JPH0822330B2 - パチンコ機の入賞球排出装置 - Google Patents

パチンコ機の入賞球排出装置

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JPH0822330B2
JPH0822330B2 JP18288487A JP18288487A JPH0822330B2 JP H0822330 B2 JPH0822330 B2 JP H0822330B2 JP 18288487 A JP18288487 A JP 18288487A JP 18288487 A JP18288487 A JP 18288487A JP H0822330 B2 JPH0822330 B2 JP H0822330B2
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Japan
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JP18288487A
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JPS6427577A (en
Inventor
鉄郎 亀井
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奥村遊機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は多数の入賞球が短時間のうちに排出部に向け
て落下したときにも球詰りを起こさないように改良した
パチンコ機の入賞球排出装置に関する。
(従来の技術) 従来のパチンコ機の入賞球排出部分の概略の構成は第
7図に示した如くである。図示を省いた打球機構から発
射されたパチンコ球は一旦遊技盤1の前面の球落下路の
最上部に打ち上げられたうえ落下する間に、その或るも
のは遊技盤1の前面の入賞球受2に入って遊技盤1に設
けられた孔2aから背面側に抜け出し、図示しない裏カバ
ーとの間隙を落下して下方の樋3に受け止められる。傾
斜した樋3の下端には落球口4が開口しており、樋3上
を転がり進んだ球はこの落球口4からその下方に設けら
れた案内路5上に移り、転進して整流部6を経て排出部
7に向かう。この整流部6は、案内路5上に集積して来
る球を一列に並べて一球宛排出部7から排出する役割を
果たす。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、最近のパチンコ機にあって、或る特定の入
賞球受に球が入ると、複数個の他の入賞球受に球が入り
易くなるように構成されたものがある。このものでは、
このとき短時間のうちに多数の入賞球が遊技盤1の背面
側を落下するようになる。しかしながら、排出部7から
入賞球が1個排出される都度、賞品球供給装置から1回
分の賞品球が放出されるようになっているので、排出部
7から1個の入賞球が排出されて1回分の賞品球が放出
されるという1サイクルを行なうには一定の時間が必要
で、それ故に入賞球の排出間隔時間が一定値より早くな
らないので、入賞球が案内路5は勿論樋3上にも溜るよ
うになる。
このようになると、球の通路が狭められている整流部
6及び落球口4部分では入賞球が互いに押し合いながら
この狭部を通過しようとする状態が生じ、しかもその部
分には樋3上に溜められている多数の入賞球全体の重量
が加わるため、入賞球が整流部6に強い力で強制的に押
込まれるようになり、これがため、整流部6のうち、特
に落球口4近くの部位の上下両面間に入賞球が食込んで
(この食込んだ入賞球を第7図に斜線を付して示し
た)、いわゆる球詰まりの状態になり、入賞球が排出部
7から出ていかないようになる場合が生じ、その結果、
賞品球の放出が中断されてしまうので、遊技者に損害を
与えることがあった。
本発明は上記の事情に鑑みなされたものであり、従っ
てその目的は、入賞球を受ける樋上に短時間のうちに多
数個の入賞球が落下したときにも、球詰りによって排出
部からの入賞球の排出がとだえることのないパチンコ機
の入賞球排出装置を提供するにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明によるパチンコ機の入賞球排出装置は、遊技盤
の背面とその裏カバーの間に落とし込まれた入賞球を受
ける樋を横方向に複数込配設し、これらの樋の下方に各
樋から落下する入賞球を受ける案内路を設けると共に、
この案内路の末端部に入賞球を1個宛整列させたうえ排
出部に送る整流部を形成したことを特徴とするものであ
る。
(作用) 入賞球が短時間のうちに多数個樋上に落下した場合に
は、樋を横方向に複数に分けて配設したことにより、樋
の情報にまで入賞球が溜るようになっても、その入賞球
の重量は個々の樋に分散して受けられる。このため整流
部の入賞球に対し上から加わる押圧力は減少し、且つ整
流部には横からの力も作用して球詰り状態を起すことが
ない。
(実施例) 以下に本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図は本発明による第1実施例を示して
おり、8はパチンコ機の遊技盤で、これの外周には扁平
角形のフレーム部材9が取付けられている。そして、こ
のフレーム部材9の後面に裏カバー10が取付けられ、ま
た前面にガラス板からなる前面カバー11が設けられてい
る。遊技盤8の前面側には複数の入賞球受12が任意の配
置のもとに取付けられており、この入賞球受12に連続す
るように遊技盤8に形成された孔12aは、遊技盤8と裏
カバー10との間に形成された落球間隙13に臨んで開口し
ている。
14及び15は夫々孔12aから落下して来る入賞球を受け
止める樋であって、この実施例のものは遊技盤8の横幅
の約半分の長さを有しており、図の左側に向けて幾分傾
斜させた状態のもとに落球間隙13を上下方向に仕切るよ
うにして、図示の如く互に並行状態をなして取付けられ
ている。そして樋14の傾斜下端側には入賞球を樋14の下
方に落下させる第1の落球口16を設けている。また、樋
14の傾斜下端には樋15の傾斜下端側に向けて配向させた
遮板17を接続することによって、この遮板17と樋15との
夫々の傾斜下端の間に第2の落球口18を形成している。
19は第1及び第2の落球口16及び18から落下して来る
入賞球を受け止めてその排出部20に送る案内路である。
排出部20に向けて下降傾斜させてあるこの案内路19のう
ち排出部20側には、案内路19上に流下して来た入賞球を
一列に整列させて1個宛排出部20に送り出す整流部21を
設けている。この整流部21は、樋15の傾斜下端にその一
端が接続され他端がフレーム部材9の右側内壁面に当接
されるくの字形の遮板22から成るもので、その遮板22は
案内路19の上面との対向間隔が排出部20側に向かうに従
って順次狭くなるように設けられ、その終部で入賞球を
1個宛整列させるようになっている。尚、樋14及び15,
案内路1,遮板22はいずれも落球間隙13の間隙巾と同一の
巾を有する板材によって構成されていて、巾方向両端が
遊技盤8,裏カバー10に接している。
次に上記実施例の作用を説明する。今、図示しない特
定入賞球受に球が入って、複数個の他の入賞球受12に球
が入り易い状態になったとする。すると、短時間のうち
に多数の入賞球が落球間隙13内を落下するようになる。
ところが、排出部20から1個の入賞球が排出されると、
図示しない賞品球供給装置から1回分の賞品球が放出さ
れるようになっていて、単位時間当りの入賞球の排出回
数が一定であるため、入賞球が案内路19に充満し、やが
て樋14及び15上にも溜まるようになる。すると、案内路
19のうち、各落球口16及び18近くの部分で入賞球が互い
に押合いながらこの部分を通過しようとする状態が生ず
るようになる。然し本実施例のものは、落下入賞球を受
け止める樋は2つの樋14と15とに分割されているので、
各樋14,15上に溜まる入賞球の個数は樋が1個しか設け
られていない従来に比べてほぼ半減することになる。こ
のため、樋14及び15の上に溜められた入賞球から各落球
口16及び18部分に存在する球に加わる重量は従来に比べ
て半減することになる。従って、球流路が次第に狭くな
る案内路19の上面と各遮板17及び22との間に入賞球が強
い力で押圧されて球詰り状態になるというおそれがなく
なり、しかも特に球詰り状態を現出し易い整流部21の遮
板22と案内路19との間に存在する入賞球は、樋14側から
の入賞球による側圧で足元をさらわれるような力を受け
て球詰り状態を起こす前に突き崩されるようになるの
で、球詰り状態をより一層確実に防止することができ
る。
さらに、本実施例では樋14の傾斜上端側を樋15の傾斜
下端側の上に覆いかぶさるように張り出させることによ
って、樋15上に落下する入賞球の個数を減少させ、球詰
りがより起り難くなるように配慮している。
このように、入賞球がその排出部20の手前で詰まるお
それを解消するという、パチンコ機にとって最も重要な
技術課題を解決するために、上記実施例では従来の入賞
球排出装置に極く部分的な改造を施すだけで足りる。そ
のために、装置の基本的な構成や寸法は不変に保てる
し、製作コストの上昇を殆ど招かなくて済む。
ちなみに、この実施例における各部寸法の望ましい値
を実験に基いて求めた結果を下記表1にまとめて示し
た。各寸法a〜gは第3図に示した部分a〜gの寸法に
対応している。
第4図は本発明の第2実施例を示すもので、落下入賞
球を受ける樋を第1の樋23,第2の樋24及び第3の樋25
の3個の樋から構成すると共に、各樋の傾斜下端側に夫
々第1,第2及び第3の落球口26,27及び28を設けたもの
である。
また、第5図は本発明の第3実施例を示しており、第
1実施例と異なる点は、樋14の下側の遮板17を省略した
所にある。更に第6図は本発明の第4実施例を示すもの
で、第1実施例と異なる点は、樋14の延長線上に樋15を
配設し、この樋14及び15間に樋14の落球口18を設けると
共に遮板17を省いた所にある。
尚、上記実施例では、複数の樋の取付け傾斜角度は同
一としているが、互いに相違させてもよく、また、各々
の樋14,15等や案内路19は単なる平坦面でなくゆるやか
な曲面や屈折面であってもよいし、複数の樋の各々の長
さは任意に相違させてもよい。
[発明の効果] 本発明によるパチンコ機の入賞球排出装置は、落下し
て来る入賞球を受け止めてこれを排出部に連らなる案内
路に落とし込むための樋が、横方向に複数個に分割して
設けられていることにより、これらの各樋一つの当りの
落下入賞球数は従来の単一樋に比べて少なくなる。従っ
て、短時間のうちに多数の入賞球が樋上に落下して来た
場合にも、特に整流部分において球詰り現象は起らなく
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、夫々本発明の第1実施例を示した
要部の模式的縦断背面図及び第1図のII−IIに沿う縦断
側面図である。 第3図は、発明の詳細な説明の欄中の表1に記した符号
a〜gに対応する個所a〜gの説明図である。 また、第4図,第5図及び第6図は夫々本発明の第2,第
3及び第4実施例を示した第1図相当図である。 第7図は従来例を示した第1図相当図である。 図中、8は遊技盤、10は裏カバー、14及び15は夫々樋、
19は案内路、20は排出部、21は整流部、23,24及び25は
夫々樋である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入賞球を遊技盤背面とその裏カバーとの間
    に落とし、最終的にその入賞球を1個宛排出部から排出
    するようにしたものにおいて、前記遊技盤背面と裏カバ
    ーとの間を落下する入賞球を受けるべく横方向に複数個
    設けられた樋と、これらの樋の下方に設けられた各樋か
    ら落下する入賞球を受けてこれを前記排出部に案内する
    案内路と、この案内路のうち前記排出部側に案内路の上
    面との対向間隔が排出部間に向かうにつれて順次狭くな
    るように設けられその終部で入賞球を1個宛整列させて
    排出部に送る整流部とを具備して成るパチンコ機の入賞
    球排出装置。
JP18288487A 1987-07-22 1987-07-22 パチンコ機の入賞球排出装置 Expired - Lifetime JPH0822330B2 (ja)

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