JPH04286615A - 樹脂製化粧板 - Google Patents

樹脂製化粧板

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Publication number
JPH04286615A
JPH04286615A JP7440491A JP7440491A JPH04286615A JP H04286615 A JPH04286615 A JP H04286615A JP 7440491 A JP7440491 A JP 7440491A JP 7440491 A JP7440491 A JP 7440491A JP H04286615 A JPH04286615 A JP H04286615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surface layer
layer
resin
rear face
back layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP7440491A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Kaneko
金子 和佳
Yoshinobu Kimura
吉延 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP7440491A priority Critical patent/JPH04286615A/ja
Publication of JPH04286615A publication Critical patent/JPH04286615A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主としてプ−ル等に用
いられる樹脂製の化粧板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高級プ−ルなどに用いる化粧板、すなわ
ちタイル板として、透明感があって深味のある色彩をも
つ合成樹脂製のものが近年広く用いられている。この種
のものは、透明な樹脂を金型を用いて成形している。こ
こにタイル板を薄くしてタイル板の反りによる剥離防止
とコストダウンを図ると、透明感と深みが不足して高級
感が減る。そこで透明なタイル板の裏面を塗装していた
。しかしこの塗料はタイル板の樹脂とは材質が異なるた
め、吸水率や線膨張係数などが異なり、時間経過に伴っ
てタイル板に反りが発生したり、タイル板が剥離するこ
とがあり得るという問題があった。
【0003】
【発明の目的】本発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、薄いにもかかわらず長期間経っても反りや
剥離が発生しにくく、透明感と深みに優れた樹脂製化粧
板を提供することを目的とする。
【0004】
【発明の構成】本発明によればこの目的は、透光性高分
子樹脂の薄板からなる裏層と、この裏層とほぼ同質の材
料で作られこの裏層に重合接着された表層とを有するこ
とを特徴とする樹脂製化粧板により達成される。
【0005】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す断面図、図2
は裏層の製造方法を示す図、図3は注型成形過程を示す
図である。
【0006】図1において符号10は化粧板としてのタ
イル板である。12はその表層である。この表層にはア
クリル、ポリエステルなどの高分子樹脂の透明な板で作
られる。20は裏層である。この裏層20は表層12と
ほぼ同じ材質であって顔料が表層12よりも多くした材
料で作られた薄い板である。表層12と裏層20とは重
合により互いに強固に接着される。
【0007】裏層20は、例えば図2に示すように、上
下2枚の離型フィルム22、24をガイドロ−ラ26、
28にガイドして所定の間隙(0.5〜1.0mm)を
もって引張り、両フィルム22、24間に樹脂材料30
を挟み込むことにより成形される。ここに樹脂材料30
はガイドロ−ラ26、28に密着して引込まれるフィル
ム22、24間に供給され、ガイドロ−ラ26、28の
間隔によって均一な厚さ(約0.5〜1.0mm)に管
理される。離型フィルム22、24は裏層20を細かい
割れを作ることなく十分薄く成形することを可能にする
機能を持ち、例えばセロファンやPET(ポリエチレン
テレフタレ−ト)などが適する。32、34はヒ−タで
あり、ガイドロ−ラ26、28間から引出された一定厚
さの裏層20を乾燥し成形する。
【0008】このようにして成形された裏層20は、図
3に示すように速やかに所定寸法に裁断されて下金型3
6に置かれる。その後裏層20の上側のフィルム22を
はがした後速やかに上金型38をこの下金型36に押圧
し、図3の状態で注液口40から樹脂材料42を注入し
硬化させる。この注入する樹脂材料42は裏層20の樹
脂材料30とほぼ同質であり、顔料が裏層20の材料3
0よりも少ない。
【0009】裏層20と表層10との樹脂材料30、4
2はほぼ同質の材料、すなわちほぼ同じ分子量の高分子
樹脂であるから、表層12の材料42を金型36、38
内に注入した時に両材料30、42の接触面における重
合反応が進行し両材料30、42は互いに接着する。そ
して金型36、38を分解すればタイル板10が完成す
る。ここに表層12は約4mmの厚さが好ましい。
【0010】樹脂材料30、42に添加する顔料は、水
泳用プ−ルなどで塩素消毒をすることを考慮して耐塩素
性に優れたコバルト系のものが望ましい。この顔料の添
加量は裏層20の材料30で多くし、表層10の材料4
2で少なくするのは前記したとうりである。なお顔料の
種類も両材料30、42で互いに変えてもよく、例えば
裏層20の材料30を濃くし、材料42を薄い別の色に
してもよい。
【0011】図4はこのタイル板10の施工例を示す断
面図である。この図で44は目地であり、ポリプロピレ
ンなどのオレフィン系の樹脂材料や、EPDMなどのゴ
ム材で作られる。目地44は、タイル板10の周縁下面
に進入する薄板部46、46を両側に持つ。この薄板部
46をタイル板10とこれを貼着する下地48との間に
介在させることにより、薄板部46の厚さに略等しい間
隙50を下地48とタイル板10との間に形成する。こ
の間隙50に接着剤を充填することによりタイル板10
および目地44を下地48に強固に固定することができ
る。
【0012】
【発明の効果】本発明は以上のように、表層と裏層とを
ほぼ同質の透光性高分子樹脂材料とし、両者を重合によ
り接着したものであるから、表層と裏層の吸水率や線膨
張係数などの物理的特徴をほぼ同一に揃えることができ
る。このため化粧板の反りが発生せず、耐候性、耐水性
を向上させることができる。また表層と裏層との色や濃
さを適切に決めることにより、例えば表層よりも裏層に
含まれる顔料を多く(色を濃く)することにより、全体
をあまり厚くすることなく表層から見た時の透明感を高
く保ち深味のある美しい仕上がりとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の断面図
【図2】裏層の成形工程を示す図
【図3】表層の成形工程を示す図
【図4】タイル板の施工例を示す図
【符号の説明】
10  タイル板 12  表層 20  裏層 30、42  透明樹脂材料

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  透光性高分子樹脂の薄板からなる裏層
    と、この裏層とほぼ同質の材料で作られこの裏層に重合
    接着された表層とを有することを特徴とする樹脂製化粧
    板。
JP7440491A 1991-03-15 1991-03-15 樹脂製化粧板 Pending JPH04286615A (ja)

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JP7440491A JPH04286615A (ja) 1991-03-15 1991-03-15 樹脂製化粧板

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JP7440491A JPH04286615A (ja) 1991-03-15 1991-03-15 樹脂製化粧板

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JPH04286615A true JPH04286615A (ja) 1992-10-12

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JP7440491A Pending JPH04286615A (ja) 1991-03-15 1991-03-15 樹脂製化粧板

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