JPH04283163A - 列車運行管理制御装置 - Google Patents
列車運行管理制御装置Info
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- JPH04283163A JPH04283163A JP3043174A JP4317491A JPH04283163A JP H04283163 A JPH04283163 A JP H04283163A JP 3043174 A JP3043174 A JP 3043174A JP 4317491 A JP4317491 A JP 4317491A JP H04283163 A JPH04283163 A JP H04283163A
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- 238000012937 correction Methods 0.000 abstract description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
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- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は列車の運行を管理する制
御装置に係り、特に列車が目標停止位置に至までの間に
、列車の運行計画上あらかじめ定められた予定時刻（以
下、運行ダイヤと称する）と実走行時刻との差を補正し
て計画通りに列車を運行させ得るようにした列車運行管
理制御装置に関するものである。
御装置に係り、特に列車が目標停止位置に至までの間に
、列車の運行計画上あらかじめ定められた予定時刻（以
下、運行ダイヤと称する）と実走行時刻との差を補正し
て計画通りに列車を運行させ得るようにした列車運行管
理制御装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、列車の運行上の遅延、すなわ
ち列車の運行ダイヤと実走行時刻との差を補正する方法
としては、駅での停車時分の調整により行なったり、あ
るいは列車の運転士の勘に基づく駅間走行中の回復運転
により行なってきている。
ち列車の運行ダイヤと実走行時刻との差を補正する方法
としては、駅での停車時分の調整により行なったり、あ
るいは列車の運転士の勘に基づく駅間走行中の回復運転
により行なってきている。
【０００３】しかしながら、列車の運行ダイヤと実走行
時刻との差を補正する方法として、駅での停車時分の調
整を行なう方法では、例えば急行列車等の途中駅を通過
する列車に対しての補正が不可能であるばかりでなく、
遅れている列車に対しては、停車時間を短縮することか
ら乗降を必要以上に急がせることとなり、乗客へのサー
ビスの悪化につながるという問題がある。
時刻との差を補正する方法として、駅での停車時分の調
整を行なう方法では、例えば急行列車等の途中駅を通過
する列車に対しての補正が不可能であるばかりでなく、
遅れている列車に対しては、停車時間を短縮することか
ら乗降を必要以上に急がせることとなり、乗客へのサー
ビスの悪化につながるという問題がある。
【０００４】また、列車の運転士の勘に基づく駅間走行
時分の調整を行なう方法では、運転士に無理な運転操作
を強いたり、また未熟な運転士の場合には、乗り心地に
悪影響を与えたり、事故につながったりし、労務上、保
安上、乗客へのサービス上の点で種々の問題を引き起こ
すという問題がある。
時分の調整を行なう方法では、運転士に無理な運転操作
を強いたり、また未熟な運転士の場合には、乗り心地に
悪影響を与えたり、事故につながったりし、労務上、保
安上、乗客へのサービス上の点で種々の問題を引き起こ
すという問題がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
列車の運行ダイヤと実走行時刻との差を補正する方法に
おいては、計画通りに列車を運行させようとすると、運
転士の技能に頼らなければならなかったり、労務上、保
安上、乗客サービス上の問題を引き起こすという問題が
あった。
列車の運行ダイヤと実走行時刻との差を補正する方法に
おいては、計画通りに列車を運行させようとすると、運
転士の技能に頼らなければならなかったり、労務上、保
安上、乗客サービス上の問題を引き起こすという問題が
あった。
【０００６】本発明の目的は、運転士の技能に頼ること
なく、しかも労務上、保安上、乗客サービス上の問題を
引き起こすことなく、列車が目標停止位置に至までの間
に、列車の運行ダイヤと実走行時刻との差を補正して計
画通りに列車を運行させることが可能な極めて信頼性の
高い列車運行管理制御装置を提供することにある。
なく、しかも労務上、保安上、乗客サービス上の問題を
引き起こすことなく、列車が目標停止位置に至までの間
に、列車の運行ダイヤと実走行時刻との差を補正して計
画通りに列車を運行させることが可能な極めて信頼性の
高い列車運行管理制御装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の列車運行管理制御装置は、列車の運行計画
上あらかじめ定められた予定時刻と、あらかじめ定めら
れた地点での列車の実際の通過時刻との差であるずれ時
間を、列車走行中に算出するずれ時間算出手段と、ずれ
時間算出手段により算出されたずれ時間に基づいて、列
車の走行位置に対する走行速度を示す回復ランカーブパ
ターンを算出する回復ランカーブパターン算出手段と、
回復ランカーブパターン算出手段により算出された回復
ランカーブパターンに従って列車を走行させる列車走行
制御手段とを備えて構成するようにしている。
めに本発明の列車運行管理制御装置は、列車の運行計画
上あらかじめ定められた予定時刻と、あらかじめ定めら
れた地点での列車の実際の通過時刻との差であるずれ時
間を、列車走行中に算出するずれ時間算出手段と、ずれ
時間算出手段により算出されたずれ時間に基づいて、列
車の走行位置に対する走行速度を示す回復ランカーブパ
ターンを算出する回復ランカーブパターン算出手段と、
回復ランカーブパターン算出手段により算出された回復
ランカーブパターンに従って列車を走行させる列車走行
制御手段とを備えて構成するようにしている。
【０００８】
【作用】従って、本発明の列車運行管理制御装置におい
ては、列車の運行計画上あらかじめ定められた予定時刻
と、あらかじめ定められた地点での列車の実際の通過時
刻との差であるずれ時間が列車走行中に算出され、この
ずれ時間に基づいて、列車の走行位置に対する走行速度
を示す回復ランカーブパターンが算出され、この回復ラ
ンカーブパターンに従って列車を走行させることにより
、運転士の技能に頼ることなく、しかも労務上、保安上
、乗客サービス上の問題を引き起こすようなことなく、
列車が目標停止位置に至までの間に、列車の運行ダイヤ
と実走行時刻との差を補正して計画通りに列車を運行さ
せることができる。
ては、列車の運行計画上あらかじめ定められた予定時刻
と、あらかじめ定められた地点での列車の実際の通過時
刻との差であるずれ時間が列車走行中に算出され、この
ずれ時間に基づいて、列車の走行位置に対する走行速度
を示す回復ランカーブパターンが算出され、この回復ラ
ンカーブパターンに従って列車を走行させることにより
、運転士の技能に頼ることなく、しかも労務上、保安上
、乗客サービス上の問題を引き起こすようなことなく、
列車が目標停止位置に至までの間に、列車の運行ダイヤ
と実走行時刻との差を補正して計画通りに列車を運行さ
せることができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して詳細に説明する。
して詳細に説明する。
【００１０】図１は、本発明による列車運行管理制御装
置の全体構成例を示すブロック図である。図１において
、本実施例の列車運行管理制御装置は、列車１に搭載し
たアンテナ２と、地上側に設置した複数個（図では、４
個）の地上子３ａ〜３ｄと、制御装置４とから構成して
いる。
置の全体構成例を示すブロック図である。図１において
、本実施例の列車運行管理制御装置は、列車１に搭載し
たアンテナ２と、地上側に設置した複数個（図では、４
個）の地上子３ａ〜３ｄと、制御装置４とから構成して
いる。
【００１１】ここで、アンテナ２は、地上子３ａ〜３ｄ
との間で、列車１の運行管理に関する情報の送受信を行
なうものである。また、地上子３ａ〜３ｄは、列車１の
走行区間の各箇所に散在し、列車１が地上子を通過する
度に列車１の位置を検出してその情報を制御装置４へ通
知すると共に、制御装置４からの走行指示情報をアンテ
ナ２へ与えるものである。さらに、制御装置４は、列車
１の運行ダイヤ、および複数種類の回復ランカーブパタ
ーンをあらかじめ記憶しており、列車の運行ダイヤとあ
らかじめ定められた地点での列車の実際の通過時刻とを
比較してずれ時間を算出し、このずれ時間に基づいて回
復ランカーブパターンを算出し、この回復ランカーブパ
ターンに従って列車を走行させるものである。ここで、
回復ランカーブパターンとは、列車１の各走行位置に対
する走行速度を示すものである。
との間で、列車１の運行管理に関する情報の送受信を行
なうものである。また、地上子３ａ〜３ｄは、列車１の
走行区間の各箇所に散在し、列車１が地上子を通過する
度に列車１の位置を検出してその情報を制御装置４へ通
知すると共に、制御装置４からの走行指示情報をアンテ
ナ２へ与えるものである。さらに、制御装置４は、列車
１の運行ダイヤ、および複数種類の回復ランカーブパタ
ーンをあらかじめ記憶しており、列車の運行ダイヤとあ
らかじめ定められた地点での列車の実際の通過時刻とを
比較してずれ時間を算出し、このずれ時間に基づいて回
復ランカーブパターンを算出し、この回復ランカーブパ
ターンに従って列車を走行させるものである。ここで、
回復ランカーブパターンとは、列車１の各走行位置に対
する走行速度を示すものである。
【００１２】図２は、上記制御装置４の構成例を示すブ
ロック図である。図２において、本制御装置４は、列車
１の運行ダイヤをあらかじめ記憶している運行ダイヤ記
憶手段４１と、複数種類の回復ランカーブパターンをあ
らかじめ記憶している回復ランカーブパターン記憶手段
４２と、運行ダイヤ記憶手段４１に記憶された列車１の
運行ダイヤと、あらかじめ定められた地点での列車１の
実際の通過時刻との差であるずれ時間を、列車走行中に
算出するずれ時間算出手段４３と、ずれ時間算出手段４
３により算出されたずれ時間に基づいて、回復ランカー
ブパターン記憶手段４２に記憶された複数種類の回復ラ
ンカーブパターンの中から、列車１の今後の回復ランカ
ーブパターンを選択決定する回復ランカーブパターン算
出手段４４と、回復ランカーブパターン算出手段４４に
より算出された回復ランカーブパターンに従って列車を
走行させる走行指示情報を出力する列車走行制御手段４
５とから構成している。次に、以上のように構成した本
実施例の列車運行管理制御装置の作用について、図３お
よび図４を用いて説明する。
ロック図である。図２において、本制御装置４は、列車
１の運行ダイヤをあらかじめ記憶している運行ダイヤ記
憶手段４１と、複数種類の回復ランカーブパターンをあ
らかじめ記憶している回復ランカーブパターン記憶手段
４２と、運行ダイヤ記憶手段４１に記憶された列車１の
運行ダイヤと、あらかじめ定められた地点での列車１の
実際の通過時刻との差であるずれ時間を、列車走行中に
算出するずれ時間算出手段４３と、ずれ時間算出手段４
３により算出されたずれ時間に基づいて、回復ランカー
ブパターン記憶手段４２に記憶された複数種類の回復ラ
ンカーブパターンの中から、列車１の今後の回復ランカ
ーブパターンを選択決定する回復ランカーブパターン算
出手段４４と、回復ランカーブパターン算出手段４４に
より算出された回復ランカーブパターンに従って列車を
走行させる走行指示情報を出力する列車走行制御手段４
５とから構成している。次に、以上のように構成した本
実施例の列車運行管理制御装置の作用について、図３お
よび図４を用いて説明する。
【００１３】図１において、列車１の走行に伴って、走
行区間の各箇所に散在する地上子３ａ〜３ｄからは、列
車１が地上子を通過する度に列車１の位置を検出してそ
の情報が制御装置４へ通知される。
行区間の各箇所に散在する地上子３ａ〜３ｄからは、列
車１が地上子を通過する度に列車１の位置を検出してそ
の情報が制御装置４へ通知される。
【００１４】一方、制御装置４では、ずれ時間算出手段
４３において、運行ダイヤ記憶手段４１に記憶された列
車１の運行ダイヤＴｓと、地上子３ａ〜３ｄからの情報
より求めたあらかじめ定められた地点での列車１の実際
の通過時刻Ｔとの差であるずれ時間ΔＴ（Ｔ−Ｔｓ）が
、列車１の走行中に算出される。次に、回復ランカーブ
パターン算出手段４４においては、回復ランカーブパタ
ーン記憶手段４２に記憶された図３に示すような６種類
の回復ランカーブパターンＰ１ 〜Ｐ６ の中から、算
出されたずれ時間ΔＴに基づいて図４に示すようなテー
ブル（ただし、図中、ｔ１ ＜ｔ２ ＜ｔ３ ）を用い
て、列車１の最適な回復ランカーブパターンが選択決定
される。 そして、列車走行制御手段４５においては、この選択決
定されたＰ１ 〜Ｐ６ の中のいずれかの回復ランカー
ブパターンに従って走行指示情報が出力され、これが地
上子３ａ〜３ｄよりアンテナ２に与えられることにより
、列車１が計画通りに運行されることになる。
４３において、運行ダイヤ記憶手段４１に記憶された列
車１の運行ダイヤＴｓと、地上子３ａ〜３ｄからの情報
より求めたあらかじめ定められた地点での列車１の実際
の通過時刻Ｔとの差であるずれ時間ΔＴ（Ｔ−Ｔｓ）が
、列車１の走行中に算出される。次に、回復ランカーブ
パターン算出手段４４においては、回復ランカーブパタ
ーン記憶手段４２に記憶された図３に示すような６種類
の回復ランカーブパターンＰ１ 〜Ｐ６ の中から、算
出されたずれ時間ΔＴに基づいて図４に示すようなテー
ブル（ただし、図中、ｔ１ ＜ｔ２ ＜ｔ３ ）を用い
て、列車１の最適な回復ランカーブパターンが選択決定
される。 そして、列車走行制御手段４５においては、この選択決
定されたＰ１ 〜Ｐ６ の中のいずれかの回復ランカー
ブパターンに従って走行指示情報が出力され、これが地
上子３ａ〜３ｄよりアンテナ２に与えられることにより
、列車１が計画通りに運行されることになる。
【００１５】より具体的に述べると、列車１は地点３ａ
を出発し、やがて地点３ｂに達する。この時、ずれ時間
算出手段４３では、列車１が地点３ｂを通過する時の走
行時刻Ｔが求められ、さらに当該列車１が運行ダイヤ上
の地点３ｂを通過する時刻ＴｓとＴとの差であるずれ時
間ΔＴ（Ｔ−Ｔｓ）が算出され、図４に示すようなテー
ブルの中から、列車１の最適な回復ランカーブパターン
が選択決定される。そして、以上によって算出された回
復ランカーブパターンに従って列車１を走行させること
により、目標停止位置（地点３ｄ）に至るまでに運行ダ
イヤ上の時刻とのずれが補正される。
を出発し、やがて地点３ｂに達する。この時、ずれ時間
算出手段４３では、列車１が地点３ｂを通過する時の走
行時刻Ｔが求められ、さらに当該列車１が運行ダイヤ上
の地点３ｂを通過する時刻ＴｓとＴとの差であるずれ時
間ΔＴ（Ｔ−Ｔｓ）が算出され、図４に示すようなテー
ブルの中から、列車１の最適な回復ランカーブパターン
が選択決定される。そして、以上によって算出された回
復ランカーブパターンに従って列車１を走行させること
により、目標停止位置（地点３ｄ）に至るまでに運行ダ
イヤ上の時刻とのずれが補正される。
【００１６】なお、回復ランカーブパターンの決定は、
地点３ｄに至るまでに地点３ｃでも同様に回復ランカー
ブパターンを決定することにより、より一層精度を高め
ることができる。
地点３ｄに至るまでに地点３ｃでも同様に回復ランカー
ブパターンを決定することにより、より一層精度を高め
ることができる。
【００１７】上述したように、本実施例の列車運行管理
制御装置は、列車１に搭載され、地上子３ａ〜３ｄとの
間で列車１の運行管理に関する情報の送受信を行なうア
ンテナ２と、地上側に設置され、列車１の走行区間の各
箇所に散在し、列車１が地上子を通過する度に列車１の
位置を検出してその情報を制御装置４へ通知すると共に
、制御装置４からの走行指示情報をアンテナ２へ与える
地上子３ａ〜３ｄと、列車１の運行ダイヤをあらかじめ
記憶している運行ダイヤ記憶手段４１、複数種類の回復
ランカーブパターンをあらかじめ記憶している回復ラン
カーブパターン記憶手段４２、運行ダイヤ記憶手段４１
に記憶された列車１の運行ダイヤと、あらかじめ定めら
れた地点での列車１の実際の通過時刻との差であるずれ
時間を、列車走行中に算出するずれ時間算出手段４３、
ずれ時間算出手段４３により算出されたずれ時間に基づ
いて、回復ランカーブパターン記憶手段４２に記憶され
た複数種類の回復ランカーブパターンの中から、列車１
の今後の回復ランカーブパターンを選択決定する回復ラ
ンカーブパターン算出手段４４、回復ランカーブパター
ン算出手段４４により算出された回復ランカーブパター
ンに従って列車を走行させる走行指示情報を出力する列
車走行制御手段４５よりなる制御装置４とから構成した
ものである。
制御装置は、列車１に搭載され、地上子３ａ〜３ｄとの
間で列車１の運行管理に関する情報の送受信を行なうア
ンテナ２と、地上側に設置され、列車１の走行区間の各
箇所に散在し、列車１が地上子を通過する度に列車１の
位置を検出してその情報を制御装置４へ通知すると共に
、制御装置４からの走行指示情報をアンテナ２へ与える
地上子３ａ〜３ｄと、列車１の運行ダイヤをあらかじめ
記憶している運行ダイヤ記憶手段４１、複数種類の回復
ランカーブパターンをあらかじめ記憶している回復ラン
カーブパターン記憶手段４２、運行ダイヤ記憶手段４１
に記憶された列車１の運行ダイヤと、あらかじめ定めら
れた地点での列車１の実際の通過時刻との差であるずれ
時間を、列車走行中に算出するずれ時間算出手段４３、
ずれ時間算出手段４３により算出されたずれ時間に基づ
いて、回復ランカーブパターン記憶手段４２に記憶され
た複数種類の回復ランカーブパターンの中から、列車１
の今後の回復ランカーブパターンを選択決定する回復ラ
ンカーブパターン算出手段４４、回復ランカーブパター
ン算出手段４４により算出された回復ランカーブパター
ンに従って列車を走行させる走行指示情報を出力する列
車走行制御手段４５よりなる制御装置４とから構成した
ものである。
【００１８】従って、急行列車等の途中駅を通過する列
車に対しての補正も可能となるばかりでなく、遅れてい
る列車に対しても、従来のように乗降を必要以上に急が
せることが不要となり、乗客へのサービスが悪化するよ
うなことがなくなる。また、従来のように運転士に無理
な運転操作を強いたり、あるいは未熟な運転士の場合に
は、乗り心地に悪影響を与えたり、事故につながり、労
務上、保安上、乗客サービス上の点で種々の問題を引き
起こすということもなくなる。
車に対しての補正も可能となるばかりでなく、遅れてい
る列車に対しても、従来のように乗降を必要以上に急が
せることが不要となり、乗客へのサービスが悪化するよ
うなことがなくなる。また、従来のように運転士に無理
な運転操作を強いたり、あるいは未熟な運転士の場合に
は、乗り心地に悪影響を与えたり、事故につながり、労
務上、保安上、乗客サービス上の点で種々の問題を引き
起こすということもなくなる。
【００１９】これにより、運転士の技能に頼ることなく
、しかも労務上、保安上、乗客サービス上の問題を引き
起こすことなく、列車が目標停止位置に至までの間に、
列車の運行ダイヤと実走行時刻との差を補正して計画通
りに列車を運行させることが可能となる。尚、本発明は
、上述した実施例に限定されるものではなく、次のよう
にしても同様に実施できるものである。
、しかも労務上、保安上、乗客サービス上の問題を引き
起こすことなく、列車が目標停止位置に至までの間に、
列車の運行ダイヤと実走行時刻との差を補正して計画通
りに列車を運行させることが可能となる。尚、本発明は
、上述した実施例に限定されるものではなく、次のよう
にしても同様に実施できるものである。
【００２０】上記実施例では、回復ランカーブパターン
を算出する方法として、回復ランカーブパターンを複数
種類あらかじめ記憶しておき、算出されたずれ時間に対
応した最適の回復ランカーブパターンを選択する場合に
ついて説明したが、これに限らず算出されたずれ時間に
対応した回復ランカーブパターンをその都度算出するよ
うにしてもよいことは言うまでもない。
を算出する方法として、回復ランカーブパターンを複数
種類あらかじめ記憶しておき、算出されたずれ時間に対
応した最適の回復ランカーブパターンを選択する場合に
ついて説明したが、これに限らず算出されたずれ時間に
対応した回復ランカーブパターンをその都度算出するよ
うにしてもよいことは言うまでもない。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、列
車の運行計画上あらかじめ定められた予定時刻と、あら
かじめ定められた地点での列車の実際の通過時刻との差
であるずれ時間を列車走行中に算出し、このずれ時間に
基づいて、列車の走行位置に対する走行速度を示す回復
ランカーブパターンを算出し、この回復ランカーブパタ
ーンに従って列車を走行させるようにしたので、運転士
の技能に頼ることなく、しかも労務上、保安上、乗客サ
ービス上の問題を引き起こすことなく、列車が目標停止
位置に至までの間に、列車の運行ダイヤと実走行時刻と
の差を補正して計画通りに列車を運行させることが可能
な極めて信頼性の高い列車運行管理制御装置が提供でき
る。
車の運行計画上あらかじめ定められた予定時刻と、あら
かじめ定められた地点での列車の実際の通過時刻との差
であるずれ時間を列車走行中に算出し、このずれ時間に
基づいて、列車の走行位置に対する走行速度を示す回復
ランカーブパターンを算出し、この回復ランカーブパタ
ーンに従って列車を走行させるようにしたので、運転士
の技能に頼ることなく、しかも労務上、保安上、乗客サ
ービス上の問題を引き起こすことなく、列車が目標停止
位置に至までの間に、列車の運行ダイヤと実走行時刻と
の差を補正して計画通りに列車を運行させることが可能
な極めて信頼性の高い列車運行管理制御装置が提供でき
る。
【図１】本発明による列車運行管理制御装置の一実施例
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図２】同実施例における制御装置の構成例を示すブロ
ック図。
ック図。
【図３】同実施例における作用を説明するための回復ラ
ンカーブパターンの一例を示す図。
ンカーブパターンの一例を示す図。
【図４】同実施例における回復ランカーブパターンの決
定方法を説明するためのテーブル図。
定方法を説明するためのテーブル図。
１…列車、２…アンテナ、３ａ〜３ｄ…地上子、４…制
御装置、４１…運行ダイヤ記憶手段、４２…回復ランカ
ーブパターン記憶手段、４３…ずれ時間算出手段、４４
…回復ランカーブパターン算出手段、４５…列車走行制
御手段。
御装置、４１…運行ダイヤ記憶手段、４２…回復ランカ
ーブパターン記憶手段、４３…ずれ時間算出手段、４４
…回復ランカーブパターン算出手段、４５…列車走行制
御手段。
Claims (2)
- 【請求項１】 列車の運行計画上あらかじめ定められ
た予定時刻と、あらかじめ定められた地点での列車の実
際の通過時刻との差であるずれ時間を、列車走行中に算
出するずれ時間算出手段と、前記ずれ時間算出手段によ
り算出されたずれ時間に基づいて、列車の走行位置に対
する走行速度を示す回復ランカーブパターンを算出する
回復ランカーブパターン算出手段と、前記回復ランカー
ブパターン算出手段により算出された回復ランカーブパ
ターンに従って列車を走行させる列車走行制御手段と、
を備えて成ることを特徴とする列車運行管理制御装置。 - 【請求項２】 前記回復ランカーブパターン算出手段
としては、回復ランカーブパターンを複数種類あらかじ
め記憶しておき、前記ずれ時間算出手段により算出され
たずれ時間に対応した最適の回復ランカーブパターンを
選択するようにしたことを特徴とする請求項１に記載の
列車運行管理制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3043174A JPH04283163A (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 列車運行管理制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3043174A JPH04283163A (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 列車運行管理制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04283163A true JPH04283163A (ja) | 1992-10-08 |
Family
ID=12656523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3043174A Pending JPH04283163A (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 列車運行管理制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04283163A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5487516A (en) * | 1993-03-17 | 1996-01-30 | Hitachi, Ltd. | Train control system |
| EP0719690A2 (fr) * | 1995-01-02 | 1996-07-03 | Gec Alsthom Transport Sa | Dispositif et procédé de régulation d'un moyen de transport guidé |
| JP2012147611A (ja) * | 2011-01-14 | 2012-08-02 | Hitachi Ltd | 列車制御システム |
| JP2013251953A (ja) * | 2012-05-30 | 2013-12-12 | Toshiba Corp | 列車制御装置 |
| CN103818392A (zh) * | 2014-03-10 | 2014-05-28 | 浙江众合机电股份有限公司 | 一种列车运行曲线调整方法 |
| US10773741B2 (en) | 2016-05-09 | 2020-09-15 | Alstom Transport Technologies | Traffic management method and traffic management system |
-
1991
- 1991-03-08 JP JP3043174A patent/JPH04283163A/ja active Pending
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