JPH04286121A - 半導体の湿式処理装置 - Google Patents
半導体の湿式処理装置Info
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- JPH04286121A JPH04286121A JP4955591A JP4955591A JPH04286121A JP H04286121 A JPH04286121 A JP H04286121A JP 4955591 A JP4955591 A JP 4955591A JP 4955591 A JP4955591 A JP 4955591A JP H04286121 A JPH04286121 A JP H04286121A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体基板の片面を湿
式処理する半導体の湿式処理装置に係り、特に前記処理
が施されない面に対する処理溶液の侵入検知と侵入防止
に関する。
式処理する半導体の湿式処理装置に係り、特に前記処理
が施されない面に対する処理溶液の侵入検知と侵入防止
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体の湿式処理装置は、例えば
図4に示すように、半導体基板1を湿式処理を実施する
面1a(以下処理面1aと記す)だけが処理溶液と接面
するように基板保持体3を用いて固定し、半導体基板1
の処理溶液に対する電位が制御できるようにPt等の金
属電極5が前記処理を施さない面1b(以下非処理面1
bと記す)とオーミック接触して取付けられ、配線9を
介してポテンショスタット等に接続される。半導体基板
1の非処理面は処理溶液に接触しないように例えば、O
リング6のようなシール材によって処理液の浸入を防止
する。さらに基板保持体3のケース3bの一部には、気
抜き管8が設けられ処理溶液と遮断され溶液槽外の空間
と連通しているから、非処理面1b側は密閉されること
なく温度の上昇によって内部圧力が高くなることもない
。この種の技術は特開昭51−110277号公報に開
示されている。
図4に示すように、半導体基板1を湿式処理を実施する
面1a(以下処理面1aと記す)だけが処理溶液と接面
するように基板保持体3を用いて固定し、半導体基板1
の処理溶液に対する電位が制御できるようにPt等の金
属電極5が前記処理を施さない面1b(以下非処理面1
bと記す)とオーミック接触して取付けられ、配線9を
介してポテンショスタット等に接続される。半導体基板
1の非処理面は処理溶液に接触しないように例えば、O
リング6のようなシール材によって処理液の浸入を防止
する。さらに基板保持体3のケース3bの一部には、気
抜き管8が設けられ処理溶液と遮断され溶液槽外の空間
と連通しているから、非処理面1b側は密閉されること
なく温度の上昇によって内部圧力が高くなることもない
。この種の技術は特開昭51−110277号公報に開
示されている。
【0003】また、例えば図5に示す半導体の湿式処理
装置は、半導体基板2を溶液槽1中の基板保持体3にO
リング6によって固定し、非処理面2bを真空ポンプ1
0と気抜き管8を介して減圧し保持体3に固定するよう
に構成されている。
装置は、半導体基板2を溶液槽1中の基板保持体3にO
リング6によって固定し、非処理面2bを真空ポンプ1
0と気抜き管8を介して減圧し保持体3に固定するよう
に構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術は、処理する半導体基板2の破損、Oリング6の
劣化などの事故的原因か、あるいは、特にエッチング処
理において、半導体基板2の処理面2aから非処理面2
bに達する加工を行なった場合に、前者については、処
理溶液4が半導体基板2の非処理面2b側にまわり込ん
だとしても、これを検知する手段が設けられていないた
め、処理を中止し処理装置を停止することができない。 また後者の場合も、処理溶液4が気抜き管8を経て真空
ポンプ10内へ侵入すると真空ポンプの動作不良の原因
になる。従って処理装置の修復に無駄な時間を費やすば
かりでなく、処理溶液4と保持体3を構成する材料の反
応作用によっては、急激な温度上昇や反応ガスが生成さ
れるおそれがあり、特に、反応性が高い物質(例えばヒ
ドラジン、ヒドラジン加水物等の無機物、アルコール類
を含む)の場合は、中途にバッファタンク等をおいて液
体をトラップしたとしも、真空ポンプに悪影響を及ぼす
おそれがあった。
来技術は、処理する半導体基板2の破損、Oリング6の
劣化などの事故的原因か、あるいは、特にエッチング処
理において、半導体基板2の処理面2aから非処理面2
bに達する加工を行なった場合に、前者については、処
理溶液4が半導体基板2の非処理面2b側にまわり込ん
だとしても、これを検知する手段が設けられていないた
め、処理を中止し処理装置を停止することができない。 また後者の場合も、処理溶液4が気抜き管8を経て真空
ポンプ10内へ侵入すると真空ポンプの動作不良の原因
になる。従って処理装置の修復に無駄な時間を費やすば
かりでなく、処理溶液4と保持体3を構成する材料の反
応作用によっては、急激な温度上昇や反応ガスが生成さ
れるおそれがあり、特に、反応性が高い物質(例えばヒ
ドラジン、ヒドラジン加水物等の無機物、アルコール類
を含む)の場合は、中途にバッファタンク等をおいて液
体をトラップしたとしも、真空ポンプに悪影響を及ぼす
おそれがあった。
【0005】この発明は、上述の従来技術の問題点に着
目してなされたもので、処理溶液が半導体基板の非処理
面側に侵入したことを検知する手段と、上記故障発生を
未然に防止するに好適な半導体の湿式処理装置を提供す
ることを目的としている。
目してなされたもので、処理溶液が半導体基板の非処理
面側に侵入したことを検知する手段と、上記故障発生を
未然に防止するに好適な半導体の湿式処理装置を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、特許請求
の範囲に記載されている。具体的には、図1に示すよう
に、半導体基板2の処理面2aが処理溶液4に接面する
ように保持体3に半導体基板2を保持し、保持体3と半
導体基板2の間にOリング6を介在させて非処理面2b
を処理溶液4に対して密封する構成において、非処理面
2bと対向する保持体3内の空間7と連通する通路8に
処理溶液4と反応するガスの検知器17を設置した半導
体の湿式処理装置、若しくは、図3に示すように、保持
体3と半導体基板2との間を脱気する気抜き管8及び真
空ポンプ10と、気抜き管8内に処理溶液4が侵入した
ことを検出するセンサ13と、センサ13からの信号に
より、気抜き管8と真空ポンプ10との間の電磁弁12
を開閉制御する制御装置11を備えた半導体の湿式処理
装置によって達成される。
の範囲に記載されている。具体的には、図1に示すよう
に、半導体基板2の処理面2aが処理溶液4に接面する
ように保持体3に半導体基板2を保持し、保持体3と半
導体基板2の間にOリング6を介在させて非処理面2b
を処理溶液4に対して密封する構成において、非処理面
2bと対向する保持体3内の空間7と連通する通路8に
処理溶液4と反応するガスの検知器17を設置した半導
体の湿式処理装置、若しくは、図3に示すように、保持
体3と半導体基板2との間を脱気する気抜き管8及び真
空ポンプ10と、気抜き管8内に処理溶液4が侵入した
ことを検出するセンサ13と、センサ13からの信号に
より、気抜き管8と真空ポンプ10との間の電磁弁12
を開閉制御する制御装置11を備えた半導体の湿式処理
装置によって達成される。
【0007】
【作用】上記の構成により、処理溶液4が半導体基板2
の非処理面2b側へ侵入したとき、反応によって発生す
る生成ガス、例えばH2の濃度上昇をモニタし、警報音
の発動、あるいは処理溶液4の加熱中止、半導体基板2
への電圧印加中止等が可能となり、また気抜き管8に処
理溶液4が侵入したことをセンサ13が検知したときは
、直ちに気抜き管8と真空ポンプ10の間を電磁弁12
が遮断して真空ポンプ10内への処理溶液4の侵入を防
ぐことができる。
の非処理面2b側へ侵入したとき、反応によって発生す
る生成ガス、例えばH2の濃度上昇をモニタし、警報音
の発動、あるいは処理溶液4の加熱中止、半導体基板2
への電圧印加中止等が可能となり、また気抜き管8に処
理溶液4が侵入したことをセンサ13が検知したときは
、直ちに気抜き管8と真空ポンプ10の間を電磁弁12
が遮断して真空ポンプ10内への処理溶液4の侵入を防
ぐことができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。 (実施例1)図1は、この発明の一実施例の要部を示す
断面図である。まず構成を説明すると、図4に示す従来
例に準じ、半導体基板2を基板保持体3によって固定し
、Oリング6により半導体基板2の非処理面2bを処理
溶液4から遮断し、保持体3には半導体基板2の処理溶
液4に対する電位を制御する金属電極5が設けられ、基
板保持体3には気抜き管8が取付けられているが、気抜
き管8の途中に検知器17が設置されている。検知器1
7は、処理溶液4と半導体基板2あるいは金属電極5に
使用した金属等との反応によって生じる反応ガスを検知
するもので、例えば、処理溶液としてヒドラジン、エチ
レンジアミン+ピロカテコール、KOH等のアルカリ性
溶液を用い、Si半導体基板2をエッチングする場合、
反応の過程においてH2ガスが多量に発生するので、検
知器20にはH2ガスセンサを用いる。検知方式は公知
の接触燃焼方式、半導体式、固体熱伝導式などいずれも
適用可能であるが、応答速度の速いものが好適である。 また検知器20の取付け位置は気抜き管8の途中に限定
せず、半導体基板2の非処理面2bに侵入した処理溶液
4によって発生するガスを検知するに好適な位置であれ
ばよく、半導体基板2の非処理面2bと保持体3によっ
て形成される空間7に対面していても支障はない。
明する。 (実施例1)図1は、この発明の一実施例の要部を示す
断面図である。まず構成を説明すると、図4に示す従来
例に準じ、半導体基板2を基板保持体3によって固定し
、Oリング6により半導体基板2の非処理面2bを処理
溶液4から遮断し、保持体3には半導体基板2の処理溶
液4に対する電位を制御する金属電極5が設けられ、基
板保持体3には気抜き管8が取付けられているが、気抜
き管8の途中に検知器17が設置されている。検知器1
7は、処理溶液4と半導体基板2あるいは金属電極5に
使用した金属等との反応によって生じる反応ガスを検知
するもので、例えば、処理溶液としてヒドラジン、エチ
レンジアミン+ピロカテコール、KOH等のアルカリ性
溶液を用い、Si半導体基板2をエッチングする場合、
反応の過程においてH2ガスが多量に発生するので、検
知器20にはH2ガスセンサを用いる。検知方式は公知
の接触燃焼方式、半導体式、固体熱伝導式などいずれも
適用可能であるが、応答速度の速いものが好適である。 また検知器20の取付け位置は気抜き管8の途中に限定
せず、半導体基板2の非処理面2bに侵入した処理溶液
4によって発生するガスを検知するに好適な位置であれ
ばよく、半導体基板2の非処理面2bと保持体3によっ
て形成される空間7に対面していても支障はない。
【0009】次に本実施例の作用について図2を用いて
説明する。図2は図1の実施例を用いて実際にSi基板
の電界エッチングを行なう処理装置の概略図である。S
i半導体基板2は基板保持体3によって固定され、ポテ
ンショスタット15によって電位コントロールされ、処
理液4例えばヒドラジン水溶液中に浸漬されている。処
理溶液4の液中に設置された対向電極14との間で電流
が流れることになる。処理液4はヒータ19によって1
00℃前後に加熱される。ポテンショスタット15は単
独で使用してもよいが、図2のようにパーソナルコンピ
ュータ16を介してもよい。さて、エッチングが開始す
るとSi半導体基板2の表面からはH2の気泡が多量に
発生する。この時、Si半導体基板2に破損があったり
、あるいは図1に示した断面図のOリング6が劣化があ
ると、ヒドラジンがSi半導体基板2の非処理面2bに
まわり込み、金属電極5の腐蝕、あるいは金属電極5と
オーミック接触を得るためにSi半導体基板2に予め蒸
着しておいた金属薄膜を腐蝕させたり、Si面が露出し
ていればエッチングされてしまうなど不良の原因となる
。 そこで本実施例は、処理溶液4がSi半導体基板2の非
処理面2b側にまわり込み、金属電極5、金属薄膜、S
i面等と接触することによって発生するH2ガスが気抜
き管8を通過すると、検知器17がH2ガスを検知し、
H2ガスの増加したことをコントローラ18によって確
認すると、パーソナルコンピュータ16へ信号が送られ
る。 続いてパーソナルコンピュータ16からの発信により、
例えば、ポテンショスタット15は電圧の制御を中止し
ヒータ電源20をOFF状態とする。同時に警報の発生
とエラーメッセージの表示を行なうようにしても良い。
説明する。図2は図1の実施例を用いて実際にSi基板
の電界エッチングを行なう処理装置の概略図である。S
i半導体基板2は基板保持体3によって固定され、ポテ
ンショスタット15によって電位コントロールされ、処
理液4例えばヒドラジン水溶液中に浸漬されている。処
理溶液4の液中に設置された対向電極14との間で電流
が流れることになる。処理液4はヒータ19によって1
00℃前後に加熱される。ポテンショスタット15は単
独で使用してもよいが、図2のようにパーソナルコンピ
ュータ16を介してもよい。さて、エッチングが開始す
るとSi半導体基板2の表面からはH2の気泡が多量に
発生する。この時、Si半導体基板2に破損があったり
、あるいは図1に示した断面図のOリング6が劣化があ
ると、ヒドラジンがSi半導体基板2の非処理面2bに
まわり込み、金属電極5の腐蝕、あるいは金属電極5と
オーミック接触を得るためにSi半導体基板2に予め蒸
着しておいた金属薄膜を腐蝕させたり、Si面が露出し
ていればエッチングされてしまうなど不良の原因となる
。 そこで本実施例は、処理溶液4がSi半導体基板2の非
処理面2b側にまわり込み、金属電極5、金属薄膜、S
i面等と接触することによって発生するH2ガスが気抜
き管8を通過すると、検知器17がH2ガスを検知し、
H2ガスの増加したことをコントローラ18によって確
認すると、パーソナルコンピュータ16へ信号が送られ
る。 続いてパーソナルコンピュータ16からの発信により、
例えば、ポテンショスタット15は電圧の制御を中止し
ヒータ電源20をOFF状態とする。同時に警報の発生
とエラーメッセージの表示を行なうようにしても良い。
【0010】(実施例2)図3は、この発明の他の実施
例を示す図である。本実施例の構成は、保持体3に半導
体基板2を取付け、溶液槽1の処理溶液4中に浸漬する
。保持体3に半導体基板2を取付ける面にはOリング6
装着用の溝3cが円周上に穿設されており、Oリング6
は半導体基板2と接している。半導体基板2の非処理面
2bは気抜き管8を経て真空ポンプ10に連通しており
、真空ポンプ10によって気抜き管8内を減圧すること
により半導体基板2は、保持体3に密着固定されている
。気抜き管8と真空ポンプ10との間の通路に電磁弁1
2が配設されており、電磁弁12は気抜き管8と真空ポ
ンプ10との間を開放したり閉塞したりすることができ
る。請求項2記載の通路開閉手段とは、例えば本実施例
の電磁弁12に相当する。気抜き間8内には処理溶液の
侵入を検出するセンサ13が設置されている。制御装置
11はセンサ13からの検知信号11aを入力し、電磁
弁12に開閉信号bを出力する。
例を示す図である。本実施例の構成は、保持体3に半導
体基板2を取付け、溶液槽1の処理溶液4中に浸漬する
。保持体3に半導体基板2を取付ける面にはOリング6
装着用の溝3cが円周上に穿設されており、Oリング6
は半導体基板2と接している。半導体基板2の非処理面
2bは気抜き管8を経て真空ポンプ10に連通しており
、真空ポンプ10によって気抜き管8内を減圧すること
により半導体基板2は、保持体3に密着固定されている
。気抜き管8と真空ポンプ10との間の通路に電磁弁1
2が配設されており、電磁弁12は気抜き管8と真空ポ
ンプ10との間を開放したり閉塞したりすることができ
る。請求項2記載の通路開閉手段とは、例えば本実施例
の電磁弁12に相当する。気抜き間8内には処理溶液の
侵入を検出するセンサ13が設置されている。制御装置
11はセンサ13からの検知信号11aを入力し、電磁
弁12に開閉信号bを出力する。
【0011】次に本実施例の作用を説明する。半導体基
板2を保持体3に取り付け、真空ポンプ10を駆動する
ことによって半導体基板2を保持体3に吸着させる。こ
のとき電磁弁10は開放されている。このとき、処理溶
液4はOリング6によりシーリングされているから、半
導体基板2と保持体3の間には処理溶液4が侵入するこ
とはない。保持体2に破損等が生じ、溶液8が真空吸着
管5へ浸入した場合などには、センサ13が処理溶液4
の侵入を検出し、検知信号11aを制御装置11へ送り
、制御装置11は電磁弁閉信号11bを電磁弁12へ送
り電磁弁12を閉じる。制御装置11にブザーまたは警
報機などを付加することにより異常を知らせることも可
能である。
板2を保持体3に取り付け、真空ポンプ10を駆動する
ことによって半導体基板2を保持体3に吸着させる。こ
のとき電磁弁10は開放されている。このとき、処理溶
液4はOリング6によりシーリングされているから、半
導体基板2と保持体3の間には処理溶液4が侵入するこ
とはない。保持体2に破損等が生じ、溶液8が真空吸着
管5へ浸入した場合などには、センサ13が処理溶液4
の侵入を検出し、検知信号11aを制御装置11へ送り
、制御装置11は電磁弁閉信号11bを電磁弁12へ送
り電磁弁12を閉じる。制御装置11にブザーまたは警
報機などを付加することにより異常を知らせることも可
能である。
【0012】実施例1は、半導体基板の破損やシール材
の劣化を未然に防止するものではなく、半導体基板2の
非処理面2bへの処理溶液4の侵入事故が発生した時に
速やかに対処するものであるから、事故発生時点で直ち
に処理を中止することにより時間の無駄がなく、事故に
よる損害を最小限にとどめることができ、しかも処理溶
液4の加熱中止、半導体基板2への電位コントロール中
止などの操作を自動的に行なうことにより、半導体の湿
式処理装置を安全な状態に維持することができる。
の劣化を未然に防止するものではなく、半導体基板2の
非処理面2bへの処理溶液4の侵入事故が発生した時に
速やかに対処するものであるから、事故発生時点で直ち
に処理を中止することにより時間の無駄がなく、事故に
よる損害を最小限にとどめることができ、しかも処理溶
液4の加熱中止、半導体基板2への電位コントロール中
止などの操作を自動的に行なうことにより、半導体の湿
式処理装置を安全な状態に維持することができる。
【0013】また、実施例2は、気抜き管内にセンサと
電磁弁12を設け、センサ13が処理溶液4の漏出を検
知した時電磁弁12を閉じることにより、真空ポンプ1
0内への処理溶液4の浸入を防止することができる。
電磁弁12を設け、センサ13が処理溶液4の漏出を検
知した時電磁弁12を閉じることにより、真空ポンプ1
0内への処理溶液4の浸入を防止することができる。
【0014】
【発明の効果】本発明の実施により、半導体基板の非処
理面側への処理溶液の侵入を迅速に検知することによっ
て、半導体の湿式処理装置を安全に停止し事故の発生を
未然に防止することができる。
理面側への処理溶液の侵入を迅速に検知することによっ
て、半導体の湿式処理装置を安全に停止し事故の発生を
未然に防止することができる。
【図1】本発明に係る半導体の湿式処理装置の実施例1
の要部を示す断面図である。
の要部を示す断面図である。
【図2】本発明に係る半導体の湿式処理装置の実施例1
の全体を示す構成図である。
の全体を示す構成図である。
【図3】本発明に係る半導体の湿式処理装置の実施例2
の要部を示す断面図である。
の要部を示す断面図である。
【図4】従来技術の要部断面図である。
【図5】他の従来技術の要部断面図である。
1 溶液槽
2 半導体基板
2a 処理面
2b 非処理面
3 保持体
3a 蓋
3b ケース
4 処理溶液
5 金属電極
6 Oリング
7 空間
8 気抜き管
9 配線
10 真空ポンプ
11 制御装置
11a 検知信号
11b 開閉信号
12 電磁弁
13 センサ
14 対向電極
15 ポテンショスタット
16 パーソナルコンピュータ
17 検知器
18 コントローラ
19 ヒータ
20 ヒータ電源
Claims (2)
- 【請求項1】半導体基板の処理面が処理溶液に接面する
ように保持する保持体と、該保持体と前記半導体基板の
間に介在し非処理面を処理溶液に対して密封するシール
部材とを有する半導体の湿式処理装置において、前記非
処理面と対向する前記保持体内の空間と連通する通路に
前記処理溶液と反応するガスの検知器を設置しているこ
とを特徴とする半導体の湿式処理装置。 - 【請求項2】半導体基板の処理面が処理溶液に接面する
ように保持する保持体と、該保持体と前記半導体基板の
間に介在し非処理面を処理溶液に対して密封するシール
部材とを有する半導体の湿式処理装置において、前記保
持体と前記半導体基板との間を脱気する気抜き管及び真
空ポンプと、前記気抜き管内に処理溶液が侵入したこと
を検出する手段と、前記検出手段からの信号により、前
記気抜き管と前記真空ポンプとを連結する通路に設けた
電磁弁を開閉制御する装置を備えていることを特徴とす
る半導体の湿式処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4955591A JPH04286121A (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 半導体の湿式処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4955591A JPH04286121A (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 半導体の湿式処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04286121A true JPH04286121A (ja) | 1992-10-12 |
Family
ID=12834449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4955591A Pending JPH04286121A (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 半導体の湿式処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04286121A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008190044A (ja) * | 2002-07-22 | 2008-08-21 | Ebara Corp | 基板ホルダ及びめっき装置 |
US9506162B2 (en) | 2002-06-21 | 2016-11-29 | Ebara Corporation | Electrochemical deposition method |
US9593430B2 (en) | 2002-07-22 | 2017-03-14 | Ebara Corporation | Electrochemical deposition method |
-
1991
- 1991-03-14 JP JP4955591A patent/JPH04286121A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9506162B2 (en) | 2002-06-21 | 2016-11-29 | Ebara Corporation | Electrochemical deposition method |
JP2008190044A (ja) * | 2002-07-22 | 2008-08-21 | Ebara Corp | 基板ホルダ及びめっき装置 |
US9593430B2 (en) | 2002-07-22 | 2017-03-14 | Ebara Corporation | Electrochemical deposition method |
US9624596B2 (en) | 2002-07-22 | 2017-04-18 | Ebara Corporation | Electrochemical deposition method |
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