JPH04284934A - 針金の成形装置 - Google Patents

針金の成形装置

Info

Publication number
JPH04284934A
JPH04284934A JP3361006A JP36100691A JPH04284934A JP H04284934 A JPH04284934 A JP H04284934A JP 3361006 A JP3361006 A JP 3361006A JP 36100691 A JP36100691 A JP 36100691A JP H04284934 A JPH04284934 A JP H04284934A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
piece
reciprocating
crank
spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3361006A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07115101B2 (ja
Inventor
Theodor Troester
テーオドール・トレステル
Werner Wohnus
ウエルネル・ヴオーヌス
Behrmann Joachim
ヨーアヒム・ベールマン
Braun Willi
ヴイリー・ブラウン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wafios Maschinenfabrik Wagner Ficker and Schmid
Wafios Maschinenfabrik GmbH and Co KG
Original Assignee
Wafios Maschinenfabrik Wagner Ficker and Schmid
Wafios Maschinenfabrik GmbH and Co KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wafios Maschinenfabrik Wagner Ficker and Schmid, Wafios Maschinenfabrik GmbH and Co KG filed Critical Wafios Maschinenfabrik Wagner Ficker and Schmid
Publication of JPH04284934A publication Critical patent/JPH04284934A/ja
Publication of JPH07115101B2 publication Critical patent/JPH07115101B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21FWORKING OR PROCESSING OF METAL WIRE
    • B21F11/00Cutting wire
    • B21F11/005Cutting wire springs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21FWORKING OR PROCESSING OF METAL WIRE
    • B21F3/00Coiling wire into particular forms
    • B21F3/02Coiling wire into particular forms helically

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Wire Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,針金引込み装置と,送
られる針金を加工する巻き工具を持つ巻き場所と,巻き
場所へ介入するため直線運動可能なピツチ設定工具を持
つピツチ設定装置と,固定相手切断工具としてばね体へ
入り込む切断心金が設けられている巻き場所へ介入する
可動切断工具を持つ切断装置とを備え,切断心金と共同
作用する可動切断工具の刃が,閉じた円筒曲線軌道を通
つてクランク伝動装置により回転切断を行うか,又は往
復並進運動可能である,ばね巻き機,特にばね巻き機に
おいて無端針金から巻かれたばねを分離する切断装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】直線切断装置を持つばね巻き機は以前か
ら公知であり(CH−Z.technica,1968
,Nr.10,S.839−841,特にBild2)
,固定的に設けられる往復片案内片内を固定切断心金へ
向かつて直線的に往復運動可能な刃物により,ばねが切
断される。これが今までばね巻き機において使用される
切断装置である。ばね巻き機で脚付きばねを製造する場
合,このような直線切断が前提となる。
【0003】直線切断では切頭切断が行われるが,ばね
に切断ばりが形成され,ばねの内径から始まつてばねの
内側へ突出する。これは多くの場合望ましくない。この
理由からばね巻き機において回転切断を行う切断装置が
提案され,この切断装置は浮動的又は定置的に支持され
,回転動作し,ほほばりなしの切断を行う。この場合切
断ばりは針金内径範囲外の針金切断面にあり,ばねを針
金から剥ぎ取ることにより生じ,針金の内側切断縁は切
断心金により前もつて平らにされているので,ほほばり
なしの切断が行われるのである。
【0004】ドイツ連邦共和国特許第1402875号
明細書から,連続ばねからコイルばね体を切断する装置
が公知で,回転刃物により浮動切断でばねが針金から切
断され,このために針金送りは中断されない。
【0005】欧州特許第0211242号明細書に示す
ばね巻き機では,針金の送り速度が少なくともほぼ零で
ある時,回転刃物により巻かれたばねが切断される。
【0006】両方の装置では,刃物が平行クランク伝動
装置上に支持されているので,軸の自由端に固定される
クランクピンの偏心距離に応じて,刃物の刃が円運動を
行う。成形ばね例えば円錐ばねを製造する際,ばねの最
大外径と最小外径との可能な最大直径差に少なくとも等
しい垂直距離を刃が通つて,ばね巻きを妨げないように
,この偏心距離が大きさを定められている。しかしそれ
により,刃の水平運動も不必要に垂直運動と同じ大きさ
になるので,ばね巻き機の巻き範囲における他の装置部
分のための場所が非常に狭くなつてしまう。
【0007】ばね製造において回転切断は多く行われる
が,直線切断はまだ例外的にしか行われないが,引続き
行われている。しかしこのために直線切断装置を持つば
ね巻き機を購入することは,極めて不経済である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従つて本発明の課題は
,前述した2種類の切断即ち回転切断及び直線切断を選
択的に実施可能で,例えば右巻き及び左巻き,脚付きば
ね製造等のような最近のばね巻き機の他のすべての製造
可能性を維持し,1つの切断方式から他の切断方式への
変更や切断間隙幅の調節を大した費用なしに迅速に行う
ことができるように,最初にあげた種類のばね巻き機を
構成することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明によれば,クランク伝動装置としてスライダクラ
ンクが設けられ,その押し棒と往復片とが互いに結合さ
れ,クランク回転軸線に対して平行な軸線の周りに回転
可能な案内片内を往復片が滑り,かつ切断工具を保持し
,架台に支持されかつ押し棒ではなく往復片に連結可能
なレバーを持つカム伝動装置による刃の純粋な並進運動
のために,往復片案内片が設けられ,その直線軌道の方
向が可変である。
【0010】
【発明の効果】クランク伝動装置として公知のクランク
−揺動リンク機構(4節リンク機構)の代りにスライダ
クランク伝動装知が設けられ,そのリンクが切断往復片
として用いられて,伝動装置にまとめられる回転可能な
往復片案内片内を滑ることによつて,回転切断から直線
切断へ簡単な変更のために,ピツチ設定装置の駆動に使
用されるようなカム伝動装置をスライダクランクの一部
の代りに用いることができるので,左巻きから石巻き又
はその逆への変更も,可動切断工具及びピツチ設定工具
の交換により直ちに可能である。直線切断における往復
片の案内は,1個所又は2個所で行うことができる。更
に方向の可変な往復片案内片が設けられていることによ
つて,可動工具及び固定工具により形成される切断間隙
の幅を,固定工具(切断心金)に対するこの案内片の単
なる回転によつて調節することができる。従つて針金直
径に関係して計算機制御される切断間隙幅調節を行うこ
とができる。計算によるか又は経験的に求められる適当
な寸法では,回転切断の際可動切断工具の刃は,従来の
円軌道とは異なり長径及び短径が垂直及び水平な閉曲線
軌道を描くので,刃の垂直運動距離に比較して著しく小
さい水平運動距離が,他の機械部分例えば隣接する巻き
工具及びその保持体のために充分な場所を残す。
【0011】
【実施態様】本発明によるばね巻き機の第1の実施例は
請求項2により構成されている。二重往復片案内片は,
スライダの回転可能性にもかかわらず,クランクが拘束
されている限り,案内方向を不変に保つ。従つて往復片
の回転可能な案内片の付加的な拘束は必要でない。
【0012】第1の実施例では,クランク及びカム伝動
装置と切断工具の往復片との結合が請求項3により行わ
れ,一方及び他方のきざみ付きナツトが可動刃の高さ調
節を可能にする。回転切断から直線切断へ切換えるため
に,蓋を案内片の溝から外し,ねじ棒をスライダから外
しさえすればよく,それから頭部付き棒及びねじはめら
れるきざみ付きナツトを持つ蓋を継手片によりスライダ
にねじ止めし,カム伝動装置のレバーを挿入することが
できる。場合によつてはスライダが交換可能である。
【0013】クランク伝動装置がクランクとして偏心輪
を持つ軸を備えている第1の実施例では,垂直直線切断
用偏心輪軸がピンにより偏心輪突起に従つて架台に相対
回転しないように固定されている。変更の際請求項4に
よる斜め直線切断のため偏心輪軸の拘束が可能である。
【0014】切断心金を巻き場所に締付ける心金箱と切
断工具の切断方向を調節する装置とを持つ第1の実施例
では,この調節装置,切断装置自体,なるべくその下に
あるピツチ設定装置も,更に場合によつては取外し可能
な心金箱が,請求項5に従つて設けられている。可動切
断工具及び切断心金の一緒の支持は,ばね巻き機を回転
切断に設定する際,切断装置の一方又は他方の部分のみ
の破壊に至る高さ調節を防止する。
【0015】更に第1の実施例が請求項6に従つて構成
されていると,ハウジングの高さ調節の際切断装置の駆
動装置を変更する必要がない。
【0016】第1の実施例では,ばね巻き機を回転切断
に設定すると,回転する偏心輪,それに固定されるスラ
イダ,スライダを受入れる溝,この溝を持つ往復片及び
この往復片の案内片を回転可能に支持する軸(ピン)が
,揺動スライダクランクを形成し,押し棒(ねじ棒)及
び往復片案内片のため,このスライダクランクが切断工
具に揺動運動を行わせるたけでなく,同時に送り運動も
行わせ,それにより所望の回転切断が行われる。
【0017】第2の実施例では,請求項7の特徴により
前述した課題が解決される。クランク伝動装置としてス
ライダクランク伝動装置が設けられていることによつて
,回転切断から        直線切断への変更の有
利な可能性が与えられる。即ち直線切断のため場合によ
つて別のクランク伝動装置が設けられ,その往復片が回
転継手を持ち,往復片の必要な直線案内にもかかわらず
,回転切断におけるようにクランク回転が可能である。
【0018】請求項8の特徴により,回転切断から直線
切断への変更が簡単に可能である。
【0019】請求項9の特徴により,調節ねじが案内片
の回転を阻止するので,関節往復片の案内片の回転支持
が直線切断のため往復片の純粋な並進運動を妨げること
はない。調節ねじを取外すと回転切断が行われ,従つて
必ずしも非関節往復片を持つ請求項2及び3の切断装置
により回転切断を行う必要はない。
【0020】第3の実施例では,請求項10の特徴によ
り本発明の課題が解決される。クランク伝動装置として
再びスライダクランク伝動装置が設けられていることに
よつて,回転切断から直線切断への変更の有利な可能性
が与えられる。即ち直線切断のために,第1の実施例の
カム伝動装置とは著しく異なるカム伝動装置が設けられ
,その非関節往復片は,回転切断のために必要なスライ
ダクランク伝動装置のクランク軸により簡単に駆動可能
である。スライダクランク伝動装置は請求項11に示さ
れている。
【0021】請求項12の特徴により,他の実施例にお
けるように第3の実施例においても,回転可能な往復片
案内片が設けられる。
【0022】請求項14による第4の実施例は,回転切
断用に構成される3つの他の実施例の変形例で,大体に
おいて直線切断のための構成のみが相違している。この
第4の実施例は,直線切断のための構成しかもその他の
装置例えばピツチ設定装置,ばね巻き機の構成に関係な
く,独立した意味を持つている。
【0023】請求項15による長さ調節可能な結合棒は
,往復片案内片用カム伝動装置の制御カムを変更するこ
となく,この案内片の回転角の調節を可能にする。請求
項16によるカム伝動装置の2つのローラの代りに,制
御カムに摩擦結合する他の部材を使用してもよい。
【0024】特にカム伝動装置の請求項15による調節
可能な結合棒に関連して,スライダクランクの請求項1
7による長さ調節可能な押し棒は,切断工具の垂直行程
長をその水平行程長に関係なく選択可能であるという利
点を持つている。往復片案内片の回転運動と直線的に案
内される往復片の並進運動とが同期化されるため,可動
切断工具の刃の環状軌道の空間的に画定した所望の形状
が得られる。
【0025】
【実施例】図面に示されている4つの実施例により本発
明を以下に説明する。
【0026】第1の実施例として図1ないし3に構造を
示すばね巻き機は,主として針金引込み装置10とピツ
チ設定装置14を持つ巻き場所12と切断装置16とか
ら成つている。
【0027】針金引込み装置10は2対の全部で4つの
針金引込みローラ18により形成され,これらのローラ
は無端針金20を直線的に水平に針金案内片22を通し
て巻き場所12へ送る。針金引込みローラ18は,架台
24の後壁にフランジ結合される第1の可制御電動機2
6により,歯付きベルト伝動装置28及び中間車30を
介して駆動され,この中間車は2つの下部引込み軸上に
それぞれ相対回転しないように固定される歯車32を駆
動し,これらの歯車は,それぞれ同じに構成されて2つ
の上部引込み軸上に固定される歯車32にかみ合つてい
る。針金送り用の針金引込みローラ18の駆動は,電動
機26により回転数を制御されて連続的又は間欠的に行
うことができる。
【0028】巻き場所12には,到来する針金20を永
久変形する2つのピン状巻き工具34及び36とピツチ
設定工具38と切断工具40とがある。すべての工具は
調節可能で交換可能で運動可能である。
【0029】ばね巻き機の前側で,架台24の後壁にフ
ランジ結合される第2の可制御電動機48により歯付き
ベルト伝動装置50を介して駆動される軸46上に,ほ
ぼアルキメデスらせんに相当する周囲輪郭を持つ板状カ
ム素子52が固定されて,軸46の回転運動をその回転
角に比例する巻き工具34及び36の並進運動に変換す
る。即ち架台24には更に双腕レバー54が支持され,
その一方の腕にあるローラ56がカム素子52の周囲上
を転動し,その他方の腕は,公知なので図示してない運
動装置の部材を介して巻き工具保持体58及び60に連
結されている。従つて軸46の往復回転運動の際,カム
素子52が巻き工具34及び36の運動を制御する。
【0030】本発明によるばね巻き機の第1の運転状態
では,切断装置16は図1,2及び4に従つて回転長円
形切断を行う。このため図2によれば,後述するように
架台24の前壁と後壁に高さ調節可能に案内されている
ハウジシク64の上部に,偏心輪軸68がフランジ付き
ブシユ70及び2つの玉軸受72により支持されている
。フラシジ付きブシユ70のフラシジ74はねじにより
ハウジンク64の外側に取付けられている。偏心輪軸6
8はそのフランジ76でフランジ付きブシユ70のフラ
ンジ74に当り,当り板78及び止め輪80によりハウ
ジング64の内側に軸線方向に固定されている。軸68
の偏心輪82は,往復片88の溝86にはまるスライダ
84の対応する穴に係合している。スライダ84は,ね
じにより偏心輪82の端面に取付けられる覆い板92に
より,2つの当り板90の間に保持されている。往復片
案内片96にある2つの案内桟94の間に滑るように案
内されかつ2つの蓋98により保持される往復片88は
,その溝86から遠い方の端部にある受入れ部100に
,回転動作する切断工具40を保持し,蓋102にねじ
込まれる2つのねじにより,この切断工具40が交換可
能に保持される。往復片案内片96はピン106により
ハウジンク64のフランジ付きブシユ108に回転可能
に支持され,当り板110,覆い板112及び締付けナ
ツト114により軸線方向に調節可能に回転されている
【0031】スライダ84の所で往復片88を案内する
溝86は,ねじ止めされる蓋118により上を閉鎖され
,めねじを持つフランジ付きブシユ120がこの蓋の中
心穴へ差込まれている。このフランジ付きブシユ120
のフランジは蓋118の下側に当つている。蓋118よ
り上には,ねじで操作される締付け片122及びフラン
ジ付きブシユ120上にあるきざみ付きナツト124が
続いている。きざみ付きナツト124及びフランジ付き
ブシユ120は互いに相対回転しないようにピン止めさ
れている。
【0032】スライダ84にあるつぼ状穴はねじ棒12
8の頭部126を受入れている。この頭部126は,ス
ライダ84にねじ止めされる蓋130に固定的に保持さ
れている。ねじ棒128のねじ込まれるねじ部分は,約
3分の2だけフランジ付きブシユ120のめねじへ入り
込んでいる。フランジ付きブシユ120は,フランジか
ら始まつて締付け片122を少し越える所までスリツト
を切られているので,締付け片122によりこのフラン
ジ付きブシユをねじ棒128上に締付け固定することが
できる。きざみ付きナツト124を回すことにより,締
付け片122の締付けねじをゆるめた後,切断工具40
を往復片88により高さ調節することができる。
【0033】偏心輪82から遠い方にある軸68の端部
には,歯付きベルト伝動装置136の一部である歯付き
ベルト車134が相対回転しないように設けられている
。回転切断のため偏心輪軸68が,歯付きベルト伝動装
置136を介して,ハウジング64に側方で取付けられ
る担体140にフランジ結合される第3の可制御電動機
138により駆動される。切断運動のため偏心輪軸68
が回転する。可動切断工具40は,1過程中固定相手工
具即ちいわゆる心金箱146内に締付けられている切断
心金144と共同作用する。心金箱146は,必要な場
合には,切断を行わない間,図示してない公知の装置に
より巻き範囲から引込められることができる。
【0034】上述した構成と回転切断運動のため有利に
選ばれる変速比とにより,また及び往復片案内片96の
回転−揺動運動に関係する切断工具の直線運動に偏心輪
軸68の回転運動を変換することにより,切断工具40
の刃は卵状(長円形)の回転運動を行い,この卵状回転
運動は円形運動に比較して巻き工具34をその保持体5
8と共に設けるのに充分な場所をあける(図4参照)。
【0035】ピツチ設定装置14の以下にあける部分,
即ち支持部を含む偏心輪軸全体,往復片及び往復片案内
片全体は,前述した切断装置16と同じように構成され
ている。68′〜82′及び90′,92′;88′;
94′〜114′;122′及び84′′,118′′
,120′′,124′′参照。往復片88′にねじ止
めされる蓋118′はここでは少し高く構成されている
。蓋118′′の中央切欠きにおいてピン152上にね
じ棒155の頭部154が支持され,このねじ棒がフラ
ンジ付きブシユ120′′のめねじへねじ込まれ,締付
け122′及びきざみ付きナツト124′′と共に切断
装置16の前述した高さ調節装置に対応している。フラ
ンジ付きブシユ120′′上で継手片156が両側にピ
ン158を形成されている。これらのピン上には双腕レ
バー162の二又腕160が揺動可能に支持され,架台
24に支持される軸164にこのレバーが固定的に結合
されている。レバー162の他方の腕166は1つの板
のみから成り,この板に支持される2つのローラ168
は,ピツチ設定装置14の環状隆起として構成される制
御カム170上を転動し,その半径方向運動は伝動装置
部材162,156,122′,120′′,154及
び118′′を介して直線化されて,往復片88′へ伝
達され,この往復片がピツチ設定工具38を上及び下の
位置へ往復運動させる。この強制伝達により,高い速度
においても戻り運動が常に制御されて行われる。制御カ
ム170は,架台24に支持される軸172上に固定的
に設けられて,架台24の後壁にフランジ結合される第
4の電動機174により歯付きベルト伝動装置176を
介して駆動される。
【0036】両方の偏心輪軸68,68′のフランジ7
6,76′は,平頭ねじを受入れる凹所を持ち,両方の
フランジ付きブシユ70,70′のフランジ74,74
′も対応するめねじを持つている。ピツチ設定装置14
において,フランジ74′と76′は平頭ねじにより互
いに結合されている(図2の下部参照)。それにより偏
心輪軸68′は,上にある偏心輪82′と共に回転運動
しないように固定されている。従つてピツチ設定装置1
4の伝動装置136′の歯付きベルト134′上には,
歯付きベルトが掛けられていない。往復片88′の昇降
運動の際,スライダ84′′は往復片88′の付加的な
滑り案内片として投立つ。
【0037】本発明の好ましい実施例の変形例では,下
部偏心輪軸68′をねじ178′によつて固定するので
はなく,任意の回転位置に拘束するが,その目的につい
ては後述する。このため偏心輪軸68′は,その周囲を
市販の液圧又は空気圧締付け装置220によつて回転し
ないように保持される(図6)。しかしサーボ装置によ
り駆動される純機械的締付け装置も使用することができ
る。
【0038】同じに構成される締付け装置220は,こ
の場合上部偏心輪軸68にも設けられる。偏心輪軸を連
続的に拘束するための締付けは,図示した実施例ではば
ね作用,ここでは積層皿ばねによつて行われ,締付け解
除は液圧により行われる。締付け装置220はハウジン
ク64に固定的に結合されている。
【0039】架台24の案内部184に案内されるハウ
ジング64は,ハンドル186により高さ調節可能で,
それにより切断心金144の位置を巻くべきばねの直径
又は巻き方向に合わせることができる。このため架台2
4の上端にブシユ188が取付けられ,このブシユ中に
軸190が回転可能に支持されている。ブシユ188か
ら上方へ突出する軸190の部分には締付け片192が
設けられ,ブシユ188にねじ止めされて,軸190を
固定するのに役立つ。このブシユには上方へ中間ブシユ
194が続き,軸190に相対回転しないように結合さ
れるハンドル186が中間ブシユに続いている。ブシユ
188には,下方へ当り板196と,軸190に固定さ
れる鎖ピニオン198とが続いている。ハウジング64
には上からねじ軸200がねじ込まれ,架台24の上端
にねじ止めされるブシユ202内に回転可能に支持され
ている。調節ナツト204により鎖車206がねじ軸2
00上に固定され,ねじ軸200上にねじ軸25部へ作
用する軸線方向力を受止める深溝推力玉軸受208が上
方へ続いている。ねじ軸200は2つの調節ナツト21
0によりブシユ202内に軸線方向に調節可能に固定さ
れている。鎖212を介して鎖ピニオン198と鎖車2
06とが互いに連結されている。締付け片192にある
締付けねじをゆるめた後,ハンドル186を回すことに
よつて,ハウジング64の高さ位置を調節することがで
きる。覆い板24がハウジンク64とねじ24との間の
開いた空間を覆つている。
【0040】本発明によるばね巻き機の図1,2及び4
に示す実施例は,右ねじ即ち右巻きの圧縮ばねを製造す
るために設けられている。ここでは左から到来する針金
20は,針金案内部22を出る際,右巻きに設定されて
いる巻き場所12の巻き工具34及び36により上方へ
曲げられる。その際ばねは図1及び3を見る者の方へ長
さを増大する。ピツチ設定装置14のピツチ設定工具3
8は,下からばねピツチを生ずるために使用される。所
望のばね長に達すると,切断過程が開始され,それから
上部偏心輪軸68が1回転し,引込みを中断しながら又
は引込み中断なしで,切断工具又は刃40を上から切断
心金144の方へ動かす回転切断により,ばねが針金2
0から切断される。引込みが続いている間に切断が行わ
れると,刃の運動の速度は針金の供給速度に関係し,電
子制御装置の計算機が第3の可制御電動機138の回転
数を規定する。引込み中断なしの浮動回転切断から引込
み中断を伴う定置回転切断への変更は,プログラムキー
の選択により簡単に行われる。
【0041】さて回転動作する切断装置16を直線切断
(図3)に変更しようとすれば,これは僅かな操作で行
われる。このため上部偏心輪軸68にあるフランジ76
の凹所とフランジ付きブシユ70のフランジ74にある
めねじとが重なる位置へ,第3の電動機138により駆
動される偏心輪軸68がもたらされるので,図2の下部
にある平頭ねじ178′に相当する平頭ねじをねじ込ん
で,偏心輪軸68を固定することができる。往復片案内
片96の縦軸線は垂直になり,切断工具40は下の位置
にあり,僅かな間隔即ち切断間隙をおいて切断心金14
4のそばを通る。偏心輪軸68を固定するためねじ結合
の代りに前述した締付け装置220を使用すると,往復
片案内片96の縦軸線が垂線に対して鋭角をなして延び
,切断工具40が切断心金144の刃の所を離れて通過
する(図5)ように,偏心輪軸68を異なる大きさだけ
回すことによつて,切断間隙の幅を可変にすることがで
きる。切断間隙幅は針金直径に合わせねばならないので
,この構成は大きい直径の針金を加工するばね巻き機に
おいて有利である。電子制御装置の計算機は,針金の各
直径について,偏心輪軸68の固定回転位置を得るため
の回転運動の大きさを第3の電動機138に規定し,こ
の回転位置で偏心輪軸68を固定する締付け装置220
を動作させることができる。それから蓋118及び覆い
板92の取付けねじが外され,それにより部分118〜
130をスライダ84と共に1単位として偏心輪軸68
の偏心軸82から引抜くことができる。その代りに今や
蓋118′′,ピン152′,頭部154′,ねじ棒1
55′,フランジ付きブシユ120′′′,締付け片1
22′,ピン158′を持つ継手片156′,きざみ付
きナツト124′′′及びスライダ84′′′が用いら
れる。これらの部分はピツチ設定装置14の部分と同じ
に構成され,組立てられてばね巻き機と共に供給される
。切断装置16に属して継手片156′に結合されかつ
ローラ168を持つレバー162′は,針金20の軸線
を含む面に関して,ピツチ設定装置14のレバー162
に対して対称に構成されている。軸164′及び172
′も軸164及び172に対して対称に設けられ,第4
の可制御電動機174′及び歯付きベルト伝動装置17
6′は電動機174及び伝動装置176と同様に架台2
4に設けられている。今やレバー162′が制御カム1
70′に係合され,軸164′の軸端上にはめられる。 続いて蓋118′′′が2つのねじにより往復片88に
取付けられ,スライダ84′′′が付加的な滑り案内片
として偏心輪82上へはめられ,覆い板92が再びねじ
止めされる。なお切断工具40及び切断心金144が直
線切断用の工具に代えられる。
【0042】前述した回転切断に付加すべきことは,部
分118〜130による切断工具40の微細調節を介し
て切断間隙幅の調節が行われることである。
【0043】左巻きばねを製造しようとすれば,巻き工
具34及び36が公知のように左巻き用に交換される。 巻き過程において針金20は今や下方へ曲げられ,ばね
長は図3を見る者の方へ増大する。ピツチを生ずるため
に,ピツチ設定装置14のピツチ設定工具38を上から
ばね巻回の間へ挿入せねばならず,完成したばねの切断
は,今や左巻き用心金受入れ部に締付けられている切断
心金144へ向かつて下から行われる。
【0044】左巻きばねにおいて直線切断が望まれるが
,ばね巻き機は右巻きで既に直線切断のために設けられ
ていると,ピツチ設定装置14及び切断装置16の交換
は非常に簡単である。このため左巻き用ピツチ設定工具
を上の往復片88へ挿入し,同様に左巻き用切断工具を
下の往復片88′へ挿入し,ハウジング64の高さ位置
を下方へ動かして,切断心金144が図2の鎖線位置を
とるようにせねばならない。
【0045】しかし回転切断が望まれると,左巻きにお
いて左から動作する切断装置16の配置換えを,回転切
断から直線切断への変更の際述べたように,ただし逆の
順序で行うことが必要である。歯付きベルト伝動装置1
36の歯付きベルトを上部歯付きベルト車134かろ下
部偏心輪軸68′の歯付きベルト車134′へ移した後
,直線切断に使用されなくなつた電動機138を回転切
断のため偏心輪軸68′を回すのに使用する。
【0046】回転右巻き切断から回転左巻き切断へ変更
するため,回転右巻き切断から直線切断へ,直線左巻き
切断から回転切断への配置換えが行われる。
【0047】これからわかるように,すべての可能な配
置換えは非常に簡単にかつ時間を多く費やすことなく行
われ,付加的な構成のためばね巻き機に高度の万能性が
与えられる。
【0048】第3の電動機138及び歯付きベルト伝動
装置136を省略することによつて,まずばね巻き機を
手で偏心輪軸68を回転できる純粋な直線切断機として
構成でき,電動機138及び伝動装置136を付加しか
つ回転切断に必要な部分に変換してスライダ84を往復
片88に結合することによつて,回転切断機が得られる
ことは明らかである。
【0049】もちろん巻き場所12を公知のように単一
フインガ巻き用に構成するか,又は脚付きばね巻き装置
を設けることができる。
【0050】ばね巻き機の電気側について付加すべきこ
とは,それぞれの切換え開閉器の切換え又は差込み接続
の変更又はキー押圧によつてすべての所望の組合わせを
選ぶことができるように,電子制御装置が構成されてい
ることである。多数の開いた環従つて1巻きだけのばね
を製造するために,回転切断電動機138を連続回転に
切換えて,1回転毎に1つの環を浮動的に引込み中断な
しに回転切断することができる。この1回転中に所望の
環寸法に必要な針金長も引込まれる。
【0051】直線切断用の図7及び9による変形例は拡
大して示され,本発明によるばね巻き機が回転長円形切
断用の第1の運転状態から直線切断用の第2の運転状態
へ切換えられている場合,図3に示すばね巻き機の一部
のみを示されている。両方の変形例における本発明のば
ね巻き機は,その第1の運転状態従つて回転長円形切断
では,図1,2及び4に示しかつ説明したものと原理的
に同じに構成されている。しかし切断工具の高さ調節の
ために設けられる装置部分は,回転切断においても次に
述べる第1の直線切断変形例におけるように構成するこ
とができる。
【0052】直線切断用切断装置の変形例1(実施例2
)として,図2に示すように図8によれば,ハウジング
64の上部にあるフランジ付きブシユ70及び玉軸受7
2に偏心輪軸が68が支持されている。ブシユ70のフ
ランジ74はねじによりハウジング64の外側に取付け
られている。偏心輪軸68のフランジ76はブシユ70
のフランジ74に当り,ハウジンク64の内側にある当
り板78及び調節環80により軸線方向に固定されてい
る。偏心軸82から速い方にある軸68の端部上には,
歯付きベルト伝動装置136の一部である歯付きベルト
車134が固定的に設けられている。これまで述べたす
べての部分は図2のそれに一致している。軸68の偏心
輪82は,2分割構成の往復片288の溝286にはま
るスライダ284の対応する穴に係合している。スライ
ダ284は,ねじにより偏心輪82の端面に取付けられ
る覆い板92の2つの当り板90の間に保持されている
。往復片288は溝部分288aと案内部分288bと
から成り,これらの部分288a及び288bはフラン
ジ付きピン289により互いに結合されている。このた
め切断工具40を保持する案内部分288bは,工具か
ら遠い方の端部を二又に構成され,溝部分288aの段
付けされた端部が二又の間でフランジ付きピン289上
に揺動可能に支持されている。往復片案内片296にあ
る2つの案内桟294の間に案内されて2つの蓋298
により保持される案内部分288bは,ピン289から
遠い方の端部に切断工具40を保持し,この切断工具が
切断心金144と共同作用する。両方の工具40及び1
44は直線切断用に構成されている。往復片案内片29
6は,ピン306によりハウジング64のフラシジ付き
ブシユ108内に回転可能に支持され,当り板110と
覆い板112と締付けナツト114とにより軸線方向に
調節可能に固定されている。案内部分288bが直線運
動を行うことができるようにするため,回転可能に構成
される往復片案内片296が固定される。このため往復
片案内片296の右側及び左側で支持ブロツク307が
ハウジング64に取付けられて,それぞれ調節ねじ30
9を保持し,これらの調節ねじが往復片案内片296の
突起297に当つて,往復片案内片296の縦軸線を垂
直に保つ。
【0053】切断間隙の幅を調節するため調節ねじ30
9を調節して,往復片案内片296の縦軸線が垂直でな
く,垂線に対し鋭角をなして延び,従つて直線切断の際
切断工具40が切断心金144の刃の所を離れて通る(
切断間隙幅調節)ようにすることができる。
【0054】往復片288のスライダ284を案内する
溝286は,ねじ止めされる蓋318により上を閉鎖さ
れ,この蓋の中心穴にスライダ284のねじ棒328が
通されている。蓋318より上でねじ棒328のねじ部
分にきざみ付きナツト324がねじはめられ,このきざ
み付きナツトの円錐状に広がる下端上にねじで操作され
る締付け片322がはめられ,その中心穴は半分の高さ
まで円錐状に形成されて,きざみ付きナツト324の円
錐状拡大部と共同作用する。締付け片322はねじによ
り蓋312上に取付けられている。締付け片322の締
付けねじとその取付けねじを外した後きざみ付きナツト
324を回すことによつて,切断工具40を往復片28
8により高さ調節することができる。
【0055】図3による直線切断用切断装置におけるよ
うに,この第1の変形例及び後述する第2の変形例にお
いても,ピツチ設定装置14は直線切断装置と全く同じ
に構成されている。しかし最初に述べた実施例とは異な
り,両変形例では,直線切断及びピツチ設定のための運
動は,回転切断におけるように,回転する偏心輪軸68
から誘導される。このため図示してない2つの可制御電
動機が設けられ,それぞれ歯付きベルト伝動装置136
を介して偏心輪軸68を駆動する。両方の電動機はハウ
ジシグ64の側面に担体を介して上下にフランジ結合さ
れている。これらの両電動機は図3の電動機174及び
174′に代るもので,回転切断用電動機138(図1
及び2)は省略される。更に回転切断用の装置(図1及
び2)が省略され,両方の変形例では図1及び3の装置
部分160〜172,176及び160′〜172′,
176′も必要でない。
【0056】切断工具40の各昇降運動のために偏心輪
軸68は1回転し,それにより第1の変形例では往復片
288の溝部分288aが昇降運動するピン289の周
りに往復揺動し,案内部分288bは直線昇降運動を行
う。
【0057】両方の変形例では,直線切断への変更に必
要な装置部分の大部分は,完全に組立てられてばね巻き
機に添付される。すべての構成において回転切断及び直
線切断に同じ往復片案内片96を使用できるが,往復片
カム全体296,294,298又は496,494,
498と往復片288又は488とを一緒に交換するの
が有利である。なぜならば,回転切断と直線切断では,
異なる荷重従つて往復片及び24の異なる摩耗が生ずる
からである。変形例1の代りでは,回転切断用往復片案
内片296は突起297なしに構成されている。それに
より,回転切断のため往復片案内片296の揺動運動を
可能にするために,調節ねじ309を外す必要がないと
いう利点が生ずる。しかし調節ねじ309を支持ブロツ
ク307の中へ引込め,それでも残つている突起297
が充分な揺動空間を持つ場合,これらの調節ねじを無視
することも可能である。
【0058】直線切断用切断装置の変形例2(実施例3
)として,直線切断運動を行うため,図8及び9に示す
ように,スライダ84又は284の代りに,心臓状に形
成される制御カム572′が,ここでもハウジング64
に支持されて駆動される偏心輪軸68の偏心輪82上に
固定されている。この制御カム572′は偏心輪軸68
のフランジ76にねじ止めされている。制御カム572
′上を転動する2つのローラ568′は,特に直線切断
のために設けられる往復片488にピン569により取
付けられ,この往復片はもはや関節状ではなく,剛体と
して構成されている。
【0059】往復片488は往復片案内片496にある
2つの案内桟494の間に滑るように案内され,2つの
蓋498により保持されている。往復片488の受入れ
部に切断工具40が設けられて,蓋502にねじ込まれ
る2つのねじにより,交換可能にかつ後述するように調
節可能に往復片に保持されている。切断工具40は切断
心金144と共同作用する。
【0060】回転切断に必要で前述した実施例に従つて
ハウジンク64に回転可能に支持される往復片案内片4
96が直線切断運動のため用いられるようにするため,
制御カム572′より上へ往復片案内片496から突出
する往復片488の部分が,直線状の両側面をそれぞれ
ローラ584により制御して支持され,これらのローラ
は架台24に取付けられる支持片585に回転可能に設
けられている。
【0061】切断工具40の延長線上で往復片488に
ねじ穴が設けられ,上からこのねじ穴へねじ棒528が
ねじ込まれている。このねじ棒528は,上のねじ部分
527とその下に続く円柱状のねじなし部分529とか
ら成り,このねじなし部分の互いに対向する2つの側は
全長にわたつて平らに面取りされている。切断工具40
より上で往復片488にスリツトが切られ,このスリツ
トに刻み付き円板524が定置的にかつ回転可能にはま
つている。刻み付き円板524は,ねじなし部分529
の面取り乱分の断面に一致する角張つた切欠きを持つて
いる。この切欠き内でねじなし部分529は長さ方向に
移動可能である。蓋502にある取付けねじを少しゆる
めた後,刻み付き円板524を回すことにより,ねじな
し部分529に固定的に結合される切断工具40を,切
断心金144の方へ又はこれから離れるように,移動す
ることができる。特別な切断間隙幅調節はここで考慮さ
れていない。しかし両方の支持片585を長穴内で少し
右方へ移動させて,往復片案内片496の縦軸線が垂線
に対し鋭角をなして延びるようにすることができる。
【0062】回転切断(図4による長円形切断)へ変更
するために,両方の変形例では,ばね巻き機を図1及び
2に従つて構成するために僅かな操作しか必要としない
。変形例1において,締付けナツト114の締付けねじ
をゆるめた後,この締付けナツトをピン306のおねじ
から外し,当り板110を覆い板112と共に取外す。 それからスライダ284用取付けねじ,外側当り板90
及び覆い板92を除去する。スライダ284を偏心輪軸
68の偏心軸82から引抜き,往復片案内片296のピ
ン306をフランジ付きブシユ108から引抜くことに
よつて,今や往復片案内片296を2分割構成の往復片
288と共に1つの単位として除去することができる。 さて逆の順序で,装置部分84〜106及び118〜1
30から成る回転切断用装置が,図1及び2によりばね
巻き機へ組込まれる。このため往復片案内片96のピン
106をフランジ付きブシユ108へ差込み,スライダ
84を偏心輪軸68の偏心輪82上へはめる。当り板1
10,90及び覆い板112,92をはめた後,締付け
ナツト114及びスライダ84用取付けねじにより,回
転切断装置を取付ける。切断工具40の高さ調節用装置
部分118〜130の代りに,前述したように,装置部
分284及び318〜328も組込むことができる。ス
ライダ284はねじ棒328と一体に構成されているの
で,スライダ284を一緒に交換せねばならない。
【0063】変形例2では,締付けナツト114,当り
板110及び覆い板112の除去後,往復片案内片49
6を往復片488と共に1つの単位として除去すること
ができる。次に制御カム572の取付けねじを除去し,
制御カム572を軸68の偏心輪82から外す。続いて
両方の支持片587をローラ584と共に外す。これに
続く回転切断装置の取付けは変形例1において述べたよ
うに行われる。
【0064】回転長円形切断を行うための回転切断用切
断装置(実施例4)が図11及び12に示され,ここに
示す切断装置により代えられる切断装置16なしの図1
及び2による回転切断用針金加工機械の一部をなしてい
る。図1におけるように針金610は,1対又は複数対
の駆動される引込みローラ612により,針金案内部6
14を通つて切断装置へ送られる。図12によれは,偏
心輪軸618が架台616にあるフラシジ付きブシユ6
20と2つの玉軸受622に支持されている。ブシユ6
20のフランジ624はねじにより架台616の外側に
取付けられている。偏心輪軸618はそのフランジ62
6でブシユ620のフラシジ624に接し,架台616
の内側にある当り板628及び調節環630により軸線
方向に固定されている。軸618の後端には,歯付きベ
ルト伝動装置634の一部である歯付きベルト車632
が固定的に設けられている。偏心輪軸618はこの伝動
装置634を介して図示しない可制御電動機により駆動
される。偏心輪軸618の偏心輪636上には連接端6
42が支持され,ねじにより偏心輪636の端面に取付
けられる覆い板646により2つの当り板644の間に
保持されている。連接棒648は,往復片652の二又
端部に固定されるピン654を介して,スライダクラン
クの往復片652に結合されている。連接棒648は3
つの部分から構成されている。偏心輪軸618の偏心輪
636上にはまる上の部分656とピン654上にはま
る連接棒648の下の部分658は,右又は左のめねじ
を持ち,刻み付き中間部分662を持つ第3の部分とし
てのねじ棒660がこれらのめねじにねじ込まれている
。連接棒648の両方の部分656及び658はめねじ
の全長にわたつてスリツトを切られているので,ねじ6
64によりねじ棒660に締付け固定することができる
。往復片案内片668にある2つの案内桟666の間に
滑るように案内されて2つの蓋670により保持される
往復片652は,その下端の受入れ部に回転切断工具6
72を保持し,蓋674にねじ込まれる2つのねじによ
り交換可能に取付けられている。締付けねじ664をゆ
るめた後,刻み付き中間部分662によりねじ棒660
を回すことによつて,切断工具672を往復片652と
共に高さ調節することができる。往復片案内片668は
,旋回軸として役立つピン676により,架台616の
フランシ付きブシユ678内に限られた範囲内で回転可
能に支持されている。ブシユ678から突出するピン6
76の端部上に当り板680及び単腕レバー682が続
き,このレバーは締付けねじによりピン676上に固定
されている。このためピン676用穴の範囲にあるレバ
ー682の壁は,下方へ開くスリツトを切られている。 レバー682の二又端部には,ピン684を介して結合
棒686が枢着されて,別のピン688を介してレバー
682を双腕レバー692の腕690の二又端部に連結
し,この双腕レバーはフラシジ付きピン694上に揺動
可能に支持されている。このフランジ付きピン694は
架台616に取付けられている。レバー692の他方の
腕696には2つのローラ698が設けられて,環状隆
起として構成されて偏心輪軸618上に固定される制御
カム700上を転動し,その運動が結合棒686及びレ
バー682を介して往復片案内片668のピン676へ
伝達されるので,往復片案内片668はピン676の軸
線の周りに往復揺動する。各回転切断運動のために,偏
心輪軸618は1回転する。可動切断工具672は切断
過程中静止している相手刃704と共同作用する。
【0065】偏心輪軸618の回転運動が連接端642
により直線成分を持つ切断工具の運動に変換され,この
運動が制御カム700により制御される往復片案内片6
68の揺動運動と組合されることによつて,切断工具6
72の刃は卵状(長円形)の回転運動を行う。上述した
構成を維持し,回転切断運動の変速比を有利に選ぶと共
に,制御カム700を異なる曲線経過の制御カムに代え
るたけで,切断工具672の運動経過を,針金加工機械
内の回転切断する切断装置の使用目的に合わせかつ最適
化でき,このため制御カム700を2つの部分から構成
し,両方の部分をフランジ702に交換可能にねじ止め
する。
【0066】水平運動の方が大きい横長の長円形か水平
運動の方が小さい縦長の長円形かに関係なく,刃の大き
い垂直運動のすべての卵形を,そのために形成される曲
線経過を持つ制御カムの組込みによつて得ることができ
る。所望ならは,円形切断運動も得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】長円形切断のために構成される第1実施例の一
部を切欠いた正面図である。
【図2】第1実施例の巻き場所を避けた垂直断面図であ
る。
【図3】間隙なし直線切断に変更した後における第1実
施例の正面図である。
【図4】第1実施例の切断装置の拡大正面図である。
【図5】切断間隙を持つ直線切断に変更した後における
切断装置の正面図である。
【図6】直線切断のため偏心輪軸を拘束する変形例の図
2の下部に対応する垂直断面図である。
【図7】間隙なし直線切断を行う第2実施例の切断装置
の正面図である。
【図8】図7による切断装置の垂直断面図である。
【図9】間隙なし直線切断を行う第3実施例の切断装置
の正面図である。
【図10】図9による切断装置の垂直断面図である。
【図11】第3実施例の切断装置の正面図である。
【図12】図11による切断装置の垂直断面図である。
【図13】図12のXIII−XIII線による断面図
である。
【符号の説明】

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  針金引込み装置(10)と,送られる
    針金を加工する巻き工具(34,36)を持つ巻き場所
    (12)と,巻き場所へ介入するため直線運動可能なピ
    ツチ設定工具(38)を持つピツチ設定装置(14)と
    ,固定相手切断工具としてばね体へ入り込む切断心金(
    144)が設けられている巻き場所(12)へ介入する
    可動切断工具(40)を持つ切断装置(16)とを備え
    ,切断心金(144)と共同作用する可動切断工具(4
    0)の刃が,閉じた円筒曲線軌道を通つてクランク伝動
    装置(82,84,128)により回転切断を行うか,
    又は往復並進運動可能であるものにおいて,クランク伝
    動装置としてスライダクランク(82,84,128)
    が設けられ,その押し棒(128)と往復片(88)と
    が互いに結合され,クランク回転軸線(68)に対して
    平行な軸線(106)の周りに回転可能な案内片(96
    )内を往復片(88)が滑り,かつ切断工具(40)を
    保持し,架台(24)に支持されかつ押し棒(128)
    ではなく往復片(88)に連結可能なレバー(162′
    )を持つカム伝動装置(170′,168′,162′
    )による刃の純粋な並進運動のために,往復片案内片(
    96,84′′′)が設けられ,その直線軌道の方向が
    可変であることを特徴とする,ばね巻き機。
  2. 【請求項2】  往復片(88)が押し棒(128)に
    固定的に結合され,かつ案内片(96)の回転軸線(1
    06)が自由な場合,回転可能な案内片(96)内を滑
    る往復片(88)に沿つて,拘束されるクランク(68
    )上に支持されるスライダ(84′′′)が滑ることに
    よつても,刃の並進運動のための往復片案内が行われる
    ことを特徴とする,請求項1に記載のばね巻き機。
  3. 【請求項3】  往復片(88)が,巻き場所(12)
    から遠い方の端部に,スライダ(84)を受入れる内側
    溝(8′6)を持ち,刃を回転させるためこの内側溝が
    蓋(118)を持ち,この蓋にきざみ付きナツト(12
    4)が回転可能に支持され,このきざみ付きナツトへね
    じ込まれてスライダクランク(82,84,128)の
    押し棒として役立つねじ棒(128)が,スライダ(8
    4)に相対回転しないように支持され,刃を並進運動さ
    せるため内側溝(86)が蓋(118′′′)を持ち,
    この蓋にねじ棒(155′)の頭部(154′)が揺動
    可能に支持され,このねじ棒がきざみ付きナツト(12
    4′′′)へねじ込まれ,このきざみ付きナツトが直径
    上にある2つのピン(158)により継手片(156′
    )に回転可能に支持され,ピン(158)にカム伝動装
    置(170′,168′,162′)のレバー(162
    ′)が枢着されていることを特徴とする,請求項2に記
    載のばね巻き機。
  4. 【請求項4】  クランク伝動装置(82,84,12
    8)が偏心輪軸(68′)を持ち,この偏心輪軸の偏心
    輪(82′)がクランクを形成し,偏心輪軸(68′)
    が遠隔制御可能な液圧−機械締付け装置(220)を持
    ち,この締付け装置により偏心輪(82′)の回転位置
    が連続的に規定可能であることを特徴とする,請求項1
    に記載のばね巻き機。
  5. 【請求項5】  巻き場所(12)に切断心金(144
    )を締付ける心金箱(146)と,切断工具(40)の
    切断方向を調節する装置(134〜140,68,82
    ,84,96)とを備え,この調節装置と切断装置(1
    6)と心金箱(146)とがハウジング(64)に支持
    され,ばね直径又は巻き方向を調節するため,このハウ
    ジングが架台(24)の垂直案内片(184)に支持さ
    れ,手で操作可能なねじ伝動装置(200)により高さ
    調節可能であることを特徴とする,請求項1に記載のば
    ね巻き機。
  6. 【請求項6】  クランク伝動装置(82,84,12
    8又は82′,84′′,155)が偏心輪軸(68又
    は68′)及び歯付きベルト伝動装置(136又は13
    6′)を持ち,偏心輪軸(68又は68′),歯付きベ
    ルト伝動装置(136又は136′)及びこれを駆動す
    る電動機(138)が一緒にハウジング(64)に設け
    られていることを特徴とする,請求項5に記載のばね巻
    き機。
  7. 【請求項7】  針金引込み装置(10)と,送られる
    針金を加工する巻き工具(34,36)を持つ巻き場所
    (12)と,巻き場所へ介入するため直線運動可能なピ
    ツチ設定工具(38)を持つピツチ設定装置(14)と
    ,固定相手切断工具としてばね体へ入り込む切断心金(
    144)が設けられている巻き場所(12)へ介入する
    可動切断工臭(40)を持つ切断装置(16)とを備え
    ,切断心金(144)と共同作用する可動切断工具(4
    0)の刃が,閉じた円筒曲線軌道を通つてクランク伝動
    装置(82,84,128)により回転切断を行うか,
    又は往復並進運動可能であるものにおいて,クランク伝
    動装置としてスライダクランク(82,84,128)
    が設けられ,その押し棒(128)と往復片(88)と
    が互いに結合され,クランク回転軸線(68)に対して
    平行な軸線(106)の周りに回転可能な案内片(96
    )内を往復片(88)が滑り,かつ切断工具(40)を
    保持し,往復片(288)に連結可能な押し棒(328
    )を持つクランク伝動装置(82,284,328)に
    よる刃の並進運動のために,往復片(288)用案内片
    (296)が設けられ,この往復片の直線軌道の方向が
    調節可能であり,往復片(288)が回転継手(289
    )を持つていることを特徴とする,ばね巻き機。
  8. 【請求項8】  往復片(288)が,巻き場所(12
    )から遠い方の端部に,スライダ(284)を受入れる
    内側溝(286)を持ち,スライダが回転するクランク
    としての偏心輪軸(68)上に支持され,内側溝(28
    6)が蓋(318)を持ち,この蓋にきざみ付きナツト
    (324)が回転可能に支持され,スライダクランク(
    82,284,328)として構成される別のクランク
    伝動装置の押し棒として役立つねじ棒(328)がきざ
    み付きナツトにねじ込まれ,スライダクランクのスライ
    ダ(284)に相対回転しないように支持されているこ
    とを特徴とする,請求項7に記載のばね巻き機。
  9. 【請求項9】  往復片(288)の案内部分(288
    b)を案内する案内片(296)が,クランク回転軸線
    (68)に対して平行な軸線(306)の周りに回転可
    能で,1つ又は互いに逆向きに作用する2つの調節ねじ
    (306)を持ち,これらの調節ねじが架台(24)に
    支持されて,案内片(296)を回転軸線(306)の
    周りに回すようにこの案内片に作用することを特徴とす
    る,請求項7に記載のばね巻き機。
  10. 【請求項10】針金引込み装置(10)と,送られる針
    金を加工する巻き工具(34,36)を持つ巻き場所(
    12)と,巻き場所へ介入するため直線運動可能なピツ
    チ設定工具(38)を持つピツチ設定装置(14)と,
    固定相手切断工具としてばね体へ入り込む切断心金(1
    44)が設けられている巻き場所(12)へ介入する可
    動切断工具(40)を持つ切断装置(16)とを備え,
    切断心金(144)と共同作用する可動切断工具(40
    )の刃が,閉じた円筒曲線軌道を通つてクランク伝動装
    置(82,84,128)により回転切断を行うか,又
    は往復並進運動可能であるものにおいて,クランク伝動
    装置としてスライダクランク(82,84,128)が
    設けられ,その押し棒(128)と往復片(88)とが
    互いに結合され,クランク回転軸線(68)に対して平
    行な軸線(106)の周りに回転可能な案内片(96)
    内を往復片(88)が滑り,かつ切断工具(40)を保
    持し,架台(24)に支持されて強制的に動かされる部
    分を別の往復片(488)として構成されるカム伝動装
    置(572′,488)により刃を並進運動させるため
    ,往復片案内片(496)が設けられていることを特徴
    とする,ばね巻き機。
  11. 【請求項11】  カム伝動装置(572′,488)
    の制御カム(572′)が心臓状に形成され,クランク
    軸としての偏心輪軸(68)の偏心輪(82)上にスラ
    イダクランク(82,84,128)が相対回転しない
    ように固定され,別の往復片(488)が心臓状制御カ
    ム(572′)に関して直径上にある2つのローラ(5
    68′)を持ち,これらのローラが制御カムに沿つて転
    動することを特徴とする,請求項10に記載のばね巻き
    機。
  12. 【請求項12】  別の往復片(488)のうち切断心
    金(144)に近い方の部分が,回転可能な案内片(4
    96)内を滑り,その切断心金から遠い方の部分が,2
    つの付加的なローラ(584)によりその直線側縁を直
    線的に案内されることを特徴とする,請求項10に記載
    のばね巻き機。
  13. 【請求項13】  可動切断工具(40)が往復片(4
    88)の移動方向に調節可能にこの往復片に支持されて
    いることを特徴とする,請求項10に記載のばね巻き機
  14. 【請求項14】  円筒状軌道を通る刃を持つ可動切断
    工具(672)と共同作用する固定相手切断工具として
    の切断心金(704)の後に設けられる針金又は帯金の
    引込み装置(612,614)を備え,クランク伝動装
    置(636,642,648)により刃の回転が行われ
    ,クランク伝動装置としてスライダクランク(636,
    642,648)が設けられ,その押し棒としての連接
    棒(648)と往復片(652)とが互いに結合され,
    クランク回転軸線(668)に対して平行な軸(676
    )により強制的に回転可能な案内片(668)内を往復
    片(652)が滑り,かつ可動切断工具(672)を保
    持し,クランク軸(618)の回転中軸(676)を強
    制的に往復回転させるため,この軸(676)に連結さ
    れるレバー腕(696)を持つカム伝動装置(618,
    700,698,696)が設けられていることを特徴
    とする,請求項1又は7又は10に記載のばね巻き機。
  15. 【請求項15】  軸(676)をレバー腕(696)
    に連結するため,軸(676)上に相対回転しないよう
    に固定される単腕レバー(682)と腕(696)を持
    つレバー(692)との間に,長さ調節可能な結合棒(
    686)が設けられていることを特徴とする,請求項1
    4に記載のばね巻き機。
  16. 【請求項16】  カム伝動装置(618,700,6
    98,696)の制御カム(700)として,フランジ
    (702)を介してクランク軸(618)上に偏心して
    固定される円環が設けられ,その内周面及び外周面に沿
    つて,レバー腕(696)に支持される2つのローラ(
    698)が転動することを特徴とする,請求項14に記
    載のばね巻き機。
  17. 【請求項17】  押し棒としての連接棒(648)が
    ,連接端(642)により,クランク軸(618)の偏
    心クランクピンとしての偏心輪(636)に揺動可能に
    支持され,かつ長さ調節のため,ねじ棒(660)によ
    り結合される2つの部分(656及び658)を持ち,
    これらの部分が押し棒(648)及び往復片(652)
    の連接端(642)及び継手ピン(654)に属してい
    ることを特徴とする,請求項14又は15に記載のばね
    巻き機。
JP3361006A 1990-12-19 1991-12-18 針金の成形装置 Expired - Lifetime JPH07115101B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4040659A DE4040659C1 (en) 1990-12-19 1990-12-19 Metal spring coiling machine - incorporates wire feed, coiling tools and cutter
DE4040659.8 1990-12-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04284934A true JPH04284934A (ja) 1992-10-09
JPH07115101B2 JPH07115101B2 (ja) 1995-12-13

Family

ID=6420731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3361006A Expired - Lifetime JPH07115101B2 (ja) 1990-12-19 1991-12-18 針金の成形装置

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JPH07115101B2 (ja)
CH (1) CH686234A5 (ja)
DE (1) DE4040659C1 (ja)
IT (1) IT1252218B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008126289A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Asahi-Seiki Mfg Co Ltd 線材成形機
US7496998B2 (en) 2006-04-07 2009-03-03 Kabushiki Kaisha Itaya Seisaku Sho Spring manufacturing apparatus

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1282392B1 (it) * 1996-05-02 1998-03-20 Omd Officina Maccanica Domaso Dispositivo di taglio universale,particolarmente studiato per macchine avvolgitrici per la produzione di molle elicoidali
JP2812432B2 (ja) * 1996-08-23 1998-10-22 株式会社板屋製作所 スプリング製造装置
DE19948916A1 (de) * 1999-10-11 2001-04-19 Tzyh Ru Shyng Automation Co Antriebsmechanismus zum Bewegen eines Schneidwerkzeugs oder einer Steigungs-Steuerstange in einer Feder-Formmaschine
DE10145707A1 (de) * 2001-09-17 2003-04-03 Hilti Ag Vorrichtung zum Ablängen von Draht
DE102009022969B4 (de) 2009-05-28 2016-08-04 Wafios Ag Schnittsystem für Drahtbearbeitungsmaschinen
DE102010011735B3 (de) * 2010-03-17 2011-07-28 Wafios AG, 72764 Anordnung zum Ablängen von Nagelrohlingen von einem intermittierend zugeführten Draht
KR101219837B1 (ko) 2010-10-19 2013-01-08 기아자동차주식회사 차량 엔진용 고강도 밸브 스프링의 제조 방법 및 이에 의해 제조된 차량 엔진용 고강도 밸브 스프링
JP6148148B2 (ja) * 2013-10-18 2017-06-14 日本発條株式会社 ばね成形装置および成形方法
DE102014206439B3 (de) * 2014-04-03 2015-09-03 Wafios Ag Dornkasteneinheit für eine Federwindemaschine sowie Federwindemaschine mit Dornkasteneinheit
CN108480528A (zh) * 2018-05-30 2018-09-04 福建省昌辉机电有限公司 一种发电机引出线冲剪断线装置
JP6901645B1 (ja) * 2021-03-30 2021-07-14 旭精機工業株式会社 ばね成形機
EP4151333A1 (en) * 2021-09-17 2023-03-22 Spühl GmbH Coil spring production with rotary cutter

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH669342A5 (ja) * 1985-08-08 1989-03-15 Schenker Ag Maschinen

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7496998B2 (en) 2006-04-07 2009-03-03 Kabushiki Kaisha Itaya Seisaku Sho Spring manufacturing apparatus
US7571630B2 (en) 2006-04-07 2009-08-11 Kabushiki Kaisha Itaya Seisaku Sho Spring manufacturing apparatus
JP2008126289A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Asahi-Seiki Mfg Co Ltd 線材成形機

Also Published As

Publication number Publication date
IT1252218B (it) 1995-06-05
CH686234A5 (de) 1996-02-15
JPH07115101B2 (ja) 1995-12-13
ITMI913359A0 (it) 1991-12-16
ITMI913359A1 (it) 1993-06-16
DE4040659C1 (en) 1992-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04284934A (ja) 針金の成形装置
CN106975788B (zh) 波纹管切割机
JPH04226265A (ja) 縦折り装置
US20050050972A1 (en) Device connected to a crank for moving a part mounted on a slider relative thereto
US4392644A (en) Tube cutting apparatus
US4866970A (en) Apparatus for the continuous shearing off and cold swaging of metal workpieces
CN116765286B (zh) 一种精密弹簧生产用弹簧绕制设备及精密弹簧生产工艺
US4739683A (en) Apparatus for cutting material sheet into trapezoidal pieces
CN116351989B (zh) 线材用送料装置
JPS62168623A (ja) 鋼線コイリング装置
JPS5921248B2 (ja) 無頭ねじ製造装置
US3566515A (en) Roll grinding machine
CN108568758A (zh) 一种抛光风轮自动生产设备
CN114772179A (zh) 一种板材输送装置
CN111824832B (zh) 一种复卷机压纸转速和压力调节机构
CN210791152U (zh) 一种复合材料生产出料切边机构
CN207887802U (zh) 辐条机
US4446899A (en) Double-sided tenoner
CN221231719U (zh) 一种铜棒分切装置
CN115283488B (zh) 一种钣金件角度可调快速压边成型装置及成型方法
CN210998874U (zh) 一种橡胶切条机
CN217967157U (zh) 一种自动送料旋转移动头式裁断机
RU1814959C (ru) Автомат дл ротационного обжати
GB2249046A (en) Shearing machine
RU1787631C (ru) Устройство дл навивки цилиндрических пружин с переменным щагом