JPH0427566A - 熱転写記録装置 - Google Patents

熱転写記録装置

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JPH0427566A
JPH0427566A JP13129790A JP13129790A JPH0427566A JP H0427566 A JPH0427566 A JP H0427566A JP 13129790 A JP13129790 A JP 13129790A JP 13129790 A JP13129790 A JP 13129790A JP H0427566 A JPH0427566 A JP H0427566A
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JP
Japan
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data
temperature
temperature data
energization
recording
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JP13129790A
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Takeyuki Nomura
能村 岳之
Osamu Hattori
修 服部
Toshihiko Goto
敏彦 後藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビデオプリンタ及び感熱プリンタなどの中間
階調濃度をもつ画像を印画する熱転写記録装置に関する
〔従来の技術〕
サーマルヘッドの発熱体を、記録紙もしくはインク紙を
介した記録紙に当接させて中間調記録する従来の熱転写
記録装置では、第13図に示すようにサーマルヘッドの
発熱体への通電時間(1)が−定であっても、発熱体の
温度の高低によって、記録紙の記録濃度が濃< (d、
)なったり、薄く(dl)なったり変化する。したがっ
て、中間調を有する画像をより忠実に記録するには、サ
ーマルヘッドの発熱体の温度を検出して、この温度によ
り発熱体への通電時間を変化させる必要がある。
このよ、うな従来例として、特開平1−133758号
公報が開示されており、サーマルヘッドの温度を検出す
る温度検出手段を設けるとともに、サーマルヘッドの温
度変化に対応させた通電時間データと記録濃度との関係
をテーブルもしくは数式で与えている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来例では、第14図(、)に示すように、記録す
べき画像信号が一定の階調レベルの場合には、画像信号
の1ライン毎にサーマルヘッドの温度を検出する事によ
って、通電時間データを切り換えている。このため記録
開始後に、サーマルヘッドの温度を検出してからは、そ
の温度に応じた通電時間データで記録が行われるために
所定の濃度で記録される。
しかし、記録紙に最初の1ライン目の画像を記録する記
録開始時点では、サーマルヘッドの温度が低温なため、
サーマルヘッドの発熱体が発熱しているにもかかわらず
、この熱量がサーマルヘッドへと熱伝導し、この結果発
熱体の温度が低下してしまう。
このため第14図(b)に示すように、記録紙の1ライ
ン目の画像は、発熱体温度低下分の記録濃度不足となっ
てしまう。なお、記録紙上の画像は第14図(b)に示
すようにプリントライン数の増大に伴って記録濃度が上
昇して行き、プリントライン数P□にて記録濃度と目標
濃度が合致し、この時点になって始めて画像信号に対す
る忠実な画像記録濃度が得られる。
プリントライン数がさらに増大してPlからP2になっ
た時点で、記録紙1枚分の画像記録が終了するが、この
プリントライン数P1からP2間での記録濃度は、サー
マルヘッドに発熱体の熱が蓄熱されて過熱状態となるた
め、記録濃度は一般的に目標濃度を上廻る傾向を示す。
従来の熱転写記録装置では、第14図(b)に示す記録
濃度特性において、プリントライン数の1からPlまで
の、記録開始直後での画像の記録濃度不足が発生するた
め、高品質な画像を記録する場合の問題点となっていた
本発明の目的は、かかる問題点を解消し、記録開始直後
の記録濃度の低下を防止し、記録すべき画像信号の階調
レベルに対して、記録開始から所定の記録濃度で記録す
ることを可能とした熱転写記録装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、サーマルヘッド
の温度を検出する温度検出手段と、予め設定される1も
しくは複数の特定温度毎に複数の特定階調各々に対する
通電時間を表す基準通電時間データを格納するデータ格
納手段と、前記温度検出手段から出力される温度データ
に指定したライン数を記録する間、予め低い温度を設定
した付加温度データを加算して合成温度データとする合
成手段と、前記合成温度データに応じて1ライン毎に前
記データ格納手段から所定の通電時間データを読み出し
てサーマルヘッドへの通電時間を算出する通電データ算
出手段とを設けている。
〔作用〕
サーマルヘッドに設けた温度検出手段により、サーマル
ヘッドの温度を検出して温度データを得た後、記録開始
から指定ライン数を記録する間、この温度データに予め
用意した付加温度データを加算して合成温度データを作
成する。通電データ算出手段では、前記合成温度データ
に基づいて温度検出手段で検出した温度よりも低い温度
に対応した通電データ、即ち、実際の温度データでの通
電データよりも長い通電データをデータ格納手段から読
み出して、サーマルヘッドへの通電時間を算出して記録
を行う。これにより、記録開始から指定したライン数を
記録する間は、温度検出手段で検出される温度での通電
時間データよりも長い通電時間データで記録が行われる
ので、記録開始直後の濃度の低下を防止し、安定した記
録を行える。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図は本発明による熱転写記録装置の第1の実施例を
示すブロック図であって、1は画像信号源、2は中間調
制御部、3は通電データ算出部、4は通電データ格納部
、5はサーマルヘッド、6は温度センサ、7は発熱体、
8はトラム、9はインク紙、10は記録紙、201はA
/D変換を行なうA/D部である。
第1図において、サーマルヘッド5に取り付けられた温
度センサ6からのアナログの温度データは、A/D部2
01においてディジタルデータに変換され通電データ算
出部3に入力される。通電データ算出部3は、まず記録
が開始される直前に温度センサ6からの温度データに応
して、通電データ格納部4から後述するように、必要な
通電時間データを算出する。
記録時には、画像信号源1から画像の各画素ごとに濃淡
方向の階調情報をもつ画像信号が中間調制御部2に入力
される。通電データ算出部3では、1ライン毎に温度セ
ンサ6からの温度データを入力し、後述するように所定
の温度データに変換した後、その温度データにあった通
電時間データを算出する。中間調制御部2では、1ライ
ン毎に通電データ算出部3より出力される階調番号に応
じたサーマルヘッド5への通電時間データを受は取り、
サーマルヘッド5にこの通電時間に応じた時間幅のスト
ローブ信号を送る。サーマルヘッド5は入力されたスト
ローブ信号の時間幅だけ発熱体7に電流を流し、これに
応じて発熱体7は発熱する。
ドラム8の周面上には記録紙10が巻きつれられ、その
上にインク紙9が重ねられてサーマルヘッド5により押
し付けられている。中間調制御部2によって指定された
通電時間に従って発熱体7の発熱量が変化し、発熱量に
応じたインクがインク紙9から記録紙10に転写され中
間調記録が行われる。
次に、通電データ算出部3での詳細な動作について説明
する。
第2図は、記録中に通電データ算出部3にAZD部20
1を介して入力される温度センサ6からの温度データの
変化で、縦軸は温度データ(ディジタルデータ)、横軸
はプリントライン数である。
ここで、温度センサ6における温度データの変化は、温
度センサ6の抵抗変化、あるいは温度センサ6に微tJ
\な一定電流を流した時の電圧変化として扱われる。
第2図において、実線は実際のセンサ6からの温度デー
タ変化を示している。通電データ算出部3ではA/D部
201を介して入力される温度データと、記録開始から
指定したライン数(第2図においては、Mライン)の記
録が終了するまでの間、付加温度データを加算して、こ
の合成温度データを温度データとして扱う。ここで、付
加温度データは予め通電データ算出部3に内蔵されてい
る。第2図において点線で示す変化が、実線で示す温度
データに付加温度データを加算した合成温度データを示
している。(点線と実線で囲まれた斜線部分が付加温度
データを示している。)次に、Mライン以降の記録では
、第2図において実線で示す温度センサ6からの実際の
温度データを扱う。
以上の動作で、通電データ算出部3では、記録開始から
指定したライン数を記録する間、実際の温度センサ6で
の温度よりも低い温度での通電時間データ、即ち、実際
の温度データでの通電時間デ−夕よりも長い通電時間デ
ータを算出することになる。通電データ算出部3では、
複数の付加温度データを内蔵していて、記録前に検出さ
れる温度データに応じて、最適な付加温度データを選択
、付加される。
次に、本発明における通電時間データ算出の動作を説明
する。
第3図は、第1図における通電データ格納部4に格納さ
れている通電時間データの一例を示す。
第3図において、曲線A、B、Cは、それぞれ代表的な
3つの異なる温度50℃、35℃、20℃を表現する代
表温度曲線であり、サーマルヘッドへの印加電圧を一定
とした時の代表的な階調(本実施例では、3 、7 、
11.15.19.31.55.63階調)と通電時間
データとの関係を示している。この代表温度曲線は、各
温度において、同一の階調対濃度特性を有するようにあ
らかじめ設計されている。
以下に第1図及び第3図により、通電時間算出の動作に
ついて説明する。
記録命令があると、第1図の温度センサ6がサーマルヘ
ッド5の温度を検出し、温度データTがA/D部201
を介して通電データ算出部3に入力される。
通電データ算出部3では、入力された温度データTにプ
リントライン数に応じた所定の付加温度データを加算し
て、合成された温度データTiを得る。
温度データT i =40℃の場合には、第3図の曲線
A、B及びCの中からT i =40℃に最も近い曲線
2種を選択し、曲線A(50℃)と曲線B(35°C)
のデータと、各階調データをもとに、図中のTi曲線を
生成する。このように、第1図の通電データ格納部4に
は、代表的な温度数種をパラメータとした階調対通電時
間のデータが格納されており、このデータ間に温度デー
タTiをパラメータとする階調対通電時間データを任意
に生成することができる。
温度データTiに対するTi曲線が第3図に示すごとく
生成されると、入力画像の快調に応じて通電時間を算出
する事が可能となる。第3図の実施例の階調は、3〜6
3までの8階調であるが、実際の入力画像では8階調以
外の任意階調が入力される。この場合には、各温度曲線
のデータを直線的に補間する事によって、任意階調に対
する温度データTiの通電時間を算出する。
以上、合成温度データT1に応した全ての階調での通電
時間データ(以下、実通電時間データという)の算出方
法を説明した。モノクロの単色プリントの場合には、第
3図の通電時間データは1種類のみ用意しておけば良い
が、カラープリントの場合では、2色もしくは3色のイ
ンク紙を用いるため、通電時間データも各色別に複数分
だけ用意しておく必要がある。
第4図は、第1の実施例による動作結果を示すものであ
る。第4図(a)は、第1図の中間調制御部2に入力さ
れる画像信号源1の信号の一例であって、縦軸は画像信
号の入力階調レベル、横軸はプリントライン数である。
第4図(a)の例の場合、ある一定のレベルの画像信号
が入力されている。第4図(b)は、第4図(a)で示
した画像信号で記録される画像の濃度変化を示しており
、縦軸は記録濃度、横軸はプリントライン数である。
温度センサからの温度データをそのまま入力し、その温
度データにおける通電時間データのみで記録を行なう従
来方式では、図の点線で示すように記録開始直後では、
所定の記録濃度に到達せず低濃度に記録されてしまい、
また、記録の進行に伴いサーマルヘッドの発熱体の発熱
により、サーマルヘッドに蓄熱され、所定の記録濃度よ
りも徐々に高濃度に記録されてしまう。
これに対して、記録の1ライン毎に濃度センサからの温
度データを入力し、さらに記録開始直後には所定の付加
温度データを温度データに加算する本発明では、実線に
示すように記録すべき画像信号に対して、所定の記録濃
度で記録することができる。
第5図は本発明による熱転写記録装置の第2の実施例を
示すブロック図であって、31は通電データ算出部、2
02はA/D部であり、その他、第1図に示す実施例と
同等の部材には、同一番号を付した。
第5図において、サーマルヘッド5に取り付けられた温
度センサ6からのアナログの温度データは、A/D部2
02においてディジタルデータに変換され通電データ算
出部31に入力される。この時、通電データ算出部31
では後述するように、記録開始から指定したプリントラ
イン数の間、AZD部202に付加温度データを送る。
A/D部202では、この付加温度データを温度センサ
6からの温度データに加算して合成温度データとして通
電データ算出部31に出力する。通電データ算出部31
では、1ライン毎に入力された合成温度データに応じて
通電データ格納部4から必要な通電データを読み出し、
通電時間データを算出する。中間調制御部2では、1ラ
イン毎に通電データ算出部31より出力される階調番号
に応じたサーマルヘッド5への通電時間データを受は取
り、サーマルヘッド5にこの通電時間に応じた時間幅の
ストローブ信号を送る。サーマルヘッド5は入力された
ストローブ信号の時間幅だけ発熱体7に電流を流し、こ
れに応じて発熱体7は発熱する。以下の動作は第1図に
示す実施例と同様のため、ここではその説明を省略する
次に、第5図における通電時間データ算出の詳細な動作
について説明する。
第6図は、記録中に第5図のA/D部202から出力さ
れる合成温度データの変化で、縦軸は温度データ(ディ
ジタルデータ)、横軸はプリントライン数である。
第6図において、実線は第5図のA/D部202に入力
される実際の温度センサ6からの温度データ変化を示し
ている。通電データ算出部31では記録開始から指定し
たライン数(第6図においては、Pライン)の記録が終
了するまでの間、A/D部202に付加温度データを送
る。A/D部202では、通電データ算呂部31から入
力される付加温度データと、温度センサ6から入力され
る温度データとを加算し、合成温度データとして通電デ
ータ算出部31に出力する。第6図において、点線で示
す変化が、実線で示す温度データに付加温度データを加
算した合成温度データを示している。(点線と実線で囲
まれた斜線部分が付加温度データを示している。)Pラ
イン以降、第5図の通電データ算出部31は、第6図に
おいて実線で示す第5図の温度センサ6での実際の温度
データを扱う。以上の動作で、通電データ算出部31に
は記録開始から指定したライン数を記録する間合成温度
データが入力され、実際の温度センサ6での温度よりも
低い温度での通電時間データ、即ち、実際の温度データ
での通電時間データよりも長い通電時間データが算出さ
れることになる。この結果、ある一定レベルの画像信号
に対して、所定の記録濃度で記録をすることができる。
第7図は本発明による熱転写記録装置の第3の実施例を
示すブロック図であって、32は通電データ算出部、3
01は温度データ合成部であり、その他、第1図に示す
実施例と同等の部材には、同一番号を付した。
第7図において、サーマルヘッド5に取り付けられた温
度センサ6からのアナログの温度データは、A/D部2
01においてディジタルデータに変換された後、温度デ
ータ合成部301に入力される。この時、通電データ算
出部32では後述するように、記録開始から指定したプ
リントライン数を記録する間、温度データ合成部301
に付加温度データを送る。温度データ合成部301ては
、この付加温度データを温度センサ6からの温度データ
に加算して合成温度データとして通電データ算出部32
に出力する。通電データ算出部32ては、1ライン毎に
入力された合成温度データに応じて通電データ格納部4
から必要な通電データを読み出し、通電時間データを算
出する。中間調制御部2では、1ライン毎に通電データ
算出部32より出力される階調番号に応じたサーマルヘ
ッド5への通電時間データを受は取り、サーマルヘッド
5にこの通電時間に応じた時間幅のストローブ信号を送
る。サーマルヘッド5は入力されたストローブ信号の時
間幅だけ発熱体7に電流を流し、これに応じて発熱体7
は発熱する。以下の動作は第1図に示す実施例と同様の
ため、ここではその説明を省略する。
欣に、第7図における通電時間データ算出の詳細な動作
について説明する。
第8図は、記録中に温度データ合成部301から出力さ
れる合成温度データの変化で、縦軸は温度データ(ディ
ジタルデータ)、横軸はプリントライン数である。
第8図において、実線は第7図のA/D部201から出
力される実際の温度センサ6からの温度データを示して
いる。通電データ算出部32では記録開始から指定した
ライン数(第8図においては、Qライン)の記録が終了
するまでの間、温度データ合成部301に付加温度デー
タを送る。温度データ合成部301では、通電データ算
出部32から入力される付加温度データと、A/D部2
01から入力される温度データとを加算し、合成温度デ
ータとして通電データ算出部32に出力する。第8図に
おいて、点線で示す変化が、実線で示す温度データに付
加温度データを加算した合成温度データの変化を示して
いる。(点線と実線で囲まれた斜線部分が付加データを
示している。)Qライン以降、第7図の通電データ算出
部32は、第8図において実線で示す実際の温度デ〒り
を扱う。以上の動作で、通電データ算出部32には合成
温度データが入力され、実際の温度センサ6での温度よ
りも低い温度での通電時間データ、即ち、実際の温度デ
ータでの通電時間データよりも長い通電時間データが算
出されることになる。この結果、ある一定レベルの画像
信号に対して、所定の記録濃度で記録をすることができ
る。
第9図は本発明による熱転写記録装置の第4の実施例を
示すブロック図であって、33は通電データ算出部、3
02は温度データ合成部、401は付加データ格納部で
あり、その他、第1図に示す実施例と同等の部材には、
同一番号を付した。
第9図において、サーマルヘッド5に取り付けられた温
度センサ6からの温度データは、A 、/ D部201
においてディジタルデータに変換された後、温度データ
合成部302、および付加データ格納部401に入力さ
れる。この時、通電データ算出部33では後述するよう
に、記録開始から指定したプリントライン数の間、付加
データ格納部401に入力されるA/D部201からの
温度データに応して、付加データ格納部401から所定
の付加温度データを温度データ合成部302に出力する
温度データ合成部302では、この付加温度データをA
/D部201からの温度データに付加して合成温度デー
タとして通電データ算出部32に出力する。通電データ
算出部33では、1ライン毎に入力された合成温度デー
タに応じて通電データ格納部4から必要な通電データを
読み出し、通電時間データを算出する。中間調制御部2
では、1ライン毎に通電データ算出部33より出力され
る階調番号に応じたサーマルヘッド5への通電時間デー
タを受は取り、サーマルヘッド5にこの通電時間に応じ
た時間幅のストローブ信号を送る。サーマルヘッド5は
入力されたストローブ信号の時間幅だけ発熱体7に電流
を流し、これに応じて発熱体7は発熱する。以下の動作
は第1図に示す実施例と同様のため、ここではその説明
を省略する。
次に、第9図における通電時間データ算出の詳細な動作
について説明する。
第10図は、記録中に第9図の温度データ合成部302
から出力される合成温度データの変化で、縦軸は温度デ
ータ(ディジタルデータ)、横軸はプリントライン数で
ある。
第10図において、実線はA/D部201から入力され
る実際の温度センサ6からの温度データを示している。
通電データ算出部33では記録開始から指定したライン
数(第10図においては、Rライン)の記録が終了する
までの間、付加データ格納部401に入力される温度デ
ータに応じた付加温度データを付加データ格納部401
から温度データ合成部302に出力させる。温度データ
合成部302では、付加データ格納部401から出力さ
れる付加温度データと、A/D部201から出力される
温度データとを合成し、合成温度データとして通電デー
タ算出部33に出力する。第10図において、点線で示
す変化が、実線で示す温度データに付加温度データを加
算した合成温度データを示している。
(点線と実線で囲まれた斜線部分が付加データ)Rライ
ン以降、第9図の通電データ算出部33は第11図にお
いて実線で示す実際の温度データを扱う。
以上の動作で、通電データ算呂部33には合成温度デー
タが入力され、実際の温度センサ6での温度よりも低い
温度での通電時間データ、即ち、実際の温度データでの
通電時間データよりも長い通電時間データが算出される
ことになる。この結果、ある一定レベルの画像信号に対
して、所定の記録濃度で記録をすることができる。
第11図は本発明による熱転写記録装置の第5の実施例
を示すブロック図であって、34は通電データ算出部、
601は温度センサ電圧合成部であり、その他、第1図
に示す実施例と同等の部材には、同一番号を付した。
第11図において、サーマルヘッド5に取り付けられた
温度センサ6からの電圧データは、−旦、温度センサ電
圧合成部601に入力される。この時、通電データ算出
部34では後述するように、記録開始から指定したプリ
ントライン数までの間、温度センサ電圧合成部601に
対して、温度センサ6からの電圧変化に所定の電圧を加
算すべき付加温度電圧データを出力する。温度センサ電
圧合成部601は、温度センサ6からの電圧データと付
加温度電圧データを加算して合成温度電圧データを算出
する。A/D部201では、この合成温度電圧データを
ディジタルデータに変換した後、合成温度データとして
通電データ算出部34に出力する。
通電データ算出部34では、1ライン毎に入力された合
成温度データに応じて通電データ格納部4から必要な通
電データを読み出し、通電時間データを算出する。中間
調制御部2では、1ライン毎に通電データ算出部34よ
り出力される階調番号に応じたサーマルヘッド5への通
電時間データを受は取り、サーマルヘッド5にこの通電
時間に応じた時間幅のストローブ信号を送る。サーマル
ヘッド5は入力されたストローブ信号の時間幅だけ発熱
体7に電流を流し、これに応じて発熱体7は発熱する。
以下の動作は第1図に示す実施例と同様のため、ここで
はその説明を省略する。
次に、第11図における通電時間データ算出の詳細な動
作について説明する。
第12図は、記録中に第11図の温度センサ電圧合成部
601に入力される温度センサ6からの電圧データと、
温度センサ電圧合成部601から出力される合成温度デ
ータの変化で、縦軸は電圧データ(アナログデータ)、
横軸はプリントライン数である。
第12図において、実線は温度センサ電圧合成部601
に入力される実際の温度センサ6からの電圧データを示
している。通電データ算出部34では記録開始から指定
したライン数(第12図においては、Sライン)の記録
が終了するまでの間、温度センサ電圧合成部601を制
御して所定の付加電圧を温度センサ6からの電圧データ
に加算し、合成温度電圧データとしてA/D部201に
出力する。A/D部201では、温度センサ電圧合成部
601からの合成温度データ電圧をディジタルデータに
変換した後、合成温度データとして通電データ算出部3
4に出力する。第13図において、点線で示す変化が、
実線で示す温度電圧データに付加電圧データを加算した
合成温度電圧データの変化を示している。(点線と実線
で囲まれた斜線部分が付加電圧データ)Sライン以降、
通電データ算出部34は第12図において実線で示す実
際の温度データを扱う。以上の動作で1通電データ算出
部34には合成温度データが入力され、実際の温度セン
サ6での温度よりも低い温度での通電時間データ、即ち
、実際の温度データでの通電時間データよりも長い通電
時間データが算出されることになる。この結果、ある一
定レベルの画像信号に対して、所定の記録濃度で記録を
することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、サーマルヘッド
に設けた温度センサで検出される温度データをディジタ
ルデータに変換したあとの温度データに、記録開始から
指定したライン数を記録する間、温度センサでの温度デ
ータより低い湿度を示すディジタルの付加温度データを
付加して合成温度データとし、この合成温度データに基
づいて通電時間データを算出し、記録する。このため、
実際の温度センサの温度データでの通電時間よ先長い通
電時間で記録するので、記録開始直後の言1録濃度の低
下を防止し、一定の記録凛度を得ることができる。
また、温度センサで検出される温度データに詣録開始か
ら指定したライン数を記録する間、温パセンサでの温度
データより低い温度を示すアナ【グの付加温度データを
付加して合成温度データとした後、ディジタルデータに
変換する。この合が温度データに基づいて通電時間デー
タを算出し、記録する。これによっても、実際の温度セ
ンサC温度データでの通電時間より長い通電時間で記鋪
するので、記録開始直後の記録濃度の低下を防廿し、一
定の記録濃度を得ることができる。
さらに、記録開始から指定したライン数の記N以降は、
温度センサからの温度データに基づいて通電時間データ
を算出し、記録するので、サーマルヘッドの温度によら
ず、安定した記録が行わわる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による熱転写記録装置の第1の実施例を
示すブロック図、第2図は第1図における付加温度デー
タを説明する図、第3図は第1図における通電データ格
納手段に格納されるデータの一具体例を示す図、第4図
は第1図における入力画像の階調と、この階調を処理し
た記録濃度を示す図、第5図は本発明による熱転写記録
装置の第2の実施例を示すブロック図、第6図は第5図
における付加温度データを説明する図、第7図は本発明
による熱転写記録装置の第8の実施例を示すブロック図
、第8図は第7図における付加温度データを説明する図
、第9図は本発明による熱転写記録装置の第4の実施例
を示すブロック図、第10図は第9図における付加温度
データを説明する図、第11図は本発明による熱転写記
録装置の第5の実施例を示すブロック図、第12図は第
1I図における付加温度データを説明する図、第13図
は感熱階調記録における発熱体の温度による発色濃度の
変化を示す図、第14図は従来の装置において入力画像
に対する記録1度の変化を示す図である。 2 中間調制御部、 3 、31.32.33.34・通電データ算出部、4
・・通電データ格納部、 5 サーマルヘッド、 6・・温度センサ、 201、202・・・A/D部、 301、302・・・温度データ合成部、401・・・
付加データ格納部、 601・−・温度センサ電圧合成部。 纂 図 隼 図 集 ヰ 図 (b) プリントライン表 集 図 プリ′外ライン数 阜 I3 図 11騎間 箒 !4  図 (b)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録紙に重ねられインク紙にサーマルヘッドを当
    接し、通電によって前記サーマルヘッドの発熱体を発熱
    させ、通電時間に応じて前記発熱体から前記インク紙へ
    の印加熱量を変化させることにより、前記記録紙に階調
    記録を行うようにした熱転写記録装置において、 前記サーマルヘッドの温度を検出する温度検出手段と、 予め設定される1もしくは複数の特定温度毎に複数の特
    定階調各々に対する通電時間を表す代表通電時間データ
    を格納した通電データ格納手段と、 前記温度検出手段から出力される温度データに予め設定
    されたライン数を記録する間、付加温度データを付加し
    て合成温度データとする合成手段と、 前記合成温度データに応じて1ライン毎に前記通電デー
    タ格納手段から所定の通電時間データを読み出して前記
    サーマルヘッドへの通電時間データを算出する通電デー
    タ算出手段とを備え、 前記合成温度データを前記温度データよりも低い温度デ
    ータで構成したことを特徴とする熱転写記録装置。
  2. (2)請求項1において、前記温度検出手段から出力さ
    れる温度データをA/D変換したのち、ディジタルの付
    加温度データを前記温度データに付加する構成としたこ
    とを特徴とする熱転写記録装置。
  3. (3)請求項1において、前記温度検出手段から出力さ
    れる温度データに、アナログの付加温度データを付加し
    たのち、A/D変換する構成としたことを特徴とする熱
    転写記録装置。
  4. (4)請求項1、2または3において、複数種の付加温
    度データを格納する付加温度データ格納手段を備え、記
    録開始前に前記温度検出手段で検出される温度データに
    応じて、前記付加温度データ格納手段から1種類の付加
    温度データを選択し、前記温度データに付加する構成と
    したことを特徴とする熱転写記録装置。
JP13129790A 1990-05-23 1990-05-23 熱転写記録装置 Pending JPH0427566A (ja)

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