JPH0428241Y2 - - Google Patents

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JPH0428241Y2
JPH0428241Y2 JP1984154871U JP15487184U JPH0428241Y2 JP H0428241 Y2 JPH0428241 Y2 JP H0428241Y2 JP 1984154871 U JP1984154871 U JP 1984154871U JP 15487184 U JP15487184 U JP 15487184U JP H0428241 Y2 JPH0428241 Y2 JP H0428241Y2
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support
shaft
shaft support
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wall
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、家具、オーデイオラツク又は電気製
品等の下部に取付けて使用されるキヤスターに関
する。
家具等の下部に取付けて使用されるキヤスター
において、制動装置を有するものは既に公知であ
る。そして、これらの内、両側に一対の車輪を回
転可能に配設した軸支体に軸着したレバーで制動
体を移動させるものは、制動時と非制動時の制動
体の固定状態を、通常ばねで行なつている。これ
では、板ばねの端部に設けたパイプ状部内にピン
を挿通させた後、このピンを軸支体に取付けてい
る。このため、ピンを板ばねに挿通させる手間を
必要とし、しかも板ばねを取付けたピンを軸支体
に取付けることが必要となつて、組付けが繁雑に
なる問題がある。
本考案は、制動体を固定状態にするための板ば
ねから形成される支持体を軸支体に簡単に、更に
は強固に取付けでき、制動時と非制動時の固定状
態を確実化することを目的とする。
このような目的を達成するため、本考案では、
両側に一対の車輪4,4を回転可能に配設した軸
支体1の一側側の両側壁を残して形成した空洞部
内に端部を軸着したレバー14の軸着端から延設
させて前記空洞部内に配設した棒状の制動体17
を有し、且つ軸線を車輪4,4の軸線と同方向に
して軸支体1の前記空洞部の両側壁に設けた長孔
19,19と制動体17を貫通した制動ピン18
の両端が車輪4内面外周の周壁6側に間隔をあけ
て設けた係止突部7に係止可能な長さにされると
ともに、軸支体1に一対の車輪4,4の上半部を
外被するカバー20がレバー14の軸着部と反対
側の端部を外部に貫通させて取付けられ、カバー
20のレバー14と反対側の他側側を上下に貫通
させて設けられた取付軸22の上部をカバー20
から上方に突出させたキヤスターにおいて、帯状
の板ばねをコ字状にした支持体10の一方の遊端
片が軸支体1の空洞部の底壁と前記底壁の下側に
挿入間隙をあけて平行に設けた支承壁9間に形成
された挿入部に挿入され、前記空洞部内に挿入し
た支持体10の他方の遊端片に上方に膨出状に湾
曲させて形成した係止部11の両側に前記制動体
17の端部又はレバー14の軸着端の制動体17
の車輪4の軸支部と反対側からこの制動体17と
分岐させてその端部側が制動体17の端部側と二
股状になるように延設させた棒状の係止体16の
端部が係止可能になつており、軸支体1の上方に
カバー20を取付けることで、支持体10の中央
の一対の遊端片間の連結片を軸支体1とカバー2
0の間で保持させたことを特徴とするキヤスター
を構成した。
而して、このキヤスターは、板ばねをコ字状に
した支持体10の一方の係止部11を有しない遊
端片を軸支体1の底壁と支承壁9間に形成された
挿入部に挿入するとともに、他方の係止部11を
有する遊端片を軸支体1の空洞部内に挿入し、そ
の軸支体1の上方にカバー20を取付けること
で、支持体10の連結片を軸支体1とカバー20
の間で保持させたものである。そして、制動をか
けるときには、レバー14で制動体17を移動さ
せて制動ピン18を係止突部7に係止させ、又制
動を解除するときには、レバー14で制動ピン1
8を係止突部7から分離させるものである。この
キヤスターでは、そのいずれのときには制動体1
7又は係止体16は係止部11に係止し、制動体
17の不用意な移動を阻止するものである。
本考案に係るキヤスターの詳細を更に添付の図
面に基づいて説明する。図中1は金属板を縦断面
凹形に折曲して形成した軸支体で、その両対向壁
2,2の外側に突設したパイプ状の軸支孔3に、
車輪4の内面軸心に突設した支軸5を挿入して、
軸支体1の両側に一対の車輪4,4が回転可能に
配設されている。6は車輪4の内面外周に設けら
れた周壁で、その周壁6側に間隔をあけて係止突
部7が設けられている。8は軸支体1の下部にお
いて対向壁2,2を連結する連結壁で、これは対
向壁2,2の両端部に設けられている。9は対向
壁2,2の両端部に設けられた連結壁8,8間に
おいて対向壁2,2の端部を更に下方にやや突出
させ、しかもその突出端を互いの方向に連結壁8
と平行に折曲した支承壁で、これと連結壁8の間
には後述する支持体の一方の遊端片の挿入間隔を
あけた挿入部が形成されている。
10は帯状の板ばねをコ字状に折曲して形成し
た支持体で、これは一方の遊端片が軸支体1の連
結壁8とこれの下側に平行に設けた支承壁9間に
形成された挿入部に挿入され、対向壁2,2間に
挿入させる他方の遊端片に上方に膨出状に湾曲さ
せて係止部11を設けたものである。12は支持
体10の中央の一対の遊端片間にある連結片の幅
方向の両側から突出させた係合片で、これが対向
壁2,2の一側端に設けた係合凹部13に嵌込ま
れて、軸支体1に後述するカバーを取付けること
で、支持体10が軸支体1とカバーの間で保持さ
れるのである。
14は一端を対向壁2,2間に挿入したレバー
で、これはピン15で対向壁2,2間に軸着され
ている。16はレバー14の軸着側の端部から延
設されて対向壁2,2間に設けられた棒状の係止
体、17は同じくこの軸着側の端部の係止体16
の車輪4の軸支部側からこの係止体16と分岐さ
せてその端部側が係止体16の端部側と二股状に
なるように延設されて同じく対向壁2,2間に設
けられた棒状の制動体である。そして、この係止
体16の端部が支持体10の係止部11の両側に
係止可能になつている。18は軸線を車輪4,4
の軸線と同方向にして制動体17を貫通した制動
ピンで、これは対向壁2,2に設けた長孔19に
挿通され、しかも両端が車輪4内面の周壁6側の
係止突部7に係止可能な長さになつている。この
長孔19は、レバー14で制動体17を回動させ
た場合に、制動ピン18を移動させるためのもの
であるから、レバー14の軸着部を中心とする円
弧状に形成されているが、制動ピン18が移動可
能な幅にすれば、長孔19は直線状に形成するこ
とも可能である。
20は軸支体1上方に取付けられて、一対の車
輪4,4の上半部を外被するカバーである。21
はカバー20に設けたレバー14の軸着部と反対
側の端部を外部にのぞませる挿通孔で、車輪4の
外周方向に長く形成されている。22はカバー2
0の支持体10と反対側の他側側を上下に貫通さ
せて軸支体1に上部をカバー20から上方に突出
させて取付けられた取付軸である。
図示した実施例では、軸支体1に対するカバー
20の取付けは、第4図に示すようにカバー20
の内面に設けた軸支体1の対向壁2の外側に重な
る取付板23の係止孔24に、対向壁2,2に突
設した係止片25を係止している。しかし、カバ
ー20が軸支体1から不用意に分離しないような
任意の係止手段を採用することができる。
而して、このキヤスターは、取付軸22を介し
て家具等の下部に取付けて使用される。そして、
制動をかけていないときには、第1図中実線状態
で示すように係止体16と制動体17の先端間で
支持体10の係止部11を挟持する状態にして、
係止体16を係止部11の車輪4,4の外周側に
係止させることで、レバー14と制動体17に固
定状態を維持させ、不用意に制動体17が移動す
ることを阻止している。又、制動をかけるときに
は、第1図中実線状態から一点鎖線状態にレバー
14を移動させる。すると、係止体16が支持体
10を弾性変形させて係止部11を越えた状態に
なり、しかも制動体17が車輪4の周壁6方向に
移動して、制動ピン18が係止突部7と係止状態
となり、車輪4は回転不能になる。そして、この
実施例では、制動ピン18が長孔19,19の端
部に当接し、且つ係止体16が係止部11の車輪
4,4の軸支部側に係止しているから、レバー1
4と制動体17等は固定状態になり、制動がかか
つた状態を維持する。
このようにして、制動時と非制動時にレバー1
4と制動体17等に固定状態を維持させる板ばね
から形成された支持体10はコ字状に折曲させ、
その一方の遊端片を連結壁8と支承壁9間の挿入
部に挿入状態にするとともに、連結壁8で支持
し、係合片12を対向壁2,2の係合凹部13内
に嵌込んでいる。従つて、カバー20を取付けた
後では、支持体10の係止部11を設けた他方の
遊端片以外は動くことなく、その係止部11で係
止体16を確実に支持し、制動体17の不用意な
動きをなくすことができ、制動が不用意にかかつ
たり、又不用意に解除されることがないのであ
る。そして、係止部11を有する支持体10の他
方の遊端片を長くして、その弾性変形を円滑にす
ることが可能で、レバー14の操作も円滑、且つ
確実に小さな力で行うことができる。又、支持体
10はカバー20の取付けに先立つて、その一方
の遊端片を連結壁8と支承壁9間の挿入部に挿入
すればよく、軸支体1に対する支持体10の取付
けも容易である。更に、支承壁9は対向壁2,2
の下方への突出端を互いの方向に折曲するだけで
形成でき、対向壁2,2間に板ばね取付け用のピ
ンを架設する構成と比較して簡単である。
次に、第6図に示すように係止体16は省略し
て、制動体17だけにすることも可能である。こ
のときには、制動体17の先端からやや内側の位
置に制動ピン18を設ければよい。このキヤスタ
ーも制動をかける場合、それを解除する場合、前
記したのと同様、レバー14で制動体17を移動
させ、且つそれを支持体10の係止部11に係止
させることで不用意な移動を抑止するものであ
る。
又、第7図には軸支体1を合成樹脂体から形成
した実施例を示している。この場合には、軸支体
1の一側端下部にこの側端側に開口した開口部を
形成して挿入部を設け、それに支持体10を挿入
する。そして、軸支体1のこの挿入部の上に空洞
部を設けて、この内部に支持体10やレバー14
等を設けるものである。
以上のような本考案に係るキヤスターは、軸支
体1の空洞部の底壁とそれの下側の底壁と平行に
設けた支承壁9で挿入部を形成して、ここで板ば
ねをコ字状にした支持体10の一方の遊端片を支
持させるとともに、支持体10の中央の連結片を
カバー20を軸支体1に取付けることで、軸支体
1とカバー20の間で保持させたから、支持体1
0の係止部11を設けた他方の遊端片以外は動く
ことなく、軸支体1に取付けることができ、制動
体17に確実に固定状態を維持させることが可能
である。従つて、不用意に制動がかかつたり、又
は制動が不用意に解除されたりするおそれをなく
すことができる。そして、支持体10の一方の遊
端片を挿入部に挿入し、カバー20を軸支体1に
取付けるだけで、支持体10も又、軸支体1に取
付けることができ、軸支体1に対する支持体10
の組付けが容易で組立を効率よく行うことが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るキヤスターの縦断正面
図、第2図は同じく縦断側面図、第3図は同じく
底面図、第4図は軸支体とカバーの取付部の拡大
縦断面図、第5図は支持体の斜視図、第6図、第
7図はそれぞれ他の実施例の縦断正面図である。 1……軸支体、2……対向壁、3……軸支孔、
4……車輪、5……支軸、6……周壁、7……係
止突部、8……連結壁、9……支承壁、10……
支持体、11……係止部、12……係合片、13
……係合凹部、14……レバー、15……ピン、
16……係止体、17……制動体、18……制動
ピン、19……長孔、20……カバー、21……
挿通孔、22……取付軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 両側に一対の車輪4,4を回転可能に配設し
    た軸支体1の一側側の両側壁を残して形成した
    空洞部内に端部を軸着したレバー14の軸着端
    から延設させて前記空洞部内に配設した棒状の
    制動体17を有し、且つ軸線を車輪4,4の軸
    線と同方向にして軸支体1の前記空洞部の両側
    壁に設けた長孔19,19と制動体17を貫通
    した制動ピン18の両端が車輪4内面外周の周
    壁6側に間隔をあけて設けた係止突部7に係止
    可能な長さにされるとともに、軸支体1に一対
    の車輪4,4の上半部を外被するカバー20が
    レバー14の軸着部と反対側の端部を外部に貫
    通させて取付けられ、カバー20のレバー14
    と反対側の他側側を上下に貫通させて設けられ
    た取付軸22の上部をカバー20から上方に突
    出させたキヤスターにおいて、帯状の板ばねを
    コ字状にした支持体10の一方の遊端片が軸支
    体1の空洞部の底壁と前記底壁の下側に挿入間
    隙をあけて平行に設けた支承壁9間に形成され
    た挿入部に挿入され、前記空洞部内に挿入した
    支持体10の他方の遊端片に上方に膨出状に湾
    曲させて形成した係止部11の両側に前記制動
    体17の端部又はレバー14の軸着端の制動体
    17の車輪4の軸支部と反対側からこの制動体
    17と分岐させてその端部側が制動体17の端
    部側と二股状になるように延設させた棒状の係
    止体16の端部が係止可能になつており、軸支
    体1の上方にカバー20を取付けることで、支
    持体10の中央の一対の遊端片間の連結片を軸
    支体1とカバー20の間で保持させたことを特
    徴とするキヤスター。 (2) 金属板を縦断面凹形に折曲して軸支体1が形
    成され、その対向壁2間の下部に形成された連
    結壁8と前記連結壁8よりも下方に突出させた
    前記対向壁2の端部を互いの方向に折曲して形
    成した支承壁9で支持体10の挿入部が構成さ
    れた実用新案登録請求の範囲第1項記載のキヤ
    スター。
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GB956104A (en) * 1961-09-28 1964-04-22 Tente Rollen Gmbh & Co Improvements in or relating to a caster comprising a locking device for locking the pivoting and rotary movement of the wheel
JPS5528567B2 (ja) * 1974-07-12 1980-07-29

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