JP7361169B2 - 連続加熱炉 - Google Patents

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Description

本開示は、連続加熱炉に関する。
国際公開2013/065556号には、窒化ホウ素粉末の連続的製造方法が開示されている。かかる製造方法に用いられる連続反応炉として、プッシャ式トンネル炉が開示されている。プッシャ式トンネル炉は、炉内に、グラファイト製ヒータやグラファイト製のマッフルを備えている。プッシャ式トンネル炉は、窒素気流が流れるように構成されている。かかるプッシャ式トンネル炉を用いることによって、揮発物によるヒータの汚染を防ぐことができるとされている。
特公平2-31305号公報には、原料物質を装入した反応容器を、プッシャ式トンネル炉内で連続的に接続させてマッフル状とした高温連続反応炉が開示されている。高温連続反応炉には、反応ガス導入口とガス排出口とが設けられている。反応容器は、移動方向のみに開口部を有している。かかる高温連続反応炉によると、反応容器中での原料と反応ガスとの反応が確実に進行され、また、反応容器から反応原料や副生物、反応生成物が飛散することもないので、炉体の損傷が抑えられるとされている。
国際公開2013/065556号 特開平2-31305号公報
ところで、連続加熱炉は、定期的にメンテナンスされる必要がある。例えば、連続加熱炉内で被処理物を加熱処理することによって、反応ガスが発生しうる。発生した反応ガスが炉体や炉体内に設けられたヒータ等に付着し、それによって設備が劣化しうる。そのため、マッフルやヒータ等の炉体内の設備は、清掃等される必要がある。本発明者は、メンテナンス作業を行いやすい連続加熱炉の構造を提供したいと考えている。
ここで開示される連続加熱炉は、搬入口と搬出口とが設けられたトンネル状の炉体と、炉体の内部に設けられ、被処理物が搬送方向に搬送される搬送空間を形成する筒状のマッフルとを備えている。マッフルは、底面部と、底面部と対向する天井部と、底面部と天井部とを繋ぐ一対の側面部とを有している。少なくとも一方の側面部は、着脱可能に構成されている。炉体は、一対の側壁を有し、着脱可能な側面部に対応する側壁が着脱可能に構成されている。
かかる構成の連続加熱炉は、メンテナンス性が良好である。
マッフルは、両側の側面部が着脱可能に構成されていてもよい。
底面部は、炉体の下部から支持されていてもよく、天井部は、炉体の上部から保持されていてもよい。
マッフルには、排気筒が接続されていてもよい。
排気筒は、マッフルの天井部に接続されていてもよい。
マッフルは、炉体の内部の空間と、搬送空間とを連通する通気構造を備えていてもよい。
通気構造は、底面部と側面部の境界、および、天井部と側面部の境界のうち、少なくともいずれか一方の境界に形成されていてもよい。
マッフルは、底面部と、天井部と、側面部とを備え、かつ、搬送方向において隣り合う複数のユニットから構成されていてもよい。隣り合うユニットの間に通気構造が形成されていてもよい。
マッフルは、通気構造からの気体の流入を遮蔽する遮蔽部を有していてもよい。
図1は、連続加熱炉10を模式的に示す側面図である。 図2は、図1のII-II断面図である。 図3は、連続加熱炉10の側面図である。 図4は、底面部31および天井部32と、側面部33との接続構造を示す模式図である。 図5は、ユニット30b間に形成されている通気構造34を示す模式図である。 図6は、他の実施形態にかかる、マッフル30の模式図である。
以下、本開示における典型的な実施形態の1つについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の図面においては、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付して説明している。また、各図における寸法関係(長さ、幅、厚み等)は実際の寸法関係を反映するものではない。上、下、左、右、前、後の向きは、図中、U、D、L、R、F、Rrの矢印でそれぞれ表されている。ここで、上、下、左、右、前、後の向きは、説明の便宜上、定められているに過ぎず、特に言及されない限りにおいて本願発明を限定しない。本明細書において、被処理物の搬送方向は、前方向(図中の方向F)と同じ方向に設定されている。
〈連続加熱炉10〉
連続加熱炉10は、いわゆるプッシャ式の連続加熱炉である。特に限定されないが、プッシャ式の連続加熱炉10は、例えば、放熱材料である窒化ケイ素、窒化ホウ素、窒化アルミニウム等の窒化物系セラミックス粉体や、リチウムイオン電池の負極材料である炭素系やケイ素系の粉体等の加熱処理に用いられうる。これらの粉体は、窒素やアルゴン等の不活性雰囲気下で1500℃~2800℃の温度で加熱処理され、焼成されうる。
図1は、連続加熱炉10を模式的に示す側面図である。図2は、図1のII-II断面図である。図3は、連続加熱炉10の側面図である。図3では、側壁11sと側面部33が取り外された状態の炉体11の内部が示されている。連続加熱炉10は、被処理物を、搬送方向に搬送しながら連続的に加熱するための加熱炉である。この実施形態では、被処理物は、加熱容器Aに収容された状態で連続加熱炉10内を搬送される。加熱容器Aは、例えば、耐熱性に優れる材料から構成されている。加熱容器Aの材質は、加熱温度や被処理物の種類等に応じて適宜選択されうる。この実施形態では、カーボン製の加熱容器Aが用いられている。
図2に示されているように、連続加熱炉10は、炉体11と、マッフル30とを備えている。連続加熱炉10はさらに、搬送経路20と、ヒータ15とを備えている。被処理物は、連続加熱炉10内において、炉体11内の搬送経路20に沿って搬送される。被処理物は、マッフル30を介してヒータ15によって間接的に加熱処理される。
〈炉体11〉
炉体11は、被処理物を加熱処理するためのヒータ15やマッフル30が設けられた炉内空間10aを囲っている。炉体11は、内部に直線状の搬送空間30aが形成されたマッフル30を囲っている。炉体11は、トンネル状に形成されている。炉体11には、搬入口11aと、搬出口11bとが設けられている(図1参照)。
炉体11は、断熱材12と、外壁13とから構成されている。断熱材12は、マッフル30の搬送方向の周りを全周に亘って囲っている。断熱材12は、外側が外壁13によって囲われている。断熱材12の厚さは、炉体11内の熱が十分に断熱される程度の所要の厚さに設定されている。断熱材12としては、例えば、所定の形状に成形されたセラミックファイバーボードが厚み方向に積み重ねられたものや、カーボン繊維が積層されて構成されたものが用いられうる。この実施形態では、断熱材12として、カーボン繊維製の断熱材が用いられている。外壁13は、剛性および耐熱性に優れる金属製の材料によって構成される。外壁13には、例えば、ステンレス等が用いられうる。
図1に示されているように、搬入口11aは、炉体11の一方の端に形成されている。搬出口11bは、炉体11の他方の端に形成されている。被処理物は、搬入口11aから搬入され、連続加熱炉10内で加熱処理された後に搬出口11bから搬出される。
搬入口11aには、加熱処理前の被処理物が搬入される搬入ライン42が接続されている。搬入ライン42には、図示しない搬入レールが設けられている。搬入レールは、搬送経路20(図2参照)と同じ高さになるように高さが設定されている。搬入レールに台板46が載せられ、台板46には被処理物を収容した加熱容器Aが載せられる。搬入口11aは、図示しない開閉機構によって開閉可能に構成されている。特に限定されないが、開閉機構は、蓋やシャッター等であってもよい。開閉機構には、搬入口11aと搬出口11bが閉じられた時に炉体11内の気密性を保つためのシール部材が設けられていてもよい。また、開閉機構には、搬入口11aと搬出口11bが閉じられた時に後述する筒状に形成されたマッフル30(図2参照)の開口を塞ぐシール部材が設けられていてもよい。
搬入口11aが開けられ、台板46がプッシャ42aに押されることで加熱容器Aに収容された被処理物は搬入口11aから連続加熱炉10内に搬入される。連続加熱炉10内では、台板46は、搬送経路20上に配置される。台板46が搬入されると、搬入口11aは閉じられる。
一定時間経過後、搬入ライン42からは、加熱容器Aが載せられた次の台板46が搬送される。当該台板46は、プッシャ42aに押され、連続加熱炉10内の最後尾の台板46(搬入口11aから最も近い台板46)に当たる。当該台板46は、次に搬入される台板46に搬送方向上流側から押されることによって、搬送方向の前方に向かって、台板46の長さ分押し進められる。このように、搬入ライン42から順次台板46が搬入され、最後尾の台板46が押し進められることによって、連続加熱炉10内を複数の台板46が間欠的に搬送される。
搬出口11bには、加熱処理後の被処理物が搬出される搬出ライン44が接続されている。搬出ライン44には、図示しない搬出レールが設けられている。搬出レールは、搬入レールと同様に、搬送経路20と同じ高さになるように高さが設定されている。連続加熱炉10内を搬送された台板46は、搬出口11bから搬出ライン44に搬出される。搬出口11bは、図示しない開閉機構によって開閉可能に構成されている。台板46の搬出時に搬出口11bは開けられる。台板46の搬出が終わると、搬出口11bは閉じられる。なお、上述したように、連続加熱炉10内の台板46が押されて順次搬送されるため、台板46の搬入と搬出は、同じタイミングで行われる。そのため、搬入口11aと搬出口11bの開閉は、同じタイミングで行われる。なお、連続加熱炉10は、上述した搬入口11aおよび搬出口11bに開閉機構が設けられた形態に限定されない。連続加熱炉10は、例えば、搬入口11aおよび搬出口11bに開閉機構が設けられずに解放されている、いわゆる大気炉であってもよい。
台板46の搬入および搬出は、予め定められた一定の時間間隔で行われうる。台板46の搬入および搬出を一定の間隔で行うことによって、連続加熱炉10内で被処理物が加熱処理される時間を、搬入と搬出のタイミングによらずに一定にすることができる。台板46の搬入および搬出の間隔は、被処理物の処理条件に合わせて適宜設定される。台板46は、炉体11内において搬送経路20上を搬送される。また、台板46の搬入および搬出は、所定の速度で連続的に行われてもよい。例えば、台板46は、所定の速度でプッシャ42aに押されて搬送経路20上を搬送されてもよい。
〈搬送経路20〉
搬送経路20は、搬入口11aから搬出口11bに向かって直線状に延びている。図2に示されているように、被処理物は、複数の加熱容器Aに収容された状態で台板46に載せられ搬送経路20上を搬送される。搬送経路20は、後述するマッフル30の内部に形成された搬送空間30aに挿通されている。この実施形態では、搬送経路20は、マッフル30の内側の底面に配置されている。搬送経路20は、角柱状のレールである。搬送経路20の上部には、台板46が載せられる。台板46の搬送経路20と当接する面には、搬送経路20に載せられる位置を位置決めするための溝が形成されていてもよい。搬送経路20は、例えば、金属製、セラミック製、カーボン製の材料から構成されうる。この実施形態では、搬送経路20は、カーボン製である。
なお、搬送経路20の構成は、上述した形態に限定されない。搬送経路20は、マッフル30に配置されず、マッフル30の底面から所定の間隔が空けられるように、マッフル30の外部から支持されていてもよい。例えば、搬送経路20は、搬送方向においてマッフル30の端部よりも上流側および下流側で炉体11等に支持され、マッフル30内に挿通されていてもよい。また、搬送経路20はレール上のものに限られず、例えば、台板46と当接される面にローラを備えていてもよい。搬送経路20は、マッフル30に固定されていてもよく、着脱可能に配置されていてもよい。被処理物は、搬送経路20上を搬送されながら、連続的に加熱される。
〈ヒータ15〉
ヒータ15は、マッフル30を介して被処理物を加熱する。ヒータ15は、炉体11とマッフル30の間に設けられている。ヒータ15の形状や材質等は特に限定されないが、この実施形態では、ヒータ15として、円筒形状のカーボンヒータが用いられている。ヒータ15の配置は特に限定されないが、ヒータ15は、マッフル30の上方および下方に搬送方向に沿って所定の間隔を空けて並べられている。ヒータ15は、炉体11の外壁13の上面および下面に取り付けられている支柱15aによって支持されている。支柱15aには、ヒータ15に電流を流す電極が設けられうる。この実施形態では、マッフル30は、高さ方向に比べて幅方向が広く構成されている。このような場合には、均熱化の観点から、ヒータ15は、マッフル30を挟むように炉体11の上部と下部に設けられていることが好ましい。
ところで、均熱化の観点から、ヒータ15の長さは、少なくともマッフル30の幅と同程度以上であることが好ましい。この実施形態では、2本のヒータ15をジョイント15bで繋いでいる。そのため、炉体11やマッフル30を大型化して大量の被処理物を加熱処理する際にも、被処理物が均一に加熱されやすくなる。
〈マッフル30〉
マッフル30は、炉体11の内部に設けられている。マッフル30は内部に、被処理物が搬送方向に搬送される搬送空間30aを形成している。マッフル30は、筒状であり、搬送方向において両端が開口している。当該開口から被処理物が搬入および搬出される。マッフル30は、搬入口11aの近傍から搬出口11bの近傍に亘って設けられている。マッフル30は、炉体11との間に所要の空間を空けて配置されている。マッフル30は、底面部31と、天井部32と、側面部33とを有している。また、マッフル30は、底面部31と、天井部32と、側面部33とを備え、かつ、搬送方向において隣り合う複数のユニット30bから構成されている。マッフル30のユニット30bは、1枚の底面部31と、1枚の天井部32と、幅方向両側に1枚ずつの側面部33とから構成されている。マッフル30は、搬送方向と垂直な断面が矩形状である角筒形状を有している。なお、マッフル30の形状は、角筒形状に限定されない。例えば、マッフル30には、搬送方向と垂直な断面が円弧状となるような湾曲した部位が設けられていてもよい。マッフル30としては、金属製、セラミック製、カーボン製のものを用いることができる。この実施形態では、マッフル30は、カーボン製である。
マッフル30は、上述したように、内部に搬送空間30aを形成している。搬送空間30aは、なるべく多くの被処理物を加熱処理する観点から、複数段に重ねられた加熱容器Aを複数列に並べて搬送できるような広さに設定されている。図2に示されている実施形態では、搬送空間30aは、3段に重ねられた加熱容器Aが4列に並べられて搬送できるような広さに設定されている。搬送空間30aの広さは、マッフル30の底面部31、天井部32、側面部33の寸法によって設定される。ここでは、マッフル30は、高さ方向に比べて幅方向が広く構成されている。
底面部31は、支柱31aによって炉体11の下部から支持されている。支柱31aは、外壁13の底面に取り付けられており、下方の断熱材12を貫通して下部から延びている。底面部31は、支柱31aに固定されていてもよく、支柱31aから着脱可能なように配置されていてもよい。底面部31には、搬送経路20を位置決めするための溝が形成されていてもよい。
天井部32は、底面部31と対向している。天井部32は、炉体11の上部から保持されている。この実施形態では、天井部32は、炉体11の外壁13の上面に取り付けられている保持部材32aによって保持されている。保持部材32aは、上端が外壁13の上面に取り付けられており、下端がフランジ状に拡径している。天井部32には、保持部材32aが挿通される挿通孔が形成されている。天井部32は、挿通孔に保持部材32aが挿通され、保持部材32aのフランジ状の部位に内側面から支持されている。保持部材32aのフランジ状の部位は、天井部32を支持できるよう、挿通孔よりも十分大きい寸法に設定されている。天井部32は、保持する構造が内側に設けられた保持部材32aによって吊られていることによって、天井部32は、上方に持ち上げられることが可能である。
側面部33は、底面部31と天井部32とを繋いでいる。側面部33は、幅方向の両側に一対設けられている。側面部33は、炉体11の下部から支持された底面部31と、炉体11の上部から保持された天井部32とに取り付けられている。一対の側面部33のうち、少なくとも一方の側面部33は、着脱可能に構成されている。この実施形態では、マッフル30は、両側の側面部33が着脱可能に構成されている。なお、搬送方向において隣り合うユニット30b間の側面部33は、それぞれ固定されていない。そのため、側面部33は、ユニット30bごとに個別に着脱できるように構成されている。
図4は、底面部31および天井部32と、側面部33との接続構造を示す模式図である。側面部33の接続構造は特に限定されないが、この実施形態では、図4に示されているように、マッフル30の幅方向において底面部31の内側面の端部には、凹部31cが設けられている。側面部33の下端には、底面部31の凹部31cに対応する凸部33c1が設けられている。天井部32の内側面の端部には、凹部32cが設けられている。側面部33の上端には、天井部32の凹部32cに対応する凸部33c2が設けられている。凸部33c1,33c2はそれぞれ、凹部31c,32cよりも小さい寸法に設定されている。凹部31c,32cは、搬送方向に連続した溝として形成されていてもよく、間欠的に形成された孔であってもよい。側面部33の着脱は、例えば、天井部32を上方に少し持ち上げ、天井部32と底面部31の間隔が広げられた状態で行われてもよい。なお、図2では、これら接続構造の図示は省略されている。
ところで、図2に示されているように、上述した炉体11は、一対の側壁11sを有している。炉体11は、着脱可能な側面部33に対応する側壁11sが着脱可能に構成されている。この実施形態では、炉体11は、着脱可能な側壁11sを搬送方向に沿って複数備えている(図1参照)。
炉体11には、搬送方向と垂直な両側面に開口11oが形成されている。開口11oは、着脱可能な側面部33と対向する位置に形成されている。開口11oは、断熱材12に形成されている開口と、当該開口と対応する位置において外壁13に形成されている開口によって構成されている。外壁13の開口は、断熱材12の開口よりも一回り大きい。
側壁11sは、炉体11側面に形成されている開口11oを塞いでいる。側壁11sは、外壁13の開口よりも一回り大きい蓋板13sと、蓋板13sの内側に取り付けられた断熱部12sとを備えている。断熱部12sは、断熱材12の開口に嵌め入れられる部位である。蓋板13sは、外壁13の開口に嵌め入れられる部位と、外壁13の外側面において開口の周縁部に当接される部位とを備えている。断熱部12sは、断熱材12と同様の材料によって構成されうる。蓋板13sは、外壁13と同様の材料によって構成されうる。蓋板13sの、外壁13と当接する面には、炉内空間10aの気密性を保つためのシール部材(図示省略)が開口11oを囲うように設けられている。側壁11sは、炉体11から着脱可能に構成されている。この実施形態では、側壁11sは、開口11oの周縁部にボルト14によって取り付けられている。
上述した実施形態では、マッフル30は、底面部31と、天井部32と、一対の側面部33とを有している。一対の側面部33のうち少なくとも一方の側面部33は、着脱可能に構成されている。さらに、炉体11は、一対の側壁11sを有し、着脱可能な側面部33に対応する側壁11sが着脱可能に構成されている。このように、マッフル30と炉体11のそれぞれ対応する位置が着脱可能に構成されていることによって、メンテナンス時に炉体11を側面から外し、その状態でマッフル30も側面部33を取り外すことができる。このため、マッフル30全体を取り外すことなく、マッフル30の側面のみを開けて内部をメンテナンスでき、メンテナンス性が良好である。
また、この実施形態では、複数の側壁11sは、複数のユニット30bと対応する位置に設けられている。1つの側壁11sを開き、1つのユニット30bをメンテナンスできるように構成されている。連続加熱炉10の炉長が長い場合には、このようにマッフル30と炉体11の着脱可能な位置をユニット30bと対応する位置に複数設けることによって、ユニット30bごとにメンテナンスを可能にすることができ、連続加熱炉10のメンテナンス性を向上させることができる。
上述した連続加熱炉10では、マッフル30は、両側の側面部33が着脱可能に構成されている。それに応じて炉体11の両側に着脱可能な側壁11sが設けられている。これによって、マッフル30の両側の側面からメンテナンスが可能である。ところで、生産性を向上させる観点からは、一度に被処理物を加熱処理する量を増やすために搬送空間30aは広いことが好ましい。例えば、炉体11の幅方向に広いマッフル30の構造が採用されうる。このような場合にも、マッフル30の両側の側面が開けられることによって、メンテナンス性をより向上させることができる。なお、かかる形態に限定されず、マッフル30は、一対の側面部33のうち、片側の側面部33が着脱可能に構成され、対応する片側の側壁11sが着脱可能に構成されていてもよい。
この実施形態では、底面部31は、炉体11の下部から支持されており、天井部32は、炉体11の上部から保持されている。これによって、マッフル30の側面部33のみを取り外しやすい。これによって、側面部33を取り外すだけでマッフル30の内部をメンテナンスできる。また、マッフル30の内部には、例えば、底面部31から天井部32を支持するような構造が不要であり、マッフル30の構造をよりシンプルにすることができる。その結果、マッフル30内のメンテナンス性がより向上しうる。
〈排気筒16〉
図2に示されているように、マッフル30には、排気筒16が接続されている。排気筒16は、被処理物が加熱されることによって発生しうる反応ガスや、雰囲気ガスを排気する。排気筒16は、炉体11の外部から炉体11を貫通してマッフル30に接続されている。マッフル30の、排気筒16が接続される部分には、孔32bが形成されている。排気筒16は、炉体11の外部で図示しない排気ポンプに接続されている。排気ポンプが吸引を開始すると、排気筒16を介してマッフル30内が負圧になる。
被処理物が加熱されることによって発生する反応ガスは、炉体11内の設備に付着すると、付着した部分が腐食され劣化が生じるおそれがある。マッフル30に排気筒16が接続されていることによって、マッフル30内で発生した反応ガスを、マッフル30外の炉内空間10aに排出させることなく炉体11外に排出することができ、炉体11内の設備の劣化を抑制することができる。
この実施形態では、排気筒16は、マッフル30の天井部32に接続されている。被処理物が加熱されることによって発生する反応ガスは、雰囲気ガスよりも軽く、上方に向かって流れうる。そのため、排気筒16が天井部32に接続されていることによって、反応ガスをより効率よく排気しうる。また、孔32bは、天井部32の幅方向の中央部に設けられている。これによって、マッフル30内では、幅方向においてバランスよく反応ガスが排気されうる。
なお、炉体11には、炉内空間10aに雰囲気ガスを導入する図示しない給気筒が接続されていてもよい。給気筒には、窒素やアルゴン等の雰囲気ガスを導入するための給気装置が接続されている。給気筒は、例えば、外壁13の底面から接続されうる。
マッフル30は、炉体11の内部の空間と、搬送空間30aとを連通する通気構造34を備えている。通気構造34は、排気筒16によってマッフル30内が負圧になった場合に、マッフル30の外部から内部に向かってガスを流入させる構造である。通気構造34は、マッフル30の内部と外部とを連通する構造であれば特に限定されない。
この実施形態では、図4に示されているように、底面部31と側面部33の境界、および、天井部32と側面部33の境界に、通気構造34が形成されている。通気構造34は、例えば、マッフル30に設けられてた孔であってもよく、マッフル30の部品間に形成された隙間であってもよい。この実施形態では、側面部33の下端の凸部33c1は、底面部31の凹部31cよりも小さい寸法に設定されている。側面部33の上端の凸部33c2は、天井部32の凹部32cよりも小さい寸法に設定されている。また、側面部33は、底面部31と天井部32に対して接着剤やシール部材等を介さずに取り付けられている。このため、これらの境界には不可避的に隙間が形成されており、境界部分において気密性が低くなっている。換言すると、面部31と側面部33の境界、および、天井部32と側面部33の境界には、気密性が低くなった通気構造34が形成されている。このような通気構造34は、底面部31と側面部33の境界、および、天井部32と側面部33の境界のうち、少なくともいずれか一方の境界に形成されているとよい。
また、この実施形態ではさらに、隣り合うユニット30bの間に通気構造34が形成されている。図5は、ユニット30b間に形成されている通気構造34を示す模式図である。図5では、1のユニット30bの天井部32と、他の1のユニット30bの天井部32との間に形成されている通気構造34が模式的に示されている。ユニット30b間の通気構造34は特に限定されないが、この実施形態では、図5に示されているように、天井部32の長さ方向(搬送方向)の端部には、段差32dが設けられている。段差32dは、天井部32の幅方向(搬送方向と垂直な方向)の一端から他端に向かって形成されている。隣り合う天井部32においては、対向する天井部32の段差32dが向かい合って通気構造34としての隙間を形成するように、互いに異なる面に段差32dが設けられている。隣り合う天井部32は、天井部32の厚み方向の平面視において、段差32dが重なるように設けられている。なお、底面部31および側面部33にも、隣り合うユニット30b間に通気構造34が形成されていてもよい。底面部31および側面部33にも、例えば、天井部32の段差32dと同様の構造によって通気構造34が形成されていてもよい。
上述した実施形態では、マッフル30は、炉体11の内部の空間と、搬送空間30aとを連通する通気構造34を備えている。排気筒16が接続されている排気ポンプを作動させると、排気筒16から吸引されマッフル30内が負圧になる。すると、炉内空間10aから通気構造34を介してマッフル30内に雰囲気ガスが流入しうる。このように、マッフル30の外部から内部に向かってガスの流れが形成されることによって、被処理物から発生する反応ガスがマッフル30の外部に流出しにくくなる。その結果、ヒータ15等の炉体11内の設備が劣化しにくくなりうる。
上述した実施形態では、通気構造34は、底面部31と側面部33の境界、および、天井部32と側面部33の境界に形成されている。側面部33は、底面部31と天井部32に対して着脱可能に構成されている。かかる構成を有するマッフル30は、炉体11内の劣化を抑制する通気構造34と、メンテナンス性が良好な接続構造が両立されている。
上述した実施形態では、マッフル30は、底面部31と、天井部32と、側面部33とを備え、かつ、搬送方向において隣り合う複数のユニット30bから構成されている。隣り合うユニット30bの間に通気構造34が形成されている。かかる構成によって、ユニット30b間においてもマッフル30の外部から内部に向かってガスの流れを形成することができる。また、ユニット30b間に隙間が設けられていることによって、炉内空間10aが加熱されて高温になった際のマッフル30の熱膨張を緩和することができる。これによって、マッフル30の変形が抑制されうる。
上述した実施形態では、側面部33と、底面部31および天井部32との境界には、凹部31c,32cと、凹部31c,32cに対応する凸部33c1,33c2とが設けられている。また、天井部32には段差32dが設けられており、搬送方向において隣り合う天井部32では、平面視において段差32dが重なるように配置されている。これらの通気構造34によって、マッフル30の外部から内部に向かって屈曲したガスの流路が形成される。マッフル30に、屈曲したガスの流路が形成されるような構造が形成されていることによって、マッフル30内へ流入する雰囲気ガスの勢いを抑えることができる。
連続加熱炉10内の構成は、種々変形、変更することができる。例えば、マッフル30の構造は、上述した形態に限定されない。図6は、他の実施形態にかかる、マッフル30の模式図である。図6では、底面部31および天井部32と、側面部33との接続構造が示されている。図6に示されている実施形態では、側面部33は、ボルト35によって天井部32に取り付けられている。天井部32の幅方向の端部には、ボルト35が取り付けられる取付孔35aが形成されている。側面部33の上部には、ボルト35が挿通される貫通孔35bが形成されている。側面部33は、天井部32と上端が揃えられた状態でボルト35によって取り付けられている。側面部33の下端は、底面部31の幅方向の端部に載せられている。天井部32と側面部33の間、および、側面部33と底面部31の間には、通気構造34が形成されている。
図6に示されている実施形態では、マッフル30は、通気構造34からの気体の流入を遮蔽する遮蔽部36を有している。遮蔽部36は、マッフル30の内側に設けられている。遮蔽部36は、マッフル30の内側面から突出した部位である。排気筒16(図2参照)からの排気中は、天井部32と側面部33の間では、上方から下方に向かってガスが流入する。側面部33と底面部31の間では、外側から内側に向かってガスが流入する。この実施形態では、ガスの流路は直線状に形成されている。遮蔽部36は、ガスが流入する通気構造34の延長線上に設けられている。これによって、マッフル30内へ流入する雰囲気ガスの勢いを抑えることができる。
以上、具体的な実施形態を挙げて詳細な説明を行ったが、これらは例示にすぎず、請求の範囲を限定するものではない。請求の範囲に記載の技術には、以上に記載した実施形態を様々に変形、変更したものが含まれる。また、上記実施形態で例示された複数の技術の一部を採用することも可能である。
10 連続加熱炉
10a 炉内空間
11 炉体
11a 搬入口
11b 搬出口
11o 開口
11s 側壁
12 断熱材
13 外壁
14 ボルト
15 ヒータ
16 排気筒
20 搬送経路
30 マッフル
30a 搬送空間
30b ユニット
31 底面部
32 天井部
33 側面部
34 通気構造
35 ボルト
36 遮蔽部
42 搬入ライン
44 搬出ライン
46 台板

Claims (10)

  1. 搬入口と、搬出口とが設けられたトンネル状の炉体と、
    前記炉体の内部に設けられ、被処理物が搬送方向に搬送される搬送空間を形成する筒状のマッフルと
    を備え、
    前記マッフルには、排気筒が接続されており、
    前記マッフルは、前記炉体の内部かつ前記マッフルの外部の空間と、前記マッフルの内部の前記搬送空間とを連通する通気構造を備えている、
    連続加熱炉。
  2. 前記マッフルは、
    底面部と、
    前記底面部と対向する天井部と、
    前記底面部と前記天井部とを繋ぐ一対の側面部と
    を有している、請求項1に記載された連続加熱炉。
  3. 前記通気構造は、前記底面部と前記側面部の境界、および、前記天井部と前記側面部の境界のうち、少なくともいずれか一方の境界に形成されている、請求項2に記載された連続加熱炉。
  4. 前記側面部の上端および下端には、凸部が設けられており、
    前記底面部および前記天井部には、前記凸部に対応する凹部が設けられており、
    前記側面部は、前記凸部および前記凹部を介して接続されており、かつ、前記凸部と前記凹部の間には、前記通気構造としての隙間が形成されている、請求項3に記載された連続加熱炉。
  5. 前記排気筒は、前記マッフルの前記天井部に接続されている、請求項2または3に記載された連続加熱炉。
  6. 前記マッフルは、前記底面部と、前記天井部と、前記側面部とを備え、かつ、前記搬送方向において隣り合う複数のユニットから構成されており、隣り合う前記ユニットの間に前記通気構造が形成されている、請求項2または3に記載された連続加熱炉。
  7. 前記マッフルは、前記通気構造からの気体の流入を遮蔽する遮蔽部を有する、請求項1~3のいずれか一項に記載された連続加熱炉。
  8. 前記底面部は、前記炉体の下部から支持されており、前記天井部は、前記炉体の上部から保持されている、請求項2または3に記載された連続加熱炉。
  9. 前記マッフルの少なくとも一方の前記側面部は、着脱可能に構成されており、
    前記炉体は、一対の側壁を有し、着脱可能な前記側面部に対応する前記側壁が着脱可能に構成されている、請求項2または3に記載された連続加熱炉。
  10. 前記マッフルは、両側の前記側面部が着脱可能に構成されている、請求項9に記載された連続加熱炉。

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