JPH0427712Y2 - - Google Patents

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JPH0427712Y2
JPH0427712Y2 JP4929986U JP4929986U JPH0427712Y2 JP H0427712 Y2 JPH0427712 Y2 JP H0427712Y2 JP 4929986 U JP4929986 U JP 4929986U JP 4929986 U JP4929986 U JP 4929986U JP H0427712 Y2 JPH0427712 Y2 JP H0427712Y2
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rack
roof
tension band
mounting flange
length direction
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ルーフパネルの両側部に、前後方向
に延びてドレン排出溝となる凹所を形成して、該
凹所内にモールの取付フランジを形成した自動車
におけるルーフラツクの取付構造に関する。
(従来技術) 近年、ルーフの空気抵抗を出来るだけ小さくす
るために、従来においてルーフの両側部に組付け
ていたドリツプチヤンネルに替えて、ルーフパネ
ルの両側部に前後方向に延びる凹所を形成すると
共に、該凹所内にこの凹所の開口を覆うモールの
取付フランジを形成した自動車が開発されてい
る。
しかして以上の構造のルーフにルーフラツクを
取付ける構造として従来では、例えば実開昭59−
43244号公報に開示されているごとく、ルーフラ
ツクの両端に、前記凹所内に立設するボルト挿通
孔を備えた脚部を設け、該脚部の内側面に前記挿
通孔と連通するナツトを固着すると共に、前記脚
部の外側面に当てがう当板を別途形成して、該当
板に装着したアジヤストボルトを、前記ボルト挿
通孔から前記ナツトに螺着して、該アジヤストボ
ルトの螺締により、前記脚部と前記当板とで、前
記取付フランジを挟持することで、前記ルーフラ
ツクを前記ルーフ上に取付けるように成してい
る。
(考案が解決しようとする問題点) ところが以上の取付構造では、前記脚部と前記
当板とにより、前記取付フランジを挟持するだけ
であるから、ルーフラツクが不用意にガタつい
て、ともすると前記取付フランジから離脱する虞
もある。
本考案は以上の実情に鑑みて開発したものであ
つて、目的とするところは、極めて簡単な構成で
ルーフラツクをルーフ上に強固に固定することの
出来るルーフラツクの取付構造を提供するにあ
る。
(問題点を解決するための手段) しかして本考案は、ルーフパネルの両側部に前
後方向に延びる凹所3を形成して、該凹所3内に
モールの取付フランジ5a,5bを設けた自動
車、車幅方向に配設するラツク本体6をもち、該
ラツク本体6の両端部に、前記凹所3内に嵌合す
る脚部61を設けたルーフラツクを取付けるルー
フラツクの取付構造であつて、前記ラツク本体6
の長さ方向に延び、その長さ方向一端部に一方の
取付フランジ5aに掛止可能な掛止部80を備え
た緊張帯8を設けて、該緊張帯8の長さ方向他端
部に、他方の取付フランジ5bに掛止可能な掛止
部91を有し、且つ前記掛止部80を前記取付フ
ランジ5aに掛止した前記緊張帯8の長さ方向他
端部と係合して、該緊張帯8を前記ラツク本体6
の上面に緊張状に張設する操作体9を配設してい
ることを特徴とするものである。
(作用) 本考案によれば、前記ラツク本体6の脚部61
を前記凹所3内に嵌合させると共に、前記緊張帯
8を前記ラツク本体6の上面に載置して、前記掛
止部80を一方の取付フランジ5aに掛止した上
で、前記操作体9の掛止部91を他方の取付フラ
ンジ5bに掛止して、該操作体9により、前記緊
張帯8を前記ラツク本体6の上面で緊張状態に張
設するだけで、前記ラツク本体6の脚部61を前
記凹所3の底部に圧接させて、該ラツク本体を前
記ルーフに強固に固定することが出来る。
(実施例) 以下、本考案にかかるルーフラツクの取付構造
の一実施例を図面に基づいて説明する。
図において1はルーフを構成するルーフアツパ
パネル、2は該ルーフアツパパネル1の車幅方向
両端部と結合してルーフの側部を構成するルーフ
サイドパネルであつて、これら両パネル1,2の
結合部位に、自動車進行方向前後に延びてドレン
の排出溝となる凹所3を形成すると共に、前記ル
ーフアツパパネル1の端部を車幅方向斜め外方に
向けて立ち上げて、この立ち上げ部位を、前記凹
所3の開口を覆うモール4の取付フランジ5a,
5bと成している。
又6は前記ルーフ上において車幅方向に配設す
るルーフラツクのラツク本体であつて、該ラツク
本体6を合成樹脂から形成して、車幅方向に延び
る該ラツク本体6の長さ方向両端部に、前記凹所
3に前記取付フランジ5a,5bの内側方に嵌合
する脚部61と前記ルーフサイドパネル2におけ
る前記凹所3の開口側縁で受け止められる肩部6
2とを一体形成する一方、該肩部62に、後記す
る掛止部80,91の挿通孔63を穿設し、且つ
前記ラツク本体6の上面には、後記する緊張帯8
の嵌合溝64を該ラツク本体6の長さ方向全長に
わたつて形成している。
8は前記ラツク本体6の上面に沿つて配設する
緊張帯であつて、該緊張帯8は表面を樹脂コーテ
イングしたテープ状の弾性変形可能な薄い鉄板か
らなり、第1図から第3図に示す実施例では、前
記緊張帯8の長さ方向一端に一方の取付フランジ
5aに掛止可能な掛止部80を一体形成すると共
に、長さ方向他端には、係止片81を一体形成し
ている。
また9は、前記掛止部80を前記取付フランジ
5aに掛止した前記緊張帯8の長さ方向他端部と
係合して、該緊張帯8を前記ラツク本体6の上面
に緊張状に張設するための操作体9であつて、第
1図から第3図に示す前記操作体9は、前記取付
フランジ5bに掛止する掛止部91と操作部92
とを備えると共に、前記掛止部91と前記操作部
92との間に、前記緊張帯8の係止片81に係合
するアーム93を揺動自由に枢着している。
斯くして前記緊張帯8の掛止部80を、前記取
付フランジの一方5aに掛止した後、第3図に示
すごとく、前記操作体9のアーム93を前記操作
部92に対して起立させた状態から、該アーム9
3の遊端を、前記嵌合溝64内に配設した前記緊
張帯8の掛止片81に係合させると共に、前記操
作体9の掛止部91を他方の取付フランジ5bの
遊端部に掛止させ、懸かる状態から前記操作体9
の操作部92を前記ラツク本体6に向けて押し込
んで、前記アーム93を折畳むことで、前記緊張
帯8を緊張状態に張設して、該緊張帯8を介して
前記ラツク本体6を前記ルーフ側に押圧するごと
く成している。
しかして以上の構成からなるルーフラツクをル
ーフ上に取付けるには、まず前記ラツク本体6の
両脚部61を前記凹所3内における前記取付フラ
ンジ5a,5bの内側方に嵌合すると共に、該ラ
ツク本体6の嵌合溝64内に前記緊張帯8を配設
する。
続いて前記緊張帯8に一体形成した前記掛止部
80を前記挿通孔63を介して前記取付フランジ
の一方5bの遊端部に掛止させた後、前記掛止片
81に前記操作体9のアーム93を係合させると
共に、該操作体9の掛止部91を前記取付フラン
ジの他方5bの遊端部に掛止させ、懸かる状態か
ら前記操作体9の操作部92を前記ラツク本体6
に向けて押し込んで、前記アーム94を折畳めば
よいのであつて、斯くして前記緊張帯8が前記ラ
ツク本体6の上面に緊張状態に張設され、該緊張
帯8により前記ラツク本体6の脚部61が前記凹
所3の底面に圧接して、ラツク本体6がルーフ上
に強固に固定されるのである。
以上の実施例では、前記操作体9を、前記取付
フランジ5bに掛止する掛止部91と操作部92
とアーム93とから構成したが、第5図〜第6図
に示すごとく構成してもよい。
即ち第5図から第6図に示す実施例では、前記
緊張帯8の一端部に第1ねじ軸部82を一体形成
する一方、前記操作体9を、前記取付フランジ5
bに掛止する掛止部91及び前記第1ねじ軸部8
2とはねじの周設方向を逆に形成した第2ねじ軸
部94を備えたフツク90と、前記第1及び第2
ねじ軸部82,94にそれぞれ螺合するねじ9
5,96を周設した連結筒97とから構成して、
前記連結筒97を、前記ねじ95,66を介して
前記第1及び第2ねじ軸部82,94に螺着し、
該連結筒97の螺締により、前記第1及び第2ね
じ軸部82,94を互いに近接する方向に移動さ
せることで、前記緊張帯8を緊張状態に張設し
て、該緊張帯8を介して前記ラツク本体6を前記
ルーフ側に押圧するごとく成している。
しかして第5図から第6図に示す実施例のもの
では、前記緊張帯8の掛止部80を一方の取付フ
ランジ5aに、前記操作体9を構成するフツク9
0の掛止部91を他方の取付フランジ5aにそれ
ぞれ掛止した上で、前記連結筒97を螺締すれば
よいのであつて、該連結筒97を螺締により、前
記緊張帯8が前記ラツク本体6上に緊張状態に張
設され、該緊張帯8により前記ラツク本体6が前
記ルーフ側に押圧状態で固定されるのである。
前記した各実施例のものでは、前記緊張帯7及
び操作体9が前記ラツク本体6の嵌合溝64内に
納められるので、ラツク及び該ラツクを組付けた
自動車の外観が良好であるし、しかも走行時の空
力特性も良くなる。
(考案の効果) 以上のごとく本考案は、ルーフパネルの両側部
に前後方向に延びる凹所3を形成して、該凹所3
内にモールの取付フランジ5a,5bを設けた自
動車に、車幅方向に配設するラツク本体6をも
ち、該ラツク本体6の両端部に、前記凹所3内に
嵌合する脚部61を設けたルーフラツクを取付け
るルーフラツクの取付構造において、前記ラツク
本体6の長さ方向に延び、その長さ方向一端部に
一方の取付フランジ5aに掛止可能な掛止部80
を備えた緊張帯8を設けて、該緊張帯8の長さ方
向他端部に、他方の取付フランジ5bに掛止可能
な掛止部91を有し、且つ前記掛止部80を前記
取付フランジ5aに掛止した前記緊張帯8の長さ
方向他端部と係合して、該緊張帯8を前記ラツク
本体6の上面に緊張状に張設する操作体9を配設
したことにより、前記緊張帯8を前記ラツク本体
6の上面に載置して、前記掛止部80を一方の取
付フランジ5aに掛止した上で、前記操作体9の
掛止部91を他方の取付フランジ5bに掛止し
て、該操作体9により、前記緊張帯8を前記ラツ
ク本体6の上面で緊張状態に張設するだけの簡単
な作業で、前記ラツク本体6の脚部61を前記凹
所3の底部に圧接させて、ルーフラツクをルーフ
上に強固にしかもガタつきなく固定することが出
来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるルーフラツクの取付構
造の一実施例を示す要部の斜視図、第2図及び第
3図は同要部の断面図、第4図はラツク本体の取
付作業の一過程を示す第3図に対応した断面図で
ある。また第5図〜第6図は別の実施例を示し、
第5図は要部の斜視図、第6図は要部の断面図で
ある。 1……ルーフアツパパネル(ルーフパネル)、
2……ルーフサイドパネル(ルーフパネル)、3
……凹所、5a,5b……取付フランジ、6……
ラツク本体、61……脚部、8……緊張帯、80
……掛止部、9……操作体、91……掛止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ルーフパネルの両側部に前後方向に延びる凹所
    3を形成して、該凹所3内にモールの取付フラン
    ジ5a,5bを設けた自動車に、車幅方向に配設
    するラツク本体6をもち、該ラツク本体6の両端
    部に、前記凹所3内に嵌合する脚部61を設けた
    ルーフラツクを取付けるルーフラツクの取付構造
    であつて、前記ラツク本体6の長さ方向に延び、
    その長さ方向一端部に一方の取付フランジ5aに
    掛止可能な掛止部80を備えた緊張帯8を設け
    て、該緊張帯8の長さ方向他端部に、他方の取付
    フランジ5bに掛止可能な掛止部91を有し、且
    つ前記掛止部80を前記取付フランジ5aに掛止
    した前記緊張帯8の長さ方向他端部と係合して、
    該緊張帯8を前記ラツク本体6の上面に緊張状に
    張設する操作体9を配設していることを特徴とす
    るルーフラツクの取付構造。
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