JPH03221Y2 - - Google Patents

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JPH03221Y2
JPH03221Y2 JP1982185213U JP18521382U JPH03221Y2 JP H03221 Y2 JPH03221 Y2 JP H03221Y2 JP 1982185213 U JP1982185213 U JP 1982185213U JP 18521382 U JP18521382 U JP 18521382U JP H03221 Y2 JPH03221 Y2 JP H03221Y2
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JP
Japan
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brake
rotating
movable frame
ski
frame
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JP1982185213U
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JPS5993479U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本案はスキー板の流失を防止するためのスキー
ブレーキに関するものである。
此種スキーブレーキは、例えば特開昭53−
38434号公報や特開昭57−29377号公報に開示され
ている様に、自由端部にブレーキ部を有するアー
ムを踏み板と関連して設け、踏み板をスキー靴に
より踏みむ事によりアームを回動上昇せしめると
共にブレーキ部をスキー板上に収容する様に構成
している。
しかしながら従来のスキーブレーキは、例えば
上記特開昭53−38434号公報にみられる如くアー
ムを湾曲状のばね材で構成して、このばね材を屈
曲変形せしめる事でアーム先端のブレーキ部を相
互に接近せしめたり、或は又上記特開昭57−
29377号公報にみられる如く、アームの先端を屈
折させると共に、この屈折端を踏み板に連結し
て、踏み板の回動動作でアームの先端ブレーキ部
を偏心回動せしめ、これによりブレーキ部の接離
動作を得ているから、ブレーキ部の移動距離を長
くする事についてはアームの材質上及び機構上の
制約が大きく、従つてブレーキ部をスキー板上に
充分接近せしめて定置する事が難しいと云う問題
があつた。
本案はこの様な問題を解決出来るスキーブレー
キを提供せんとするものである。
以下に本案スキーブレーキを添付図面につき説
明すると、本案スキーブレーキは第1図に示す如
くスキー板1の上面にビンデイング2と共に設け
られる構成で、スキー板1に固定される固定枠3
とこの固定枠3に対し回動動作をする可動枠4及
び上記固定枠3と可動枠4とに装架された1対の
ブレーキアーム5とを備えている。
上記固定枠3は、第2図乃至第4図に示す如
く、スキー板1に固定される螺子孔31等の固定
部を有すると共に前部左右には1対の挿通孔3
2,32を形成した構造であり、且つ中央部には
前方と上方に開口する内室33を形成し、この内
室33内には上記可動枠4を、該可動枠4が常時
上方へ回動する様に附勢する復帰発条6が収めて
ある。このために上記固定枠3は、第4図の如
く、3枚の板枠34,35,36を組合せて作ら
れており上記内室33は上記板枠の中間板枠35
に形成された凹溝と上方板枠34によつて作られ
ている。上記復帰発条6は基端61を上記内室3
3内に係止されたオメガ状の線ばねで作られてお
り、基端61には細いコイルばねで作られたカラ
ー62が外嵌されている。
上記可動枠4は、上記復帰発条6を連結手段と
して、その中央部63を連結片41によつて係止
し、これによつて上記固定枠3から斜め上方に延
びる様に回動定置せしめられており、この可動枠
4の上面を押圧した時には可動枠4が復帰発条6
に抗しつつスキー板1に向けて回動降下する様に
構成されている。
この可動枠4は、固定枠3と他の連結手段で連
結されていても良く、この場合には復帰発条6と
は別の連結手段、例えばヒンジが設けられる。
即ち上記可動枠4は、固定枠側と反対側の自由
端が上下回動可能な回動端に設定されると共に、
この回動端が常時上方へ回動する様に附勢されて
いれば良いから、可動枠4と固定枠3とを連結す
る連結手段と、可動枠4を附勢する復帰発条6と
を別々に用意する事も出来るからである。
この可動枠4の下部両側には回動片42,42
が夫々設けてあり、この回動片42は基部を可動
枠4に枢支されて可動枠4の前方へ回動突出する
と共に回動端には上下方向へ貫通する通孔421
を設けた構成に作られている。
実施例では、第4図に示す如く、上記可動枠4
が上下に2分され、上記可動片42は下方枠部4
3の下端嵌着部431に嵌着されると共に嵌着後
には上方枠部44の脚片441によつて嵌着部内
で回動自在に保持される様構成されており、且つ
等上下2箇の枠部43,44は上記連結片41に
よつて連結されている。
上記ブレーキアーム5は鉄等の剛性材料を屈折
加工して作つた屈曲アーム51とこの屈曲アーム
51に取付けられたブレーキ部52とを備えてお
り、上記屈曲アーム51は上記上記固定枠3の外
側に延びる回動部511と上記可動枠4の内面に
添つて延びる揺動部512と、上記揺動部512
の上端を内方へ屈折して形成した止部513と、
上記揺動部512と回動部511との間に形成さ
れた支軸部514とを有している。
上記回動部511を揺動部512とは略平行な
線l,l′に沿つて延びており、上記支軸部514
は回動部511から内側へ向けて直角状に屈折さ
れている。
上記上方枠部44の上端部分には上記ブレーキ
アーム5の止部513を嵌合する溝部442が第
2図の如く、凹設されていて、この溝部442内
において止部513は押圧発条7により附勢され
ている。
この押圧発条7は止部513を押圧して揺動部
512を常時外方へ偏向せしめるためのもので、
これによつて1対のブレーキアーム5,5はその
揺動部512が相互に離隔する状態に維持されて
いる。
上記ブレーキアーム5,5は、その支軸部51
4を固定枠3の挿通孔32で軸支されると共に上
記揺動部512を上記可動枠4の回動片42に挿
通しており、従つて揺動部512の軸直角方向へ
の動きは回動片42の回動を起し、又支軸部51
4の回転動作は回動部511の回動動作を生起さ
せる。
上記回動部511は、常時スキー板1の外側に
延びる様に設定されており、この回動部511の
胴部には回動部511の回動端を包む様にブレー
キ部52が取付けられている。
実施例では、このブレーキ部52は回動部51
1にモールド成形されたゴム状物質の外層で形成
されており、従つてブレーキ部52が回動部51
1の1部をなしている。
本案スキーブレーキはこの様なものであるか
ら、スキー板1上に使用者の足が載つていない時
には第5図の如く、ブレーキアーム5,5がスキ
ー板1の外側に突出すると共にスキー板1と交差
状になるから、ブレーキ部52が雪中に没入して
スキー板1の流走を阻止するが、スキー板1上に
使用者が載ると第6図の如く、ブレーキアーム5
が回動上昇してスキー板1の上に収容される。
まずスキー板不使用の状態を第5図について説
明すると、この状態の時は、第5図Aの如く可動
枠4が復帰発条6の力で上方へ回動していると共
にブレーキアーム5は押圧発条7によつてその揺
動部512が相互に開く様に附勢されいるから、
回動片42は可動枠4から前方に突出する様に回
動して固定枠3の挿通孔32に接近し、1対のブ
レーキアーム5の回動部511は相互に隔離する
方向に動いて、第5図Bの如く、スキー板1の両
側に夫々突出する事が出来る。
次にスキー板使用の状態を、第6図について説
明すると、この状態の時は、使用者が第6図Bの
如く、靴Sでビンデイング2を踏込むと同時に可
動枠4を押倒してこれを下方へ回動させるから、
回動片42はスキー板1に当接して内側へ回動せ
しめられ、これによつて揺動部512が、押圧発
条7に抗して相互に接近する方向へ回動せしめら
れる。
従つてブレーキアーム5の回動部511は可動
枠4の回動によつて回動上昇すると共に回動片4
2が内側へ回動した分だけ支軸部514が内側へ
摺動するから、これによつて回動部511のブレ
ーキ部52は相互に接近する方向へ移動せしめら
れ第6図Aに示す如く、スキー板1の上に収容さ
れる。
本案スキーブレーキは、この様に可動枠4の回
動時に回動片42が回動し、この回動片42の回
動角度だけブレーキアーム5,5の揺動部51
2,512が相互に接離する方向へ移動し、これ
によつてブレーキ部52,52がスキー板1に対
して接離方向へ移行せしめられる構成であるか
ら、ブレーキ部52,52の移動距離を大きくし
て制動解除時にはブレーキ部52,52をスキー
板1の上に充分接近せしめた状態で重載収容出来
る利益がある他、ブレーキアーム5,5の変形量
を考える必要がないからブレーキアーム5,5に
剛性の大きい材料を用いる事が出来ると云う効果
もあり、更に又ブレーキアーム5がその揺動部5
12の箇処で回動片42により保持されているか
ら、ブレーキアーム5をスキー板1上において確
固に保持定置する事が出来る効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案スキーブレーキの使用時の状態を
示す斜視図、第2図は同上スキーブレーキの1部
切欠正面図、第3図は同斜視図、第4図は同分解
斜視図、第5図は本案スキーブレーキのスキー板
不使用時における状態を示すもので、そのAは平
面図、Bは側面図、第6図は同上スキーブレーキ
のスキー板使用時における状態を示すもので、そ
のAは平面図、Bは側面図、第7図は第6図Bの
状態にある本案スキーブレーキの縦断側面図であ
る。 図中、1はスキー板、3は固定枠、32は挿通
孔、4は可動枠、42は回動片、5はブレーキア
ーム、511は回動部、512は揺動部、514
は支軸部、52はブレーキ部、6は復帰発条、7
は押圧発条を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スキー板上に固定される固定枠と、この固定枠
    に連結手段を介して連結されると共に、固定枠側
    と反対側の自由端を上下方向へ回動し得る回動端
    とした可動枠と、この可動枠を、その自由端が上
    方へ回動するように常時附勢する復帰発条と、上
    記可動枠と上記固定枠とを挿通する様に設けられ
    た1対のブレーキアームと、このブレーキアーム
    に附設された押圧発条とを備え、上記固定枠には
    その可動枠と近接する側の両側に挿通孔を夫々形
    成すると共に上記可動枠の上記固定枠に近接する
    側の両側には可動枠の前面へ突出回動し得る回動
    片を夫々設け、上記ブレーキアームには上記回動
    片に挿通される揺動部と、この揺動部の下端に揺
    動部に対し直角状に屈折する様形成されると共に
    上記挿通孔に挿通された支軸部と、上記支軸部か
    ら固定枠の外側に沿つて延出すると共に常時スキ
    ー板と交差状に位置する様作られた回動部と、こ
    の回動部に附設されたブレーキ部とを設け、上記
    押圧発条は上記回動枠が上方へ回動している時に
    上記1対のブレーキアームを相互に離隔する方向
    へ附勢する様設定し、上記回動片は上記ブレーキ
    アームの揺動部が離隔している時には可動枠から
    突出する一方上記揺動部が上記押圧発条に抗して
    相互に接近方向へ移行する時は可動枠側へ後退回
    動する様に構成し、上記可動枠を靴により復帰発
    条に抗して下方へ回動せしめる事によつて上記回
    動片を後退回動せしめ、これによつてブレーキア
    ームのブレーキ部をスキー板の上に上昇回動せし
    めると同時に相互に引寄せてスキー板上に収容す
    る様構成したスキーブレーキ。
JP18521382U 1982-12-07 1982-12-07 スキ−ブレ−キ Granted JPS5993479U (ja)

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JP18521382U JPS5993479U (ja) 1982-12-07 1982-12-07 スキ−ブレ−キ

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JPS5993479U JPS5993479U (ja) 1984-06-25
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5338434A (en) * 1976-09-16 1978-04-08 Tmc Corp Antiiflow device for ski
JPS5719975A (en) * 1980-07-11 1982-02-02 Toshiba Corp Alkaline zinc storage battery
JPS5729377A (en) * 1980-06-10 1982-02-17 Jiyosefu Arufuretsudo Be Jiyan Ski brake

Patent Citations (3)

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JPS5993479U (ja) 1984-06-25

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