JPH04277450A - 陰極線管の偏向ヨーク調整装置 - Google Patents
陰極線管の偏向ヨーク調整装置Info
- Publication number
- JPH04277450A JPH04277450A JP3966191A JP3966191A JPH04277450A JP H04277450 A JPH04277450 A JP H04277450A JP 3966191 A JP3966191 A JP 3966191A JP 3966191 A JP3966191 A JP 3966191A JP H04277450 A JPH04277450 A JP H04277450A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deflection yoke
- cathode ray
- ray tube
- deflection
- coil
- Prior art date
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- Pending
Links
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 3
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、陰極線管の偏向ヨーク
調整装置に関し、特に偏向ヨークの漏洩磁界を低減させ
るキャンセルコイルを有する陰極線管の偏向ヨーク調整
装置に関する。
調整装置に関し、特に偏向ヨークの漏洩磁界を低減させ
るキャンセルコイルを有する陰極線管の偏向ヨーク調整
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】周知のように、ＣＲＴディスプレイ装置
等に装着される偏向ヨークにおいては、通常、水平偏向
ヨークに対し１５．７５ｋＨｚ以上で１２０ｋＨｚ程度
までの水平偏向電流を供給し、偏向ヨークから発生する
水平偏向磁界を利用して電子ビームを偏向させ、画面上
に所望の画像を得るものであり、この場合、水平偏向磁
界が偏向ヨークの外部に対し漏れ磁界を生じる。そして
、この外部漏れ磁界が欧米で問題となっている。
等に装着される偏向ヨークにおいては、通常、水平偏向
ヨークに対し１５．７５ｋＨｚ以上で１２０ｋＨｚ程度
までの水平偏向電流を供給し、偏向ヨークから発生する
水平偏向磁界を利用して電子ビームを偏向させ、画面上
に所望の画像を得るものであり、この場合、水平偏向磁
界が偏向ヨークの外部に対し漏れ磁界を生じる。そして
、この外部漏れ磁界が欧米で問題となっている。
【０００３】従来、この外部洩れ磁界を低減させる手段
として、偏向ヨークに直接外部洩れ磁界と逆向きの磁界
を発生させるコイルを付加するものと、陰極線管前面上
下部と両側面部に水平偏向電流の一部または全部を流す
コイル装置を付加し偏向ヨークを調整する状態で漏洩磁
界を低減させるものとがあった。
として、偏向ヨークに直接外部洩れ磁界と逆向きの磁界
を発生させるコイルを付加するものと、陰極線管前面上
下部と両側面部に水平偏向電流の一部または全部を流す
コイル装置を付加し偏向ヨークを調整する状態で漏洩磁
界を低減させるものとがあった。
【０００４】ディスプレイ装置メーカの多くは、偏向ヨ
ークに直接外部漏れ磁界と逆向きの磁界を発生させるコ
イルを付加すると偏向能率が下がり、またコンバーゼン
ス特性とランディング特性に影響を与えるため、偏向ヨ
ークは従来のタイプを用い、陰極線管前面上下部と両側
面部に水平偏向電流を流すコイル装置を付加し偏向ヨー
クを調整する状態で漏洩磁界を低減させる方法を採用し
ている。
ークに直接外部漏れ磁界と逆向きの磁界を発生させるコ
イルを付加すると偏向能率が下がり、またコンバーゼン
ス特性とランディング特性に影響を与えるため、偏向ヨ
ークは従来のタイプを用い、陰極線管前面上下部と両側
面部に水平偏向電流を流すコイル装置を付加し偏向ヨー
クを調整する状態で漏洩磁界を低減させる方法を採用し
ている。
【０００５】一方、偏向ヨーク調整は、ディスプレイ装
置メーカで行っていたが、ディスプレイセットのコンパ
クト化、高精細度化に伴ない、陰極線管製造メーカに移
行してきている。このため陰極線管前面上下部と両側面
部に水平偏向電流を流すコイル装置を付加し、偏向ヨー
クを調整する状態で漏洩磁界を低減させる方法も、陰極
線管製造メーカで採用することになっている。
置メーカで行っていたが、ディスプレイセットのコンパ
クト化、高精細度化に伴ない、陰極線管製造メーカに移
行してきている。このため陰極線管前面上下部と両側面
部に水平偏向電流を流すコイル装置を付加し、偏向ヨー
クを調整する状態で漏洩磁界を低減させる方法も、陰極
線管製造メーカで採用することになっている。
【０００６】従来、コイル装置を付加し偏向ヨークを調
整するものは、キャンセルコイルを陰極線管に１本づつ
人間の手で脱着して、偏向ヨークを調整していた。
整するものは、キャンセルコイルを陰極線管に１本づつ
人間の手で脱着して、偏向ヨークを調整していた。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】従来の偏向ヨーク調整
方法では、漏洩磁界と逆向きの磁界を発生させるキャン
セルコイルを陰極線管に１本づつ人間の手で脱着して偏
向ヨークを調整していたため、キャンセルコイルの位置
精度がでない，偏向ヨーク調整に多くの時間を要する，
また偏向ヨークの高電圧部に手が接触し感電する等の事
故を起こす，などの問題点があった。
方法では、漏洩磁界と逆向きの磁界を発生させるキャン
セルコイルを陰極線管に１本づつ人間の手で脱着して偏
向ヨークを調整していたため、キャンセルコイルの位置
精度がでない，偏向ヨーク調整に多くの時間を要する，
また偏向ヨークの高電圧部に手が接触し感電する等の事
故を起こす，などの問題点があった。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の陰極線管の偏向
ヨーク調整装置は、水平偏向電流を流し偏向ヨークの漏
洩磁界と逆向きの磁界を発生するキャンセルコイルと、
このキャンセルコイルを機構部に取付ける取付治具と、
電源部より出力される偏向電流を中継し、かつ水平偏向
電流をキャンセルコイルに取り込む中継ケーブルとを備
えている。
ヨーク調整装置は、水平偏向電流を流し偏向ヨークの漏
洩磁界と逆向きの磁界を発生するキャンセルコイルと、
このキャンセルコイルを機構部に取付ける取付治具と、
電源部より出力される偏向電流を中継し、かつ水平偏向
電流をキャンセルコイルに取り込む中継ケーブルとを備
えている。
【０００９】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明する
。図１は本発明の一実施例の正面図、図２は平面図、図
３は簡略接続図である。陰極線管４は機構部１に取付け
られ、キャンセルコイル２は取付治具３により機構部１
に取り付けられている。中継ケーブル５は電源部９より
偏向電流を出力する偏向ケーブル８と偏向ヨーク７の偏
向コネクタ６を中継し、かつ水平偏向電流をキャンセル
コイル２に取り込む。
。図１は本発明の一実施例の正面図、図２は平面図、図
３は簡略接続図である。陰極線管４は機構部１に取付け
られ、キャンセルコイル２は取付治具３により機構部１
に取り付けられている。中継ケーブル５は電源部９より
偏向電流を出力する偏向ケーブル８と偏向ヨーク７の偏
向コネクタ６を中継し、かつ水平偏向電流をキャンセル
コイル２に取り込む。
【００１０】本装置に電源が投入されると電源部９より
偏向ケーブル８を通り偏向電流が出力され中継ケーブル
５を介し偏向ヨーク７に偏向電流が流れる。同時に中継
ケーブル５により水平偏向電流がキャンセルコイル２に
取り込まれ漏洩磁界と逆向きの磁界を発生し漏洩磁界を
低減する。
偏向ケーブル８を通り偏向電流が出力され中継ケーブル
５を介し偏向ヨーク７に偏向電流が流れる。同時に中継
ケーブル５により水平偏向電流がキャンセルコイル２に
取り込まれ漏洩磁界と逆向きの磁界を発生し漏洩磁界を
低減する。
【００１１】図４は、キャンセルコイルを直接陰極線管
に取付けた時のランディングのずれ量を表わす図で、図
５は、キャンセルコイルを機構部に取付治具で取付けた
時のランディングのずれ量を表わした図である。両図に
おいて数字はその場所における蛍光体ドット１０と電子
ビーム１１の中心のずれ量を表わしている。両者は実測
データであるが、キャンセルコイルを従来のように直接
陰極線管に取付けた時と、本実施例のようにキャンセル
コイルを機構部に取付けた時のランディングの差はほぼ
ゼロであることがわかる。したがって、従来のように直
接陰極線管にキャンセルコイルを取付けなくても、本実
施例のように機構部に取付治具でキャンセルコイルを取
付ける方法で十分目的を達成できる。
に取付けた時のランディングのずれ量を表わす図で、図
５は、キャンセルコイルを機構部に取付治具で取付けた
時のランディングのずれ量を表わした図である。両図に
おいて数字はその場所における蛍光体ドット１０と電子
ビーム１１の中心のずれ量を表わしている。両者は実測
データであるが、キャンセルコイルを従来のように直接
陰極線管に取付けた時と、本実施例のようにキャンセル
コイルを機構部に取付けた時のランディングの差はほぼ
ゼロであることがわかる。したがって、従来のように直
接陰極線管にキャンセルコイルを取付けなくても、本実
施例のように機構部に取付治具でキャンセルコイルを取
付ける方法で十分目的を達成できる。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、水平偏向
電流を流し偏向ヨークの漏洩磁界と逆向きの磁界を発生
するキャンセルコイルと、キャンセルコイルを機構部に
取付ける取付治具と電源部より出力される偏向電流を中
継し、かつ水平偏向電流をキャンセルコイルに取り込む
中継ケーブルを設けることにより、人間が陰極線管に１
本づつキャンセルコイルを脱着することなく機構部と電
源部を用いて偏向ヨークを調整できるので、偏向ヨーク
調整時間を従来の２分の１に短縮，偏向ヨークの高電圧
部に手が接触し感電する等の事故の低減，及びキャンセ
ルコイルの位置精度が向上したことにより製品のバラツ
キの減少という効果を有する。
電流を流し偏向ヨークの漏洩磁界と逆向きの磁界を発生
するキャンセルコイルと、キャンセルコイルを機構部に
取付ける取付治具と電源部より出力される偏向電流を中
継し、かつ水平偏向電流をキャンセルコイルに取り込む
中継ケーブルを設けることにより、人間が陰極線管に１
本づつキャンセルコイルを脱着することなく機構部と電
源部を用いて偏向ヨークを調整できるので、偏向ヨーク
調整時間を従来の２分の１に短縮，偏向ヨークの高電圧
部に手が接触し感電する等の事故の低減，及びキャンセ
ルコイルの位置精度が向上したことにより製品のバラツ
キの減少という効果を有する。
【図１】本発明の一実施例の正面図である。
【図２】本発明の一実施例の平面図である。
【図３】本実施例の簡略接続図である。
【図４】キャンセルコイルを直接陰極線管に取付けた時
のランディングの実測データを表わす図である。
のランディングの実測データを表わす図である。
【図５】キャンセルコイルを取付治具により機構部に取
付けた時のランディングの実測データを表わす図である
。
付けた時のランディングの実測データを表わす図である
。
１ 機構部
２ キャンセルコイル
３ 取付治具
４ 陰極線管
５ 中継ケーブル
６ 偏向コネクタ
７ 偏向ヨーク
８ 偏向ケーブル
９ 電源部
１０ 蛍光体ドット
１１ 電子ビーム
１２ 陰極線管面
Claims (1)
- 【請求項１】 水平偏向電流を流し偏向ヨークの漏洩
磁界と逆向きの磁界を発生するキャンセルコイルと、こ
のキャンセルコイルを機構部に取付ける取付治具と、電
源部より出力される偏向電流を中継し、かつ水平偏向電
流をキャンセルコイルに取込む中継ケーブルとを備える
ことを特徴とする陰極線管の偏向ヨーク調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3966191A JPH04277450A (ja) | 1991-03-06 | 1991-03-06 | 陰極線管の偏向ヨーク調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3966191A JPH04277450A (ja) | 1991-03-06 | 1991-03-06 | 陰極線管の偏向ヨーク調整装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04277450A true JPH04277450A (ja) | 1992-10-02 |
Family
ID=12559271
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3966191A Pending JPH04277450A (ja) | 1991-03-06 | 1991-03-06 | 陰極線管の偏向ヨーク調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04277450A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100383468B1 (ko) * | 1994-10-21 | 2003-07-18 | 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. | 컬러표시관 및 소자장치를 포함한 컬러표시장치 |
-
1991
- 1991-03-06 JP JP3966191A patent/JPH04277450A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100383468B1 (ko) * | 1994-10-21 | 2003-07-18 | 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. | 컬러표시관 및 소자장치를 포함한 컬러표시장치 |
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