JPH06204206A - 薬液液面検知方法及び薬液液面検知装置 - Google Patents

薬液液面検知方法及び薬液液面検知装置

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JPH06204206A
JPH06204206A JP36081892A JP36081892A JPH06204206A JP H06204206 A JPH06204206 A JP H06204206A JP 36081892 A JP36081892 A JP 36081892A JP 36081892 A JP36081892 A JP 36081892A JP H06204206 A JPH06204206 A JP H06204206A
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JP
Japan
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chemical liquid
chemical
liquid level
detecting
gas
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JP36081892A
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English (en)
Inventor
Akihisa Mazaki
昭久 眞崎
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理用薬液の種類・状態などに関係なく、
安定した液面レベルの検出ができ、その検出信号によっ
て各種制御(空焚き防止等)が可能で、薬液槽の割れや
ダストの多発等の不都合を防止した薬液液面検知方法及
び薬液液面検知装置を提供する 【構成】 半導体ウェハ等電子材料2を薬液1(エッ
チング液等)で処理する場合、薬液の液面をガスの背圧
の変化でエアーセンサー5等を用いて検知し、必要に応
じ、検知信号により温度制御その他の制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薬液液面検知方法及び
薬液液面検知装置に関する。本発明は、例えば各種の半
導体装置等の電子材料を薬液で処理する場合(ウェット
エッチング処理を行う場合等)に、利用することができ
る。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】従来より、半導体装置等
の電子材料を薬液で処理することが行われている。とこ
ろがこの場合に、処理用薬液の液面を適正に検知するこ
とが難しいと言う問題がある。場合によっては、処理用
薬液の存否の検知もなされず、処理用薬液が存在しない
のに被処理電子材料が処理部に搬送され、プロセスが進
んでしまうことがある。
【0003】従来のこの問題について、半導体ウェハを
ウェットエッチング処理する場合を例にとって説明する
と、次のとおりである。
【0004】従来の半導体ウェハのウェットエッチング
処理は、図3に示すように、処理用薬液1であるエッチ
ング液に被処理電子材料2である半導体ウェハを浸漬し
て、所望のエッチングを行う。薬液1(エッチング液)
は、薬液槽3に入れられている。薬液槽3は一般に、石
英槽である。この薬液槽3(ウェットエッチング用石英
槽)は、通例ヒーターにより加熱されるようになってお
り、温度制御手段4である温調器によりこのヒーターが
制御されて、温度制御される。図中、符号21は被処理
電子材料2である半導体ウェハを収納・搬送するための
ウェハキャリアである。
【0005】このような従来のウェットエッチング用石
英槽(ヒーター加熱石英槽)にあっては、使用する処理
用薬液1であるエッチング液が蒸発して薬液槽3が空に
なっても、ヒーター加熱電源がオフにならないことがし
ばしば起きる。薬液槽3の中に薬液1が入っておらず、
空の状態でもヒーターはオンでき、この場合薬液槽3
(石英槽)が空焚き状態になる。このため薬液槽3の割
れや、ダストの多発と言う問題が発生する。
【0006】上記問題を避けるため、液面レベルを検出
する手段を設けようとする場合も、電子材料処理の分野
では、必ずしも適当な液面レベル検出手段は見当たらな
い。例えば、赤外光で液面レベルを検出しようとする
と、薬液1の色によっては検出ができないので、汎用性
に問題がある。装置も大がかりになりがちである。その
他、色以外でも、薬液1の温度、粘度によっては検出が
できないものがあり、薬液1が循環であるか溜置きであ
るかによっても、検出ができない場合がある。
【0007】
【発明の目的】本発明は、上記従来技術の問題点を解決
して、処理用薬液の種類・状態などに関係なく、安定し
た液面レベルの検出が可能で、その検出信号によって各
種の制御、例えば各種インターロック(空焚き防止のイ
ンターロック等)の設置をも可能とし、薬液槽の割れ防
止等の安全性向上や、ダストの多発等の不都合の防止を
図ることができる薬液液面検知方法及び薬液液面検知装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【問題点を解決するための手段】本出願の請求項1の発
明は、電子材料を薬液で処理する場合の該薬液の液面を
ガスの背圧の変化で検知することを特徴とする薬液液面
検知方法であって、これにより上記目的を達成するもの
である。
【0009】本出願の請求項2の発明は、電子材料を薬
液で処理する場合の該薬液の液面をガスの背圧の変化で
検知し、その検知信号で制御を行うことを特徴とする薬
液液面検知方法であって、これにより上記目的を達成す
るものである。
【0010】本出願の請求項3の発明は、被処理電子材
料が半導体装置であることを特徴とする請求項1または
2に記載の薬液液面検知方法であって、これにより上記
目的を達成するものである。
【0011】本出願の請求項4の発明は、処理が薬液に
よるエッチング処理であることを特徴とする請求項1な
いし3のいずれかに記載の薬液液面検知方法であって、
これにより上記目的を達成するものである。
【0012】本出願の請求項5の発明は、電子材料を処
理する薬液を入れる薬液槽と、この薬液槽の薬液の液面
を検知するためのガスを導くガス導入部と、該ガスの圧
力を信号化するエアーセンサーと、該信号により制御を
行う制御手段を有することを特徴とする薬液液面検知装
置であって、これにより上記目的を達成するものであ
る。
【0013】本出願の請求項6の発明は、被処理電子材
料が半導体装置であることを特徴とする請求項5に記載
の薬液液面検知装置であって、これにより上記目的を達
成するものである。
【0014】本出願の請求項7の発明は、薬液がエッチ
ング処理液であることを特徴とする請求項5または6に
記載の薬液液面検知装置であって、これにより上記目的
を達成するものである。
【0015】
【作用】本発明においては、電子材料を薬液で処理する
場合の該薬液の液面を、エアーセンサー等を利用して、
ガスの背圧の変化で検知するので、処理用薬液の種類・
状態(薬液の温度、色、粘度、循環であるか溜置きであ
るか)などに関係なく、安定した液面レベルの検出が可
能である。よって、きわめて汎用性に富む。装置も大が
かりにする必要がない。かつその検出信号によって各種
の制御、例えば各種インターロック(空焚き防止のイン
ターロック等)の設置が可能である。また、例えば循環
式の場合、フィルターの目詰まりなどで液面がふらつく
ようなときも、この検出信号によって液面制御を行って
液面を安定にすることができる。更に、廃液処理をする
ときの、廃液処理の制御や、排出完了の検知・制御に利
用することができる。従来問題とされていた薬液槽の割
れや、ダストの多発等の不都合は、確実に防止できる。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
て説明する。なお当然のことではあるが、本発明は実施
例により限定を受けるものではない。
【0017】実施例1 この実施例は、本発明を、半導体装置の製造プロセスに
用いる薬液処理装置に適用し、特に薬液槽の過熱防止の
ために利用したものである。より具体的には、ウェット
エッチング用ヒーター加熱石英槽の過熱・空焚きを防止
するように構成した。
【0018】本実施例においては、図1に示すように、
電子材料2を薬液1(エッチング液)で処理する場合の
該薬液1の液面を、エアーセンサー5を用いて、ガスの
背圧の変化で検知する。
【0019】更に本実施例は、電子材料2である半導体
ウェハを薬液1(エッチング液)で処理する場合、該薬
液1の液面をガスの背圧の変化で検知するとともに、そ
の検知信号で、各種制御、特に薬液槽3を加熱するヒー
ターの温度調節を行う制御手段4である温調器の制御を
行うように構成した。
【0020】本実施例の薬液処理装置(ウェットエッチ
ング装置)は、電子材料2である半導体ウェハを薬液1
(エッチング液)を入れる薬液槽3(ヒータ加熱石英
槽)と、この薬液槽3の薬液の液面を検知するためのガ
ス61(空気、あるいは窒素を用いることができる)を
導くガス導入部6と、該ガスの圧力を信号化するエアー
センサー5と、該信号により制御を行う制御手段4(温
調器)を有する構成として、本発明を具体化した。図1
中、符号21は被処理電子材料2である半導体ウェハを
収納・搬送するためのウェハキャリアであり、テフロン
製のものである。本実施例の薬液槽3は、石英槽の外側
にヒーターを巻き、石綿で保護して、ヒータ加熱するよ
うに構成したものである。
【0021】本実施例において、薬液槽3の薬液の液面
を検知するためのガス61を導くガス導入部6は、テフ
ロンチューブで形成した。ガス導入部6の先端(ガス導
出口)は、薬液槽3の上部に設ける。
【0022】本実施例において、薬液槽3の薬液面がガ
ス導入部6であるテフロンチューブの先端に触れると、
ガス61(エアー、または窒素等)は排気されにくくな
り、液中に埋没した分の背圧がエアーセンサー5に作用
する。これがエアーセンサー5内部に設けたピンを押し
上げ、機械的にマイクロスイッチを作動させる。これに
より、電気的に液面レベルを検出し、その信号を制御手
段4である石英槽ヒーター温調器に取り込むことによ
り、薬液槽3(石英槽)の空焚き防止のインターロック
信号とする。
【0023】本実施例によれば、薬液槽3であるヒータ
加熱石英槽について、液面検出用のエアーセンサー5を
設け、その電気信号をヒーターの加熱温度調節器(制御
手段4)に取り込み、薬液槽3(石英槽)の空焚き防止
インターロックとしたので、処理用薬液の種類・状態な
どに関係なく、安定した液面レベル検出ができ、その検
出信号によって確実に空焚き防止ができ、薬液槽3の割
れが防止できて安全性が高まり、ダストの多発等の不都
合も防止できる。
【0024】実施例2 この実施例の構成を、図2に示す。この実施例は、実施
例1の構成に、ガス61を清浄化するフィルター7と、
ガス61の圧力制御を行う減圧弁8(レギュレータ)と
を加えたものである。図中、符号9は圧力計である。
【0025】本実施例において、減圧弁8により減圧
(通常0.5kg/cm2 )されたガス61(エアー、
または窒素等)は、フィルター7、エアーセンサー5を
経て、薬液槽3の上部に設けたガス導入部6(テフロン
チューブ)の先端(ガス導出口)より排気される。これ
による背圧利用のエアーセンサー5によるヒーター温度
制御の機構は、実施例1と同様である。
【0026】本実施例によっても、実施例1と同様の作
用効果を得ることができる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、処理用薬液の種類・状
態などに関係なく、安定した液面レベルの検出が可能
で、その検出信号によって各種の制御、例えば各種イン
ターロック(空焚き防止のインターロック等)の設置を
も可能とし、薬液槽の割れ防止等の安全性向上や、ダス
トの多発等の不都合の防止を図ることができる電子材料
処理用薬液液面検知方法及び薬液液面検知装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の薬液処理装置の構成図である。
【図1】実施例2の薬液処理装置の構成図である。
【図1】従来の薬液処理装置の構成図である。
【符号の説明】
1 薬液(エッチング液) 2 電子材料(半導体ウェハ) 3 薬液槽(石英槽) 4 制御手段(温調器) 5 エアーセンサー 6 ガス導入部 61 ガス
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の薬液処理装置の構成図である。
【図2】実施例2の薬液処理装置の構成図である。
【図3】従来の薬液処理装置の構成図である。
【符号の説明】 1 薬液(エッチング液) 2 電子材料(半導体ウェハ) 3 薬液槽(石英槽) 4 制御手段(温調器) 5 エアーセンサー 6 ガス導入部 61 ガス

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子材料を薬液で処理する場合の該薬液の
    液面をガスの背圧の変化で検知することを特徴とする薬
    液液面検知方法。
  2. 【請求項2】電子材料を薬液で処理する場合の該薬液の
    液面をガスの背圧の変化で検知し、その検知信号で制御
    を行うことを特徴とする薬液液面検知方法。
  3. 【請求項3】被処理電子材料が半導体装置であることを
    特徴とする請求項1または2に記載の薬液液面検知方
    法。
  4. 【請求項4】処理が薬液によるエッチング処理であるこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の薬
    液液面検知方法。
  5. 【請求項5】電子材料を処理する薬液を入れる薬液槽
    と、この薬液槽の薬液の液面を検知するためのガスを導
    くガス導入部と、該ガスの圧力を信号化するエアーセン
    サーと、該信号により制御を行う制御手段を有すること
    を特徴とする薬液液面検知装置。
  6. 【請求項6】被処理電子材料が半導体装置であることを
    特徴とする請求項5に記載の薬液液面検知装置。
  7. 【請求項7】薬液がエッチング処理液であることを特徴
    とする請求項5または6に記載の薬液液面検知装置。
JP36081892A 1992-12-31 1992-12-31 薬液液面検知方法及び薬液液面検知装置 Pending JPH06204206A (ja)

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JP (1) JPH06204206A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004146739A (ja) * 2002-10-28 2004-05-20 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置
JP2004153164A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 M Fsi Kk 沸騰薬液の管理方法
KR100481176B1 (ko) * 2002-08-20 2005-04-07 삼성전자주식회사 기포검출장치가 장착된 웨트 크리닝 설비
KR100769164B1 (ko) * 2001-06-05 2007-10-23 엘지.필립스 엘시디 주식회사 습식식각장비

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100769164B1 (ko) * 2001-06-05 2007-10-23 엘지.필립스 엘시디 주식회사 습식식각장비
KR100481176B1 (ko) * 2002-08-20 2005-04-07 삼성전자주식회사 기포검출장치가 장착된 웨트 크리닝 설비
JP2004146739A (ja) * 2002-10-28 2004-05-20 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置
JP2004153164A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 M Fsi Kk 沸騰薬液の管理方法

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