JPH04284595A

JPH04284595A - 紙幣枚数確認装置

Info

Publication number: JPH04284595A
Application number: JP3074787A
Authority: JP
Inventors: Takashi Ogawa; 隆小川
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1991-03-14
Filing date: 1991-03-14
Publication date: 1992-10-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、ＡＴＭ（自動取引装置
）等に使用されている紙幣カセットにおいて、該紙幣カ
セット内に装填された紙幣の枚数を確認する紙幣枚数確
認装置に関するものである。

【０００２】

【従来技術】従来、ＡＴＭ（自動取引装置）等に使用さ
れている紙幣カセットにおいて、該紙幣カセット内に装
填された紙幣の枚数あるいは装填されたと思われる紙幣
の枚数と、実際の装填枚数との間に相違があった場合に
は、その相違が以後の現金トラブルの原因となっていた
。

【０００３】そして、この原因は紙幣カセット内に装填
された紙幣の枚数が正確に確認できないことによってい
た。

【０００４】

【発明が解決すべき課題】本発明は前記従来の課題を解
決するためになされたものであり、紙幣カセット内に装
填された紙幣の枚数を正確に確認することができるため
に、紙幣装填後の現金トラブルを解消できる紙幣枚数確
認装置を提供することを目的とするものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために図１のように構成されている。

【０００６】センサ１４により紙幣カセット１０に設け
られた紙幣押え板１２の紙幣装填後の位置が検出される
。

【０００７】そして、紙幣カセット１０に装填されてい
る紙幣の枚数は前記センサ１４の出力から算出手段１６
により算出される。

【０００８】また、紙幣カセット１０に装填されている
紙幣の枚数は入力手段１８により入力される。

【０００９】ここで、算出された枚数と、入力された枚
数とは比較手段２０により比較され、該比較結果は表示
出力手段２２により表示出力される。

【００１０】

【作用】本発明では、紙幣カセット１０内に紙幣を装填
した後、該カセット１０に設けられた紙幣押え板１２の
紙幣装填後の位置をセンサ１４で検出する。

【００１１】そして、この出力により、装填された紙幣
の枚数を算出手段１６で算出する。

【００１２】ここで、紙幣カセット１０に装填された紙
幣の枚数は予め数えられて入力手段１８により入力され
ており、この枚数と前記センサ１４出力で算出された枚
数とが比較されて、この比較結果が出力表示される。

【００１３】よって、この出力表示によりカセット１０
内の紙幣の枚数を正確に確認することができる。

【００１４】

【実施例】以下本発明の実施例を図２を参照して説明す
る。

【００１５】図２において符号３０はＡＴＭ（自動取引
装置）等に使用される紙幣カセットを示す。そして、該
紙幣カセット３０内には複数枚の紙幣３２が装填されて
いる。

【００１６】この複数枚の紙幣３２は積み重ねられ、横
方向に寝かせて装填されており、その複数枚の紙幣３２
の一端側は紙幣カセット３０の端面に添接され、またそ
の他端側は前記紙幣押え板３４で一端側に向かって押圧
されている。

【００１７】すなわち、この紙幣押え板３４はバネ部材
３６等により一端側に向かう弾発力を有して取り付けら
れており、たえず紙幣３２を一端側に押し付けるように
構成されている。

【００１８】次に、符号３８はセンサを示し、該センサ
３８により紙幣３２装填後の紙幣押え板３４の位置が検
出される。

【００１９】また、符号３９は制御部を示し、該制御部
３９では前記センサ３８から検出された紙幣押え板３４
の位置から、紙幣カセット３０内に装填された紙幣３２
の枚数を算出するものとされる。

【００２０】尚、符号４０はキーボード、符号４２はＬ
ＣＤ、符号４４はスイッチ、符号４６はアラームランプ
を各々示す。

【００２１】ここで、キーボード４０によって各種の入
力データすなわち日付け、紙幣３２の枚数、取扱者のＩ
Ｄ等が入力され、ＬＣＤ４２上にそれらの入力データが
表示される。

【００２２】また、アラームランプ４６の点灯により前
記入力データの異常、電源電圧の低下等の異常が表示さ
れる。

【００２３】以上において、本実施例の作用を図３に示
すフローチャートを参照して説明すると、まずキーボー
ド４０により取扱者のＩＤが設定され（ステップ１００
）、日付けが設定される（ステップ１０２）。

【００２４】次いで、複数枚の紙幣３２を紙幣カセット
３０内にセットする（ステップ１０４）。

【００２５】そして、予め前記複数枚の紙幣３２を数え
、確認された枚数をキーボード４０によって設定入力す
る（ステップ１０６）。

【００２６】その後、前記取扱者によって設定入力され
た紙幣３２の枚数とセンサ３８により検出された出力に
基づいて制御部３９で算出された枚数とが比較され、同
じ枚数であると判断されたときは（ステップ１０８でＹ
ＥＳ）、紙幣カセット３０内に装填された複数枚の紙幣
３２の枚数は正確であるとして、当該紙幣３２の装填作
業が完了する（ステップ１１０）。

【００２７】しかし、前記取扱者のキーボード４０によ
り設定入力された枚数と前記センサ３８より検出された
出力に基づいて制御部３９で算出された枚数とが、一致
しないときは（ステップ１０８でＮＯ）、再び取扱者が
紙幣３２の枚数を数え直すなどしてカセット３０内に装
填すべき紙幣３２の枚数を確認し、その後キーボード４
０により再び正確な紙幣３２の枚数を設定入力すること
になる。

【００２８】そして、その後、設定入力された紙幣３２
の枚数とセンサ３８からの検出された出力に基づいて算
出された枚数とが再び比較され、ここで同じ枚数である
と判断されたときは（ステップ１０８でＹＥＳ）、紙幣
カセット３０内に装填された複数枚の紙幣３２の枚数は
正確であるとして、当該紙幣３２の装填作業が完了する
のである（ステップ１１０）。

【００２９】以上、本実施例によれば、カセット３０内
の紙幣３２の枚数を正確に確認できることになり、その
後の現金トラブルを防止できる。

【００３０】

【発明の効果】本発明は以上の構成よりなる。そして、
本発明による紙幣枚数確認装置であれば、紙幣カセット
内に装填された紙幣の枚数を正確に確認できるために、
紙幣装填後に生ずる現金トラブルを未然に防止すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の原理説明図である。

【図２】実施例の構成説明図である。

【図３】実施例の作用を説明するフローチャートである
。

【符号の説明】

１０　　紙幣カセット１２　　紙幣押え板１４　　センサ１６　　算出手段１８　　入力手段２０　　比較手段２２　　表示出力手段３０　　紙幣カセット３２　　紙幣３４　　紙幣押え板３６　　バネ部材３８　　センサ３９　　制御部４０　　キーボード４２　　ＬＣＤ４４　　スイッチ４６　　アラームランプ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】　　紙幣カセット（１０）に設けられた紙
幣押え板（１２）の位置を検出するセンサ（１４）と、
紙幣カセット（１０）に装填されている紙幣の枚数をセ
ンサ（１４）の出力から算出する算出手段（１６）と、
紙幣カセット（１０）に装填されている紙幣の枚数を入
力する入力手段（１８）と、算出された枚数と、入力さ
れた枚数とを比較する比較手段（２０）と、比較結果を
表示出力する表示出力手段（２２）と、を有することを
特徴とする紙幣枚数確認装置。