JPH0428210Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0428210Y2 JPH0428210Y2 JP2774287U JP2774287U JPH0428210Y2 JP H0428210 Y2 JPH0428210 Y2 JP H0428210Y2 JP 2774287 U JP2774287 U JP 2774287U JP 2774287 U JP2774287 U JP 2774287U JP H0428210 Y2 JPH0428210 Y2 JP H0428210Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- lead wire
- pressing direction
- central axis
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 24
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 3
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は例えば内燃機関を始動するスタータの
スタータモータに用いられるブラシホルダ装置に
関するものである。
スタータモータに用いられるブラシホルダ装置に
関するものである。
従来のブラシホルダ装置は、ブラシリード線が
ブラシの押圧方向の軸線上に設けられ、それに応
じてブラシを収納する収納部には、ブラシリード
線が挿入されるように、中心に溝部が形成されて
いる。そして、ブラシを収納部に挿入する時、ブ
ラシリード線を溝部に挿入していた。
ブラシの押圧方向の軸線上に設けられ、それに応
じてブラシを収納する収納部には、ブラシリード
線が挿入されるように、中心に溝部が形成されて
いる。そして、ブラシを収納部に挿入する時、ブ
ラシリード線を溝部に挿入していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上述した従来のものでは、ブラシリ
ード線がブラシの中心に設けられ、かつそれに応
じて溝部も収納部の中心に形成されているため、
ブラシを収納部に組み付ける時、誤操作によりブ
ラシが正規組付状態に対し押圧方向に180°反転し
た状態で組付けられてしまうことがある。
ード線がブラシの中心に設けられ、かつそれに応
じて溝部も収納部の中心に形成されているため、
ブラシを収納部に組み付ける時、誤操作によりブ
ラシが正規組付状態に対し押圧方向に180°反転し
た状態で組付けられてしまうことがある。
そのため、ブラシが反転したまま組み付けられ
ると、ブラシリード線がコンミテータ側に近接し
てしまう組付け不良があり、そのための手直しに
大幅に労力を費していた。
ると、ブラシリード線がコンミテータ側に近接し
てしまう組付け不良があり、そのための手直しに
大幅に労力を費していた。
本考案はブラシのブラシ押圧方向の外周側の位
置に設けるブラシリード線を前記ブラシのブラシ
押圧方向の中心軸線より偏心させた位置に設ける
と共に、 前記ブラシを収納する筒状の収納部に、前記ブ
ラシ押圧方向に伸びると共に、その中心軸線が前
記ブラシのブラシ押圧方向の中心軸線に対し前記
ブラシリード線の取付位置に偏心した溝部を設
け、 前記ブラシを前記収納部に収納すると共に、前
記ブラシリード線を前記溝部に挿入する時、前記
ブラシリード線と前記溝部の中心軸線とが前記ブ
ラシのブラシ押圧方向の中心軸線に対して同一側
に偏心して配置されることを特徴とするブラシホ
ルダ装置とすることである。
置に設けるブラシリード線を前記ブラシのブラシ
押圧方向の中心軸線より偏心させた位置に設ける
と共に、 前記ブラシを収納する筒状の収納部に、前記ブ
ラシ押圧方向に伸びると共に、その中心軸線が前
記ブラシのブラシ押圧方向の中心軸線に対し前記
ブラシリード線の取付位置に偏心した溝部を設
け、 前記ブラシを前記収納部に収納すると共に、前
記ブラシリード線を前記溝部に挿入する時、前記
ブラシリード線と前記溝部の中心軸線とが前記ブ
ラシのブラシ押圧方向の中心軸線に対して同一側
に偏心して配置されることを特徴とするブラシホ
ルダ装置とすることである。
ブラシリード線の取付位置をブラシのブラシ押
圧方向の中心軸線より偏心させた位置に設けると
共に、ブラシリード線が挿入される収納部の溝部
の中心軸線をブラシのブラシ押圧方向の中心軸線
より偏心させてあるから、ブラシを180°回転させ
てブラシホルダの収納部に組付けようとしたとき
には、ブラシリード線の取付位置と溝部の中心軸
線とが、ブラシのブラシ押圧方向の中心軸線に対
して互いに異方向に偏心した状態になるため、ブ
ラシリード線の取付位置と溝部の位置とが対応せ
ずブラシをブラシホルダの収納部に組付けること
ができない。
圧方向の中心軸線より偏心させた位置に設けると
共に、ブラシリード線が挿入される収納部の溝部
の中心軸線をブラシのブラシ押圧方向の中心軸線
より偏心させてあるから、ブラシを180°回転させ
てブラシホルダの収納部に組付けようとしたとき
には、ブラシリード線の取付位置と溝部の中心軸
線とが、ブラシのブラシ押圧方向の中心軸線に対
して互いに異方向に偏心した状態になるため、ブ
ラシリード線の取付位置と溝部の位置とが対応せ
ずブラシをブラシホルダの収納部に組付けること
ができない。
以下、本考案を図に示す実施例につてい説明す
る。第1図はスタータモータに適用される本考案
になるブラシホルダ装置を示す要部斜視図で、図
において図示しないコンミテータに摺接するブラ
シ1はブラシホルダ2の収納部2aに収納され、
収納部2aに収納された図示しないブラシスプリ
ングブによりコンミテータ側に押圧されている。
2bは複数の収納部2aを連結する連結部であ
る。
る。第1図はスタータモータに適用される本考案
になるブラシホルダ装置を示す要部斜視図で、図
において図示しないコンミテータに摺接するブラ
シ1はブラシホルダ2の収納部2aに収納され、
収納部2aに収納された図示しないブラシスプリ
ングブによりコンミテータ側に押圧されている。
2bは複数の収納部2aを連結する連結部であ
る。
第2図、第3図にブラシホルダ、ブラシの正面
図を示す如く、ブラシリード線1aをブラシ押圧
方向の外周側に設け、かつその取付位置をブラシ
の中心軸線XよりC量ずらしており、また、ブラ
シホルダ2の溝部2cは、ブラシ押圧方向に伸び
る如く設けられ、かつその中心軸線をブラシの中
心軸線Xよりずらしてブラシリード線1aの取付
位置に対応させると共に、ブラシホルダ2の溝部
2cの巾はブラシリード線1aの径より若干広く
設定し、B>A+δとすることにより、正規組付
時は円滑に組付けられる。そして、第2図に示す
如く、ブラシリード線1aが、収納部2a側に配
置されることとなり、正確に組み付けられる。
図を示す如く、ブラシリード線1aをブラシ押圧
方向の外周側に設け、かつその取付位置をブラシ
の中心軸線XよりC量ずらしており、また、ブラ
シホルダ2の溝部2cは、ブラシ押圧方向に伸び
る如く設けられ、かつその中心軸線をブラシの中
心軸線Xよりずらしてブラシリード線1aの取付
位置に対応させると共に、ブラシホルダ2の溝部
2cの巾はブラシリード線1aの径より若干広く
設定し、B>A+δとすることにより、正規組付
時は円滑に組付けられる。そして、第2図に示す
如く、ブラシリード線1aが、収納部2a側に配
置されることとなり、正確に組み付けられる。
ブラシ1が180°回転した時は、第4図に示す如
く、ブラシリード線1aが、収納部2aに干渉
し、ブラシホルダ2の溝部2cに挿入できず、ブ
ラシ1aの組み付けができない。従つて、ブラシ
1の組み付けを間違えることなく、確実に組み付
けが可能となる。
く、ブラシリード線1aが、収納部2aに干渉
し、ブラシホルダ2の溝部2cに挿入できず、ブ
ラシ1aの組み付けができない。従つて、ブラシ
1の組み付けを間違えることなく、確実に組み付
けが可能となる。
上述のように、本考案においては、ブラシを
180°回転させてブラシホルダに組付けようとした
ときには、ブラシリード線の取付位置と溝部の位
置とが対応せず、ブラシはブラシホルダに組付か
ないようになつているから、ブラシの誤組付けを
防止し、作業性を向上できるという効果が大であ
る。
180°回転させてブラシホルダに組付けようとした
ときには、ブラシリード線の取付位置と溝部の位
置とが対応せず、ブラシはブラシホルダに組付か
ないようになつているから、ブラシの誤組付けを
防止し、作業性を向上できるという効果が大であ
る。
第1図は本考案になるブラシホルダ装置の要部
の斜視図、第2図はブラシホルダ、ブラシの平面
図、第3図はブラシを示す正面図、第4図は本考
案になるブラシホルダ装置において、ブラシを
180°回転した場合にブラシがブラシホルダの収納
部に組付かないことを説明するための模式図であ
る。 1……ブラシ、1a……ブラシリード線、2…
…ブラシホルダ、2a……収納部、2c……溝
部。
の斜視図、第2図はブラシホルダ、ブラシの平面
図、第3図はブラシを示す正面図、第4図は本考
案になるブラシホルダ装置において、ブラシを
180°回転した場合にブラシがブラシホルダの収納
部に組付かないことを説明するための模式図であ
る。 1……ブラシ、1a……ブラシリード線、2…
…ブラシホルダ、2a……収納部、2c……溝
部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ブラシのブラシ押圧方向の外周側の位置に設け
るブラシリード線を前記ブラシのブラシ押圧方向
の中心軸線より偏心させた位置に設けると共に、 前記ブラシを収納する筒状の収納部に、前記ブ
ラシ押圧方向に伸びると共に、その中心軸線が前
記ブラシのブラシ押圧方向の中心軸線に対し前記
ブラシリード線の取付位置に偏心した溝部を設
け、 前記ブラシを前記収納部に収納すると共に、前
記ブラシリード線を前記溝部に挿入する時、前記
ブラシリード線と前記溝部の中心軸線とが前記ブ
ラシのブラシ押圧方向の中心軸線に対して同一側
に偏心して配置されることを特徴とするブラシホ
ルダ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2774287U JPH0428210Y2 (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2774287U JPH0428210Y2 (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63137569U JPS63137569U (ja) | 1988-09-09 |
JPH0428210Y2 true JPH0428210Y2 (ja) | 1992-07-08 |
Family
ID=30830059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2774287U Expired JPH0428210Y2 (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0428210Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-02-26 JP JP2774287U patent/JPH0428210Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63137569U (ja) | 1988-09-09 |
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