JPH042847B2 - - Google Patents

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JPH042847B2
JPH042847B2 JP15529689A JP15529689A JPH042847B2 JP H042847 B2 JPH042847 B2 JP H042847B2 JP 15529689 A JP15529689 A JP 15529689A JP 15529689 A JP15529689 A JP 15529689A JP H042847 B2 JPH042847 B2 JP H042847B2
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JP15529689A
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  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、ガス器具のガスの通路の開閉を行な
うガスコツクに関するものである。
<従来の技術> 従来のガスコツクは第8図に示すように操作子
を回転させてこれに連動する閉子を回動させてガ
ス通路を開閉すると共にガス量を調節するもの
と、第9図に示すように操作子を押すことによつ
て主ロツドに連結された主弁でガス通路を開閉す
るものが主流であり、後者の場合のガス量の調節
は別にガス量調節手段と別の操作子を設けて行な
う構成である。
<発明が解決しようとする課題> 従来の回転操作でガス通路の開閉と共にガス量
の調節を行う操作方法は、ガス量を調節しようと
して操作子を回し過ぎた場合、ガス通路が閉ざさ
れ消火してしまい再び点火動作より開始する必要
があり使い勝手において好ましくない。
またガス通路を開閉する操作子とガス量を調節
する操作子の2つの操作子を設ける構成では広い
操作部を必要とするため、複合商品などで操作部
を高密度に集約しなければならない場合に問題と
なる等の課題があつた。
そこで、一つの操作子でありながらガス通路の
開閉操作は軸方向の押し込み操作とし、ガス量の
調節操作は回転操作として操作上で明確に区分し
使い勝手を向上させると共に操作部を簡素化し、
さらに不使用時の消火状態では操作子が操作パネ
ルとほぼ同一面とし、点火操作時には操作子を操
作パネル面より奥に押し込みガス通路が開くよう
にして商品性や安全性への配慮を高めると共に、
使用状態ではガス通路が開かれた状態を維持しな
がら操作子が操作パネル面より大きく飛び出し火
力調節としての回転操作を可能にし、しかも使用
状態であることを操作子の状態で明確になるよう
なガスコツクを実現することが必要である。
本発明は前記のようなガスコツクを実現するた
めのガス通路の開閉装置として、操作子と連動し
ながらなおかつ操作子の軸方向の変位量とは独立
した所定の変位による操作軸の動作でガス通路を
開閉させるガスコツクを提供することを目的とし
ている。
<課題を解決するための手段> そこで前記目的を達成するために本発明は、ガ
ス通路を形成するコツク本体と、第1のばねに付
勢され前記コツク本体のガス通路の開閉を司る弁
及びこれに直結されるロツドと、第2のばね力に
抗して押し込み操作自在なるシヤフト及びこの先
端に直結されるカムと、前記ロツドとカムの間に
介在し回転及び軸方向の変位自在なる回転カム
と、前記カム及び回動カムを内包する略筒状のガ
イドカムとを備え、前記ガイドカムの内面には、
前記カムの軸方向のガイド部と、前記回動カムの
回転支持面と、回動カムの軸方向の変位を前記第
1のばね力に抗して支持し得る爪部とを形成し、
前記回動カムは略円柱状を成すと共に、前記ロツ
ドに押し当てる一方の面と、他方の面は複数の円
周方向の同一傾斜面を有し、この傾斜面に軸方向
の少なくとも2段階の変位にて前記ガイドカムの
爪部に係止し得る突起部を形成し、前記カムの先
端には前記回動カムの傾斜面に押し当てる爪部を
形成したものである。
<作用> 本発明のガスコツクは、ガス通路の開閉を司る
弁の変位を規制する手段をシヤフトではなくガイ
ドカムと回動カムの組合せで行うことにより、操
作軸としてのシヤフトは同じ位置からほぼ同じ程
度のわずかな変位を繰り返すことでガス通路の開
閉を行う。
<実施例> 以下本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。
まずガス取入口よりガス出口に至るまでガスの
流れる順に従つて構成を説明する。第1図〜第3
図において、コツク本体1aのガス通路の開閉を
司どる第1の弁(以下安全弁という)4は主ロツ
ド5を押すことによつてガス通路を開き、前記安
全弁4を保持する安全弁本体6に電気的に接続さ
れた熱電対7が火炎の熱を受けて熱起電力を発生
し前記安全弁本体6内に構成した電磁石(図示せ
ず)によつて、前記安全弁4を吸着保持しガス通
路を開いた状態に保持するもので、火炎がなくな
ると自動的に前記安全弁4はガス通路を閉ざすも
のである。前記主ロツド5に装着された第2の弁
(以下主弁という)8はコツク本体1bのガス通
路の開閉を司どり、特にこの主弁8を閉じること
によつて消火させるものである。前記コツク本体
1bのガス通路内に設けられた火力調節弁9はこ
れに密着して装着されるオリフイス10との組合
せで火力調節を司どるもので、火力調節ロツド1
1を駆動することにより、前記オリフイス10の
前記火力調節弁9と密着する面に設けられたスリ
ツト孔の開孔面積を変化させる構成である。以上
のようにコツク本体1aのガス取入口2より流入
したガスは、前記安全弁4、主弁8、火力調節弁
9、オリフイス10を経て前記コツク本体1bの
ガス出口3に至る。
次にガス通路を開閉させる為の操作部について
説明すると、第1図においてガス通路を閉ざした
状態すなわち、消火した状態においては操作パネ
ル12とほぼ同一面となるように配した操作子1
3を押し込むことによつて、これと連動するシヤ
フト14の先端に連結したカム15の先端で回動
カム16を押し、この回動カム16で前記主ロツ
ド5を押し前記安全弁4及び主弁8を開く、ガス
バーナー(図示せず)に点火するのを待つて前記
操作子13より手を離すと、前記操作子13は前
記操作パネル12の面より大きく飛び出す構成で
(後述する)、同時に前記シヤフト14はバネA1
7により復帰する。前述の操作子を押し込んでか
ら手を離す過程において、第6図の原理図に示す
ように前記カム15と前記回動カム16をガイド
するガイドカム18内に設けられた爪部の先端の
傾斜と、前記カム15の先端の傾斜と、前記回動
カム16の傾斜面の効果と、バネB19及びバネ
C20の押力により前記回動カム16は回転して
最初の位置より押し込まれた位置に保持されるこ
とにより前記主弁8を開いた状態に保持するもの
である。このとき、前記主ロツド5の他端は前記
安全弁4が万一失火したときにガス通路を閉ざす
ことができるような位置まで復帰するように構成
してある。さらに消火する場合は、前述の飛び出
した操作子13を再び押し込み手を離すことによ
つて、前述と同様に第6図の原理図に従つて前記
回動カム16は回転して元の位置まで復帰し前記
主弁8はガス通路を閉ざす構成である。
前記操作子13の軸方向の動きと連動するスラ
イドカム21は、ガイドケース22と嵌合し、前
記ガイドケース22にバネD23によつて保持さ
れるアーム24を介して連結されまた、スライド
シヤフト25を介してバネE26によつて付勢さ
れるものであり、前記スライドカム21に形成さ
れる溝と前記アーム24との組合せにより前記操
作子13を押すことによつて、第6図の原理図に
従つて前記スライドカム21は順に軸方向の所定
の位置に保持され、前記操作子13の軸方向の位
置を規制する構成である。
次にガス量の調節装置について説明すると、第
1図において前記操作子13を回転操作すること
によつて、前記スライドシヤフト25、シヤフト
14、カム15、ガイドカム18が同時に回転
し、前記ガイドカム18を介してこれと嵌合する
火力調節カム27が同時に回転する。前記火力調
節カム27には、例えば第7図に示すような操作
子の回転角度と火力の関係における火力調節曲線
のように、要求される任意の火力調節曲線に従つ
て、カム形状が設定されており、このカム形状に
沿つて前記火力調節ロツド11は軸方向に変位
し、この前記火力調節ロツド11に従つて、バネ
F28に付勢される前記火力調節弁9が同じ変位
量だけ変位する。この変位方向のスリツト孔を有
するオリフイス10はバネG29によつて前記火
力調節弁9に密着するよう押し当てられた状態で
装着され、前記火力調節弁9の変位によつて前記
オリフイス10に設けたスリツト孔のガス通路長
さを変化させる構成である。すなわち火力に相当
するガス量は、ガス通路の有効面積にほぼ比例し
この有効面積は前述のスリツト孔の長さに比例す
るもので、前記操作子13を回転操作することに
よつて前記火力調節カム27のカム形状に従つて
前記オリフイスに設けられたスリツト孔のガス通
路長さを変化させ火力調節を行う構成である。尚
発熱量の異なるガスに対しては前記オリフイス孔
の幅を変えることによつて同様な火力調節曲線を
得ることができるものである。
次に火力が小さい範囲において点火しようとす
る場合にガス量が少ない為に点火しにくい面があ
り従来より種々の方法が施されており、その一つ
の方法として点火時にのみ開くバイパスのガス通
路を設ける等々があるが本実施例においては、点
火時にのみ、前記操作子13を押し込むことによ
つて、前記スライドシヤフト25を介して、板バ
ネ30を押し、これによつて前記火力調節カム2
7を押し込み、ガス量を大きくする構成である。
次にリング状の炎口を有する2つのガスバーナ
(図示せず)で構成するガスコンロに実施した場
合において説明すると、第2図において前記コツ
ク本体1bに設けられたガス出口3は、2つの出
口3a及び3bにて編成し、一方のガス出口3a
に通じるガス通路内にバネH31にて付勢される
切替バルブ32を装着し、前記火力調節カム27
にもう一つのカム形状を形成しこれによつて、前
記切替バルブ32を開閉させる構成である。すな
わち、前述の任意に設定される火力調節曲線の所
定の点に対応させて前記切替バルブ32を開閉さ
せる構成である。
次に第1図及び第4図において操作子を13
a,13b,13cより構成しこの操作子13内
にランプ33を装着し、これと電気的に接続され
るマイクロスイツチA34を前記ガイドケース2
2に支持し、第6図の原理図に示すように前記ス
ライドカム21の動作によつてオン、オフするよ
うに構成し、前記操作子13が操作パネル12の
面より飛び出した状態すなわち燃焼時において前
記ランプ33が点灯する構成である。
他にマイクロスイツチB35は点火手段(図示
せず)を作動させる為のもので、前記ガイドケー
ス22に支持し、前記スライドカム21の動作に
よつてオン、オフするように構成し前記操作子1
3を押し込んだ状態すなわち点火時にのみオンす
るように構成してある。また、マイクロスイツチ
C36は瞬時吸着回路(図示せず)を作動させる
為のもので前記コツク本体1bに支持し、第6図
の原理図に示すように前記回動カム16の軸方向
の動作によりアームB37を介して、接点が切替
わるように構成したもので、ガス通路の開閉を検
出するものである。またマイクロスイツチD38
は、前マイクロスイツチA34と同じ動作をする
もので換気扇を連動するために設けたものであ
る。
<発明の効果> 以上のように本発明のガスコツクにおいては、
次の効果が得られる。
すなわち操作軸を軸方向に所定の変位量だけ押
し込むという動作を繰り返すだけで、ガス通路の
開閉が交互に確実に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図はそれぞれ本発明の一
実施例におけるガス器具の操作部およびコツク部
の断面図、第4図は同底面図、第5図は同平面
図、第6図は同動作原理図、第7図は同操作子の
回転角に対する火力調節曲線を示す特性図、第8
図および第9図は従来例を示す断面図である。 1a,1b……コツク本体、8……主弁、5…
…主ロツド、14……シヤフト、15……カム、
16……回動カム、18……ガイドカム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ガス通路を形成するコツク本体と、第1のば
    ねに付勢され前記コツク本体のガス通路の開閉を
    司る弁及びこれに直結されるロツドと、第2のば
    ね力に抗して押し込み操作自在なるシヤフト及び
    この先端に直結されるカムと、前記ロツドとカム
    の間に介在し回転及び軸方向の変位自在なる回転
    カムと、前記カム及び回動カムを内包する略筒状
    のガイドカムとを備え、前記ガイドカムの内面に
    は、前記カムの軸方向のガイド部と、前記回動カ
    ムの回転支持面と、回動カムの軸方向の変位を前
    記第1のばね力に抗して支持し得る爪部とを形成
    し、前記回動カムは略円柱状を成すと共に、前記
    ロツドに押し当てる一方の面と、他方の面は複数
    の円周方向の同一傾斜面を有し、この傾斜面に軸
    方向の少なくとも2段階の変位にて前記ガイドカ
    ムの爪部に係止し得る突起部を形成し、前記カム
    の先端には前記回動カムの傾斜面に押し当てる爪
    部を形成して成るガスコツク。
JP15529689A 1989-06-16 1989-06-16 ガスコック Granted JPH0237214A (ja)

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