JPH0427661Y2 - - Google Patents

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JPH0427661Y2
JPH0427661Y2 JP1985107166U JP10716685U JPH0427661Y2 JP H0427661 Y2 JPH0427661 Y2 JP H0427661Y2 JP 1985107166 U JP1985107166 U JP 1985107166U JP 10716685 U JP10716685 U JP 10716685U JP H0427661 Y2 JPH0427661 Y2 JP H0427661Y2
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ribbon
printing
tension
opening
roller
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、リボンカセツトに関し、更に詳細に
はプリンタ本体に着脱可能に支持され、リボン収
納室内に折畳状に収納された印字リボンを、ロー
ラによりリボン出口開口から引き出し、プリンタ
の印字部を通過させた後、リボン入口開口を介し
て前記リボン収納室内に送り込むリボンカセツト
に関する。
[従来の技術] 上述したようなリボンカセツトにおいては、従
来、例えば、実公昭59−17642号公報に示すよう
に、テンシヨンばねがリボン出口開口付近に取り
つけられていた。そしてそのばねによりリボン出
口開口と入口開口との間に張設されたリボン部分
が緊張状態に保たれていた。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上記のようなプリンタ本体に着
脱可能に支持され、かつエンドレスループ状の印
字リボンを備えたリボンカセツトにおいては、以
下に述べるような種々の要因により、リボン出口
開口とリボン入口開口との間に張渡された印字リ
ボン部分、およびリボン入口開口と一対のローラ
との間の部分にたるみを生じる場合があつた。
上記要因の第1には、プリンタ本体に装着され
るタイプのリボンカセツトにおいてはリボン出口
開口とリボン入口開口との間に張渡されている印
字リボン部分が長いために、その印字リボン部分
にたるみが生じることである。第2には、印字リ
ボンと印字部とが同方向に移動して印字を行う場
合、両者の間に相対移動による摩擦力が生じ、そ
のために印字リボンがリボン出口開口よりさらに
引き出されることにより、リボン入口開口とロー
ラとの間の印字リボンにたるみが生じることであ
る。第3には、電源電圧変動等によりリボン送り
用のステツプモータが脱調した場合、ローラは所
定の回転をしなくなり印字リボンにたるみが生じ
ることである。上述の要因によりたるんだ印字リ
ボンをローラにより巻取ると、前記ローラに対し
て上方或いは下方へ位置がずれてリボン収納室内
へ送り込まれ、その不規則に送り込まれたリボン
部分がリボン収納室の内壁との接触部分を増し、
その接触抵抗により収納室内のリボンが出口開口
方向へ円滑に送られなくなる。また、印字リボン
はリボン収納室において前述のような収納状態で
あるため、印字リボンにしわまたはねじれが生
じ、印字時に印字の濃淡、或いは印字部と印字リ
ボンの通路との位置がずれることにより、印字不
能となる等の不具合が起きることがあつた。
[考案の目的] 本考案は前述したような従来のリボンカセツト
の問題点を解決するためになされたもので、その
目的とするところは、リボン入口開口とローラと
の間のリボン部分に一定のテンシヨンを与えて、
それらの間の印字リボン部分がたるまないように
するものである。
[問題を解決するための手段] 前記の目的を達成するために、本考案のリボン
カセツトは、プリンタ本体に着脱可能に支持さ
れ、リボン収納室内に折畳状に収納された印字リ
ボンを、ローラによりリボン出口開口から引き出
し、プリンタの印字部を通過させた後、リボン入
口開口を介して前記リボン収納室内に送り込むリ
ボンカセツトにおいて、前記リボン入口開口およ
び前記リボン出口開口間に張架されたリボン部分
に取り付けられ、該リボン入口開口およびリボン
出口開口に対して相対的に移動するリボンホルダ
と、前記リボン出口開口付近に設けられ、そのリ
ボン出口開口から引き出されたリボン部分にテン
シヨンを付与する第1テンシヨン付与部材と、前
記リボン入口開口付近に設けられ、そのリボン入
口開口とローラとの間のリボン部分に前記第1テ
ンシヨン付与部材により付与されるテンシヨンよ
りも弱いテンシヨンを付与するための第2テンシ
ヨン付与部材とを備えることを特徴とする。
[作用] 前記テンシヨン付与部材は、ローラによりリボ
ン入口開口から引き込まれた印字リボンを、リボ
ン入口開口とローラとの間で緊張状態に保つ。
[実施例] 本考案の一実施例について図面を参照して以下
に説明する。
1はプリンタの機枠(図示せず)に固着された
プラテンであり、そのプラテン1上には適宜印字
用紙2が送り込まれている。3は両端が機枠に固
着されたガイド軸であり、前記プラテン1と平行
に配置されており、キヤリツジ4が摺動可能に支
持されている。このキヤリツジ4は印字部として
の印字ヘツド5を固着しており、その印字ヘツド
5は電磁石によつてプラテン1に向かつて駆動さ
れる複数本の印字ワイヤ(図示せず)をプラテン
1に対向して縦一列に並べ、プラテン1に沿つて
右方向或いは左方向に移動しながら所望の印字ワ
イヤを駆動して前記印字用紙2に印字リボン6を
介してドツトマトリツクス型文字を印字する所謂
ワイヤプリンタ印字ヘツドである。キヤリツジ4
のプラテン1に対向する後端にはリボンホルダ7
が固着されている。このリボンホルダ7には印字
リボン6を印字ヘツド5の印字端5aに案内する
とともにそのリボン6に適度のテンシヨンを付与
する数本のリボンガイド軸8が固定されている。
10は機枠(図示せず)に固着されたリボンカ
セツトであり、中央に金属板を折曲して形成した
樋状のカセツト主体11と、一対のガイドアーム
12,13と、カセツト主体11およびガイドア
ーム12,13とを覆う上カバー14とを有して
いる。
カセツト主体11の中央部には印字リボン6を
折畳んだ状態で収納するための印字リボン収納部
としての収納室cが形成されている。この収納室
cの収納室入口15は印字リボン6を収納室c内
へ送り込むための一対のローラ16、即ちリボン
駆動装置(図示せず)と連結された送りローラ1
6aと押えローラ16bとで構成されている。送
りローラ16aは第1図に示すようにカセツト主
体11の側壁にねじ止めされたローラ支持体18
にローラ軸17を介して回動可能に支持されてい
る。押えローラ16bは基端がカセツト主体11
の側壁にねじ止めされた板ばね20の先端に固着
されたローラ支持体19に回動可能に支持され、
その板ばね20によつて送りローラ16aに圧接
されている。
前記板ばね20の先端には折り曲げ可能なスト
ツパ21が設けられており、このストツパ21を
適宜折り曲げることにより送りローラ16aに対
する押えローラ16bの圧接力を適宜調節するも
のである。また、板ばね20のばね力に抗してロ
ーラ支持体19を送りローラ16aから離れる方
向へ付勢することにより両ローラ16の圧接状態
を解除し、両ローラ16間に印字リボン6を挿脱
することができる。22は前記収納室cの出口で
あり、前記カセツト主体11の側壁内面に一端が
固着された一対のL字状の板材23によつて形成
されている。
24は第1図において左側の前記ガイドアーム
12に設けられた第1の空所であり、カセツト主
体11の左端部と協働して印字リボン6を前記プ
ラテン1の近傍まで案内するものである。この第
1の空所24の中央にはガイドアーム12の底壁
から上方へ突出した突起25が設けられている。
このガイドアーム12の一方の側壁の内面には前
記板ばね20および後述のテンシヨンばね29よ
りもばね力の弱い板ばねにより形成されたテンシ
ヨンばね26の基端が固着されており、このテン
シヨンばね26の先端がガイドアーム12のプラ
テン1に近いリボン入口開口12aの他方の側壁
内面に当接されている。上述のテンシヨンばね2
6と突起25とにより印字リボン6はローラ16
へ案内されている。27は第1図において右側の
前記ガイドアーム13に設けられた第2の空所で
あり、カセツト主体11の右端部と協働して印字
リボン6を前記プラテン1の近傍まで案内するも
のである。この第2の空所27の中央にも前記突
起25と同様の突起28が設けられている。この
ガイドアーム13の一方の側壁内面には前記板ば
ね20よりもばね力の弱い板ばねにより形成され
たテンシヨンばね29の基端が固着されており、
このテンシヨンばね29の先端はガイドアーム1
3のプラテンに近いリボン出口開口13aの他方
の側壁内面に当接されている。
このように構成された前記リボンカセツト10
に対し、印字リボン6はその大部分を収納室c内
に折畳んで収納され、残りのリボンが出口22か
ら突起28、第2の空所27、テンシヨンばね2
9とガイドアーム13の側壁との間を通り、リボ
ン出口開口13aから外部に露出する。そして、
その露出したリボンはリボン入口開口12aから
再びリボンカセツト10内に戻り、ガイドアーム
12の側壁とテンシヨンばね26との間、第1の
空所24、突起25を経て入口15に至るように
装着されていて、送りローラ16aが第1図にお
いて反時計方向に回転されると印字リボン6は出
口22から順次引き出され、入口15より順次収
納室c内に折畳まれて収納されるように走行する
ことによつて、プラテン1に対向する印字リボン
露出部6aには順次新しい印字リボン6が位置さ
せられるものである。
以上に詳述したリボンカセツトを使用すれば、
前述の種々の要因により、リボン出口開口と入口
開口との間の張渡されている印字リボン部分にた
るみを生じたとしても、印字リボンは入口開口付
近に設けたテンシヨンばねによりリボン入口開口
とローラとの間で緊張状態に保たれる。そのた
め、印字リボンは2つのローラの接触面(線)に
対して垂直方向に送り込まれ、その印字リボンが
ローラに対して上下方向にずれることのない正常
な状態で巻取ることができる。したがつて、印字
リボンはリボン収納室内での収納状態がよく、出
口開口方向へ円滑に送られるため、印字時に支障
をきたすことはない。
[変形例] 本考案は以上詳述した実施例に限定されるもの
ではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において
種々の変更を加えることができる。
例えば、本実施例においてはリボン入口開口と
ローラとの間のリボン部分に一定のテンシヨンを
与えて、それらの間の印字リボン部分がたるまな
いようにするためにリボン入口開口のガイドアー
ムにおける一方の側壁の内面にテンシヨンばねを
固着しているが、その代わりにレバーを側壁に回
転可能に支持し、そのレバーを圧縮ばねにより他
方の側壁方向へ付勢し、その側壁とレバーとの間
で印字リボンを挟持することによりリボンにテン
シヨンを与えることも可能である。またガイドア
ームの対向する側壁にリボン通路を蛇行させるた
めの突出部を設け、その蛇行した通路に印字リボ
ンを挿通することによりリボンにテンシヨンを与
えることもできる。
[考案の効果] 以上詳述したことから明らかなように、本考案
はテンシヨン付与部材を使用してリボン入口開口
とローラとの間の印字リボン部分がたるまないよ
うにするものである。これは、従来あるプリンタ
本体に着脱可能に支持されるリボンカセツトに比
べ、リボン入口開口とローラとの間の印字リボン
部分がたるまないため、リボン収納室内での印字
リボンの収納状態がよく、印字リボンが出口方向
へ円滑に送られることにより、しわまたはねじれ
が生じないものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は本実施例が適用されたリボンカセツトをプリン
タに組込んだ状態を示す概略平面図である。 5……印字部としての印字ヘツド、6……印字
リボン、7……リボンホルダ、10……リボンカ
セツト、12a……リボン入口開口、13a……
リボン出口開口、16……ローラ、26……第2
テンシヨンシヨン付与部材としてのテンシヨンば
ね、29……第1テンシヨン付与部材としてのテ
ンシヨンばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 プリンタ本体に着脱可能に支持され、リボン収
    納室内に折畳状に収納された印字リボンを、ロー
    ラによりリボン出口開口から引き出し、プリンタ
    の印字部を通過させた後、リボン入口開口を介し
    て前記リボン収納室内に送り込むリボンカセツト
    において、 前記リボン入口開口および前記リボン出口開口
    間に張架されたリボン部分に取り付けられ、該リ
    ボン入口開口およびリボン出口開口に対して相対
    的に移動するリボンホルダと、 前記リボン出口開口付近に設けられ、そのリボ
    ン出口開口から引き出されたリボン部分にテンシ
    ヨンを付与する第1テンシヨン付与部材と、 前記リボン入口開口付近に設けられ、そのリボ
    ン入口開口とローラとの間のリボン部分に前記第
    1テンシヨン付与部材により付与されるテンシヨ
    ンよりも弱いテンシヨンを付与するための第2テ
    ンシヨン付与部材とを備えることを特徴とするリ
    ボンカセツト。
JP1985107166U 1985-07-12 1985-07-12 Expired JPH0427661Y2 (ja)

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JP1985107166U JPH0427661Y2 (ja) 1985-07-12 1985-07-12

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JP1985107166U JPH0427661Y2 (ja) 1985-07-12 1985-07-12

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JPS6215958U JPS6215958U (ja) 1987-01-30
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5711053B2 (ja) * 1976-07-09 1982-03-02

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS6215958U (ja) 1987-01-30

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