JPH10326730A - 半導体製造装置及びそのメンテナンス方法 - Google Patents

半導体製造装置及びそのメンテナンス方法

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Publication number
JPH10326730A
JPH10326730A JP13481397A JP13481397A JPH10326730A JP H10326730 A JPH10326730 A JP H10326730A JP 13481397 A JP13481397 A JP 13481397A JP 13481397 A JP13481397 A JP 13481397A JP H10326730 A JPH10326730 A JP H10326730A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
maintenance
dry air
semiconductor manufacturing
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP13481397A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuto Ikeda
和人 池田
Yuji Yoshida
祐治 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP13481397A priority Critical patent/JPH10326730A/ja
Publication of JPH10326730A publication Critical patent/JPH10326730A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メンテナンス時のチャンバ内壁への水分吸着
を低減して、早急に真空立上げができるようにする。 【解決手段】 ウェーハ移載ロボット7を備えたチャン
バ1に乾燥空気を供給する乾燥空気供給用ボンベ11を
水分除去装置12を介して接続する。テスト用のウェー
ハ6の取出しや、真空ウェーハ移載ロボット7のメンテ
ナンス時、ゲート2を開いてチャンバ1内を大気に開放
すると共に、乾燥空気用バルブ14を開いて水分を除去
した乾燥空気をチャンバ1内に供給して、外気に抗して
チャンバ1の外に流し続け、外気がチャンバ1内へ侵入
しないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体製造装置及び
そのメンテナンス方法に係り、特にメンテナンス時のチ
ャンバ内壁への水分吸着を低減するためのものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置には、例えば、ウェーハ
移載ロボットを有するチャンバにウェーハ処理室やロー
ドロック室などの連接ユニットを連設し、ウェーハ移載
ロボットによりウェーハをロードロック室からウェーハ
処理室へ、あるいはウェーハ処理室からロードロック室
に移載するものがある。
【0003】上記チャンバ回りは、例えば図2に示すよ
うに、真空気密構造をしたチャンバ1と、チャンバ1内
のメンテナンス用のゲート2と、チャンバ1内を排気経
路9を介して真空引きするポンプ3と、排気経路9の開
閉を行う真空引き用のバルブ4と、チャンバ1内に供給
経路10を介してリークガスを供給してチャンバ1内を
大気圧に戻すリークガス供給源5と、供給経路10の開
閉を行う大気リーク用のバルブ8とから構成される。な
お、チャンバ1に連接される連接ユニットは省略してあ
る。このように構成されたチャンバは、使用に際して、
次のようにして真空引きし、パージし、そしてメンテナ
ンスする。
【0004】チャンバ1内を真空状態とするには、ゲー
ト2を閉じてチャンバ1を密閉し、大気リーク用バルブ
8を閉じたうえで、真空引き用バルブ4を開いてポンプ
3により真空引きを行う。
【0005】チャンバ1内を大気圧に戻すには、ゲート
2を閉じて真空引き用バルブ4を閉じたうえで、大気リ
ーク用バルブ8を開いてリークガス供給源5よりリーク
ガスをチャンバ1内に供給する。
【0006】真空テスト用のウェーハ6の取出しやウェ
ーハ移載ロボット7のメンテナンス(以下、単にメンテ
ナンスという)時は、真空引き用バルブ4及び大気リー
ク用バルブ8を共に閉じたうえで、ゲート2を開いてチ
ャンバ1内を大気状態に開放する。
【0007】メンテナンス後は、再び真空引きが行なわ
れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たチャンバを有する従来の半導体製造装置では、メンテ
ナンス時にゲート2を開いてチャンバ1内を大気状態に
開放するため、大気中の水分がチャンバ内壁に吸着して
しまうことがある。チャンバ内壁に水分が吸着すると、
後に行なわれる真空引きにおいて、目標真空度への到達
時間に大きな影響を与える。すなわち、水分吸着量の増
加が目標真空度への到達時間の増加につながるため、水
分吸着が大きな問題となっており、装置のスループット
を低下させていた。
【0009】本発明の課題は、上述した従来技術の問題
点を解消して、メンテナンス時のチャンバ内壁への水分
吸着を低減して、早急に真空立上げすることができる半
導体製造装置及びそのメンテナンス方法を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部を真空状
態で使用し、メンテナンス時大気に開放するチャンバを
有する半導体装置において、メンテナンス時に、チャン
バを汚染せず、チャンバに連接する関連ユニットに悪影
響を与えず、作業者の安全を確保できる乾燥ガスをチャ
ンバ内に供給する乾燥ガス供給手段を設けたものであ
る。メンテナンス時、チャンバを大気に開放すると共
に、乾燥ガス供給手段によりチャンバ内へ乾燥ガスを供
給する。これにより水分を含む外気の侵入が防止され、
メンテナンス時のチャンバ内壁への水分の吸着量を低減
できる。
【0011】また、本発明は、チャンバ内に、上記乾燥
ガスを流入させながらメンテナンスを行う半導体製造装
置のメンテナンス方法である。チャンバ内に乾燥ガスを
流入させながらメンテナンスを行うと、チャンバ内壁へ
の水分の吸着量を低減できるので、メンテナンス終了後
に行うチャンバの真空立上げ時間を短縮できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。
【0013】半導体製造装置を構成するチャンバ回り
は、図1に示すように、真空気密構造をしたチャンバ1
と、チャンバ1内のメンテナンス用のゲート2と、チャ
ンバ1内を排気経路9を介して真空引きするポンプ3
と、排気経路9の開閉を行う真空引き用のバルブ4と、
チャンバ1内に供給経路10を介してリークガスを供給
してチャンバ1内を大気圧に戻すリークガス供給源5
と、供給経路10の開閉を行う大気リーク用のバルブ8
とから構成される。ここまでは図2に示す従来の構成と
同じである。
【0014】従来と異なる点は、従来の構成に加えてチ
ャンバ1内に乾燥ガスとしての乾燥空気を供給するよう
にした点である。すなわち、チャンバ1内に空気供給経
路13を介して所定圧の乾燥空気を供給する乾燥空気供
給用ボンベ11と、乾燥空気供給用ボンベ11から供給
される乾燥空気中の水分を除去する水分除去装置12
と、空気供給経路13の開閉を行う乾燥空気用のバルブ
14とから構成され、メンテナンス時に乾燥空気をチャ
ンバ1内に供給できるように構成されている。なお、水
分除去装置としては、例えばエアドライヤがある。
【0015】このような構成において、チャンバ1内を
大気圧状態でメンテナンスを行う時は、真空引き用バル
ブ4及び大気リーク用バルブ8を共に閉じたうえで、ゲ
ート2を開いてチャンバ1内を大気状態に開放すると共
に、乾燥空気用バルブ14を開いて乾燥空気供給用ボン
ベから乾燥空気を送り出し、水分除去装置12で水分を
除去してチャンバ1内に供給する。このときのボンベ圧
は、チャンバ1内に流入しようとする外気に抗して、チ
ャンバ1内に供給された乾燥空気が流出する圧が必要で
ある。
【0016】チャンバ1内へ乾燥空気を供給してチャン
バ1に流し続けることで、チャンバ1外からの水分を含
んだ外気の侵入が防止される。水分を含んだ外気がチャ
ンバ1内に侵入しないので、メンテナンス中のチャンバ
1の内壁面への総水分吸着量を低減できる。それに伴い
メンテナンス後に行なわれる真空立上げ時間が短縮で
き、装置のスループットが向上する。
【0017】また、チャンバ1内に供給されて流出する
ガスは乾燥空気であるため、チャンバ1を汚染せず、チ
ャンバ1に連接するウェーハ処理室やロードロック室な
どの関連ユニットに悪影響を与えず、作業者の安全を確
保できる。
【0018】なお、上記実施の形態では、外気の侵入を
防止するために流し続ける乾燥ガスとして、特に乾燥空
気を使用したので、取り扱いが容易である。しかし、チ
ャンバ1を汚染せず、チャンバ1に連接する関連ユニッ
トに悪影響を与えず、作業者の安全を確保できるガスで
あれば、乾燥空気に限定されない。
【0019】また、本発明のチャンバには、ロードロッ
ク室と処理室との間に設けられ、ロードロック室と処理
室との間をウェーハ搬送するために中継室となる搬送室
や、あるいはロードロック室と連設され、ロードロック
室との間でウェーハを搬送するカセット収納室等であっ
てもよい。
【0020】また、ウェーハ移載ロボットは、移載対象
がウェーハに限定されるものではなく、広く基板移載ロ
ボットであればよい。
【0021】
【発明の効果】本発明装置によれば、メンテナンス時、
乾燥ガス供給手段によりチャンバ内へ乾燥空気を供給す
るようにしたので、外気の侵入を防止し、チャンバ内壁
への水分の総吸着量を低減できる。
【0022】本発明方法によれば、チャンバ内に乾燥ガ
スを流入させながらメンテナンスを行うので、メンテナ
ンス後に行うチャンバ内の真空立上げの時間を短縮でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の半導体製造装置のチャンバ回りを
示した概略構成図である。
【図2】従来の半導体製造装置のチャンバ回りを示した
概略構成図である。
【符号の説明】
1 チャンバ 2 ゲート 3 真空引きするポンプ 11 乾燥空気供給用ボンベ 12 水分除去装置 13 空気供給経路 14 乾燥空気用バルブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部を真空状態で使用し、メンテナンス時
    大気に開放するチャンバを有する半導体装置において、 メンテナンス時に、チャンバを汚染せず、チャンバに連
    接する関連ユニットに悪影響を与えず、作業者の安全を
    確保できる乾燥ガスをチャンバ内に供給する乾燥ガス供
    給手段を設けたことを特徴とする半導体製造装置。
  2. 【請求項2】チャンバ内に、チャンバを汚染せず、チャ
    ンバに連接する関連ユニットに悪影響を与えず、作業者
    の安全を確保できる乾燥ガスを流入させながらメンテナ
    ンスを行う半導体製造装置のメンテナンス方法。
JP13481397A 1997-05-26 1997-05-26 半導体製造装置及びそのメンテナンス方法 Pending JPH10326730A (ja)

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JP13481397A JPH10326730A (ja) 1997-05-26 1997-05-26 半導体製造装置及びそのメンテナンス方法

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JPH10326730A true JPH10326730A (ja) 1998-12-08

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ID=15137103

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JP13481397A Pending JPH10326730A (ja) 1997-05-26 1997-05-26 半導体製造装置及びそのメンテナンス方法

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JP (1) JPH10326730A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001053066A (ja) * 1999-05-28 2001-02-23 Tokyo Electron Ltd オゾン処理装置およびその方法
KR100735099B1 (ko) * 2005-07-06 2007-07-06 삼성전자주식회사 제습장치

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JP2001053066A (ja) * 1999-05-28 2001-02-23 Tokyo Electron Ltd オゾン処理装置およびその方法
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