回路14、コントロール部15、及び駆動切換制
御部16は、同一構成である。
【0025】位相補償制御部14−5は、ジャンプ切換
タイミング部14−1からのジャンプ終了タイミングを
受けて、一定時間を計測するためのタイマまたはカウン
タを有し、トラックジャンプ時及び前記一定時間に渡っ
て位相補償部5の定数を切換えるための定数切換制御信
号を出力する機能を有している。定数切換部5aは、位
相補償制御部14−5からの定数切換信号CHを受けて
、位相補償部5の位相補償定数を切換える機能を有して
いる。
【0026】図4は、図1中の位相補償部5及び定数切
換部5aの一例を示す回路図である。
【0027】位相補償部5は、トラッキングエラー信号
TS入力用の入力端子5−1に接続されたインピーダン
スブロックZ1と、該インピーダンスブロックZ1の出
力を逆相入力側(−)に入力すると共に正相入力側(+
)が接地されている演算増幅器5−2と、該演算増幅器
5−2の逆相入力側(−)に並列接続され位相補償定数
を構成するインピーダンスブロックZ2,Z3とで構成
されている。そして、演算増幅器5−2の出力側には、
トラッキングサーボ信号T1出力用の出力端子5−3を
介してトラッキング駆動切換部6が接続されると共に、
定数切換部5aを介してインピーダンスブロックZ2,
Z3に接続されている。この定数切換部5aはアナログ
スイッチ等で構成され、通常、例えばインピーダンスブ
ロックZ2側に接続されているが、定数切換信号CHが
入力されれば、インピーダンスブロックZ3側に切換接
続されるようになっている。インピーダンスブロックZ
1,Z2,Z3の一構成例を示す回路図が図5に示され
、直列接続された抵抗R1とキャパシタC1とが抵抗R
2の両端に並列接続されている。
【0028】以上のように構成される光磁気ディスク装
置の動作を図6及び図7(a),(b)を参照しつつ説
明する。なお、図6は図1のトラックジャンプ時のタイ
ミングチャート、及び図7(a),(b)はトラッキン
グサーボ系のオープンループ伝達特性を示す特性図であ
り、同図(a)はトラッキングサーボ系のゲイン特性を
対数表示で示す図、同図(b)は位相特性図である。
【0029】光学ヘッド3a−3より出射した光ビーム
は、光ディスク2面上に集束される。光ディスク2から
の反射光は光学ヘッド3a−3を通り、その一部がトラ
ッキング用に、残りがフォーカス用に分光される。トラ
ッキング用の反射光は、フォトディテクタ3cに導かれ
、そのフォトディテクタ3cによりトラッキングサーボ
制御用の検出信号TEが出力され、さらに検出信号TE
が差動増幅器4a及び増幅器4cを通過してトラッキン
グエラー信号TSが生成される。一方、フォーカス用の
反射光は、フォトディテクタ3bに導かれ、そのフォト
ディテクタ3bによりフォーカスサーボ制御用の検出信
号FEが出力され、該検出信号FEが差動増幅器4a及
び増幅器4cを通過してフォーカスエラー信号FSが生
成される。そして、トラッキングエラー信号TSは、位
相補償部により位相の遅れ進みの補償が行なわれた後、
トラッキング駆動切換部6を介して駆動部11に入力さ
れる。駆動部11では、トラッキング駆動電流TIを駆
動コイルに出力し、光ヘッド3a−3をトラッキング方
向に駆動させる。フォーカスエラー信号FSは、位相補
償部7により位相の遅れ進みの補償が行なわれ、ノッチ
フィルタ8及びフォーカシング駆動切換部9を介して駆
動部10に入力される。駆動部10では、フォーカシン
グ駆動電流FIを駆動コイル3a−1に出力し、光ヘッ
ド3a−3をフォーカシング方向に駆動させる。このよ
うにして、トラッキングサーボ及びフォーカスサーボが
行われる。
【0030】コントロール部15から焦点引込み制御部
12へフォーカスサーチ命令FCCが発信されると、焦
点引込み制御部12は、駆動切換制御部16を介してフ
ォーカシング駆動切換部9への選択信号をフォーカス信
号F2とすることでフォーカスサーチを行う。また、ア
クセス制御部13は、コントロール部15からアクセス
命令ACCを受けると、駆動切換制御部16を制御して
トラッキング駆動切換部6への選択信号をアクセス信号
T2とし、トラック計測動作であるアクセス動作を制御
する。
【0031】続いて、トラックジャンプ時の動作を説明
する。
【0032】ジャンプ切換制御部14−2がコントロー
ル部15からのジャンプ命令JCCを受信すると、ジャ
ンプ切換制御部14−2は、駆動切換制御部16を介し
てトラッキング駆動切換部6がアナログジャンプ信号T
3を選択するように制御する。すると、トラッキングサ
ーボが停止される。このトラックジャンプ時において、
ジャンプ切換タイミング部14−1は、トラッキングエ
ラー信号TSを監視し、図6に示すようにアナログジャ
ンプ信号T3の加減速切換タイミングとトラックジャン
プの開始または終了のジャンプ切換タイミングとを示す
切換タイミング信号JTをジャンプ切換制御部14−2
を介してジャンプ信号生成部14−3へ出力する。ジャ
ンプ切換制御部14−2では、切換タイミング信号JT
を受けてトラッキング駆動信号JTを駆動切換制御部1
6へ出力すると同時に、ジャンプ信号生成部14−3で
はジャンプ信号JSを生成し、D/A変換部14−4は
このジャンプ信号JSをD/A変換して図6に示すよう
なアナログジャンプ信号T3をトラッキング駆動切換部
6へ出力する。位相補償制御部14−5は、切換タイミ
ング信号JTの終了を示すパルスを入力した後、タイマ
によって一定時間Δt(例えば1ms)を計測し、この
一定時間Δtにトラックジャンプ時の時間を加えた期間
、例えば“L”レベルの定数切換信号CHを定数切換部
5aへ出力する。定数切換部5aが位相補償制御部14
−5からの定数切換信号CHを受信すると、トラックジ
ャンプが実行される直前までは、演算増幅器5−2の出
力側が例えばインピーダンスブロックZ2側に接続され
ていたものが、インピーダンスブロックZ3側に接続さ
れるように切換えられ、その定数切換信号CHを受信し
ている間、その接続状態が維持される。
【0033】このようにして、位相補償部5の位相補償
定数が変更されると、図7(a)に示すように、トラッ
キングサーボ時には、オープンループ伝達特性が実線S
1のように位相補償が施されていていたものが、トラッ
クジャンプ時になって定数切換信号CHが出力されてい
る間は、破線S2のようにトラッキングエラー信号TS
の高周波帯域のゲインが高められて抑圧比が向上し、し
かもカットオフ周波数がfC1からfC2へ上昇する。 但し、この場合、図7(b)に示すように、位相余裕が
Δθ1からΔθ2になって減少するため、この点を考慮
して定数切換信号CHが出力される期間は長くとらずに
適切な値に設定する。そして、その期間が終了となった
タイミングで、位相補償制御部14−5からの定数切換
信号CHが“H”レベルとなり、定数切換部5aの接続
状態がインピーダンスブロックZ2側へ切換えられる。 その結果、位相補償定数は再び定常のトラッキングサー
ボ用の値に戻される。
【0034】本実施例では、トラックジャンプ時から該
トラックジャンプを終了してトラッキングサーボに移行
した後の一定時間にわたり、トラッキングサーボ系の位
相補償を切換えてトラッキングエラー信号TSの高周波
帯域のゲインを高め、しかもカットオフ周波数を上昇す
るようにしたので、従来のように、ゲイン不足によって
光学ヘッド3a−3が振動したり、暴走したりすること
がなく、安定してトラッキングサーボへの移行ができる
【0035】図8は、本発明の第2の実施例の光学的情
報記録再生装置である光ディスク装置の構成ブロック図
であり、図3と共通の要素には同一の符号が付されてい
る。この光磁気ディスク装置が図3の従来装置と異なる
点は、位相補償制御部17及び定数切換部7aを設け、
さらにフォーカスサーチ制御部12−2を異なる構成に
した点であり、その他の構成要素である光ピックアップ
3、サーボエラー信号生成回路4、位相補償回路を構成
する位相補償部5,7、トラッキング駆動切換部6、ノ
ッチフィルタ8、フォーカシング駆動切換部9、駆動部
10,11、焦点引込み制御部12、アクセス制御部1
3、コントロール部15、駆動切換制御部16、及び焦
点検出部17は、同一構成である。
【0036】フォーカスサーチ制御部12−2は、従来
装置と同様にコントロール部15からのフォーカスサー
チ命令FCCを受け、焦点引込み動作の制御を行うため
にフォーカスサーチ信号生成部12−3及び駆動切換制
御部16へ制御信号を出力すると同時に、位相補償制御
部17へ焦点引込み動作の開始タイミングを伝える機能
を有し、さらに焦点検出部12−1からの焦点検出信号
FDを受けるタイミングで焦点引込み動作の終了タイミ
ングを伝える機能を有している。位相補償制御部17は
、フォーカスサーチ制御部12−2からの前記終了タイ
ミングから一定時間ΔTを計測するためのタイマを有し
、焦点引込み時及び前記一定時間ΔTに渡って位相補償
部7の定数を切換えるための定数切換信号CHを出力す
る機能を有している。定数切換部7aは、位相補償制御
部17からの定数切換信号CHを受けて、位相補償部7
の位相補償定数を切換える機能を有している。
【0037】さらに、図8中の位相補償部7、定数切換
部7a及び定数切換部7aのインピーダンスブロックZ
1,Z1,Z3の構成は、図4及び図5に示す第1の実
施例の回路例と同一である。但し、インピーダンスブロ
ックZ1の入力側にはフォーカスエラー信号TSが接続
され、演算増幅器の出力側にはノッチフィルタ8が接続
されている。
【0038】次に、図9及び図10(a),(b)を参
照しつつ動作を説明する。図9は図8の焦点引込み動作
のタイミングチャート、及び図10(a),(b)はフ
ォーカスサーボ系のオープンループ伝達特性を示す特性
図であり、同図(a)はフォーカスサーボ系のゲイン特
性を対数表示で示す図、同図(b)は位相特性図である
【0039】この光ディスク装置は、第1の実施例と同
様のトラッキングサーボ及びフォーカスサーボ動作を行
い、さらに次のような焦点引込み動作を行う。
【0040】まず、電源投入後の初期状態からコントロ
ール部15がフォーカスサーチ命令FCCを発した時刻
T1の時点において、フォーカスサーチ制御部12−2
は、フォーカスサーチ信号生成部12−3及び駆動切換
制御部16へ制御信号を出力すると同時に、位相補償制
御部17へ焦点引込み動作の開始タイミングを伝達する
。すると、フォーカスサーチ信号生成部12−3から光
学ヘッド3a−3をフォーカシング方向に上下移動させ
るためのフォーカスサーチ信号F2が生成され、フォー
カシング駆動切換部9は、駆動切換制御部16からの切
換信号FCを受けてフォーカスサーチ信号F2を選択す
る。その結果、駆動部10からの駆動電流FIにより光
学ヘッド3a−3は、フォーカシング方向に駆動され、
焦点位置FPより離れた位置から焦点位置FPに近づい
ていく。
【0041】一方、フォーカスサーチ制御部12−2か
ら焦点引込み動作の開始タイミングを受けた位相補償制
御部17は、定数切換部7aへ図9に示すように“L”
レベルの定数切換信号CHを出力する。その定数切換信
号CHにより、定数切換部7aは、例えばインピーダン
スブロックZ3側へアナログスイッチを切換えて位相補
償定数を変更する。
【0042】光学ヘッド3a−3のフォーカシング方向
の移動により、サーボエラー信号生成回路4において生
成されたフォーカシングエラー信号FSが、焦点検出部
12−1内のゼロクロスディテクタに入力され、図9に
示すように焦点位置FPが検出される(時刻T2)。そ
の結果、焦点検出部12−1からフォーカスサーチ制御
部12−2へ焦点検出信号FDが出力される。焦点検出
信号FDを受けたフォーカスサーチ制御部12−2は、
切換信号FCが“L”レベルから“H”レベルとなるよ
うに駆動切換制御部16を制御すると同時に、フォーカ
スサーチ信号生成部12−3を制御してフォーカスサー
チ信号F2を“0”に戻す。これにより、フォースカシ
ング駆動切換部9は、焦点検出信号FDが出力される時
刻T2前において、フォーカスサーチ信号F2を選択し
ていたが、時刻T2以降はフォーカスサーボ信号F1を
選択する。これで、焦点引込み動作は終了してフォーカ
スサーボ動作に移行する。
【0043】ところで、焦点引込み動作からフォーカス
サーボ動作へ移行した後も、定数切換信号CHは、一定
時間ΔTだけ“L”レベルを保持する。即ち、焦点検出
信号FDを受けたフォーカスサーチ制御部12−2が、
位相補償制御部17に対して焦点引込み動作の終了タイ
ミングを伝達すると、位相補償制御部17内のタイマが
、その終了タイミングを受けて一定時間ΔTを計測し、
その一定時間ΔTと時刻T1〜T2間の焦点引込み時と
を加えた時間(定数切換期間)にわたり、定数切換信号
CHがL”レベル状態となる。これにより、フォーカス
サーボ動作へ移行後の一定時間ΔTにおいても、焦点引
込み動作時と同様に位相補償部7の位相補償定数が変更
される。
【0044】このようにして、位相補償部7の位相補償
定数が変更されると、図10(a)に示すように、フォ
ーカスサーボ時には、オープンループ伝達特性が実線S
10のように位相補償が施されているが、焦点引込み時
になって定数切換信号CHが出力されている前記定数切
換期間では、破線S20のようにフォーカスエラー信号
FSの高周波帯域のゲインが高められて抑圧比が向上し
、しかもカットオフ周波数がfC10からfC20へ上
昇する。但し、この場合、第1の実施例と同様に、図1
0(b)に示すように、位相余裕がΔθ10からΔθ2
0になって減少するため、前記定数切換期間は長くとら
ず適切な値に設定する。そして、この期間が終了となっ
たタイミングで、定数切換信号CHが“H”レベルに戻
り、位相補償定数は再び定常のフォーカスサーボ用の値
に戻される。
【0045】本実施例では、焦点引込み時から該焦点引
込み動作を終了してフォーカスサーボに移行した後の一
定時間にわたり、フォーカスサーボ系の位相補償を切換
え、フォーカスエラー信号FSの高周波帯域のゲインを
高め、しかもカットオフ周波数を上昇するようにしたの
で、従来のように、光学ヘッド3a−3が振動したり、
フォーカスはずれを発生させたりすることがなく、安定
してフォーカスサーボへの移行ができる。
【0046】なお、本発明は、図示の実施例に限定され
ず、種々の変形が可能である。例えば、その変形例とし
て次のようなものがある。
【0047】(1)第1の実施例では、切換タイミング
信号JTは、トラッキングエラー信号TSのゼロクロス
検出を行ってトラッキングジャンプの開始時、加減速切
換時、及び終了時の各タイミングを生成しているが、こ
れに限定されず、例えばクロストラック信号等を用いて
タイミング生成してもよい。(2)第1の実施例では位
相補償制御部14−5をジャンプ制御回路14内に設け
たが、ジャンプ制御回路14の外部に設けるように構成
することも可能である。(3)第1及び第2の実施例で
は、タイマを用いて一定時間Δt,ΔTを計測したが、
例えばカウンタ等で計測してもよい。
【0048】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、トラックジャンプ時から該トラックジャンプ
を終了してトラッキングサーボに移行した後の一定時間
にわたり、トラッキングサーボ系の位相補償を切換えて
、定数切換信号によりトラッキングエラー信号の高周波
帯域のゲインを高め、しかもカットオフ周波数を上昇す
るようにしたので、トラックジャンプ時からトラッキン
グサーボへの移行の即応性が向上し、従来のように、光
学ヘッドが振動したり、暴走したりすることがなく、安
定してトラッキングサーボへの移行ができる。
【0049】第2の発明によれば、焦点引込み時から該
焦点引込み動作を終了してフォーカスサーボに移行した
後の一定時間にわたり、定数切換信号によりフォーカス
サーボ系の位相補償を切換えて、フォーカスエラー信号
の高周波帯域のゲインを高め、しかもカットオフ周波数
を上昇するようにしたので、第1の発明と同様に光学ヘ
ッドが振動したり、フォーカスはずれを発生させたりす
ることがなく、安定してフォーカスサーボへの移行がで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す光学的情報記録再
生装置の構成ブロック図である。
【図2】従来の光学的情報記録再生装置の構成ブロック
図である。
【図3】従来の他の光学的情報記録再生装置の構成ブロ
ック図である。
【図4】図1中の位相補償部及び定数切換部の一例を示
す回路図である。
【図5】図4中のインピーダンスブロックの一構成例を
示す回路図である。
【図6】図1のトラックジャンプ時のタイミングチャー
トである。
【図7】トラッキングサーボ系のオープンループ伝達特
性を示す特性図であり、同図(a)はトラッキングサー
ボ系のゲイン特性を対数表示で示す図、同図(b)は位
相特性図である。
【図8】本発明の第2の実施例の光学的情報記録再生装
置の構成ブロック図である。
【図9】図8の焦点引込み動作のタイミングチャートで
ある。
【図10】フォーカスサーボ系のオープンループ伝達特
性を示す特性図であり、同図(a)はフォーカスサーボ
系のゲイン特性を対数表示で示す図、同図(b)は位相
特性図である。
【符号の説明】
2  光ディスク 3  光ピックアップ 4  サーボエラー信号生成回路 FS  フォーカスエラー信号 TS  トラッキングエラー信号 5,7  位相補償部 10,11  駆動部 14  ジャンプ制御回路 CH  定数切換信号 14−5,17  位相補償制御部 5a,7a  定数切換部 12  焦点引込み制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  光ディスクにレーザ光を照射してその
    反射光に基づき、フォーカスサーボ及びトラッキングサ
    ーボを制御するための検出信号を出力する光ピックアッ
    プと、前記検出信号に基づきフォーカスエラー信号及び
    トラッキングエラー信号を出力するサーボエラー信号生
    成回路と、所定の位相補償定数で前記トラッキングエラ
    ー信号及びフォーカスエラー信号の位相補償を行う位相
    補償回路と、前記位相補償回路の出力に基づき、前記光
    ピックアップをフォーカス方向及びトラッキング方向に
    移動させるための駆動部と、前記光ピックアップを外周
    方向または内周方向へトラックジャンプさせるためのジ
    ャンプ制御回路とを、備えた光学的情報記録再生装置に
    おいて、前記トラックジャンプ開始時から該トラックジ
    ャンプを終了して前記トラッキングサーボに移行した後
    の一定時間にわたり、定数切換信号を出力する位相補償
    制御部と、前記定数切換信号に基づき、前記トラッキン
    グエラー信号における高周波帯域のゲイン及びカットオ
    フ周波数を所定値に上昇させるように前記位相補償定数
    を切換える定数切換部とを、設けたことを特徴とする光
    学的情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】  光ディスクにレーザ光を照射してその
    反射光に基づき、フォーカスサーボ及びトラッキングサ
    ーボを制御するための検出信号を出力する光ピックアッ
    プと、前記検出信号に基づきフォーカスエラー信号及び
    トラッキングエラー信号を出力するサーボエラー信号生
    成回路と、所定の位相補償定数で前記トラッキングエラ
    ー信号及びフォーカスエラー信号の位相補償を行う位相
    補償回路と、前記位相補償回路の出力に基づき、前記光
    ピックアップをフォーカス方向及びトラッキング方向に
    移動させるための駆動部と、前記フォーカスサーボ前の
    焦点引込み動作を制御するための焦点引込み制御回路と
    を、備えた光学的情報記録再生装置において、前記焦点
    引込み動作開始時から該焦点引込み動作を終了して前記
    フォーカスサーボに移行した後の一定時間にわたり、定
    数切換信号を出力する位相補償制御部と、  前記定数
    切換信号に基づき、前記フォーカスエラー信号における
    高周波帯域のゲイン及びカットオフ周波数を所定値に上
    昇させるように前記位相補償定数を切換える定数切換部
    とを、設けたことを特徴とする光学的情報記録再生装置
JP5500791A 1991-03-19 1991-03-19 光学的情報記録再生装置 Withdrawn JPH04289524A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05334696A (ja) * 1992-05-29 1993-12-17 Victor Co Of Japan Ltd アクセス制御装置
US5715218A (en) * 1995-08-03 1998-02-03 Fujitsu Limited Pickup control method and apparatus, and disk unit with gain control during power save mode

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