JPH04276279A - 遊技機島の位置決め部材 - Google Patents

遊技機島の位置決め部材

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JPH04276279A
JPH04276279A JP3844391A JP3844391A JPH04276279A JP H04276279 A JPH04276279 A JP H04276279A JP 3844391 A JP3844391 A JP 3844391A JP 3844391 A JP3844391 A JP 3844391A JP H04276279 A JPH04276279 A JP H04276279A
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Takatoshi Takemoto
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の遊技機を並設し
てなる遊技機島を床面の所定の箇所に設置するための遊
技機島の位置決め手段に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、パチンコ遊技場などの新
築や改築に際してパチンコ島を床面に設定する場合には
、見取り図など基づてい床面に綿密なスミ出しを行なっ
てから、スミ出しによる線や印に従って先ず床面の所定
の箇所にパチンコ島を構成するために複数のパチンコ機
を並設して床面に固定するために支柱部材を固定してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術では、パチンコ島などの遊技機島の位置
決めを行なうスミ出しは、正確な手作業を要すために煩
わしく時間がかかり、施工コストが嵩むという問題点が
あった。
【0004】また、スミ出しは床面に直に線や印を付け
るだけであり、近くで見なければはっきりしない場合が
あるため、スミ出しによる線などに従って実際に床面の
所定の箇所にパチンコ島を構成する支柱部材を取付けた
後でなければ、遊技場の床面を占める遊技機島の面積の
割合やその配置、各遊技機島の間隔などのレイアウトが
実感できず、実際に支柱部材を取付け後にレイアウトの
変更を意識する場合があり、取付け作業のやり直しが生
じて施工コストが嵩むという問題点があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、迅速かつ簡易に遊技機島の位置決
めを行なうことができるとともに、遊技機島を床面に設
置する前においても遊技機島のレイアウトを実感するこ
とができ、遊技機島の設置を短期間で実行することが可
能となり、施工コストを低減することができる遊技機島
の位置決め部材を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの要旨とするところは、 1  複数の遊技機を並設してなる遊技機島を床面の所
定の箇所に設置するための遊技機島の位置決め部材であ
って、遊技機島の底部に対応した形状の薄板状部材から
構成され、前記遊技島を構成するために複数の遊技機を
並設して床面に固定するための支柱部材に対応する切欠
部が設けられており、前記遊技機島を設置する床面の所
定の箇所に敷設され遊技機島の位置決めと成ることを特
徴とする遊技機島の位置決め部材。 2  遊技機島の下方に落下したパチンコ玉などの遊技
媒体を、遊技機島の底部の外側に導くための傾斜を設け
たことを特徴とする1項の遊技機島の位置決め部材に存
する。
【0007】
【作用】遊技機島の位置決め部材は、遊技機島の底部に
対応した形状の薄板状部材から構成し、例えばその周縁
部の所定の箇所に、複数の遊技機を並設して床面に固定
するための島柱などの支柱部材に対応する切欠部を設け
る。
【0008】遊技場の新築や改築に際し、遊技機島を床
面に設置する場合には、先ず遊技場の見取り図など基づ
てい床面の所定の箇所に、前記遊技機島の位置決め部材
を敷設する。遊技機島の位置決めは、位置決め部材を床
面の所定の箇所に敷設するだけでよい。従って、手作業
による綿密なスミ出しを行なう場合に比べて、位置決め
作業が簡易であるから遊技機島の設定時間を短縮するこ
とができる。また、施工現場の見栄えもスミ出しにより
損なわれない。
【0009】また、床面に遊技機島の位置決め部材を敷
設することにより、実際に床面の所定の箇所に遊技機島
を構成する支柱部材や複数の遊技機などを取付ける前の
段階でも、遊技場の床面を占める遊技機島の面積の割合
やその配置、各遊技機島の間隔などのレイアウトを遊戯
機島の位置決め部材によって実感することができるから
、施工もしやすくなる。
【0010】遊技機島の位置決め部材にパチンコ玉など
の遊技媒体が転がるように傾斜を設けた場合には、遊技
機島の下方に誤ってパチンコ玉などが落下しても、遊技
機島の位置決め部材の傾斜によりパチンコ玉などは取出
しにくい遊技機島の底部からその外側に導かれるため、
遊技媒体の紛失を防ぐことができる。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の各種実施例を説
明する。なお各種実施例につき同種の部位には同一符号
を付し重複した説明を省略する。
【0012】図1から図3は本発明の第1実施例を示し
ている。図1および図2に示すように、遊技場内の床面
1の所定の箇所である取付部1aには、長手方向に延び
る矩形状の薄板状部材から構成された遊技機島の位置決
め部材10が敷設されている。遊技機島の位置決め部材
10の大きさは、遊技機島であるパチンコ島2の底部の
形状にほぼ合致する大きさに形成されている。パチンコ
島2は、支柱部材である島柱20により遊技機であるパ
チンコ台51や玉貸し機50などを背中合わせに2列に
配列して、長手方向に延びるように並設したものである
【0013】遊技機島の位置決め部材10を構成する薄
板状部材は、例えば、ゴムなどの弾性材により形成され
、図1および図2に示すようにパチンコ島2を構成する
島柱20に対応する位置決め部材10の周縁部には、ほ
ぼ等間隔かつ両側でそれぞれ対称となる位置に切欠部1
1が設けられている。
【0014】切欠部11は、床面1の取付部1aにボル
トを介して直接固設する島柱20の固着部21に対応す
る大きさの矩形状に切り欠かれて設けられている。また
、位置決め部材10にはパチンコ島2に組み込まれる研
磨機40の位置決め用の中空部12が設けられている。
【0015】さらに詳しく言えば、パチンコ島2は図1
および図2に示すように、床面1の取付部1aに敷設さ
れた遊技機島の位置決め部材10の切欠部11に立設さ
れた島柱20を骨組みとして構成されており、島柱20
の下端の固着部21がボルトを介して床面1の取付部1
aに固設されている。
【0016】各島柱20の下部の間には腰板30が架設
されており、腰板30の上端にはパチンコ台51や玉貸
し機50を載置する天板31が略水平に固定されている
。各島柱20の上端の間には、広面の幕板32が取付け
られており、幕板32のすぐ下方には呼び出しボタン3
4が組み込まれた化粧板33が取付けられている。なお
、島柱20による囲まれた空間の内部には、先に研磨機
40が遊技機島の位置決め部材10の中空部12に設置
されている。
【0017】両側の島柱20と化粧板33とにより囲ま
れた枠内の天板31の上面には、一対となる玉貸し機5
0とパチンコ台51とがそれぞれ組み込まれており、背
中合せに2列に配列されたパチンコ台51などが長手方
向に延びるように配列されて、パチンコ島2が構成され
ている。
【0018】遊技機島の位置決め部材10の中空部12
に設置された研磨機40は、パチンコ台51から回収樋
42を介して供給されるパチンコ玉を研磨させる装置で
ある。その他、パチンコ島2には、上部タンク43や上
部タンク43から各パチンコ台51や玉貸し機50へパ
チンコ玉を供給する補給コンベア44などが組み込まれ
ている。
【0019】次に作用を説明する。図2および図3に示
すように、遊技機島の位置決め部材10は、パチンコ島
2の底部に対応した形状の薄板状部材から形成する。薄
板状部材は、例えば、ゴムなどの弾性材から成形する。 長手方向に延びるように形成した薄板状部材の周縁部に
は、ほぼ等間隔かつ両側でそれぞれ対称となる位置に島
柱に対応するよう切欠部11を設ける。
【0020】切欠部11は、床面1の取付部1aにボル
トを介して直接固設する島柱20の固着部21に対応す
る大きさの矩形状に切り欠いて設ける。また、薄板状部
材の一端側には、パチンコ島2に組み込む研磨機40の
位置決め用の研磨機40の底面部の大きさに合致した矩
形状の中空部12を設ける。
【0021】遊技場の新築や改築に際し、パチンコ島2
を床面1に設置する場合には、先ず遊技場の見取り図な
ど基づてい床面1の取付部1aに、遊技機島の位置決め
部材10を敷設する。遊技機島の位置決め作業は、位置
決め部材10を床面1の取付部1aに敷設するだけでよ
い。従って、手作業による綿密なスミ出しを行なう場合
に比べて、位置決め作業が簡易であるから遊技機島の設
定時間を短縮することができる。また、施工現場の見栄
えもスミ出しにより損なわれない。
【0022】また、遊技機島の位置決め部材10を、例
えば、床面1の配色に対してに際立つ色の材質で形成す
ると、遊技機島の位置決め部材10を床面1に敷設した
際に、床面1に対してパチンコ島2を設置する取付部1
aの位置が明瞭に区別される。従って、実際に床面1の
取付部1aにパチンコ島2を構成する島柱20や複数の
パチンコ台51などを設置する前の施工段階でも、遊技
場の床面1を占めるパチンコ島2の面積の割合やその配
置、各パチンコ島2の間隔などのレイアウトを遊技機島
の位置決め部材10によって実感することができる。
【0023】それにより、実際に床面1の取付部1aに
パチンコ島2を構成する島柱20などを取付ける前に、
遊技場内の全体の雰囲気を掴むことができて最終的なレ
イアウトの決定を行なえるため、島柱20などの取付け
のやり直しを避けることができる。
【0024】このような遊技機島の位置決め部材10に
より、パチンコ島2を設定する取付部1aの位置が定ま
り、先ず、位置決め部材10の切欠部11の位置に島柱
20の固着部21をボルトを介して固設して島柱20を
立設する。続いて、位置決め部材10の中空部12の位
置に研磨機40を設定する。そして、位置決め部材10
を基づき固設された島柱20に天板31や玉貸し機50
、パチンコ台51を固定していきパチンコ島2を設定す
る。
【0025】図4は本発明の第2実施例を示している。 本実施例では、長手方向に延びる遊戯機島の位置決め部
材10aの一端側である肉厚端部から他端側である図示
省略した肉薄端部にかけて、パチンコ球などの遊技媒体
を転がすための傾斜を設けたものである。
【0026】それにより、パチンコ島2の下方に誤って
落下したパチンコ玉を、パチンコ島2の島端に寄せ集め
ることができる。
【0027】図5は本発明の第3実施例を示している。 本実施例では、遊戯機島の位置決め部材10bの一方の
側縁から他方の側縁にかけて、パチンコ球などの遊技媒
体を転がすための傾斜を設けたものである。
【0028】それにより、遊戯機島の位置決め部材10
bに急な傾斜を設けやすく、パチンコ島2の下方に誤っ
て落下したパチンコ玉などが転がる経路も短くなるため
、パチンコ玉などが島柱20などに引っ掛かりにくくな
り、パチンコ玉などをパチンコ島2の片脇に寄せ集めて
、容易に回収を行なうことができる。
【0029】図6は本発明の第4実施例を示している。 本実施例では、遊戯機島の位置決め部材10cの長手方
向に延びる中心線付近を頂部13として、頂部13から
両側縁にかけて、パチンコ球などの遊技媒体を転がすた
めの傾斜を設けたものである。
【0030】それにより、パチンコ島2の下方に誤って
落下したパチンコ玉などが転がる経路を更に短く急な傾
斜にすることができるため、パチンコ玉などが更に島柱
20などに引っ掛かりにくくなり、より確実にパチンコ
玉などをパチンコ島2の両脇に寄せ集めて、容易に回収
を行なうことができる。
【0031】前記各種実施例においては、遊技機島の位
置決め部材10はパチンコ島2の底部の対応させて、パ
チンコ島2の底部の形状にほぼ一致する形状の薄板状部
材より構成したが、その他、パチンコ島2の底部の形状
に対応させてやや大きめの薄板状部材により構成しても
よい。このように、例えばパチンコ島2の底部の形状よ
りやや大きめに遊技機島の位置決め部材を形成すれば、
遊技場の通路に落ちたパチンコ玉が、パチンコ島2の底
部と床面1との間に入り込むのを阻止できるため、パチ
ンコ玉の紛失を防ぐことができる。
【0032】また、前記各種実施例に係る遊技機島を構
成する「支柱部材」は、棒状の島柱20の他に、例えば
、枠板などであってもよい。
【0033】前記各種実施例において示した遊技機島の
位置決め部材の傾斜は、傾斜の方向性をこれらに限定す
るものではなく、要はパチンコ島2の下方に落下したパ
チンコ玉をパチンコ島2の底部の外側に導ければよいも
のである。
【0034】なお、前記各種実施例に係る遊技機島を構
成する「遊技機」は、パチンコ台の他に、例えばアレン
ジボール機、雀球パチンコ台、スロットマシンなど、そ
の他各種の遊技機であってもよい。従って、遊戯機島の
位置決め部材も、これら各種の遊技機により構成される
遊技機島に対応して構成されたものであることは言うま
でもない。
【0035】
【発明の効果】本発明にかかる遊技機島の位置決め部材
によれば、迅速かつ簡易に遊技機島の位置決めを行なう
ことができるとともに、遊技機島を床面に設置する前に
おいても遊技機島のレイアウトを実感することができ、
遊技機島の設置を短期間で実行することが可能となり、
施工コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の遊技機島の位置決め部材
を床面に敷設した状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例の遊技機島の位置決め部材
を基に設置したパチンコ島の正面図である。
【図3】本発明の第1実施例の遊技機島の位置決め部材
を示す平面図である。
【図4】本発明の第2実施例の遊技機島の位置決め部材
を示す側面図である。
【図5】本発明の第3実施例の遊技機島の位置決め部材
を示す正面図である。
【図6】本発明の第4実施例の遊技機島の位置決め部材
を示す正面図である。
【符号の説明】
1…床面、2…パチンコ島(遊技機島)、10,10a
,10b,10c…遊技機島の位置決め部材、11…切
欠部、12…中空部、20…島柱(支柱部材)、21…
固着部、40…研磨機、51…パチンコ台(遊技機)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の遊技機を並設してなる遊技機島を床
    面の所定の箇所に設置するための遊技機島の位置決め部
    材であって、遊技機島の底部に対応した形状の薄板状部
    材から構成され、前記遊技島を構成するために複数の遊
    技機を並設して床面に固定するための支柱部材に対応す
    る切欠部が設けられており、前記遊技機島を設置する床
    面の所定の箇所に敷設され遊技機島の位置決めと成るこ
    とを特徴とする遊技機島の位置決め部材。
  2. 【請求項2】遊技機島の下方に落下したパチンコ玉など
    の遊技媒体を、遊技機島の底部の外側に導くための傾斜
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の遊技機島の位
    置決め部材。
JP3844391A 1991-03-05 1991-03-05 遊技機島の位置決め部材 Expired - Lifetime JP2761535B2 (ja)

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JPH04276279A true JPH04276279A (ja) 1992-10-01
JP2761535B2 JP2761535B2 (ja) 1998-06-04

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012125468A (ja) * 2010-12-16 2012-07-05 Daito Hanbai Kk 遊技機島ユニット
JP2015062548A (ja) * 2013-09-25 2015-04-09 株式会社エース電研 遊技機島

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012125468A (ja) * 2010-12-16 2012-07-05 Daito Hanbai Kk 遊技機島ユニット
JP2015062548A (ja) * 2013-09-25 2015-04-09 株式会社エース電研 遊技機島

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JP2761535B2 (ja) 1998-06-04

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