JP3011558U - サッシ装置における層間変位追従装置 - Google Patents

サッシ装置における層間変位追従装置

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JP3011558U
JP3011558U JP1994014562U JP1456294U JP3011558U JP 3011558 U JP3011558 U JP 3011558U JP 1994014562 U JP1994014562 U JP 1994014562U JP 1456294 U JP1456294 U JP 1456294U JP 3011558 U JP3011558 U JP 3011558U
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JP
Japan
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sash
bracket
bolt
tightening
upper frame
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Application number
JP1994014562U
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English (en)
Inventor
村田匡昭
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Fujisash Co Ltd
Original Assignee
Fujisash Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 層間変位に対して充分追従のできるサッシ装
置を提供する。 【構成】 サッシの上枠１１に屋内側面開口の係止溝１
７を設ける。上枠１１より屋内端を突出させたボルトホ
ルダー１０を前記係止溝１７に係止する。このボルトホ
ルダー１０に締付けボルト１３の頭部１３ａを係止し、
締付けボルト１３の先端を前記ボルトホルダー１０を通
じて躯体側に取付けたブラケット２に貫通させ、ブラケ
ット２より突出する前記先端に締付けナット１４を螺合
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案はサッシ装置の層間変位追従装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
躯体に設けた開口部にサッシを係合し、該サッシをブラケットを介して躯体に 取付ける構造のサッシ装置は具体例を挙げるまでもなく公知であるが、ブラケッ トは躯体とサッシそれぞれにボルト締めするようにしてある。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
従来例は、ボルト締め部のいわば緩みを利用してサッシを層間変位に追従させ て損壊を防止するようにしているが、ボルト締め次第では、ブラケットと躯体な いしサッシとの面接触による摩擦抵抗が大きくなって追従ができず、サッシが損 壊し易くなる。
【０００４】 本考案は斯様な従来例に着目して案出したものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
躯体に設けた開口部にサッシを係合し、該サッシをブラケットを介して前記躯 体に取付けるサッシ装置において、サッシの上枠又は下枠に屋内側面開口の係止 溝を設け、該係止溝に係止して屋内端を前記上枠又は下枠より屋内方向に突出さ せたボルトホルダーに、締付けボルトの頭部を係止し、該締付けボルトをボルト ホルダーを通じてブラケットに貫通させ、ブラケットより突出する締付けボルト の先端に締付けナットを螺合した構成とする。
【０００６】
【実施例】
図面は本考案に係るサッシ装置における層間変位追従装置の一実施例を示し、 図１は縦断面図、図２は図１の一部の拡大図である。
【０００７】 図中、１は第一ブラケット、２は第二ブラケットをそれぞれ示し、第一ブラケ ット１は取付部片３と接続部片４とから成り、取付部片３を固定ボルト６および 固定ナット７で締付けて躯体５に固定し、接続部片４には前記第二ブラケット２ の接続部片８の接続ボルト９および接続ナットで締付け接続してある。
【０００８】 第二ブラケット２は、第一ブラケット１の接続部片４に接続した前記接続部片 ８とサッシＡの上枠１１を取付ける支持部片１２とで構成し、支持部片１２に締 付けボルト１３および締付けナット１４によって前記上枠１１を締め付けてある 。
【０００９】 上枠１１は、竪枠１５、ガラスパネル１６および図示省略した下枠と互いに組 付けて前記サッシＡを構成するもので、屋内側面開口の係止溝１７を備え、この 係止溝１７に前記締付けボルト１３の頭部１３ａを係止したボルトホルダー１０ を係止してある。
【００１０】 ボルトホルダー１０は、締付けボルト１３の頭部１３ａを回動不能に係合する 大径部１８ａと締付けボルト１３の螺杆部を貫通する小径部１８ｂとから成る貫 通孔１８を備え、この貫通孔１８に前記締付けボルト１３を貫通させて組付けて 、前記の通り係止溝１７に屋内端部１０′が前記上枠１１の屋内端より突出する ように摺嵌係止したもので、ボルトホルダー１０より突出する締付けボルト１３ の先端を第二ブラケット２の前記支持部片１２より突出させ、支持部片１２より 突出するボルト先端に締付けナット１４を螺合締付ける。
【００１１】 なお、図示省略してあるが、サッシＡの下枠側はブラケットを用いて躯体にボ ルト締めしてある。上枠１１は第一、第二のブラケット１，２を介して２個所に おいて躯体に取付けてある。
【００１２】 また、実施例では上枠側にのみボルトホルダーを装置してあるが下枠側にも装 置しても良く、下側にのみ装置しても良い。
【００１３】
【考案の効果】
本考案は前記の通りの構成であるから、上枠又は下枠がブラケットに直接接触 しないので、層間変位に対して充分追従のできるサッシ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】縦断面図。
【図２】図１の一部の拡大図。
【符号の説明】
１ 第一ブラケット ２ 第二ブラケット １０ ボルトホルダー １１ 上枠 １３ 締付けボルト １４ 締付けナット １７ 係止溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 躯体に設けた開口部にサッシを係合し、
    該サッシをブラケットを介して前記躯体に取付けるサッ
    シ装置において、サッシの上枠又は下枠に屋内側面開口
    の係止溝を設け、該係止溝に係止して屋内端を前記上枠
    又は下枠より屋内方向に突出させたボルトホルダーに、
    締付けボルトの頭部を係止し、該締付けボルトをボルト
    ホルダーを通じてブラケットに貫通させ、ブラケットよ
    り突出する締付けボルトの先端に締付けナットを螺合し
    た、サッシ装置における層間変位追従装置。
JP1994014562U 1994-11-25 1994-11-25 サッシ装置における層間変位追従装置 Expired - Lifetime JP3011558U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020111991A (ja) * 2019-01-15 2020-07-27 Ykk Ap株式会社 カーテンウォール及びカーテンウォールの施工方法

Cited By (2)

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