JPS62168623A - 鋼線コイリング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、総括的には鋼線コイリング装置に関するもの
であり、更に詳しくは、切断のために鋼線（ｗｉｒｅ）
の送りを断続的に中断しながら、好ましくは、正弦波状
に送りスピードを変えながら鋼線をコイリングしてゆく
装置に関するものである。

従来技術として、塊々の型式の鋼線コイリング装置が一
般的に知られている。例えば、米国特許第１．２６６．
０７０号及び第２．１７５．４２６号は、鋼線と一定に
係合するが、しかし可変行程を有する往復運動可能なギ
アセグメントによって断続的に駆動される鋼線送りロー
ルを開示している。この構造の１つの問題点は、ギアセ
グメントをそのスタート位置に、同様のスピードで且つ
前方向に向って戻すのにかなりの時間的ロスが必要であ
るということである。米国・特許第１．４５２．１．２
８号及び第２．０９６．０６５号に開示された他の例に
おいては、鋼線送りロールは、クラッチ装置を経て駆動
され、このクラッチ装置は鋼線の切断作業のために定期
的に送りを停止するようにされたカム機構によって制御
される。

一般的に言って、スプリングが形成された後鋼線を切断
するだめ鋼線の送りを中断する方法には、現在捷でのと
ころ大きくわけて２つ方法が存在する。第１は、送りロ
ールを切断時に停止させ動かないように制御する方法で
ある。１２０度の停止時間が存在し、従って、有効サイ
クルは全体の％となっている。これは、時間の労費であ
り、−分間あたりのスプリング製造個数を制限すること
となる。

現在のもう一つの装置は、送りロールの一方を持ち上げ
て鋼線の運動を停止させるものである。

しかしながら、この装置は、送りロールを一定スピード
で駆動する手段が設けられている。スプリングを適当な
スピードで製造してゆくためには、送りロールは、一定
スピードで駆動され々ければならないが、このことは現
在までのところある問題を発生させていた。特に、送り
ロールが再係合する時、鋼線にねじれを生じさせる傾向
が存在する。完全に一定速度で再係合するためには、こ
の高速度のスタートを補うために一般的にロール上に大
きな圧力が必要となる。前述した如く、このことは、鋼
線のねじれ、特に大ゲージの鋼線を小さなコイルにする
ときにねじれを生じさせる。鋼線のねじれは、正確なピ
ッチと直径の両方をゆがめることとなる。

従って、本発明の目的は、駆動スピードを変化させるこ
とによって、操作の高効率を達成し且つ低速の再スター
トにより鋼線のねじれを最小にすることによって、従来
技術の装置が持つ前述した欠点を除去することである。

本発明の他の目的は、送りスピードの変化を、切断中の
断続的な送りの中断に関連させた改善された鋼線送り装
置を有することを特徴とする鋼線コイリング装置を提供
することである。送りスピード、好ましくは正弦波状に
変化するスピードは、コイリング操作のほぼ中間の最大
スピードから送りの中断中の最低スピードまで変化する
ようになっている。例示された実施例では、駆動スピー
ドの変化を生じさせるために一対の楕円ギアが使用され
ている。しかしながら、他の手段、例えば他の形状の非
円形ギアを使用することもできる。

本発明のさらに他の目的は、正確に切断されたコイルス
プリングを製造し得ることを特徴とする鋼線コイリング
装置を提供することである。

鋼線コイリング装置のカムシャフトは、典型的には軸受
に支持されており、該装置内の一定位置に保持されるよ
うになされている。カムシャフトは、ピッチ、直径、送
り等のパラメータを制御するための１個以上の、通常は
３〜５個のカムを支持する。ある形状のスプリングから
他の形状のスプリングの製造に変える場合には、通常者
カムを再調節するという作業を行なっていたが、この作
業は極めて多くの時間を消費するものであった。

従って、本発明の目的は、カムをある特定のスプリング
の製造用に予めセツティングしたまま、カムシャフトか
ら容易に取り外せるようにした鋼線コイリング装置を提
供することである。このように同一の形状のスプリング
を再度製造する場合には、同一のカムがカムシャフト上
に配置されることとなるのである。従って、スプリング
の形状を変える場合にも、個々のカムの再調節を連続的
に行なう必要はなくなるのである。

本発明の上記目的及び他の目的を達成するため、コイル
スプリング等を形成する作業ステーションを有し、コイ
ルの形成後適当に支持されたカッター装置によって切断
するようにした鋼線コイリング装置が提供されたのであ
る。鋼線コイリング装置ハ、駆動シャフト、カムシャフ
ト及び中間シャフトを含む多数のンヤフトを支持する支
持フレームを含んでいる。中間シャフトは、鋼線がその
間を送られるようにされた一対の送りロールを駆動する
。本発明の第１の改善点は、少なくとも１個の送りロー
ルを可変駆動スピードで駆動し、従って、鋼線を作業ス
テーションに可変スピードで送る手段を設けたことであ
る。本発明に従えば、寸だ、鋼線をコイリングした後の
鋼線の切断に同期して、断続的に鋼線の送りを中断する
手段が設けられている。送りロールを駆動する手段は、
コイリング中送りスピードを最大とし、鋼線の送りの中
断と同期して最低スピードまで減速する鋼線送りスピー
ド制御手段を含んでいる。

本発明の操作モードに従えば、好ましい変形例において
送りロールのスピードは、コイリング作業のほぼ中間に
おける最大スピードから、鋼線の送りの断続的な中断と
同期して起こる最低スピードまで正弦波状に変化する。

本発明の好ましい実施例においては、送りの断続的な中
断は、鋼線の送りを断続的に停止させるべく送りロール
を分離する手段によって達成される。これら送りロール
の分離手段は、送りロールの一方を、一定位置に保持さ
れた他方の送りロールに対して相対的に持ち上げるリフ
ト機構を含んでいることが好ましい。

これは、カムシャフトの運動に応答して送りロールの１
つを持ち上げるカム手段を含んでいる。この一方の送り
ロールは、所定の調節可能な引張力の下で他方の送りロ
ールの方へ偏倚されている。

可変スピード駆動を提供するために採用される手段は、
好ましくは非円形のギア手段を含んでいる。このギア手
段は、それぞれカムシャフト及び中間シャフトに結合さ
れた一対の非円形のギアからなり、カムシャフトが一定
速度で駆動されるとき中間シャフトは可変スピードで駆
動される。開示された非円形のギアは、楕円ギアである
。

上述した如く、送りの中断のだめの好ましい実施例は、
送りロールの分離である。代替的な実施例においては、
送りロールの回転を断続的に中断するために、クラッチ
手段が設けられている。このクラッチ手段は、送りロー
ルの最低スピードに同期して鋼線の送りを停止するよう
に操作される。

従って本発明方法に従えば、送りロールが回転する時、
それらは、コイリング操作中の最大スピードまで加速さ
れ、それからロールのスピードは遅くなる。ロールのス
ピードがほぼ最低となったとき、カムがカムシャフトに
よって駆動され、１又はそれ以上のカッター装置の操作
にほぼ同期して鋼線の送りは断続的に中断する。しかる
後、送りロールは再び動き出すが、それは、はぼ最低ス
ピードから次のコイリング操作中の送りロールの最大ス
ピードとなるまで戻るようになされている。

この断続的な中断は、前述した如く送りロールの分離に
よってか、あるいは、送りロールへの駆動の中断によっ
て行なわれる。

本発明の他の特徴に従えば、カムシャフト上のカムは、
全てのカムがカムシャフト上にセットされている他のも
のと簡単に取り替えることができる。連続的なカムの調
節の必要性を減するこの特徴を提供するため、カムシャ
フトの一端に軸受を支持するフランジが設けられている
ことが好ましい。このカムシャフトは、全てのカムがこ
の所定のセット配置に保持されたままカムシャフトから
取外せるようにハウジングの一側に充分な直径の開口部
を設けることによって簡単に取外せることができる。こ
の同一セットのカムは、同一形状のスプリングを形成す
る場合に、カムシャフト上に再び挿着されることとなる
。

以下、図面を用いて本発明に係る鋼線コイリング装置に
ついて詳細に説明する。本装置は、コイリング装置、カ
ッター装置を含めて多くの従来装置の部品と実質的に同
一の部品を含んでいる。従つて、ここでは、原材料の送
りの中断と組合わさった可変送りロールスピードに関係
した装置の部分について詳細に説明する。

第１図〜第９図は基本的に本発明の好ましい実施例につ
いて詳細に示している。

第１０図は、送りの中断を行なうだめの他の制御機構を
示している。

鋼線コイリング装置は、総括的に番号１０で示されたフ
レームを含んでおり、カムシャフト１２や駆動シャフト
１４の如き多くのコンポーネントのだめの基本的な支持
体を提供している。これら２つのコンポーネントは、例
えば第２図に図示されている。フレーム部材として、基
台フレーム部材２２と頂部フレーム部材２４とに沿って
、直立したフレーム部材１６．１８及び２０が設けられ
ている。フレーム部材として種々の型式の形態が考えら
れるが、その主要目的は、シャフト及びシャフトに連結
されたカム機構の如き装置の主要なコンポーネントを支
持することにある。

もちろん回転可能なカムシャフト１２及び駆動シャフト
１４の他に、後述する多数のカムアーム枢軸を支持する
だめの固定シャフトも設けられている。さらにまた、中
間のシャフト２６も設けられている。

次に、本実施例において採用されているギア機構につい
て説明する。この点に関しては、第１図〜第３図及び第
８図を特徴とする特に第８図は、主としてギア機構のみ
を取し出して図示しであるため理解し易いものである。

ギアを支持する各シャフトは、直立したフレーム部材１
６．１８及び２０の如きフレーム部材に適当に支持され
ている。これらの部材の支持は、従来周知の軸受によっ
て行なうことが好ましい。例えば、軸動シャフト１４は
、直立したフレーム部材１８内の軸受けに支持され、両
側の直立したフレーム部材１６及び２０内の適当な軸受
けまで延び、それに支持されるようになされていること
が好捷しい。ここで使用されている軸受の数は非常に多
いため、それら全てが明確に同一である必要はない。し
かし、これらのシャフトは、もちろん各々回転を行ない
うるように適当に支持されている。

さて、図面特に第８図に示されたギア機構に関して説明
する。従来周知の駆動モータ２８は、出力駆動プーリー
３０を含んでおり、この出力駆動プーリー３０は、駆動
ベルト３２を経て駆動シャフト１４上に適当に取付けら
れた駆動プーリー３４に連結されている。この取付は方
法は、従来周知の方法であって、プーリーはシャフト上
にキー止めされている。モータ２８は、モータに連結さ
れた駆動シャフト１４の回転スピードを制御するだめの
制御装置（図面には示されていない。）を有することが
できる。比較的小さなピニオンギアＧ１が１駆動シヤフ
ト１４に固定されている。第２図は、直立したフレーム
部材１８の直ぐ内側の駆動シャフト１４上のギアＧ】の
位置を図示している。駆動ギアＧ１は、カムシャフト１
２上に固定された大直径のギアＧ２と噛合している。第
２図に示されているギアＧ２も、まだもちろん直立した
フレーム部材１８の直ぐ内側に支持されている。カムシ
ャフト】２は、駆動シャフトのスピードにギアＧ１とギ
アＧ２の直径比を掛けたスピードで駆動される。図示さ
れた実施例では、カムシャフトは駆動シャフトよりもゆ
っくりしたスピードで駆動される。第８図において特に
示された矢印は、各ギアの回転方向を図示するためであ
るということは注意されるべきである。第１の楕円ギア
Ｇ３も、またカムシャフト１２にキー止めされており、
この楕円ギアＧ３ば、中間シャフト２６上に固定された
同様の楕円ギアＧ４と噛合する。

これらのギアも、また同一の平面内で係合するようにさ
れている。第２図に示されている如く、これらのギアは
、直立したフレーム部材１８の直ぐ外側に支持されてい
る。第８図は、２つのギアＧ３と０４とが、ギアＧ３の
最大直径とギアＧ４の最小直径とで係合した状態を示し
ている。楕円ギアを使用したことによって、釣合い錘１
．２ＡがギアＧ３に隣接してカムシャフト１２に固定さ
れており、また同様の釣合い錘り２６Ａが第２の楕円ギ
アＧ４に隣接して中間シャツ］・２６に固定されている
。

第２図に丑か一図示されている如く、中間シャフト２６
は直）ｌしたフレーム部材１８と２０との間に設けられ
ており、もちろん、それは上記各フレーム部」９内に取
付けられた軸受に適当に支持されている。前述した如く
、第２の楕円ギアＧ４は、中間シーＡ′フト２６のほぼ
一端部に固定されている。

中間シャフト２６の他端側には、比較的大直径のギアＧ
５が設けられている。このギアＧ５は、第２図に示され
ている如く、直立した支持部材２゜の外側に位置されて
いる。ギアＧ５ば、第１の送りシャフト３８上に取り付
けられた小さなギアＧ６と噛合する３、ギアＧ５とＧ６
とは、カムシャフト１２と送りシャフト３８とが適正な
回転比となるように、一対の相対山径を有するように選
択される。第９図及び図示された実施例の回転スピード
を参照する。

送りシャツ）・３８ば、もう１つの送りシャフト＝１．
０と関係している。ギアＧ７は、シャフト３８１−に固
定されており、第２の送りシャフト４ｏに固定された同
様のギ゛アＧ８と噛合する。送りシャフｌ−３８、ｄ　
Ｏの作動端には、イれぞね送りロール３９．４１が設け
られている。ロール：３９゜４１及びギアＧ７　、Ｇ８
ば、従来周知の適当な方法で送りンヤフト上にキー［Ｉ
−１めされる。第８図は、丑だ送りロール３９と４１の
間から鋼線・１２が送り出さ：Ｊしている状態を図示し
７でいることに注意を要する。第８図の状態でｄ３、こ
れら送りロールは、鋼掘４２を送るために係合している
状態にある。

次に、第５図を参照すると、送りロールの位置が変化１
．て断続的にｙ＋ｒｉ＋　ｓの送り出し７を中１新する
ようにしている。

第９図は、波形Ｃを含む基本的に２つの波形を；−Ｎ　
しているスピード・クラ７であり、波形Ｃはカムシャフ
トのスピードを示している。この実施例では、カムンー
Ｖノドのスピードは、６９０　ｒｐｍである。、他方の
波形Ｆは、送り「１−ルのスピー　ドを示し、ており、
これは、一対の＋ｈ円ギアＧ；３とＧ４とを１更用した
ことによって生じたもので、正弦波状の形状を有しでい
ることに注意を要する。この波形のビ＝り値は、］３８
０ｒｐｍであり、最低スピードは約３５Ｏｒｐｍとなっ
ている。従ってこの実施例においては、送りロールの最
高スピードと最低スピードとの比は、４：１となる。カ
ムシャフトのスピードが６９０ｒｐｍというのは、１分
間あたり６９０個のスプリングを生産することに対応す
る。従って、この装置の生産率は、カッ、シャフトの回
転数（ｒｐｍ）の関数となる。切断時におけるスピード
が、３３４−５ｒｐとされているけれども、送りのスピ
ードは減速されている。これは、切断時と切断時との間
の急速な増速によって基本的に補なわれている。、 本発明において送りスピードを変化させるという特徴は
、また正確さを増大させるという付加的な利点をもたら
している。送りロールの位置でより迅速にリフト作業が
行なわれれば、それだけ切断作業の正確さは増大する。

図示されている如く、このリフト作業は、カムシャフト
により行なわれる。このリフト作業が、送りロールの回
転よりも速い速度で行なわれると、その正確さは増大す
る。

第９図から分るとおり、操作スピードは変化する白７） ものであり、正確さは、送りスピードの減速によって改
善されるのである。すなわち、カムシャットの通常の回
転速度が６９０　ｒｐｍ　（ｌ？時に、送りロールのス
ピードは、たったの３５４ｒｐｍである。

カッ、シャフトのスピードと送りロールのスピードが同
一である従来装置においては、従来装・：Ｐｊ：をその
−ま゛ま使うかぎり同一の送りスピードに対してその正
確さは半分となる、換否すれば、従来装置と同一の旧確
さをもってすれは、本発明装置は２倍の量の鋼線を送り
出すことができる。

第９図は、カムシャフトのスピードＣと送りロールのス
ピードＦとの特定関係の１実施例を図示１〜だに描きな
い。実際、第８図の実施例は、２ｇ９図の波形に対応１
゛るものと考えてもよく、序た対応しないものと考えて
もよい１．シかし７ながら、２つのスピード間の関係如
何にかかわらず、カム／ギフトのスピードＣは、　一定
であり、Ｖｌつ送りロールのスビー１−Ｆは変化し、と
くに第０図に示されているθｒｌ　＜　［Ｅ弦波状に変
化〜することが好１１〜い。

ギアＧ５とＧ６との比を変化さＶることによって、第９
図の波形Ｃ及びＦは、相対的に上方、あるいは下方ヘシ
フトして、その特定の適用例に応じて異なる比率を提供
する。しかしながら、これら各適用例において、カムシ
ャフトのスピードは一定速度とみなされ、送りロールの
スピードは、その最大端と最小値との間を変化するよう
になされている。第９図は、また送りが断続的に中断さ
れる点又は領域Ｘを図示している。この操作を行なうだ
めの２つの実施例を以下に説明する。

カムシャフト１２は、制御、切断及び送りの中断のみな
らずスプリングを形成するだめのパラメータ等、本装置
に関連して種々の機能を発揮する多数のそれぞれ異なっ
た配置になされたカム４４を支持している。本装置の１
横断面図が第４図に示されており、これは、カムシャフ
ト１２上に固定されたカム４４．　Ａの１つを図示して
いる。このカムは、送りロール４１のリフト操作を行な
うだめのものである。この点に関し、第１図の５−５線
に沿い送りロールを貫通してとった横断面図である第５
図を参照する。第４図に示されている如くして、カムア
ーム枢軸４８とカムアーム枢軸５０とが設けられている
。このカムアーム枢軸５０は、第２図にも図示されてい
る。カムアーム枢軸４８は、カム４４−　Ａによって駆
動される一方の脚５３を有するカム従動子５２を支持し
ている。

カム従動子のもう一方の脚５４は、リフトアーム５６に
連結されている。リフトアーム５６は、捷だ、固定支持
シャフト６０に支持されたピボツｉ・部材５８に連結さ
れている。ピボット部材５８は、支持ブロック６６に連
結された突起６４と係合するようになされたアーム６２
を有している。ブロック６６は、上側フィードシャフト
４０をその内側に適当に支持している。第５図は、シャ
フト３８．４０にそれぞれ連結された送りロール３９゜
４１が明確に図示されている。第５図は、捷だ送りロー
ル３９　、４．１の間に係合された＃１線４２を図示し
ている。アーム６２は、支持ブロック６６上の突起６４
と係合するように図示されている。

第１図、第４図及び第５図は、ブロック６６とそれに関
係する偏倚スプリング６８とを図示している。調節ノブ
７２を受け入れるだめのキャップ７０が、スプリング６
８の上方に配設されている。

この調節ノブ７２は、支持ブロック６６上に作用する下
方への偏倚力を制御すべく調節可能にスプリング６８と
係合するようになされている。この偏倚力は、またリフ
トロンド５６を経由して伝達され、脚５３をカム４４Ａ
上に着座させる。カム４４Ａが回転すると、カムの肩部
７４はカム従動子と係合するようになり、そして、リフ
トロンド５６を経てピボット部材５８を反時計方向に回
転させる。それによって、ピボット部材５８は、支持ブ
ロック６６と係合し支持ブロックを持ち上げるとともに
、もちろん上側の送り出しロール４１を持ち上げる。本
発明に従えば、このカム操作は、送りロールの最低スピ
ードと同期して行なわれる。

従って、偏心したギアＧ３と０４との位置決めは、カム
４４Ａの肩部、すなわち最高位置７４のセツティングと
対応するように行なわれる。この点に関し、第８図にお
いて偏心ギアは偶然にも送りロールの最大スピード状態
を図示している。従って、偏心ギアのこの位置では、カ
ムシャフト及びその関係するカム４．４．　Ａはほぼ第
４図の位置にあり、それは持ち上げ位置のちょうど反対
側となる。カムシャフトが回転して１回転を超えると、
リフト行程が起こり、同時に偏心ギアは、その最低スピ
ードの位置、すなわち３４５ｒｐｍを与えるような位置
にくる。

第５図は、寸だブロック６６のだめの偏倚スプリング６
８を図示している。ブロック６６は、第５図の矢印Ａの
方向に自由に移動し得るようになっていることに注意を
要する。しかしながら、他方ノ送すロールシャフト３８
は、一定位置に保持されている。シャフト３８及び４０
の両方は、その両端で適当な軸受に支持されている。直
立した支持部材１８のなかで、リフト作業が行なわれた
トキであっても送りロールシャフト４０の駆動を行々う
ことのできる特殊身構造を有する軸受７６が図示されて
いる。同様に、直立した支持部材１８内に送りロールシ
ャフト３８を支持するための軸受７８が設けられている
。このような特別な構造において、送りシャフト３８は
、第８図において絵画的に図示されている如く軸受７８
を貫通してギアＧ６によって駆動されるこのンヤフトの
他のセクンヨンまで延びるカップリングとして考えるこ
とができる。

第５図は、−まだ持ち上げられた送りシャフト４０のお
およその位置を一点鎖線の中心線で図示し７ている。第
１の線Ｙは、第５図に示されている如き送り行程中にお
けるシャフト４０の位置を図示している。第２の一点鎖
線Ｚは、ブロック６６が持ち上げられシーヤフト４０が
軸受７６の端部から傾斜する様子を示している。前述し
た如く、とのリフト操作は送りロールの回転スピードが
カムシャフトの回転スピードの半分となるような回転の
時に起こる。それによって、そのような特定の製造スピ
ードにおいて送りと切断の正確さを向Ｊ−させる。

直立した支持部材１６内に、それぞれ送りジャン）３８
，４０と関係する回転支持部材８０゜８１が設けられて
いる。これら送りシャフトの端部には、第５図に示され
ている如く固定ナツト８４′　が装着されている。

もう１つの基本的な操作である切断操作につい１次に説
明する。この点に関しては、第２図、第６図及び第７図
を参照することにする。一連の切断作業もまたカムシャ
フトから始まる。切断操作について、理解の完全のため
にここで説明するが、本発明、すなわち特ｉｖｔ請求の
範囲に記載された発明は、切断操作に係るものではなく
、むしろ上記した送り操作に関係するものである。

第１図をさらに参照すると、本装置は作業ステーション
８４を含んでいる。この場所で、コイリング及び切１す
１作業が行なわれる。この点について、第６図は作業ス
テーションの拡大図を示している。

このスデーションで、チャック８６は、可＠溝型コイリ
ングポイント８８を支持している。コイリングポイント
８８は、ツール保持具によって支持された心棒９０の周
囲に鋼線を押し付けてコイルを形成する。鋼線４２は送
り出しロール３９と４１の間からガイド部材捷で前方に
送り出される。

このガイド部材は、鋼線４２が溝型コイリングポイント
８８と心棒９０に近づいた時、鋼線の径路を妨害する。

コイルの直径は、コイリングポイント８８を心棒９０か
ら遠さけたり近つけたりし７て制御する。コイリングポ
イント８８の制御は、カムシャフトによって行なわれる
。本明細書では、制御装置についての説明はしないが本
発明の一部分を構成するものである。コイルのピッチ、
すなわち間隔は、特別に図示してはいないが、ピッチツ
ールによって決定される。このピッチツールは、第１の
コ・イル後方の鋼線と接触し、該ツールの横方向に調節
可能な位置に従って隣接するコイルを間隔をあけて巻き
付けてゆく。所定長さの鋼線がコイルされた後、カッタ
ーが鋼線と係合する位置に移動してきて、鋼線４２を心
棒９０の切断エッヂに押し付けて切断する。ここに図示
された装置は、２つのカッターを使用する型式のもので
あるが、開示された実施例では１つのカッター９２のみ
が図示されている。このカッター９２は、切断／ヤフト
の１つ、すなわちシャフト９６に適当に固定されたチャ
ック９４に保持されている。第６図は、寸だその丁イ則
に設けられたもう一方のンヤフト９８を図示しているが
、この７ヤフト９８は、本実施例では使用されない。

第７図を参照すると、ギアＧ９及びＧ１０が取り伺けら
れている切断シャフト、すなわち揺動シャフト９６及び
９８が図示されている。第２図を注意すると、これら揺
動シャフトのぞ１１．ぞれに対するギアＧ９及びＧＩＯ
の位置関係が図示されている。ギアＧ９とＧ　１．０と
の噛合は、２つのカンタシャフトの直列的な操作を捉供
する、３もちろん、図示された実施例においては、１つ
のカッターのみが取付けられているだめ、２つのシャフ
トの両方が回転しているにもかかわらず、二方のカッタ
ーのみが操作可能である。第７図は、捷たカム／ギフト
１２とカムアーム枢＠４８．５０を図示（−ている。第
７図に図示されているカムシャフト１２は、第２図にも
図示されているカム４４Ｂを支持している。調節用能な
偏倚カム従動子１．、　ＯＯが、カムアーム枢軸４８に
取付けられている。このカム従動子１００は、標準的な
構造を有するものである。カム従動子１００は、シャフ
ト５０に枢着された第２のカム従動子１０２と相互に作
用し合っている。また、カム従動子１０２と上側の揺動
シャフト９６に固定された揺動部材１０６とを連結する
連結ロッド１０４が設けられている。

カムシャフト１２が回転して、カム４４Ｂの最高位置が
カム従動子１００と係合する位置まできた時、カム従動
子１００は、時計方向に回転する。

そして、その回転はもう一方のカム従動子１０２の対応
する反時計方向への回転を生じさせる。この作動は、連
結ロッド１０４を第７図の矢印の方向に移動させ、それ
はさらにシャツ）９６．９８を回転させる。この作動は
、切断ツール９２を第６図に示す位置に移動させ、そこ
でカッター９２は鋼線４２と接触するようになり且つそ
れを心棒９０の切断エッヂに押し付けて切断する。カム
従動子１００は、カム従動子１０２に対するブロック１
０３の位置を調節するだめの調節ノブ１０１を有してい
る。切断作業は、鋼線の送りの断続的な中断と同期して
行なわれる。この実施例では、上記中断を前述した如く
上側の送りロールを持ち上げることによって行なってい
る。従って、カム４４　Ａと４．４　Ｂの最高位置は、
その位置関係についてほぼ対応するようになされている
。そして、カム４．４　Ａの最高位置の幅は、たぶんカ
ム４４Ｂの最高位置の幅よりも幾分広くとられている。

これは、切断作業が始捷る前に、少なくともわずか力持
間が存在するようにＸ＠線の送りの中断が行なわれ、そ
して切断作業が完了するまで送りの再開が行なわれない
ということを保証する。

前述した如く、鋼線４２ば、適当な供給源からコイリン
グポイントと心棒とが位置されている作　−業スチージ
ョン捷で前方に向って送られる。これは、２つの送りロ
ール３９と４１との間の摩擦係合によって行なわれる。

これらのロールは、溝付ロールであることが好ましく、
種々の規格の鋼線に適合し得るように種々の大きさの複
数本の溝が設けられている。種々の型式のコイリングポ
イント及びそれに関係する機構は、これらの装置に関し
て行なわれる標準的な実務に従って、調節装置に取り付
けることが好ましい。

また、コイリングポイントを含むこれらの機構は、送り
ロールの中から選択された鋼線送り溝に対してそれらが
、適切位置となるように整合されている。

第１図〜第９図には、送りロールを鋼線と係合しないよ
うにすることによって鋼線の送りの中断を同期させる、
送りロールのスピードを変化するようにした本発明の好
ましい実施例が記載されている。第１０図は、断続的な
中断に関して幾分異なっている他の実施例を図示してい
る。第１０図の変形例は、第１図〜第９図に示された基
本的な装置と一緒に使用されるものであるが、送りロー
ルの一方を持ち上げる代わりに、特殊なりラッチ装置が
設けられている。第１０図においては、前述した好まし
い実施例に記載した同様の部品について対応関係を明確
とするためにいくつかの同様の参照番号を付しである。

従って、第１０図には、一対のギアＧ７．Ｇ８及び直立
したフレーム部材１６．１８が設けられている。第１０
図は、また送すロールシャフト３８　、４０及ヒ送すｏ
　−ル３９　、４　］を図示している。さらに、鋼ａ４
２がそれら送りロールの間に配設されている。また、第
１０図には図示されていない中間シャフト２６によって
駆動されるギアＧ６も図示されている。

従って、本変形例の主送りロール３８は、その駆動力が
電磁クラッチ機構１１０によってギアＧ６から外されて
いる間、基本的に鋼線の切断が行なわれる。この機構に
は、交流電源及びスイッチ１１２に連結された一対の導
線が設けられている。

このスイッチ１１２は、カムシャフト１２に関係するカ
ム１１４によって操作される。このカム１１４は、第４
図と関連させて説明したカム４．４．Ａと同様に作用す
る。第１０図の実施例においては、スイッチ１１２は、
クラッチ機構を外すべくカムの最高位置によって断続的
に付勢され、従って、送りロールシャフト３８への駆動
をほぼ断続的に中断する。この断続的な中断は、もちろ
んシャフト４０への駆動を中断し、従って、しばらくの
間鋼線の送りは停市される。鋼線の送りを停■トニする
このカム作動は、カム及び関係り゛るスイッチの適切な
位置関係によって同期的に行なわれる。ｔなわち、この
断続的な中断は、送り「１−ルの最低スピード、あるい
はほぼ最低スピードの時に行なわ担る。Ａひ、第９図を
参照すると、力ｌ、作動はクラッチ機構１１０を操作す
べく地点Ｘて行々われる。

第１１図は、本装置の他の実施例の側面図であり、カッ
、／ヤフトは、該装置から簡単に取外せるようにして支
持、あるいは少なくとも、カムのノ・プがぞれ自身力ム
ンヤフトから引き抜くことができるようにして支持され
ている。第１１図〜第１４図においでは、第１図〜第１
０図に関係して記載したコンポーネントとの対応関係を
明らかにするため、同様のコンボ−ネジＩ・に対しては
同一の参照番号を付しである。従って、第１１図にはカ
ムシャフト１２と駆動シャフト１４が図示されている。

第１１図は、丑だカム従動子装置をボしている。しかし
ながら、本発明に従って他の形式のカム従（ｒ力子を採
用しＨ４Ｊることは理解されるへきである。また、カム
自身も、他の形式のノノノ、を本発明装置に従って採用
しイ↓Ｊる。

第１２図〜第１４図は、両端部をぞれそ゛わ７直立した
）ｌ／　−Ａ部材１６．１８に支持されたカムシャット
１２を図示している。カッ・シャツｌ−１，２ハ、支持
軸受１２２を固定する輪止めスリーブ】２０を有する直
径の小さくなされた端部］、２Ａを含んている１、軸受
１２２は、端部１２Ａとル−ム部材１８との間に支持さ
れている。軸受１２２は、ニードル軸受でもローラ：Ｒ
ｈ受でも良い。軸受の他端側は、支持部４Ａ’　］　２
６によって所定位置に保持さね旧つ支持されている。こ
の支持部月１２６は、ポルＩ・１２８によってフレーム
部材１８に固定されている。スリーブ＋２０は、固定ネ
ジの如＾適当な手段によってカムシャット１２の山径の
小さくなされた端部］、２Ａに適当に固定されている。

カムシャット１２の他端部１２　Ｂには、ローラ１’ｉ
ｉｉ受］　３０と関係するスナップリンク１３２とを含
む適当な支持体が設けられている。軸受１３０ば、端部
］、　２　Ｂと取外し可能な支持ディスク］３４との間
に装着されている。ディスク１３４は、ボルト１３６に
よってフレーム部材１６に固定されている。このディス
ク１３４は、フレーム部材１６内の円形の開口１３８を
おおっている。開口１３８の直径は、カムシャフト上に
固定された全部のカムのうちの最大のものよりもわずか
に大きくなっている。

多数のカム４４が、カムシャフト１２に取り付けられて
いるが、各カム４４は一対のハブ１４０゜１４２とそれ
らの間に挾捷れたカム部材１４４゜１４６を有している
。第１３図は、カム部材の形状を図示している。これら
のカム部材は、第１３図に示されている如く、カムの耳
状部１５０のような異々つた特定のカム表面を形成すべ
く相互に相対的に回転することができる。カム部材は、
一連の３本のポルｌ−１，５２によってハブ内に固定さ
れている。各カム部材には、細長いスロッｌ−１５４が
設けられており、このスロットにより各カム部材は相対
的に回転することができ特定の適用例によって、カッ・
の耳状部分の幅を変化させる。カムの両ハブには、キー
１５６と係合するスロット１４３が設けられている。こ
のキー１５６は、カムシャフト１２内のスロット１５８
にも係合する。

このスロツ）・は、細長く、直立したフレーム部月１６
と１８との間のカム７ヤフトの・全長にわたって設けら
れている。カッ・ば、固定ネジ１６０によってカッ・ノ
ヤフトの適当な位置に取り付けられる。

１本の共通キー１５６を、各カムに関係して使用するこ
とが好捷しい。

カム部材１４４及び１４６は、異なったカムの耳状部分
の形状を形成すべく神々の位置へ移動する。寸だ、これ
らの部利は、カムシャフトに対してカムの周囲のいかな
る位置にも耳状部分がくるように移動することができる
。本発明に従えば、支持ディスク１３４によっておおわ
れた開口１３８は、カムを通すことができるように充分
な直径を有している。この点に関して、第１３図におい
て、開口１３８と通常耳状部分１５０となるカッ・の最
大直径部分との間には小さな隙間１６２が少なくとも形
成されていることに注意を要する。このようにおいて、
カムシャフトの端部１２Ｂに取り付けられた支持体を取
り外すべくディスク１３４が取り外されると、カムをカ
ムシャフトから取り外すことができるようにするため固
定ネジ１６０を緩めることによってカムをゆるめ、開口
１３８を通って通過させそしてカムシャフトから完全に
抜き取ることができるようになされている。第１４図は
、左側のカムはまだカムシャフト１２上に残っており、
そして右側のカムは完全にカムシャフト１２から抜き取
られた状態を図示している。

第１４図は、またカムを取り外すことができるように支
持ディスク１３４がカムシャフト１２から取り外されて
いる状態を図示している。

この特徴により、本装置の作業員はカムを分類し易くな
り、且つカムを予めセットした状態に維持することがで
きる。従って、特定の適用例に対し、ピッチ、直径ある
いは送りスピードの如きパラメータを制御することがで
き且つ特定のセツティング位置を維持することも可能で
ある。一連のこれらのカムをセットとしてそれら所定状
態のまま全てを貯蔵することができ、従って、特定の形
状のスプリングを製造する場合にそれらをセットして再
び使用することができる。このようにおいて、作業員は
新しい形状のスプリングを製造するたびに、各カムの正
確な再調節をする必要がなくなる。

これは時間の節約と々す、すなわちカムをカムシャフト
から取り外して貯蔵し、次のセットを使用することによ
って作業時間を短縮することができるのである。本発明
に従えば、カムシャフトを取り外すことなくカムシャフ
トから容易にカムを引き抜くことができるようにする支
持体を設けることによって、上記利点は達成される。

本発明の他の実施例においては、全てのカムをシャフト
に固定したままカムシャフト全体を取り外しすることが
できるようになされている。これは、第１１図〜第１４
図に示された形態をそのまま用い、支持ディスク１３４
のみならず支持部材１２６も取り外すようにすることに
よって、従って、カムシャフト全体を取り外すことによ
って達成することができる。これにより、後日全てのカ
ムが所定の位置に取り付けられているカムシャフトを簡
単に装置することができるようになる。しかしながら、
経済的な観点からすると、カムをカムシャフトから取り
外しそれらを次の使用のために分類して貯蔵しておくよ
うにしたすべての形状に対して使用し得るカムシャフト
を使用することが好ましい。ある適用例においては、特
定の操作に関係する５種類あるいはそれ以上のカムが存
在する。従って、正確なカム制御が要求されるような適
用例に対してはカムの再調節に要する時間を飛躍的に節
約することとなる。

以上、本発明の好ましい実施例に基づいて説明してきた
が、本発明の原理を逸脱することなく構成上程々の修正
が可能であることは当業者において理解されるべきこと
である。また、鋼線コイリング装置のこの型式に関連し
て他の型式のカム操作が採用可能であることも理解され
るべきである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係る鋼線コイリング装置の好ましい
実施例の側面図である。 第２図は、第１図の２−２線に沿ってとった第１図の装
置の正面図である。 第３図は、第２図の３−３線に治ってとった本発明装置
の駆動系統側の側面図であり、一部分を切除しである。 第４図は、第２図の４−４線に沿ってとったカム操作を
説明するだめの横断面図である。 第５図は、第１図の５−５ｍに沿ってとった送シ出しロ
ールとそれに関係する送り出しシャフトの詳細図である
。 第６図は、第１図の部分拡大図であり、作業ステーショ
ン及びコイル状に形成される鋼線を送り出す送り出しロ
ール部分を詳細に説明するためのものである。 第７図は、第２図の７−７線に沿ってとったカムの操作
を更に詳細に説明するためのものである。 第８図は、本発明の主要なギア機構のみを示した斜視図
である。 第９図は、本発明の可変スピード駆動時における送り出
しロールのスピードとカムシャフトのスピードとを示し
たグラフである。 第１０図は、駆動の中断を提供するだめの本発明の修正
された実施例の平面図である。 第１１図は、カムシャフト支持体の好ましい実施例を示
す本発明の修正された実施例の側面図である。 第１２図は、第１１図の１２−１２線に沿ってとった・
・ウジングとカムシャフト部分を通る横断図面である。 第１３図は、第１２図の１３−１．３線に沿ってとった
横断面図である。そして、 第１４図は、カムシャフトとその支持体と関連した分離
したコンポーネントの横断面図である。 １２・・・・カムシャツｌ−１１４・・・・、駆動シャ
フト、１６・・・・・・フレーム部材（）・ウジング）
、２６・・・・・・中間シャツｌ−１２８・・・・・・
駆動源、３８．４０・・・・・・送すシャフｌ−１３９
，４１・・・・・・送りロール、４２・・・・・鋼線、
４４’、・・・・・・・・カム、８４・・・・・・作業
ステーション、１３４・・・・・・支持部材、１３８・
・・・・・開口。 特許用猟人　スリーバー・アンド・ハートレイ・コーポ
レーション Ｆｉｇ、　９ Ｆｔ’ｇ、　１０

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）コイルスプリング又はそれに類似するものを形成
   する作業ステーション（８４）、 鋼線（４２）を該作業ステーションに送る装置（３９、
   ４１）と、 カム（４４）が固着されると共に駆動源（２８）にギヤ
   装置を介して連結されたカムシャフト（１２）と、 該カムシャフトを支承する軸受面（１３０）を備えた支
   持部材（１３４）を受け入れる開口（１３８）を有する
   ハウジング（１６）と、該ハウジングの開口の付近に固
   着されて該開口をおおう該支持部材（１３４）と、及び 該カムの最大直径より大きい直径を有する該開口（１３
   ８）と、からなり、 該支持部材（１３４）が取外されたとき、カムがハウジ
   ングの開口を通ってカムシャフトから引き抜かれ得る、 ことを特徴とする鋼線コイリング装置。
2. （２）特許請求の範囲第１項に記載の鋼線コイリング装
   置において、 上記カムがカムシャフト上に互いに離して固着されてな
   る装置。
3. （３）特許請求の範囲第２項に記載の鋼線コイリング装
   置において、 上記カムがキーによりカムシャフトに固着され、カムを
   取外した後にカムが同じ位置に再び固着され得る装置。
4. （４）特許請求の範囲第３項に記載の鋼線コイリング装
   置にして、 上記キーが固着ねじを備え、カムがカムシャフトに沿っ
   た所定の位置に、また所定の半径方向位置に配置される
   装置。
5. （５）特許請求の範囲第１項に記載の鋼線コイリング装
   置にして、 上記カムが、各々個別に固着され異なるカム形状を備え
   ることができるものである装置。