JPH04279292A - 帯状シートの穿孔装置 - Google Patents

帯状シートの穿孔装置

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JPH04279292A
JPH04279292A JP9140191A JP4019191A JPH04279292A JP H04279292 A JPH04279292 A JP H04279292A JP 9140191 A JP9140191 A JP 9140191A JP 4019191 A JP4019191 A JP 4019191A JP H04279292 A JPH04279292 A JP H04279292A
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laser
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belt
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、巻紙或は、チップペー
パー等の帯状シートの穿孔装置に係り、特に均一な形状
の穿孔を高速で帯状シートに穿孔することができる穿孔
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の穿孔装置では、穿孔形状が均一で
、しかも、正確な穿孔模様を有する多数の微小孔を巻紙
、或は、チップペーパー等の帯状シートに形成する為に
パルスレーザビームが用いられている。従来、レーザー
ビームをパルス化する方法として(1) パルスビーム
発振方式、(2) スリット方式、(3) チョパー方
式、及び(4)シャッター方式、即ち、ビーム走査方式
が知られている。
【0003】(1) のパルスビーム発振方式では、通
常、レーザービーム発振源としてパルス状のレーザービ
ームを発生する炭酸ガスレーザーが用いられる。これは
、炭酸ガスレーザーは、パルス状のレーザービームを大
きなパワーで発生し、しかも、チップペーパー等の帯状
シートに含まれる水を吸収するに最適な波長である10
μの波長を有するレーザービームをこの炭酸ガスレーザ
ーが発生することから選定されている。現状では、紙に
穿孔を施すレーザーとしてこの炭酸ガスレーザー以外に
最適なレーザーが開発されていないとされている。然な
がら、炭酸ガスレーザは、そのレーザービームの立ち上
がり及び立ち下がりに数百μsec を要し、十分に短
い周期でレーザービームパルス列を発生させることがで
きない。従って、光源に炭酸ガスレーザーを用いた穿孔
装置では、高速で微細孔を形成することに限界があり、
より高速化することができない問題がある。具体的には
、1mmピッチの穿孔を紙に施すには、2mm/sec
で穿孔を施すことが限界であり、穿孔の能率が悪い問題
がある。
【0004】また、(2) のスリット方式では、連続
して発生されるレーザービームがレンズ系によって穿孔
面に集光された状態でスリット列が形成されたスリット
部材が穿孔が施される紙とともに穿孔面上を走行され、
断続的に紙にスリットを介してレーザビームが集光され
る。 従って、穿孔紙には、スリット列に対応して穿孔が断続
的に形成される。このスリット方式は、パルスビーム発
振方式とは異なり、レーザービームが連続的に発振され
ることからレーザービームの立ち上がり及び立ち下がり
に伴う穿孔速度に関する制約はなく、パルスビーム発振
方式に比べて高速で紙に穿孔を施すことができ、穿孔に
伴うコストを低減することができるとされている。例え
ば、このスリット方式の実際の例では、6mm/sec
の穿孔速度で穿孔を紙に施すことができる。然ながら、
このスリット方式にも、次のような問題がある。
【0005】(a) スリット部材に形成されたスリッ
トの寸法上のバラツキがそのまま紙に転写されることと
なることから、スリットの加工精度に依存して穿孔のサ
イズ及びピッチが変化される。通常、パルスビーム発振
方式に比べてスリット方式では、穿孔のサイズ及びピッ
チのバラツキが大きい問題がある。
【0006】(b) スリットは、レンズ系の略焦点付
近に位置され、集光されたレーザービームがスリット部
材に常に照射される。従って、スリット部材は、この集
光レーザービームによって損傷される虞がある。損傷が
生じた場合には、この損傷によって各々のスリットのサ
イズが変化され、穿孔のバラツキが更に大きくなる問題
がある。
【0007】(c) 穿孔の際に紙は、レーザーエネル
ギーによって焼かれるが、この焼かれる紙のカスがスリ
ットに付着し、集光レーザービームの通過を妨害する虞
がある。これにより、より穿孔サイズのバラツキが大き
くなる問題がある。
【0008】(3) のチョッパー方式では、連続して
発生されるレーザービームが回転されているチョッパー
円盤に向けられ、この回転円盤によってチョップされて
、セグメントレーザービームに分離され、このセグメン
トレーザービームが次々と紙に集光されることによって
紙には、穿孔が間欠的に一定の周期で形成される。この
チョッパー方式は、上述したパルスビーム発振方式及び
スリット方式に特有の問題を解決することができるが、
チョッパー円盤を高速で回転することが要求され、場合
によっては、チョッパー円盤が回転に伴う遠心力で破壊
される虞がある。具体的には、直径30cmのチョッパ
ー円盤でチョップ数を20個とすると、回転数が1,0
00r.p.mで20,000個/minの穿孔しか形
成できないに対し、回転数が60,000r.p.m 
では、1,200,000 個/minの穿孔を形成す
ることができる。然ながら、60,000r.p.m 
の回転数でチョッパー円盤を回転する場合には、この回
転円盤が破壊される虞が大きい問題がある。
【0009】上述した(1) のパルスビーム発振方式
では、間欠的にレーザービームが発生されることから、
レーザー発生源自体が効率的にレーザービームを発生し
ない問題があり、(2) のスリット方式及び(3) 
のシャッター方式は、発生されたレーザービームのパワ
ーを有効に活用していない問題がある。即ち、スリット
方式及びシャッタ方式に於いては、非穿孔部に相当する
紙の領域に於いては、レーザービームがスリット部材、
或は、チョッパー円盤によって遮蔽されることから、レ
ーザーから発生されたレーザービームが有効に利用され
ていない問題がある。
【0010】(4) のシャッター方式は、特公昭57
−37437、特公昭57−49318及び特公昭59
−318に開示されるように、連続して発生されるレー
ザービームが複数組の反射面及び開口部を設けた複数の
回転円盤に向けられ、反射面に於ける反射及び開口部に
於ける透過よってレーザービームがセグメントパルスに
分離されて穿孔されるべき紙に集光されている。このシ
ャッター方式では、同時に複数列の穿孔が形成されるこ
とから、レーザーパワーを有効利用して効率的に紙に穿
孔を施すことができるが、穿孔列数に応じた複数の回転
円盤が必要とされ、高速穿孔を考慮する場合には、これ
らの回転円盤は、極めて高い加工精度で作られることが
要求される。加工精度が低い場合には、回転円盤の回転
バランスがくずれて穿孔精度が低下したり、最悪の場合
には、装置自体が破壊される虞がある。また、回転円盤
上に複数組の反射面及び開口部を配置する必要から、回
転円盤の径が通常大きくする必要があり、このことから
も回転円盤の加工精度が低下し、穿孔精度の低下或は、
装置の破壊を招く虞がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】いずれの方式を採用し
た従来の穿孔装置にあっては、高速穿孔が困難であった
り、穿孔サイズにバラツキが生じて穿孔精度が低下した
り、レーザーパワーが有効的に利用されず、更に、高速
穿孔を施そうとすると回転円盤の加工精度が悪い場合に
は、装置自体が破損する問題がある。この発明の目的は
、上述した事情に鑑みなされたものであって、帯状シー
トに高い精度で高速穿孔を安定して施すことができる穿
孔装置を提供するにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、連続
的にレーザービームを発生するレーザ発生源と、レーザ
ービームを集束する集束レンズと、集束性のレーザービ
ームを偏向する回転多面体ミラーと、多面体ミラーから
の偏向レーザービームで走査され、このレーザービーム
の走査に伴いこのレーザービームを分割反射するビーム
分割ミラーと、ビーム分割ミラーから向けられたレーザ
ービームを2つのセグメントビームに分離して夫々異な
る方向に向ける分離ミラーと、及び分離ミラーからのセ
グメントレーザービームを帯状シートに集光する集光レ
ンズと、を具備することを特徴とする帯状シートの穿孔
装置が提供される。また、この発明の穿孔装置の好まし
い実施例によれば、分離ミラーは、夫々台形形状の反射
面を有し、その反射面に沿って移動可能に配置されてい
る。
【0013】
【作用】この発明の帯状シートの穿孔装置にあっては、
連続的にレーザービームが発生されることから、安定し
たパワーで穿孔が帯状シートに施されることとなり、均
一な穿孔が帯状シートに形成される。また、レーザービ
ームは、回転多面体ミラーと反射ミラーの組み合せで分
割され、全てのエネルギーが穿孔に利用されることから
、装置としてのエネルギー利用効率が良く、同時に複数
列を開孔することから穿孔効率を向上させることができ
る。
【0014】
【実施例】以下図面を参照してこの発明の穿孔装置の一
実施例を説明する。
【0015】第1図に示されるようにレーザー源1から
連続的にレーザービーム2がX方向に向けて発生されて
集光レンズ3によって集束される。この集束性のレーザ
ービームは、第1のミラー4によってY方向に90度向
きを変えて多面体ミラー、即ち、ポリゴンミラー5に入
射される。このポリゴンミラー5は、第2A図及び第2
B図に示すように裁頭円錐状に形成され、その周囲には
、略45度に傾斜された所定数の反射面5Aが設けられ
ている。このポリゴンミラー5は、第1図に示されるよ
うに高速回転回転されるスピンドル6に取り付けられて
いる。このポリゴンミラー5によって反射されたレーザ
ービームは、このポリゴンミラー5の回転に伴い偏向さ
れて第2の反射ミラー7に向けられる。ポリゴンミラー
5によって偏向されるレーザービームの偏向角、換言す
れば、偏向範囲は、ポリゴンミラー5の反射面の数によ
って決定される。
【0016】第2の反射ミラー7は、Z方向に微動調整
可能に支持され、第1図に示されるようにその頂部がポ
リゴンミラー5に向けられた三角柱状に形成され、その
三角柱状部の頂部で連接する一対の面が反射に定められ
ている。偏向されたレーザービームは、第3図の矢印I
で示されるように反射ミラー7の頂部を境とする一対の
反射面7A7Bを順番に走査することとなり、この一対
の反射面7A、7Bの走査にともない第1及び第2のレ
ーザービームに分割されて夫々第3及び第4のミラー対
8、9、10、11に向けて反射される。即ち、反射ミ
ラー7の反射面7Aをレーザービームが走査している間
は、レーザービームは、第3のミラー対8、9に向けら
れ、レーザービームが反射ミラー7の頂部を越えて反射
面7Bに達するとレーザービームは、第4のミラー対1
0、11に向けられるようになり、反射ミラー7の反射
面7Bをレーザービームが走査している間は、レーザー
ビームは、第4のミラー対10、11に向けられ続ける
。レーザービームの偏向が繰り返されるにともない、レ
ーザービームは、交互に第3及び第4のミラー対8、9
、10、11に振り分けられる。
【0017】第3のミラー対8、9に向けられた第1の
レーザービームは、この第3のミラー対8、9によって
第1及び第2のセグメントビームに分離されて互いに反
対方向に反射される。第1及び第2のセグメントビーム
は、集光レンズ12、13によって光学系7、8、9、
11、12、13の周囲を矢印IIに沿って走行するシ
ート18に向けて集光される。このシート18の集光レ
ンズ12、13に対向する領域は、集光レンズ12、1
3の焦点面を通過するように定められている。従って、
集光レンズ12、13で集光された第1及び第2のセグ
メントビームは、集光レンズ12、13に対向するシー
ト18の領域に最小ビームスポットを形成し、シート1
8に微細孔20を形成することとなる。同様に、第4の
ミラー対10、11に向けられた第2のレーザービーム
は、この第4のミラー対10、11によって第3及び第
4のセグメントビームに分離されて互いに反対方向に反
射される。第3及び第4のセグメントビームは、集光レ
ンズ14、15によって光学系7、8、9、11、12
、13、14、15の周囲を走行するシート16に向け
て集光される。このシート18の集光レンズ14、15
に対向する領域は、同様に集光レンズ14、15の焦点
面を通過するように定められている。従って、集光レン
ズ14、15で集光された第1及び第2のセグメントビ
ームは、集光レンズ14、15に対向するシート18の
領域に最小ビームスポットを形成し、シート18に微細
孔20を形成することとなる。
【0018】集光レンズ12、13、14、15の夫々
は、その焦点がシート18の幅方向に関し異なる座標点
に位置されるようにシート18に向けられている。従っ
て、集光レンズ12によって集光される第1のセグメン
トビームによって第1列の微細孔20が形成され、同様
に夫々集光レンズ13、14、15によって集光される
第2、第3及び第4のセグメントビームによって第2、
第3、第4列の微細孔20がシート18に並列に形成さ
れる。
【0019】第3及び第4のミラー対8、9、10、1
1の各ミラーの反射面は、その平面形状が略台形に形成
され、その面に沿って微小範囲内において移動可能に配
置されている。即ち、第4図に示すようにミラー8は、
台形の1つの側辺の方向IIIに沿って微小移動可能に
配置されている。このミラー8を方向IIIに沿って移
動させることによって第5図に示す微小孔20の長さa
と微小孔20のピッチbとの比である開口比b/aを変
化させることができる。即ち、ミラー8を方向IIIに
沿って移動させると、レーザービームが反射される領域
の幅が変化される。例えば、ミラー8の最大幅を有する
領域にレーザービームが照射されてこの領域がレーザー
ビームで走査される場合には、最大幅を有する領域を走
査する期間の間、レーザービームは、この領域から反射
されて集光レンズ13を介してシート18に集光されて
最大の開口長bを有する微細孔20が形成される。これ
に対して、ミラー8が移動されると、第2のミラー7か
ら反射されたレーザービームは、最大幅を有する領域よ
りも小さい幅を有するミラー8の領域に照射され、この
領域を走査することとなる。従って、最大幅を有する領
域を走査する期間に比べて短い期間の間、レーザービー
ムがミラー8から反射されて集光レンズ13に向けられ
る。その結果、レーザービームが照射されたミラー8の
領域に応じた開口長bを有する微細孔が形成される。こ
のように開口長bが変化可能なことから開口比b/aが
変化される。 具体例
【0020】レーザー源1として連続的にレーザービー
ムを発生可能な炭酸ガスレーザーを用い、この炭酸ガス
レーザーから13mmのビーム径を有するレーザービー
ムが発生される。このレーザービームは、焦点距離25
4mm を有する集光レンズ3を用いてポリゴンミラー
5の反射面上で略1mm から2mm の径となるよう
に集光される。通常、レーザー源からは、10mmから
15mmのビーム径を有するレーザービームが発生され
るが、レーザー源1から1mm から2mm のビーム
径を有するレーザービームを発生させることができる場
合には、この集光レンズ3は、不用となる。多面体ミラ
ー、即ち、ポリゴンミラー5は、50mmの直径を有し
、その外周は、24面体に形成され、各面は、6mm 
X 6mm の大きさを有する反射面5Aに形成されて
いる。このポリゴンミラー5は、高速スピンドル6によ
って70,000 r.p.mで回転される。ポリゴン
ミラー5が30cm程の直径を有している場合には、ポ
リゴンミラー5の反射面の大きさを十分に大きくするこ
とができ、10mmから15mmのビーム径を有するレ
ーザービームを集光レンズ3を介さず、そのままポリゴ
ンミラー5に導入することができるが、ポリゴンミラー
5を高速回転させることができない。即ち、30cm程
の直径を有するポリゴンミラー5が70,000 r.
p.mもの回転数で高速回転される場合には、回転時の
遠心力でポリゴンミラー5が破壊される虞があるからで
ある。このポリゴンミラーに入射されるレザービームの
径は、反射面の一辺の長さの1/3から1/4以下であ
ることが好ましい。これは、回転するポリゴンミラー5
の1つの反射面とこれに境界部を介して接する反射面に
同時にレーザービームが照射される期間は、無駄時間と
なることとことから、この期間をできる限り小さくする
観点から定められている。また、上述した開口比a/b
に関しては、シガレットのフィルター用チップペーパー
の場合、その開口比a/bが略1/4に定められること
が望ましい。 比較例
【0021】穿孔列を4列、穿孔間隔0.5mm とし
た場合において従来の穿孔装置の回転部が40組のミラ
ー数を必要とするに対して本願の穿孔装置の回転部は、
24面の反射ミラー数を有するにも拘らず、下記のよう
な結果が得られ、この発明の穿孔装置によれば、高速穿
孔が可能であるこることが確認されている。 回転数            穿孔速度(m/min
)rpm           従来技術      
  本案5000       5x40x0.5=1
00      5x24x0.5=6010000 
               200       
  12020000               
 400              2403000
0                 /      
    36050000             
    /            60070000
                 /       
      840
【0022】
【発明の効果】以上のようにこの発明の穿孔装置におい
ては、連続して発生されるレーザービームを利用してい
ることから、そのパワーが安定することとなり、その結
果、穿孔されて形成された微細孔のサイズ及び形状のバ
ラツキが小さくすることができる。レーザービームは、
回転多面体ミラーと反射ミラーの組み合せで分割され、
全てのエネルギーが穿孔に利用されることから、装置と
してのエネルギー利用効率が良く、同時に複数列を開孔
することから穿孔効率を向上させることができる。
【0023】また、回転部は、高速スピンドルとこれに
取り付けられた多面体ミラーであり、この多面体ミラー
は、主要な構成要素が反射面のみであることから、回転
部の構造が簡略となり、比較的加工容易に製造すること
ができるとともに回転部の回転速度を大きくすることに
よって穿孔速度をより高速化することが可能となる。
【0024】更に、第3および第4のミラー対のミラー
が略台形形状に形成され、このミラーが微小範囲亙って
可動可能に構成されていることから、比較的容易に集光
されるレーザービームのビーム径を変更することができ
、これにより容易に穿孔により形成される微細孔の開口
比を変化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  図1は、この発明の穿孔装置の一実施例を
示す概略図。
【図2】  図2(a)、(b)は、図1に示された穿
孔装置に組み込まれる回転多面体ミラーを示す平面図及
び側面図、
【図3】  図3は、図1に示された穿孔装置の第2の
反射ミラーから第3及び第4の反射ミラーに至る光学系
を概略的に示す平面図、
【図4】  図4は、図1に示された穿孔装置の第2の
反射ミラーから穿孔されるチップペーパーに至る光学系
を概略的に示す斜視図、
【図5】  図5は、この発明の穿孔装置によって穿孔
された微細孔のピッチと開口長との関係を示す図。
【符号の説明】
1・・・レーザー源、3・・・集光レンズ、4・・・第
1の反射ミラー、5・・・回転多面体ミラー、7・・・
第2のミラー、8、9、10、11・・・ミラー対、1
2、13、14、15・・・集光レンズ、18・・・チ
ップペーパー、20・・・微細孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  連続的にレーザービームを発生するレ
    ーザ発生源と、レーザービームを集束する集束レンズと
    、集束性のレーザービームを偏向する回転多面体ミラー
    と、多面体ミラーからの偏向レーザービームで走査され
    、このレーザービームの走査に伴いこのレーザービーム
    を分割反射するビーム分割ミラーと、ビーム分割ミラー
    から向けられたレーザービームを2つのセグメントビー
    ムに分離して夫々異なる方向に向ける分離ミラーと、及
    び分離ミラーからのセグメントレーザービームを帯状シ
    ートに集光する集光レンズと、を具備することを特徴と
    する帯状シートの穿孔装置。
  2. 【請求項2】  分離ミラーは、夫々台形形状の反射面
    を有し、その反射面に沿って移動可能に配置されている
    ことを特徴とする請求項1の帯状シートの穿孔装置。
JP3040191A 1991-03-06 1991-03-06 帯状シートの穿孔装置 Expired - Fee Related JP3071227B2 (ja)

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