JPH01242373A - 油圧エレベータ - Google Patents
油圧エレベータInfo
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- JPH01242373A JPH01242373A JP63070105A JP7010588A JPH01242373A JP H01242373 A JPH01242373 A JP H01242373A JP 63070105 A JP63070105 A JP 63070105A JP 7010588 A JP7010588 A JP 7010588A JP H01242373 A JPH01242373 A JP H01242373A
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- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 claims abstract description 14
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- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 4
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
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- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Elevator Control (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野)
この発明は油圧エレベータ、特にその運転制御装置の改
良に関するものである。
良に関するものである。
一般に油圧エレベータでは、油の温度が所定範囲を超え
る高い状態では、油の劣化を促進したり、粘度の低下に
より油圧ポンプ等の機器の損傷を招いたりする。また油
温が所定範囲を下廻る低い状態では、油の粘度が上がっ
て電動機が不能となり焼損したり、停止時に着床が狂い
レベルを大幅に行き過ぎて停止したりし、安全上および
乗り心地上問題がある。
る高い状態では、油の劣化を促進したり、粘度の低下に
より油圧ポンプ等の機器の損傷を招いたりする。また油
温が所定範囲を下廻る低い状態では、油の粘度が上がっ
て電動機が不能となり焼損したり、停止時に着床が狂い
レベルを大幅に行き過ぎて停止したりし、安全上および
乗り心地上問題がある。
そこで従来は、油温を所定の範囲内で管理するため、例
えば実公昭61−26301号公報および実開昭61−
176161号公報に示されているような方策を採って
いる。
えば実公昭61−26301号公報および実開昭61−
176161号公報に示されているような方策を採って
いる。
すなわち、油温が低下した場合には、電動機を駆動して
ポンプを回転させ、タンク内の油を循環させて油温の上
昇を図り、また油温が上昇した場合には、かごを休止さ
せて油温の上昇を抑えるように油温を制御している。こ
の制御は、一般に油温が5〜65℃程度となるように行
なわれる。
ポンプを回転させ、タンク内の油を循環させて油温の上
昇を図り、また油温が上昇した場合には、かごを休止さ
せて油温の上昇を抑えるように油温を制御している。こ
の制御は、一般に油温が5〜65℃程度となるように行
なわれる。
一方、油温検出ンサも、旧来の液膨張式油温検出器から
半導体を用いたサーミスタ式油温センサが用いられ、例
えば特開昭59−99227号公報に示されているよう
に、検出回路としてA/D変換器を用いたものが提案さ
れている。
半導体を用いたサーミスタ式油温センサが用いられ、例
えば特開昭59−99227号公報に示されているよう
に、検出回路としてA/D変換器を用いたものが提案さ
れている。
上記のような従来の油圧エレベータでは、エレベータの
正規運転範囲内では油温管理を行なう回路が設けられて
いるが、油温が極端に高かったり低かったりするような
最も悪い状態でも上記同様の油温管理回路が働くため、
低温側では、電動機が起動不能で焼損したり、また高温
側では、運転頻度や換気の問題等設置環境で油温が高温
側になりがちな場合でも、所定範囲内に戻れば再び運転
が可能となり、休止、運転を繰り返して客先に不便を与
えたり不信感を抱かせる等の問題があった。
正規運転範囲内では油温管理を行なう回路が設けられて
いるが、油温が極端に高かったり低かったりするような
最も悪い状態でも上記同様の油温管理回路が働くため、
低温側では、電動機が起動不能で焼損したり、また高温
側では、運転頻度や換気の問題等設置環境で油温が高温
側になりがちな場合でも、所定範囲内に戻れば再び運転
が可能となり、休止、運転を繰り返して客先に不便を与
えたり不信感を抱かせる等の問題があった。
また、半導体を用いた油温センサからの信号を、油温検
出回路を通して油温検出する回路の場合、回路の構成素
子が多くなって故障も多岐に亘るが、この油温検出回路
が故障すると、上記油温管理ができなくなるため、上記
と同様の問題があり、またエレベータを冬期に長時間休
止させて油温が所定の範囲を外れている状態で電源を没
入してかごを勅かそうとする場合にも、上記と同様の問
題があった。
出回路を通して油温検出する回路の場合、回路の構成素
子が多くなって故障も多岐に亘るが、この油温検出回路
が故障すると、上記油温管理ができなくなるため、上記
と同様の問題があり、またエレベータを冬期に長時間休
止させて油温が所定の範囲を外れている状態で電源を没
入してかごを勅かそうとする場合にも、上記と同様の問
題があった。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、機器の損傷を防止して安全性を高めることができ
、また客先に不便を与えたり不信感を抱かせるおそれが
ない油圧エレベータを得ることを目的とする。
ので、機器の損傷を防止して安全性を高めることができ
、また客先に不便を与えたり不信感を抱かせるおそれが
ない油圧エレベータを得ることを目的とする。
(課題を解決するための手段〕
この発明に係る油圧エレベータは、油タンク、配管およ
びジヤツキ内等の油の温度を検出する油温センサを備え
、油圧を介してかごを昇降させる油圧エレベータにおい
て、上記油温センサからの信号が、正常運転可能な所定
の油温範囲よりも広い範囲で定められる設定範囲外とな
った際に、異常油温検出信号を出力する油温検出回路と
、この油温検出回路から異常油温検出信号が出力された
ときおよび油温検出回路から油温検出信号が出力されな
いときに無効となる運転制御回路とをそれぞれ設けるよ
うにしたものである。
びジヤツキ内等の油の温度を検出する油温センサを備え
、油圧を介してかごを昇降させる油圧エレベータにおい
て、上記油温センサからの信号が、正常運転可能な所定
の油温範囲よりも広い範囲で定められる設定範囲外とな
った際に、異常油温検出信号を出力する油温検出回路と
、この油温検出回路から異常油温検出信号が出力された
ときおよび油温検出回路から油温検出信号が出力されな
いときに無効となる運転制御回路とをそれぞれ設けるよ
うにしたものである。
(作用〕
この発明にお゛いては、油温センサからの信号が油温検
出回路に人力されることにより油温が検出されるが、そ
の際、油温センサからの信号が、正常運転可能な所定の
油温範囲よりも広い範囲で定められる設定範囲外となっ
た際に、油温検出回路から異常油温検出信号が出力され
る。運転制御回路は、この異常油温検出信号が出力され
たときおよび油温検出回路から回路の故障等で油温検出
信号が出力されないときに無効となり、エレベータの運
転が阻止される。
出回路に人力されることにより油温が検出されるが、そ
の際、油温センサからの信号が、正常運転可能な所定の
油温範囲よりも広い範囲で定められる設定範囲外となっ
た際に、油温検出回路から異常油温検出信号が出力され
る。運転制御回路は、この異常油温検出信号が出力され
たときおよび油温検出回路から回路の故障等で油温検出
信号が出力されないときに無効となり、エレベータの運
転が阻止される。
このように、異常時にはエレベータの運転が阻止される
ので、早期に機器の破損や油の劣化等を防ぐことが可能
となり、エレベータの安全性を高めることができるとと
もに、客先に不便を与えたり不信感を抱かせるおそれが
なくなる。
ので、早期に機器の破損や油の劣化等を防ぐことが可能
となり、エレベータの安全性を高めることができるとと
もに、客先に不便を与えたり不信感を抱かせるおそれが
なくなる。
〔実施例]
第1図〜第3図は、この発明の一実施例を示すもので、
第1図において、(VCC)、(V o o )は電源
ライン、(1)は油温検出回路で、第2図の油温センサ
(6)からの電圧信号(6a)の人力により、タンク内
の油温を検出し油温に従って所定の動作指令を運転制御
回路(2)に与え、これによりかごの運転や油温の制御
が行なわれる。
第1図において、(VCC)、(V o o )は電源
ライン、(1)は油温検出回路で、第2図の油温センサ
(6)からの電圧信号(6a)の人力により、タンク内
の油温を検出し油温に従って所定の動作指令を運転制御
回路(2)に与え、これによりかごの運転や油温の制御
が行なわれる。
また、第2図において、(10)は油(11)が充てん
されたシリンダ、(12)はシリンダ(10)に挿入さ
れたプランジャ、(13)はプランジャ(12)の頭部
に結合されたエレベータかと、(14)はシリンダ(1
0)に接続された管路、(15)は管路(14)に接続
され動作すると管路(14)へ圧油を送出し、かつその
量を制御する機能を有する上昇用電磁弁、(16)は上
昇用電磁弁(15)に接続された管路、(17)は管路
(14)に接続され動作すると管路(14)からの油を
排出し、かつその量を制御する機能を有する下降用電磁
弁、(18)は上昇用電磁弁(15)に接続された油圧
ポンプ、(19)は油圧ポンプ(18)を駆動する油圧
ポンプ用電動機、(T)は下降用電磁弁(17)、油圧
ポンプ(18)および管路(16)に接続された油タン
クであるである。なお、(6)は油タンク(T)内に設
置され、サーミスタ等を用い油の温度を電圧に変換して
検出する油温センサである。
されたシリンダ、(12)はシリンダ(10)に挿入さ
れたプランジャ、(13)はプランジャ(12)の頭部
に結合されたエレベータかと、(14)はシリンダ(1
0)に接続された管路、(15)は管路(14)に接続
され動作すると管路(14)へ圧油を送出し、かつその
量を制御する機能を有する上昇用電磁弁、(16)は上
昇用電磁弁(15)に接続された管路、(17)は管路
(14)に接続され動作すると管路(14)からの油を
排出し、かつその量を制御する機能を有する下降用電磁
弁、(18)は上昇用電磁弁(15)に接続された油圧
ポンプ、(19)は油圧ポンプ(18)を駆動する油圧
ポンプ用電動機、(T)は下降用電磁弁(17)、油圧
ポンプ(18)および管路(16)に接続された油タン
クであるである。なお、(6)は油タンク(T)内に設
置され、サーミスタ等を用い油の温度を電圧に変換して
検出する油温センサである。
第3図は、油温と運転制御回路(2)の動作との関係を
示す表であり、油温が15〜16℃の範囲にある場合に
は通常運転、油温が65〜75℃の範囲にある場合には
運転休止、油温が0〜15℃の範囲にある場合には油温
上昇運転、油温が0℃以下および75℃以上の場合には
運転阻止となっている。そして、0〜75℃の範囲が設
定範囲として定められ、油温がほこの設定範囲外となっ
た場合に、油温検出回路(1)から異常油温検出信号が
出力されるようになっている。
示す表であり、油温が15〜16℃の範囲にある場合に
は通常運転、油温が65〜75℃の範囲にある場合には
運転休止、油温が0〜15℃の範囲にある場合には油温
上昇運転、油温が0℃以下および75℃以上の場合には
運転阻止となっている。そして、0〜75℃の範囲が設
定範囲として定められ、油温がほこの設定範囲外となっ
た場合に、油温検出回路(1)から異常油温検出信号が
出力されるようになっている。
上記のように構成された油圧エレベータにおいては、油
温検出回路(1)が油温センサ(6)により、例えば3
0℃(Ts。)と認識した場合には、その出力信号(1
a)により運転制御回路(2)は通常運転信号を出力し
、この信号により電動機(19)が駆動される。同時に
上昇用電磁弁(15)が励磁され、圧油がタンク(T)
−ポンプ(18)−電磁弁(15)−管路(14)−シ
リンダ(lO)へ供給されてかごが上昇する。減速指令
が出ると、電磁弁(15)によりポンプ(18)からの
圧油が管路(16)を介してタンク(T)へ返る量が増
えるためにかごは減速し、停止指令によフてポンプ(1
8)からの油は全てタンク(T)へ還流されるとともに
、電動機(19)への給電が断たれるのでポンプ(18
)からの圧油は減少してやがて;となる。また、電磁弁
(15)も消勢されて管路を閉成するのでかごは停止す
る。
温検出回路(1)が油温センサ(6)により、例えば3
0℃(Ts。)と認識した場合には、その出力信号(1
a)により運転制御回路(2)は通常運転信号を出力し
、この信号により電動機(19)が駆動される。同時に
上昇用電磁弁(15)が励磁され、圧油がタンク(T)
−ポンプ(18)−電磁弁(15)−管路(14)−シ
リンダ(lO)へ供給されてかごが上昇する。減速指令
が出ると、電磁弁(15)によりポンプ(18)からの
圧油が管路(16)を介してタンク(T)へ返る量が増
えるためにかごは減速し、停止指令によフてポンプ(1
8)からの油は全てタンク(T)へ還流されるとともに
、電動機(19)への給電が断たれるのでポンプ(18
)からの圧油は減少してやがて;となる。また、電磁弁
(15)も消勢されて管路を閉成するのでかごは停止す
る。
次に、下降時は上昇時と同様に呼があると、同様に運転
制御回路(2)は通常運転信号を出すので、電磁弁(1
7)が付勢されることから管路を開くために、シリンダ
(10)からの圧油(11)は管路(14)−弁(17
)−タンク(T)へと流れてかごが下降する。停止指令
が発せられると弁(17)が閉成し、これに伴なってか
ごは停止する。
制御回路(2)は通常運転信号を出すので、電磁弁(1
7)が付勢されることから管路を開くために、シリンダ
(10)からの圧油(11)は管路(14)−弁(17
)−タンク(T)へと流れてかごが下降する。停止指令
が発せられると弁(17)が閉成し、これに伴なってか
ごは停止する。
次に、油温検出回路(1)が油温65℃(Tea)〜7
5℃(TTS)間の認識をしたとすると、この場合運転
制御回路(2)は、油温の上昇を抑える種制御する必要
があり、運転制御回路(2)は呼びの登録をキャンセル
するので、かごは最寄階へ停止し、以後は油温検出回路
(1)が油温65℃未満と認識しない限り呼登録できな
いので、運転休止となり、油温の上昇を抑える。
5℃(TTS)間の認識をしたとすると、この場合運転
制御回路(2)は、油温の上昇を抑える種制御する必要
があり、運転制御回路(2)は呼びの登録をキャンセル
するので、かごは最寄階へ停止し、以後は油温検出回路
(1)が油温65℃未満と認識しない限り呼登録できな
いので、運転休止となり、油温の上昇を抑える。
油温が0℃(To)〜15℃(Tea)の間の認識をし
た場合には、出力信号(1a)により運転制御回路(2
)は上昇用電磁弁(15)を励磁せず、電動機(19)
のみを駆動するため、圧油はタンク(T)−ポンプ(1
8)−電磁弁(15)−管路(16)−タンク(T)の
経路で還流する。このため、油温上昇運転となり圧油の
温度は上昇し、15℃をこえると出力信号(1a)の出
力が通常運転動作となるため、電動機(19)への給電
を断つ。
た場合には、出力信号(1a)により運転制御回路(2
)は上昇用電磁弁(15)を励磁せず、電動機(19)
のみを駆動するため、圧油はタンク(T)−ポンプ(1
8)−電磁弁(15)−管路(16)−タンク(T)の
経路で還流する。このため、油温上昇運転となり圧油の
温度は上昇し、15℃をこえると出力信号(1a)の出
力が通常運転動作となるため、電動機(19)への給電
を断つ。
次に油温が所定の範囲を外れていた場合を説明する。7
例えば油温が一10℃とする。この場合、油温検出回路
(1)の出力信号(1a)は、異常油温検出信号となる
ので、かごの運転は阻止され、保守員が原因究明等を行
わない限り運転不能となる。従来の場合は、運転は可能
で油温上昇運転となり、電動機はストールし、最悪焼損
となっていたが、これを未然に防止できる。また、油温
が80℃とすると、この場合も、油温検出回路(1)の
出力信号(1a)は異常油温検出信号となり、運転制御
回路(2)は阻止され、上記と同様運転不能となり、上
昇を完全に抑えることができる。従来の場合は、65℃
(Tas)をこえて運転休止指令は出るが、油温は検出
部によりばらつくことや、応答が遅いので、最悪時には
もっと温度上昇があり、機器等の劣化を進めるが、油温
が低下すれば再び運転可能となり、これを繰り返し損傷
されてしまうことがあったが、これを未然に防止できる
。
例えば油温が一10℃とする。この場合、油温検出回路
(1)の出力信号(1a)は、異常油温検出信号となる
ので、かごの運転は阻止され、保守員が原因究明等を行
わない限り運転不能となる。従来の場合は、運転は可能
で油温上昇運転となり、電動機はストールし、最悪焼損
となっていたが、これを未然に防止できる。また、油温
が80℃とすると、この場合も、油温検出回路(1)の
出力信号(1a)は異常油温検出信号となり、運転制御
回路(2)は阻止され、上記と同様運転不能となり、上
昇を完全に抑えることができる。従来の場合は、65℃
(Tas)をこえて運転休止指令は出るが、油温は検出
部によりばらつくことや、応答が遅いので、最悪時には
もっと温度上昇があり、機器等の劣化を進めるが、油温
が低下すれば再び運転可能となり、これを繰り返し損傷
されてしまうことがあったが、これを未然に防止できる
。
冬期にかごを長期間休止させ、復帰させる様な場合は、
電源投入時に油温を検出し、運転させないので、これも
同様に電動機(19)の焼損等を防止できる。
電源投入時に油温を検出し、運転させないので、これも
同様に電動機(19)の焼損等を防止できる。
また、油温センサ(6)や油温検出回路(1)が異常の
場合にも、通常の正常運転可能な油温範囲を外れること
が起こる。例えばサーミスタの抵抗値が狂っていたとす
ると、油温は実油温より低目勝手であったり、高目勝手
であったりする。この様な場合には、保守運転や休止で
電源を切った場合、通常の油温管理をしない状態となり
、電源を再投入した場合は、実油温とは異った油温検出
信号が出るので、出力信号(1a)は異常油温検出信号
となり、運転を阻止し、原因を究明することができる。
場合にも、通常の正常運転可能な油温範囲を外れること
が起こる。例えばサーミスタの抵抗値が狂っていたとす
ると、油温は実油温より低目勝手であったり、高目勝手
であったりする。この様な場合には、保守運転や休止で
電源を切った場合、通常の油温管理をしない状態となり
、電源を再投入した場合は、実油温とは異った油温検出
信号が出るので、出力信号(1a)は異常油温検出信号
となり、運転を阻止し、原因を究明することができる。
これはサーミスタの故障に限らず、油温検出回路(1)
の故障にも同様のチエツクが可能である。
の故障にも同様のチエツクが可能である。
なお、上記実施例では、正常運転可能な油温範囲を5〜
65℃とし、これよりも広い範囲の設定範囲としては下
限側を0℃、上限側を75℃としたが、この下限は、電
動機が起動不能とならず、また着床が著しく行過ぎるこ
とのない温度とすればよく、上限側は油の劣化や機器の
損傷を著しく促進しない温度であればよい。
65℃とし、これよりも広い範囲の設定範囲としては下
限側を0℃、上限側を75℃としたが、この下限は、電
動機が起動不能とならず、また着床が著しく行過ぎるこ
とのない温度とすればよく、上限側は油の劣化や機器の
損傷を著しく促進しない温度であればよい。
また、上記実施例では、油温センサ(6)としてサーミ
スタを用いた例を述べたが、油温を検出できるセンサな
ら何でもよく、また油温検出回路(1)もA/D変換器
、コンパレータ、Dハ変換器等を用いて構成してもよく
、またマイクロコンピュータを用いてもよい。
スタを用いた例を述べたが、油温を検出できるセンサな
ら何でもよく、また油温検出回路(1)もA/D変換器
、コンパレータ、Dハ変換器等を用いて構成してもよく
、またマイクロコンピュータを用いてもよい。
(発明の効果)
この発明は以上説明したとおり、油温が設定範囲外とな
ったときおよび故障等により油温検出回路から油温検出
信号が出力されないときに、運転制御回路を無効にして
運転を阻止するようにしているので、機器の損傷を防止
して安全性を高めることができ、また客先に不便を与え
たり不信感を抱くことがない。
ったときおよび故障等により油温検出回路から油温検出
信号が出力されないときに、運転制御回路を無効にして
運転を阻止するようにしているので、機器の損傷を防止
して安全性を高めることができ、また客先に不便を与え
たり不信感を抱くことがない。
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
は同様の構成図、第3図は運転制御回路の動作を示す表
である。 (1)・・・油温検出回路、 (la)・・・出力信号、 (2)・・・運転制御回路、 (6)・・・油温センサ、 (11)・・・油、 (13)・・・エレベータかご、 (T)・・・油タンク。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。
は同様の構成図、第3図は運転制御回路の動作を示す表
である。 (1)・・・油温検出回路、 (la)・・・出力信号、 (2)・・・運転制御回路、 (6)・・・油温センサ、 (11)・・・油、 (13)・・・エレベータかご、 (T)・・・油タンク。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 油タンク、配管およびジャッキ内等の油の温度を検出す
る油温センサを備え、油圧を介してかごを昇降させる油
圧エレベータにおいて、上記油温センサからの信号が、
正常運転可能な所定の油温範囲よりも広い範囲で定めら
れる設定範囲外となった際に、異常油温検出信号を出力
する油温検出回路と、この油温検出回路から異常油温検
出信号が出力されたときおよび油温検出回路から油温検
出信号が出力されないときに無効となる運転制御回路と
をそれぞれ設けたことを特徴とする油圧エレベータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63070105A JPH0699092B2 (ja) | 1988-03-24 | 1988-03-24 | 油圧エレベータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63070105A JPH0699092B2 (ja) | 1988-03-24 | 1988-03-24 | 油圧エレベータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01242373A true JPH01242373A (ja) | 1989-09-27 |
JPH0699092B2 JPH0699092B2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=13421927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63070105A Expired - Lifetime JPH0699092B2 (ja) | 1988-03-24 | 1988-03-24 | 油圧エレベータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0699092B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5046586A (en) * | 1989-12-19 | 1991-09-10 | Kone Elevator Gmbh | Control valve for a hydraulic elevator |
-
1988
- 1988-03-24 JP JP63070105A patent/JPH0699092B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5046586A (en) * | 1989-12-19 | 1991-09-10 | Kone Elevator Gmbh | Control valve for a hydraulic elevator |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0699092B2 (ja) | 1994-12-07 |
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