JPH04287071A - 印刷装置の像転写機構 - Google Patents
印刷装置の像転写機構Info
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- JPH04287071A JPH04287071A JP3074212A JP7421291A JPH04287071A JP H04287071 A JPH04287071 A JP H04287071A JP 3074212 A JP3074212 A JP 3074212A JP 7421291 A JP7421291 A JP 7421291A JP H04287071 A JPH04287071 A JP H04287071A
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- 229920005749 polyurethane resin Polymers 0.000 claims description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract 8
- 230000004075 alteration Effects 0.000 abstract 1
- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 abstract 1
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 abstract 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 abstract 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面にトナー像を形成
する感光体と、この感光体の周囲に配設し感光体の表面
にトナー像を形成させる現像器等のトナー像形成部材と
、周囲に上記感光体を圧接して配設すると共にこの感光
体の表面に形成されたトナー像を転写する転写体とを備
えた印刷装置の像転写機構に関する。
する感光体と、この感光体の周囲に配設し感光体の表面
にトナー像を形成させる現像器等のトナー像形成部材と
、周囲に上記感光体を圧接して配設すると共にこの感光
体の表面に形成されたトナー像を転写する転写体とを備
えた印刷装置の像転写機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に、4つの感光ドラムを用いたカラ
ー印刷装置を示す。本装置は、搬送部に印刷紙カセット
15と、繰り出しローラ16と、レジストローラ17と
を有し、定着部に定着ローラ18と、加圧ローラ19と
を有する。また、像形成部にはイエロ(y),マゼンタ
(m),シアン(c),ブラック(k)の各色のトナー
像を形成する感光ドラム51(y,m,c,k)と、こ
の感光ドラム51の周囲に配設されトナー像を感光ドラ
ム51の表面に形成するトナー像形成部材3とを有し、
各感光ドラム51におけるトナー像形成部材3は帯電器
11、露光器12、現像器13、クリーナ14等からな
りそれぞれ同一の部材で構成されている。一方、本装置
は各感光ドラム51上に形成されたトナー像を印刷紙7
に転写する前に、中間的に各感光ドラム51のトナー像
を転写する中間転写ドラム52を有している。
ー印刷装置を示す。本装置は、搬送部に印刷紙カセット
15と、繰り出しローラ16と、レジストローラ17と
を有し、定着部に定着ローラ18と、加圧ローラ19と
を有する。また、像形成部にはイエロ(y),マゼンタ
(m),シアン(c),ブラック(k)の各色のトナー
像を形成する感光ドラム51(y,m,c,k)と、こ
の感光ドラム51の周囲に配設されトナー像を感光ドラ
ム51の表面に形成するトナー像形成部材3とを有し、
各感光ドラム51におけるトナー像形成部材3は帯電器
11、露光器12、現像器13、クリーナ14等からな
りそれぞれ同一の部材で構成されている。一方、本装置
は各感光ドラム51上に形成されたトナー像を印刷紙7
に転写する前に、中間的に各感光ドラム51のトナー像
を転写する中間転写ドラム52を有している。
【0003】上記装置は、装置に内蔵された制御部(図
示せず)から印刷指令が出されると印刷紙7の繰出しが
開始され、用紙カセット15から繰り出しローラ16に
よって印刷紙7が取り出され、この印刷紙7はレジスト
ローラ17のニップ部で一旦停止し、ここで転写のタイ
ミングがとられる。
示せず)から印刷指令が出されると印刷紙7の繰出しが
開始され、用紙カセット15から繰り出しローラ16に
よって印刷紙7が取り出され、この印刷紙7はレジスト
ローラ17のニップ部で一旦停止し、ここで転写のタイ
ミングがとられる。
【0004】一方、各像形成部では各カラーのトナー像
を感光ドラム51の表面に形成する。そして、各感光ド
ラム51上のトナー像は感光ドラム51と圧接する中間
転写ドラム52に順次重ねて転写される。この後、回転
を再開したレジストローラ17によって印刷紙7を搬送
し、中間転写ドラム52に転写されたトナー像は転写ロ
ーラ10の加圧により印刷紙7に転写されカラーのトナ
ー像が印刷される。この印刷紙7は、更に定着装置へと
送られここで定着ローラ18、加圧ローラ19から与え
られる熱と圧力によってトナー像を定着する。
を感光ドラム51の表面に形成する。そして、各感光ド
ラム51上のトナー像は感光ドラム51と圧接する中間
転写ドラム52に順次重ねて転写される。この後、回転
を再開したレジストローラ17によって印刷紙7を搬送
し、中間転写ドラム52に転写されたトナー像は転写ロ
ーラ10の加圧により印刷紙7に転写されカラーのトナ
ー像が印刷される。この印刷紙7は、更に定着装置へと
送られここで定着ローラ18、加圧ローラ19から与え
られる熱と圧力によってトナー像を定着する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うにトナー像を各感光ドラム51から中間転写ドラム5
2に転写するため、中間転写ドラム52と感光ドラム5
1とは互いに圧接した状態で使用される。このため、中
間転写ドラム52と感光ドラム51のいずれかの周速度
が所定速度からずれてこの両ドラムに速度差を生じた場
合、両ドラムの接触部を介してその回転の影響を他方の
ドラムあるいは別の感光ドラム51に与えることになる
。このことは各ドラムの回転負荷の変動となり、各ドラ
ムの回転変動をも引き起こしてしまう。ドラムの周速が
所定速度からずれる要因としては、ドラムの周囲に配設
されたクリーナ14等の像形成部材3による負荷要因の
他、ドラム径の製造誤差等がある。
うにトナー像を各感光ドラム51から中間転写ドラム5
2に転写するため、中間転写ドラム52と感光ドラム5
1とは互いに圧接した状態で使用される。このため、中
間転写ドラム52と感光ドラム51のいずれかの周速度
が所定速度からずれてこの両ドラムに速度差を生じた場
合、両ドラムの接触部を介してその回転の影響を他方の
ドラムあるいは別の感光ドラム51に与えることになる
。このことは各ドラムの回転負荷の変動となり、各ドラ
ムの回転変動をも引き起こしてしまう。ドラムの周速が
所定速度からずれる要因としては、ドラムの周囲に配設
されたクリーナ14等の像形成部材3による負荷要因の
他、ドラム径の製造誤差等がある。
【0006】上記回転負荷の変動を引き起こすドラム表
面の駆動力は、感光ドラム51或いは中間転写ドラム5
2を駆動する駆動モータによって与えられるトルクの大
きさによるものである。そして、この駆動力が他のドラ
ムに伝達されるとそのドラムに速度変動が起こり、その
結果、中間転写ドラム52に転写されるトナー像の転写
位置ずれ、ひいては色ずれが生じるといった問題があっ
た。
面の駆動力は、感光ドラム51或いは中間転写ドラム5
2を駆動する駆動モータによって与えられるトルクの大
きさによるものである。そして、この駆動力が他のドラ
ムに伝達されるとそのドラムに速度変動が起こり、その
結果、中間転写ドラム52に転写されるトナー像の転写
位置ずれ、ひいては色ずれが生じるといった問題があっ
た。
【0007】そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたものであり、感光ドラム51及び中間転写ドラム5
2の速度変動を最小限にとどめると共に、転写位置ずれ
ひいては色ずれを低減する印刷装置の像転写機構を提供
することを目的とする。
れたものであり、感光ドラム51及び中間転写ドラム5
2の速度変動を最小限にとどめると共に、転写位置ずれ
ひいては色ずれを低減する印刷装置の像転写機構を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の技術的課題を解決
するための本発明の手段は図1に示すように、表面にト
ナー像を形成する一又は複数の感光体1i(i=1,〜
n)と、各感光体1iの周囲に配設し、各感光体1iの
表面に画像を形成させる現像器等のトナー像形成部材3
と、周囲に上記感光体1iを圧接して配設し、各感光体
1iの表面に形成されたトナー像を転写する転写体2と
を備えた印刷装置の像転写機構において、上記感光体1
iと転写体2との間の接触部4にはたらく摩擦力を、感
光体1iの表面の駆動力及び転写体2の表面の駆動力の
いずれよりも小さくしたことである。
するための本発明の手段は図1に示すように、表面にト
ナー像を形成する一又は複数の感光体1i(i=1,〜
n)と、各感光体1iの周囲に配設し、各感光体1iの
表面に画像を形成させる現像器等のトナー像形成部材3
と、周囲に上記感光体1iを圧接して配設し、各感光体
1iの表面に形成されたトナー像を転写する転写体2と
を備えた印刷装置の像転写機構において、上記感光体1
iと転写体2との間の接触部4にはたらく摩擦力を、感
光体1iの表面の駆動力及び転写体2の表面の駆動力の
いずれよりも小さくしたことである。
【0009】
【作用】上記像転写機構の作用を説明する。ここでは、
説明を分かり易くするため、例えば上記感光体1iと転
写体2とは円筒形をなしているものとし、又必要に応じ
て数式を用いて説明する。さて、感光体1iと転写体2
との接触部4にはたらく摩擦力の大きさをFとすると、
感光体1iと転写体2との間の摩擦係数をμ同じく感光
体1iと転写体2との間に加わる圧接力をPとすると上
記摩擦力FはF=μPで表せる。
説明を分かり易くするため、例えば上記感光体1iと転
写体2とは円筒形をなしているものとし、又必要に応じ
て数式を用いて説明する。さて、感光体1iと転写体2
との接触部4にはたらく摩擦力の大きさをFとすると、
感光体1iと転写体2との間の摩擦係数をμ同じく感光
体1iと転写体2との間に加わる圧接力をPとすると上
記摩擦力FはF=μPで表せる。
【0010】一方、感光体1iの駆動軸における駆動ト
ルクをT1 、感光体1iの半径をr1 とするとこの
感光体1i表面の駆動力H1 はH1 =T1 /r1
で表せ、また転写体2の駆動軸における駆動トルクを
T2 、転写体2の半径をr2 とするときこの転写体
2表面の駆動力H2 はH2 =T2 /r2 で表せ
る。
ルクをT1 、感光体1iの半径をr1 とするとこの
感光体1i表面の駆動力H1 はH1 =T1 /r1
で表せ、また転写体2の駆動軸における駆動トルクを
T2 、転写体2の半径をr2 とするときこの転写体
2表面の駆動力H2 はH2 =T2 /r2 で表せ
る。
【0011】そして、上記摩擦力Fを、感光体1i及び
転写体2の表面におけるいずれの駆動力H1 ,H2
よりも小さくした(F<H1 ,F<H2 )。このた
め、感光体1iと転写体2との両体の表面の周速に差が
生じた場合、この接触部4に摩擦力Fが生じるが、これ
ら両体の接触部4で作用する力は摩擦力Fに留まり、感
光体1iの表面の駆動力H1 及び転写体2の表面の駆
動力H2 はこの摩擦力Fより大きな力をもっているた
め、この感光体1i自身の回転および転写体2自身の回
転に与える影響は軽微であり、感光体1i及び転写体2
の速度変動が最小限にとどめられる。また、他に複数の
感光体1iを有している場合、ある感光体1iに回転の
変動が生じても、それ以外の感光体1i又は転写体2の
回転に与える影響は軽微であり速度変動が抑えられる。
転写体2の表面におけるいずれの駆動力H1 ,H2
よりも小さくした(F<H1 ,F<H2 )。このた
め、感光体1iと転写体2との両体の表面の周速に差が
生じた場合、この接触部4に摩擦力Fが生じるが、これ
ら両体の接触部4で作用する力は摩擦力Fに留まり、感
光体1iの表面の駆動力H1 及び転写体2の表面の駆
動力H2 はこの摩擦力Fより大きな力をもっているた
め、この感光体1i自身の回転および転写体2自身の回
転に与える影響は軽微であり、感光体1i及び転写体2
の速度変動が最小限にとどめられる。また、他に複数の
感光体1iを有している場合、ある感光体1iに回転の
変動が生じても、それ以外の感光体1i又は転写体2の
回転に与える影響は軽微であり速度変動が抑えられる。
【0012】
【実施例】図2に本発明の第1の実施例に係るカラー印
刷装置を示す。この印刷装置の基本的な構成は、従来例
で説明したカラー印刷装置と同じであるのでここでは省
略する。
刷装置を示す。この印刷装置の基本的な構成は、従来例
で説明したカラー印刷装置と同じであるのでここでは省
略する。
【0013】本実施例では、転写体2としての中間転写
ドラム6と、感光体1iとして4つの感光ドラム5(y
,m,c,k)とを有し、各感光ドラム5はそれぞれイ
エロ(y),マゼンタ(m),シアン(c),ブラック
(k)のトナー像を形成する。更に、上記中間転写ドラ
ム6の表面は導電性のポリウレタン系の樹脂でコーティ
ングして各感光ドラム5との間の摩擦係数μを低減して
いる。そして、感光ドラム5と中間転写ドラム6との接
触部20に作用する摩擦力を、感光ドラム5及び中間転
写ドラム6の表面におけるいずれの駆動力よりも小さく
した。
ドラム6と、感光体1iとして4つの感光ドラム5(y
,m,c,k)とを有し、各感光ドラム5はそれぞれイ
エロ(y),マゼンタ(m),シアン(c),ブラック
(k)のトナー像を形成する。更に、上記中間転写ドラ
ム6の表面は導電性のポリウレタン系の樹脂でコーティ
ングして各感光ドラム5との間の摩擦係数μを低減して
いる。そして、感光ドラム5と中間転写ドラム6との接
触部20に作用する摩擦力を、感光ドラム5及び中間転
写ドラム6の表面におけるいずれの駆動力よりも小さく
した。
【0014】即ち、感光ドラム5の半径をr1 またこ
の駆動トルクをT1 としたときの感光ドラム5の表面
における駆動力H1 はH1 =T1 /r1 と、中
間転写ドラム6の半径をr2 としこの駆動トルクをT
2 としたときこの中間転写ドラム6の表面における駆
動力H2 はH2 =T2 /r2 と、また感光ドラ
ム5と中間転写ドラム6との間に加えられている圧接力
をPとしたときこの両ドラム間に作用する摩擦力FはF
=μPと表せるが、この摩擦力Fを上記駆動力H1 ,
H2 のいずれの値よりも小さくした(F<H1 ,H
2 )。
の駆動トルクをT1 としたときの感光ドラム5の表面
における駆動力H1 はH1 =T1 /r1 と、中
間転写ドラム6の半径をr2 としこの駆動トルクをT
2 としたときこの中間転写ドラム6の表面における駆
動力H2 はH2 =T2 /r2 と、また感光ドラ
ム5と中間転写ドラム6との間に加えられている圧接力
をPとしたときこの両ドラム間に作用する摩擦力FはF
=μPと表せるが、この摩擦力Fを上記駆動力H1 ,
H2 のいずれの値よりも小さくした(F<H1 ,H
2 )。
【0015】このため、上記感光ドラム5と中間転写ド
ラム6との両ドラムの表面の周速に差が発生してこの接
触部20に摩擦力Fが生じても、これら両ドラムの接触
部20に作用する力は摩擦力Fに留まる。そして、感光
ドラム5の表面の駆動力H1及び中間転写ドラム6の表
面の駆動力H2 は上記摩擦力Fより大きな力をもって
いるため、この感光ドラム5自身の回転および中間転写
ドラム6自身の回転に与える影響は軽微である。
ラム6との両ドラムの表面の周速に差が発生してこの接
触部20に摩擦力Fが生じても、これら両ドラムの接触
部20に作用する力は摩擦力Fに留まる。そして、感光
ドラム5の表面の駆動力H1及び中間転写ドラム6の表
面の駆動力H2 は上記摩擦力Fより大きな力をもって
いるため、この感光ドラム5自身の回転および中間転写
ドラム6自身の回転に与える影響は軽微である。
【0016】従って、感光ドラム5と中間転写ドラム6
との接触部20における互いの周速にずれが生じても、
各ドラムの速度変動が最小限にとどめられ、感光ドラム
5に形成されるトナー像のずれ又中間転写ドラム6への
転写位置ずれ或いは色ずれが軽微なものとなるので有効
である。
との接触部20における互いの周速にずれが生じても、
各ドラムの速度変動が最小限にとどめられ、感光ドラム
5に形成されるトナー像のずれ又中間転写ドラム6への
転写位置ずれ或いは色ずれが軽微なものとなるので有効
である。
【0017】また、図3に本発明の第2の実施例に係る
カラー印刷装置を示す。この装置は、両端に駆動プーリ
27,28を有しこの間をベルト21を回転自在に連絡
させたベルト形状の感光体31を有し、この感光体31
の周囲には帯電器23、露光器24、現像器25等が配
設されており、また、両端に駆動プーリ29,30を有
しこの間をベルト22を回転自在に連絡させたベルト形
状をなす中間転写体32を有している。この感光体31
の表面にはトナー像が形成され、このトナー像は接触部
33を介して中間転写体32に転写される。
カラー印刷装置を示す。この装置は、両端に駆動プーリ
27,28を有しこの間をベルト21を回転自在に連絡
させたベルト形状の感光体31を有し、この感光体31
の周囲には帯電器23、露光器24、現像器25等が配
設されており、また、両端に駆動プーリ29,30を有
しこの間をベルト22を回転自在に連絡させたベルト形
状をなす中間転写体32を有している。この感光体31
の表面にはトナー像が形成され、このトナー像は接触部
33を介して中間転写体32に転写される。
【0018】ここで、上記感光体31における起動プー
リ27,28の駆動トルクをT3 、またこれらの駆動
プーリ27,28の半径をr3 とするとこの感光体3
1の表面の駆動力H3はH3=T3 /r3 、一方、
上記中間転写体32の駆動プーリ29,30における駆
動トルクをT4 、また駆動プーリ29,30の半径を
r4 とするとこの中間転写体32の表面の駆動力H4
はH4 =T4 /r4 と表せる。そして、この両
者の接触部33における摩擦力F=μP(但し、Pは感
光体31と中間転写体32との間の圧接力)の値を、上
記駆動力H3及びH4のいずれの値よりも小さくしてあ
る。
リ27,28の駆動トルクをT3 、またこれらの駆動
プーリ27,28の半径をr3 とするとこの感光体3
1の表面の駆動力H3はH3=T3 /r3 、一方、
上記中間転写体32の駆動プーリ29,30における駆
動トルクをT4 、また駆動プーリ29,30の半径を
r4 とするとこの中間転写体32の表面の駆動力H4
はH4 =T4 /r4 と表せる。そして、この両
者の接触部33における摩擦力F=μP(但し、Pは感
光体31と中間転写体32との間の圧接力)の値を、上
記駆動力H3及びH4のいずれの値よりも小さくしてあ
る。
【0019】従って、上記実施例と同様、感光体31と
中間転写媒体32との間の互いの周速にずれが生じた場
合にも、このずれによる周速の影響が最小限にとどめら
れ、転写位置ずれが軽微なものとなるので有効である。
中間転写媒体32との間の互いの周速にずれが生じた場
合にも、このずれによる周速の影響が最小限にとどめら
れ、転写位置ずれが軽微なものとなるので有効である。
【0020】尚、以上の実施例では複数の感光体を用い
たカラー印刷装置を取り上げたが、さらに、本発明は、
図4に示す中間転写体42と単一の感光体41を用い、
この感光体41の周囲に帯電器44と、露光器45と、
現像器43等を備えたカラー印刷装置にも適用できる。 他に、中間転写体を用いたモノクロの印刷装置の場合に
も適用できる。
たカラー印刷装置を取り上げたが、さらに、本発明は、
図4に示す中間転写体42と単一の感光体41を用い、
この感光体41の周囲に帯電器44と、露光器45と、
現像器43等を備えたカラー印刷装置にも適用できる。 他に、中間転写体を用いたモノクロの印刷装置の場合に
も適用できる。
【0021】また、上記の実施例では中間転写体(中間
転写ドラム)はトナー像を中間的に転写し、さらに印刷
紙7に転写するものであるが、この中間転写体を単なる
回転体とした場合に、この回転体の表面に密着した印刷
紙7に直接転写する方式の印刷装置についても本発明の
適用が可能であることは言うまでもない。この場合は、
印刷紙7の表面と感光体の表面との間の摩擦係数が問題
となるので、感光体の表面の摩擦係数を低減するとよい
。
転写ドラム)はトナー像を中間的に転写し、さらに印刷
紙7に転写するものであるが、この中間転写体を単なる
回転体とした場合に、この回転体の表面に密着した印刷
紙7に直接転写する方式の印刷装置についても本発明の
適用が可能であることは言うまでもない。この場合は、
印刷紙7の表面と感光体の表面との間の摩擦係数が問題
となるので、感光体の表面の摩擦係数を低減するとよい
。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る像転写
機構では、感光体1iと転写体2との間の接触部4には
たらく摩擦力を、感光体1iの表面の駆動力及び転写体
2の表面の駆動力のいずれよりも小さくしたから、感光
体1iと転写体2との両者の表面の周速に差が生じた場
合であっても、感光体1i及び転写体2の速度変動が最
小限にとどめられ、トナー像の転写位置ずれ或いはカラ
ー印刷の場合における色ずれが低減されるといった効果
を奏する。
機構では、感光体1iと転写体2との間の接触部4には
たらく摩擦力を、感光体1iの表面の駆動力及び転写体
2の表面の駆動力のいずれよりも小さくしたから、感光
体1iと転写体2との両者の表面の周速に差が生じた場
合であっても、感光体1i及び転写体2の速度変動が最
小限にとどめられ、トナー像の転写位置ずれ或いはカラ
ー印刷の場合における色ずれが低減されるといった効果
を奏する。
【図1】本発明の原理構成図
【図2】本発明の第1の実施例に係るカラー印刷装置
【
図3】本発明の第2の実施例に係るカラー印刷装置
図3】本発明の第2の実施例に係るカラー印刷装置
【図
4】本発明の実施例に係る単一感光体を用いたカラー印
刷装置
4】本発明の実施例に係る単一感光体を用いたカラー印
刷装置
【図5】従来例に係るカラー印刷装置
1i 感光体
2 転写体
3 トナー像形成部材
4 接触部
7 印刷紙
Claims (5)
- 【請求項1】 表面にトナー像を形成する一又は複数
の感光体(1i,i=1,〜n)と、各感光体(1i)
の周囲に配設し、各感光体(1i)の表面に画像を形成
させる現像器等のトナー像形成部材(3)と、周囲に上
記感光体(1i)を圧接して配設すると共に、各感光体
(1i)の表面に形成されたトナー像を転写する転写体
(2)とを備えた印刷装置の像転写機構において、上記
感光体(1i)と転写体(2)との間の接触部(4)に
はたらく摩擦力を、感光体(1i)の表面の駆動力及び
転写体(2)の表面の駆動力のいずれよりも小さくした
ことを特徴とする印刷装置の像転写機構。 - 【請求項2】 上記転写体(2)は、この転写体(2
)に転写されたトナー像をさらに印刷紙(7)に転写す
る中間転写体である請求項1記載の印刷装置の像転写機
構。 - 【請求項3】 上記転写体(2)は、その表面に密着
した印刷紙(7)にトナー像を転写する構成である請求
項1記載の印刷装置の像転写機構。 - 【請求項4】 上記転写体(2)は、その表面には導
電性を有したポリウレタン系の樹脂がコーティングされ
ている請求項1記載の印刷装置の像転写機構。 - 【請求項5】 上記感光体(1i)又は転写体(2)
の少なくとも一方は、両端に駆動プーリを有しこの間を
ベルトで連絡したベルト形状からなる請求項1記載の印
刷装置の像転写機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3074212A JPH04287071A (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 印刷装置の像転写機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3074212A JPH04287071A (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 印刷装置の像転写機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04287071A true JPH04287071A (ja) | 1992-10-12 |
Family
ID=13540660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3074212A Pending JPH04287071A (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 印刷装置の像転写機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04287071A (ja) |
-
1991
- 1991-03-15 JP JP3074212A patent/JPH04287071A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990713 |