JPH0428951A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、空気調和機の制御装置に関し、特に複数の空
気調和機を選択的に制御するようにした制御装置に関す
るものである。

〔従来の技術〕

従来、ワンフロアまたは一室において業務を行うような
小規模の設計事務所等の特に騒音を問題にする環境にお
いては、室内に大型のパッケージ型エアコンを持ち込む
ことはできず、複数のスプリット型空気調和機を同一フ
ロアまたは同室の各セクション毎に設置し、各セクショ
ンの必要に応じて、それぞれ個別に運転する方法が取ら
れている。

近来、スプリット型空気調和機は、殆どワイヤーレスリ
モコンにより制御される構造となり、同一メーカー同一
機種の空気調和機には同一コードの赤外線信号が付与さ
れているため、近接して複数台取付けられた場合には、
リモコンの制御信号が対象としている空気調和機以外に
も到達して動作し、不必要な運転開始や設定温度の変更
等を生じる誤動作の問題が発生していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明は、上記従来の技術の問題点に鑑みなされたもの
で、同一メーカー同一機種の空気調和機が同一フロアま
たは同室で複数台使用される状態においても、−個のリ
モコン装置により各空気調和機を選択して個別に制御で
きる空気調和機を提供することを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、各空気調和機の本体制御部
に機体番号を設定する機体番号設定スイッチと、同機体
番号設定スイッチにより設定された機体番号をリモコン
装置に送信する本体送信部と、リモコン装置から送られ
てくる機体番号を含む信号を受信する本体受信部と、リ
モコン装置から送られてくる機体番号と予じめ設定され
た機体番号とを比較する比較回路とを設け、上記リモコ
ン装置の制御部に機体番号を含む制御信号を送信する送
信部と、空気調和機から送られてくる機体番号を受信す
る受信部と、該受信部を受信状態に切り換える受信スイ
ッチと、空気調和機から送られてくる機体番号を記憶す
る記憶部と、該記憶部に記憶された機体番号を選択する
機体番号選択スイフチとを設け、上記受信スイッチのセ
ット時に各空気調和機から機体番号を受信して記憶部に
登録し、選択した機体番号の空気調和機に対して、リモ
コン装置の操作キースイッチにより同機体番号を含む制
御信号を生成して送信し、個別に運転制御するようにし
た。

〔作用〕

上記の構成によれば、空気調和機の本体制御部に機体番
号を設定し登録する機体番号設定スイッチと本体送信部
を、リモコン装置にリモコン受信部と受信スイッチを設
け、受信スイッチがセットされている時に、各空気調和
機の本体制御部から機体番号をコード化して送信してリ
モコン装置に登録し、リモコン装置の操作キースイッチ
により上記機体番号を含む制御信号を生成して送信し、
制御信号を受信した空気調和機は、リモコン制御部に設
定された機体番号と送られた機体番号を比較し、一致し
た場合にのみ制御可能として動作することにより、対象
の空気調和機を個別に制御することができる。

〔実施例〕

本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。

第１図および第２図にブロック図により示すように、空
気調和ｍｌの前面には、本体操作スイッチ２、リモコン
装置３からの赤外線信号を受信する本体受信部４、機体
番号設定スイッチ５、リモコン装置３へ赤外線信号を送
信する本体送信部６が配設されている。

一方、リモコン装置３には前面に赤外線信号を送信する
リモコン送信部７と赤外線信号を受信するリモコン受信
部８が、上面にリモコン装置３を受信状態にする受信ス
イッチ９と空気調和機ｌを制御信号により操作するリモ
コン操作キースイッチ１０と操作状態を表示する液晶表
示部１１と機体番号選択スイッチ１２が設けられている
。

空気調和機ｌには、ＣＰＵと記憶部からなる本体制御部
１３が設けられ、機体番号設定スイッチ５により機体番
号を入力し、本体操作スイッチ２により制御条件を設定
して、内蔵する記憶部に記憶し、ＣＰＵにより空気調和
機１の運転を制御している。

同時に設定された機体番号を記憶部から呼び出し、リモ
コン送信部７により赤外線信号としてリモコン装置に送
り、リモコン装置３のリモコン制御部１４に登録する。

また、リモコン装置３からの機体番号を含む制御信号を
本体受信部４で受信し、本体制御部１３に入力して、送
信された制御信号の機体番号を設定された機体番号と比
較する比較回路により判断して、一致すれば制御信号を
取り入れて制御条件を設定し、ＣＰＵにより空気調和機
１の運転を制御している。

一方、リモコン装置３には、空気調和機１からの機体番
号等の制御信号を受信するリモコン受信部９と、リモコ
ン操作キースイッチ１０により制御信号を生成するリモ
コン制御部１４と、機体番号選択スイッチ１２により制
御する対象の空気調和機１を選択して、機体番号を含む
制御信号を対象の空気調和機１に向けて送信するリモコ
ン送信部７が設けられ、リモコン制御部１４には、複数
の機体番号および制御条件を記憶する記憶部と、ＣＰＵ
から構成されている。

第４図に制御信号のフローチャートにより示すように、
予じめ複数の空気調和機１に対して夫々機体番号を設定
し、夫々の空気調和機１において機体番号設定スイッチ
５により機体番号を本体制御部１３に登録しく２１）　
、本体制御部１３の赤外線信号生成回路（図示せず）に
より機体番号をコード化して（２２）　、本体送信部６
から機体番号をリモコン装置３に送信する（２３）。

リモコン装置側では、受信スイッチ９をセットして受信
可能状態としく２４）　、本体送信部６からの赤外線信
号を受信しく２５）　、リモコン制御部１４に登録する
（２６）。

受信スイッチ９は、押しボタン式でボタンが押されてい
る間だけ受信可能状態とするか、または一定時間の経過
により自動に復帰する機構とし、リモコン装置３のリモ
コン制御部１４に不要な情報が入らないようにしている
。

リモコン装置３により対象とする空気調和機１を起動し
室内を所定の空調条件にするために、リモコン装置３に
設けられた機体番号選択スイッチ１２により対象とする
空気調和機１の機体番号を選択し、操作キースイッチ１
０により、各空気調和機１の制御条件をリモコン制御部
１４に入力しく２７）、機体番号を含む制御信号を、リ
モコン制御部１４の赤外線信号生成回路（図示せず）に
より生成して（２８）　、リモコン送信部７より対象の
空気調和機１に送信する（２９）。

制御信号のフォーマットは第３図に一例を示すように、
信号の割り込み指示と最終ビットで制御信号の開始を指
示するリーダーコード、対象とする機器やメーカーを示
すカスタムコード、運転のオンオフや運転モードおよび
タイマ時間設定等の制御を指示する制御データコード、
機体番号コードの順に構成されている。

空気調和機側では、送られた制御信号を受信しく３０）
　、制御信号のリーダーコードにより割り込みの発生を
検出して、カスタムコードと制御のデータコードおよび
機体コードを本体制御部１３に取り込み、機体番号コー
ドが機体番号設定スイッチ５により本体制御部１３に登
録された機体番号と一致しているかを判断しく３１）、
一致している場合にカスタムコードと制御のデータコー
ドを取り込み（３２）　、制御のデータコードに従い対
象の空気調和機１の運転を制御する（３３）。

以上のように、対象とする空気調和機から、機体番号を
設定し赤外線信号により直接リモコン装置３に登録する
ことにより、対象とする空気調和機ｌの配置と室内の環
境条件を結びつけることが容易になり、空気調和機１の
効果的な運転制御を行うことができる。

上述の例においては、空気調和機側からの情報は、機体
番号のみに限定されているが、第５図にフローチャート
で示すように、リモコン装置３がら対象とする空気調和
機１の機体番号を機体番号選択スイッチ５によりセント
しく３５）　、対象とする空気調和機ｌの本体制御部１
３に記憶されている制御条件データを呼び出して、リモ
コン装置３に返送する問い合わせ制御信号を生成して（
３６）、機体番号とともに対象とする空気調和機１に送
り（３７）　、対象とする空気調和機１では機体番号と
問い合わせ制御信号を受信しく３８）、機体番号を本体
制御部１４に登録されている機体番号と照合しく３９）
　、合致している場合には本体制御部１３に記憶されて
いる制御条件データを呼び出して信号化して（４０）　
、リモコン装置３に返送する（４１）。

リモコン装置３では、受信した制御条件データをリモコ
ン制御部１４に記憶しく　４２．４３）、対象とする空
気調和機１の再起動時に制御信号としたり、必要に応じ
て変更データを取り込んで制御条件を変えて（４４）　
、対象とする空気調和機１に送り（４５，４６）、対象
とする空気調和機１側では同様に機体番号を確認し合致
している場合に（４７，４８）、本体制御部１３の制御
条件データを更新して（４９）、適正な空気調和機１の
制御運転を行う（５０）ようにすることができる。

〔発明の効果〕

以上のように本発明においては、空気調和機とリモコン
装置に機体コードを設定する機体番号スイッチを設け、
複数の空気調和機にそれぞれ機体番号を設定し、リモコ
ン装置から対象の空気調和機に対して制御信号を送るこ
とにより、同一フロア−または同一室内に配置された複
数の空気調和機から対象の空気調和機のみを運転制御す
ることができ、同一フロア−または同一室内の各セクシ
ョン毎に最適な空調環境を作ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は構成を示す斜視図、第２図は同ブロック図、第
３図は制御信号のフォーマット、第４図は送信および受
信プログラムのフローチャート、第５図は他の実施例の
フローチャートである。 図中、１は空気調和機、２は本体操作スイッチ、３はリ
モコン装置、４は本体受信部、５は機体番号設定スイッ
チ、６は本体送信部、７はリモコン送信部、８はリモコ
ン受信部、９は受信スイッチ、１０はリモコン操作キー
スイッチ、１１は液晶表示畝１２は機体番号選択スイッ
チ、１３は本体制御部、１４はリモコン制御部である。 特許出願人　　　　　株式会社冨士通ゼネラル第 図 第 図 見ぢし１１通 ！膣廚虜澗 第 図 隻乱しり１彊 ！腹紺損Ｉ 第 図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）同一室内に赤外線リモコン装置にて制御される複
   数の空気調和機を設置したものにおいて、各空気調和機
   の本体制御部に機体番号を設定する機体番号設定スイッ
   チと、同機体番号設定スイッチにより設定された機体番
   号をリモコン装置に送信する本体送信部と、リモコン装
   置から送られてくる機体番号を含む信号を受信する本体
   受信部と、リモコン装置から送られてくる機体番号と予
   じめ設定された機体番号とを比較する比較回路とを設け
   、上記リモコン装置の制御部に機体番号を含む制御信号
   を送信する送信部と、空気調和機から送られてくる機体
   番号を受信する受信部と、該受信部を受信状態に切り換
   える受信スイッチと、空気調和機から送られてくる機体
   番号を記憶する記憶部と、該記憶部に記憶された機体番
   号を選択する機体番号選択スイッチとを設け、上記受信
   スイッチのセット時に各空気調和機から機体番号を受信
   して記憶部に登録し、選択した機体番号の空気調和機に
   対して、リモコン装置の操作キースイッチにより同機体
   番号を含む制御信号を生成して送信し、個別に運転制御
   するようにしてなることを特徴とする空気調和機の制御
   装置。
2. （２）上記リモコン装置の制御部より選択された空気調
   和機に、機体番号と制御設定状態をモニターして送信さ
   せる制御信号を送信し、該空気調和機の本体制御部に記
   憶された制御設定状態を送信してリモコン制御部の記憶
   部に記憶し、リモコン装置の操作キースイッチにより制
   御設定内容を変更し、機体番号を含む制御信号を生成し
   て送出し、該空気調和機を個別に運転制御するようにし
   てなることを特徴とする請求項（１）記載の空気調和機
   の制御装置。