JPH04289080A - 連続ねじ締付機 - Google Patents

連続ねじ締付機

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Publication number
JPH04289080A
JPH04289080A JP3080981A JP8098191A JPH04289080A JP H04289080 A JPH04289080 A JP H04289080A JP 3080981 A JP3080981 A JP 3080981A JP 8098191 A JP8098191 A JP 8098191A JP H04289080 A JPH04289080 A JP H04289080A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driver bit
case
main body
screw
drive shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP3080981A
Other languages
English (en)
Inventor
Fusao Fushiya
伏屋 房男
Hideki Tanaka
秀樹 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Makita Corp
Original Assignee
Makita Corp
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Filing date
Publication date
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Priority to JP3080981A priority Critical patent/JPH04289080A/ja
Publication of JPH04289080A publication Critical patent/JPH04289080A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はねじ連結帯に取り付け
られた各ねじを連続的に送り出してねじ込みを行うため
の連続ねじ締付機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の連続ねじ締付機は、駆
動モータを内蔵する本体と、この本体から突出するとと
もに駆動モータにより回転駆動されるドライバビット駆
動軸と、ドライバビット駆動軸を取り囲んで前記本体に
取り付けられたケースと、該ケースの内部に配置されて
ねじ連結帯の各ねじをドライバビット駆動軸に取り付け
られるドライバビットによるねじ締付位置へ順次送り出
すねじ供給装置とを有して構成されている。
【0003】ところで、このような連続ねじ締付機にお
いては、例えば実公昭第63−17660号公報におい
ては本体とケースとは同一軸線に配置した構造が採用さ
れており、このような構造では、連続ねじ締付機の全長
が長くなって操作性が悪く、ねじ込み作業を円滑に行え
ない欠点を有していた。
【0004】このため、特公昭第62−6955号公報
では本体とケースとを上下位置を異ならせて並列状に配
置した構造が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、後者の
構造の連続ねじ締付機にあっても、ワークに対するドラ
イバビットの押し当て操作の関係上、把持部をドライバ
ビット駆動軸と同一軸線上に配置する必要が有るため、
必然的に把持部はドライバビット駆動軸から離れた本体
の後部に配置され、このため把持部とドライバビット駆
動軸に保持されるドライバビットの間の距離が長くなっ
て以前として操作性が悪い欠点を有していた。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題を解
決するため、本発明の連続ねじ締付機は駆動モータを内
蔵する本体と、この本体から突出するとともに前記駆動
モータにより回転駆動されるドライバビット駆動軸と、
前記ドライバビット駆動軸を取り囲んで前記本体に取り
付けられたケースと、該ケースの内部に配置されてねじ
連結帯の各ねじを前記ドライバビット駆動軸に取り付け
られるドライバビットによるねじ締付位置へ順次送り出
すねじ供給装置とを有する連続ねじ締付機であって、前
記ドライバビット駆動軸及び前記ケースを前記駆動モー
タの軸方向に対しほぼ直角方向に配置し、しかも前記本
体の前記ドライバビット駆動軸及び前記ケースが突出す
る側と反対側の外面には、操作者による把持部を形成し
て構成されている。
【0007】
【作用】本発明の連続ねじ締付機では、ケースは本体に
対しほぼ直角方向に配置されるため、連続ねじ締付機全
体の長さが短くできる。また、本体のドライバビット駆
動軸及びケースが突出する側と反対側の外面に操作者に
よる把持部を形成したので、把持部とドライバビットの
間の距離を短くできる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。図1に縦断面図で示した連続ねじ締付機
は、上下に2分割可能な中空の本体10を有し、この本
体10の内部にはモータ12が横置き状態で配置されて
いる。モータ12のアーマチュア軸14はその一端を本
体10の長手方向一端側に配置された軸受16により、
他端を本体10の長手方向中央部よりも当該本体10の
他端寄りに配置された軸受18によりそれぞれ支承され
ている。本体10の一端側の下部には図示しない電源と
の接続コード20が取り付けられており、接続コード2
0はモータ12にスイッチ22を介して電気的に接続さ
れている。
【0009】一方、本体10の他端部内には、上記アー
マチュア軸14の回転をドライバビドライバビット駆動
軸24に伝達するギヤ・クラッチ機構26が配置されて
おり、ドライバビット駆動軸24は上記モータ12のア
ーマチュア軸14に対しほぼ直角をなして配置され、本
体10の他端側下部より部分的に突出状態で取り付けら
れている。
【0010】ギヤ・クラッチ機構26は本体10内に上
下方向で配置され上下端をそれぞれ軸受28、30によ
り支承された第1ギヤ軸32と、この第1ギヤ軸32と
並列状態で配置されて上端をニードルベアリング34と
スラストニードルベアリング36とにより支承され下端
を上記ドライバビット駆動軸24の上部に形成された有
底の軸穴24a内に遊嵌された第2ギヤ軸38とを有し
ている。第1ギヤ軸32には上記アーマチュア軸14の
端部に固定されたベベルギヤ40と噛み合うベベルギヤ
42と、平歯車からなる小ギヤ44とがそれぞれ下部及
び上部位置において固定されている。第2ギヤ軸38に
は上記小ギヤ44と噛み合う大ギヤ48が固定されてお
り、この大ギヤ48の下面にはクラッチ歯50が形成さ
れている。
【0011】上記ドライバビット駆動軸24の上部は本
体10の内部に突出形成された環状のボス部52に対し
、該ボス部52の内周面に取り付けられたオイルレスベ
アリング54を介して回動かつ上下摺動可能となってお
り、また下部は本体10の外部に突出形成された環状の
ボス部53に遊嵌されている。ドライバビット駆動軸2
4の上端にはボス部52の上端面に係止されるフランジ
部24bが一体で形成されている。このフランジ部24
bは上記大ギヤ48と対向状で位置し、上面に大ギヤ4
8のクラッチ歯50と噛み合い可能なクラッチ歯56を
有している。なお、これらのクラッチ歯50,56はト
ルク伝達状態すなわち噛み合いにおいて、伝達トルクが
所定の値を越えると相互に滑って大ギヤ48がドライバ
ビット駆動軸24に対し空回りするように構成されてい
る。
【0012】また、ドライバビット駆動軸24の軸穴2
4a内に遊嵌された第2ギヤ軸38の端部には圧縮コイ
ルスプリング58を受容する軸穴38aが形成されてお
り、圧縮コイルスプリング58はその両端を軸穴24a
及び軸穴38aの底部にそれぞれ当接させて、ドライバ
ビット駆動軸24を常に下方に付勢し、そのクラッチ歯
56を大ギヤ48のクラッチ歯50に対し図示のように
通常は非噛み合い状態に維持している。
【0013】さらに、ドライバビット駆動軸24の下部
には図1中想像線で示したドライバビット60を装着す
るための有底の軸穴24cが形成されており、また、上
記本体10のボス部53に対面する外面には環状溝62
が形成され、この環状溝62と軸穴24cとを半径方向
に連通する連通穴64にはドライバビット60を係止す
るためのスチールボール66がリーフスプリングにより
軸穴24c側に付勢された状態で装着されている。
【0014】なお、本体10は図2に示すように平面視
において、その長手方向中央部よりも上記他端側寄りに
おいてくびれた形状を有し、当該他端側の上部は操作者
による把持部67として形成され、この把持部67は同
図2に示されるように平面視略円形状をなすとともに、
図1に部分的に示されるように丸みを帯びた上向き突状
をなして、操作者による把持が容易となっており、また
、この把持部67の中心は第2ギヤ軸46の軸心すなわ
ちドライバビット駆動軸24の軸心とほぼ一致している
【0015】本体10のドライバビット駆動軸24が突
出する下面には、図3に示すように平面視矩形をなしか
つ上下端が開放した中空状のケース68が、ドライバビ
ット駆動軸24さらには上記ボス部53を取り囲んだ状
態で嵌着されるフランジ部70が一体で形成されている
。ケース68は同図3に示すように、その一方の短辺に
相当する部分68aが他の部分と別体で形成され、他の
部分に対しケース68の上下端に近接する2箇所でそれ
ぞれ一対のねじ69,69により固定されている。ケー
ス68は本体10への取り付け状態において、図1及び
図3に示すようにその矩形の長辺が本体10の長手方向
とほぼ平行をなし、かつその長片の中心がドライバビッ
ト駆動軸24の軸心に対し偏心した状態となっている。 ケース68の上端の対向する側には図4に示すように、
一対のフランジ部72が一体で形成されており、ケース
68はこれらのフランジ部72に挿通された各ねじ74
により本体10の下面に固定されている。
【0016】ケース68の内部には移動部材76が上下
摺動可能に装着されている。この移動部材76は図3に
示すように縦方向に2分割され、これらの分割部分は図
1に示すように位置決めピン78、78により相互に位
置決めされかつねじ80により固定されている。
【0017】移動部材76の上面には上記ドライバビッ
ト駆動軸24及び上記ボス部53に対向する部位に圧縮
コイルスプリング78の一端を受容する円形の凹部78
が形成されている。この圧縮コイルスプリング78の他
端はボス部53に外挿されて本体10の下面に当接して
おり、移動部材76は圧縮コイルスプリング78により
常に下方に付勢されている。また、凹部78の中央には
ドライバビット60の挿通孔81が貫設されている(図
3参照)。
【0018】ケース68の長辺側の側板68b,68c
には図6に示すように上下方向の長穴82がそれぞれ互
いに対向する部位に形成されている。これらの長穴82
には移動部材76の対応する側面にそれぞれ螺着された
ボルト84の頭部が突入しており、移動部材76の上下
動の範囲が長穴82の長さの範囲に規制されいる。なお
、上記のように、移動部材76は圧縮コイルスプリング
78により常に下方に付勢されており、通常同図6に示
すようにボルト84の頭部が長穴82の下端に係止され
た最下降位置に保持されている。
【0019】移動部材76は図4に示すように、ケース
68の長辺に平行な方向の隙間を相互間に形成する二股
状の脚部86、88を有しており、これらの上部間の隙
間は外周に等ピッチで複数の爪90〜90を備えた左右
一対の爪車92、92を有するラチエットホイール94
の収容部を形成している。また、脚部86、88は図1
に示すように、ラチエットホイール94の対応する各側
の爪車92、92下部外周に沿って、ねじ連結帯Bの両
側部を案内する案内面93、93を形成するように下部
が厚肉状をなしている。ねじ連結帯Bには図1に示すよ
うに複数のねじS〜Sが等ピッチで取り付けられており
、その両側部にはこれらと等しいピッチで上記各側の爪
車92、92の爪90〜90が係合する複数の溝(図示
省略)が形成されている。爪90〜90のピッチはねじ
連結帯Bの溝のピッチと等しく設定されており、ねじ連
結帯Bはラチエットホイール94の図1中矢印方向の回
転に伴って入口部95から出口部97に向かい案内面9
3、93に沿って順次移動可能となっている。
【0020】ラチエットホイール94の軸94aは脚部
86、88に端部を枢支されている。ラチエットホイー
ル94の一方の爪車92の上部に近接する側方には爪9
0〜90を係止するストッパー98がピン100を介し
て枢支されており、このストッパー98は爪車92の上
方において片持状に支持された板バネ101により常に
爪90との係合方向に付勢されている。また、ラチエッ
トホイール94の側面外周部にはラチエット手段(図示
せず)を介してローラピン104が突設されている。こ
のローラピン104は図6に示すように対応する側の脚
部86にラチエットホイール94の隣合う爪90〜90
相互の角度間隔にほぼ一致する角度範囲で円周方向に形
成された湾曲状の長穴106さらにはケース68の側板
68aに形成された略L字形の長穴108に突入してい
る。
【0021】長穴108は上下方向すなわちケース68
の長手方向に延びる第1部分108aと、この第1部分
108aの下部より斜め下方に延出する第2部分108
bとからなっている。上記ローラピン104は移動部材
76がその下降限に位置した状態において移動部材76
の脚部86の長穴106の一端部及びケース68の長穴
108の第2部分108bの下部に係合しており、移動
部材76が圧縮コイルスプリング78の付勢力に抗して
上方に移動するに伴い第2部分108bにより案内され
て長穴106内を上記一端部から他端部に向けて移動し
、第1部分108aに至ると長穴106の他端部に到達
する。これにより、ラチエットホイール94がラチエッ
ト手段を介して爪車92の隣合う爪90〜90相互の角
度間隔に相当する角度だけ図1中矢印方向に回転し、ス
トッパー98が次の爪90を乗り越えてその回転方向反
対側に至る。次に移動部材が76が下降してローラピン
104が長穴108の第2部分108bに沿って下方に
移動すると、ラチエットホイール94はストッパ−98
により逆方向の回転が妨げられるため、爪90の1ピッ
チ分だけ回動した状態に保たれる。
【0022】従ってねじ連結帯Bは移動部材76の上下
動に伴ってねじSの1ピッチ分だけ送られることとなっ
ている。
【0023】ケース68の一つのコーナー部分の上端に
近接する部位にはねじSのねじ込み深さを調節するため
のアジャストナット110が部分的に外部に突出状態で
取り付けられている。このアジャストナット110はケ
ース68のコーナ上端部内側に形成された支持壁112
に設けられた水平方向の取付穴114内に装着されてい
る。アジャストナット110の内周面には断面略矩形の
ストッパープレート116がその短辺側の辺において螺
合している。このストッパープレート116はケース6
8のコーナー部分と支持壁112との間に形成された対
応する矩形の溝118により上下方向にスライド可能に
案内されており、長辺側の面は図4に示すようにケース
68の側板68bに摺接している。またストッパープレ
ート116の下部は移動部材76とケース68との間に
形成された上記溝118に対応する溝120内により案
内されており、この溝120は上下方向に貫通形成され
ている。
【0024】また、アジャストナット110の上面には
円周方向等間隔で、3箇所の凹所119が形成されてお
り、アジャストナット110の上面に対面する支持壁1
12の内部にはこれらの凹所119に係合可能なボール
121を該ボール121をアジャストナット110の上
面に向けて付勢するスプリング123とともに収容され
ており、ボール121が3か所の凹所119のいずれか
に係合することでアジャストナット110の位置決めが
可能となっている。
【0025】上記移動部材76の脚部76、78の下端
には、下面がねじ締めされるワークWに当接するL字形
の当接部材122が取り付けられている。この当接部材
122は2つのL字形の当接片124、126を水平部
分の端部において相互に接合した構造となっており、当
接片124、126相互間にねじSの挿通を許容する溝
128を形成している。当接片124、126の上下方
向の部分には上下方向の長穴128がそれぞれ形成され
ており、上記脚部76、78に対し、これらの長穴12
8を介してねじ130によりそれぞれ固定されている。 当接部材122の移動部材76に対する取り付け高さは
適用するねじ連結帯BのねじSの長さに応じて各ねじ1
30の長穴128に対する係合位置を変えることにより
可変となっている。なお、本実施例では、各脚部76、
78のねじ130が螺合するねじ穴132の上方にはピ
ン134,136が突設されており、図1および図4に
示すように、各当接片124、126の上端がピン13
4に当接する第1位置と、当接片124、126の上端
がピン136の下端に当接する第2位置と、当接片12
4、126の上端が脚部76、78にそれぞれ形成され
た段部138、138の下面に当接する第3位置とにお
いて、位置決め可能となっており、第1位置、第2位置
及び第3位置はそれぞれねじSの長さが40mm,32
mm及び25mmの場合にそれぞれ対応している。
【0026】当接片124、126の一方の当接片12
6にはストッパープレート116に対向する部位にスト
ッパー部140が設けられており、このストッパー部1
40は当接部材122の下面をワークWに押し当てて移
動部材76をケース68に対し上方に移動させた時にス
トッパープレート116の下端に当接してねじSのねじ
込み深さを規制するもので、上記アジャストナット11
0を回してストッパープレート116の下端位置を変え
ることによりねじ込み深さを微調整可能となっている。
【0027】次に上記実施例の作用に関し説明すると、
スイッチ22を操作してモータ12を起動するとアーマ
チュア軸14の回転がベベルギヤ40,42を介して第
1ギヤ軸32に伝達され、第1ギヤ軸32の回転は小歯
車44及び大歯車48を介して第2ギヤ軸38に減速状
態で伝達される。この状態でクラッチ歯50,56は非
噛合状態となっており、第2ギヤ軸32は空転する。
【0028】次に本体10をその把持部67により上面
から把持した状態で当接部材122をワークWの上面に
押し当てると、移動部材76がケース68内をスプリン
グ78に抗して上方に移動する、すなわちケース68内
に入り込む。このような移動部材76の移動に伴ってラ
チエットホイール94のローラピン104がケース68
の長穴108の第2部分108bに案内されることによ
ってラチエット手段を介してラチエットホイール94が
図1中矢印方向に回動される。ローラピン104が第2
部分108bの上端部に至ると、ラチエットホイール9
4がラチエットホイール94と移動部材76の案内面9
3、93間に装着されたねじ連結帯BをそのねじSの1
ピッチに相当する分だけ移動させ、ドライバビット60
の下方すなわち移動部材76に形成されたドライバビッ
ト60の挿通穴81の下方に位置していたねじSに隣合
う次のねじSがドライバビット60の下方位置に動かさ
れる。(ねじ連結帯Bがこのように動かされた後は、先
に説明したように、移動部材76が再度上方へ押し上げ
られるまで、その位置が保持される。)
【0029】ね
じ連結帯Bが移動した後、移動部材76がさらにケース
68内に入り込むに伴いドライバビット60が移動部材
76の挿通穴81を通ってその下方に位置するねじSに
当接係合し、ねじSをねじ連結帯Bから下方に離脱させ
てその先端部をワークWに当接させる。 ドライバビット60をワークWに向けてさらに押し当て
ると、ドライバビット駆動軸24が圧縮コイルスプリン
グ58の付勢力に抗して上方に移動し、クラッチ歯56
がクラッチ歯50と噛み合って、第2ギヤ軸38の回転
がドライバビット駆動軸24に伝達され、ねじSに回転
が与えられてワークWにねじ込まれる。
【0030】移動部材76がケース68内をさらに上昇
して、当接部材122の当接片126のストッパー部1
40にストッパープレート116の下端が当接すると移
動部材76のそれ以上の上昇が阻まれ、図5に示すよう
にねじSがワークWに所定の深さまでねじ込まれる。
【0031】ねじSのねじ込みを終えて本体10の把持
部67を介する押圧を解除すると、ドライバビット駆動
軸24が圧縮コイルスプリング58の復元力により元の
位置に戻ってクラッチ歯56がクラッチ歯50との噛み
合いから外れ、さらに移動部材76がスプリング78の
復元力により元の位置に戻って、ねじ込み作業の1サイ
クルが完了する。
【0032】ここで、ドライバビット駆動軸24及びケ
ース68は本体10の一方の端部側においてモータ12
のアーマチュア軸14の軸方向に対しほぼ直角方向に配
置されているため、ワークWに対するねじ込み方向にお
ける連続ねじ締付機の長さを本体10の分だけ可及的に
短くできる。また、本体10のドライバビット駆動軸2
4及びケース68が突出する側と反対側の外面には、操
作者による把持部67を形成して構成されているため、
操作者は上記当接部材122のワークWへの押し付けと
、それに続くドライバビット60によるねじSのねじ込
み操作に必要な下方への押圧を把持部67を把持してこ
れらの真上から十分な力で行うことができる。さらに、
把持部67とドライバビット60の間の距離に影響する
部材は第2ギヤ軸38及びドライバビット駆動軸24の
みであり、アーマチュア軸14のような長寸法の部材は
介在しないため、把持部67とドライバビット60の間
の距離を短くできる。このため、把持部67を把持した
下方への押圧操作を確実に行うことができ、操作性が向
上する。さらに、本実施例ではねじ込み深さの調節のた
めのアジャストナット110がケース68側に設けられ
ているため、ねじ込み方向の連続ねじ締付機の長さをさ
らに短くすることができる。
【0033】
【発明の効果】本発明の連続ねじ締付機では、ワークに
対するねじ込み方向における連続ねじ締付機の長さを可
及的に短くできる。また把持部とドライバビットの間の
距離を短くできるので、ねじ込み操作の操作性が向上す
る利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の連続ねじ締付機の縦断面図
である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1のIII−III線断面図である。
【図4】図1に示したケースを移動部材とともに示した
右側面図で、一部を部分的に破断して表した図である。
【図5】図4と同様な右側面図で、移動部材がケースに
対し最も上昇した位置まで引っ込んだ状態を示した図で
ある。
【図6】図1に示したケースを移動部材とともに示した
正面図である。
【符号の説明】
10  本体 12  モータ 14  アーマチュア軸 24  ドライバビット駆動軸 60  ドライバビット 67  把持部 68  ケース 76  移動部材 90〜90  爪 92  ラチエットホイール 122  当接部材 B  ねじ連結帯 S  ねじ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  駆動モータを内蔵する本体と、この本
    体から突出するとともに前記駆動モータにより回転駆動
    されるドライバビット駆動軸と、前記ドライバビット駆
    動軸を取り囲んで前記本体に取り付けられたケースと、
    該ケースの内部に配置されてねじ連結帯の各ねじを前記
    ドライバビット駆動軸に取り付けられるドライバビット
    によるねじ締付位置へ順次送り出すねじ供給装置とを有
    する連続ねじ締付機であって、前記ドライバビット駆動
    軸及び前記ケースを前記駆動モータの軸方向に対しほぼ
    直角方向に配置し、しかも前記本体の前記ドライバビッ
    ト駆動軸及び前記ケースが突出する側と反対側の外面に
    は、操作者による把持部を形成したことを特徴とする連
    続ねじ締付機。
JP3080981A 1991-03-18 1991-03-18 連続ねじ締付機 Pending JPH04289080A (ja)

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JP (1) JPH04289080A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015027716A (ja) * 2013-07-30 2015-02-12 日立工機株式会社 電動工具

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JP2015027716A (ja) * 2013-07-30 2015-02-12 日立工機株式会社 電動工具

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