JP2002126321A - パチンコ遊技場における集合樋の設置構造 - Google Patents

パチンコ遊技場における集合樋の設置構造

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JP2002126321A
JP2002126321A JP2000324440A JP2000324440A JP2002126321A JP 2002126321 A JP2002126321 A JP 2002126321A JP 2000324440 A JP2000324440 A JP 2000324440A JP 2000324440 A JP2000324440 A JP 2000324440A JP 2002126321 A JP2002126321 A JP 2002126321A
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JP2000324440A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Fujio
達也 藤生
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Heiwa Corp
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Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ遊技場の島における集合樋を、高さ
調整容易かつ着脱自在とすることにより、組み立て性の
向上及びメンテナンスの容易化を図る。 【解決手段】 この集合樋は、対向する膳板ユニット1
間のスペースSに設ける集合樋6をレール部材7及び連
結部材8により取り付けたものからなる。集合樋6の長
手方向の傾斜角は、レール部材7の表面に設けた目盛に
より設定し、着脱時における高さの差による取り付け位
置のずれは横長溝6bにより吸収可能としてある。集合
樋の端部の高さが調整自在なので、同じ膳板ユニットを
多数そろえるだけでよくなるために量産性に優れたもの
となる。また、集合樋をレール部材に沿って高さ調整容
易としてあるので、膳板ユニットの設定位置に対応して
高さ調整が容易な集合樋の正確な取り付けを可能とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技場に
おける集合樋の設置構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のとおり、パチンコ遊技場は1群の
パチンコ遊技機を並設した複数の島からなり、これらの
島ごとにパチンコ玉の循環機構を備えている。この循環
機構の一環として集合樋がある。集合樋は島内に設けて
あり、各パチンコ遊技機から排出されたアウト玉を揚送
装置へ集めるように設けられるものであり、断面形状が
凹形の部材からなる。島内への集合樋の取り付けは、パ
チンコ遊技機を並列状に載置するために設けられる膳板
ユニットの各内側に木ネジなどを用いて半永久的に固定
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、集合
樋はアウト玉を揚送装置へ集めるために用いられるもの
であるが、パチンコ玉を重力作用によって斜面に沿って
転がるように、適度の傾斜角を設ける必要がある。この
斜面の両端部は、パチンコ玉移動の下流側に位置するも
の程低くする必要がある。このため、集合樋の取り付け
を行う際には、その取り付け位置を、取り付け順に高さ
を変化させなければならない煩わしさがある。また、両
端部で集合樋同士を接続する際には、それぞれの端部を
一致させる必要があるが、そこにはわずかではあるが段
差が生じてパチンコ玉の円滑な移動を妨げる原因となる
ことがある。
【0004】さらにまた、集合樋は使用中に汚れを生
じ、あるいは何らかの原因により損傷することがある
が、このような場合にはこれを交換し、又は取り外しす
ることにより修理や清掃を行う必要がある。しかしなが
ら、従来技術における集合樋は、狭いスペースの膳板ユ
ニット間に固定されているために、その着脱が面倒にな
っている問題がある。
【0005】そこで本発明の目的は、パチンコ遊技場の
島を構成する集合樋を着脱容易かつ斜面の調整を容易に
した集合樋の設置構造を安価に提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のパチンコ遊技場における集合樋の設置構
造は、以下の手段を採用することにより以下の作用効果
を生じさせるようにしたところに特徴がある。
【0007】(請求項1に記載した発明の構成)この発
明は、パチンコ遊技場におけるアウト玉を回収するため
に島内部に設けてある集合樋を着脱自在かつ斜面の傾斜
角を調整自在とする構成を採用してあるところに特徴が
ある。すなわち、パチンコ遊技場の島を構成する少なく
とも1対の膳板ユニットが所定間隔で対向設置してあ
り、これらの対となっている膳板ユニット間には、両側
に膳板ユニットの対向面と平行する側板を有するととも
に、各側板のそれぞれの所定位置に横長溝部を有する集
合樋が設置してある。これらの各膳板ユニットの対向面
には、複数のレール部材が垂直に取り付けてある。レー
ル部材には、内部溝とこの内部溝の幅よりも狭い幅の開
口溝を有している。集合樋は、膳板ユニットの対向面間
に上記した内部溝、横長溝部及び連結部材を介して着脱
自在かつ斜面の傾斜角を調整自在に取り付けたものによ
って構成してある。
【0008】(請求項1に記載した発明の作用効果)こ
の発明は、集合樋を、垂直に設けてあるレール部材と集
合樋の各側板に設けてある横長溝と連結部材とを介して
膳板ユニットに取り付けるものであるため、連結部材の
操作により、集合樋の取り付け位置が自由自在となる。
したがって、集合樋の傾斜角が不適切である場合や、端
部同士の継ぎ目にずれが生じているような場合には、こ
の連結部材を緩め又は締め付け操作により、集合樋をレ
ールに沿って昇降可能となる。また、この集合樋は、連
結部材により膳板ユニットに対して着脱自在となるの
で、清掃や修理などのメンテナンスを容易とすることが
できる。
【0009】(請求項2に記載した発明の特徴)また、
この発明は、レール部材に高さを示す目盛が付してある
ところに特徴がある。この結果、連結部材による集合樋
の着脱作業の際に、高さの調整が容易となるため、集合
樋の傾斜面の設定を容易に行なうことができる。
【0010】(請求項3に記載した発明の特徴)さら
に、この発明は、請求項1又は請求項2に記載した発明
のいずれかにおいて、レール部材を外面が膳板ユニット
の対向面に面一に取り付けるようにしてあるところに特
徴がある。レール部材が膳板ユニットの対向面に面一に
取り付けてあることにより、集合樋の各側板が、これら
の対向面に密着状態に取り付け可能となる。この結果上
方から落下するパチンコ玉等が、集合樋の側板と膳板ユ
ニットの対向面との間にできた隙間からこぼれるような
ことがなくなる。また、側板が膳板ユニットに密着状態
となることにより、集合樋が安定し、騒音や振動の発生
を軽減させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例につ
いて図面を参照して説明する。図1はこの形態例の全体
の構成を示すものであり、図2は図1のA部を拡大して
示したものである。
【0012】図1に示すように、島の下部を構成する1
対の膳板ユニット1,1が所定の間隔で対向設置してあ
る。この膳板ユニットは対向した状態で、複数対を連結
して1つの島を構成するものである。膳板ユニット1上
にはパチンコ遊技機(図示略)が背中合わせに並設さ
れ、各ユニットの外側に遊技者が座って遊戯するように
なっている。膳板ユニット1の構成は、脚部を兼ねる側
板2の上端にテーブル3が水平に設けてあり、その上に
さらにパチンコ遊技機を載置する保持台板4が重ねるよ
うに設けてある。保持台板4は通路側がテーブル3より
も後退しており、両者の段差により上面が露出したテー
ブルの上面3aは、セーフ玉の玉入箱置台となってい
る。
【0013】各膳板ユニット1,1の対向面にはエプロ
ン板5が張り付けてあり、これにより島の内外を遮断し
ている。この対向面間のスペースS内における所定の高
さ位置には、集合樋6が設けてある。集合樋6は金属板
を折り曲げ加工により上部開口のコ字状断面をしてお
り、両側板6aがエプロン板5の対向面に当接し、かつ
僅かに長さ方向に傾斜した状態となっている。
【0014】膳板ユニット1,1間への集合樋6の取り
付けは、膳板ユニットの対向面に垂直に設けられたレー
ル部材7、7に連結部材8,8で固定することにより行
われる。レール部材7は、ステンレス板又はプラスチッ
ク成形品をカーテンレール状に形成したものからなり、
図2、3に示すように、長手方向に内部溝7aと正面側
にこれよりも狭い幅の開口溝7bとを設けたものからな
る。連結部材8としてはボルトとナットが用いられる
が、ボルトの頭部をレール部材の内部溝7aに入れ、開
口溝7bからボルト8aの軸部を前方へ突出させてあ
る。このボルト8aの軸部に集合樋の側板6aに設けて
ある横長溝6bに挿通し、さらに集合樋の内側からナッ
ト8bを締め付けることにより固定してある。
【0015】集合樋6は、対向位置に設けてある各連結
部材のナット8bを緩めると、レール部材7に沿って昇
降可能であり、全体を持ち上げて各連結部材をレール部
材から離脱させれば、対向面間のスペースSから取り外
し可能である。このとき集合樋6の前後の高さが不同に
なると、集合樋が動かなくなることが生じ得るが、これ
に対しては横長溝6bにより、距離差を吸収可能として
あるため、集合樋の昇降を妨げられることはない。ま
た、集合樋6の高さ調整は、必要に応じてこれらの連結
部材8を緩めて、集合樋を所望の高さに仮固定した後に
連結部材のナット8bを締め付けて固定すればよい。
【0016】図4は、集合樋を順次連結する場合の連結
要領を示したものである。図示してあるように、膳板ユ
ニット101,201は同一構成となっているため、初
期状態において、集合樋106,206の端末の高さは
非連続的となっている。ここで仮に図面右側の膳板ユニ
ット101への集合樋106の取り付け状態が最高位置
になっているものとし、長手方向に対する傾斜角も所定
値になっているものとする。そこで、右側の膳板ユニッ
ト101の左端部に次の膳板ユニット201の右端部を
当接すると、当然に集合樋106,206の端部間の高
さにはずれが生じていることになる。すなわち、右側集
合樋の左端部よりも左側集合樋の右端部の方が高くなっ
ているということである。このような集合樋の高さのず
れは、上述したように、連結部材8を緩めて左側の集合
樋206の右端部を高さ調整してから再び締め付けるこ
とにより調整可能である。
【0017】次に図示されていないが、左側の集合樋2
06における左端の高さ調整も右側と同様に行えばよい
のであるが、長手方向の傾斜角を右側の集合樋106と
同値とすることが望ましい。集合樋の傾斜角を同値とす
る手段の1つとして、図2に示してあるように、レール
部材7の前面にミリメートル(mm)単位の目盛7cを
設け、集合樋の左端部の高さを調整するようにするとよ
い。こうして、連続する集合樋の高さを次々と調整する
ことにより、連続性を備えたものとなり、パチンコ玉の
円滑な移動が可能となる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、集合樋を膳板ユニット
間のスペースに対して着脱自在としてあるので、集合樋
の清掃や補修などを容易に行うことが可能となる。ま
た、連結部材を緩めることにより集合樋の高さ調整が自
在としてあるので、連結位置で高さにずれを生じたよう
な場合にも容易に調整可能となる。
【0019】さらに、レール部材の表面に目盛を付けて
おけば、集合樋の長手方向の傾斜角を容易所望値に設定
可能となる。そして集合樋の取り付け位置に拘束されな
いので膳板ユニットの量産が可能となるので製造コスト
の低減に寄与する。その他、レール部材の外面が膳板ユ
ニットの対向面と面一になるように設置すれば、隙間が
なくなるために、パチンコ玉がこぼれ落ちたり、塵埃が
膳板ユニット間の床面に溜まったりすることを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の一例を示す斜視図である。
【図2】図1のA部拡大図である。
【図3】図2のB−B線の拡大断面図である。
【図4】集合樋の連結要領を示す説明図である。
【符号の説明】
1,101,201 膳板ユニット 6,106,206 集合樋 6a 側板 6b 横長溝 7 レール部材 7a 内部溝 7b 開口溝 7c 目盛 8 連結部材 S スペース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 島を構成する少なくとも1対の膳板ユニ
    ットが所定間隔で対向設置してあり、 上記膳板ユニット間には、両側に当該膳板ユニットの対
    向面と平行する側板を有するとともに、各当該側板の所
    定位置に横長溝部を有する集合樋が位置してあり、 上記各膳板ユニットの対向面には、内部溝の幅よりも狭
    い幅の開口溝を有する複数のレール部材が垂直に取り付
    けてあり、 上記集合樋は、上記内部溝と上記横長溝部とに挿着可能
    な連結部材を介して上記膳板ユニット間に取り付けてあ
    ることを特徴とするパチンコ遊技場における集合樋の設
    置構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記レール部材には
    高さを示す目盛が付してあることを特徴とするパチンコ
    遊技場における集合樋の設置構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2のいずれかにおい
    て、上記レール部材は外面が上記膳板ユニットの対向面
    に面一に取り付けてあることを特徴とするパチンコ遊技
    場における集合樋の設置構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006296840A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Moriso:Kk 遊技機の外枠
JP2006304858A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Moriso:Kk 遊技機の外枠
JP2008017896A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Newgin Corp 遊技球の補給樋および補給樋用底面部材
JP2008017898A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Newgin Corp 遊技球の補給樋

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