JPH04277608A - チップ形固体電解コンデンサ - Google Patents

チップ形固体電解コンデンサ

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JPH04277608A
JPH04277608A JP3993091A JP3993091A JPH04277608A JP H04277608 A JPH04277608 A JP H04277608A JP 3993091 A JP3993091 A JP 3993091A JP 3993091 A JP3993091 A JP 3993091A JP H04277608 A JPH04277608 A JP H04277608A
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JP
Japan
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solid electrolytic
electrolytic capacitor
exterior resin
type solid
polarity
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Pending
Application number
JP3993091A
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English (en)
Inventor
▲青▼島 洋一
Yoichi Aoshima
Hideo Nakajima
秀郎 中島
Masatoshi Tasei
正俊 田制
Kenji Kuranuki
健司 倉貫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般電子機器に用いられ
る固体電解コンデンサに関し、特に表面実装技術により
組み立てられる電子回路に使用されるチップ形固体電解
コンデンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小型化,軽量化の要求
とともに電子回路の組立技術が高度に発達し、回路基板
の多層化とともに表面実装技術が進歩し、電子部品のチ
ップ化も一般的となっており、もちろん電解コンデンサ
もその例外でない。特に、小型化が比較的容易で樹脂外
装ができる固体電解コンデンサにその需要が大きい。
【0003】また、回路基板上に稠密に組み立てる場合
においても、高さを厳しく抑える場合と、高さはある程
度許容されても平面の面積を極小に抑える場合の二つの
方向があり、それは使用される機器によって選択されて
いた。
【0004】この場合、固体電解コンデンサは有極性で
あるため、誤使用を防ぐために、陽陰極またはどちらか
の極性の表示が必要であった。そのため、従来において
は、図7に示すように陽極側の端子1(図示せず)と陰
極側の端子2の幅や形状を変えたり、あるいは、どちら
かの極に近い外装樹脂3の一部分にテーパ部4を形成し
たり、さらに回路基板に固体電解コンデンサを搭載した
際に固体電解コンデンサの上面となる部分に極性5を印
刷表示する方法がとられていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来における固体電解コンデンサでは使用方向が一方向に
限定されており、また従来の極性の表示方法では、固体
電解コンデンサを立てて垂直方向に使用できる構造を採
用したとしても、昨今のように電子部品が稠密に組み立
てられる回路基板では、組立後、固体電解コンデンサの
極性をその側面から目視により判別するのは非常に困難
なものであった。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、平面および垂直のどちらの方向にでも組み立てるこ
とができ、かつ平面方向,垂直方向のいずれの方向に組
み立てられた場合においても、目視によりその極性を容
易に判別することができるチップ形固体電解コンデンサ
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のチップ形固体電解コンデンサは、弁金属の
表面に酸化皮膜,導電物質層,導電性高分子膜、導体層
を順次形成してコンデンサ素子を構成し、かつこのコン
デンサ素子を両極端子を兼ねるリードフレーム上に接続
し、さらにこれらを外装樹脂で直方体状に被覆成形し、
その後、外装樹脂の側面から導出された両極端子を所定
の長さに切断し、かつ両極端子を外装樹脂に沿って側面
から底面にまで折り曲げてなるチップ形固体電解コンデ
ンサにおいて、前記両極端子を外装樹脂の相対向する二
つの側面から一対ずつ導出し、かつこれらの両極端子を
外装樹脂の底面にまで折り曲げるとともに、コンデンサ
本体が平面方向,垂直方向のいずれの方向に組み立てら
れても、少なくとも垂直2方向から目視により極性が判
別できるように前記外装樹脂の一部に極性表示用の溝を
設けたものである。
【0008】
【作用】上記構成のチップ形固体電解コンデンサによれ
ば、両極端子を外装樹脂の相対向する二つの側面から一
対ずつ導出し、かつこれらの両極端子を外装樹脂の底面
にまで折り曲げた構成としているため、コンデンサ本体
を回路基板に組み込む場合、平面方向,垂直方向のいず
れの方向にも組み込むことができ、また前記外装樹脂の
一部には、コンデンサ本体が平面方向,垂直方向のいず
れの方向に組み立てられても、少なくとも垂直2方向か
ら目視により極性が判別できるように極性表示用の溝を
設けているため、コンデンサ本体が回路基板に平面方向
,垂直方向のいずれの方向に組み立てられた場合でも、
その上面から目視によりその極性を容易に判別すること
ができ、これにより、誤使用を確実に防止できるもので
ある。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづ
いて説明する。図1(a),(b)において、11はコ
ンデンサ素子で、このコンデンサ素子11は、平板状の
アルミニウム箔を絶縁テープ12によって陽極部13と
陰極部14に区分し、かつ陰極部14の表面には酸化皮
膜15を形成し、さらにこの酸化皮膜15の上に、二酸
化マンガンからなる導電物質層16,ポリピロールから
なる導電性高分子膜17,グラファイト層18と銀ペイ
ント層19からなる導体層を順次形成することにより構
成されている。
【0010】また前記コンデンサ素子11は、図2,図
3(a),(b)に示すような両極端子を兼ねるリード
フレーム20の上に複数枚搭載し、そしてこのコンデン
サ素子11の陰極部4は陰極側部止め21を直角に曲げ
て位置を決め、かつ少量の銀ペイントをリードフレーム
20の上とアルミニウム箔間に塗布してリードフレーム
20に接着し、また陽極部13は陽極押さえ部22を1
80度折り曲げてこの陽極押さえ部22と陽極部13を
密着させた状態としてレーザ溶接により接続した。その
後、図3(b)の破線で示す部分を、陽極端子23と陰
極端子24が露出するように外装樹脂で直方体状に被覆
成形(モールド成形)し、そして外装樹脂の側面から導
出された陽極端子23と陰極端子24を所定の長さに切
断し、その後、陽極端子23と陰極端子24を外装樹脂
に形成した溝部25,26に沿って側面から底面にまで
折り曲げることにより、図4に示すようなチップ形の固
体電解コンデンサ本体27を得た。なお、このチップ形
の固体電解コンデンサ本体27は、箔化成電圧が40V
で寸法が3×7mmのアルミニウム箔を用いているもの
で、このアルミニウム箔を2枚積層した固体電解コンデ
ンサの定格は12.5V,4.7μFであった。
【0011】図4に示すチップ形の固体電解コンデンサ
は、外装樹脂の相対向する二つの側面から陽極端子23
と陰極端子24を一対ずつ導出した4端子構造としてい
るため、図4のA面、すなわち固体電解コンデンサの底
面を回路基板に接触させて設置する平面型としての使用
、もしくは図4の矢印X1またはX2の面を回路基板に
接触させて設置する垂直型としての使用、つまりチップ
形の固体電解コンデンサ本体27を平面方向,垂直方向
のいずれの方向にも組み立てることができるものである
。この場合、チップ形の固体電解コンデンサ本体27を
平面方向に組み立てた場合は、低背化がはかれ、一方、
固体電解コンデンサ本体27を垂直方向に組み立てた場
合は、設置面積を小さくすることができるという特徴を
有するもので、使用用途により使い分けることができる
【0012】また図4において、28は外装樹脂の相対
向する側部に設けた極性表示用の溝で、この溝28を設
けたことにより、チップ形の固体電解コンデンサ本体2
7を平面方向に組み立てた場合は、前記溝28の端の窪
みを目視で確認することができるため、極性判別も容易
に行え、またチップ形の固体電解コンデンサ本体27を
垂直方向に組み立てた場合は、前記溝28の全体を目視
で確認することができるため、極性判別も容易に行える
ものである。
【0013】図5は図4に示したチップ形の固体電解コ
ンデンサにおける極性表示用の溝28を、外装樹脂の相
対向する側部のみでなく、外装樹脂の底部まで延ばして
形成した実施例を示したもので、この実施例の場合は、
チップ形の固体電解コンデンサ本体27を平面方向に組
み立てた場合に、極性判別がさらに容易に行えるもので
あり、かつこの構造も成形金型の加工により簡単に実現
することができる。さらに、外装樹脂の上面部には、図
5に示すように、コンデンサの品番や定格29を表示し
ており、それと同時に極性表示30も印刷などの方法に
より行われている。
【0014】図6は図4に示したチップ形の固体電解コ
ンデンサにおける極性表示用の溝28を、外装樹脂の側
部の一部に設け、かつ外装樹脂の上面部に図5で示した
極性表示30を設けた実施例を示したもので、この実施
例においては、チップ形の固体電解コンデンサ本体27
を平面方向に組み立てた場合には、極性表示30により
極性を判別し、一方、チップ形の固体電解コンデンサ本
体27を垂直方向に組み立てた場合には、極性表示用の
溝28により極性を判別するものである。
【0015】なお、上記実施例においては、アルミニウ
ム箔を電極とし、かつ導電性高分子膜17をポリピロー
ルで構成したチップ形の固体電解コンデンサについて説
明したが、電極はタンタルやニオブなどの弁金属により
構成してもよく、一方、導電性高分子膜17はポリピロ
ール以外にチオフェン,フランなどの複素環式化合物の
重合物を主体としたものでも、本発明を適用することが
できるものである。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明のチップ形固体電解
コンデンサは、陽極端子と陰極端子を外装樹脂の相対向
する二つの側面から一対ずつ導出し、かつこれらの両極
端子を外装樹脂の底面にまで折り曲げた構成としている
ため、コンデンサ本体を回路基板に組み込む場合、平面
方向,垂直方向のいずれの方向にも組み込むことができ
、また前記外装樹脂の一部には、コンデンサ本体が平面
方向,垂直方向のいずれの方向に組み立てられても、少
なくとも垂直2方向から目視により極性が判別できるよ
うに極性表示用の溝を設けているため、コンデンサ本体
が回路基板に平面方向,垂直方向のいずれの方向に組み
立てられた場合でも、その上面から目視によりその極性
を容易に判別することができ、これにより、誤使用を確
実に防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施例におけるチップ形固体
電解コンデンサに使用コンデンサ素子の概要を示す平面
図 (b)同コンデンサ素子の側断面図
【図2】同チップ形固体電解コンデンサの製作に使用さ
れた両極端子を兼ねるリードフレームの概要を示す横断
面図
【図3】(a)図2におけるリードフレームの一部拡大
図 (b)同リードフレームに本発明一実施例におけるチッ
プ形固体電解コンデンサのコンデンサ素子を搭載した状
態を示す平面図
【図4】同チップ形固体電解コンデンサの構造および極
柱判別用の溝の構造を示す斜視図
【図5】同チップ形固体電解コンデンサにおける別の極
柱判別の構造を示す斜視図
【図6】同チップ形固体電解コンデンサにおけるさらに
別の極柱判別の構造を示す斜視図
【図7】従来例におけるチップ形固体電解コンデンサの
構造と極性表示あるいは極性判別の方法を示す斜視図
【符号の説明】
11  コンデンサ素子 15  酸化皮膜 16  導電物質層 17  導電性高分子膜 18  グラファイト層 19  銀ペイント層 23  陽極端子 24  陰極端子 27  コンデンサ本体 28  極性表示用の溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弁金属の表面に酸化皮膜,導電物質層,導
    電性高分子膜、導体層を順次形成してコンデンサ素子を
    構成し、かつこのコンデンサ素子を両極端子を兼ねるリ
    ードフレーム上に接続し、さらにこれらを外装樹脂で直
    方体状に被覆成形し、その後、外装樹脂の側面から導出
    された両極端子を所定の長さに切断し、かつ両極端子を
    外装樹脂に沿って側面から底面にまで折り曲げてなるチ
    ップ形固体電解コンデンサにおいて、前記両極端子を外
    装樹脂の相対向する二つの側面から一対ずつ導出し、か
    つこれらの両極端子を外装樹脂の底面にまで折り曲げる
    とともに、コンデンサ本体が平面方向,垂直方向のいず
    れの方向に組み立てられても、少なくとも垂直2方向か
    ら目視により極性が判別できるように前記外装樹脂の一
    部に極性表示用の溝を設けたことを特徴とするチップ形
    固体電解コンデンサ。
  2. 【請求項2】弁金属がアルミニウム箔であり、かつ導電
    性高分子膜がポリピロール,チオフェン,フランなどの
    複素環式化合物の重合物を主体とするものである請求項
    1記載のチップ形固体電解コンデンサ。
JP3993091A 1991-03-06 1991-03-06 チップ形固体電解コンデンサ Pending JPH04277608A (ja)

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JP3993091A JPH04277608A (ja) 1991-03-06 1991-03-06 チップ形固体電解コンデンサ

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JP (1) JPH04277608A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005064423A (ja) * 2003-08-20 2005-03-10 Nec Tokin Corp チップ型電子部品及びその識別方法
JP2006190929A (ja) * 2004-12-06 2006-07-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 固体電解コンデンサ及びその製造方法
JP2007035691A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 固体電解コンデンサ及びその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006190929A (ja) * 2004-12-06 2006-07-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 固体電解コンデンサ及びその製造方法
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