JP2012125468A - 遊技機島ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技客が膝をできるだけ伸ばして遊技できるようにすることが可能な遊技機島ユニットを提供する。
【解決手段】少なくとも2本の柱ユニット(200)を備える遊技機島ユニット(1)において、隣接する前記柱ユニット間に架設支持した腰板(104)は、座っている遊技客が爪先を入れられるだけの爪先空間もしくは爪先切欠(G)をその下端と遊技場床面(F)との間に隔てた状態で支持してある。爪先空間もしくは爪先切欠は、遊技機島(の腰板間の空間)内に遊技客の爪先を差し入れることを許し、差し入れた分だけ遊技客は膝を伸ばすことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の遊技機を、壁を背にして一列に、もしくは、背中合わせに2列に設置した遊技機島ユニットに関する。
特許文献1には、複数の遊技機を2列背中合わせに設置した遊技機島(第1の従来島)が開示されている。第1の従来島は、遊技機島の長手方向に長い床固定取付ベースと、床固定取付ベースの上に固定された上部開放箱型のベース部材と、ベース部材上部の長手方向にそれぞれ長い2筋の遊技機載置板(膳板)と、遊技機載置板それぞれの上に重ねた短幅遊技機載置板(通称、「ひな壇」)と、短幅遊技機載置板それぞれの上に背中合わせに並べられた遊技機群と、遊技機島の上部を支える上部補強用支柱群と、を備えている。遊技機載置板各々の支持は、それぞれ長手方向所定間隔ごとに取り付けた三角形の遊技機載置板補強板によってベース部材の両方の側面板(腰板)に対して行われる。ベース部が上部開放箱型になっているのは、従来と同じ強度を保ちながら島幅を狭く(約180〜220mm)するためとの説明がなされている。島幅を狭くするのは、遊技客が楽に長時間の遊技を楽しめるようにするためである。すなわち、島幅が広いと充分な足下スペースがとれず、このため島から離れて座らなければ膝を伸ばせなかった遊技客が、狭くすればその分だけ足下スペースが広がるため離れなくても膝が伸ばせるようになるからである。
そもそも側面板を用いないとする技術思想もある(特許文献2参照)。特許文献2が開示する遊技機島(第2の従来島)では、遊技客の下肢の収容可能な空間を遊技機下側に確保するために、台間貯留部を支持する支持部材を遊技場の床から立ち上がるようにして設置してある。貯留部を遊技機と遊技機の間の領域、すなわち台間に配したので貯留部を覆う腰板を省略して遊技機の下側に下肢収容のための空間を確保しようとするものである。一言で言うなら、高床式の遊技機島である。
特許文献3には、遊技機島に設置された吸殻回収装置が開示されている。吸殻回収装置は、遊技機群下部から前にせり出し遊技機島の長手方向に長いテーブル(膳板)の下面の長手方向ほぼ全域に伸びるケーシングを、その主要部材とする。ケーシング内部とテーブル上部領域とは、テーブルに設けられた灰皿の孔を介して繋がっていて、灰皿に投入された煙草の吸殻は、この孔を介してケーシング内に受け入れられるようになっている。ケーシング内には、受け入れた吸殻を島端の回収容器まで搬送するためのスクリューコンベアが回転可能に収容されている。スクリューコンベアの代わりにベルトコンベアなどが用いられることもある(特許文献4参照)。
特許第4060569号公報(段落0007〜0017、0025、図1〜3参照) 特開2009−291383号(段落0064、図1参照) 特開2007−44294号公報(段落0023〜0025、図1、5参照) 特願平9−115575号公報(図1、2参照)
しかしながら、第1の従来島では、仮に島幅を180mmにまで狭く出来たとしても、遊技客は充分に膝を伸ばすことができず相変わらず窮屈な状態で座り続けなくてはならない。その様子を図10に示す。同図に示す遊技機島1001の腰板1003,1003間の距離(島幅)は180mm、遊技客の身長は日本人男性の平均身長とほぼ等しい170cm前後を想定して描いてある。遊技客の腿Mは膳板1005の開放端すれすれに座ったときの遊技客の膝Nの角度は、椅子の高さにもよるが90度を少し上回る程度である。椅子を下げれば、その角度はもっときつくなるし、膳板1005があるため椅子をこれ以上高くすることもできない。以上から分かるとおり、遊技客が膝Nを充分に伸ばせないこと、これが、第1の課題である。
この状態は、従来の技術の説明に用いた特許文献3や4が示す吸殻回収装置を設置した場合はさらに悪くなる。図10に1点鎖線で示すケーシング1007は、図外の吸殻回収装置の一部であるが、このケーシング1007の高さ寸法は膳板1005の下面から概ね60〜70mmほどある。したがってこの場合、遊技客は膝Nをぶつけないように1点鎖線で示す位置まで遊技機島1001(膳板1005)から離れて遊技しなければならない。離れた状態で遊技することは離れた分だけ前かがみ若しくは腕を伸ばした状態で遊技しなければならず、この状態は特許文献1の指摘を再掲するまでもなく遊技客を疲れさせてしまうことが明らかである。以上から分かるとおり、吸殻回収装置を設けた場合であっても遊技機島から離れずに遊技出来るようにすること、これが第2の課題である。
一方、第2の従来島によれば、高床式によって生じる遊技機下方の空間は遊技機島を挟んで座る向かい側の遊技客の下肢を収容するための空間と繋がっている。このため、向かい合った遊技客は互いに下肢同士、極端に言えば膝同士を向かい合わせた状態で座ることになる。また、繋がっているため風通しもよい。この結果、向かい合った遊技客同士、もしくは遊技機島裏側の通路を通る遊技客や従業員との間のプライバシー尊重の点で不都合が生じる恐れがある。さらに、遊技場入口付近や冷房が直接当たるところなどは、風通しが良すぎてかえって遊技者の下肢が冷えてしまう、という懸念もある。冷房が利いている夏のオフィスで膝掛けをかけて冷えを防ぐということを遊技場でも行わなくてはならなくなってしまう。以上から分かるとおり、遊技者のプライバシーを確実に確保すること、冷えを防止すること、これらが第3の課題である。
以上まとめると、本発明の目的は、上述した第1ないし第3の課題を解決することにある。すなわち、遊技客が膝をできるだけ伸ばして遊技できるようにすること、吸殻回収装置を設けた場合でも遊技機島から離れずに遊技客が遊技できるようにすること、さらに、遊技者のプライバシーを確保し冷えを防ぐことが本発明の目的である。
上記課題を解決するために本発明は、向かい合わせの遊技者等との間のプライバシーを尊重するとともに過度の冷えを防ぐために腰板を備えている。また、その腰板の下端と床面の間の爪先空間に爪先を入れられるように構成することで遊技者の膝をより伸ばせるようにし、上述した本発明の課題を解決した。その詳しい内容については項を改めて説明する。なお、いずれかの発明の説明をするに当たって行う用語の定義等は、その記載順その他に関わらず他の発明にも適用されるものとする。
(請求項1記載の発明の特徴)
請求項1記載の発明に係る遊技機島ユニット(以下、「請求項1のユニット」という)は、上部ユニットと、下部ユニットと、前記上部ユニットと前記下部ユニットとを支持して、前記下部ユニットと前記上部ユニットとの間に遊技機を、壁を背にして1列に、もしくは、背中合わせに2列に配置する空間を形成する少なくとも2本の柱ユニットと、から構成する。すなわち、請求項1のユニットは、通路に挟まれた中島はもとより壁に背を向けた壁島にも適用することができる。この構成において、前記柱ユニットは、長手方向所定間隔を隔てて遊技場床に起立固定してあり、前記下部ユニットは、隣接する前記柱ユニット間に幅方向対向状態で架設支持した腰板を含めて構成してある。ここで、前記腰板各々は、座っている遊技客が爪先を入れられるだけの爪先空間もしくは爪先切欠をその下端と遊技場床面との間に隔てた状態で支持してある。
請求項1のユニットによれば、遊技場の床に起立固定した(複数の)柱ユニットが上部ユニットと、下部ユニットを支持し、上部ユニットと下部ユニットの間に遊技機群を配置する空間を形成する。したがって、下部ユニットは、遊技機群の下方領域に位置することになる。爪先空間もしくは爪先切欠は、遊技機島(の腰板間の空間)内に遊技客の爪先を差し入れることを許し、差し入れた分だけ遊技客は膝を伸ばすことができる。爪先の長さは個人差があるものの、おおむね20cm前後であり、これによる膝角度の広がりは5度前後である。この差はたいへん大きく、その快適さは飛行機のエコノミークラスとビジネスクラスとの違いに匹敵する。したがって、爪先空間もしくは爪先切欠に爪先を差し入れることができる遊技客は、差し入れることができない遊技客に比べ、はるかに快適で疲れを知らずに遊技を楽しむことができる。なお、請求項1のユニットを、中島に適用した場合の柱ユニット間に架設した腰板は、座った時に向かい側に座る遊技客などとの間のプライバシーを確保するとともに、過度の通風を抑えて膝の冷えなどを防止する機能も果たす。
(請求項2記載の発明の特徴)
請求項2記載の発明に係る遊技機島ユニット(以下、「請求項2のユニット」という)は、請求項1のユニットであって、前記柱ユニットは、遊技機島幅方向に並ぶ一対の縦柱を含めて構成してあり、前記縦柱は、隣接する他の縦柱との間で前記腰板を挟んだ状態で支持する腰板支持構造を含めて構成してある。
請求項2のユニットによれば、請求項1のユニットの作用効果に加え、腰板の位置が遊技客の膝よりさらに遠くなるので、その分、遊技客にとってより快適な遊技環境をつくりだすことができる。すなわち、隣接する縦柱同士は、その間に腰板を挟んだ状態で支持するため、腰板の前面(遊技者側の面)が縦柱の遊技者側周縁から突出しない、もしくは突出しても腰板の厚みに比べて僅かしか突出しない。このため、遊技機島の腰下領域を最大限、遊技客の下肢収容のために活用することができる。一方、この構成を縦柱側から見ると、縦柱は長手方向に隣接する腰板の側端面同士により挟持されていることになる。腰板と腰板による挟持によって縦柱が補強されることになり、結果としてその分だけ遊技機島幅方向の縦柱の幅寸法を短くすることができる。つまり、細い縦柱で足りることになり、縦柱が細くなった分、遊技機島の腰下領域を広くすることができる。
(請求項3記載の発明の特徴)
請求項3記載の発明に係る遊技機島ユニット(以下、「請求項3のユニット」という)は、請求項2のユニットであって、前記腰板支持構造は、前記腰板の端面と対向する腰板対向部と、前記腰板対向部の周縁から前記腰板裏面に沿って突出する腰板支持部と、を含めて構成してある。ここで、当該腰板支持部には、前記腰板に形成した凸部又は凹部と取り外し可能に凹凸嵌合して前記腰板を当該縦柱に仮留めする凹部又は凸部をその上部に形成してあり、かつ、仮留めした前記腰板をネジ固定するためのネジ孔群を当該凹部又は凹部の下方に形成してある。腰板に凸部を設けた場合はこれと嵌合する凹部を、これとは逆に、腰板に凹部を設けた場合は凸部を、それぞれ腰板支持部に形成する。
請求項3のユニットによれば、請求項2のユニットの作用効果に加え、腰板と腰板支持部との間の凹凸嵌合により、腰板を腰板支持部に仮留めすることができる。この機能により、腰板を効率よく腰板支持部にネジ固定することができる。すなわち、縦柱間に挟まれた(下端が床に着いていない)腰板を仮留めすれば、取付作業員は腰板を持っている必要がなくなるので両手をネジ固定の作業に振り向けることができる。したがって、腰板取付の作業効率を格段に高めることができる。腰板を他の作業者に持ってもらい、その状態でネジ固定することもできるが、これでは作業員が2人必要となり労働効率が悪い。この仮留め機能があることによって、1人作業が可能になる。
(請求項4記載の発明の特徴)
請求項4記載の発明に係る遊技機島ユニット(以下、「請求項4のユニット」という)は、請求項1または2のユニットであって、対向状態にある前記腰板間の中間位置には、長手方向に伸びて前記爪先空間の間を二分する仕切り板を配してある。仕切り板は、床から起立させるのが一般的であるが、柱ユニットに架設するようにしてもよい。
請求項4のユニットによれば、請求項1または2のユニットの作用効果に加え、仕切り板の存在により向かい合った遊技者(の爪先)同士のプライバシーをより完全に確保することができる。また、遊技機がパチンコ機であり仕切り板がないとする場合に、一方側の遊技者が落としたパチンコ玉が転がって向かい側の通路に行ってしまうことが考えられるが、そのパチンコ玉の数の多少に関わらずパチンコ玉を失くすことは遊技者心理に悪影響を与えせっかくの遊技を台無しにしてしまうおそれがある。そこで仕切り板があれば、そのような事態を未然に防ぐことができる。つまり、この仕切り板は、遊技者にとっても、遊技場経営者にとっても、大変意義のある存在となっている。
(請求項5記載の発明の特徴)
請求項5記載の発明に係る遊技機島ユニット(以下、「請求項5のユニット」という)は、請求項2ないし4いずれか1項に記載のユニットであって、前記下部ユニットは、長手方向に伸びる遊技機を載せるための膳板を含めて構成してあり、前記膳板は、前記縦柱から遊技客に向かって突き出る膳板支持片の上に架設固定してあり、前記膳板は、遊技者に面する端面である前面が、遊技機前面と面一若しくは遊技機前面に対して遊技機の最大突起部よりも少ない突起量となるように構成してある。
請求項5のユニットによれば、請求項2ないし4いずれか1項に記載のユニットの作用効果に加え、膳板を遊技機の最大突起部よりも後退した状態にすることにより、その後退した分だけ遊技客が自由な空間を手に入れることができる。つまり、存在したらぶつかるであろう膳板がないので、そこに膝がぶつかることもなくなる。したがって、遊技客は椅子に座って足を組むことも組み替えることもできる。ゆえに、同じ姿勢を取り続けることの苦痛から解放され、遊技客はより快適に遊技を楽しむことができる。
(請求項6記載の発明の特徴)
請求項6記載の発明に係る遊技機島ユニット(以下、「請求項6のユニット」という)は、請求項5のユニットであって、前記膳板下面の遊技機下方にあたる位置に、煙草の吸殻を内蔵する搬送機構の作用により搬送するケーシングを前記膳板長手方向に渡って設けてあり、当該ケーシングには遊技機各々に対応する吸殻投入口を設けてあり、当該ケーシング末端は、搬送した煙草の吸殻を回収する吸殻回収装置本体に接続可能に構成してある。吸殻投入口は、ケーシングに開けた孔でもよいし、その孔に連通するノズルなどを介したものでもよい。
請求項6のユニットによれば、請求項5のユニットの作用効果に加え、腰板を遊技者から遠くしてあるので(請求項2のユニット)、膳板の下で腰板の前に遊技者の膝が届かない領域が存在している。膝が届かないので、この領域であればケーシングを設けることができる。遊技者はケーシングに膝をぶつけないので、ケーシングを設けても遊技者の負担となることはない。吸殻投入口を介してケーシング内に投入された煙草の吸殻は搬送機構によって末端に搬送され、そこに接続された吸殻回収装置本体により回収される。
(請求項7記載の発明の特徴)
請求項7記載の発明に係る遊技機島ユニット(以下、「請求項7のユニット」という)は、請求項2ないし4いずれか1項に記載のユニットであって、前記下部ユニットは、長手方向に伸びる遊技機を載せるための膳板を含めて構成してあり、前記膳板下面の遊技機下方にあたる位置に、煙草の吸殻を内蔵する搬送機構の作用により搬送するケーシングを前記膳板長手方向に渡って設けてあり、当該ケーシングには遊技機各々に対応する吸殻投入口を設けてあり、当該ケーシング末端は、搬送した煙草の吸殻を回収する吸殻回収装置本体に接続可能に構成してある。
請求項7のユニットによれば、請求項2ないし4いずれか1項に記載のユニットの作用効果に加え、腰板を遊技者から遠くしてあるので(請求項2のユニット)、膳板の下で腰板の前に遊技者の膝が届かない領域が存在している。膝が届かないので、この領域であればケーシングを設けることができる。遊技者はケーシングに膝をぶつけないので、ケーシングを設けても遊技者の負担となることはない。吸殻投入口を介してケーシング内に投入された煙草の吸殻は搬送機構によって末端に搬送され、そこに接続された吸殻回収装置本体により回収される。
本発明によれば、遊技客が膝をできるだけ伸ばして遊技できるようにすること、吸殻回収装置を設けた場合でも遊技機島から離れずに遊技客が遊技できるようにすること、さらに、遊技者のプライバシーを確保し冷えを防ぐことができる。
遊技機島ユニットの斜視図である。 遊技機島ユニットの側面図である。 柱ユニットの側面図である。 柱ユニットの部分拡大側面図である。 図4に示す柱ユニットのA−A断面図である。 遊技機島ユニットの組み立て工程を示す斜視図である。 遊技機島ユニットの組み立て工程を示す斜視図である。 遊技機島ユニットの使用状態を示す側面図である。 壁島に適用した遊技機島ユニットの側面図である。 従来の遊技機島ユニットの側面図である。
以下、各図を基に本発明を実施するための最良の形態(以下、適宜「本実施形態」という)について説明する。遊技機島ユニット1は、遊技機(図を見やすくするため省略)を背中合せに二列に配置して構成してある。本明細書では、この遊技機を二列に配置して遊技場の中程部分において通路に挟まれて設置する遊技機島を中島といい、遊技場の壁に背を向け遊技機を一列配置して構成する遊技機島を壁島という。本発明に係る遊技機島ユニットは、中島および壁島の何れにもその一部として適用することができる。以下の説明は、まず中島について行い、その後で壁島について触れる。なお、本実施形態における遊技機は、パチンコ機であることを前提とするが、スロットマシンやパチスロなどの他の遊技機にも適用できることは言うまでもない。
(遊技機島ユニットの概略構成)
図1および2に示すように、遊技機島ユニット1は、上部ユニット300と、下部ユニット100と、上部ユニット300と下部ユニット100とを支持して、下部ユニット100と上部ユニット300との間に遊技機を配置する空間を形成する柱ユニット200と、から概ね構成してある。各ユニットについて、次項以下で説明する。
(下部ユニットの構成)
下部ユニット100は、腰板104と、膳板ユニット108(幅広膳板112、幅狭膳板116)、仕切板120と、から構成してある。これらの部材のうち仕切板120を除いたものは、後述する柱ユニット200によって支持されるようになっている。腰板104は、その素材の種類を問わないが、本実施形態では木材小片を接着剤と混合して熱圧成型した厚さ25mmの木質ボード(パーティクルボード)の両面にそれぞれ厚さ4mmのポリ合板を張り合わせたものを採用した。強度や価格の面から好適と考えられるからである。厚さは状況に応じて適宜増減してよい。また、複数の部材により構成された複合合板を採用してもよい。本実施形態における腰板104は、外形寸法は、縦450mm〜550mm前後、横1200mm〜1300mm前後、厚さ30mm前後に設定した。なぜなら、爪先空間Gを形成するためである。この目的範囲内であれば、腰板104の縦寸法を上記以外の寸法に設定してもよい。
腰板104の縦寸法は、上述したように450mm〜550mm前後に設定することが好ましい。柱ユニット200が支持した腰板104の下端を遊技場の床面Fから10mm〜15mmほど浮かすことにより、腰板104の下端面と床面Fとの間に爪先空間Gを形成するためである。つまり、遊技機(図示を省略)の位置は遊技客との相対位置により決まるので、これに伴い遊技機の下方に位置する腰板104の上端の位置も決まる。したがって、爪先空間Gを形成するためには、これに合わせて腰板104の縦寸法を決める必要があり、その結果、上記した縦寸法になった。爪先空間Gは、その中に爪先を入れられるようにすることによって、入れた分だけ遊技客が膝を伸ばすことができるようにするための空間である。図示は省略するが、その下端が床面Fにまで届く、もしくは、床面Fとの間に爪先が入らないほどの空間を形成する縦寸法に設定した腰板104の下端部の一部を切り欠くことにより爪先切欠(図示を省略)を形成してもよい。爪先切欠も爪先空間Gと同様に、遊技客が爪先を入れて膝を伸ばせるようにするためのものである。
腰板104の厚みは、素材の持つ強度との相対関係にあるが、ラワン合板を用いた場合、たとえば、30mm前後が適当である。ラワン合板その他の板材や複合合板を金属などにより補強すれば、同じ強度を持った薄手の板材を使用することもできる。本実施形態では、後述する柱ユニット200の補強作用との兼ね合いなどにより30mm前後とした。この点は、柱ユニット200との関係の中で改めて説明する。
膳板ユニット108は、比較的幅広(たとえば、250mm前後)な板材からなる幅広膳板112と、幅広膳板112の上にネジ固定してひな壇を形成する幅狭膳板116とから構成してある。幅狭膳板116は、遊技機の枠板(図示を省略)の奥行き寸法1.5倍程度の幅寸法を有し、幅広膳板106に比べて幅狭たとえば、150mm前後)の板材により構成してある。なお、幅広膳板112と幅狭膳板116の厚みは、いずれも24mm前後とするのが一般的である。
仕切板120は、対向する腰板104下の爪先空間Gどうしの繋がりを遮断するための板である。仕切り板120は、向かい合った爪先空間G同士の関係を遮断することにより、向かい合った遊技者(の爪先)同士のプライバシーをより完全に確保することができる。これにより遊技客は、安心して遊技に集中することができ、その効果はきわめて高い。本実施形態の仕切板120は、ボルト(図示を省略)などの固定部材により床面Fに直接固定してあるが、この他の方法、たとえば、柱ユニット200に支持させるようにしてもよい。なお、仕切板120の下端面は床面Fに密着させる必要は必ずしもないが、隙間を開けるとしても、その隙間は遊技媒体(遊技機が、たとえばパチンコ機である場合のパチンコ玉)が通過できない隙間にするとよい。このような隙間にすることで、パチンコ玉を失くすことが防げるので遊技者心理に悪影響を与えないで済む。したがって、遊技を台無しにしてしまうおそれがなくなる。
(柱ユニットの構成)
図1〜3を参照しながら、柱ユニットについて説明する。柱ユニット200は、全体として金属(たとえば、鉄)を2枚合わせした薄板により基本的な構成がなされ、必要に応じて部分的に曲げたり他の部材を溶接やネジなどの固定方法により固定する。なお、柱ユニット200の厚み方向は、遊技機島ユニット1の長手方向と一致する。また、薄板の代わりにパイプ材などを使うことも可能である。
さらに、柱ユニット200は、遊技機島幅方向(図3の左右方向)に並ぶ一対の縦柱204,204を基幹部材とする。一方の縦柱204と他方の縦柱204とは、複数(本実施形態では3本)の中間連結材208a,208b,208cと、下端連結材210と、により互いに連結してある。連結したときの縦柱204,204の外側端面間の距離Dは、本実施形態において300mm前後としてある。距離Dは、これを狭くすればするほど、遊技客の下肢を入れるためのスペースが広くなることになるが、遊技機島ユニット1の中には、たとえば、パチンコ玉貯留タンクのような装置や搬送経路などを配する必要があるため、この辺りが限度となる。
縦柱204,204の上端には上部ユニット300を支持するために起立する上端柱212,212を固定してある。下端連結材210の底面は、床面Fに直接着地させてもよいが、本実施形態では、着脱することのできるベース部(設置構造、図示を省略)を介して下端連結材210(柱ユニット200)を床面Fに設置するように構成してある。縦長の柱ユニット200を直接設置するよりも、遥かに小型で背の低いベース部を床面Fに設置し、それに着脱するほうが楽に設置できるからである。なお、符号254は、柱ユニット200の下端連結材210をカバーして見た目をよくするための下端カバー部材である。下端カバー部材254は、その素材の種類を問わないが、作り易く軽量であることから合成樹脂製とすることが好ましい。
図3および4に示す符号216は、膳板ユニット108を下から支持するための膳板支持アームである。膳板支持アーム216は、縦柱204から突き出す縦板片218と、図4の左方向から見たときに逆さT字になるように縦板片218の下端に固定した横板片220とにより構成してある。図4では裏側になって見えない部分の横板片220の上に膳板ユニット108を載置し、横板片220を貫通するネジ孔221,221(図4に破線で示す)を介して下から、さらに、隠れて見えないが縦柱204の背後(図4の右から左に向かって)からそれぞれネジ(図示を省略)で固定するようになっている。固定後に、図4に示す部分の横板片220の上に別の膳板ユニット108(図示を省略)を載置し同じ手順で固定する。
上述した膳板支持アーム216に加え、本実施形態では膳板補助アーム224を併用している。詳細は省略するが膳板補助アーム224は、腰板104の長手方向中央上端に着脱自在に取り付けた部材である。膳板補助アーム224を設けることにより、その上に載置した遊技機(図示を省略)の重量による撓みを抑えて安定した支持を可能とする。なお、膳板ユニット108を膳板支持アーム216だけで支持しきれるのであれば、膳板補助アーム224は省略できる。
(腰板支持構造の構成)
図2、4および5を参照しながら、腰板支持構造について説明する。腰板支持構造230は、縦柱204と、この縦柱204と隣接する他の縦柱204との間で腰板104を挟んだ状態で支持するための構造である。腰板支持構造230は、腰板対向部234、腰板支持部238、凸部242、凹部246および複数のネジ孔(ネジ孔群)250により構成してある。なお、図4において、腰板対向部234を見せるために腰板104を2点鎖線で、腰板104に形成された凹部246を破線で、腰板支持部238を厚み方向に貫通するネジ孔250を実線で、それぞれ示した。作図の便宜のためである。
腰板対向部234は、腰板104の側端面105(図5参照)と対向する、すなわち、向き合っている縦柱204の一部がこれに該当する。腰板支持部238は、腰板対向部234の内側(対向する縦柱に面する側)の周縁から腰板裏面に沿って突出する矩形の板片によって構成してある。具体的には、2枚合わせして構成してある縦柱204の一方と他方を、上から見たときにそれぞれ右と左に屈曲してT字形状に形成したものである(図5参照)。腰板支持部238の外形寸法は、腰板104を支持するという目的が達成出来る限り特別な制限はないが、本実施形態では、高さ約30mm、幅約50mmに設定した。なお、図5に示す符号106は、腰板104の側端面105と腰板対向部234との間に介在させるアルミジョイナー(ジョイント部材)を示す。側端面105は、図5に示すように腰板対向部234と当接していなくてもよいが、その一部又は全部を腰板対向部234に当接させてもよい。
したがって、腰板104の側端面105を腰板対向部234に対向もしくは当接させることにより、腰板104の位置を遊技客の膝からさらに遠くすることができる。すなわち、長手方向に隣接する縦柱204同士は、図4および5に示すように、その間に腰板104を挟んだ状態で支持するため、腰板104の前面(遊技者側の面)が縦柱204の遊技者側周縁から突出しない。もしくは突出しても腰板104の厚みに比べて僅かである。このため、遊技機島の腰下領域を最大限、遊技客の下肢収容のために活用することができる。その分、遊技客にとってより快適な遊技環境をつくりだすことができる。
また、図4および5に示すように、凸部242は、腰板支持部238の上部から外方向(腰板104に向かう方向)に突出している。具体的には、腰板支持部238に固定した短尺円柱状のピンが凸部242に該当する。一方、凹部246は、凸部242に対応する位置の腰板104に形成してある。凹部246は、その中に凸部242を受け入れ可能に形成してあり、凸部242とともに凹凸嵌合構造240を構成する(図5参照)。凹凸嵌合構造240は、腰板104を挟む両側の柱ユニット200(縦柱204)のそれぞれに設けてあり、それらの嵌合作用により腰板104の仮留めと位置出しを可能にする。つまり、これらの仮留めと位置出しの機能により、腰板104は両側にある縦柱204,204に宙づり状態で保持されるので、設置作業者は腰板104を持たずとも求める設置位置に合わせることができる。つまり、腰板104を持っている必要がないから、両手を完全に自由にすることができる。遊技機島ユニット1内部はたいへん込み合っていて作業がしにくいが、仮留めと位置出しの作用によって、作業環境が大幅に改善される。
さらに、凸部242の下方の腰板支持部238には、先に述べた複数のネジ孔250が縦方向に並べて形成してある(図4参照)。ネジ孔250は、腰板104を腰板支持部238にネジ固定するための孔である。仮留めした状態の腰板104の内側(作業者から見た裏側)には、先に述べた腰板支持部238が位置しているので、ネジ孔250にネジ(図示を省略)を差し込んで回すだけで縦柱204に対する腰板104のネジ固定が完了する。したがって、ネジ固定により腰板104と縦柱204(柱ユニット200)との一体化が図られ、これにより縦柱204が補強され、座屈などの恐れが払しょくされる。換言すれば、補強されることによりその分だけ遊技機島幅方向の縦柱204の幅寸法を短くすることができる。つまり、細い縦柱で足りることになり、縦柱204が細くなった分、遊技機島の腰下領域を広くすることができる。なお、本実施形態の構成とは逆に、凸部242を腰板104側に設けるとともに凹部を腰板支持部238側に設けることを妨げない。
(遊技機島ユニットの設置手順)
図6、7および1の順に参照しながら、遊技機島ユニット1の設置手順について説明する。まず、図6に示すように、柱ユニット200を長手方向所定間隔を隔てて遊技場の床面F上に設置する。先に述べたように、柱ユニット200の設置は、それぞれベース部(図示を省略)を介して行う。すなわち、下端連結材210のそれぞれを下端カバー254で順次カバーするとともに、これと前後して仕切板120を柱ユニット200の間に起立設置する。次いで、柱ユニット200間の腰板支持構造230に腰板104を固定する。本実施形態における遊技機島ユニット1は通路間に挟まれた中島であるから、柱ユニット200の間ごとに2枚ずつの腰板104を固定する。図7に示す遊技機島ユニット1の場合、4本の柱ユニット200を備えているので、腰板104の枚数は6枚となる。腰板104の固定は、プライバシー確保とともに、過度の通風を抑えて膝の冷えなどを防止する機能を果たす。なお、腰板104の下端と遊技場の床面Fとの間には20mm前後の爪先空間Gが形成される。爪先空間Gは、遊技客がそこに爪先(足先)を差し入れ、差し入れた分だけ膝を伸ばすことを可能にする。したがって、遊技客は、爪先を差し入れることのできない遊技客に比べ、はるかに快適な状態で疲れを知らずに遊技を楽しむことができる。また、爪先空間Gは、図7に示す遊技機島ユニット1の裏側にもあるが、仕切板120により表側の爪先空間Gとは仕切られ、両者間のプライバシーは守られる。
腰板104を取り付けたら、膳板補助アーム224をそれらの上に取り付ける。次に、これら膳板補助アーム224と膳板支持アーム216との上に膳板ユニット108を載置固定する(図1参照)。これで、下部ユニット100の組み立てが完了する。なお、本実施形態における腰板104と他の腰板104との間の空間は、遊技機から排出されたアウト玉を腰板タンク(図示を省略)などに搬送するための搬送路(ドブともいう)にしてある。つまり、腰板104は、搬送路を仕切るための仕切壁としての機能を併せ持っている。
さらに、図8に示すように、上部ユニット300は、正面から見て左右の縦部材330の上端には、笠木350を架け渡し、左右の縦部材330の下端には、鴨居360を架け渡すとともに、縦部材330と鴨居360の前面側には幕板380を開閉自在に設けてある。これらの各部材は、たとえば、集成材から構成することができる。これで、遊技機島ユニット1全体の組立が完了し、遊技機(図示を省略)を設置できる状態になる。
なお、壁島については、図9に示すように、壁島用の柱ユニット202の片側に下部ユニット100を配置し、柱ユニット200の片側に上部ユニット300を配置して、壁島を構成すればよい。中島と基本的に同じ構成である。
(本実施形態の第1変形例)
図示は省略するが、膳板ユニット108のうち幅広膳板112は、これを省略して幅狭膳板116だけで構成することもできる。幅広膳板112を省略すると、幅狭膳板116の遊技者に面する端面である前面が、図外の遊技機前面と面一若しくは遊技機前面に対して遊技機の最大突起部よりも少ない突起量となる。また、膳板ユニット108の前面を遊技機の最大突起部よりも後退した状態にすることにより、その後退した分だけ遊技客が自由な空間を手に入れることができる。つまり、存在したらぶつかるであろう膳板がないので、そこに膝がぶつかることもなくなる。したがって、遊技客は椅子に座って足を組むことも組み替えることもできる。ゆえに、同じ姿勢を取り続けることの苦痛から解放され、遊技客はより快適に遊技を楽しむことができる。
(本実施形態の第2変形例)
図8に戻り、本実施形態の第2変形例について説明する。膳板ユニット108の下面の遊技機(図示を省略)下方にあたる位置に、煙草の吸殻を内蔵の搬送機構(図示を省略)の作用により搬送するケーシング118を設けることができる。ケーシング118には遊技機各々に対応する吸殻投入口119を設けてあり、ケーシング118は、膳板長手方向(紙面垂直方向)に渡って伸び、その末端は、搬送した煙草の吸殻を回収する吸殻回収装置本体(図示を省略)に接続する。
本実施形態によれば、腰板104を遊技者から遠くしてあるので、膳板の下で腰板104の前に遊技者の膝が届かない領域が存在している。つまり、膝が届かないので、この領域であればケーシング118を設けることができる。また、遊技者はケーシング118に膝をぶつけないので、ケーシング118を設けても遊技者の負担となることはない。そして、吸殻投入口119を介してケーシング118内に投入された煙草の吸殻は搬送機構によって末端に搬送され、そこに接続された吸殻回収装置本体により回収される。
1 遊技機島ユニット
100 下部ユニット
104 腰板
105 側端面
106 アルミジョイナー
108 膳板ユニット
112 幅広膳板
116 幅狭膳板
118 ケーシング
119 吸殻投入孔
120 仕切板
200 柱ユニット
202 柱ユニット(壁島用)
204 縦柱
208a 中間連結材
208b 中間連結材
208c 中間連結材
210 下端連結材
216 膳板支持アーム
218 縦板片
220 横板片
221 ネジ孔
224 膳板補助アーム
230 腰板支持構造
234 腰板当接部
238 腰板支持部
240 凹凸嵌合構造
242 凸部
246 凹部
250 ネジ孔
254 下端カバー部材
300 上部ユニット
330 縦部材
350 笠木
360 鴨居
380 幕板
1001 遊技機島
1003 腰板
1005 膳板
1007 ケーシング(吸殻回収装置)
D 距離
F 遊技場の床面
G 爪先空間
M 腿
N 膝

Claims (7)

  1. 上部ユニットと、下部ユニットと、前記上部ユニットと前記下部ユニットとを支持して、前記下部ユニットと前記上部ユニットとの間に遊技機を、遊技場の壁を背にして1列に、もしくは、背中合わせに2列に配置する空間を形成する少なくとも2本の柱ユニットと、から構成する遊技機島ユニットにおいて、
    前記柱ユニットは、長手方向所定間隔を隔てて遊技場床に起立固定してあり、
    前記下部ユニットは、隣接する前記柱ユニット間に、遊技場の壁と対向させ、もしくは、遊技場幅方向に互いに対向させて架設支持した腰板を含めて構成してあり、
    前記腰板は、座っている遊技客が爪先を入れられるだけの爪先空間もしくは爪先切欠をその下端と遊技場床面との間に隔てた状態で支持してある
    ことを特徴とする遊技機島ユニット。
  2. 前記柱ユニットは、遊技機島幅方向に並ぶ一対の縦柱を含めて構成してあり、
    前記縦柱は、隣接する他の縦柱との間で前記腰板を挟んだ状態で支持する腰板支持構造を含めて構成してある
    ことを特徴とする遊技機島ユニット。
  3. 前記腰板支持構造は、前記腰板の端面と対向する腰板対向部と、前記腰板対向部の周縁から前記腰板裏面に沿って突出する腰板支持部と、を含めて構成してあり、
    当該腰板支持部には、前記腰板に形成した凸部又は凹部と取り外し可能に凹凸嵌合して前記腰板を当該縦柱に仮留めする凹部又は凸部をその上部に形成してあり、かつ、仮留めした前記腰板をネジ固定するためのネジ孔群を当該凹部又は凹部の下方に形成してある
    ことを特徴とする請求項2記載の遊技機島ユニット。
  4. 対向状態にある前記腰板間の中間位置には、長手方向に伸びて前記爪先空間の間を二分する仕切り板を配してある
    ことを特徴とする請求項1または2記載の遊技機島ユニット。
  5. 前記下部ユニットは、遊技機を載せるために長手方向に伸びる膳板を含めて構成してあり、
    前記膳板は、前記縦柱から遊技客に向かって突き出る膳板支持片の上に架設固定してあり、
    前記膳板は、遊技者に面する端面である前面が、遊技機前面と面一若しくは遊技機前面に対して遊技機の最大突起部よりも少ない突起量となるように構成してある
    ことを特徴とする請求項2ないし4いずれか1項に記載の遊技機島ユニット。
  6. 前記膳板下面の遊技機下方にあたる位置に、煙草の吸殻を内蔵する搬送機構の作用により搬送するケーシングを前記膳板長手方向に渡って設けてあり、
    当該ケーシングには遊技機各々に対応する吸殻投入口を設けてあり、
    当該ケーシング末端は、搬送した煙草の吸殻を回収する吸殻回収装置本体に接続可能に構成してある
    ことを特徴とする請求項5記載の遊技機島ユニット。
  7. 前記下部ユニットは、長手方向に伸びる遊技機を載せるための膳板を含めて構成してあり、
    前記膳板は、前記縦柱から遊技客に向かって突き出る膳板支持片の上に架設固定してあり、
    前記膳板下面の遊技機下方にあたる位置に、煙草の吸殻を内蔵する搬送機構の作用により搬送するケーシングを前記膳板長手方向に渡って設けてあり、
    当該ケーシングには遊技機各々に対応する吸殻投入口を設けてあり、
    当該ケーシング末端は、搬送した煙草の吸殻を回収する吸殻回収装置本体に接続可能に構成してある
    ことを特徴とする請求項2ないし4いずれか1項に記載の遊技機島ユニット。
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