JPS6210200B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシリアルプリンタのインクリボンカセ
ツトに関し、特に高品質を要求される活字式シリ
アルプリンタあるいはエレクトロニツクタイプラ
イタのフイルムリボンカートリツジに関するもの
である。

従来、シリアルプリンタでは布製インクリボン
とフイルム製インクリボンが使用されており、最
近ではインクリボンの交換性改善のためにインク
リボンをカートリツジに収容して用いられるよう
になつた。特に高印字品質を必要とする場合はフ
イルムリボンがカートリツジに収容されて用いら
れるけれどもフイルムリボンの特性さら布製イン
クリボンのように繰返し印字して用いるエンドレ
ス構成のカートリツジにすることは不可能であ
る。従つてフイルムリボンカートリツジでは布リ
ボンカートリツジに比較してインクリボンの寿命
が極めて短かくなりリボンコストが高くなる欠点
を有していた。

本発明の目的はこれらのフイルムリボンカート
リツジにおける欠点を解決すると共にインクリボ
ンの寿命を長くしたフイルムリボンカートリツジ
を提供することにある。

さらに本発明の他の目的はフイルムリボンの寿
命を長くしたにもかかわらず、部品の共通化等で
比較的低コストのリボンカートリツジを提供する
ことにある。

本発明によれば、第一および第二の装着面を有
するカートリツジケースと、前記カートリツジケ
ースに回転自在に支持された第一および第二のス
プールと、一端を前記第一のスプールに第一の回
転方向に巻回され他端を前記第二のスプールに前
記第一の回転方向と逆方向の第二の回転方向に巻
回されたインクリボンと、前記第一のスプールと
回転係合し前記インクリボンを前記第一のスプー
ルに巻取り且つ前記第一の装着面側にプリンタに
設けられた回転駆動手段との第一の係合部を有す
る第一のリボン走行手段と、前記第一のスプール
と前記第一のリボン走行手段との回転係合関係と
同一の関係で前記第二のスプールと回転係合し前
記インクリボンを前記第二のスプールに巻取り且
つ前記第二の装着面側に前記回転駆動手段との第
二の係合部を有する第二のリボン走行手段と、前
記第一および／または第二のスプールに回転負荷
を与える余回転防止機構とを具備することを特徴
とするインクリボンカートリツジが得られる。

次に本発明の実施例について図面を参照して詳
細に説明する。

第１図は本発明の第１の実施例であるリボンカ
ートリツジの平面を示し、第２図はこの実施例の
リボンカートリツジの側面を示す。第１図および
第２図において、本実施例のリボンカートリツジ
１０はカートリツジケース８とカートリツジカバ
ー９を有していて、このカートリツジケース８の
中にフイルムリボン１１が収容されている。この
フイルムリボン１１は両端部が巻込み巻戻し機構
１２，１３に巻回されており、更にリボンフイー
ルド機構１４，１５により走行されるようになつ
ている。リボンカートリツジ１０の表面側（数字
１表示側）にはリボンフイード機構１４のプーリ
２０と巻込み巻戻し機構１２のプーリ１２′とを
有し、これらのプーリ２０と１２′はベルト２９
により引掛けられている。同様にリボンカートリ
ツジ１０の裏面側（数字２表示側）にはリボンフ
イード機構１５のプーリ２１と巻込み巻戻し機構
１３のプーリ１３′とを有し、これらのプーリ２
１と１３′はベルトが引掛けられるようになつて
いる。リボンフイード機構１４はプーリ２０が取
付けられる反対側すなわちリボンカートリツジ１
０の裏面側(2)に、フイードドライブシヤフト２２
と係合する係合部２３（図示せず）を有してお
り、フイードドライブシヤフト２２の回転によ
り、フイルムリボンを走行させるようになつてい
る。リボンフイード機構１４を回転駆動させる
と、プーリ２０は矢印の方向に回転し、ベルト２
０を同様に矢印の方向に駆動され、プーリ１２′
を回転させる。これにより巻込み巻戻し手段１２
はフイルムリボン１１を巻込む。同様にリボンフ
イード機構１５はプーリ２１の反対側すなわちリ
ボンカートリツジ１０の表面側(1)にフイードドラ
イブシヤフト２２と係合する端部２４を有してお
り、リボンカートリツジ１０を反転使用した場合
に使われる。保持機構３０はリボンフイード機構
１４，１５を所定の位置に保持するもので、矢印
方向のいずれか一方に移動させることにより後述
するフイードドリブンローラ１６，１８（第３
図）をカートリツジ１０の長穴２７，２８に沿つ
て移動させ、一方のリボンフイード機構を作動状
態にする。なお、スタツト３２はリボンカートリ
ツジ１０の両側面に設けられていて、リボンカー
トリツジ１０を上下方向に揺動させるための軸で
ある。

第３図は本発明の第１の実施例によるリボンカ
ートリツジ１０の内部構造を示す。第３図におい
て、本リボンカートリツジ１０はフイルムリボン
１１と、該フイルムリボン１１の端部が巻付けら
れたリボン巻込み巻戻し手段１２，１３と、前記
フイルムリボンを走行させるリボンフイード機構
１４，１５と、該リボンフイード機構を作動状態
あるいは不作動状態にする保持手段３０と、前記
リボン巻込み巻戻し機構１２，１３の回転を阻止
する余回転防止機構３３と、前記フイルムリボン
を引掛ける回転ローラ３４，３５とを収容してい
る。

リボン巻込み巻戻し機構１２はラチエツトホイ
ール４１とこの軸に係合するコア４０とを有して
おり、リボン巻込み巻戻し機構１３はラチエツト
ホイール４１′と、この軸に係合するコア４０′と
を有している。コア４０，４１はフイルムリボン
の一端部が固定され、フイルムリボンが巻回され
ている。このコア４０，４１はラチエツトホイー
ル４１，４１′から取り外し可能で、フイルムリ
ボンを交換するとき用いられる。リボン巻込み巻
戻し機構１２，１３はその軸がリボンカートリツ
ジの表面側のカバーおよび裏面側のケースに軸支
されており自由に回転し得るようになつている。
更にリボン巻込み巻戻し機構１２，１３は、その
軸にプーリ１２′，１３′が設けられて、ベルト２
９に引掛けられるようになつている。

リボンフイード機構１４はフイードドライブロ
ーラ１６とフイードドリブンローラ１７とを有し
ており、リボンフイード機構１５はフイードドラ
イブローラ１８とフイードドリブンローラ１９と
を有している。フイードドライブローラ１６（１
８）は一方端にプーリ２０（２１）と他方端にフ
イードドライブシヤフトに係合する係合部２３
（２４）とを有している。フイードドリブンロー
ラ１７（１９）は軸１７′（１９′）を有してい
て、この軸１７′（１９′）はカートリツジケース
８およびカバー９に設けられた長穴２７（２８）
に係合している。保持機構３０は保持機能を有す
るツマミ部３１とこれに取付けられたスプリング
３２により構成され、ツマミ部３１の突起３１′
は２つのクボミ３１ａ，３１ｂのいずれかに係合
し、スプリング３２の位置を保持するよう構成さ
れている。スプリング３２は両先端でフイードド
リブンローラ１７，１９と係合している。このフ
イードドリブンローラ１７，１９はツマミ部３１
を矢印ｄあるいはｅの方向に移動させることによ
り、フイードドリブンローラ１７，１９の軸１
７′，１９′が長穴２７，２８に沿つて移動する。
たとえば矢印ｄ方向に移動した場合、フイードド
リブンローラ１７は長穴２７に沿うため、フイー
ドドライブローラ１６に接触し且つスプリング３
２によつて押圧される。したがつてフイードドラ
イブローラ１６とフイードドリブンローラ１７に
フイルムリボンが挾まれるので、リボンフイード
機構１４はフイルムリボン１１を走行し得る状態
にする。一方フイードドリブンローラ１９は長穴
２８に沿つて移動フイードドライブローラ１８か
ら離れるためリボンフイード機構１５はフイルム
リボン１１を自由状態にする。

第４図はリボンカートリツジの内部構造の詳細
を示す。第４図において、リボン巻込み巻戻し機
構１２はフイルムリボン１１を巻付けるコア４０
とこのコア４０の穴に嵌合する軸を有するラチエ
ツトホイール４１とを含んでいる。ラチエツトホ
イール４１の軸には前述のプーリ１２′が取付け
られている。同様にリボン巻込み巻戻し機構１３
もフイルムリボン１１を巻付けるコア４０と、こ
のコア４０の穴に嵌合する軸を有するラチエツト
ホイール４１とを含んでいて、ラチエツトホイー
ルは周辺部に多数の歯を有しており、かつその軸
にはプーリ１３′が取付けられている。

リボンフイード機構１４，１６のフイードドラ
イブローラ１６，１８は同軸上にプーリ２０，２
１と係合部２３，２４とが取付けられている。更
にフイードドリブンローラ１７，１９はローラ部
が２つに分かれていて、中央部がスプリング３２
の先端３２′に係合する構造を有している。

第５図はリボンカートリツジ内に取付けられる
余回転阻止機構を示す。第５図において、余回転
阻止機構３３はカートリツジケース９に設けらた
軸４５に、アーム４２，４３の一端部が挿入さ
れ、更にスプリング４４がアーム４２と４３との
間に挾まれて挿入された構造である。アーム４
２，４３は中央部にスプリング４４が引掛けられ
ていて、互に反対方向の力が働いている。アーム
４２，４３は他端部に突起４２′，４３′を有して
いて、第３図に示されるように、リボン巻込み巻
戻し機構１２，１３のラチエツトホイール４１の
歯部に係合している。したがつてリボン巻込み巻
戻し機構１２，１３はブレーキ作用を有するので
その回転阻止される。

次にフイルムリボンの走行について説明する
と、予めフイルムリボンはリボン巻込み巻戻し機
構１３から回転ローラ３４に引掛けられ、更にリ
ボンフイード機構１５のフイードドライブローラ
１８とフイードドリブンローラ１９との間を介し
てリボンカートリツジの先端アームから外部すな
わち印字位置に導びかれる。更にこのフイルムリ
ボンは印字位置からリボンカートリツジの他の先
端アームからカートリツジ内に導びかれ、リボン
フイード機構１４のフイードライブローラ１６と
フイードドリブンローラ１７の間を介して回転ロ
ーラ３５に引掛けられ、リボン巻込み巻戻し機構
１２のコアに巻付けられている。次に保持機構３
０のツマミ部３１を矢印ｄ方向に移動させること
により、ツマミ部３１の突起３１′と受け部３６
のミゾ３６ａとが係合しリボンフイード機構１
４，１５を作動状態と非作動状態に保持する。し
たがつてリボンフイード機構１４はそのフイード
ドリブンローラ１７が左方向に移動すると、フイ
ードドリブンローラ１７の軸１７′がリボンカー
トリツジの長穴２７に沿つて移動しフイードドリ
ブンローラ１７をフイードドライブローラ１８に
押圧させ、フイルムリボン１１を走行させる状態
にする。リボンフイード機構１５はフイードドリ
ブンローラ１９の軸１９′がリボンカートリツジ
の長穴２８に沿つて左方向に移動するので、フイ
ードドリブンローラ１９をフイードドライブロー
ラ１９から引き離され、フイルムリボン１１を押
圧しない状態にする。

以上のような状態にしてインクリボンカートリ
ツジを使用する場合、リボンフイード機構１４の
フイードドライブローラ１６がフイードドライブ
シヤフト２２より回転駆動される。フイルムリボ
ン１１はフイードドライブローラ１６とフイード
ドリブンローラ１７との共動作用により矢印ｂ方
向に走行する。フイード機構１４により走行され
たフイルムリボン１１は回転ローラ３５を介して
リボン巻込み巻戻し機構１２へ送られる。リボン
巻込み巻戻し機構１２はフイードドライブシヤフ
ト２２の回転駆動にともなつてプーリ２０、ベル
ト２９、プーリ１２′を介して駆動されるので、
送られてくるフイルムリボン１１を巻込む。な
お、リボン巻込み巻戻し機構１２はそのラチエツ
トホイール４１にアーム４２の突起４２′が係合
され、スプリング４４の力が加えられているが、
これに抗して回転する。

一方リボン巻込み巻戻し機構１３はフイルムリ
ボン１１がリボンフイード機構１５および回転ロ
ーラ３４を介して引張られるのでそれに応じてフ
イルムリボン１１を巻戻す。

次に第６図は本発明の第２の実施例であるリボ
ンカートリツジの平面を示し、第７図は本実施例
のリボンカートリツジの内部構造を示す。第６図
および第７図において、リボンカートリツジ５０
はその内部にフイルムリボン５１と、該フイルム
リボン５１を巻付けるリボン巻込み巻戻し機構５
２，５３と、リボンフイード機構５４，５５と、
リボン巻込み巻戻し機構５２，５３の回転を阻止
する余回転阻止機構５６′と収容している。

リボン巻込み巻戻し機構５２，５３は、第１の
実施例と同じ構造のもので、ラチエツトホイール
５７，５８と、これに係合されるコア５９，６０
とを有している。リボンフイード機構５４，５５
はフイードドライブローラ６１，６２とフイード
ドリブンローラ６３，６４とを有し、特にフイー
ドドリブンローラ６３，６４はスプリング６５，
６６によりフイードドライブローラ６１，６２に
押圧されている。このフイードドリブンローラ６
３，６４は軸６３′，６４′を有していて、この軸
６３′，６４′はカートリツジ５０に設けられた逆
Ｖ字形の長穴６７，６８にスライドし得るように
係合している。逆Ｖ字形の長穴６７，６８は軸６
７ａ，６７ｂ，６８ａ，６８ｂを有している。フ
イードドリブンローラ６３，６４の軸６３′，６
４′が溝６７ａ，６８ａに係合している場合にフ
イードドリブンローラ６３，６４はフイードドラ
イブローラ６１，６２に押圧され、軸６３′，６
４′が溝６７ｂ，６８ｂに係合している場合にフ
イードドライブローラ６３，６４はフイードドラ
イブローラ６１，６２は押圧されるのを解除す
る。なおこのフイードドリブンローラ６３，６４
はそれぞれ独立していて個々に操作される。した
がつてリボンフイード機構５４，５５はフイード
ドライブローラ６３，６４にフイードドリブンロ
ーラ６５，６６が押圧されている場合にフイルム
リボンを走行させる。

余回転阻止機構５６は第８図に示すようにスプ
リングワイヤで構成され、中央部５６ａはカート
リツジ５０に取付けられ、端部５６ｂはラチエツ
トホイール５７に係合し、ラチエツトホイール５
７の回転を阻止し、端部５６ｃはラチエツトホイ
ール５８に係合し、ラチエツトホイール５８の回
転を阻止している。

カートリツジ５０は第６図に示すようにフイー
ドドライブローラ６１の軸に設けられたプーリ６
１′とリボン巻込み巻戻し機構５２に設けられた
プーリ６２′とがベルト７１により接続されてい
る構造で、第１の実施例と同じ構造である。

フイルムリボン５１はリボン巻込み巻戻し機構
５３から送り出され、回転ローラ６９およびスプ
リング５６の端部５６ｃを通し、更にリボンフイ
ード機構５５を介してカートリツジ５０の外部に
送られる。

更にカートリツジ５０の外部から送られるフイ
ルムリボン５１はリボンフイード機構５４を通
り、更にスプリング５６の端部５６ｂおよび回転
ローラ５６を通してリボン巻込み巻戻し機構５２
に巻込まれる。

次にフイルムリボンの走行について説明する
と、予めフイード機構５４はフイードドリブンロ
ーラ６５の軸６５′を溝６７ａ側にセツトし、フ
イルムリボンを走行し得る状態にし、フイード機
構５５はフイードドリブンローラ６６の軸６６′
を溝６８ｂ側にセツトし、フイルムリボンを自由
に通過し得る状態にする。

この状態で、フイード機構５４が駆動される
と、フイルムリボンはフイードドライブローラ６
１とフイードドリブンローラ６３とに挾まれるの
で走行する。フイードドライブローラ６１の駆動
により、プーリ６１′は矢印ｂ方向に回転するの
で、ベルト７１を介してプーリ５２′を回転させ
る。これによりリボン巻込み巻戻し機構５２は回
転し、フイルムリボン５１を巻込む。フイード機
構５４により引張られる側のフイルムリボン５１
はリボン巻込み巻戻し機構５３側の余回転阻止機
構５６により適当な張力が得られる。すなわちリ
ボン巻込み巻戻し機構５３はラチエツトホイール
５８と歯と余回転阻止機構５６のスプリング端部
５６ｃとが噛合いその回転を阻止しているが、フ
イルムリボン５１が引張られることによりスプリ
ング５６の端部５６ｃがラチエツトホイール５８
から引き離されるので、ラチエツトホイールは回
転し、フイルムリボンを巻戻す。これにより再び
スプリング５６の端部５６ｃはラチエツトホイー
ル５８に噛合い、フイルムリボンの走行を阻止
し、フイルムリボンに適当な張力が加わる。

第８図は本インクリボンカートリツジがプリン
タ装置に取付けられた状態を示す。第８図におい
て、リボンカートリツジ１０（５０）は用紙８２
がセツトされたプラテン８０と印字ヘツド８１と
の間にフイルムリボン１１（５１）が位置するよ
うに置かれ、プリンタ装置を印字し得る状態にす
る。リボンカートリツジ１０のセツトはプリンタ
側に設けられた２つの支柱８３および板バネ支柱
８４の穴８３′，８４′にリボンカートリツジ１０
のスタツト３２が係合することにより行なわれ
る。なおこのスタツト３２はリボンカートリツジ
を実線で示す印字位置と一点鎖線で示すリトラク
シヨン位置とに回転させるための転であるが、こ
の駆動機構については本発明に直接関係ないので
省略する。

このように本発明はフイルムリボンの幅を広く
して上側半分を消耗させたら、リボンカートリツ
ジを上下反転実装して下側半分を上側に配置させ
ることによりリボンのフイード方向も反転するの
で下側半分を消耗させることができるので、フイ
ルムリボン全長にわたつて往復フイード使用する
ことができる。

更に本発明は第１の実施例と第２の実施例を
別々に説明したが、たとえば第１の実施例に第２
の実施例に用いた各機構をそれぞれ置き変えて用
いても同様な効果が得られる。

本発明は以上説明したように２対のリボンフイ
ード機構を設け反転実装できるようにしたリボン
カートリツジであるので、リボンの往復走行で印
字使用できることが可能となりリボン寿命を２倍
に延ばす効果がある。さらに、本発明のインクリ
ボンの第一および第二のスプールへの巻付方向を
互いに逆方向（リボンカートリツジの中心軸につ
いて左右対称）とし、かつ第一および第二のスプ
ールと、第一および第二のリボン走行手段との回
転係合関係を同一としたことによつて、インクリ
ボンが供給側スプールに残つた状態でカートリツ
ジを反転し、第一および第二のスプールの巻取り
と供給との関係を逆転させても、インクリボン１
１の駆動を正常に行なうことができる。これによ
り、印字前にインクリボンの供給側スプールへの
巻取り量が少なくなつていたときに、カートリツ
ジを反転させることによつて、インクリボン切れ
によるプリンタの印字動作の中断を防止すること
ができる。

さらに、プリンタのカートリツジ装着にあた
り、オペレータがカートリツジの表裏を誤つて
も、インクリボンの供給側リールからのたるみは
起らず、オペレータはカートリツジを正常に装着
し直すのみでプリンタに印字動作を行なわせるこ
とができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例であるリボンカ
ートリツジを示す正面図、第２図は第１の実施例
のリボンカートリツジを示す側面図、第３図は第
１の実施例のリボンカートリツジにおけるカート
リツジカバーを取除いた内部状態を示す図、第４
図は第１の実施例のリボンカートリツジの要部を
示す部分分解図、第５図は第１の実施例に用いる
余回転阻止機構を示す分解図、第６図は本発明の
第２の実施例であるリボンカートリツジを示す
図、第７図は第２の実施例のリボンカートリツジ
におけるカートリツジカバーを取除いた内部状態
を示す図、第８図は第２の実施例に用いたスプリ
ングを示す図、第９図は本発明のカートリツジを
プリンタ装置に実装した状態と示す図である。 ８……カートリツジケース、９……カートリツ
ジカバー、１０……リボンカートリツジ、１１…
…フイルムリボン、１２，１３……リボン巻込み
巻戻し機構、１４，１５……リボンフイード機
構、１６，１８……フイードドライブローラ、１
７，１９……フイードドリブンローラ、１７′，
１９′……軸、１２′，１３′，２０，２１……プ
ーリ、２２……フイードドライブシヤフト、２
３，２４……係合部、２７，２８……長穴、２９
……ベルト、３０……保持機構、３１……ツマミ
部、３２……スプリング、３２′……先端、３
１′……突起、３１ａ，３１ｂ……クボミ、３３
……余回転阻止機構、３４，３５……回転ロー
ラ、３６……受け部、４０，４０′……コア、４
１，４１′……ラチエツトホイール、４２，４３
……アーム、４４……スプリング、４５……軸、
５０……リボンカートリツジ、５１……フイルム
リボン、５２，５３……リボン巻込み巻戻し機
構、５４，５５……リボンフイード機構、５６…
…余回転阻止機構、５７，５８……ラチエツトホ
イール、５９，６０……コア、６１，６２……フ
イードドライブローラ、６３′，６４′……軸、６
７，６８……長穴、６７ａ，６８ａ，６７ｂ，６
８ｂ……溝、６９，７０……回転ローラ、７１…
…ベルト、８０……プラテン、８１……印字ヘツ
ド、８２……用紙、８３……支柱、８４……板バ
ネ支柱、８３′，８４′……穴。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 第一および第二の装着面を有するカートリツ
   ジケースと、前記カートリツジケースに回転自在
   に支持された第一および第二のスプールと、一端
   を前記第一のスプールに第一の回転方向に巻回さ
   れ他端を前記第二のスプールに前記第一の回転方
   向と逆方向の第二の回転方向に巻回されたインク
   リボンと、前記第一のスプールと回転係合し前記
   インクリボンを前記第一のスプールに巻取り且つ
   前記第一の装着面側にプリンタに設けられた回転
   駆動手段との第一の係合部を有する第一のリボン
   走行手段と、前記第一のスプールと前記第一のリ
   ボン走行手段との回転係合関係と同一の関係で前
   記第二のスプールと回転係合し前記インクリボン
   を前記第二のスプールに巻取り且つ前記第二の装
   着面側に前記回転駆動手段との第二の係合部を有
   する第二のリボン走行手段と、前記第一および／
   または第二のスプールに回転負荷を与える余回転
   防止機構とを具備することを特徴とするインクリ
   ボンカートリツジ。