JPH0428834A - TiAl系の素材を製造する方法 - Google Patents

TiAl系の素材を製造する方法

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JPH0428834A
JPH0428834A JP2134352A JP13435290A JPH0428834A JP H0428834 A JPH0428834 A JP H0428834A JP 2134352 A JP2134352 A JP 2134352A JP 13435290 A JP13435290 A JP 13435290A JP H0428834 A JPH0428834 A JP H0428834A
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JP
Japan
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powder
reaction
content
mixed powder
torr
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Pending
Application number
JP2134352A
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English (en)
Inventor
Hiroo Suzuki
洋夫 鈴木
Hideki Fujii
秀樹 藤井
Tadashi Oie
尾家 正
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KYORITSU YOGYO GENRYO KK
Nippon Steel Corp
Original Assignee
KYORITSU YOGYO GENRYO KK
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は宇宙・航空分野における機能材料、および構造
材料、耐熱を必要とする回転体部品など、およびVAR
(真空アーク溶解) 、EBR(電子ビーム溶解)など
のチタン合金溶解・鋳造時の母合金に用いるTiAl系
の素材を製造方法に関するものである。
(従来の技術) 従来技術として特開昭63−214342号公報(化合
物の製造方法)には、燃焼合成法によるAfTi系金属
間化合物の製造法が開示されている。それによると、複
数種類の元素粉末を合成反応させて化合物を製する化合
物の製造方法において、前記複数種類の元素粉末からな
る原料混合粉末を真空度が5X10  ’Torr 〜
5X10−” Torrであり、かつ温度が前記合成反
応時に生じる反応生成熱により前記原料混合粉末が自己
燃焼を起こすことのできる値である条件下に置き、前記
原料混合粉末の一部に外部より入熱して合成反応を開始
させ、その合成反応を自己伝播高温合成法に基づいて前
記原料混合粉末全体へ伝播進行させて化合物を製造する
ことを特徴としている。さらに同上の公報中の実施例1
にTjAlの具体的な製造方法を記述しているが、酸素
含有量0.35重量%、窒素含有量0.008重量%と
不純物元素濃度が高く、かつそれ以外に材質特性にとっ
て重要な不純物元素である炭素、水素、塩素に関するな
んら条件が規定されていない。
(発明が解決しようとする課題) そこで本発明者らは靭延性に富むTi’Al系の素材製
造に注目して種々検討した結果、原料粉、Ti粉および
Al粒粉中含まれるO、CSN、H。
Clなど不純物元素を低く押さえることにより高加工性
のTjAl系の素材の製造が可能になった。
すなわち、本発明は熱間加工性、冷間加工性、室温延性
などの高加工特性を有するTiAl系素材の製造方法を
提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の要旨とするところ
は、Ti、Alをそれぞれ主成分とする粉末を混合し、
得られた混合粉末を5X10−’To r r 〜5 
X 10−’°Torr(r)真空中、カッ前記混合粉
末の合成反応で生じる反応生成熱により前記混合粉末が
自己燃焼を起こすことのできる温度以上に保持し、前記
混合粉末の一部に外部より入熱もしくは前記粉末をヒー
ターで反応開始温度以上にして合成反応を開始させ、前
記反応で発生した反応生成熱を未反応粉末に順次伝播さ
せる燃焼合成法でTjAl系の素材を製造する方法にお
いて、前記TiおよびA/を主成分とする粉末としてそ
れぞれ不純物元素含有量が重量%で、0≦0.14%、
C50,05%、N≦0.05%、H≦0.01%、C
l≦0.005%にした粉末を用いることを特徴とする
TiAl系の素材を製造する方法、あるいはさらに、前
記’rtSAlをそれぞれ主成分とする粉末として、か
つ粉粒度100μm以下に規定した粉末を用いることを
特徴とするTiAl系の素材を製造する方法にある。
(作用) 次にTjおよびAlを主成分とする粉末として双方とも
に不純物元素含有量が重量%で、0≦014%、C50
,05%、N≦0.05%、H≦0.01%、C1≦0
.005%にしたこと、およびTi、Alをそれぞれ主
成分とする粉末として、かつ粉粒度100μm以下に限
定した理由を述べる。
TiおよびAl中に含まれOSC,N、HSClいづれ
の不純物元素含有量も可能なかぎり低く抑えることによ
り、製品となるTiAjt系素材に含まれる不純物元素
含有量が低く抑えられ、機械的特性が格段に向上する。
Oは0.14%を越えて存在すると製品中のOを015
%以下に抑えることが出来なくなり、熱間加工性および
室温延性が劣悪になってしまう。
CSNは0.05%を越えると、熱間加工性および室温
延性が劣悪になってしまう。
また、Hは少ないほど望ましく0.01%を越えて含有
すると室温延性が劣化する。
同様に、Clも0.005%を越えて存在すると、製品
に空隙情の欠陥を生じ延性が低下するので、0、005
%以下に限定した。
第二の発明として不純物元素含有量を上記のように測定
した他に、粉末原料粒度をそれぞれ100μm以下に限
定したのは、燃焼合成反応がくまなくおこなわることに
より均一な組織を持つ化合物を形成させるためである。
原料の粒度が100μm超になると、自己燃焼合成反応
がまばらに生じてしまい満足な化合物を得にくい。
なお、AJ、Ti以外の第三元素であるCr、Si%M
n等の原料粉末に関しても、Al、Tiと同様に不純物
含有量の低いものを用いるのが望ましい。
(実施例1) TiA1の実施例について述べる。
不純物元素含有量が重量%でそれぞれ酸素0.07%、
窒素0.014%、炭素0,03%、水素0.006%
、塩素0.002%のチタン粉と酸素含有量が001%
、窒素0、旧%、炭素0.02%、水素0.005%、
塩素0゜002%のアルミ粉(アルミ粉純度99.9%
)を原子%で50 : 50で混合した。いずれの粉末
も混合前に篩いかけを行い、粒度が直径60μm以下に
した。
この混合粉末2kgを第1図に示す自己燃焼合成装置1
に挿入して、温度500℃、真空度5X10−7Tor
rの条件下で第1図の点火用の抵抗加熱線の一例である
タングステンヒーター10に電圧30Vで25Aの電流
を4秒間流して点火した。
反応後の化合物をX線回折で調へた結果98%以上がT
iAlと確認された。また、反応後の化合物を化学分析
した結果、酸素含有量は0.12%、窒素0.014%
、炭素004%、塩素0.002%、水素0008%で
あった。
この燃焼合成後のTi、。l、。の粉末をステンレス鋼
製の容器に真空度1 xlO−6T o r rで真空
封入し熱間等方圧プレス(HI P)で焼結し機械的性
質を調へた。圧縮強度70kgf/mm’ 、引張伸び
26%の良好な値をえた。なお、溶焼合成後の化合物の
酸素含有量を0.2%以上にした比較例の場合には、引
張伸びは2%以下であった。
(実施例2) T l 5oAl 48c r 2の実施例について述
べる。
不純物元素含有量が重量%でそれぞれ酸素0.070%
、窒素0.015%、炭素0.04%、水素0.006
%、塩素0.002%のチタン粉末と酸素含有量が00
10%、窒素001%、炭素0.02%、水素0.00
5%、塩素0002%のアルミ粉と酸素含有量が0.0
10%のクロム粉を原子%で50 : 48 : 2で
混合した。
いずれの粉末も混合前に篩いかけを行い、粒度が直径6
0μm以下にした。
この混合粉末2kgを第1図に示す自己燃焼合成装置に
挿入して、温度500℃、真空度5 Xl0−7Tor
rの条件下で第1図の点火用の抵抗加熱線の一例である
タングステンヒーターに電圧30Vで25Aの電流を4
秒間流して点火した。
反応後の化合物をX線回折で調べた結果98%以上かク
ロムを固溶するTiAlと確認された。また、反応後の
化合物を化学分析した結果、酸素含有量は0.13%−
窒素0.014%、炭素0.06%、塩素0、002%
、水素0.007%であった。
この燃焼合成後のTi、。Al 4sCr 2の粉末を
ステンレス鋼製の容器に真空度I Xl0−6T o 
r rで真空封入し熱間等方圧プレス(HI P)で焼
結し機械的性質を調べた。圧縮強度75kgf/mm2
、引張伸び28%の良好な値をえた。なお、燃焼合成後
の化合物の酸素含有量を0.2%以上にした比較例の場
合には、引張伸びは2%以下であった。
(実施例3) TiA/3の実施例について述べる。
不純物元素含有量が重量%でそれぞれ酸素0.126%
、窒素0014%、炭素0.04%、水素0004%、
塩素0002%のチタン粉と酸素含有量が0.01%、
窒素001%、炭素002%、水素0.005%、塩素
0002%のアルミ粉を原子%で2575で混合した。
。 この混合粉末3kgを第1図に示す自己燃焼合成装置に
挿入して、温度600℃、真空度5×10−7Torr
の条件下で第1図の点火用の抵抗加熱線の一例であるタ
ングステンヒーターに電圧30Vで25Aの電流を4秒
間流して点火した。
反応後の化合物をX線回折で調べた結果96%以上がT
+AAiと確認された。また、反応後の化合物を化学分
析した結果、酸素含有量は0.14%、窒素0.014
%、炭素0.06%、水素0008%、塩素0、002
%以下であった。
この燃焼合成後のTiAl1tの粉末をステンレス鋼製
の容器に真空度1×10〜’Torrで真空封入し熱間
等方圧プレス(HI P)で焼結し機械的性質を調へた
。圧縮強度65kgf/mm2、圧縮歪み25%の良好
な値をえた。なお、燃焼合成後の化合物の酸素含有量を
02%以上とした比較例の場合には、圧縮歪みは10%
以下であった。
(発明の効果) このように本発明の方法によって得たTiAJ系素材は
、従来の方法に比較して材質特性の優れた化合物を製造
することが可能となり、工業的に多大な効果をあげるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自己伝播燃焼合成装置の概略図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Ti、Alをそれぞれ主成分とする粉末を混合し
    、得られた混合粉末を5×10^−^1Torr〜5×
    10^−^1^0Torrの真空中、かつ前記混合粉末
    の合成反応で生じる反応生成熱により前記混合粉末が自
    己燃焼を起こすことのできる温度以上に保持し、前記混
    合粉末の一部に外部より入熱もしくは前記粉末をヒータ
    ーで反応開始温度以上にして合成反応を開始させ、前記
    反応で発生した反応生成熱を未反応粉末に順次伝播させ
    る燃焼合成法でTiAl系の素材を製造する方法におい
    て、前記TiおよびAlを主成分とする粉末として双方
    ともに不純物元素含有量が重量%で、0≦0.14%、
    C≦0.05%、N≦0.05%、H≦0.01%、C
    l≦0.005%である粉末を用いることを特徴とする
    TiAl系の素材を製造する方法
  2. (2)前記Ti、Alをそれぞれ主成分とする粉末とし
    て、粉粒度を100μm以下に規定した粉末を用いるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のTiAl系の素材を製
    造する方法
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101831727A (zh) * 2010-04-01 2010-09-15 东华大学 一种仿棉涤纶短纤及其制备方法

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