JPH04279275A - 真空ろう付装置 - Google Patents

真空ろう付装置

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JPH04279275A
JPH04279275A JP6268291A JP6268291A JPH04279275A JP H04279275 A JPH04279275 A JP H04279275A JP 6268291 A JP6268291 A JP 6268291A JP 6268291 A JP6268291 A JP 6268291A JP H04279275 A JPH04279275 A JP H04279275A
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vacuum brazing
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保之 田中
Nobuhiko Yamada
信彦 山田
Keiji Mizugaki
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Takeo Kato
丈夫 加藤
Atsushi Nakatsuka
篤 中塚
Yasuo Yasuzawa
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は真空ろう付装置に関し、
特にMgトラップ機構を配設した真空ろう付装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】例えば図7に示すように
、従来の真空ろう付装置40のMgトラップ機構におい
ては、真空槽41の下面に設けられた排気口46とメイ
ンバルブ47との間にトラップ領域44が設けられ、こ
のメインバルブ47の近傍にMgトラップ45が配設さ
れていた。
【0003】この構成による真空ろう付装置40の真空
槽41内をヒータ42a、42bで加熱してろう付作業
を行なうと、ろう付の際にろう材から放出されるMgは
真空ポンプ48の駆動により、排気口46から排気され
る気体の流れaと一緒にトラップ領域44へ飛んでいき
、Mgトラップ45で捕獲されるのであるが、真空槽4
1と離れた位置にこのMgトラップ45が設けられてい
るので、Mgは真空槽41の内壁面や他の構成物にも付
着してしまい、充分に捕獲効率を上げることができなか
った。ところで、Mgトラップと加熱ヒータとが近接し
て設けられている真空ろう付装置も発明されているが(
特公昭57−17630号公報)、その図8に示される
真空ろう付装置50は加熱室51を前方の矢印の方向b
に延長してその前端部に連なってトラップ領域52を形
成させており、該トラップ領域52の内壁部に複数枚の
レフレクター構造のMgトラップ57を左右一対のピン
58に吊掛けるようにして取り外し自在に配設した構成
をとっている。この構成により、加熱室51内に被ろう
付物を積載したキャリア55が搬送路56に沿って運ば
れるとヒータ53が加熱されてろう付作業が行なわれる
。この際に蒸発したMgは複数枚のMgトラップ57に
捕獲される。しかし、この構成ではMgトラップが放冷
式となっているため、装置の稼働時間や設定温度の違い
によりMgを捕獲するための所望の表面温度にならず、
Mgがあまり付着しないという場合がある。
【0004】他方、実験データによれば、真空槽内の4
00℃以上の内壁面や他の構成物にはMgは付着せず、
これ以下であると真空槽内の各部にMgの付着、成長が
見られている。真空槽の内部へのMgは少量であれば何
の問題も発生しないが、これが成長すると次のような問
題が生じる。例えばMgが電極部に付着したのであれば
絶縁低下につながり放電トラブルが発生し、搬送系に付
着した場合は被ろう付物の正常な搬送ができなくなり、
連続炉であれば室を仕切る仕切弁に付着して開閉動作の
不良や真空シールの不良が発生する。このため、真空槽
内のMgの付着が少量のうちに除去作業を実施しなくて
はならず、これが真空ろう付装置の稼働率の低下やメン
テナンスの回数の増大となり、ランニングコストの低減
への障害となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上記問題に
鑑みてなされ、Mgトラップ機構に効率よくMgが捕獲
され、他の構成部分には殆どMgが付着することがない
真空ろう付装置を提供することを目的とする。
【0006】
【問題点を解決するための手段】以上の目的は、真空槽
内でろう材を装着させた被ろう付物を加熱ヒータで加熱
することにより該被ろう付物をろう付するようにした真
空ろう付装置において、前記加熱ヒータの領域に隣接し
て熱のレフレクター手段を設け、前記加熱ヒータの領域
とは反対側に冷却媒体で所定温度以下とした冷却面を有
するMgトラップ機構を設けたことを特徴とする真空ろ
う付装置、によって達成される。
【0007】
【作用】加熱ヒータ領域に隣接して所定温度以下(例え
ば400℃以下の所望の温度)に冷却された冷却面を有
するMgトラップ機構を、且つこれと加熱ヒータ領域と
の間に熱のレフレクター手段を設けたので、ろう付時に
ろう材から蒸発したMgは他の部位に付着することなく
効率よくこのMgトラップ機構に捕獲される。よって、
従来よりメンテナンスのコストを大巾に低下させること
ができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例による真空ろう付装置
について図面を参照して説明する。
【0009】図1は第1実施例を示し、加熱室A、予熱
室B及び取出室Cを有する連続炉における真空ろう付装
置の主要部分を示す。加熱室Aは加熱ヒータ領域1とト
ラップ領域2a、2bとからなり、予熱室Bと取出室C
とは開閉自在の仕切弁4a、4bにより気密に閉じられ
るようになっている。加熱ヒータ領域1の側壁部にはヒ
ータ3a、3a’、3b、3b’、3c、3c’が前後
方向へ分割して設けられており、図示されてはいないが
外部に有する制御装置により、それぞれのヒータ3a、
3a’、3b、3b’、3c、3c’が温度を別個に調
節できるようになっている(これは例えば本出願人のう
ちの一人の先の出願である特願平1−246085号に
開示されている方法により制御される)。また、ヒータ
3a、3a’、3b、3b’、3c、3c’の背後、す
なわちヒータ領域1の側壁との間にはレフレクター11
a、11a’、11b、11b’、11c、11c’が
設けられヒータ3a、3a’、3b、3b’、3c、3
c’の熱を被ろう付物7に反射させるようにしている。
【0010】取出室C側に位置するトラップ領域2aに
は冷却媒体循環用パイプ10aにより冷却水の循環、す
なわち供給、排水が行なわれるMgトラップ機構5aが
配設され、その表面温度が400℃以下の所望の温度と
なるようにしている(これは図示していないがMgトラ
ップ機構に温度センサーを取り付け、冷却水の循環速度
を調節することで達成できる)。トラップ領域2aと加
熱ヒータ領域1との境の内壁には環状の端部レフレクタ
ー6aがキャリアフレーム8の移動の妨げとならないよ
うに設けられており、一方余熱室B側に位置するトラッ
プ領域2bにも同様に冷却媒体循環用パイプ10bによ
り、冷却水の循環、すなわち供給、排水が行なわれるM
gトラップ機構5bが配設され、加熱ヒータ領域1との
境の内壁にも同様に環状の端部レフレクター6bが設け
られている。
【0011】図2で示される搬送路13は図1では示さ
れていないが、真空ろう付装置内を長手方向に沿って設
けられ、キャリアフレーム8はこの搬送路13に吊り下
げられるようにして装置内を移動できるようになってい
る。キャリアフレーム8の前端部と後端部にはキャリア
内レフレクター9a、9bが設けられ、このキャリアフ
レーム8内には被ろう付物7が積載されている。なお、
図には示されていないが、加熱室Aの底面又は側部には
真空ポンプが接続される開口が形成され、室内の気体が
排気されるようになっている。また、冷却媒体循環用パ
イプ10a、10bはトラップ領域2a、2bの内壁に
気密となるように挿通配設されている。
【0012】本発明の第1実施例による真空ろう付装置
は以上のように構成されるが、次にこの作用、効果につ
いて説明する。
【0013】予熱室Bで被ろう付物7の予熱作業が終わ
ると、仕切弁4bが開かれて搬送路13に沿って被ろう
付物7を積載したキャリアフレーム8が加熱ヒータ領域
1へと移送される。これにより、被ろう付物7が加熱ヒ
ータ領域1へと移送されたので仕切弁4a、4bが閉じ
られて加熱室Aは気密にされる。次に、図示されていな
い真空装置を駆動させて加熱室Aが所定の減圧値に減圧
されると、ヒータ3a、3a’、3b、3b’、3c、
3c’が通電されてヒータ領域1は加熱される。このと
きに、トラップ領域2a、2bで冷却面を有することと
なるMgトラップ機構5a、5bに冷却水が冷却媒体循
環用パイプ10a、10bを介して循環、すなわち供給
、排水される。これにより、Mgトラップ機構5a、5
bの冷却面は400℃以下の所望の温度となる。
【0014】加熱ヒータ領域ではヒータ3a、3a’、
3b、3b’、3c、3c’が制御装置により温度を別
個に調節できるようにしているので、中央部のヒータパ
ネル3b、3b’のヒータ及び両端のヒータ3a、3a
’、3c、3c’のヒータの温度を調節することにより
すべての被ろう付物7は均一に加熱される。さらにはキ
ャリア内レフレクター9a、9bをキャリアフレーム8
の両端部に設けたことで、キャリアフレーム8内の端部
に配置された被ろう付物7にも熱の配分が均一となるよ
うに反射させて保温性をよくし、温度むらをなくし、す
べての被ろう付物7に対しろう付に適した状態で作業で
きるようにしている。一方、加熱室Aの両端部にはヒー
タ3a、3a’、3c、3c’に隣設してMgトラップ
機構5a、5bを設けているが、もし端部レフレクター
6a、6bを設けなければMgトラップ機構5a、5b
へも熱が放射されて冷却面が加熱され、Mgの捕獲効率
が悪くなる。しかしながら本発明によれば、環状のレフ
レクター6a、6b及びキャリア内レフレクター9a、
9bを設けているのでMgトラップ機構5a、5bへの
熱の放射を殆どなくして、ヒータ領域1からの熱の影響
を少なくしている。換言すれば循環冷却水の流量をそれ
ほど増大しなくてもよい。
【0015】一般に被ろう付物7は真空で600℃程度
の所望の状態で加熱されると、ろう付が行なわれるが、
アルミニウムのろう付では、ろう材が溶け出す直前にろ
う付けを促進させるためのMgが蒸発される。蒸発され
たMgは加熱室Aを飛び回るが、Mgトラップ機構5a
、5bには冷却媒体循環用パイプ10a、10bにより
冷却水が供給、排水されているので、その面はMgが捕
獲できるように400℃以下の所望の温度(例えば38
0℃)に冷却されており、またMgの発生する加熱ヒー
タ領域1の近傍に設けられていることからMgは飛躍的
に効率よく捕獲される。
【0016】以上のように、加熱ヒータ領域1とトラッ
プ機構5a、5bとが隣接しても加熱ヒータ領域1では
温度むらが生じることなく、ろう付けに適した状態で被
ろう付物7がろう付けされる。加熱室Aでの作業が終了
すると、取出室C側の仕切弁4aは開かれ、それを積載
したキャリアフレーム8が搬送手段により取出室Cへと
移送され、被ろう付け物7は取出室Cで大気置換後、室
外へ搬送される。
【0017】本実施例によると加熱室A内でMgトラッ
プ機構5a、5bだけが400℃以下に保持されている
のでMgは加熱室A内の各構成物に付着することがなく
、Mgの除去作業もMgトラップ機構5a、5bだけに
行なえばよいので、除去作業の大巾な短縮ができる。 また、従来技術で上述したような放電事故、シール不良
事故をなくすことができる。
【0018】図3〜図5は本発明の第2実施例を示すが
、第1実施例と同じ箇所については同じ符号を付し、ま
たその詳細な説明を省略する。
【0019】図3で示すように真空ろう付け装置のトラ
ップ領域2a、2bの側壁にはMgトラップ機構19、
20が設けられている。Mgトラップ機構19、20は
同一構成であるので予熱室B側のMgトラップ機構20
で説明すると、図4で示すようにMgトラップ機構20
において本実施例の冷却用平板60は複数の平板パネル
61からなるが、各々の背面には蛇行した冷却媒体循環
用パイプ21が取りつけられており、冷却媒体循環用パ
イプ21内の冷却水の供給部21aから冷却媒体循環用
パイプ21の配設ルート22に沿って冷却水の排出部2
1bへと流れ、冷却用平板60を冷却する。これにより
、冷却用平板60は400℃以下の所望の温度に設定で
きる。図5で示すように冷却媒体循環用パイプ21は冷
却水の供給部21aで平板パネル61面の後方に屈曲す
るように配設され、炉室外部より冷却水を供給するため
のポート26内を通ってシールポート27に貫通されて
おり、水接続部30で着脱可能となっている。シールポ
ート27はねじ溝の切られているキャップ33を締めつ
けることによりOリング28とシール機構29とが密着
して気密となり、ポート26とシールポート27の結合
部はフランジ部31aのボルト32を締めつけることに
より、シール部材31でシールされるので大気から密閉
されて加熱室1内は気密となる。一方、説明は省略する
が冷却水の排水部21bも入口部21aと同じ構成とな
っている。各平板パネル61の上端部61aと下端部6
1bはL形となっており、その上端部61aはトラップ
領域2bの内側壁25に取りつけられているフック23
に吊掛けられるようにしてあり、その下端部61bはガ
スケット24を着脱可能に下方の平板パネル61の上端
部61aとで挟着できるようになっている。
【0020】本発明の第2実施例は以上のように構成さ
れるが、本実施例ではMgトラップ機構20の各平板パ
ネル61の上端部61aがフック23に吊掛けるように
し、その下端部61bはガスケット24を着脱可能に挟
着してあるだけなので、水接続部30で冷却媒体循環用
パイプ21を外し、ボルト32とキャップ33を外すこ
とで、シールポート27は冷却媒体循環用パイプ21か
ら抜くことができるので冷却用平板60はパイプ21と
共に容易に炉内で取り出すことができ、特に室内でのM
gの除去作業に発火性が伴う場合は室外で除去作業がで
きるという安全性向上という大きな効果を有する。また
、ガスケット24があるためにMgトラップ機構20の
背面へのMgの回り込みも防ぐことができる。勿論、M
gの捕獲については第1実施例と同様の効果を有する。
【0021】図6は本発明の第3実施例を示す。本実施
例は第2実施例と同様にトラップ領域の側壁に平板パネ
ルが吊掛け式となっているのであるが、第2実施例と異
なる部分のみ説明する。
【0022】図6に示すようにトラップ領域2bの側壁
35には平板パネル39を吊掛けるためのフック38と
冷却媒体循環用パイプ36とが設けられており、冷却媒
体循環用パイプ36はその表面の一部を均一にトラップ
領域2bに突出するように側壁35に埋設されている。 平板パネル39はフック38に吊掛けられたときに、そ
の冷却媒体循環用パイプ36の突出面の全体に接触する
ように切欠34が設けられており、その上端部39aは
L形に加工されているので、容易にフック38に吊掛け
ることができ、その下端部39aは着脱可能なガスケッ
ト37を挟着することにより取りつけられる。なお、冷
却媒体循環用パイプ36は第2実施例と同様に側壁35
を介して外部から冷却水の循環、すなわち供給、排水が
行なわれるものとし、側壁35は冷却媒体循環用パイプ
36が有効に平板パネル39を400℃以下の所望の温
度に冷却できるように煉瓦等の断熱材が使用されている
【0023】本発明の第3実施例は以上のように構成さ
れるが、本実施例は冷却媒体循環用パイプ36と平板パ
ネル39との当接部分が大きいため、平板パネル39の
冷却効率もよく、冷却媒体循環用パイプ36が平板パネ
ル39に取りつけられておらず、且つ平板パネル39は
フック38に吊掛け式となっているのでガスケット37
を取り外せば、容易に側壁35から外すことができ、M
gの除去作業は平板パネル39だけでよいので、大巾な
作業時間の短縮となる。Mgの捕獲効率について第1実
施例と同様の効果を有する。
【0024】以上、本発明の各実施例について説明した
が、勿論、本発明はこれらに限定されることなく本発明
の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0025】例えば、以上の実施例ではMgトラップ機
構を加熱室の両側に2箇所設けたが、いずれか1箇所で
もよく、バッチ式のろう付け炉に適用してもよく、端部
レフレクター6a、6bは途切れた環状であってもよい
し、端部レフレクターとキャリア内レフレクターの各レ
フレクター手段を設けたが、どちらか1つを省略しても
よい。また、冷却媒体は水でなくともよいし、Mgトラ
ップをジャケット式の水冷マグネトラップとしてもよい
。更には、従来例のようにキャリアガスを併用すること
もできる。
【0026】
【発明の効果】本発明の真空ろう付装置によれば、加熱
ヒータ領域に隣接してMgトラップ機構を設け、且つ熱
のレフレクター手段を介在させているので、蒸発したM
gを限定して飛躍的に効率よく捕獲することができ、真
空槽内の内壁面や構成物にMgが付着することにより発
生したトラブルをなくすことができる。また、保守、点
検の回数を少なくできるので、装置稼働率を従来より一
段と向上させることができ、ランニングコストも大巾に
低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかる連続炉における真
空ろう付け装置の主要部分の概略縦断面図である。
【図2】図1における[2]−[2]線方向の詳細断面
図である。
【図3】本発明の第2実施例にかかる連続炉における真
空ろう付装置の主要部分の概略縦断面図である。
【図4】図3における真空ろう付装置の取出室側に位置
するトラップ領域付近の拡大断面図である。
【図5】図4における[5]−[5]線方向の拡大断面
図である。
【図6】本発明の第3実施例による真空ろう付装置にお
けるトラップ領域の要部の部分側面図である。
【図7】従来例の真空ろう付装置の概略縦断面図である
【図8】他の従来例による真空ろう付装置の概略縦断面
図である。
【符号の説明】
1      加熱ヒータ領域 2a    トラップ領域 2b    トラップ領域 3a    ヒータパネル 3a’  ヒータパネル 3b    ヒータパネル 3b’  ヒータパネル 3c    ヒータパネル 3c’  ヒータパネル 5a    Mgトラップ機構 5b    Mgトラップ機構 6a    端部レフレクター 6b    端部レフレクター 9a    キャリア内レフレクター 9b    キャリア内レフレクター 10a  配管 10b  配管 19    Mgトラップ機構 20    Mgトラップ機構 21    配管 23    フック 36    配管 38    フック

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  真空槽内でろう材を装着させた被ろう
    付物を加熱ヒータで加熱することにより該被ろう付物を
    ろう付するようにした真空ろう付装置において、前記加
    熱ヒータの領域に隣接して熱のレフレクター手段を設け
    、前記加熱ヒータの領域とは反対側に冷却媒体で所定温
    度以下とした冷却面を有するMgトラップ機構を設けた
    ことを特徴とする真空ろう付装置。
  2. 【請求項2】  前記熱のレフレクター手段は前記加熱
    ヒータと前記Mgトラップ機構との間の前記真空槽の内
    壁に設けられている、リング状の第1のレフレクターと
    前記被ろう付物を搬送するためのキャリアフレームの端
    部に設けられた第2のレフレクターとから成る請求項1
    に記載の真空ろう付装置。
  3. 【請求項3】  前記所定温度は400℃以下である請
    求項1に記載の真空ろう付装置。
  4. 【請求項4】  前記冷却面を有するMgトラップ機構
    は冷却用平板と、該平板に近接されて設けられた冷却媒
    体循環用パイプとから成る請求項1乃至3のいずれか1
    項に記載の真空ろう付装置。
  5. 【請求項5】  前記冷却用平板は複数の平板部材から
    成り、前記真空槽の内壁面に設けたフックに各々着脱自
    在である請求項4に記載の真空ろう付装置。
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