JPH04277184A - 油圧エレベータの油圧制御装置 - Google Patents

油圧エレベータの油圧制御装置

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Publication number
JPH04277184A
JPH04277184A JP3877191A JP3877191A JPH04277184A JP H04277184 A JPH04277184 A JP H04277184A JP 3877191 A JP3877191 A JP 3877191A JP 3877191 A JP3877191 A JP 3877191A JP H04277184 A JPH04277184 A JP H04277184A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
hydraulic
elevator
valves
flow rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3877191A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiro Maekawa
愛郎 前川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3877191A priority Critical patent/JPH04277184A/ja
Publication of JPH04277184A publication Critical patent/JPH04277184A/ja
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  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は油圧エレベータの油圧回
路の制御装置の安全装置に関する。
【0003】
【従来の技術】図3に示す油圧エレベータの油圧回路に
より、従来の油圧制御装置について説明する。
【0004】ポンプモータ1が油圧ポンプ2を駆動し、
油タンク3内の油を逆止弁4を通って油圧ジャッキ5に
送りかご6を上昇駆動する。このとき上昇用流量制御バ
ルブ7によりかごの上昇制御を行う。かごの下降制御は
油圧ポンプを止め、油圧ジャッキ5からの油の流量を下
降用制御バルブ8と下降用流量制御バルブ9とで制御す
る。
【0005】このように下降制御バルブは2重系となし
、バルブ8と9の両方が故障しない限り、かご6が故障
により下降することがないよう2重の安全回路を採用し
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の油圧エレベータ
油圧回路ではこのように下降用制御バルブ8と下降用流
量制御バルブ9が直列になっていて、万一どちらかのバ
ルブが故障し油が漏れたとしても、他方のバルブが正常
である限りかご6の落下を防止できるようにしている。
【0007】しかし、万一どちらかのバルブが故障した
場合、その故障を直ちに発見できなければそのまま運転
を続け、更に、残りのバルブが故障したとすると、エレ
ベータかごは制御不能となり、最悪の場合落下してしま
う可能性がある。
【0008】本発明はこれらの問題点を解消するためで
あり、2重系化された下降バルブのいずれか一方が故障
した場合に、確実にその故障を検出することにより安全
性の高い油圧エレベータの制御装置を提供することが目
的である。
【0009】[発明の構成]
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明によるエレ
ベータの構成図で、この図に基づいて本発明を説明する
【0011】第一バルブ8、第二バルブ9は共に下降運
転用の油圧バルブであり直列接続されて下降運転に対す
る2重系が取られている。
【0012】第一バルブ駆動装置はマイクロコンピュー
タから第一バルブ開放指令を受け、第一バルブのみを開
放する。第2バルブ駆動装置も同様に第2バルブ開放指
令を受け、第2バルブのみを開放する。かご速度検出手
段はかごの実速度又は油の流量からかごの速度(かご位
置の変位)を検出する。バルブ異常検出手段は第1及び
第2のバルブ開放指令とかご速度(かごの変位)を入力
し、バルブ異常と判断した場合に、アラームを出力する
【0013】
【作用】このように構成されているので、バルブの点検
をする場合に、先ず第1バルブ開放指令を第1バルブ駆
動装置に与える。この第1バルブ開放指令はエレベータ
の保守員がスイッチを操作するなどにより与えても良く
、又エレベータ制御装置がパーキング中などに自動的に
行うようにしても良い。
【0014】これにより第1バルブは開放するが、第2
バルブが正常であればエレベータは停止したままである
【0015】万一第2バルブが故障していれば油漏れに
よりかごが下降するためかご速度検出手段がこれを検出
し、バルブ異常検出手段よりアラームが出力される。
【0016】逆に、第2バルブ開放指令が第2バルブ駆
動装置に与えられると、第2バルブが開放する。この時
第1バルブが正常であればかごは停止したままであるが
万一第1バルブが故障していた場合には油漏れによりか
ごが下降(変位)したことをかご速度検出手段で検出し
、バルブ異常検出手段よりアラームが出力される。
【0017】
【実施例】図1〜図3に示す実施例に基づいて本発明を
説明する。
【0018】従来の油圧装置にバルブ点検スイッチ11
、マイクロコンピュータ12、第1バルブ、第2バルブ
駆動装置13、14を設け、ジャッキ5からの油の流れ
を流量センサー15でチェックし、これをA/D変換器
16を介してマイクロコンピュータ12に入力する構成
となす。
【0019】バルブ点検スイッチ11はエレベータ保守
員がエレベータの保守時にバルブを点検するために操作
する。マイクロコンピュータ12はバルブ点検スイッチ
11が操作されると図2のフローチャートに従いバルブ
点検を実行する。第1バルブ駆動装置13はマイクロコ
ンピュータ12からの指令により下降制御バルブ8のみ
を駆動して開放させる。
【0020】第2バルブ駆動装置14はマイクロコンピ
ュータ12からの指令により下降用流量制御バルブ9の
みを駆動してバルブ9を開放させる。流量センサー15
は油圧ジャッキ5に出入りする油の流量を検出する。A
/D変換器16は流量センサー15のアナログ出力電圧
をデジタル量に変換の上、マイクロコンピュウータ12
へ入力させる。
【0021】バルブ異常アラーム出力装置17を設け、
マイクロコンピュウータ12がバルブの異常を検出した
ときにバルブ異常アラームを出力するようにする。
【0022】このように構成してあるので、エレベータ
保守員がバルブ点検スイッチ11をONすると、マイク
ロコンピュウータ12は第1バルブ駆動装置13に対し
バルブ開放指令を出力する。これによりバルブ駆動装置
13は下降用制御バルブ8のソレノイドコイルを励磁し
て下降用制御バルブ8を開放する。この時下降流量制御
バルブ8が万一故障していれば油圧ジャッキ5より油が
下降用制御バルブ8お呼び下降用流量制御バルブ9を通
して漏れ、その流量が油量センサー15により検出され
A/D変換器16によりマイクロコンピュータ12に入
力される。
【0023】マイクロコンピュータ12はこの流量が検
出されると下降用流量制御バルブ9が故障していると判
断してバルブ異常アラームを出力する。
【0024】逆に、流量が検出されなかった場合は下降
用流量制御バルブ9は正常であると判断し、第1バルブ
駆動装置13に対するバルブ開放指令をOFFした後、
次に第2バルブ駆動装置14に対しバルブ開放指令を出
力する。
【0025】これにより第2バルブ駆動装置14は下降
用流量制御バルブ9のソレノイドコイルを励磁して下降
用流量制御バルブ9を開放する。この時流量センサー1
5より流量が検出されれば下降用制御バルブ8が故障し
ていると判断してバルブ異常アラームを出力する。
【0026】以上により下降方向のバルブを2重かした
油圧エレベータの制御装置において2つのバルブのうち
どちらか一方が故障した場合にそれを検出することがか
のうとなり、その時点でバルブを修理することにより安
全性が確保される。
【0027】なお、バルブの点検はエレベータ保守員が
行うことで説明したが、エレベータ制御装置がエレベー
タパーキング時などでかご内に乗客のいないときに、自
動的にバルブ点検を行うようにしても良い。
【0028】
【発明の効果】油圧エレベータの下降方向安全のための
下降方向の2重バルブの効果を更に確実なものとし、よ
り安全な油圧エレベータの制御装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による油圧エレベータの制御装置の構成
図、
【図2】図1の制御装置の動作説明のフローチャートで
ある。
【図3】従来の油圧エレベータ制御装置の構成図である
【符号の説明】
8  下降用制御バルブ              
9  下降用流量制御バルブ 15  流量センサー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  下降運転用油圧回路に、第1と第2の
    2個の油圧バルブを直列に接続して、下降制御用の油圧
    バルブを2重化した油圧エレベータの油圧制御装置にお
    いて、かごを停止させて、前記第1或いは第2の油圧バ
    ルブのみを開放した時のかご位置の変位を検出して、前
    記第1或いは第2のバルブの異常をアラームするバルブ
    異常検出手段を備えたことを特徴とする油圧エレベータ
    の油圧制御装置。
JP3877191A 1991-03-05 1991-03-05 油圧エレベータの油圧制御装置 Pending JPH04277184A (ja)

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JP3877191A JPH04277184A (ja) 1991-03-05 1991-03-05 油圧エレベータの油圧制御装置

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JP3877191A JPH04277184A (ja) 1991-03-05 1991-03-05 油圧エレベータの油圧制御装置

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ID=12534558

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JP (1) JPH04277184A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012136317A (ja) * 2010-12-24 2012-07-19 Toshiba Elevator Co Ltd 油圧式エレベータ
JP2016003080A (ja) * 2014-06-13 2016-01-12 株式会社日立ビルシステム 油圧式エレベータの落下防止弁の動作確認方法、及び動作確認装置
JP2016183006A (ja) * 2015-03-25 2016-10-20 株式会社日立製作所 油圧エレベータおよび油圧エレベータの診断方法

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012136317A (ja) * 2010-12-24 2012-07-19 Toshiba Elevator Co Ltd 油圧式エレベータ
JP2016003080A (ja) * 2014-06-13 2016-01-12 株式会社日立ビルシステム 油圧式エレベータの落下防止弁の動作確認方法、及び動作確認装置
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