JP3146076B2 - 通気度検出方法及びその装置 - Google Patents
通気度検出方法及びその装置Info
- Publication number
- JP3146076B2 JP3146076B2 JP28145692A JP28145692A JP3146076B2 JP 3146076 B2 JP3146076 B2 JP 3146076B2 JP 28145692 A JP28145692 A JP 28145692A JP 28145692 A JP28145692 A JP 28145692A JP 3146076 B2 JP3146076 B2 JP 3146076B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- opening
- air
- air permeability
- orifice
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 title claims description 45
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 title description 24
- 230000035699 permeability Effects 0.000 claims description 84
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 19
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 15
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 5
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 235000019504 cigarettes Nutrition 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 2
- SNICXCGAKADSCV-JTQLQIEISA-N (-)-Nicotine Chemical compound CN1CCC[C@H]1C1=CC=CN=C1 SNICXCGAKADSCV-JTQLQIEISA-N 0.000 description 1
- 241000208125 Nicotiana Species 0.000 description 1
- 235000002637 Nicotiana tabacum Nutrition 0.000 description 1
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 229960002715 nicotine Drugs 0.000 description 1
- SNICXCGAKADSCV-UHFFFAOYSA-N nicotine Natural products CN1CCCC1C1=CC=CN=C1 SNICXCGAKADSCV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N15/00—Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume or surface-area of porous materials
- G01N15/08—Investigating permeability, pore-volume, or surface area of porous materials
- G01N15/082—Investigating permeability by forcing a fluid through a sample
- G01N15/0826—Investigating permeability by forcing a fluid through a sample and measuring fluid flow rate, i.e. permeation rate or pressure change
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
- G01F1/00—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Laser Beam Processing (AREA)
- Measuring Arrangements Characterized By The Use Of Fluids (AREA)
- Measuring Volume Flow (AREA)
- Details Of Flowmeters (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、帯状シ−ト材料に開
けた通気孔の通気度を検出する方法及び装置に係り、特
に、目標の通気度に設定された通気孔と帯状シ−ト材料
に開けた通気孔との通気抵抗の差を比較して、この結果
をレ−ザ−発振器にフィ−ドバックしてレ−ザ−ビ−ム
の強度を制御する通気度検出方法及びその装置に関す
る。
けた通気孔の通気度を検出する方法及び装置に係り、特
に、目標の通気度に設定された通気孔と帯状シ−ト材料
に開けた通気孔との通気抵抗の差を比較して、この結果
をレ−ザ−発振器にフィ−ドバックしてレ−ザ−ビ−ム
の強度を制御する通気度検出方法及びその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、帯状シ−ト材料に通気孔を開ける
装置としては、特開昭63−188486号に開示され
ている開孔装置等が知られている。この開孔装置は、パ
ルスレ−ザ−を鏡面多角錐体に照射し、反射されるレ−
ザ−を回転半径として移動する帯状シ−ト材料に集束す
ることにより、帯状シ−ト材料に開孔している。
装置としては、特開昭63−188486号に開示され
ている開孔装置等が知られている。この開孔装置は、パ
ルスレ−ザ−を鏡面多角錐体に照射し、反射されるレ−
ザ−を回転半径として移動する帯状シ−ト材料に集束す
ることにより、帯状シ−ト材料に開孔している。
【0003】また、上記の装置により開孔された帯状シ
−ト材料の開孔の度合を検出する方法としては、開孔部
の通過光量を測定する方法や通気量を測定する方法が知
られており、特に、タバコに用いられるチップペ−パ−
の開孔度を測定する方法としては、通気量を測定する方
法が知られている。
−ト材料の開孔の度合を検出する方法としては、開孔部
の通過光量を測定する方法や通気量を測定する方法が知
られており、特に、タバコに用いられるチップペ−パ−
の開孔度を測定する方法としては、通気量を測定する方
法が知られている。
【0004】タバコのフィルタ−に巻かれるチップペ−
パ−には、ニコチン及びタ−ルの吸飲濃度を希しゃくす
るための通気孔が設けられており、この通気孔の通気度
は、たばこの嗜好感覚を左右し、この通気度を一定の値
に制御することが重要とされている。
パ−には、ニコチン及びタ−ルの吸飲濃度を希しゃくす
るための通気孔が設けられており、この通気孔の通気度
は、たばこの嗜好感覚を左右し、この通気度を一定の値
に制御することが重要とされている。
【0005】次に、従来のチップペ−パ−の通気度検出
方法及びその装置について図面を用いて説明する。
方法及びその装置について図面を用いて説明する。
【0006】図3に示すように、レ−ザ−発振器51か
ら発振されるパルスレ−ザ−ビ−ムLは、反射鏡52で
反射され、集光レンズ53で集光され、一定速度で移動
するチップペ−パ−C上に照射される。即ち、集光レン
ズ53は、パルスレ−ザ−ビ−ムLがチップペ−パ−C
上で焦点を結ぶように調整され、移動するチップペ−パ
−C上に連続した穴が開けられる。尚、チップペ−パ−
Cの開孔の度合である通気度は、チップペ−パ−Cの走
行速度、レ−ザ−ビ−ムの点灯周期、レ−ザ−ビ−ムの
点灯時間、レ−ザ−ビ−ムの強度、及びチップペ−パ−
Cの材質等の条件によって決定される。
ら発振されるパルスレ−ザ−ビ−ムLは、反射鏡52で
反射され、集光レンズ53で集光され、一定速度で移動
するチップペ−パ−C上に照射される。即ち、集光レン
ズ53は、パルスレ−ザ−ビ−ムLがチップペ−パ−C
上で焦点を結ぶように調整され、移動するチップペ−パ
−C上に連続した穴が開けられる。尚、チップペ−パ−
Cの開孔の度合である通気度は、チップペ−パ−Cの走
行速度、レ−ザ−ビ−ムの点灯周期、レ−ザ−ビ−ムの
点灯時間、レ−ザ−ビ−ムの強度、及びチップペ−パ−
Cの材質等の条件によって決定される。
【0007】このように開孔されたチップペ−パ−Cの
通気孔は、チップペ−パ−Cの移動に伴い、その長手方
向に一定速度で移動され、開孔屑収集部54上を通過す
る際に開孔時に発生する屑が収集され、通気度検出部5
5上を通過される。
通気孔は、チップペ−パ−Cの移動に伴い、その長手方
向に一定速度で移動され、開孔屑収集部54上を通過す
る際に開孔時に発生する屑が収集され、通気度検出部5
5上を通過される。
【0008】通気度検出部55は、チップペ−パ−C側
に検出窓55aを有し、チップペ−パ−Cとは反対側に
吸引部57が接続されている。また、通気度検出部55
と吸引部57との間には、空気の流量を空気圧に変換す
るためのオリフィス56が設けられ、通気度検出部55
とオリフィス56との間には、差圧型圧力変換器58が
設けられている。
に検出窓55aを有し、チップペ−パ−Cとは反対側に
吸引部57が接続されている。また、通気度検出部55
と吸引部57との間には、空気の流量を空気圧に変換す
るためのオリフィス56が設けられ、通気度検出部55
とオリフィス56との間には、差圧型圧力変換器58が
設けられている。
【0009】上記吸引部57より発生されるサクション
圧で、検出窓55aを介してチップペ−パ−Cが吸引さ
れる。このとき、検出窓55a上を通過するチップペ−
パ−C上の通気孔の通気度が検出される。即ち、通気度
の違いにより、吸引部57によって吸引される空気の流
量が変化され、この流量がオリフィス56で空気圧に変
換され、この空気圧の変化が差圧型圧力変換器58で大
気圧と比較されて電気信号に変換されて通気度として検
出される。
圧で、検出窓55aを介してチップペ−パ−Cが吸引さ
れる。このとき、検出窓55a上を通過するチップペ−
パ−C上の通気孔の通気度が検出される。即ち、通気度
の違いにより、吸引部57によって吸引される空気の流
量が変化され、この流量がオリフィス56で空気圧に変
換され、この空気圧の変化が差圧型圧力変換器58で大
気圧と比較されて電気信号に変換されて通気度として検
出される。
【0010】このように電気信号として検出された通気
度は、増幅回路59で所定のレベルまで増幅され、目標
値比較部60で予め設定された目標値と比較されて差信
号が求められる。この差信号は、制御を安定させるため
の積分回路61に供給されて、制御信号としてレ−ザ−
発振器51にフィ−ドバックされる。制御信号が供給さ
れたレ−ザ−発振器51は、チップペ−パ−Cの通気孔
の通気量の変化に伴い、そのレ−ザ−強度が変化され
る。
度は、増幅回路59で所定のレベルまで増幅され、目標
値比較部60で予め設定された目標値と比較されて差信
号が求められる。この差信号は、制御を安定させるため
の積分回路61に供給されて、制御信号としてレ−ザ−
発振器51にフィ−ドバックされる。制御信号が供給さ
れたレ−ザ−発振器51は、チップペ−パ−Cの通気孔
の通気量の変化に伴い、そのレ−ザ−強度が変化され
る。
【0011】尚、積分回路61は、レ−ザ−発振器51
の応答時間やチップペ−パ−の走行速度を考慮した適切
な値に設定されている。
の応答時間やチップペ−パ−の走行速度を考慮した適切
な値に設定されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
技術では、チップペ−パ−の通気度の変動を圧力変化と
して検出し、基準になる大気圧との差信号を求めて、予
め設定された目標値と比較して、この比較結果をレ−ザ
−発振器にフィ−ドバックしてレ−ザ−発振強度を制御
している。
技術では、チップペ−パ−の通気度の変動を圧力変化と
して検出し、基準になる大気圧との差信号を求めて、予
め設定された目標値と比較して、この比較結果をレ−ザ
−発振器にフィ−ドバックしてレ−ザ−発振強度を制御
している。
【0013】しかし、このような検出方法では、チップ
ペ−パ−Cの通気孔に通気させるための吸引部における
サクション圧の安定度が重要とされている。即ち、サク
ション圧は、チップペ−パ−Cの材質及び通気度、天気
等による大気圧の変動、吸引ファンの吸引能力及び安定
度、及びその他の部位における機械的な変動等により変
化され、例えば、200[mAq]の圧力で吸引する場合には1
日当り約10〜20[mAq]程度変化される。この変化に伴い
開孔部の通気量も約3.4[ml/mAq] 程度変化され、サクシ
ョン圧が1日10[mAq] 変化される場合には、通気量は1
日に約34[ml]程度変化されることになる。このようにサ
クション圧が一定しない場合には、最低でも1日に1回
のサクション圧の調整が必要とされている。
ペ−パ−Cの通気孔に通気させるための吸引部における
サクション圧の安定度が重要とされている。即ち、サク
ション圧は、チップペ−パ−Cの材質及び通気度、天気
等による大気圧の変動、吸引ファンの吸引能力及び安定
度、及びその他の部位における機械的な変動等により変
化され、例えば、200[mAq]の圧力で吸引する場合には1
日当り約10〜20[mAq]程度変化される。この変化に伴い
開孔部の通気量も約3.4[ml/mAq] 程度変化され、サクシ
ョン圧が1日10[mAq] 変化される場合には、通気量は1
日に約34[ml]程度変化されることになる。このようにサ
クション圧が一定しない場合には、最低でも1日に1回
のサクション圧の調整が必要とされている。
【0014】このように、吸引部のサクション圧が変動
する場合には、通気度の検出が正確に行えなくなり、通
気度が目標値と一致されなくなる。つまり、たとえ通気
度が安定している場合であっても、上記の理由によりサ
クション圧が変動される場合には、このサクション圧の
変動が通気度の変動として検出され、この検出信号が目
標値と比較されてレ−ザ−発振器にフィ−ドバックされ
るため、通気度が正確に制御されなくなる。
する場合には、通気度の検出が正確に行えなくなり、通
気度が目標値と一致されなくなる。つまり、たとえ通気
度が安定している場合であっても、上記の理由によりサ
クション圧が変動される場合には、このサクション圧の
変動が通気度の変動として検出され、この検出信号が目
標値と比較されてレ−ザ−発振器にフィ−ドバックされ
るため、通気度が正確に制御されなくなる。
【0015】以上のように通気度が正確に制御されない
場合には、製品の品質が低下される。従って、サクショ
ン圧の変動を常に一定にするための装置が必要となり、
装置全体が大型化されるばかりではなく、装置が高価に
なる問題がある。しかも、このサクション圧を完全に一
定に制御することはかなり困難である。
場合には、製品の品質が低下される。従って、サクショ
ン圧の変動を常に一定にするための装置が必要となり、
装置全体が大型化されるばかりではなく、装置が高価に
なる問題がある。しかも、このサクション圧を完全に一
定に制御することはかなり困難である。
【0016】この発明は、上記の事情を鑑み、サクショ
ン圧の変動による影響を受けない通気度検出方法及びそ
の装置を提供することを目的としている。
ン圧の変動による影響を受けない通気度検出方法及びそ
の装置を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明の装置によれ
ば、レ−ザ−ビ−ムにより開孔される帯状シ−ト材料の
開孔部の通気度を検出する通気度検出装置において、レ
−ザ−ビ−ムを帯状シ−ト材料に微小径で照射するとと
もに開孔する開孔手段と、上記開孔手段により開孔され
る開孔部が通過される開孔部検出部と該検出部から吸引
される空気の流量を圧力に変換する第1のオリフィスと
を連結する第1の流路と、通過する空気の流量を調整で
き一方が大気に解放されているバルブと該バルブから吸
引される空気の流量を圧力に変換する第2のオリフィス
とを連結する第2の流路と、上記第1のオリフィス及び
第2のオリフィスの出口側に設けられ上記検出部を介し
て上記開孔部を吸引すると同時に上記バルブを介して大
気を吸引する吸引手段と、上記第1の流路と第2の流路
との間に接続され上記第1のオリフィスにより変換され
た圧力と上記第2のオリフィスにより変換された圧力と
の圧力差を検出し電気信号に変換する圧力差検出手段
と、を有し、開孔部の通気度を検出する通気度検出手段
と、上記通気度検出手段より検出される検出信号を上記
開孔手段にフィ−ドバックして開孔度を制御する制御手
段と、を備えている。
ば、レ−ザ−ビ−ムにより開孔される帯状シ−ト材料の
開孔部の通気度を検出する通気度検出装置において、レ
−ザ−ビ−ムを帯状シ−ト材料に微小径で照射するとと
もに開孔する開孔手段と、上記開孔手段により開孔され
る開孔部が通過される開孔部検出部と該検出部から吸引
される空気の流量を圧力に変換する第1のオリフィスと
を連結する第1の流路と、通過する空気の流量を調整で
き一方が大気に解放されているバルブと該バルブから吸
引される空気の流量を圧力に変換する第2のオリフィス
とを連結する第2の流路と、上記第1のオリフィス及び
第2のオリフィスの出口側に設けられ上記検出部を介し
て上記開孔部を吸引すると同時に上記バルブを介して大
気を吸引する吸引手段と、上記第1の流路と第2の流路
との間に接続され上記第1のオリフィスにより変換され
た圧力と上記第2のオリフィスにより変換された圧力と
の圧力差を検出し電気信号に変換する圧力差検出手段
と、を有し、開孔部の通気度を検出する通気度検出手段
と、上記通気度検出手段より検出される検出信号を上記
開孔手段にフィ−ドバックして開孔度を制御する制御手
段と、を備えている。
【0018】また、この発明の方法によれば、レ−ザ−
ビ−ムにより開孔される帯状シ−ト材料の開孔部の通気
度を検出する通気度検出方法において、レ−ザ−ビ−ム
を帯状シ−ト材料に微小径で照射して開孔し、この開孔
部を吸引手段により吸引することにより空気を流通させ
この空気の流量を圧力に変換し、開孔度を任意に変更可
能なバルブを通して上記吸引手段により吸引することに
より空気を流通させこの空気の流量を圧力に変換し、上
記2つの圧力の差を検出し電気信号に変換し上記レ−ザ
−ビ−ム発振源にフィ−ドバックし上記レ−ザ−ビ−ム
の発振強度を制御する。
ビ−ムにより開孔される帯状シ−ト材料の開孔部の通気
度を検出する通気度検出方法において、レ−ザ−ビ−ム
を帯状シ−ト材料に微小径で照射して開孔し、この開孔
部を吸引手段により吸引することにより空気を流通させ
この空気の流量を圧力に変換し、開孔度を任意に変更可
能なバルブを通して上記吸引手段により吸引することに
より空気を流通させこの空気の流量を圧力に変換し、上
記2つの圧力の差を検出し電気信号に変換し上記レ−ザ
−ビ−ム発振源にフィ−ドバックし上記レ−ザ−ビ−ム
の発振強度を制御する。
【0019】
【作用】この発明の構成に基づいて作用を説明すれば、
レ−ザ−ビ−ムにより開孔された帯状シ−ト材料の開孔
部は、開孔部検出部上を通過される。この開孔部検出部
は、第1のオリフィスを介して吸引部に接続され、吸引
部のサクション圧によって開孔部が吸引される。このと
きの空気の流量が第1のオリフィスにより圧力に変換さ
れ、圧力差検出手段の一端に供給される。
レ−ザ−ビ−ムにより開孔された帯状シ−ト材料の開孔
部は、開孔部検出部上を通過される。この開孔部検出部
は、第1のオリフィスを介して吸引部に接続され、吸引
部のサクション圧によって開孔部が吸引される。このと
きの空気の流量が第1のオリフィスにより圧力に変換さ
れ、圧力差検出手段の一端に供給される。
【0020】一方、一端が大気に解放されたバルブは、
第2のオリフィスを介して吸引部に接続され、吸引部の
サクション圧によって吸引される。このときの空気の流
量が第2のオリフィスにより圧力に変換され、圧力差検
出手段の他端に供給される。この2方向からの圧力は、
圧力差検出手段に供給され圧力差が検出される。この圧
力差は電気信号に変換されて開孔手段にフィ−ドバック
される。また、この圧力差がゼロになるように制御され
れば、バルブの通気度と開孔部の通気度が一致される。
第2のオリフィスを介して吸引部に接続され、吸引部の
サクション圧によって吸引される。このときの空気の流
量が第2のオリフィスにより圧力に変換され、圧力差検
出手段の他端に供給される。この2方向からの圧力は、
圧力差検出手段に供給され圧力差が検出される。この圧
力差は電気信号に変換されて開孔手段にフィ−ドバック
される。また、この圧力差がゼロになるように制御され
れば、バルブの通気度と開孔部の通気度が一致される。
【0021】尚、開孔部検出部側とバルブ側との空気の
吸引は、同一の吸引部により行われる。
吸引は、同一の吸引部により行われる。
【0022】
【実施例】以下図面を参照しながらこの発明の一実施例
に係る通気度検出方法及びその装置について説明する。
に係る通気度検出方法及びその装置について説明する。
【0023】図1に示すように、パルス発振をするレ−
ザ−発振器1から照射されるレ−ザ−ビ−ムLは、反射
鏡2で反射され、集光レンズ3で集光され、一定速度で
移動されるチップペ−パ−C上に照射される。即ち、集
光レンズ3は、レ−ザ−ビ−ムLがチップペ−パ−C上
で焦点を結ぶように調整され、このチップペ−パ−C上
の焦点位置に移動方向に沿って連続した穴が開けられ
る。
ザ−発振器1から照射されるレ−ザ−ビ−ムLは、反射
鏡2で反射され、集光レンズ3で集光され、一定速度で
移動されるチップペ−パ−C上に照射される。即ち、集
光レンズ3は、レ−ザ−ビ−ムLがチップペ−パ−C上
で焦点を結ぶように調整され、このチップペ−パ−C上
の焦点位置に移動方向に沿って連続した穴が開けられ
る。
【0024】このように穴が開けられたチップペ−パ−
Cは、その長手方向に一定速度で移動され、開孔屑収集
部4上を通過する際に、開孔時に発生した屑が収集さ
れ、通気度検出部5上を通過される。
Cは、その長手方向に一定速度で移動され、開孔屑収集
部4上を通過する際に、開孔時に発生した屑が収集さ
れ、通気度検出部5上を通過される。
【0025】通気度検出部5は、チップペ−パ−Cに面
する側に検出窓5aを有し、チップペ−パ−Cとは反対
側に吸引部7が接続されている。吸引部7より発生され
るサクション圧は、検出窓5aを介してチップペ−パ−
Cを吸引し、検出窓5a上を通過するチップペ−パ−C
の通気孔の通気度が検出される。即ち、通気度の違いに
より、吸引部7によって吸引される空気の流量が変化さ
れ、この空気の流量が通気度検出部5と吸引部7との間
に設けられたオリフィス6によって圧力に変換されて検
出される。この検出された圧力は、通気度検出部5とオ
リフィス6との間に設けられた差圧型圧力変換器8の一
端に供給される。
する側に検出窓5aを有し、チップペ−パ−Cとは反対
側に吸引部7が接続されている。吸引部7より発生され
るサクション圧は、検出窓5aを介してチップペ−パ−
Cを吸引し、検出窓5a上を通過するチップペ−パ−C
の通気孔の通気度が検出される。即ち、通気度の違いに
より、吸引部7によって吸引される空気の流量が変化さ
れ、この空気の流量が通気度検出部5と吸引部7との間
に設けられたオリフィス6によって圧力に変換されて検
出される。この検出された圧力は、通気度検出部5とオ
リフィス6との間に設けられた差圧型圧力変換器8の一
端に供給される。
【0026】一方、通気量を任意に変更できるニ−ドル
バルブ9は、吸引部7に接続され、吸引部7により発生
されるサクション圧によって通気度検出部5と同時に吸
引される。吸引によってニ−ドルバルブ9を通過する空
気の流量が、ニ−ドルバルブ9と吸引部7との間に設け
られたオリフィス10によって圧力に変換され、ニ−ド
ルバルブ9とオリフィス10との間に設けられた上述し
た差圧型圧力変換器8の他端に供給される。
バルブ9は、吸引部7に接続され、吸引部7により発生
されるサクション圧によって通気度検出部5と同時に吸
引される。吸引によってニ−ドルバルブ9を通過する空
気の流量が、ニ−ドルバルブ9と吸引部7との間に設け
られたオリフィス10によって圧力に変換され、ニ−ド
ルバルブ9とオリフィス10との間に設けられた上述し
た差圧型圧力変換器8の他端に供給される。
【0027】上記のように2方向からの圧力が供給され
る差圧型圧力変換器8では、これら2方向からの圧力差
を検出し電気信号に変換する。電気信号に変換された圧
力差は、増幅回路11で所定のレベルまで増幅され、積
分回路12に供給されて、制御信号としてレ−ザ−発振
器1にフィ−ドバックされる。尚、積分回路12は、レ
−ザ−発振器1の応答時間やチップペ−パ−Cの走行速
度を考慮した適切な値に設定されている。
る差圧型圧力変換器8では、これら2方向からの圧力差
を検出し電気信号に変換する。電気信号に変換された圧
力差は、増幅回路11で所定のレベルまで増幅され、積
分回路12に供給されて、制御信号としてレ−ザ−発振
器1にフィ−ドバックされる。尚、積分回路12は、レ
−ザ−発振器1の応答時間やチップペ−パ−Cの走行速
度を考慮した適切な値に設定されている。
【0028】ここで、オリフィス6とオリフィス10と
を同じ通気抵抗に調整し、ニ−ドルバルブ9を所望の通
気度に調整し、吸引部7で通気度検出部5側とニ−ドル
バルブ9側とを同時に吸引して、通気度検出部5を介し
てチップペ−パ−Cの通気孔から供給される空気の流量
とニ−ドルバルブ9から供給される空気の流量との流量
差が圧力差として差圧型圧力変換器8で検出される際
に、この圧力差が常にゼロになるように通気孔の通気度
を調整し、即ちレ−ザ−発振器1から発生されるレ−ザ
−ビ−ムの発振強度及び点灯時間を調整することによ
り、通気孔の通気度は、常にニ−ドルバルブ9の通気度
と一致される。
を同じ通気抵抗に調整し、ニ−ドルバルブ9を所望の通
気度に調整し、吸引部7で通気度検出部5側とニ−ドル
バルブ9側とを同時に吸引して、通気度検出部5を介し
てチップペ−パ−Cの通気孔から供給される空気の流量
とニ−ドルバルブ9から供給される空気の流量との流量
差が圧力差として差圧型圧力変換器8で検出される際
に、この圧力差が常にゼロになるように通気孔の通気度
を調整し、即ちレ−ザ−発振器1から発生されるレ−ザ
−ビ−ムの発振強度及び点灯時間を調整することによ
り、通気孔の通気度は、常にニ−ドルバルブ9の通気度
と一致される。
【0029】次に、図2を用いて通気度検出方法につい
て更に詳しく説明する。
て更に詳しく説明する。
【0030】図中、R1は通気度検出部5(チップペ−
パ−の開孔部)の通気抵抗、R2はニ−ドルバルブ9の
通気抵抗、R3はオリフィス6の通気抵抗、R4はオリ
フィス10の通気抵抗、F1は通気抵抗R1、R3を経
由して流れる空気の流量、F2は通気抵抗R2、R4を
経由して流れる空気の流量、P1はR1によって発生す
る圧力降下、P2はR2によって発生する圧力降下、P
3はR3によって発生する圧力降下、P4はR4によっ
て発生する圧力降下、Pは差圧型圧力変換器8の両端に
発生する圧力差、P0は吸引部7より発生されるサクシ
ョン圧、をそれぞれ示す。
パ−の開孔部)の通気抵抗、R2はニ−ドルバルブ9の
通気抵抗、R3はオリフィス6の通気抵抗、R4はオリ
フィス10の通気抵抗、F1は通気抵抗R1、R3を経
由して流れる空気の流量、F2は通気抵抗R2、R4を
経由して流れる空気の流量、P1はR1によって発生す
る圧力降下、P2はR2によって発生する圧力降下、P
3はR3によって発生する圧力降下、P4はR4によっ
て発生する圧力降下、Pは差圧型圧力変換器8の両端に
発生する圧力差、P0は吸引部7より発生されるサクシ
ョン圧、をそれぞれ示す。
【0031】通気度検出部5上をチップペ−パ−Cの通
気孔が通過すると、吸引部7により発生されるサクショ
ン圧により、検出窓5aを介してチップペ−パ−Cの通
気孔に空気が通気される。この通気される空気の流量を
オリフィス6により圧力に変換して、差圧型圧力変換器
8の一端に供給する。一方、吸引部7により同時に吸引
されるニ−ドルバルブ9は、その通気量が所望の値に設
定される。このニ−ドルバルブ9に通気される空気の流
量をオリフィス10により圧力に変換して、差圧型圧力
変換器8の他端に供給する。
気孔が通過すると、吸引部7により発生されるサクショ
ン圧により、検出窓5aを介してチップペ−パ−Cの通
気孔に空気が通気される。この通気される空気の流量を
オリフィス6により圧力に変換して、差圧型圧力変換器
8の一端に供給する。一方、吸引部7により同時に吸引
されるニ−ドルバルブ9は、その通気量が所望の値に設
定される。このニ−ドルバルブ9に通気される空気の流
量をオリフィス10により圧力に変換して、差圧型圧力
変換器8の他端に供給する。
【0032】ここで、オリフィス6の通気抵抗R3とオ
リフィス10の通気抵抗R4を同じ値に設定すると、ニ
−ドルバルブ9で設定した通気抵抗の目標値R2と、通
気度検出部5側から実測されるチップペ−パ−Cの通気
孔の通気抵抗R1とが一致している場合には、差圧型圧
力変換器8での圧力差はゼロになる。
リフィス10の通気抵抗R4を同じ値に設定すると、ニ
−ドルバルブ9で設定した通気抵抗の目標値R2と、通
気度検出部5側から実測されるチップペ−パ−Cの通気
孔の通気抵抗R1とが一致している場合には、差圧型圧
力変換器8での圧力差はゼロになる。
【0033】つまり、差圧型圧力変換器8で検出される
圧力差がゼロになるための必要条件は、それぞれ一方が
大気に解放された通気抵抗R1、R2の圧力降下P1、
P2が等しくなり、さらに、通気抵抗R3による圧力降
下P3と通気抵抗R4による圧力降下P4とが等しくな
ることである。
圧力差がゼロになるための必要条件は、それぞれ一方が
大気に解放された通気抵抗R1、R2の圧力降下P1、
P2が等しくなり、さらに、通気抵抗R3による圧力降
下P3と通気抵抗R4による圧力降下P4とが等しくな
ることである。
【0034】即ち、 P1=P2 且つ P3=P4
となる。
となる。
【0035】また、この場合の空気の流量と通気抵抗と
の積についても、 F1×R1=F2×R2 F1×R3=F2×R4 が成り立つ。
の積についても、 F1×R1=F2×R2 F1×R3=F2×R4 が成り立つ。
【0036】また、上記の4つの通気抵抗の間には、 R1/R3=R2/R4 の関係が成り立つ。
【0037】また、上記の式から、通気度検出部5の通
気抵抗R1を求めると、 R1=R3(R2/R4) よって、 R1=(R3/R4)×R2…(式1) が求められる。
気抵抗R1を求めると、 R1=R3(R2/R4) よって、 R1=(R3/R4)×R2…(式1) が求められる。
【0038】ここで上述した条件の通りR3とR4を等
しくすると、 R1=R2 となり、差圧型圧力変換器8の両端にかかる圧力差がゼ
ロになる場合には、通気度検出部5(チップペ−パ−の
通気孔)の通気抵抗と、ニ−ドルバルブ9の通気抵抗が
等しくなる。
しくすると、 R1=R2 となり、差圧型圧力変換器8の両端にかかる圧力差がゼ
ロになる場合には、通気度検出部5(チップペ−パ−の
通気孔)の通気抵抗と、ニ−ドルバルブ9の通気抵抗が
等しくなる。
【0039】次に差圧型圧力変換器8の両端に圧力差が
生じる場合について説明する。
生じる場合について説明する。
【0040】チップペ−パ−が大きく開孔され通気度が
増加して通気度検出部5の通気抵抗R1が減少すると、
通気抵抗R1によって発生する圧力降下P1は、減少し
て大気に近づき、ニ−ドルバルブの通気抵抗R2によっ
て発生する圧力降下P2との間にP1−P2=−ΔPの
圧力差を生じる。
増加して通気度検出部5の通気抵抗R1が減少すると、
通気抵抗R1によって発生する圧力降下P1は、減少し
て大気に近づき、ニ−ドルバルブの通気抵抗R2によっ
て発生する圧力降下P2との間にP1−P2=−ΔPの
圧力差を生じる。
【0041】また、チップペ−パ−が小さく開孔され通
気度が減少して通気度検出部5の通気抵抗R1が増加す
ると、通気抵抗R1によって発生する圧力降下P1は、
増加してサクション圧に近づき、ニ−ドルバルブの通気
抵抗R2によって発生する圧力降下P2との間にP1−
P2=ΔPの圧力差を生じる。
気度が減少して通気度検出部5の通気抵抗R1が増加す
ると、通気抵抗R1によって発生する圧力降下P1は、
増加してサクション圧に近づき、ニ−ドルバルブの通気
抵抗R2によって発生する圧力降下P2との間にP1−
P2=ΔPの圧力差を生じる。
【0042】以上のように圧力差を生じる場合、この圧
力差に応じた制御信号がレ−ザ−発振器にフィ−ドバッ
クされ、常に圧力差がゼロになるように制御される。即
ち、圧力差がゼロになるようにレ−ザ−発振器を制御す
ることによって、チップペ−パ−の通気度を常に一定
(ニ−ドルバルブ9の通気度)に保つことができる。
力差に応じた制御信号がレ−ザ−発振器にフィ−ドバッ
クされ、常に圧力差がゼロになるように制御される。即
ち、圧力差がゼロになるようにレ−ザ−発振器を制御す
ることによって、チップペ−パ−の通気度を常に一定
(ニ−ドルバルブ9の通気度)に保つことができる。
【0043】また、ニ−ドルバルブ9の通気度を調整し
て通気抵抗を変化させてチップペ−パ−の通気度を調整
することもできる。例えば、チップペ−パ−の通気度を
増加させたい場合には、ニ−ドルバルブの通気抵抗を減
少させればよい。
て通気抵抗を変化させてチップペ−パ−の通気度を調整
することもできる。例えば、チップペ−パ−の通気度を
増加させたい場合には、ニ−ドルバルブの通気抵抗を減
少させればよい。
【0044】以上のように、差圧型圧力変換器8の両端
の圧力差Pを常にゼロになるようにレ−ザ−発振器1を
制御すれば、通気度検出部5の通気度、即ちチップペ−
パ−の通気孔の通気度とニ−ドルバルブの通気度が一致
され、ニ−ドルバルブの通気度を調整することによりチ
ップペ−パ−の通気度を調整することができる。
の圧力差Pを常にゼロになるようにレ−ザ−発振器1を
制御すれば、通気度検出部5の通気度、即ちチップペ−
パ−の通気孔の通気度とニ−ドルバルブの通気度が一致
され、ニ−ドルバルブの通気度を調整することによりチ
ップペ−パ−の通気度を調整することができる。
【0045】また、差圧型圧力変換器8の両端の圧力差
Pがゼロであれば、(式1)から解るように通気抵抗R
1によって決定されるチップペ−パ−の通気度は、サク
ション圧の変動には影響されない。即ち、通気度検出部
側とニ−ドルバルブ側とを通気させるためのサクション
圧が同一の吸引部より同時に発生されるため、吸引部の
サクション圧P0の変動の影響は相殺されてなくなる。
Pがゼロであれば、(式1)から解るように通気抵抗R
1によって決定されるチップペ−パ−の通気度は、サク
ション圧の変動には影響されない。即ち、通気度検出部
側とニ−ドルバルブ側とを通気させるためのサクション
圧が同一の吸引部より同時に発生されるため、吸引部の
サクション圧P0の変動の影響は相殺されてなくなる。
【0046】従って、この発明の通気度検出方法による
通気度制御によれば、サクション圧の変動の影響による
通気度の変動がなくなり、従来の通気度検出方法による
通気度制御のように、通気度が正しい値になっているに
もかかわらず、チップペ−パ−Cの通気度が誤った値に
制御されることはなくなる。
通気度制御によれば、サクション圧の変動の影響による
通気度の変動がなくなり、従来の通気度検出方法による
通気度制御のように、通気度が正しい値になっているに
もかかわらず、チップペ−パ−Cの通気度が誤った値に
制御されることはなくなる。
【0047】尚、上記の(式1)における(R3/R
4)を比例定数として捕らえれば、R1とR2は比例す
るので、R3=R4とした場合と同様にR1はR2の値
によってのみ決定されるので、サクション圧の影響は受
けない。よって、オリフィス6とオリフィス10の通気
抵抗は必ずしも同じ値にしなくてもよく、どんな値に設
定しても正確な制御がされる。
4)を比例定数として捕らえれば、R1とR2は比例す
るので、R3=R4とした場合と同様にR1はR2の値
によってのみ決定されるので、サクション圧の影響は受
けない。よって、オリフィス6とオリフィス10の通気
抵抗は必ずしも同じ値にしなくてもよく、どんな値に設
定しても正確な制御がされる。
【0048】以上のように本発明によれば、従来の技術
にニ−ドルバルブとオリフィスを追加するだけで、従来
困難であったサクション圧の変動による影響を取り除く
ことができる。この結果、サクション圧の変動による通
気量の変動は、0.125[ml/mAq] 程度で済み、従来技術の
約1/27程度に軽減された。従って、サクション圧が10[m
Aq] 変化される場合には、通気量の変化が約1.25[ml]程
度に押さえられ、サクション圧の調整も3日に1回程度
で済むようになった。
にニ−ドルバルブとオリフィスを追加するだけで、従来
困難であったサクション圧の変動による影響を取り除く
ことができる。この結果、サクション圧の変動による通
気量の変動は、0.125[ml/mAq] 程度で済み、従来技術の
約1/27程度に軽減された。従って、サクション圧が10[m
Aq] 変化される場合には、通気量の変化が約1.25[ml]程
度に押さえられ、サクション圧の調整も3日に1回程度
で済むようになった。
【0049】しかも、サクション圧を安定させるための
新たな装置や差検出回路も不要となるため、装置が大型
化されることがなく装置自体の価格も高価にならない。
新たな装置や差検出回路も不要となるため、装置が大型
化されることがなく装置自体の価格も高価にならない。
【0050】
【発明の効果】この発明の装置によれば、帯状シ−ト材
料の開孔部と通気度を所望の値に設定されたバルブとを
吸引手段によって同時に吸引するので、吸引圧力の経時
的変動による開孔度の検出ずれが相殺され、吸引圧力の
経時的変動に左右されることのない通気度検出装置が提
供できる。
料の開孔部と通気度を所望の値に設定されたバルブとを
吸引手段によって同時に吸引するので、吸引圧力の経時
的変動による開孔度の検出ずれが相殺され、吸引圧力の
経時的変動に左右されることのない通気度検出装置が提
供できる。
【0051】また、この発明の装置によれば、開孔度の
目標値と検出結果とを比較する圧力差検出回路等の大掛
かりな装置が不要となるため極めて簡単な装置構成で上
記吸引圧力の経時的変動に影響されることのない通気度
検出がされ、経済的である。また、この発明の方法によ
れば、帯状シ−ト材料の開孔部の開孔度が検出され目標
値と比較されて開孔手段にフィ−ドバックされることか
ら、バルブから吸引される空気の圧力と開孔部から吸引
される空気の圧力とを常に同じ値に保つことで、帯状シ
−ト材料にバルブの開孔度と同じ開孔度を有する開孔が
得られるので、チップペ−パ−Cの開孔度の調整が容易
である。
目標値と検出結果とを比較する圧力差検出回路等の大掛
かりな装置が不要となるため極めて簡単な装置構成で上
記吸引圧力の経時的変動に影響されることのない通気度
検出がされ、経済的である。また、この発明の方法によ
れば、帯状シ−ト材料の開孔部の開孔度が検出され目標
値と比較されて開孔手段にフィ−ドバックされることか
ら、バルブから吸引される空気の圧力と開孔部から吸引
される空気の圧力とを常に同じ値に保つことで、帯状シ
−ト材料にバルブの開孔度と同じ開孔度を有する開孔が
得られるので、チップペ−パ−Cの開孔度の調整が容易
である。
【図1】この発明の通気度検出装置を示す概略図。
【図2】この発明の通気度検出方法を示す概略図。
【図3】従来の通気度検出装置を示す概略図。
1、51…レ−ザ−発振器 2、52…反射鏡 3、53…集光レンズ 4、54…開孔屑収集部 5、55…通気度検出部 5a、55a…検出窓 6、10、56…オリフィス 7、57…吸引部 8、58…差圧型圧力変換器 9…ニ−ドルバルブ 11、59…増幅回路 12、61…積分回路 60…目標値比較部 R1、R2、R3、R4…通気抵抗 F1、F2…空気の流量 P1、P2、P3、P4…圧力降下 P…圧力差 P0…サクション元圧 C…チップペ−パ− L…レ−ザ−ビ−ム
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−10106(JP,A) 特開 平3−71007(JP,A) 実開 平2−53(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 13/08 G01F 1/42
Claims (2)
- 【請求項1】レ−ザ−ビ−ムにより開孔される帯状シ−
ト材料の開孔部の通気度を検出する通気度検出装置にお
いて、 レ−ザ−ビ−ムを帯状シ−ト材料に微小径で照射すると
ともに開孔する開孔手段と、 前記開孔手段により開孔される開孔部が通過される開孔
部検出部と該検出部から吸引される空気の流量を圧力に
変換する第1のオリフィスとを連結する第1の流路と、
通過する空気の流量を調整でき一方が大気に解放されて
いるバルブと該バルブから吸引される空気の流量を圧力
に変換する第2のオリフィスとを連結する第2の流路
と、前記第1のオリフィス及び第2のオリフィスの出口
側に設けられ前記検出部を介して前記開孔部を吸引する
と同時に前記バルブを介して大気を吸引する吸引手段
と、前記第1の流路と第2の流路との間に接続され前記
第1のオリフィスにより変換された圧力と前記第2のオ
リフィスにより変換された圧力との圧力差を検出し電気
信号に変換する圧力差検出手段と、を有し、開孔部の通
気度を検出する通気度検出手段と、 前記通気度検出手段より検出される検出信号を前記開孔
手段にフィ−ドバックして開孔度を制御する制御手段
と、から構成される通気度検出装置。 - 【請求項2】レ−ザ−ビ−ムにより開孔される帯状シ−
ト材料の開孔部の通気度を検出する通気度検出方法にお
いて、レ−ザ−ビ−ムを帯状シ−ト材料に微小径で照射
して開孔し、この開孔部を吸引手段により吸引すること
により空気を流通させこの空気の流量を圧力に変換し、
開孔度を任意に変更可能なバルブを通して前記吸引手段
により吸引することにより空気を流通させこの空気の流
量を圧力に変換し、前記2つの圧力の差を検出し電気信
号に変換し前記レ−ザ−ビ−ム発振源にフィ−ドバック
し前記レ−ザ−ビ−ムの発振強度を制御する通気度検出
方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28145692A JP3146076B2 (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 通気度検出方法及びその装置 |
US08/136,924 US5367144A (en) | 1992-10-20 | 1993-10-18 | Air permeability detecting method and apparatus for the same |
EP93116869A EP0594122B1 (en) | 1992-10-20 | 1993-10-19 | Air permeability controlling method and apparatus for the same |
DE69327630T DE69327630T2 (de) | 1992-10-20 | 1993-10-19 | Verfahren und Gerät zur Luftdurchlässigkeitssteuerung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28145692A JP3146076B2 (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 通気度検出方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06129886A JPH06129886A (ja) | 1994-05-13 |
JP3146076B2 true JP3146076B2 (ja) | 2001-03-12 |
Family
ID=17639441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28145692A Expired - Fee Related JP3146076B2 (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 通気度検出方法及びその装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5367144A (ja) |
EP (1) | EP0594122B1 (ja) |
JP (1) | JP3146076B2 (ja) |
DE (1) | DE69327630T2 (ja) |
Families Citing this family (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10249564A (ja) * | 1997-03-05 | 1998-09-22 | Japan Tobacco Inc | 帯状材の開孔装置 |
IT1303992B1 (it) * | 1998-06-03 | 2001-03-02 | Gd Spa | Convogliatore di stabilizzazione di pacchetti di sigarette in uscitada una macchina impacchettatrice . |
US7094193B2 (en) * | 2003-08-28 | 2006-08-22 | Philip Morris Usa Inc. | High speed laser perforation of cigarette tipping paper |
US7230696B2 (en) * | 2004-03-08 | 2007-06-12 | Philip Morris Usa Inc. | Calibration of instruments for measuring the permeability of a material |
US7224447B2 (en) * | 2004-03-08 | 2007-05-29 | Philip Morris Usa Inc. | System and method for measuring the permeability of a material |
US20070151328A1 (en) * | 2005-12-30 | 2007-07-05 | Asml Holding N.V. | Vacuum driven proximity sensor |
CN101324524B (zh) * | 2007-06-11 | 2010-10-27 | 财团法人工业技术研究院 | 测量装置 |
JP5773360B2 (ja) * | 2011-09-30 | 2015-09-02 | 株式会社アルバック | 流量測定装置 |
US8969760B2 (en) | 2012-09-14 | 2015-03-03 | General Electric Company | System and method for manufacturing an airfoil |
US8993923B2 (en) | 2012-09-14 | 2015-03-31 | General Electric Company | System and method for manufacturing an airfoil |
CN102879314B (zh) * | 2012-09-27 | 2014-07-23 | 山东中烟工业有限责任公司 | 卷烟纸自然透气度和孔眼的测试方法 |
CN103341831B (zh) * | 2013-06-21 | 2016-04-13 | 合肥众沃仪器技术有限公司 | 一种用于纸张透气度快速测量的装夹装置及其使用方法 |
US9468991B2 (en) | 2014-01-27 | 2016-10-18 | General Electric Company | Method determining hole completion |
US9662743B2 (en) | 2014-01-27 | 2017-05-30 | General Electric Company | Method for drilling a hole in an airfoil |
US9676058B2 (en) | 2014-01-27 | 2017-06-13 | General Electric Company | Method and system for detecting drilling progress in laser drilling |
AT515408B1 (de) * | 2014-04-03 | 2015-09-15 | Tannpapier Gmbh | Diffusionsoptimiertes Mundstückbelagpapier |
US9770785B2 (en) | 2014-11-18 | 2017-09-26 | General Electric Company | System and method for forming a cooling hole in an airfoil |
US11292081B2 (en) | 2015-01-08 | 2022-04-05 | General Electric Company | Method and system for confined laser drilling |
US10589385B2 (en) | 2015-01-08 | 2020-03-17 | General Electric Company | Method and system for confined laser drilling |
US9776284B2 (en) | 2015-01-22 | 2017-10-03 | General Electric Company | System and method for cutting a passage in an airfoil |
US9962792B2 (en) | 2015-02-20 | 2018-05-08 | General Electric Company | Component repair using confined laser drilling |
CN114264340B (zh) * | 2020-09-15 | 2024-06-28 | 中国烟草总公司郑州烟草研究院 | 标准棒通风率校准装置及标准棒通风率校准方法 |
CN118010596B (zh) * | 2024-04-09 | 2024-06-21 | 晋江艾德服饰有限公司 | 一种泳衣透气性检测装置及方法 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2206477A1 (de) * | 1972-02-11 | 1973-08-16 | Hauni Werke Koerber & Co Kg | Verfahren und vorrichtung zum messen der luftdurchlaessigkeit von umhuellungsstreifen fuer rauchartikel |
US4297559A (en) * | 1979-05-10 | 1981-10-27 | Olin Corporation | Apparatus for controlled perforation of moving webs with fixed focus laser beam |
DE2931647C2 (de) * | 1979-08-03 | 1981-07-30 | B.A.T. Cigaretten-Fabriken Gmbh, 2000 Hamburg | Einrichtung zur Bestimmung der Beinflussung gasförmiger Bestandteile eines Gasstroms durch Verdünnung und/oder Diffusion |
SU1266463A3 (ru) * | 1981-07-10 | 1986-10-23 | Хауни-Верке Кербер Унд Ко.,Кг (Фирма) | Устройство дл перфорировани движущегос тонкого материала |
JPS5871436A (ja) * | 1981-10-23 | 1983-04-28 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 焼結充填層の通気度測定装置 |
JPS63188486A (ja) * | 1987-01-30 | 1988-08-04 | Japan Tobacco Inc | 帯状シ−ト材料の穿孔方法及び装置 |
JPH0218677A (ja) * | 1988-07-06 | 1990-01-22 | Nec Off Syst Ltd | 画像表示処理装置 |
JPH0237983A (ja) * | 1988-07-28 | 1990-02-07 | Japan Tobacco Inc | 帯状シートの穿孔装置 |
GB8918606D0 (en) * | 1989-08-15 | 1989-09-27 | Amchem Co Ltd | Laser machining of holes |
JP2505293B2 (ja) * | 1989-12-08 | 1996-06-05 | 日本たばこ産業株式会社 | 穿孔装置 |
JP2506462B2 (ja) * | 1989-12-08 | 1996-06-12 | 日本たばこ産業株式会社 | 穿孔検出方法及びその装置 |
JP3071227B2 (ja) * | 1991-03-06 | 2000-07-31 | 日本たばこ産業株式会社 | 帯状シートの穿孔装置 |
-
1992
- 1992-10-20 JP JP28145692A patent/JP3146076B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-10-18 US US08/136,924 patent/US5367144A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-10-19 EP EP93116869A patent/EP0594122B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-10-19 DE DE69327630T patent/DE69327630T2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5367144A (en) | 1994-11-22 |
JPH06129886A (ja) | 1994-05-13 |
EP0594122A2 (en) | 1994-04-27 |
EP0594122A3 (en) | 1995-08-09 |
DE69327630D1 (de) | 2000-02-24 |
EP0594122B1 (en) | 2000-01-19 |
DE69327630T2 (de) | 2000-05-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3146076B2 (ja) | 通気度検出方法及びその装置 | |
US7826986B2 (en) | Method and system for operating a mass flow controller | |
US5261415A (en) | CO2 mainstream capnography sensor | |
US7363828B2 (en) | Aerosol measurement by dilution and particle counting | |
US6023324A (en) | Particle flow monitor and metering system | |
US3996795A (en) | Ionization flow detector | |
US7319524B2 (en) | Air purged optical densitometer | |
JP2007519906A (ja) | 散乱光信号を評価する方法およびその方法を実施するための散乱光検出器 | |
JPH09510550A (ja) | 呼吸ガス分析器 | |
JPH06294382A (ja) | 流量制御サンプリング用ポンプ装置 | |
EP0269673A4 (en) | AIR INLET DEVICE FOR A PARTICLE COUNTER. | |
JP2017116417A (ja) | 光電式ほこりセンサおよび空調機器 | |
JP5170004B2 (ja) | エアロゾル微粒子計測装置 | |
US4543816A (en) | Method and apparatus for monitoring the diameters of rod-shaped products of the tobacco processing industry | |
CN111781116A (zh) | 基于激光散射法的大气颗粒物浓度测量装置及其测量方法 | |
JP3574354B2 (ja) | ほこりセンサ | |
JPH0540090A (ja) | 微粒子検出装置 | |
JP2016212024A (ja) | 微粒子検知装置 | |
JPS63311145A (ja) | エアフィルタの捕集効率測定装置 | |
JP3193670B2 (ja) | 煙感知装置 | |
Karatzas et al. | A new electropneumatic flowmeter for the body plethysmograph. | |
US20080115564A1 (en) | Method Of Processing An Analog Sensor Signal In A Gas Sensor Arrangement And Measured Value Processing Device | |
JP2000206033A (ja) | タバコ煙粒子計測装置 | |
US20240234120A1 (en) | Particle sampling device, aerosol mass spectrometer and method for measuring diameter of individual particles | |
US20230341321A1 (en) | Sensor arrangement and method for determining a co2 content in a given environment |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |