JPH0428574B2 - - Google Patents

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JPH0428574B2
JPH0428574B2 JP60058095A JP5809585A JPH0428574B2 JP H0428574 B2 JPH0428574 B2 JP H0428574B2 JP 60058095 A JP60058095 A JP 60058095A JP 5809585 A JP5809585 A JP 5809585A JP H0428574 B2 JPH0428574 B2 JP H0428574B2
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JP
Japan
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mirror
switch
lowering
raising
circuit
Prior art date
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Application number
JP60058095A
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English (en)
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JPS61218452A (ja
Inventor
Kyoshi Nakayama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murakami Kaimeido Co Ltd
Original Assignee
Murakami Kaimeido Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murakami Kaimeido Co Ltd filed Critical Murakami Kaimeido Co Ltd
Priority to JP60058095A priority Critical patent/JPS61218452A/ja
Publication of JPS61218452A publication Critical patent/JPS61218452A/ja
Publication of JPH0428574B2 publication Critical patent/JPH0428574B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R1/00Optical viewing arrangements; Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles
    • B60R1/02Rear-view mirror arrangements
    • B60R1/06Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior
    • B60R1/062Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position
    • B60R1/07Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position by electrically powered actuators
    • B60R1/074Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position by electrically powered actuators for retracting the mirror arrangements to a non-use position alongside the vehicle

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は車両の左右のドアに取付けられる取
付ベースに対してそれぞれミラーボデーが起立、
倒伏可能に組付けられ、かつ各ミラーボデーに対
してミラーが電動手段により角度調整可能に組込
まれた可倒式電動ドアミラーの駆動回路に関する
ものである。
[従来の技術] 一般に、自動車の左右のドアミラーはフエンダ
ミラーに比べて車体から側方へ大きく張出すた
め、たとえば車庫や立体駐車場に入庫する際、ド
アミラーが邪魔になつてスムーズに入庫できなか
つたり、ドアミラーまたは車庫や立体駐車場の設
備を損傷したりすることがあり、そのためミラー
ボデーに対するミラーの電動角度調整とは別に、
必要に応じてミラーボデーを使用時の起立位置か
ら倒伏させて張出量を減少できるようになつた可
倒式電動ドアミラーが従来から種々開発されてい
る。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、従来のこの種のものは、左右の
ミラーボデーを倒伏させるときも起立させるとき
もそれぞれミラーボデーを直接手で持つて操作し
なければならないため、その都度車外へ出るかま
たは窓を開けて手を出す必要があり、運転席側の
ドアミラーについてももちろん操作が面倒である
が、とくに運転者以外に同乗者がいない場合助手
席側のドアミラーについては操作がきわめて両倒
であり、とりわけ雨または雪が降る日や寒冷期に
は取扱いが不便である等の問題点があつた。その
ため、左右のミラーボデーの起立、倒伏を電動操
作できるようにする工夫が従来から検討されてい
るが、そのような従来のものは、ミラーボデーに
対するミラーの電動角度調整については左右それ
ぞれ独立して角度調整することができるのに反し
て、ミラーボデーの電動操作による起立、倒伏に
ついては左右のミラーボデーを一括または連動し
て起立、倒伏させるようになつているため、たと
えば左右のミラーボデーがいずれも起立している
状態でいずれか一方のみを倒伏させたり、または
左右のミラーボデーがいずれも倒伏している状態
でいずれか一方のみを起立させたりすることがで
きず、とくにミラーの電動角度調整の操作とミラ
ーボデーの電動による起立、倒伏の操作とを同様
に扱うことができなくて取扱いが複雑かつ面倒で
ある等の問題点があつた。
この発明は上記従来のもののもつ問題点を解決
して、左右のドアミラーの起立、倒伏を電動操作
することができ、しかもミラーの電動角度調整と
同様に左右のミラーボデーを任意に選択して電動
操作により起立、倒伏させることのできる可倒式
電動ドアミラーの駆動回路を提供することを目的
とするものである。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明の第1番目の
発明は、車両の左右のドアに取付けられる取付ベ
ースに対してそれぞれミラーボデーが起立・倒伏
可能に組付けられた可倒式ドアミラーにおいて、
車室内に組付けられ、かつ各ミラーボデーに対し
てミラーが2組の可逆モータとギヤを含む傾動手
段により上下、左右方向に角度調整可能に組込ま
れた可倒式電動ドアミラーにおいて、車室内に設
けられ、かつ前記傾動手段の可逆モータを操作す
る自動復帰式多方向シーソーボタンスイツチと、
左右のミラーボデー内に設けた起立、倒伏用可逆
モータと、車室内に設けられ、かつ左右ドアミラ
ーについて専用で、それぞれ独立して起立、倒伏
用可逆モータの操作を行わせるための自動復帰式
の押ボタンスイツチと、左右ミラーボデーのベー
ス取付部にそれぞれ取付けられ、各ミラーボデー
が起立または倒伏位置にあるとき作動して当該ミ
ラーボデーの起立または倒伏位置を検出する複数
のリミツトスイツチと、起立用および倒伏用のリ
レーと、前記押ボタンスイツチによる前記傾動手
段および起立、倒伏用可逆モータの作動を左右の
ドアミラーについて選択する切換スイツチとを具
えていることを特徴とする。
また、第2番目の発明は、第1番目の発明にお
ける起立、倒伏操作用のボタンスイツチをシーソ
ーボタンスイツチに代えるとともに、起立、倒伏
を持続させるための自己保持回路を付加したもの
である。
[作用] 切換スイツチの操作により左右ドアミラーを選
択したのち多方向シーソーボタンスイツチを押し
てミラーの上下、左右方向の角度を調整する。
左右または何れか一方のドアミラーが起立位置
または起立位置と倒伏位置の間にあるとき、左右
ドアミラーについて専用の自動復帰式の押ボタン
スイツチまたはシーソーボタンスイツチを押すこ
ととにより、それぞれのドアミラーを独立して倒
伏位置に回動させる。またドアミラーが倒伏位置
にあるとき、前記押ボタンスイツチまたはシーソ
ーボタンスイツチを押すと、それぞれのドアミラ
ーを起立位置に戻すことができる。
[実施例] 以下、図面に示すこの発明の実施例について説
明する。
第1図はこの発明の一実施例を示し、自動車1
の左右のドア2L,2Rに取付けられた取付ベー
ス3L,3Rに軸4L,4Rを介してミラーボデ
ー5L,5Rが軸4L,4Rのまわりに回動可能
に組付けられ、取付ベース3L,3Rまたはミラ
ーボデー5L,5Rには可逆モータML,MRが
設けられ、可逆モータML,MRの回転によりギ
ヤ6L,6Rおよびギヤ7L,7Rを介してミラ
ーボデー5L,5Rは実線で示す起立位置Nと、
鎖線で示す倒伏位置(後倒位置)Bとの間を移動
するようになつている。取付ベース3L,3Rに
はまた、ミラーボデー5L,5Rが起立位置Nに
あるときこれを検出するリミツトスイツチ
LSLN,LSRNと、ミラーボデー5L,5Rが倒
伏位置Bにあるときこれを検出するリミツトスイ
ツチLSLB,LSRBとが設けられている。ミラー
ボデー5L,5Rにはミラー8L,8R、上下方
向調整用モータMLV,MRVおよび左右方向調
整用モータMLH,MRHが設けられ、ミラー8
LはモータMLV,MLHの回転によりミラーボ
デー5Lに対して任意の方向に角度調整可能に組
込まれ、またミラー8RはモータMRV,MRH
の回転によりミラーボデー5Rに対して任意の方
向に角度調整可能に組込まれている。以上の説明
においてLの文字は左側の意味であり、またRの
文字は右側の意味である。そして自動車1の車室
内には、第2図aおよび第2図bに示すように、
リモコンスイツチCSと押ボタンスイツチ(また
はシーソーボタンスイツチ)BSと切換スイツチ
SWとが共通のケース9に収められて運転席から
操作可能に設けられ、切換スイツチSWには第2
図aに示すようにL,Rの2つの位置を切換える
ものと、第2図bに示すようにL,N,Rの3つ
の位置を切換えるものとがある。また自動車1に
は、リモコンスイツチCSおよび切換スイツチSW
の操作により左右のミラー8L,8Rを選択的に
角度調整する角度調整回路(第3図a,b,cお
よび第4図a,b,c中にOCで示す。)と、押ボ
タンスイツチ(またはシーソーボタンスイツチ)
BSおよび切換スイツチSWの操作により左右のミ
ラーボデー5L,5Rを選択的に起立、倒伏させ
る駆動回路(第5〜10図にDCで示す。)とが設
けられている。
第3図a,b,cは第2図aのL,R切換スイ
ツチSWと組合された角度調整回路OCの一実施
例を示し、第3図a〜cは切換スイツチSWの極
数がそれぞれ単極、2極、3極と相違しているだ
けであつて他は全く同様のものであるから、第3
図aの角度調整回路OCについてのみ説明し、第
3図b,cについては詳細な図示および説明を省
略することとする。第3図aにおいて、リモコン
スイツチCSは上向スイツチu、下向スイツチd、
方向スイツチl、右向スイツチrのいずれか1つ
が押されている間だけそれに対応した接点u,
d,lまたはrを閉路する自動復帰式のものであ
り、モータMLV,MRVは端子dから端子uに
電流が流れるときミラー8L,8Rを上向きに動
かし、また端子uから端子dに電流が流れるとき
ミラー8L,8Rを下向きに動かし、モータ
MLH,MRHは端子rから端子lに電流が流れ
るときミラー8L,8Rを左向きに動かし、また
端子lから端子rに電流が流れるときミラー8
L,8Rを右向きに動かすようになつている。
XL,XRは励磁されているときのみ接点xL,xR
を閉路し、それ以外は接点xL,xRを常時開路し
ておくリレー、D1〜D3はダイオードである。
この角度調整回路OCはつぎのように動作する。
まず、リモコンスイツチCSが押されず、また
後述する駆動回路DCからラインAに電圧+12V
が適用されていない場合は、切換スイツチSWが
L位置にあつてもR位置にあつてもリレーXL,
XRはいずれも励磁されない状態に保たれる。
つぎに、切換スイツチSWがL位置にある場
合、リモコンスイツチCSの上向きスイツチuを
押すと、それにより閉路する接点u、ダイオード
D3および切換スイツチSWのL回路を介してリレ
ーXLが励磁され、それにより閉路する接点xLを
通つてモータMLVに端子dから端子uに電流が
流れてミラー8Lが上向きに動かされる。また下
向きスイツチdを押すと、それにより閉路する端
子d、ダイオードD1および切換スイツチSWのL
回路を介してリレーXLが励磁され、それにより
閉路する接点xLを通つてモータMLYに端子uか
ら端子dに電流が流れてミラー8Lが下向きに動
かされる。また左向スイツチlを押すと、それに
より閉路する接点l、ダイオードD2および切換
スイツチSWのL回路を介してリレーXLが励磁
され、それにより閉路する接点xLを通つてモー
タMLHに端子rから端子lに電流が流れてミラ
ー8Lが左向きに動かされる。また右向きスイツ
チrを押すと、それにより閉路する端子d、ダイ
オードD1および切換スイツチSWのL回路を介し
てリレーXLが励磁され、それにより閉路する接
点xLを通つてモータMLHに端子lから端子rに
電流が流れてミラー8Lが右向きに動かされる。
また、切換スイツチSWがR位置にある場合
は、リモコンスイツチCSの上向スイツチu、下
向スイツチd、左向スイツチlまたは右向スイツ
チrを押すと、上記L位置の場合と同様にして今
度はリレーXRが励磁され、それにより閉路する
接点xRを通つてモータMRV,MRHに端子dか
ら端子uに、端子uから端子dに、端子rから端
子lに、または端子lから端子rに電流が流れて
ミラー8Rが上向き、下向き、左向きまたは右向
きに動かされることとなる。
第3図a,bまたはcの角度調整回路OCと組
合されるミラーボデーの可倒駆動回路DCの一実
施例が第5図に示されており、押ボタンスイツチ
BS1,BS2は第2図aの押ボタンスイツチBSが押
されている間だけ接点間を閉路する自動復帰式の
ものであり、リミツトスイツチLSLN,LSRNは
ミラーボデー5L,5Rが起立位置Nにあるとき
のみこれを検出して接点間を開路し、それ以外は
接点間を常時閉路しておくものであり、リミツト
スイツチLSLB,LSRBはミラーボデー5L,5
Rが倒伏位置Bにあるときのみこれを検出して接
点間を開路し、それ以外は接点間を常時閉路して
おくものであり、可逆モータML,MRは端子N
から端子Bに電流が流れるときミラーボデー5
L,5Rを起立位置Nから倒伏位置Bに向けて移
動させ、また端子Bから端子Nに電流が流れると
きミラーボデー5L,5Rを倒伏位置Bから起立
位置Nに向けて移動させるようになつている。
XB,XNは励磁されているときのみ接点xB,
xNがNO回路を閉路し、それ以外はNC回路を常
時閉路しておくリレー、xL,xRは第3図a,b
またはcのリレーXL,XRが励磁されていると
きのみ閉路し、それ以外は常時開路している接
点、Trはトランジスタ、r1,r2は抵抗、D1〜D11
はダイオードであつて、ダイオードD10,D11
カソード側は第3図a,bまたはcの切換スイツ
チSWのCOM端子に接続されている。
この駆動回路DCはつぎのように動作する。
イ) 切換スイツチSWがL位置にある場合: まず、ミラーボデー5Lが起立位置N(また
は起立位置Nと倒伏位置Bとの間)にあると
き、押ボタンスイツチBS(すなわちBS1,BS2
を押すと、リレーXBが接点xNのNC回路を介
して励磁され、そのため接点xBのNO回路お
よびダイオードD11を介して切換スイツチSW
のCOM端子に電圧+12Vが適用され、切換ス
イツチSWのL回路を介してリレーXLが励磁
されて第5図の接点xLが閉路し、それにより
リミツトスイツチLSLBおよびダイオードD7
介してダイオードD9に電流が流れるとともに、
ダイオードD7のカソード側がプラス電圧とな
り、押ボタンスイツチBSと連動して閉路した
押ボタンスイツチBS2を介してPNPトランジス
タTrのベースにプラス電圧が適用されるから
トランジスタTrは導通しなくてリレーXNは励
磁されず、それによりリレーXBは接点xNの
NC回路を介して自己保持される一方、可逆モ
ータMLがダイオードD1(ミラーボデー5Lが
起立位置Nと倒伏位置Bとの間にあるときはリ
ミツトスイツチLSLN)および接点xNのNC回
路を介して端子Nから端子Bに電流が流れ、そ
れによりミラーボデー5Lは倒伏位置Bに向け
て移動される。ミラーボデー5Lが倒伏位置B
に到達すると、リミツトスイツチLSLBの接点
が開路するため、可逆モータMLが非通電とな
りミラーボデー5Lは移動を停止して適宜の機
械的手段(図示省略)により倒伏位置Bに保持
され、一方リレーXBは消磁される。そして、
ミラーボデー5Lが倒伏位置Bに到達したと
き、それまで通電し続けていた可逆モータML
はその慣性のためリミツトスイツチLSLBの接
点が開路しても瞬時に停止せず、回転により起
電力を発生して端子Nにプラス電位を生じるた
めリレーXBの消磁タイミングが遅延してしま
い、それによりリミツトスイツチLSLBの接点
が開路してもなお依然としてNO回路を閉路し
ている接点xBを介してトランジスタTrのエミ
ツタに導通に必要なバイアス電圧が適用され、
このとき可逆モータMLの起電力の低下にとも
なつてトランジスタTrのベース電位が導通に
必要な電位までかりに低下した場合にはトラン
ジスタTrが導通してリレーXNが励磁され、そ
の結果後述するように可逆モータMLに端子B
から端子Nに電流が流れてミラーボデー5Lが
再び起立位置Nに向けて移動してしまうことと
なるが、押ボタンスイツチBSが離されると開
路する押ボタンスイツチBS2のはたらきにより
トランジスタTrのベースと可逆モータMLの端
子Nとは遮断されていてベース電流が流れない
から、トランジスタTrは導通せず、リレーXN
は励磁されず、その結果ミラーボデー5Lは倒
伏位置Bに保持される。
つぎに、ミラーボデー5Lが倒伏位置Bにあ
るとき、押ボタンスイツチBS(すなわちBS1
BS2)を押すと、リレーXBが接点XNのNC回
路を介して励磁され、そのため接点XBのNO
回路を介してトランジスタTrのエミツタにプ
ラス電圧が適用されるとともに、接点xBの
NO回路およびダイオードD11を介して切換ス
イツチSWのCOM端子に電圧+12Vが適用さ
れ、切換スイツチSWのL回路を介してリレー
XLが励磁されて第5図の接点xLが閉路して
も、リミツトスイツチLSLBが開路しているた
めダイオードD7のカソード側がプラス電圧と
ならず、抵抗r1および押ボタンスイツチBSと
連動して閉路した押ボタンスイツチBS2を介し
てトランジスタTrのベースにアース電位が適
用されるから、トランジスタTrが導通してリ
レーXNは励磁され、接点xNがNC側からNO
側に切換つてリレーXBが消磁される。リレー
XBが消磁されると接点xBがNO側からNC側
に切換るためダイオードD11を介して切換スイ
ツチSWのCOM端子に電圧+12Vを適用するこ
とはできなくなるが、リレーXBを消磁させた
接点xNのNC側からNO側への切換えにともな
つて今度は接点xNのNO回路およびダイオー
ドD10を介して切換スイツチSWのCOM端子に
電圧+12Vが適用されるためリレーXLは消磁
されることなく引続き励磁状態に保たれ、また
リレーXNは接点xNのNO回路、リミツトスイ
ツチLSLNおよびダイオードD5を介して自己保
持される一方、可逆モータMLがダイオード
D3、閉路した接点xLおよび消磁されたリレー
XBの接点xBのNC回路を介して端子Bから端
子Nに電流が流れ、それによりミラーボデー5
Lは起立位置Nに向けて移動される。ミラーボ
デー5Lが起立位置Nに到達すると、リミツト
スイツチLSLNの接点が開路するため、可逆モ
ータMLが非通電となりミラーボデー5Lは移
動を停止して適宜の機械的手段により起立位置
Nに保持され、一方リレーXNは消磁される。
ロ) 切換スイツチSWがR位置にある場合: 上記イ)の説明中、リミツトスイツチ
LSLB,LSLNをリミツトスイツチLSRB,
LSRLに、ダイオードD1,D3,D5,D7をダイ
オードD2,D4,D6,D8にそれぞれ置換えれ
ば、上記イ)の説明がそつくりあてはまること
となる。
第4図a,b,cは第2図bのL,N,R切換
スイツチSWと組合された角度調整回路OCの一
実施例を示し、第4図a〜cは切換スイツチSW
の極数がそれぞれ単極、2極、3極と相違してい
るだけであつて他は全く同様のものであるから、
第4図aの角度調整回路OCについてのみ説明し、
第4図b,cについては詳細な図示および説明を
省略することとする。第4図aの角度調整回路
OCは、切換スイツチSWが第2図bのN位置に
あるときCOM端子がL端子およびR端子のいず
れとも接続されない点を除き、その他は第3図a
の角度調整回路OCと同様のものであつて、つぎ
のように動作する。すなわち、リモコンスイツチ
CSが押されず、また後述する駆動回路DCからラ
インAに電圧+12Vが適用されていない場合は、
切換スイツチSWがL位置、N位置、R位置のい
ずれにあつてもリレーXL,XRはいずれも励磁
されない状態に保たれる。また、切換スイツチ
SWがL位置またはR位置にある場合は第3図a
の角度調整回路OCと全く同様に動作し、また切
換スイツチSWがN位置にある場合には、リモコ
ンスイツチCSの上向スイツチu、下向スイツチ
d、左向スイツチl、右向スイツチrのいずれを
押してもリレーXL,XRはいずれも励磁されず、
そのためモータMLV,MLH,MRV,MRHは
いずれも通電しなくてもミラー8L,8Rは全く
動かされないで静止したままに保たれる。
第4図a,bまたはcの角度調整回路OCと組
合されるミラーボデーの可倒駆動回路DC(以下単
に駆動回路DCという)の一実施例が第6図に示
されており、この駆動回路DCは、第4図のリレ
ーXL,XRが励磁されているときのみ開路し、
それ以外は常時閉路している接点xL,xRを、第
5図の接点xR,xLに代えて設けた点を除き、そ
の他は第5図の回路と全く同様のものであつて、
つぎのように動作する。すなわち、切換スイツチ
SWがL位置にある場合には、押ボタンスイツチ
BS(すなわちBS1,BS2)を押してリレーXLが励
磁されると第6図の接点xRは閉路したまま接点
xLのみが開路し、この状態は第5図の回路にお
いてリレーXLの励磁により接点xRは開路したま
ま接点xLのみが閉路した状態と全く同じであり、
そのため第5図の回路において切換スイツチSW
がL位置にある場合と全く同様に動作する。また
切換スイツチSWがR位置にある場合は、押ボタ
ンスイツチBS(すなわちBS1,BS2)を押してリ
レーXRが励磁されると第6図の接点xLは閉路し
たまま接点xRのみが開路し、この状態は第5図
の回路においてリレーXRの励磁により接点xLは
開路したまま接点xRのみが閉路した状態と全く
同じであり、そのため第5図の回路において切換
スイツチSWがR位置にある場合と全く同様に動
作する。また切換スイツチSWがN位置にある場
合は、押ボタンスイツチBS(すなわちBS1,BS2
を押すことによりリレーXBが接点xNのNC回路
を介して励磁されて接点xBのNO回路およびダ
イオードD11を介して切換スイツチSWのCOM端
子に電圧+12Vが適用されても、リレーXL,XR
はいずれも励磁されなくて第6図の接点xL,xR
は閉路したままに保たれ、この場合にはつぎのよ
うに動作する。
まず、ミラーボデー5L,5Rが起立位置N
(または起立位置Nと倒伏位置Bとの間)にある
とき、押ボタンスイツチBS(すなわちBS1,BS2
を押すと、リレーXBが接点xNのNC回路を介し
て励磁され、そのため接点xBのNO回路および
閉路したままの接点xR,xLを介してリミツトス
イツチLSLB,LSRB、ダイオードD7,D8および
ダイオードD9に電流が流れてリレーXBが自己保
持される一方、可逆モータML,MRがダイオー
ドD1,D2(ミラーボデー5L,5Rが起立位置N
と倒伏位置Bとの間にあるときはリミツトスイツ
チLSLN,LSRN)および接点xNのNC回路を介
して端子Nから端子Bに電流が流れ、それにより
ミラーボデー5L,5Rは倒伏位置Bに向けて移
動される。ミラーボデー5L,5Rが倒伏位置B
に到達すると、リミツトスイツチLSLB,LSRB
の接点が開路するため、可逆モータML,MRが
非通電となりミラーボデー5L,5Rは移動を停
止して適宜の機械的手段により倒伏位置Bに保持
され、一方リレーXBは消磁される。この過程で
いずれか一方のミラーボデー(たとえば5L)が
先に倒伏位置Bに到達した場合は、リミツトスイ
ツチLSLBの接点が開路してミラーボデー5Lは
倒伏位置Bに停止、保持されるが、ダイオード
D8を通してリレーXBが自己保持され続けるた
め、可逆モータMRは通電し続けてミラーボデー
5Rは倒伏位置Bまで移動される。ミラーボデー
5Rが先に倒伏位置Bに到達した場合も同様であ
る。
つぎに、ミラーボデー5L,5Rが倒伏位置B
にあるとき、押ボタンスイツチBS(すなわち
BS1,BS2)を押すと、リレーXBが接点xNの
NC回路を介して励磁され、そのため接点xBの
NO回路を介してトランジスタTrのエミツタにプ
ラス電圧が適用されるとともに、接点xR,xLが
閉路したままであつてもリミツトスイツチ
LSLB,LSRBがいずれも開路しているためダイ
オードD7,D8のカソード側がプラス電圧になら
ず、抵抗r1および押ボタンスイツチBSと連動し
て閉路した押ボタンスイツチBS2を介してトラン
ジスタTrのベースにアース電位が適用されるか
ら、トランジスタTrが導通してリレーXNは励磁
され、接点xNがNC側からNO側に切換つてリレ
ーXBが消磁されるとともに、リレーXNは接点
xNのNO回路、リミツトスイツチLSLN,LSRN
およびダイオードD5,D6を介して自己保持され
る一方、可逆モータML,MRがダイオードD3
D4、閉路している接点xR,xLおよび消磁された
リレーXBの接点xBのNC回路を介して端子Bか
ら端子Nに電流が流れ、それによりミラーボデー
5L,5Rは起立位置Nに向けて移動される。ミ
ラーボデー5L,5Rが起立位置Nに到達する
と、リミツトスイツチLSLN,LSRNの接点が開
路するため、可逆モータML,MRが非通電とな
りミラーボデー5L,5Rは移動を停止して適宜
の機械的手段により起立位置Nに保持され、一方
リレーXNは消磁される。この過程でいずれか一
方のミラーボデー(たとえば5L)が先に起立位
置Nに到達した場合は、リミツトスイツチLSLN
の接点が開路してミラーボデー5Lは起立位置N
に停止、保持されるが、ダイオードD6を通して
リレーXNが自己保持され続けるため、可逆モー
タMRは通電し続けてミラーボデー5Rは起立位
置Nまで移動されのち停止、保持される。ミラー
ボデー5Rが先に倒伏位置Bに到達した場合も同
様である。
また、ミラーボデー5L,5Rのいずれか一方
(たとえば5L)のみが倒伏位置Bにあるとき、
押ボタンスイツチBS(すなわちBS1,BS2)を押
すと、リレーXBが接点xNのNC回路を介して励
磁され、そのため接点xBのNO回路および閉路
したままの接点xLを介してリミツトスイツチ
LSRBおよびダイオードD8,D9に電流が流れて
リレーXBが自己保持される一方、可逆モータ
MRがダイオードD2(ミラーボデー5Rが起立位
置Nにあるとき)またはリミツトスイツチLSRN
(ミラーボデー5Rが起立位置Nと倒伏位置Bと
の間にあるとき)、および接点xNのNC回路を介
して端子Nから端子Bに電流が流れ、それにより
ミラーボデー5Rは倒伏位置Bに向けて移動され
る。ミラーボデー5Rが倒伏位置Bに到達する
と、リミツトスイツチLSRBの接点が開路してミ
ラーボデー5Rは倒伏位置Bに停止、保持され
る。ミラーボデー5Rのみが倒伏位置Bにあると
きも同様である。
第7図は第4図a,bまたはcの角度調整回路
OCと組合される駆動回路DCの他の実施例を示
し、リミツトスイツチLSLB,LSRBはミラーボ
デー5L,5Rが倒伏位置Bにあるときのみこれ
を検出してNO接点側に切換り、それ以外はNC
接点を常時閉路しておくものであり、接点xL,
xRは第4図のリレーXL,XRが励磁されている
ときのみNO回路を閉路し、それ以外はNC回路
を常時閉路しておくものであり、その他は第6図
とほぼ同様のものである。この駆動回路DCは、
切換スイツチSWがL位置にある場合は、押ボタ
ンスイツチBS(すなわちBS1,BS2)を押すこと
によりリレーXBが接点xNのNC回路を介して励
磁されて接点xBのNO回路およびダイオードD10
を介して切換スイツチSWのCOM端子に電圧+
12Vが適用されると、切換スイツチSWのL回路
を介してリレーXLが励磁されて第7図の接点xL
がNC側からNO側に切換り、それにより接点xR
のNC回路のみを介して接点xBのCOM端子とリ
ミツトスイツチLSLBの端子とが接続されること
となり、可逆モータMLのみが通電してミラーボ
デー5Lだけが起立、倒伏されることとなる。ま
た切換スイツチSWがR位置にある場合は、押し
ボタンスイツチBS(すなわちBS1,BS2)を押し
て切換スイツチSWのCOM端子に電圧+12Vが適
用されると、切換スイツチSWのR回路を介して
リレーXRが励磁されて第7図の接点xRがNC側
からNO側に切換り、それにより接点xLのNC回
路のみを介して接点xBのCOM端子とリミツトス
イツチLSRBの端子とが接続されることとなり、
可逆モータMRのみが通電してミラーボデー5R
だけが起立、倒伏されることとなる。また切換ス
イツチSWがN位置にある場合は、押ボタンスイ
ツチBS(すなわちBS1,BS2)を押すことにより
切換スイツチSWのCOM端子に電圧+12Vが適用
されても、リレーXL,XRはいずれも励磁され
ないため第7図の接点xL,xRはいずれもNC回
路を閉路していて、そのため接点xR,xLのNC
回路を介して接点xBのCOM端子とリミツトスイ
ツチLSLB,LSRBの端子とが接続されることと
なり、可逆モータML,MRがともに通電してミ
ラーボデー5L,5Rが両者ともに起立、倒伏さ
れることとなる。
第8は第4図a,bまたはcの角度調整回路
OCと組合される駆動回路DCのさらに他の実施例
を示し、押ボタンスイツチBS1,BS2,BS3は第
2図bの押ボタンスイツチBSが押されている間
だけ接点間を閉路する自動復帰式のものであり、
リレーXLB,XRBは励磁されているときのみ接
点xLB,xRBがNO回路を閉路し、それ以外は
NC回路を常時閉路しておくものであり、リレー
XLN,XRNは励磁されているときのみ接点
xLN,xRNがNO回路を閉路し、それ以外はNC
回路を常時閉路しておくものであり、その他は第
6図とほぼ同様のものである。この駆動回路DC
は、切換スイツチSWがL位置にある場合は、押
ボタンスイツチBS(すなわちBS1,BS2,BS3
を押すと、ダイオードDL5,DR5,接点xR,xL
および接点xLN,xRNのNC回路を介してリレー
XLB,XRBがそれぞれ励磁されるとともに、ダ
イオードDL6,DR6を介して切換スイツチSWの
COM端子に電圧+12Vが適用され、切換スイツ
チSWのL回路を介してリレーXLが励磁されて
第8図の接点xLが開路し、そのためリレーXRB
は瞬時に消磁され、リレーXLBの励磁によりNC
側からNO側に切換つた接点xLBのNO回路を介
して可逆モータMLのみが通電してミラーボデー
5Lだけが起立、倒伏されることとなる。また切
換スイツチSWがR位置にある場合は、押ボタン
スイツチBS(すなわちBS1,BS2,BS3)を押す
と、リレーXLB,XRBがそれぞれ励磁されると
ともに、ダイオードDL6,DR6を介して切換スイ
ツチSWのCOM端子に電圧+12Vが適用され、切
換スイツチSWのR回路を介してリレーXRが励
磁されて第8図の接点xRが開路し、そのためリ
レーXLBは瞬時に消磁され、リレーXRBの励磁
によりNC側からNO側に切換つた接点xRBのNO
回路を介して可逆モータMRのみが通電してミラ
ーボデー5Rだけが起立、倒伏されることとな
る。また切換スイツチSWがN位置にある場合
は、押ボタンスイツチBS(すなわちBS1,BS2
BS3)を押すことによりリレーXLB,XRBが励
磁された際、ダイオードDL6,DR6を介して切換
スイツチSWのCOM端子に電圧+12Vが適用され
ても、リレーXL,XRはいずれも励磁されない
ためリレーXRB,XLBは第8図の接点xL,xR
の開路によつて瞬時に消磁されることがなく、そ
のため可逆モータML,MRがともに通電してミ
ラーボデー5L,5Rが両者とも起立、倒伏され
ることとなる。
第9は第4図a,bまたはcの角度調整回路
OCと組合される駆動回路DCの別の実施例を示
し、シーソーボタンスイツチBSは押されている
間だけB回路またはN回路のいずれか一方を閉路
する自動復帰式のものであり、その他は第6図お
よび第8図とほぼ同様のものである。この駆動回
路DCは、切換スイツチSWがL位置にある場合
は、シーソーボタンスイツチBSをN側またはB
側に一旦倒すと、リレーXLN,XLB,XRN,
XRBの少なくとも1つが励磁されて自己保持さ
れる一方、それに対応した接点xLN,xLB,
xRNまたはxRBがNC側からNO側に切換り、そ
のためダイオードDL5,DL6,DR5またはDR6
介して切換スイツチSWのCOM端子に電圧+12V
が適用され、切換スイツチSWのL回路を介して
リレーXLが励磁されて第9図の接点xLが開路
し、それにより可逆モータMLのみが通電してミ
ラーボデー5Lだけが起立、倒伏されることとな
る。また切換スイツチSWがR位置にある場合
は、シーソーボタンスイツチBSをN側またはB
側に一旦倒すと、リレーXLN,XLB,XRN,
XRBの少なくとも1つが励磁されて自己保持さ
れる一方、ダイオードDL5,DL6,DR5または
DR6を介して切換スイツチSWのCOM端子に電圧
+12Vが適用され、切換スイツチSWのR回路を
介してリレーXRが励磁されて第9図の接点xRが
開路し、それにより可逆モータMRのみが通電し
てミラーボデー5Rだけが起立、倒伏されること
となる。また切換スイツチSWがN位置にある場
合は、シーソーボタンスイツチBSをN側または
B側に倒すことによりリレーXLN,XLB,
XRN,XRBの少なくとも1つが励磁されダイオ
ードDL5,DL6,DR5またはDR6を介して切換ス
イツチSWのCOM端子に電圧+12Vが適用されて
も、リレーXL,XRはいずれも励磁されないた
め接点xL,xRはいずれも閉路状態に保たれ、可
逆モータML,MRがともに通電してミラーボデ
ー5L,5Rが両者ともに起立、倒伏されること
となる。
第10は第4図a,bまたはcの角度調整回路
OCと組合される駆動回路DCのさらに別の実施例
を示し、シーソーボタンスイツチBSは2極式の
ものであり、その他は第6図とほぼ同様のもので
ある。この駆動回路DCは、切換スイツチSWが
L位置にある場合は、シーソーボタンスイツチ
BSをN側またはB側に倒し続けている間、ダイ
オードD1またはD2を介して切換スイツチSWの
COM端子に電圧+12Vが適用され、切換スイツ
チSWのL回路を介してリレーXLが励磁されて
第10図の接点xLが開路し、そのため可逆モー
タMLのみが通電してミラーボデー5Lだけが起
立、倒伏されることとなる。また切換スイツチ
SWがR位置にある場合は、シーソーボタンスイ
ツチBSをN側またはB側に倒し続けている間、
ダイオードD1またはD2を介して切換スイツチSW
のCOM端子に電圧+12Vが適用され、切換スイ
ツチSWのR回路を介してリレーXRが励磁され
て第10図の接点xRが開路し、そのため可逆モ
ータMRのみが通電してミラーボデー5Rだけが
起立、倒伏されることとなる。また切換スイツチ
SWがN位置にある場合は、シーソーボタンスイ
ツチBSをN側またはB側に倒し続けることによ
りダイオードD1またはD2を介して切換スイツチ
SWのCOM端子に電圧+12Vが適用され続けて
も、リレーXL,XRはいずれも励磁されないた
め接点xL,xRは閉路状態に保たれ、そのため可
逆モータML,MRがともに通電してミラーボデ
ー5L,5Rが両者ともに起立、倒伏されること
となる。また第10図に鎖線で囲んだ可逆モータ
ML用回路は第11図a,bに示すように構成し
てもよく、可逆モータMR用回路についても同様
である。
第12図は角度調整回路OCおよび駆動回路DC
の組合せの一実施例を示し、スイツチSW1,SW2
と連動するスイツチSW3は図示の中立位置にある
ときL端子とR端子とをシヨートさせるメイクビ
フオーブレーク回路を構成するものであり、その
ため専用のリレーを使用せずに、スイツチSW1
SW2,SW3が中立位置にあるとき左右のミラーボ
デー5L,5Rを両者ともに起立、倒伏できるも
のである。
第13図は角度調整回路OCおよび駆動回路DC
の組合せの他の実施例を示し、これは第12図の
ものと同様に、専用のリレーを使用せずに、スイ
ツチSW1,SW2,SW3が中立位置にあるとき左右
のミラーボデー5L,5Rを両者ともに起立、倒
伏できるものである。
第14図は角度調整回路OCおよび駆動回路DC
の組合せのさらに他の実施例を示し、これは左右
のミラーボデー5L,5Rのいずれか一方のみを
選択して起立、倒伏させるスイツチSW3をスイツ
チSW1,SW2と連動するようにして組込んだもの
である。
第15図は角度調整回路OCおよび駆動回路DC
の組合せの別の実施例を示し、これは左右のミラ
ーボデー5L,5Rのいずれか一方を選択して起
立、倒伏させるか、または両者とも選択しないス
イツチSW3をスイツチSW1,SW2と連動するよう
にして組込んだものである。
なお、第4図a,bまたはcの角度調整回路
OCと第6〜10図の駆動回路DCとを組合せたも
のは、切換スイツチSWがN位置にある場合には
リモコンスイツチCSによるミラー8L,8Rの
角度調整はロツクされて行えず、かつ押ボタンス
イツチ(シーソーボタンスイツチ)BSによるミ
ラーボデー5L,5Rの起立、倒伏は自在に行う
ことができるものであるが、たとえば第4図a,
bまたはcの角度調整回路OCと第5図の駆動回
路DCとを組合せれば、切換スイツチSWがN位
置にある場合にリモコンスイツチCSによるミラ
ー8L,8Rの角度調整も押ボタンスイツチ(シ
ーソーボタンスイツチ)BSによるミラーボデー
5L,5Rの起立、倒伏もともにロツクされて行
えないこととなり、第6図の接点xL,xRを第5
図の接点xR,xLに変更するのと同様にして第7
図〜10図の接点xL,xRを適宜変更すれば、変
更後の第7図〜10図の駆動回路DCと第4図a,
bまたはcの角度調整回路OCとを組合せたもの
も、切換スイツチSWがN位置にある場合リモコ
ンスイツチCSによるミラー8L,8Rの角度調
整も押ボタンスイツチ(シーソーボタンスイツ
チ)BSによるミラーボデー5L,5Rの起立、
倒伏もともにロツクされて行えないこととなる。
またそのように変更された第7〜10図の駆動回
路DCは第4図a,bまたはcの角度調整回路OC
とだけでなく、第3図a,bまたはcの角度調整
回路OCとも自在に組合せることが可能であるこ
とはいうまでもない。
[発明の効果] この発明は上記のように構成したので、左右の
ドアミラーの起立、倒伏を電動操作することがで
き、しかも切換スイツチによつてミラーの電動角
度調整と同様に左右のミラーボデーを左のみ、右
のみ、または左右両方を任意に選択して、選択さ
れたミラーボデーを対象として起立、倒伏用の押
ボタンスイツチまたはシーソーボタンスイツチを
操作することによつて起立、倒伏させることがで
き、そのためたとえば車庫や立体駐車場に入庫す
るのに先立つて左右のドアミラーを倒伏させ、ま
た出庫後ドアミラーを起立させる際、その都度車
外へ出たりまたは窓を開けて手を出したりする必
要がなくて、とくに雨または雪が降る日や寒冷期
に取扱いが便利であり、また、たとえば左右のミ
ラーボデーがいずれも起立している状態でいずれ
か一方のみを倒伏させたり、または左右のミラー
ボデーがいずれも倒伏している状態でいずれか一
方のみを起立させたりすることができる、とくに
ミラーの電動角度調整の操作とミラーボデーの電
動による起立、倒伏の操作とを同様に扱うことが
できて取扱いが簡単かつ容易であり、さらに必要
に応じて左右のミラーボデーを一括または連動し
て起立、倒伏させることもできる等のすぐれた効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の駆動回路によつて制御される
可倒式電動ドアミラーの一実施例を示す要部の平
面図、第2図a,bは操作部材および切換部材の
概略図、第3図a,b,cおよび第4図a,b,
cは角度調整回路のそれぞれ異なつた実施例を示
す結線図、第5図〜10図はドアミラーの可倒駆
動回路のそれぞれ異なつた実施例を示すシーケン
ス図、第11図は第10図のものの要部の変形例
を示す図、第12〜15図は角度調整回路および
駆動回路の組合せのそれぞれ異なつた実施例を示
す図である。 1……自動車、2L,2R……ドア、3L,3
R……取付ベース、4L,4R……軸、5L,5
R……ミラーボデー、6L,6R,7L,7R…
…ギヤ、8L,8R……ミラー、9……ケース、
ML,MR……可逆モータ、LSLN,LSLB,
LSRN,LSRB……リミツトスイツチ、MLV,
MLH,MRV,MRH……モータ、CS……リモ
コンスイツチ、u……上向スイツチ、d……下向
スイツチ、l……左向スイツチ、r……右向スイ
ツチ、BS……押ボタンスイツチ(シーソーボタ
ンスイツチ)、SW……切換スイツチ、OC……角
度調整回路、DC……ミラーボデーの可倒駆動回
路、XB,XN,XLB,XLN,XRB,XRN,
XL,XR……リレー、xB,xN,xLB,xLN,
xRB,xRN,xL,xR……接点、D1〜D11,DL1
〜DL7,DR1〜DR7……ダイオード、Tr,TrL,
TrR……トランジスタ、r1,r2,rL,rR……抵
抗。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車両の左右のドアに取付けられる取付ベース
    に対してそれぞれミラーボデーが起立、倒伏可能
    に組付けられ、かつ各ミラーボデーに対してミラ
    ーが2組の可逆モータとギヤを含む傾動手段によ
    り上下、左右方向に角度調整可能に組込まれた可
    倒式電動ドアミラーにおいて、 車室内に設けられ、かつ前記傾動手段の可逆モ
    ータを操作する自動復帰式多方向シーソーボタン
    スイツチと、左右のミラーボデー内に設けた起
    立、倒伏用可逆モータと、車室内に設けられ、か
    つ左右ドアミラーについて専用で、それぞれ独立
    して起立、倒伏用可逆モータの操作を行わせるた
    めの自動復帰式の押ボタンスイツチと、左右ミラ
    ーボデーのベース取付部にそれぞれ取付けられ、
    各ミラーボデーが起立または倒伏位置にあるとき
    作動して当該ミラーボデーの起立または倒伏位置
    を検出する複数のリミツトスイツチと、起立用お
    よび倒伏用のリレーと、前記押ボタンスイツチに
    よる前記傾動手段および起立、倒伏用可逆モータ
    の作動を左右のドアミラーについて選択する切換
    スイツチとを具えていることを特徴とする可倒式
    電動ドアミラーの駆動回路。 2 前記切換スイツチは前記起立、倒伏用可逆モ
    ータのいずれか一方または両方を選択可能となつ
    ている特許請求の範囲第1項記載の可倒式電動ド
    アミラーの駆動回路。 3 前記切換スイツチは前記起立、倒伏用可逆モ
    ータのいずれか一方を選択する位置と、両方とも
    選択しない位置とを切換可能となつている特許請
    求の範囲第1項記載の可倒式電動ドアミラーの駆
    動回路。 4 車両の左右のドアに取付けられる取付ベース
    に対してそれぞれミラーボデーが起立、倒伏可能
    に組付けられ、かつ各ミラーボデーに対してミラ
    ーが2組の可逆モータとギヤを含む傾動手段によ
    り上下、左右方向に角度調整可能に組込まれた可
    倒式電動ドアミラーにおいて、 車室内に設けられ、かつ前記傾動手段の可逆モ
    ータを操作する自動復帰式多方向シーソーボタン
    スイツチと、左右のミラーボデー内に設けた起
    立、倒伏用可逆モータと、車室内に設けられ、か
    つ左右ドアミラーについて専用で、それぞれ独立
    して起立、倒伏用可逆モータの操作を行わせるた
    めの自動復帰式のシーソーボタンスイツチと、左
    右ミラーボデーのベース取付部にそれぞれ取付け
    られ、各ミラーボデーが起立または倒伏位置にあ
    るとき作動して当該ミラーボデーの起立または倒
    伏位置を検出する複数のリミツトスイツチと、起
    立用および倒伏用のリレーと、前記ボタンスイツ
    チによる前記傾動手段および起立、倒伏用可逆モ
    ータの作動を左右のドアミラーについて選択する
    切換スイツチと、前記シーソーボタンスイツチの
    ワンタツチのスイツチ操作で、起立、倒伏動作を
    持続させるための自己保持回路とを具えているこ
    とを特徴とする可倒式電動ドアミラーの駆動回
    路。 5 前記切換スイツチは前記起立、倒伏用可逆モ
    ータのいずれか一方または両方を選択可能となつ
    ている特許請求の範囲第4項記載の可倒式電動ド
    アミラーの駆動回路。 6 前記切換スイツチは前記起立、倒伏用可逆モ
    ータのいずれか一方を選択する位置と、両方とも
    選択しえない位置とを切換可能となつている特許
    請求の範囲第4項記載の可倒式電動ドアミラーの
    駆動回路。
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